JP2014072899A5 - - Google Patents

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監視カメラにおける方法及び構成
本明細書における実施形態は、一般に、監視カメラ及びその監視カメラにおける方法に関する。特に、その実施形態は、監視カメラにおいて電力を節約することに関する。
監視カメラは、現在、種々の場所に設置される。監視カメラは、屋内と屋外のいずれにも設置され、更には常設に、また一時的に設置される。監視カメラが設置される場所次第で、及びその監視カメラが操作される条件次第で、カメラに求められる画像処理能力に関して非常に多くのバリエーションがあることになる。例えば、昼間に通過する対象が多い画像を処理する位置での監視は、多くの画像処理力を必要とする。このことは、対象がカメラの視野内を通過しない夜間に同じ場所が監視される状況とは対照的である。その上、画像検出器/センサは、ますます精密になり、増え続ける画像データフローを送り出すという事実に起因して、監視カメラの処理力に関する要求は増え続けるであろう。処理力に対するそのような必要性の高まりは、典型的に、カメラの電力消費の増加に関連することになる。
電力消費は、常に、監視カメラを含む全ての電子製品における問題点である。それにはいくつかの理由、例えば環境上の理由などがあるが、他の理由もある。そのような理由の1つは、多数のカメラが一時的に、例えばスポーツイベントを監視することに、設置される場合であり得る。この場合、電力網からの電力を適切に導入するために費用がかかり得る。この問題に対する1つの解決策は、限られた最大電力出力を有するパワーオーバーイーサネット(登録商標)、PoEを使用することであろう。電力消費が問題点であることになる場合の別の例は、画像処理回路が生成する熱が処理され得ないために、結果として、処理回路が、画像を処理するために必要とされるとおりに使用され得ないことでもあり得る。
すなわち、監視カメラに供給される電力が、監視カメラにおける全ての処理要求に対処するには不十分であることになるいくつかのシナリオがある。
例えば、PoEの例に関して、異なるクラスのPoEがあり、いくつかの状況では監視カメラは、クラスが低すぎて監視カメラによって監視された現場で起きていることに対処できない。例えば、長時間何も起こらない家に監視カメラを有するには、低いクラスのPoEが使用されてもよい。しかしながら、何か起きたときには高い効果を利用可能なことを望み、それは低いクラスのPoEでは恐らく得られないであろう。
特許文献1は、低消費電力のビデオセキュリティ監視システムについて述べている。ビデオカメラによって動きが検知されたとき、当該システムはビデオ監視設備との接続を確立し、そして当該設備に圧縮されたビデオ画像を送信する。
特許文献2は、電子機器における消費電力管理について述べている。装置は一台のフラッシュ装置と一台のカメラを備えるものである。写真撮影を行うに際して、フラッシュを使用するか否かを決定する前に、バッテリ残量が測定される。
国際公開第WO 94/03014号 欧州特許出願公開第 EP2177970号明細書
従って、本発明の目的は、監視カメラにおける限られた電力供給に関して処理力要求と関連する欠点を少なくとも軽減することである。
それゆえに、第1の態様によれば、監視カメラを制御するための方法が提供される。監視カメラは外部電源に接続される。外部電源は外部最大電力レベルを有する。画像データは第1の処理状態において処理されている。監視カメラは、事象(event:イベント)を検出し、検出された事象の種類を判断する。エネルギー蓄積器におけるエネルギー量は、監視カメラ内で判断される。事象の種類と、外部最大電力レベルと、エネルギー蓄積器における判断されたエネルギー量とに基づいて、第2の処理状態が判断される。第2の処理状態は、外部最大電力レベルよりも高い電力レベルを必要とする。次いで、画像データは、第2の処理状態において処理される。
すなわち、そのような方法は、電力供給が限られた監視カメラを、限られた電力供給レベルを超える電力レベルを必要とする高性能画像処理を実行できるようにするという効果がある。従って、利点は、監視カメラの処理能力が、電力供給が通常提供し得る電力限度に相当する限度を超えて増大され得ることである。
エネルギー蓄積器には、外部最大電力レベルと第1の処理状態での電力レベルとの差に相当する電力レベルのエネルギーが供給され、そして事象検出の結果として当該エネルギー蓄積器へのエネルギーの供給が中断される。
