JP2014073267A - 化粧料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】化粧料を塗布する部位にスポット的に光を当てることにより、暗い場所でも、必要な光を得て容易に化粧ができるとともに、はっきり見えにくい場合や暗い場合であっても光によって化粧料容器の塗布部の位置を把握できるため容易に化粧ができ、LED光の照射による効果が期待でき、しかも、装飾的にも優れたリップメイク用の化粧料容器及び化粧用具を提供すること。
【解決手段】化粧料容器を、塗布部、化粧料貯蔵部、化粧料貯蔵部における貯蔵区画内の半固形状の化粧料を流路を介して押し出して塗布部に設けた吐出口から塗布部の表面に吐出させる押し出し機構部、電源部及びLED光源を備えた容器本体と蓋体とを有する繰り出し用化粧料容器であって、LED光源を塗布部の近傍に設けると共に、電源部における電源とLED電源とを導通させる導体を設けたものとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、化粧料容器及び化粧用具に関する。
従来、暗い場所であってもメイクアップ(リップグロス、リップライナー、アイライナー)を施すことのできる、ライトを内蔵する棒状化粧品の容器が知られている(特許文献1参照)。しかしながら、この容器は棒状化粧品を繰上げる方式の容器であるため、光源の設置位置が棒状化粧品の下方に限られ、その位置から照らしたい位置にまで光を導入する方式を採っているため、照らしたい位置に弱い光しか届かず、しかも、一般の光源を使用しているために早期に消耗する電池を交換する手間もかかるという問題があった。
これに対して、照らすための光源として比較的電力消費量の少ないLED光源を用いた口紅容器も提案されている(特許文献2及び3参照)が、電池交換の手間を少なくすることは出来るものの、繰上げ式の容器であることには変わりがなく、上記のような欠点は払拭されていない。
LED光源は、紫外線を含まないため、肌に有効な波長を特定して照射することにより、新陳代謝を促進して肌の持つ本来の再生力が取り戻せ、例えば、青色波長の光が、アクネ菌の生成するポリフィリンに集中するため、ニキビ肌に効果があり、赤色波長の光が、血行を促進して、新陳代謝を促すほか、コラーゲンの浸透をサポートする等の効果が得られると報告されている。しかしながら、マッサージ具などの先端にLED光源を設置したものは知られているが、化粧用具の先端にLED光源を設置したものは知られていない。
実開平2−142218号公報 特開2004−337319号公報 特表2005−530527号公報
本発明は、化粧料を塗布する部位にスポット的に光を当てることにより、暗い場所でも容易に化粧ができるとともに、はっきり見えにくい場合や暗い場合であっても光によって化粧料容器の塗布部の位置を把握できるため容易かつ的確に化粧ができ、LED光の照射による効果が期待でき、しかも、装飾的にも優れ、かつ塗布しやすいリップ用の化粧料容器及び化粧用具を提供することを課題とする。
本発明者らは、化粧料貯蔵部内の半固形状の化粧料を押し出して塗布部に設けた吐出口から塗布部の表面に吐出させる方式の化粧料容器において、LED光源を塗布部の近傍に設けることにより、前記課題を解決した。
すなわち、本発明は、塗布部、化粧料貯蔵部、化粧料貯蔵部における貯蔵区画内の半固形状の化粧料を流路を介して押し出して塗布部に設けた吐出口から塗布部の表面に吐出させる押し出し機構部、電源部及びLED光源を備えた容器本体と蓋体とを有する繰り出し用化粧料容器であって、LED光源を塗布部の近傍に設けると共に、電源部における電源とLED光源とを導通させる導体を設けてなる化粧料容器、及び前記の化粧料容器における化粧料貯蔵部に半固形状の化粧料が収納されてなる化粧用具に関する。
本発明によれば、化粧料を塗布する部位にスポット的に光を当てることにより、暗い場所でも、また、周りは明るくとも自分の影に鏡が位置して対象塗布部位が暗くなってしまう場合でも、更にはもっと光量が欲しい場合でも、必要な光を得て容易に化粧ができるとともに、はっきり見えにくい場合や暗い場合であっても光によって化粧料容器の塗布部の位置を把握できるため容易かつ的確に化粧ができ、LED光の照射による効果が期待でき、しかも、装飾的にも優れたリップ用の化粧料容器及び化粧用具を提供することができる。
本発明の化粧料容器の一例を示す側面図である。 本発明の化粧料容器の一例を示す側断面図である。 本発明の化粧料容器の他の例を示す側断面図である。 本発明の化粧料容器の他の例を示す側断面図である。 本発明の化粧料容器の他の例を示す部分側断面図である。 摺動接触による導通方式の例を示す部分模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付した図面を参照して詳しく説明するが、本発明はこの実施の形態により限定されるものではない。
