JP3022563U - 発光ペン - Google Patents

発光ペン

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JP3022563U
JP3022563U JP1995005336U JP533695U JP3022563U JP 3022563 U JP3022563 U JP 3022563U JP 1995005336 U JP1995005336 U JP 1995005336U JP 533695 U JP533695 U JP 533695U JP 3022563 U JP3022563 U JP 3022563U
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light
carrier
led chip
writing core
emitting pen
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JP1995005336U
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English (en)
Inventor
洞 煥 金
Original Assignee
洞 煥 金
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一のLEDチップを使用し比較的均一な照
明が可能であり、簡単で廉価に製造し得る発光ペンの提
供。 【構成】 本考案は、発光ペンに関するもので、チュー
ブ部とチップ部を有する筆記芯(30)と、筆記芯を受
容し、先端部に開口が形成されているバレル(10)
と、光透過性材質で作られたキャリア(51)と、前記
キャリア内に埋入されているLEDチップ(52)を備
え、前記バレルの前記先端開口内に前記キャリアの少な
くとも一部が外部に露出するように設置され、前記筆記
芯が貫通して筆記芯のチップ部が外部に突出するように
した貫通孔を備えているLEDユニット(50)と、L
EDチップに電源を供給するための乾電池(45)と、
乾電池とLEDチップ間を電気的に連結、又は遮断する
スイッチング手段(56、58)と、LEDチップによ
り発光される光を所定の方向に反射させるための反射手
段(60)を有する。これにより、単一のLEDチップ
を使用して比較的均一な照明が可能となり、又簡単で廉
価に製造し得る発光ペンが提供される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、暗い所においても筆記紙面を照明し筆記を可能にする発光ペンに関 する。
【0002】
【従来の技術】
照明手段を備えた発光可能なペンは、例えば米国特許第4737894号、米 国特許第4890204号から公知されている。しかし、かかる公知発光ペン等 は、発光手段として抵抗発熱式電球(bulb or lamp)を採用してい るので、電源の消耗が大きく体積が大きく、重量も重いという短所があった。
【0003】 米国特許第5131775号ではかかる短所を除去するため、LED(lig ht emitting diode)を採用した発光ペンを開示している。該 発光ペンのLEDは、均一な照明のために、筆記芯の両側に対称するように設け られる二つのチップを具備する。ところが、一つのLED内に二つのチップを内 蔵することは、製造が困難であり、原価の上昇及びバッテリ消耗が大きいという 短所を持つ。又、レジスタなどの付加的な部品が要され、製造原価はさらに上昇 することになる。
【0004】 又、日本の実開平4−9794号に開示された発光ペンは、基本的に米特許第 5131775号と類似な構成を有し、従って均一な照明のために複数個のLE Dチップが所要されるという問題点がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的は、単一のLEDチップを使用し比較的均一な照明が可 能であり、簡単で廉価に製造し得る発光ペンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記目的は、チューブ部とチップ部とを有する筆記芯と、前記筆記芯を受容し 先端部に開口が形成されているバレルと、光透過性材質からなるキャリアと、前 記キャリア内に埋入されているLEDチップを備え、前記バレルの前記先端開口 内に前記キャリアの少なくとも一部が外部に露出するよう設置され、又前記筆記 芯が貫通して筆記芯のチップ部が外部に突出するよう貫通孔を備えているLED ユニットと、前記LEDチップに電源を供給するための乾電池と、前記乾電池と 前記LEDチップ間を電気的に連結又は遮断するスイチッング手段と、前記LE Dチップにより発生される光を所定の方向に反射させるための反射手段と、を有 する発光ペンによって達成される。反射手段によりLEDチップの発光を望む方 向へ送ることができるので、単一のチップのみを使用しても比較的均一な照明が 得られる。
【0007】 ここで反射手段は、前記LEDユニットのキャリアを円筒状に囲む反射膜で構 成することができ、該反射膜は前記先端開口の内壁に反射コーティング層を形成 することによって得られる。又、反射手段は、反射板の如き形状に構成してキャ リア内に埋入することもでき、この際、反射板はLEDチップの接続端子として の機能を共に行なうことも可能である。
【0008】 また、LEDユニット内での光分散を増大させて照明の均一性を向上するため に、LEDユニットのキャリア内に光分散性の材料を含有することが有利である 。
【0009】 筆記芯のチップ部を保護するために、先端部領域を着脱可能に覆うキャップを 設け、このキャップの先端部などの一部領域を透明に形成する場合、キャップを 閉状態で簡単な照明器具として使用することができる。