これにより、外部電力源によって供給することが可能な全ての可能な電力を監視カメラが必要としない期間に、エネルギー蓄積器を再充電することが可能となる。その利点は、バッテリ交換に関する保守間隔を延ばすことができることにある。
監視カメラは、外部電源からの電力と電力蓄積器からの電力との両方を使用することができるため、監視カメラは、更に処理を行うことができ、それによって、必要なときに画像データの質を向上することができる。
実施形態は、第2の処理状態に必要とされる時間間隔を取得することを含み、第2の処理状態を判断することがその時間間隔に更に基づく。そのような実施形態では、時間間隔は、検出された事象の種類に基づくことができる。
第2の処理状態を判断することは、一部の実施形態では、エネルギー蓄積器におけるエネルギー量を、第2の処理状態に必要とされる電力レベルと外部最大電力レベルとの差で割ることによって、第2の処理状態についての時間間隔を計算することを含むことができる。
つまり、一部の実施形態は、事象検出の結果として実行され得る画像処理量の最適化を可能にする。
一部の実施形態は、事象の検出が、例えば画像データにおける動きを識別することによって、監視されている現場における動きの検出を含むようなものである。
実施形態は、事象の種類の判断が、画像データにおける所定の対象種類を検出することを含むものを含む。
実施形態は、第1の処理状態が、第1の、フレームレート、雑音フィルタリングレベル、トーンマッピングレベル、鮮明化レベル、色補正レベル、アーチファクト低減レベルのいずれかによる処理画像データを含み、第2の処理状態が、対応する第1のレート及びレベルよりも低い第2の、フレームレート、雑音フィルタリングレベル、トーンマッピングレベル、鮮明化レベル、色補正レベル、アーチファクト低減レベルのいずれかによる処理画像データを含む方法を含む。
第2の態様に基づいて上記方法に対応する監視カメラが提供される。
第3の態様によれば、電子化された装置のメモリにロード可能なコンピュータプログラム製品であって、上記要約されたような方法を実行するよう構成されたソフトウェアコード部分を備えるコンピュータプログラム製品が提供される。
第2及び第3の態様の効果や利点は、第1の態様に関して上記要約されたものに対応する。
本明細書における実施形態の例は、添付の図面を参照にしてより詳細に記載される。
監視カメラを例示する概略ブロック図である。 監視カメラにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 監視カメラにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 監視カメラの電力消費を例示する図である。
図1は、本発明の実施形態に係るブロック図を例示する。監視カメラ101は、図面中には例示されていない現場を監視するように構成される。監視カメラ101は、背景技術に記載されたように、常設の監視カメラであってもよいし、一時的に設置されてもよい。
カメラ101は、動画像列を生成することと、動画像列、又は例えば画像及び動画メタデータなど他の種類の画像データを、ネットワーク112を介して、ネットワークに接続された例えば画像データ受信機109などの任意のエンティティに通信することとが可能な任意適切なデジタルカメラであり得る。カメラ101は、入射光を集めるためのレンズシステム103と、入射光を認識するための、例えば電荷結合デバイス、CCD、CMOS‐センサ又は同様のセンサの形態の画像センサ104と、更には当技術分野で知られるような回路とを備える。例えば、回路は、典型的に、処理ユニット106の一部を形成する(ハードウェア、ソフトウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせに実装される)画像/動画エンコーダを備える画像処理回路を含み、処理ユニット106は、例えば、動画解析、メモリ110、及びネットワーク112への接続のためのネットワークインターフェース回路(図示せず)を管理する。画像/動画エンコーダを備える画像処理ユニット106は、取り込まれたデジタル画像データを、連続的な動画像列、限られた動画像列、静止画像又はストリーミングされた画像/動画用の複数の既知のフォーマットのいずれか1つに符号化するように構成される。例えば、画像データは、MPEG1、MPEG2、MPEG4、H.264、JPEG、M‐JPEG、ビットマップ方式などに符号化されてもよい。また、画像データは、例えば、雑音フィルタリング、トーンマッピング、鮮明化、色補正及びアーチファクト低減などの技術を用いて処理されてもよい。以下に記載されるように、これらの処理技術は、典型的に、複雑な処理作業を伴い、また、それ自体が単純な作業の実行の間よりもプロセッサ106の負担を大きくし、それによって、監視カメラ101の電力消費を増やす。コントローラ106はまた、画像データ内の動き又は対象を検出するための分析回路及びソフトウェアを備えてもよい。