〔化粧料容器〕
本発明の化粧料容器は、図1に示すように、容器本体1と、容器本体1に脱着可能な蓋体2とから構成されている。
以下に、本発明の第1実施形態及び第2実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図2から図4を参照して、本発明に係る第1実施形態の化粧料容器の説明をする。
容器本体1は、図2に示すように、化粧料貯蔵部12と、化粧料貯蔵部12から化粧料を供給する押し出し機構部13と、押し出し機構部13によって供給された化粧料を塗布するための塗布部11と、電源部14及びLED光源15を備えている。
電源部14と化粧料貯蔵部12とを、押し出し機構部13により互いに隔てた位置に設けると共に、LED光源15を塗布部11の近傍に設けている。
塗布部11の中央付近に設けた吐出口11aと化粧料貯蔵部12における貯蔵区画12aの内部とは、流路12bにより連通している。
貯蔵区画12aの外側にはカバー部12dを備えている。
カバー部12dには、貯蔵区画12a内の化粧料の残量を確認できる窓を設けるのが好ましい。
電源部14は、LED光源15用の電源14b(ボタン電池)を収納すると共に、LED光源15への電力の供給をON/OFFする為のスイッチ14cを有し、導体14aを介してLED光源15に電力を供給可能としている。
但し、スイッチ14cは、必ずしも電源部14に設ける必要はなく、導体14aの任意の場所に設けることもできる。
また、LED光源15と電源部14との間に、LED光源15を制御するための基板を、導体14aの一部に形成する形で介在させることが好ましく、かかる基板は、一定時間が経過すると消灯するタイマー(時限消灯)回路やタッチセンサ回路、点滅回路等の各種の電子回路を付加可能なものであることが好ましい。
押し出し機構部13は、化粧料貯蔵部12における貯蔵区画12a内の半固形状の化粧料を流路12b内に押し出して、吐出口11aから塗布部11の表面に吐出させる機能を有する。
押し出し機構部13の方式としては、種々の公知の方式を採ることができ、例えば、外筒部分を回転させることにより、内面に雌ネジを形成したピストンロッドガイドを連動して回転させ、それにより、当該雌ネジに螺合する雄ネジを周面に有するピストンロッドをピストンロッドガイドの回転数とネジ山のピッチに応じた一定の長さだけ前進させて、ピストンロッドの先端に設けたピストンで貯蔵区画12a内の化粧料を流路12b方向に押し出す形の回転繰上げ式がある。この回転繰上げ式は、口紅用具に通常用いられる方式であるため、口紅用具に慣れている使用者は、使用感が変わることなく使用できる。
この回転繰上げ式以外の方式としては、側部や終端部に設けたボタンをノックすることによりピストンロッドガイドを回転させ、それにより、回転繰上げ式と同様にピストンを前進させて貯蔵区画12a内の化粧料を流路12b方向に押し出す形のサイドノック式やバックノック式を挙げることができる。
図2に示す例は、回転繰上げ式の押し出し機構部13を使用した例であり、外筒部分(電源部14の側部)を回転させることにより、内面に雌ネジを形成したピストンロッドガイド13cを連動させて回転させ、その回転運動を当該雌ネジに螺合する雄ネジを周面に有するピストンロッド13aの前進運動に変換して、ピストンロッド13aの先端に設けたピストン13bで貯蔵区画12a内の化粧料を流路12b方向に押し出す。
図2(A)は、使用開始前の状態を示すもので、ピストンロッド13aの先端に設けたピストン13bは、貯蔵区画12aの右端に位置しているが、(B)は、化粧料の7割程度を使用した後の状態を示すもので、ピストン13bは貯蔵区画12aの中央より左寄りの位置にまで移動している。
図3に示す例は、バックノック式の押し出し機構部13を使用した例であり、端部(電源部14の後端)を押す(ノックする)力をピストンロッドガイド13cに回転運動として伝達し、図2の場合と同様の作用機構により、ピストンロッド13aを一定の長さだけ前進させて、ピストンロッド13aの先端に設けたピストン13bで貯蔵区画12a内の化粧料を流路12b方向に押し出す。
図4に示す例は、サイドノック式の押し出し機構部13を使用した例であり、側面に設けたボタン13dを押す(ノックする)力をピストンロッドガイド13cに回転運動として伝達し、図2の場合と同様の作用機構により、ピストンロッド13aを一定の長さだけ前進させて、ピストンロッド13aの先端に設けたピストン13bで貯蔵区画12a内の化粧料を流路12b方向に押し出す。