【0010】
【実施例】
以下に、添付図面を参照し本考案を詳細に説明する。
【0011】 図1は、本考案による発光ペンを分解斜視図にて示す図であり、図2は組立状 態の部分縦断面図、図3は先端部の拡大縦断面図である。これら図面から見られ る如く、本発光ペンは概略通常のボールペンと同様に、管状のバレル10と、バ レル10の先端に固定されるテーパをなした先端部材20と、バレル10の内部 に受容される先端部材20の先端に形成された開口を通じチップ部32が突出す る筆記芯30、バレル10の後端を開閉可能に塞ぐカバー40、及び先端部材2 0に着脱可能に嵌められ筆記芯30のチップ部32を保護し、クリップ28を具 備するキャップ27を備える。また、先端部材20に続きバレル10に挿入され ペンを握るユーザの指が滑るのを防止するために、ゴム材料で作られた環状のグ リップ部材17が設けられている。
【0012】 発光のためのLEDユニット50は、光透過性材質で作られたキャリア51と 、このキャリア51内に埋入されているLEDチップ52からなり、LEDチッ プ52には電気的エネルギを伝えるための一対のリードピン53が連結されてい る。LEDユニット50の中央領域には筆記芯30が通過可能な貫通孔54が形 成され、これによりLEDユニット50は全体的におおよそ円筒体の形状を有し 、先端部は先端へ行くほど狭くなる切頭円錐状に形成されている。キャリア51 は、LEDチップ52により発生された光が、その内部においてできるだけ均一 に伝播するようにするため、光を拡散させる役割をする光分散材料を含有するこ ともできる。
【0013】 LEDユニット50は、その円筒部分が先端部材20の先端開口21内に接着 などにより固定され、先端の円錐部は外部に露出される。第3図からわかるよう に、LEDユニット50の円筒部と先端開口21の内壁面との間には、反射膜6 0が介在されている。反射膜60は好ましくはコーティングにより形成され、場 合によっては別のストリップを接着により付着することによって形成してもよい 。
【0014】 LEDチップ52の各リードピン53の末端には、バレル10の上端に向い延 びる導線55、57が各々連結される。一方の導線55の上端には、接点スプリ ング56設けられ、接点スプリング56の上部には一対の乾電池45が直列に置 かれバレル10内に受容される。乾電池45の上部には、伝導性材料で作られた スプリング46と、同様の伝導性材料でなるキャップ型の可動接点47が順次に 連結され、最終的にカバー40がこれらを押圧しバレル10に結合される形態に なっている。一方、他の導線57の上端部には、鎹形状の接点ストリップ58が 連結されており、この接点ストリップ58はバレル10の上端開口の縁部に掛け られ、カバー40の着脱を妨害しないようバレル10の上端に、半径方向に折入 形成された切欠部15内に、折曲された末端部が位置するようになっている。
【0015】 カバー40は、バレル10の上端領域に形成された雄ねじ部13に対応する雌 ねじ部を有し、リング43を介しバレル10に軸線方向に沿って導体スプリング 46の弾性力に対抗し締結され得るし、所定以上締結されると導体スプリング4 6によりバレル10の上端縁部から離隔されていた可動接点47をバレル10の 上端縁部に接触させることになり、これにより可動接点47は、バレル10の上 端縁部に掛けられていた接点ストリップ58との間で電気的接触が起きることに なる。この状態で、カバー40をわずかに回し、即ち、カバーを少し後退させる と、可動接点47がバレル10の上端、即ち、接点ストリップ58から離隔され 電気的接触が切られるようになる。このような方法でLEDチップ52のターン オン及びターンオフのためのスイッチングが可能となる。
【0016】 案内要素23は、組立の際LEDチップ52のリードピン53が、相互接触又 は筆記芯30により干渉されることを防止するために、先端部材20内に介在さ れる。案内要素23は、筆記芯30が通過し得る貫通孔を内部に有するテーパ状 の筒状体にて形成されており、その外面にはLEDチップ52の二つのリードピ ン53が離隔されるように、切欠部24と、切欠部24上に形成された突起25 とが設けられている。二つのリードピン53は、突起25の両側に各々配置され 、先端部材20の内壁面及び筆記芯30に干渉されず、相互、離隔維持される。
【0017】 以上の如き構成により、消灯状態ではLEDチップ52の一方の導線55は、 接点スプリング56を通じ乾電池45の一方の電極に接続されており、他方の導 線57は、接点ストリップ58が乾電池45の他方の電極と連結された可動接点 47から電気的に離隔されている。。点灯のため、カバー40をバレル10に対 し締め付けると、接点ストリップ58と可動接点47が電気的に接触し、結果的 に両導線55、57全てが乾電池45の両極に各々接続され、これによりLED チップ52は発光することになる。
【0018】 LEDチップ52が発光すると、光はキャリア51の露出面を通じ先端の正面 に向き直接的に照明し、同時に一部の光は先端開口21の内壁面にて反射膜60 により反射され反対側に向き、これにより筆記芯30のチップ部32に遮られる 部分が間接的に照明されることになる。
【0019】 LEDチップ52の発光を効果的に筆記芯30の反対側まで拡散させるために 、本考案においてはキャリア51内に光拡散材料を噴射し塗布している。この光 拡散材料によりLEDチップ52からの光が、LEDユニット50全体に広がり キャリア51自体が一つの発光体としての役割をなし、筆記芯30により遮られ て影が生じる領域を効果的に除去する。