メモリ110内に格納されたソフトウェア指示107は、カメラ101と、ネットワーク112経由で接続される任意の他のエンティティとのそのカメラの相互作用とを制御するように構成され、また、プロセッサ106によって及びハードウェアユニットと組み合わせて実行されるときに、本明細書に記載された方法の実施形態を実施するように構成される。
監視カメラ101は、外部電源102から電力を供給される。電力は、イーサネット(登録商標)、PoE、ユニバーサル・シリアル・バス、USB上の電力によって、又は当業者に知られた任意の他の適切な電源から供給されてもよい。外部電源102によって供給される電力は、上限によって制限される。この上限を、本開示において外部最大電力レベルと呼ぶ。
監視カメラ101は、エネルギー蓄積器105を備えるか、あるいはエネルギー蓄積器105に接続されてもよい。エネルギー蓄積器105は、必要なときに監視カメラ101によって使用され得る電気エネルギーを蓄えるように構成される。エネルギー蓄積器105は、監視カメラ101に組み込まれてもよいし、あるいは監視カメラ101に接続されてもよい。エネルギー蓄積器は充電可能でもよいし、あるいは充電不可能でもよい。エネルギー蓄積器105の例はバッテリ、キャパシタなどであり得る。エネルギー蓄積器105は、そのエネルギー蓄積器が完全充電される方法により異なる量の電気エネルギーを保持し得る。エネルギー蓄積器105からの電力は、監視カメラ101に供給される電力の総量が外部最大電力レベルよりも高いように、外部電源102から供給された電力に追加され得る。エネルギー蓄積器105は、充電可能である場合、カメラ101の電力消費が外部最大電力レベルよりも低いときに監視カメラ101から電力を充電され得る。監視カメラ101の電力消費が外部最大電力レベルよりも高いと、監視カメラ101はエネルギー蓄積器105からの電力を使用することができ、エネルギー蓄積器105におけるエネルギー量は減少することになる。このことがより詳細にどのように働くかは、以下に記載される。
検出器108は、監視カメラ101内に含まれるか、あるいは監視カメラ101に接続される。検出器108は、カメラ101が位置する環境の変化を検出するための任意の適切に構成された検出器であり得る。例えば、検出器108は、例えば赤外線、IRの種類の動き検出器、あるいは単に、監視カメラ101によって監視された現場近くの又はその現場内のドアに接続されたセンサであり得る。ドアが開くと、動き検出器108は、現場内に動きがあるであろうこと、あるいは現場内に動きがあることを示す信号を監視カメラ101に伝送する。動き検出器108はまた、ほぼリモートのセンシングデバイスである可能性があり、監視カメラ101によって監視される現場の外側に配置され得る。検出器の他の例は、タイマー、周囲光検出器などを含む。
上述のようにセンサ104からの画像データは、その画像データがプロセッサ106において改善されるように処理され得る。プロセッサ106は、画像データが受信機109に送信され得るか否かを決定し得る。このことは、種々の手法で決定され得る。1つの手法は、現場内の動きをチェックすることであり、現場内に何も動きが無い場合には、画像データは受信機109に送信されない。受信機109は、例えば、制御局、サーバ、又は監視カメラ101からの画像データを取り扱うための任意の他のノードであってもよい。PoEを用いる場合には、受信機109は、外部電源102と同じであってもよい。
画像データを受信機109に送信する代わりに、画像データは、画像メモリ110上に格納され、後で受信機109に送信されてもよい。画像メモリは、任意適切な種類のもの、例えばハードディスク、光学記憶装置又はフラッシュメモリなどであってもよい。
次に、監視カメラ101の制御及び電力管理を改良するための監視カメラ101における方法の実施形態を、図2a、図2bに描写されたフローチャートと、監視カメラ101の電力消費301を示す図を例示する図3とを参照して、また、図1を引き続き参照して、記載する。本方法は、以下の動作を含み、その動作は、記載された順番のみならず、以下に記載される順番以外の順番で実行されてもよい。各動作はまた、組み合わされてもよい。