第1実施形態は、図2〜4に示すように、電源部14と化粧料貯蔵部12とを押し出し機構部13によって互いに隔てた位置に設けた形態である。この第1実施形態は、電池、化粧料及び塗布部の重さが平均して、使用時に安定する効果を有する。また、化粧料と電池とが離れた位置にあるので、化粧料漏れによる漏電等の心配がない。さらに使用者が容易にアクセスできる位置に電池があるので、機構上電池の交換が可能である。
(第2実施形態)
次に、図5を参照して、本発明に係る第2実施形態の化粧料容器の説明をする。なお、第1実施形態の化粧料容器と同一の構成部分については、図5中に同じ符号を付すのみで、その説明を省略する。
前記の図2〜4に示す例においては、電源14bにはボタン電池を使用しているが、第2実施形態はフィルム電池(薄型リチウム電池)を使用して、小型化、軽量化を図ったものである。
図5は、電源14bとしてフィルム電池を使用した例であり、電源14b(フィルム電池)を、化粧料貯蔵部12における貯蔵区画12aの周囲に巻きつける形に配している。
図示はしていないが、電源14bとLED光源15とを導通する導体14aの途中には、スイッチ及び基板を設けている。
第2実施形態の場合は、小型化、軽量化が可能であると共に、電気系統部分すべてを回転させる部分より先端方向に配することができるため、回転繰上げ式の押し出し機構としても導体にねじれが生じる心配がない。また、電池は電力消費時にのみ僅かに発熱するが、化粧料貯蔵部12における貯蔵区画12aの周囲に巻きついているので、化粧料がその僅かな熱により暖められて、より柔らかくなり、吐出した化粧料の乗りが良くなる、という効果が得られるので好ましい。
塗布部11は、唇に押し当てて、吐出口11aから表面に吐出された化粧料を塗布し、滑らかに引き伸ばす役割を有する部位である。その表面形状は平面状であっても差し支えないが、使用感の点からは、より滑らかな表面形状を有するものが好ましく、図2〜5に示す例では、部分球形状としている。
本発明は、LED光源15を塗布部11の近傍に設けることを特徴としている。
この「塗布部の近傍」とは、塗布部11の裏面側の塗布部11に近い位置である。図2〜4に示す例のように、塗布部11の裏面の中央部であるのが好ましいが、塗布部11の周縁近傍、即ち、図5に示す例の如く、塗布部11の裏面の側面寄りの位置であっても、また、容器本体1の側面の塗布部11に近い位置であってもよい。
図2〜4に示す例のように、LED光源15を塗布部11の裏面側中央部近傍に設けている場合には、半固形状の化粧料を透明又は半透明のものとし、且つ、塗布部11とLED光源15との間に、貯蔵区画12aから押し出して塗布部11の表面に吐出させる前の化粧料を一旦貯蔵するための一時貯蔵区画12cを設けることにより、LED光源15からの光を、一時貯蔵区画12c内の化粧料並びに塗布部11を形成する樹脂及びLED光源15が樹脂に内包されている場合のLED光源15を内包する樹脂を透過させて塗布部表面から出す形とすることができる。
この場合、化粧料並びに塗布部11を形成する樹脂及びLED光源15が樹脂に内包されている場合のLED光源15を内包する樹脂の種類を選ぶことにより、透過する光量を調節し、更に、種々の装飾効果、例えば、化粧料及び樹脂を透過した光により、全体がほんのり光る装飾効果等を得ることができる等の、デザイン性に優れている。
また、化粧料にパール剤やラメ剤といった光輝性粉体を含有させ、化粧料基材に対して0.1%以上であって15重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料、より好ましくは化粧料基材に対して0.5%以上であって10重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料、とすることにより、光を分散させて、装飾効果を更に高めることができる。
更にまた、塗布部11の裏面にダイヤモンドカットを施したり、金属を蒸着したりして、光量を調整したり、装飾効果を更に高めることもできる。
貯蔵区画12aと塗布部11の吐出口11aとを連通する流路12bは、図2〜4に示す例においては、LED光源15が塗布部11の裏面側の中央部近傍に位置しているため、側面寄りに位置しているが、図5に示す例においては、LED光源15は逆に側面寄りに位置しているため、中央近傍に位置している。
流路12bは、図2〜4に示す如く、LED光源15に近接した位置に設けることが好ましく、それにより化粧料がLED光源15の僅かな熱により暖められて、より柔らかくなり、化粧料の乗りが良くなる、という効果が得られる。