【0020】 照明中にこれを消灯しようとする場合、カバー40のノブ41を指で握りカバ ー40を回転させて締め付けを解くと、可動接点47が接点ストリップ58から 離隔され、電気的接触が切られ、これによりLEDチップ52は発光を中断する 。
【0021】 図4は、反射器具の別の実施例を示す発光ペンの先端部の拡大縦断面図である 。この実施例ではLEDユニット50の上部が、概略円錐形に形成されており、 反射膜63がこれに相応するよう形成されている。これによりLEDチップ52 による発光は、さらに効果的に前方に向い反射され筆記すべき紙面を照明するよ うになる。
【0022】 図5の5A及び5Bは、反射器具のまた別の実施例の先端部を示す拡大縦断面 図及び横断面図である。この実施例では、凹面鏡形状の反射板64が、LEDユ ニット50のキャリア51内に埋め込まれている。LEDチップ52からの光は 反射板64にて反射され、筆記芯30の反対側及び先端側を向いて進行すること になり、これにより遮ぎられた紙面部分が効果的に照明されるようになる。
【0023】 図6は、更に別の反射器具を示す先端部の拡大縦断面図である。この実施例で は冠形状の反射板66が、LEDチップ52の光を望む方向に反射させている。 該反射板66は、LEDチップ52の連結端子としての機能も同時に遂行する。
【0024】 図7は、本考案の更に別の実施例によるキャップ27の断面図である。この実 施例ではキャップ27の先端部70が、光透過性材料で形成されている。これに より、キャップ27を除去しなくても、LEDチップ52の光が外部に照り出て 望む部位を照明することができる。図示したキャップの透過性先端部70は、凸 レンズ形状になっているので、光を望む箇所に集束させることができる。これを 必要に応じ凹レンズ形状にして発光が拡散されるようにすることもできるのはも ちろんのことである。
【0025】 以上、説明した如く、本考案によれば、単一のLEDチップを使用して比較的 均一な照明が可能であり、簡単で廉価に製造し得る発光ペンが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による発光ペンの分解斜視図である。
【図2】本考案による発光ペンの組立状態の部分縦断面
図である。
【図3】先端部の拡大縦断面図である。
【図4】別の実施例の先端部の拡大縦断面図である。
【図5】5A及び5Bは、更に他の実施例の先端部の拡
大縦断面図及び横断面図である。
【図6】更に他の実施例の先端部の拡大縦断面図であ
る。
【図7】先端部が光透過性材料でなっているキャップの
断面図である。
【符号の説明】
10 管状バレル 17 グリップ部材 20
先端部材 23 案内要素 27 キャップ 30
筆記芯 40 カバー 45 乾電池 46
スプリング 47 可動接点 50 LEDユニット 5
5、57 導線 56 接点スプリング 58 接点ストリップ 60、63、64、66 反射膜

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】チューブ部とチップ部を有する筆記芯と、 前記の筆記芯を受容し、先端部に開口が形成されている
    バレルと、 光透過性材質で作られたキャリアと、前記キャリア内に
    埋入れされているLEDチップを備え、前記バレルの前
    記先端開口内に前記キャリアの少なくとも一部が外部に
    露出するように設置され、前記筆記芯が貫通して筆記芯
    のチップ部が外部に突出するようにした貫通孔を具備し
    ているLEDユニットと、 前記LEDチップに電源を供給するための乾電池と、 前記乾電池と前記LEDチップ間を電気的に連結、又は
    遮断するスイッチング手段と、 前記LEDチップにより発生される光を所定の方向に反
    射させるための反射手段と、を有することを特徴とする
    発光ペン。
  2. 【請求項2】 前記反射手段は前記LEDユニットのキ
    ャリアを円筒状に囲む反射膜であることを特徴とする請
    求項1記載の発光ペン。
  3. 【請求項3】 前記反射膜は前記先端開口の内壁に塗布
    された反射コーティング層であることを特徴とする請求
    項2記載の発光ペン。
  4. 【請求項4】 前記反射手段は前記キャリア内に埋入さ
    れた反射板であることを特徴とする請求項1記載の発光
    ペン。
  5. 【請求項5】 前記反射板は前記LEDチップの接続端
    子であることを特徴とする請求項4記載の発光ペン。
  6. 【請求項6】 前記LEDユニットの前記キャリアが光
    分散材料を含有していることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5のうちのいずれか一の項に記載の発光ペン。
  7. 【請求項7】 前記筆記芯のチップ部を含む先端部の領
    域を着脱可能に覆うキャップをさらに有し、当該キャッ
    プは少なくとも一部領域が光透過性材料で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちのいず
    れか一の項に記載の発光ペン。
JP1995005336U 1994-06-02 1995-06-01 発光ペン Expired - Lifetime JP3022563U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014073267A (ja) * 2012-10-04 2014-04-24 Kao Corp 化粧料容器
JP5723466B1 (ja) * 2014-05-21 2015-05-27 邦明 辰己 ボールペン

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