本方法は、監視カメラ101を制御する手法を記載する。監視カメラ101は、外部最大電力レベル302を有する外部電源102に接続される。カメラ101は、現場を監視していることができ、それによって、画像データは第1の処理状態において処理される。第1の処理状態についての更なる情報を以下に記載する。
本方法は、図2aに例示されるような方法で具体化でき、ここで、監視カメラは、事象を検出し202、検出された事象の種類を判断する206。エネルギー蓄積器内のエネルギー量は、監視カメラ内で判断される208。事象の種類に基づいて、外部最大電力レベルに基づいて、及びエネルギー蓄積器内の判断されたエネルギー量に基づいて、第2の処理状態は判断される210。第2の処理状態は、外部最大電力レベルよりも高い電力レベルを必要とする。次いで、画像データは、第2の処理状態において処理される212。
本発明の実施形態のより詳細な例示は図2bに例示されており、ここでは最初に、監視カメラ101が現場を監視している。コントローラは、現時点では、何の興味対象も現場に生じていないこと、すなわち、何の事象も発生していないと判断する。これを判断する方法に関する詳細は、当業者に知られている。ここで、監視カメラ101は第1の処理状態にあり、電力消費301は外部最大電力レベル302より低い。この例において、監視カメラの電力消費301は第1の電力レベル303にある。第1の電力レベル303は外部最大電力レベル302以下である。監視カメラ101が第1の処理状態にあるとき、監視カメラ101は画像データの一定量の処理を実行している。このことは、例えば、特定のフレームレート又は雑音フィルタリングレベル若しくは鮮明化レベルなどを意味することができ、そのレート又はレベルで監視カメラ101は記録している。
第1の時刻304に、監視カメラ101の電力消費301を低くするために画像データの質が落とされ得ることが判断される。この理由は、例えば現場で重要なことが何も生じていないと判断されることであり得る。次いで、監視カメラ101の電力消費301は、第1の処理状態を維持しつつ、第2の電力レベル305まで低くされる。電力消費301を低くするために、監視カメラ101は、例えば、フレームレートを低減し、雑音フィルタリングレベルを調節し、トーンマッピングレベルを調整し、鮮明化レベルを調整し、色補正レベルを調整し、あるいは、アーチファクト低減レベルを調整することができる。
電力消費を低くする場合、エネルギー供給ステップ201によって例示されるように、外部最大電力レベル302と第1の処理状態の電力レベルとの差に対応する電力レベルでエネルギー蓄積器105にエネルギーが供給され得る。第1の処理状態の電力レベルは、例えば、第1の電力レベル303又は第2の電力レベル305であり得る。
エネルギー蓄積器105は、時間の経過に伴ってゆっくりと充電される。充電が時間の経過に伴ってゆっくりとなされるべき理由は、それが充電の間に過度の電力を必要としないことを確保するためである。
第2の時刻306に事象が検出される202。検出された事象は、いくつかの異なる種類の事象であり得る。以下に、いくつかの限定しない例を示す。事象は、監視された現場において、より多くの処理力を必要とし、かつ、それによって外部最大電力レベル302よりも高い監視カメラ101での高電力消費301レベルを必要とする何かが生じたことを示す。
典型的に、事象は、現場に生じる何か重要なものである。しかしながら、監視カメラ101は、監視された現場に具体的なことを生じない事象をもたらす信号を受信することも可能である。すなわち、事象トリガ信号はユーザによってもたらされてもよいし、その信号は、ケーブル経由で又は無線インターフェース経由で受信されてもよい。例えば、事象は、経過するタイマー、1日の特定の時間に達することを示すタイマー、周囲光が特定のレベルにあることの検出、すなわち、日の出/日の入りの検出などであり得る。
電力がエネルギー蓄積器105に供給される場合に、電力消費301が外部最大レベル302よりも低いと、エネルギー蓄積器105へのエネルギーの供給は、事象の検出の結果として中断される203。
動作202に関連して記載されたように、事象は、動きが現場において検出される204ことであり得る。動きは、図1に関連して記載されたような動き検出器108の形態の検出器から信号を受信することによって、現場において検出され得る。
