JP2014073267A - 化粧料容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】化粧料容器を、塗布部、化粧料貯蔵部、化粧料貯蔵部における貯蔵区画内の半固形状の化粧料を流路を介して押し出して塗布部に設けた吐出口から塗布部の表面に吐出させる押し出し機構部、電源部及びLED光源を備えた容器本体と蓋体とを有する繰り出し用化粧料容器であって、LED光源を塗布部の近傍に設けると共に、電源部における電源とLED電源とを導通させる導体を設けたものとする。
【選択図】図2
Description
LED光源は、紫外線を含まないため、肌に有効な波長を特定して照射することにより、新陳代謝を促進して肌の持つ本来の再生力が取り戻せ、例えば、青色波長の光が、アクネ菌の生成するポリフィリンに集中するため、ニキビ肌に効果があり、赤色波長の光が、血行を促進して、新陳代謝を促すほか、コラーゲンの浸透をサポートする等の効果が得られると報告されている。しかしながら、マッサージ具などの先端にLED光源を設置したものは知られているが、化粧用具の先端にLED光源を設置したものは知られていない。
すなわち、本発明は、塗布部、化粧料貯蔵部、化粧料貯蔵部における貯蔵区画内の半固形状の化粧料を流路を介して押し出して塗布部に設けた吐出口から塗布部の表面に吐出させる押し出し機構部、電源部及びLED光源を備えた容器本体と蓋体とを有する繰り出し用化粧料容器であって、LED光源を塗布部の近傍に設けると共に、電源部における電源とLED光源とを導通させる導体を設けてなる化粧料容器、及び前記の化粧料容器における化粧料貯蔵部に半固形状の化粧料が収納されてなる化粧用具に関する。
〔化粧料容器〕
本発明の化粧料容器は、図1に示すように、容器本体1と、容器本体1に脱着可能な蓋体2とから構成されている。
以下に、本発明の第1実施形態及び第2実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図2から図4を参照して、本発明に係る第1実施形態の化粧料容器の説明をする。
容器本体1は、図2に示すように、化粧料貯蔵部12と、化粧料貯蔵部12から化粧料を供給する押し出し機構部13と、押し出し機構部13によって供給された化粧料を塗布するための塗布部11と、電源部14及びLED光源15を備えている。
電源部14と化粧料貯蔵部12とを、押し出し機構部13により互いに隔てた位置に設けると共に、LED光源15を塗布部11の近傍に設けている。
塗布部11の中央付近に設けた吐出口11aと化粧料貯蔵部12における貯蔵区画12aの内部とは、流路12bにより連通している。
貯蔵区画12aの外側にはカバー部12dを備えている。
カバー部12dには、貯蔵区画12a内の化粧料の残量を確認できる窓を設けるのが好ましい。
但し、スイッチ14cは、必ずしも電源部14に設ける必要はなく、導体14aの任意の場所に設けることもできる。
また、LED光源15と電源部14との間に、LED光源15を制御するための基板を、導体14aの一部に形成する形で介在させることが好ましく、かかる基板は、一定時間が経過すると消灯するタイマー(時限消灯)回路やタッチセンサ回路、点滅回路等の各種の電子回路を付加可能なものであることが好ましい。
押し出し機構部13の方式としては、種々の公知の方式を採ることができ、例えば、外筒部分を回転させることにより、内面に雌ネジを形成したピストンロッドガイドを連動して回転させ、それにより、当該雌ネジに螺合する雄ネジを周面に有するピストンロッドをピストンロッドガイドの回転数とネジ山のピッチに応じた一定の長さだけ前進させて、ピストンロッドの先端に設けたピストンで貯蔵区画12a内の化粧料を流路12b方向に押し出す形の回転繰上げ式がある。この回転繰上げ式は、口紅用具に通常用いられる方式であるため、口紅用具に慣れている使用者は、使用感が変わることなく使用できる。
この回転繰上げ式以外の方式としては、側部や終端部に設けたボタンをノックすることによりピストンロッドガイドを回転させ、それにより、回転繰上げ式と同様にピストンを前進させて貯蔵区画12a内の化粧料を流路12b方向に押し出す形のサイドノック式やバックノック式を挙げることができる。
図2(A)は、使用開始前の状態を示すもので、ピストンロッド13aの先端に設けたピストン13bは、貯蔵区画12aの右端に位置しているが、(B)は、化粧料の7割程度を使用した後の状態を示すもので、ピストン13bは貯蔵区画12aの中央より左寄りの位置にまで移動している。