更には、繰上げ機構の圧によって化粧料を吐出する場合、一定量吐出し塗布(使用)した後、余圧によって吐出口から微量の化粧料が押し出されてしまうこともある。また、気圧の変化や温かくなる事によって化粧料が膨張して吐出口から微量な液が吐出してしまうという問題があった。
しかし、一時貯蔵区画12cに近接した位置にLED光源15を設けている場合において、一時貯蔵区画12c内にある化粧料は、塗布時はLED光源15のわずかな熱によって化粧料が若干膨張し、塗布後はLED光源15が切られて冷やされるので、収縮する。そのため、吐出口11aにある細い吐出口の化粧料の先端は、若干後退する。この効果は、室温とLED光源15近傍の温度との差が大きいほど顕著である。
したがって、その後の多少の気圧の変化や温かくなる事があっても、後退した分だけ遊びがあるので、使用後に吐出口11aから微量の化粧料が押し出されてしまうことが起こりにくくなる。
体積変化する(熱を受ける)化粧料の量が多ければ、それによって化粧料の先端が後退する長さをできるだけ大きくすることができるのであり、そのためには、先端に少し大きめ、好ましくは0.05ml以上であって1.0ml以下である、より好ましくは0.1ml以上であって0.5ml以下である一時貯蔵区画12cがある事が好ましい。
また塗布部11を小さくするためにも、熱を伝えるためにも、LED光源15と吐出口11a及び一時貯蔵区画12cの間はできる限り接近していた方が望ましい。
而して、LED光源15から吐出口11aまでの最短距離は15mm以下であることが好ましく、LED光源15から一時貯蔵区画12cにおけるLED光源15に最も近い内壁までの距離は5mm以下であることが好ましい。
また、光の導通のためにも、熱の導通のためにも、LED光源15を収納する区画における吐出口11a及び一時貯蔵区画12cの方向の樹脂層はできる限りLED光源15に近接させ、又、その樹脂層の厚さは薄いほうが好ましい。
LED光源15を収納する区画における吐出口11a及び一時貯蔵区画12cの方向の樹脂層の厚さは、1.5mm未満とするのが好ましい。
図2〜4に示す例においては、電源14bからLED光源15へ電力を供給するための導体14aは、貯蔵区画12aの側面のカバー部12dとの間を通っているが、回転繰上げ式の押し出し機構部13を使用している図2の例の場合は、導体14aの途中に2対4個のリング状の導電性金属の摺動接触による導通部分を設けることが好ましい。
図6は、摺動接触による導通方式の例を示す模式図である。
2個のリング状の金属R、Lのうち、Rは電源部のプラス側に導通しており、Lは略対向する側で電源部のマイナス側に導通している。
また、2個のリング状の金属R’、L’のうち、R’はLED光源15の基板のプラス端子に導通しており、L’はLED光源の基板のマイナス端子に導通している。
そして、R’を覆うようにRが、L’を覆うようにLが設けられており、外筒部分の回転と共にRがR’上で、LがL’上で各々摺動するため、電源部のプラス側と基板のプラス端子とが、また、電源部のマイナス側と基板のマイナス端子とが常に導通して、LED光源15へ電池の電力が供給される。
この構成により、回転繰上げ式であっても、導体などが回転によってねじれて破損してしまうことなく、かつ常に導電を保持しLED光源15へ電力を供給する事ができるため、好ましい。
塗布部11を形成する樹脂及びLED光源15が樹脂に内包されている場合のLED光源15を内包する樹脂は、JISK7361に基づいて厚さ1.5mmのフィルムについて測定した全光線透過率が50%以上、好ましくは65%以上、より好ましくは80%以上の樹脂であることが好ましい。
而して、全体がほんのり光る装飾効果を求める場合には、この要件を満たす樹脂の内の全光線透過率が比較的低い樹脂を選択し、より明るく照らす効果を求める場合には、この要件を満たす樹脂の内の全光線透過率が比較的高い樹脂を選択すれば良い。塗布部11を形成する樹脂及びLED光源15が樹脂に内包されている場合のLED光源15を内包する樹脂は、光を透過する樹脂であればよく、着色してあってもよい。
LED光源15を点・消灯させるスイッチとしては、スライド式、片切りスイッチ、押しボタンスイッチ、例えばON、OFFとシーソーのように押すタイプなどの何れをも採用することができるが、一定時間が経過した後に消灯する構成、例えば、遅れスイッチ、タイマースイッチなどとすることが、消し忘れによる電池の消耗を防ぐ点からも好ましい。
また、単純ON・OFFのスイッチとセンサー用ONのスイッチを組み合わせてもよい。