事象は、画像データにおける動きを識別すること205により、監視カメラ101によって検出され得る。画像データにおける動きは、当技術分野に知られた任意適切な動き検出アルゴリズム/プロセスによって識別され得る。
検出された事象の種類が判断される206。事象の種類の限定しない例は、ドアが現場で開くという事象を含む。別の事象種類は、車が、監視カメラ101によって監視される現場を通過することであってもよい。更なる例は、上記のように、タイマーで生成される事象及び周囲光の変化を含む。監視カメラ101は、どの事象種類が検出されるかによって異なるように反応することになる。このことは動作210と関連して以下に記載する。
監視カメラ101は、画像データにおける所定の対象種類を検出し得る207。対象種類は、単一の対象のみならず、現場において識別され得る複数の対象のグループであってもよい。対象種類の例は、人の顔、車両ナンバープレート、日の出又は日の入りなどであり得る。
監視カメラ101内のエネルギー蓄積器105におけるエネルギー量が判断される208。これがどのように実行されるかは、当業者に周知であり、幾分複雑な検出手段及びアルゴリズムを含む。
一部の実施形態では、第2の処理状態に必要とされる時間間隔307が取得される209。第2の処理状態の判断は、時間間隔307に更に基づいてもよい。一部の実施形態では、監視カメラ101が、第2の時刻306と第3の時刻308との間に現場を監視するべきであることが判断される。これらの実施形態では、監視カメラ101の電力消費301は、外部最大電力レベル302よりも低いレベルから第3の電力レベル309まで増える。監視カメラ101の電力消費301は、第1の電力レベル303からあるいは第2の電力レベル305から増えてもよい。
時間間隔307は、検出された事象の種類に基づき得る。例えば、検出された事象が、ドアが現場において開けられることである場合、その現場が、ドアを通って歩く人を識別するために十分長く監視されるべきであることが判断されてもよい。
事象の種類と、外部最大電力レベル302と、エネルギー蓄積器105における判断されたエネルギー量とに基づいて、第2の処理状態が判断される210。第2の処理状態の電力レベルは外部最大電力レベル302よりも高い。第2の処理状態の電力レベルは、例えば、第3の電力レベル309であり得る。
第2の処理状態において、エネルギーは、外部電源102とエネルギー蓄積器105との両方から供給される。この電力増加量は、画像データの質を向上させるために使用され、それゆえに、画像データを見ているユーザの認識を良くし得る。第1の処理状態では、画像データは、例えば、第1のフレームレート又は雑音フィルタリングレベル又はトーンマッピングレベル又は鮮明化レベル又は色補正レベル又はアーチファクト低減レベルで処理されてもよい。雑音フィルタリング、又はトーンマッピング、鮮明化、色補正、アーチファクト低減及び処理の種類の他の例に関する詳細は、当技術分野で知られており、従ってここでは詳細に記載しない。
第2の処理状態は、第2のフレームレート又は雑音フィルタリングレベル又はトーンマッピングレベル又は鮮明化レベル又は色補正レベル又はアーチファクト低減レベルにおける処理画像データを含む。第2のフレームレート又は雑音フィルタリングレベル又はトーンマッピングレベル又は鮮明化レベル又は色補正レベル又はアーチファクト低減レベルは、第1のフレームレート又は雑音フィルタリングレベル又はトーンマッピングレベル又は鮮明化レベル又は色補正レベル又はアーチファクト低減レベルよりも優れている。このようにして、画像データを見ているユーザの認識が向上される。
画像データが第2の処理状態においてどのように処理されるかは、現場の状況にも依存し得る。状況が悪い場合、例えば、霧深い又は暗い場合、更なる処理が、画像データの質を向上させるために第2の処理状態において必要である。
第1の処理状態における画像の質は、監視カメラ101が現場における事象を検出するのに十分であり得る。一方、第2の処理状態では、画像の質は、現場における対象を識別するのに十分なほど高いものであり得る。
第2の処理状態についての時間間隔307は、エネルギー蓄積器105におけるエネルギー量を、第2の処理状態に必要とされる電力レベル309と外部最大電力レベル302との差で割ることによって計算され得る211。第2の処理状態に必要とされる電力レベル309は、例えば第3の電力レベル309であり得る。
画像データは、第2の処理状態において処理される212。次いで、画像データは、画像メモリ110上に保存され得るか、あるいは、受信機109に送信され得る。