次に、図5を参照して、本発明に係る第2実施形態の化粧料容器の説明をする。なお、第1実施形態の化粧料容器と同一の構成部分については、図5中に同じ符号を付すのみで、その説明を省略する。
前記の図2〜4に示す例においては、電源14bにはボタン電池を使用しているが、第2実施形態はフィルム電池(薄型リチウム電池)を使用して、小型化、軽量化を図ったものである。
図5は、電源14bとしてフィルム電池を使用した例であり、電源14b(フィルム電池)を、化粧料貯蔵部12における貯蔵区画12aの周囲に巻きつける形に配している。
図示はしていないが、電源14bとLED光源15とを導通する導体14aの途中には、スイッチ及び基板を設けている。
第2実施形態の場合は、小型化、軽量化が可能であると共に、電気系統部分すべてを回転させる部分より先端方向に配することができるため、回転繰上げ式の押し出し機構としても導体にねじれが生じる心配がない。また、電池は電力消費時にのみ僅かに発熱するが、化粧料貯蔵部12における貯蔵区画12aの周囲に巻きついているので、化粧料がその僅かな熱により暖められて、より柔らかくなり、吐出した化粧料の乗りが良くなる、という効果が得られるので好ましい。
この「塗布部の近傍」とは、塗布部11の裏面側の塗布部11に近い位置である。図2〜4に示す例のように、塗布部11の裏面の中央部であるのが好ましいが、塗布部11の周縁近傍、即ち、図5に示す例の如く、塗布部11の裏面の側面寄りの位置であっても、また、容器本体1の側面の塗布部11に近い位置であってもよい。
この場合、化粧料並びに塗布部11を形成する樹脂及びLED光源15が樹脂に内包されている場合のLED光源15を内包する樹脂の種類を選ぶことにより、透過する光量を調節し、更に、種々の装飾効果、例えば、化粧料及び樹脂を透過した光により、全体がほんのり光る装飾効果等を得ることができる等の、デザイン性に優れている。
また、化粧料にパール剤やラメ剤といった光輝性粉体を含有させ、化粧料基材に対して0.1%以上であって15重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料、より好ましくは化粧料基材に対して0.5%以上であって10重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料、とすることにより、光を分散させて、装飾効果を更に高めることができる。
更にまた、塗布部11の裏面にダイヤモンドカットを施したり、金属を蒸着したりして、光量を調整したり、装飾効果を更に高めることもできる。
流路12bは、図2〜4に示す如く、LED光源15に近接した位置に設けることが好ましく、それにより化粧料がLED光源15の僅かな熱により暖められて、より柔らかくなり、化粧料の乗りが良くなる、という効果が得られる。
しかし、一時貯蔵区画12cに近接した位置にLED光源15を設けている場合において、一時貯蔵区画12c内にある化粧料は、塗布時はLED光源15のわずかな熱によって化粧料が若干膨張し、塗布後はLED光源15が切られて冷やされるので、収縮する。そのため、吐出口11aにある細い吐出口の化粧料の先端は、若干後退する。この効果は、室温とLED光源15近傍の温度との差が大きいほど顕著である。
体積変化する(熱を受ける)化粧料の量が多ければ、それによって化粧料の先端が後退する長さをできるだけ大きくすることができるのであり、そのためには、先端に少し大きめ、好ましくは0.05ml以上であって1.0ml以下である、より好ましくは0.1ml以上であって0.5ml以下である一時貯蔵区画12cがある事が好ましい。
また塗布部11を小さくするためにも、熱を伝えるためにも、LED光源15と吐出口11a及び一時貯蔵区画12cの間はできる限り接近していた方が望ましい。
而して、LED光源15から吐出口11aまでの最短距離は15mm以下であることが好ましく、LED光源15から一時貯蔵区画12cにおけるLED光源15に最も近い内壁までの距離は5mm以下であることが好ましい。
また、光の導通のためにも、熱の導通のためにも、LED光源15を収納する区画における吐出口11a及び一時貯蔵区画12cの方向の樹脂層はできる限りLED光源15に近接させ、又、その樹脂層の厚さは薄いほうが好ましい。
LED光源15を収納する区画における吐出口11a及び一時貯蔵区画12cの方向の樹脂層の厚さは、1.5mm未満とするのが好ましい。
図6は、摺動接触による導通方式の例を示す模式図である。
2個のリング状の金属R、Lのうち、Rは電源部のプラス側に導通しており、Lは略対向する側で電源部のマイナス側に導通している。