各種のタッチスイッチ、例えば、人体とスイッチパネルでコンデンサーを構成しており、電極は絶縁されていて金属部分は表に出ていないスイッチパネルに指を近づけることによる静電容量の変化を利用する静電容量式タッチスイッチや、スイッチパネル自体が金属でできていて、皮膚表面の電位を測定・利用する、人体を直接アースとして利用した、皮膚表面の電位を検出する帯電式タッチスイッチも使用することができる。
本発明の化粧料容器は、化粧料を塗布するという動作のみに使用されるものではなく、LED光源15を点・消灯するタイミングや方式は、使い方に応じて選択することができる。
例えば、化粧料を塗布するという動作にのみ使用されるものである場合は、回転繰上げ式における回転、ノック式におけるノックといった、化粧料の吐出動作に連動するスイッチとして、塗布するときのみLED光源15を点灯することができるが、併せて、一定時間が経過した後、消灯する構成(オートオフ)とすれば、点灯・消灯のためのスイッチ操作の手間も省けるため好ましい。
一方、化粧料の吐出動作と連動しないスイッチとし、かつ上記の消灯までの時間を適宜設定する事により、LED光源15を点灯させた状態で塗布部11により唇等をマッサージする際、マッサージ時間の指標とする事ができる。一定時間後経過後点滅し、更に一定時間経過後消灯する構成とすることにより、マッサージ、化粧といった各々の時間の指標とすることもできる。また、忙しい時間に化粧をする際には、はじめに唇からメイクをする事によりその後の化粧にかかっている時間を把握することもできる時計のような機能を持たせることもできるため、好ましい。
また、蓋体2を容器本体1から外すとスイッチが入り、蓋体2を付けるとスイッチが切れる、例えば、蓋体2との嵌合部に突起状のスイッチがある構成とすれば、化粧料を塗布するという動作やそれ以外の動作も含め、使用時のみに確実にLED光源15を点灯させることができる。更にまた、例えば、流路12b内にスイッチ弁を設けるなどして、化粧料が移動する際に吐出と連動してスイッチが入る構成でもよい。
何れの場合も、一定時間が経過すると消灯する構成(オートオフ)にすることにより、蓋体2のつけ忘れなどによる無駄な電力の消費を防止できる。
なお、電池を例えばUSB(Universal Serial Bus)電源で充電可能なものとすることもでき、その場合は、USB端子を設ける。
LED光源15としては、種々の色及び輝度のものを使用することができ、また、単一のLEDチップを内包した単波長LEDでも、複数の異なる色のLEDチップを内包した多波長LEDでもよい。多波長LEDを使用すれば、複数の波長の光の照射効果や装飾効果を得ることができる。
また、LED光源15を複数設け、且つ、LED光源15毎に点滅可能とすることにより、光量を調整したり、装飾効果を高めることもできる。
〔化粧用具〕
本発明の化粧用具は、上記の化粧料容器における化粧料貯蔵部に半固形状の化粧料が収納されてなる化粧用具である。
化粧料は、リップ用の化粧料、特にリップメイクを施す為の、リップグロス、リップライナー等であって、押し出し機構部13により押し出し可能な半固形状の化粧料であり、融点が20〜30℃の油剤を含むものが好ましい。
また、化粧料にパール剤やラメ剤といった光輝性粉体を含有させ、化粧料基材に対して0.1%以上であって15重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料、より好ましくは化粧料基材に対して0.5%以上であって10重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料とすることにより、光を分散させて、装飾効果を更に高めることができる。
〔化粧用具における化粧料の漏れ防止方法〕
本発明の化粧用具における化粧料の漏れ防止方法は、上記したように化粧料容器を構成することにより、LED光源を点灯することにより発生する熱で半固形状の化粧料を加熱・膨張させた状態で吐出口から塗布部の表面に吐出させると共に、LED光源を消灯することにより加熱・膨張させた化粧料を冷却・収縮させて、化粧料の先端を吐出口から後退させる方法であり、化粧用具における吐出口からの化粧料の漏れを防止することができる。
なお、本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
上述した実施形態に関し、本発明はさらに以下の態様を開示する。
本発明は下記<1>に記載の化粧料容器である。