図2bに示すように、いくつかの方法ステップ201、203、204、205、207、209及び211を破線で示す。これは、これらのステップが任意のものであることと、それらのステップを、任意の数で及び任意の適切な手法で組み合せることができ、それによって、ステップ202、206、208、210及び212によって特定されるような方法の様々な実施形態を特定することとを示す。
本方法に対応する監視カメラの実施形態は、図1におけるカメラ101である。監視カメラ101は、外部電源102に接続されるように構成される。外部電源102は、外部最大電力レベル302に限られる。監視カメラ101は、現場を監視するように構成され、それによって、画像データは第1の処理状態において処理されている。監視カメラ101は制御回路106及びメモリ回路107を備える。制御回路106及びメモリ回路107は、事象を検出し、検出された事象の種類を判断するように構成される。制御回路106及びメモリ回路107は、監視カメラ101内のエネルギー蓄積器105におけるエネルギー量を判断するように更に構成される。事象の種類と、外部最大電力レベル302と、エネルギー蓄積器105における判断されたエネルギー量とに基づいて、第2の処理状態は判断される。第2の処理状態の電力レベル309は外部最大電力レベル302よりも高い。次いで、画像データは第2の処理状態において処理される。
監視カメラ101を制御するための本明細書における実施形態は、本明細書における実施形態の機能及び動作を実行するためのコンピュータプログラムコードと共に、監視カメラ101内のコントローラ106における1つ又は複数のプロセッサによって実施され得る。上記のプログラムコードはまた、例えば、電子デバイス101にロードされているときに本明細書における実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを運ぶデータキャリアの形態の、コンピュータプログラム製品として提供され得る。そのようなキャリアの1つは、CD‐ROMディスクの形態であってもよい。しかしながら、そのキャリアは、例えばメモリスティックなどの他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードは、更に、サーバ上に単なるプログラムコードとして提供され、監視カメラ101にダウンロードされ得る。
監視カメラ101は、1つ又は複数のメモリユニットを含むメモリ回路107を備えてもよい。メモリ回路107は、データ、受信されたデータストリーム、受信された情報、構成定義、スケジュール、及びアプリケーションを格納し、監視カメラ101内で実行されているときに本明細書における方法を実行するために使用されるように構成される。
当業者はまた、上記のコントローラ106及びメモリ回路107は、アナログ及びデジタル回路の組み合わせ、並びに/あるいは、1つ若しくは複数のプロセッサによって実行されるときに、例えばメモリ内に格納されるソフトウェア及び/又はファームウェアで構成された1つ若しくは複数のプロセッサを指し得ることを理解するであろう。これらのプロセッサの1つ若しくは複数、及び他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)内に含まれてもよく、あるいは、いくつかのプロセッサ及び様々なデジタルハードウェアは、個々にパッケージ化されてもよいしシステムオンチップ(SoC)に組み立てられてもよいし、いくつかの別個の構成要素の中に分配されてもよい。
用語「備える(comprise)」又は「備えている(comprising)」を使用する場合、限定していない、すなわち、「少なくとも〜からなる」という意味と解釈されるべきである。
本明細書における実施形態は、上記の好適な実施形態に限定されない。様々な代案、修正及び等価物が使用され得る。従って、実施形態は、本発明の範囲を限定するものとみなされるべきではなく、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。

Claims (8)

  1. 監視カメラ(101)を制御するための方法であって、前記監視カメラ(101)は、前記カメラに対して既知の所定の外部最大電力レベル(302)を有する外部電源(102)に接続されて、画像データが、前記所定の外部最大電力レベル以下の電力レベル(303、305)を必要とする第1の処理状態において処理されており、当該方法が、