また、2個のリング状の金属R’、L’のうち、R’はLED光源15の基板のプラス端子に導通しており、L’はLED光源の基板のマイナス端子に導通している。
そして、R’を覆うようにRが、L’を覆うようにLが設けられており、外筒部分の回転と共にRがR’上で、LがL’上で各々摺動するため、電源部のプラス側と基板のプラス端子とが、また、電源部のマイナス側と基板のマイナス端子とが常に導通して、LED光源15へ電池の電力が供給される。
この構成により、回転繰上げ式であっても、導体などが回転によってねじれて破損してしまうことなく、かつ常に導電を保持しLED光源15へ電力を供給する事ができるため、好ましい。
而して、全体がほんのり光る装飾効果を求める場合には、この要件を満たす樹脂の内の全光線透過率が比較的低い樹脂を選択し、より明るく照らす効果を求める場合には、この要件を満たす樹脂の内の全光線透過率が比較的高い樹脂を選択すれば良い。塗布部11を形成する樹脂及びLED光源15が樹脂に内包されている場合のLED光源15を内包する樹脂は、光を透過する樹脂であればよく、着色してあってもよい。
また、単純ON・OFFのスイッチとセンサー用ONのスイッチを組み合わせてもよい。
各種のタッチスイッチ、例えば、人体とスイッチパネルでコンデンサーを構成しており、電極は絶縁されていて金属部分は表に出ていないスイッチパネルに指を近づけることによる静電容量の変化を利用する静電容量式タッチスイッチや、スイッチパネル自体が金属でできていて、皮膚表面の電位を測定・利用する、人体を直接アースとして利用した、皮膚表面の電位を検出する帯電式タッチスイッチも使用することができる。
例えば、化粧料を塗布するという動作にのみ使用されるものである場合は、回転繰上げ式における回転、ノック式におけるノックといった、化粧料の吐出動作に連動するスイッチとして、塗布するときのみLED光源15を点灯することができるが、併せて、一定時間が経過した後、消灯する構成(オートオフ)とすれば、点灯・消灯のためのスイッチ操作の手間も省けるため好ましい。
何れの場合も、一定時間が経過すると消灯する構成(オートオフ)にすることにより、蓋体2のつけ忘れなどによる無駄な電力の消費を防止できる。
なお、電池を例えばUSB(Universal Serial Bus)電源で充電可能なものとすることもでき、その場合は、USB端子を設ける。
また、LED光源15を複数設け、且つ、LED光源15毎に点滅可能とすることにより、光量を調整したり、装飾効果を高めることもできる。
本発明の化粧用具は、上記の化粧料容器における化粧料貯蔵部に半固形状の化粧料が収納されてなる化粧用具である。
化粧料は、リップ用の化粧料、特にリップメイクを施す為の、リップグロス、リップライナー等であって、押し出し機構部13により押し出し可能な半固形状の化粧料であり、融点が20〜30℃の油剤を含むものが好ましい。
また、化粧料にパール剤やラメ剤といった光輝性粉体を含有させ、化粧料基材に対して0.1%以上であって15重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料、より好ましくは化粧料基材に対して0.5%以上であって10重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料とすることにより、光を分散させて、装飾効果を更に高めることができる。
本発明の化粧用具における化粧料の漏れ防止方法は、上記したように化粧料容器を構成することにより、LED光源を点灯することにより発生する熱で半固形状の化粧料を加熱・膨張させた状態で吐出口から塗布部の表面に吐出させると共に、LED光源を消灯することにより加熱・膨張させた化粧料を冷却・収縮させて、化粧料の先端を吐出口から後退させる方法であり、化粧用具における吐出口からの化粧料の漏れを防止することができる。
なお、本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明は下記<1>に記載の化粧料容器である。
<1>塗布部、化粧料貯蔵部、化粧料貯蔵部における貯蔵区画内の半固形状の化粧料を流路を介して押し出して塗布部に設けた吐出口から塗布部の表面に吐出させる押し出し機構部、電源部及びLED光源を備えた容器本体と蓋体とを有する繰り出し用化粧料容器であって、LED光源を塗布部の近傍に設けると共に、電源部における電源とLED光源とを導通させる導体を設けてなる化粧料容器。
<2>LED光源を塗布部の裏面側に設けた、前記<1>に記載の化粧料容器。