<1>塗布部、化粧料貯蔵部、化粧料貯蔵部における貯蔵区画内の半固形状の化粧料を流路を介して押し出して塗布部に設けた吐出口から塗布部の表面に吐出させる押し出し機構部、電源部及びLED光源を備えた容器本体と蓋体とを有する繰り出し用化粧料容器であって、LED光源を塗布部の近傍に設けると共に、電源部における電源とLED光源とを導通させる導体を設けてなる化粧料容器。
本発明は、さらに以下の化粧料容器、化粧用具及び化粧用具における化粧料の漏れ防止方法であることが好ましい。
<2>LED光源を塗布部の裏面側に設けた、前記<1>に記載の化粧料容器。
<3>化粧料貯蔵部における貯蔵区画の外側をカバー部で覆った、前記<1>又は<2>に記載の化粧料容器。
<4>カバー部の一部に、貯蔵区画内の化粧料の残量を確認するための窓を設けた、前記<3>に記載の化粧料容器。
<5>電源部と化粧料貯蔵部とを押し出し機構部によって互いに隔てた位置に設けた、前記<1>〜<4>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<6>フィルム電池を化粧料貯蔵部における貯蔵区画の周囲に巻きつける形に配して、電源部における電源として用いる、前記<1>〜<4>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<7>LED光源を制御するための基板を、導体の一部として設けた、前記<1>〜<6>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<8>基板に一定時間が経過すると消灯するタイマー(時限消灯)回路やタッチセンサ回路、点滅回路等の各種の電子回路を付加可能としたものである、前記<7>に記載の化粧料容器。
<9>塗布部をJISK7361に基づいて厚さ1.5mmのフィルムについて測定した全光線透過率が50%以上、好ましくは65%以上、より好ましくは80%以上の樹脂で形成した、前記<1>〜<8>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<10>LED光源をJISK7361に基づいて厚さ1.5mmのフィルムについて測定した全光線透過率が50%以上、好ましくは65%以上、より好ましくは80%以上の樹脂で内包してなる、前記<1>〜<9>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<11>押し出し機構部が回転繰上げ式の繰り出し機構を使用したものである、前記<1>〜<10>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<12>押し出し機構部がバックノック式の繰り出し機構を使用したものである、前記<1>〜<10>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<13>押し出し機構部がサイドノック式の繰り出し機構を使用したものである、前記<1>〜<10>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<14>半固形状の化粧料が透明又は半透明であって、塗布部とLED光源との間に化粧料貯蔵部における貯蔵区画から押し出して塗布部の表面に吐出させる前の化粧料を一旦貯蔵するための一時貯蔵区画を設けた、前記<1>〜<13>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<15>前記<1>〜<14>のいずれかに1に記載の化粧料容器における化粧料貯蔵部に半固形状の化粧料が収納されてなる化粧用具。
<16>LED光源を点灯することにより発生する熱で半固形状の化粧料を加熱・膨張させた状態で吐出口から塗布部の表面に吐出させると共に、LED光源を消灯することにより加熱・膨張させた化粧料を冷却・収縮させて、化粧料の先端を吐出口から後退させる、前記<15>の化粧用具における化粧料の漏れ防止方法。
<17>一時貯蔵区画の容量が0.05ml以上であって1.0ml以下であり、好ましくは0.1ml以上であって0.5ml以下である、前記<14>に記載の化粧料容器。
<18>LED光源から吐出口までの最短距離が15mm以下である、前記<14>、<16>又は<17>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<19>LED光源から一時貯蔵区画におけるLED光源に最も近い内壁までの距離は5mm以下である、前記<14>、<17>又は<18>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<20>LED光源を収納する区画における吐出口及び一時貯蔵区画の方向の樹脂層の厚さ(N)は、化粧料貯蔵部を形成する樹脂層の厚さ(M)よりも薄く、好ましくは、N/M<0.7の関係である、前記<14>、<17>〜<19>のいずれか1に記載の化粧料容器。