    前記外部最大電力レベル(302)と前記第1の処理状態の前記電力レベル(303、305)との差に対応する電力レベルで一つのエネルギー蓄積器(105)にエネルギーを供給すること(201)と、
    事象を検出すること(202)と、
    前記事象の前記検出の結果として前記エネルギー蓄積器(105)への前記エネルギーの供給を中断すること(203)と、
    前記検出された事象の種類を判断すること(206)と、
    前記監視カメラ(101)内の前記エネルギー蓄積器(105)におけるエネルギー量を判断すること(208)と、
    前記事象の前記種類と、前記外部最大電力レベル(302)と、前記エネルギー蓄積器(105)における前記判断されたエネルギー量とに基づいて、前記外部最大電力レベル(302)よりも高い電力レベル(309)を必要とする第2の処理状態を判断すること(210)、ここで、前記第2の処理状態についての前記時間間隔(307)は、前記エネルギー蓄積器(105)における前記エネルギー量を、前記第2の処理状態に必要とされる前記電力レベル(309)と前記外部最大電力レベル(302)との差で除することによって計算される(211)と、
    前記第2の処理状態において画像データを処理すること(212)とを含む方法。
  2. 前記時間間隔(307)は、前記検出された事象の前記種類に基づく請求項に記載の方法。
  3. 事象の前記検出は、監視されている現場における動きを検出すること(204)を含む請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記動きの検出は、前記画像データにおける動きを識別すること(205)を含む請求項に記載の方法。
  5. 事象の前記種類の前記判断は、前記画像データにおける所定の対象種類を検出すること(207)を含む請求項1乃至のいずれかに記載の方法。
  6. 前記第1の処理状態は、第1の、
    フレームレート、
    雑音フィルタリングレベル、
    トーンマッピングレベル、
    鮮明化レベル、
    色補正レベル、
    アーチファクト低減レベル
    のいずれかによる処理画像データを含み、
    前記第2の処理状態は、対応する前記第1のレート及びレベルよりも低い、第2の、
    フレームレート、
    雑音フィルタリングレベル、
    トーンマッピングレベル、
    鮮明化レベル、
    色補正レベル、
    アーチファクト低減レベル
    のいずれかによる処理画像データを含む請求項1乃至のいずれかに記載の方法。
  7. 監視カメラに対して既知の所定の外部最大電力レベル(302)を有する外部電源(102)に接続されるように構成され、前記所定の外部最大電力レベル以下である電力レベル(303、305)を必要とする第1の処理状態において画像データを処理するように構成された前記監視カメラ(101)であって、
    該監視カメラは、回路(104、106、108、110)を備え、
    前記回路は、
    前記外部最大電力レベル(302)と前記第1の処理状態の前記電力レベル(303、305)との差に対応する電力レベルで一つのエネルギー蓄積器(105)にエネルギーを供給し(201)、
    事象を検出し、
    前記事象の前記検出の結果として前記エネルギー蓄積器(105)への前記エネルギーの供給を中断し(203)、
    前記検出された事象の種類を判断し、
    前記監視カメラ(101)内のエネルギー蓄積器(105)におけるエネルギー量を判断し、
    前記事象の前記種類と、前記外部最大電力レベル(302)と、前記エネルギー蓄積器(105)における前記判断されたエネルギー量とに基づいて、前記外部最大電力レベル(302)よりも高い電力レベル(309)を必要とする第2の処理状態を判断し、ここで、前記第2の処理状態についての時間間隔(307)を、前記エネルギー蓄積器(105)における前記エネルギー量を、前記第2の処理状態に必要とされる前記電力レベル(309)と前記外部最大電力レベル(302)との差で除することによって計算し(211)、
    前記第2の処理状態において画像データを処理するように構成される監視カメラ(101)。
  8. 請求項1乃至6のいずれか1つの方法のステップを実行するのに適したコンピュータ化された監視カメラのメモリにロード可能なコンピュータプログラム製品。
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