<3>化粧料貯蔵部における貯蔵区画の外側をカバー部で覆った、前記<1>又は<2>に記載の化粧料容器。
<4>カバー部の一部に、貯蔵区画内の化粧料の残量を確認するための窓を設けた、前記<3>に記載の化粧料容器。
<5>電源部と化粧料貯蔵部とを押し出し機構部によって互いに隔てた位置に設けた、前記<1>〜<4>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<6>フィルム電池を化粧料貯蔵部における貯蔵区画の周囲に巻きつける形に配して、電源部における電源として用いる、前記<1>〜<4>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<7>LED光源を制御するための基板を、導体の一部として設けた、前記<1>〜<6>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<8>基板に一定時間が経過すると消灯するタイマー(時限消灯)回路やタッチセンサ回路、点滅回路等の各種の電子回路を付加可能としたものである、前記<7>に記載の化粧料容器。
<9>塗布部をJISK7361に基づいて厚さ1.5mmのフィルムについて測定した全光線透過率が50%以上、好ましくは65%以上、より好ましくは80%以上の樹脂で形成した、前記<1>〜<8>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<10>LED光源をJISK7361に基づいて厚さ1.5mmのフィルムについて測定した全光線透過率が50%以上、好ましくは65%以上、より好ましくは80%以上の樹脂で内包してなる、前記<1>〜<9>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<11>押し出し機構部が回転繰上げ式の繰り出し機構を使用したものである、前記<1>〜<10>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<12>押し出し機構部がバックノック式の繰り出し機構を使用したものである、前記<1>〜<10>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<13>押し出し機構部がサイドノック式の繰り出し機構を使用したものである、前記<1>〜<10>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<14>半固形状の化粧料が透明又は半透明であって、塗布部とLED光源との間に化粧料貯蔵部における貯蔵区画から押し出して塗布部の表面に吐出させる前の化粧料を一旦貯蔵するための一時貯蔵区画を設けた、前記<1>〜<13>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<15>前記<1>〜<14>のいずれかに1に記載の化粧料容器における化粧料貯蔵部に半固形状の化粧料が収納されてなる化粧用具。
<16>LED光源を点灯することにより発生する熱で半固形状の化粧料を加熱・膨張させた状態で吐出口から塗布部の表面に吐出させると共に、LED光源を消灯することにより加熱・膨張させた化粧料を冷却・収縮させて、化粧料の先端を吐出口から後退させる、前記<15>の化粧用具における化粧料の漏れ防止方法。
<17>一時貯蔵区画の容量が0.05ml以上であって1.0ml以下であり、好ましくは0.1ml以上であって0.5ml以下である、前記<14>に記載の化粧料容器。
<18>LED光源から吐出口までの最短距離が15mm以下である、前記<14>、<16>又は<17>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<19>LED光源から一時貯蔵区画におけるLED光源に最も近い内壁までの距離は5mm以下である、前記<14>、<17>又は<18>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<20>LED光源を収納する区画における吐出口及び一時貯蔵区画の方向の樹脂層の厚さ(N)は、化粧料貯蔵部を形成する樹脂層の厚さ(M)よりも薄く、好ましくは、N/M<0.7の関係である、前記<14>、<17>〜<19>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<21>化粧料の融点が20〜30℃である、前記<15>に記載の化粧用具。