<21>化粧料の融点が20〜30℃である、前記<15>に記載の化粧用具。
<22>化粧料がリップグロス又はリップライナーである、前記<15>又は<21>に記載の化粧用具。
<23>化粧料がパール剤やラメ剤等の光輝性粉体を含有し、化粧料基材に対して0.1%以上であって15重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料、より好ましくは化粧料基材に対して0.5%以上であって10重量%以下である光輝性粉体を含有する、前記<15>、<21>又は<22>に記載の化粧用具。
<24>化粧用具が融点が20〜30℃の化粧料を収納したものである、前記<16>に記載の化粧用具における化粧料の漏れ防止方法。
<25>化粧用具がリップグロス又はリップライナーを収納したものである、前記<16>又は<24>に記載の化粧用具における化粧料の漏れ防止方法。
<26>化粧用具がパール剤やラメ剤といった光輝性粉体を含有させ、化粧料基材に対して0.1%以上であって15重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料、より好ましくは化粧料基材に対して0.5%以上であって10重量%以下である光輝性粉体を含有する化粧料を収納したものである、前記<16>、<24>又は<25>に記載の化粧用具における化粧料の漏れ防止方法。
1:容器本体
2:蓋体
11:塗布部
11a:吐出口
12:化粧料貯蔵部
12a:貯蔵区画
12b:流路
12c:一時貯蔵区画
12d:カバー部
13:押し出し機構部
13a:ピストンロッド
13b:ピストン
13c:ピストンロッドガイド
13d:ボタン
14:電源部
14a:導体
14b:電源
14c:スイッチ
15:LED光源

Claims (13)

  1. 塗布部、化粧料貯蔵部、化粧料貯蔵部における貯蔵区画内の半固形状の化粧料を流路を介して押し出して塗布部に設けた吐出口から塗布部の表面に吐出させる押し出し機構部、電源部及びLED光源を備えた容器本体と蓋体とを有する繰り出し用化粧料容器であって、LED光源を塗布部の近傍に設けると共に、電源部における電源とLED光源とを導通させる導体を設けてなる化粧料容器。
  2. LED光源を塗布部の裏面側に設けた、請求項1に記載の化粧料容器。
  3. 化粧料貯蔵部における貯蔵区画の外側をカバー部で覆った、請求項1又は2に記載の化粧料容器。
  4. カバー部の一部に、貯蔵区画内の化粧料の残量を確認するための窓を設けた、請求項3に記載の化粧料容器。
  5. 電源部と化粧料貯蔵部とを押し出し機構部によって互いに隔てた位置に設けた、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  6. フィルム電池を化粧料貯蔵部における貯蔵区画の周囲に巻きつける形に配して、電源部における電源として用いる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  7. LED光源を制御するための基板を、導体の一部として設けた、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  8. 基板がセンサーを付加可能としたものである、請求項7に記載の化粧料容器。
  9. 押し出し機構部が回転繰上げ式の繰り出し機構を使用したものである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  10. 押し出し機構部がバックノック式の繰り出し機構を使用したものである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  11. 押し出し機構部がサイドノック式の繰り出し機構を使用したものである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  12. 半固形状の化粧料が透明又は半透明であって、塗布部とLED光源との間に化粧料貯蔵部における貯蔵区画から押し出して塗布部の表面に吐出させる前の化粧料を一旦貯蔵するための一時貯蔵区画を設けた、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の化粧料容器における化粧料貯蔵部に半固形状の化粧料が収納されてなる化粧用具。
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