<22>化粧料がリップグロス又はリップライナーである、前記<15>又は<21>に記載の化粧用具。
<23>化粧料がパール剤やラメ剤等の光輝性粉体を含有し、化粧料基材に対して0.1%以上であって15重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料、より好ましくは化粧料基材に対して0.5%以上であって10重量%以下である光輝性粉体を含有する、前記<15>、<21>又は<22>に記載の化粧用具。
<24>化粧用具が融点が20〜30℃の化粧料を収納したものである、前記<16>に記載の化粧用具における化粧料の漏れ防止方法。
<25>化粧用具がリップグロス又はリップライナーを収納したものである、前記<16>又は<24>に記載の化粧用具における化粧料の漏れ防止方法。
<26>化粧用具がパール剤やラメ剤といった光輝性粉体を含有させ、化粧料基材に対して0.1%以上であって15重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料、より好ましくは化粧料基材に対して0.5%以上であって10重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料を収納したものである、前記<16>、<24>又は<25>に記載の化粧用具における化粧料の漏れ防止方法。
2:蓋体
11:塗布部
11a:吐出口
12:化粧料貯蔵部
12a:貯蔵区画
12b:流路
12c:一時貯蔵区画
12d:カバー部
13:押し出し機構部
13a:ピストンロッド
13b:ピストン
13c:ピストンロッドガイド
13d:ボタン
14:電源部
14a:導体
14b:電源
14c:スイッチ
15:LED光源
Claims (13)
- 塗布部、化粧料貯蔵部、化粧料貯蔵部における貯蔵区画内の半固形状の化粧料を流路を介して押し出して塗布部に設けた吐出口から塗布部の表面に吐出させる押し出し機構部、電源部及びLED光源を備えた容器本体と蓋体とを有する繰り出し用化粧料容器であって、LED光源を塗布部の近傍に設けると共に、電源部における電源とLED光源とを導通させる導体を設けてなる化粧料容器。
- LED光源を塗布部の裏面側に設けた、請求項1に記載の化粧料容器。
- 化粧料貯蔵部における貯蔵区画の外側をカバー部で覆った、請求項1又は2に記載の化粧料容器。
- カバー部の一部に、貯蔵区画内の化粧料の残量を確認するための窓を設けた、請求項3に記載の化粧料容器。
- 電源部と化粧料貯蔵部とを押し出し機構部によって互いに隔てた位置に設けた、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧料容器。
- フィルム電池を化粧料貯蔵部における貯蔵区画の周囲に巻きつける形に配して、電源部における電源として用いる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧料容器。
- LED光源を制御するための基板を、導体の一部として設けた、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化粧料容器。
- 基板がセンサーを付加可能としたものである、請求項7に記載の化粧料容器。
- 押し出し機構部が回転繰上げ式の繰り出し機構を使用したものである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化粧料容器。
- 押し出し機構部がバックノック式の繰り出し機構を使用したものである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化粧料容器。
- 押し出し機構部がサイドノック式の繰り出し機構を使用したものである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化粧料容器。
- 半固形状の化粧料が透明又は半透明であって、塗布部とLED光源との間に化粧料貯蔵部における貯蔵区画から押し出して塗布部の表面に吐出させる前の化粧料を一旦貯蔵するための一時貯蔵区画を設けた、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化粧料容器。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載の化粧料容器における化粧料貯蔵部に半固形状の化粧料が収納されてなる化粧用具。
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