JP2014072699A - 投射型表示装置、及びそれに用いられる制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明の投射型表示装置は、
光変調素子により変調された光を被投射面に投射する投射型表示装置であって、
投射画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された撮像画像が含む複数の領域のうち、空間周波数が最も低い領域を探索する探索手段と、
前記探索手段により探索された領域にメニュー画像を表示する表示手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
光変調素子により変調された光を被投射面に投射する投射型表示装置であって、
投射画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された撮像画像が含む複数の領域のうち、空間周波数が最も低い領域を探索する探索手段と、
前記探索手段により探索された領域にメニュー画像を表示する表示手段を有することを特徴とする。
投射画像を撮像可能な撮像手段を有する投射型表示装置に、
投射画像を撮像する撮像ステップと、
前記撮像ステップにおいて撮像された撮像画像が含む複数の領域のうち、空間周波数が最も低い領域を探索する探索ステップと、
前記探索ステップにおいて探索された領域にメニュー画像を表示する表示ステップを実行させることを特徴とする。
投射画像を撮像可能な撮像手段を有する投射型表示装置の制御方法であって、
投射画像を撮像する撮像するステップと、
撮像された画像が含む複数の領域のうち、空間周波数が最も低い領域にメニュー画像を表示するステップを含むことを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態1の投射型表示装置100の概略構成図である。投射型表示装置100において、光源101からの光は、照明光学系102、色分解合成系103を介して液晶パネル等の光変調素子へ導かれる。光変調素子は、入力画像信号に応じて入射光を変調する。変調された光は、投射レンズ104を介してスクリーン等の被投射面に投射される。記憶部107は、投射画像に重畳されるメニュー画像そのもの(後述する基準メニュー画像に相当)や、メニュー画像の表示位置や、後述する分割領域に関する情報等を記憶する。制御部105は、例えば、マイクロコンピュータであり、投射型表示装置100の各部を制御する。撮像部106は、投射画像が撮像可能なように投射型表示装置100に設けられている。
図7は、本発明の実施形態2の投射型表示装置700の概略構成図である。実施形態1と異なる点は、投射型表示装置700が撮像部106を有していない点、メニュー画像を表示する際に、エッジブレンド領域とメニュー画像とが重ならないようにメニュー画像の表示位置を制御する点である。
本発明の実施形態3の投射型表示装置は、図1と同様の構成を有する。実施形態1と異なる点は、微分量マップから総微分量が最も少ないメニュー画像の表示位置を探索することに加えて、メニュー画像の表示位置の優先度に応じて、メニュー画像の表示位置を決定する点である。本実施形態における微分量マップの一例を図6(b)に示す。
実施形態4の投射型表示装置は図1と同様の構成を有する。実施形態4は、実施形態1で説明したメニュー画像の表示位置の探索処理を行うか(有効)行わないか(無効)を選択する選択手段をさらに有する。
実施形態5の投射型表示装置は図1と同様の構成を有する。実施形態1と異なる点は、実施形態1によるメニュー画像の表示後に、表示されたメニューの視認性に応じて再探索を行う点である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
105 制御部
106 撮像部
Claims (10)
- 光変調素子により変調された光を被投射面に投射する投射型表示装置であって、
投射画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された撮像画像が含む複数の領域のうち、空間周波数が最も低い領域を探索する探索手段と、
前記探索手段により探索された領域にメニュー画像を表示する表示手段を有することを特徴とする投射型表示装置。 - 前記撮像手段により撮像された投射画像を射影変換する射影変換手段を有し、
前記探索手段は、前記射影変換された画像において、前記空間周波数が最も低い領域を探索することを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。 - 前記探索手段は、画素間の微分値を用いて、前記空間周波数が最も低い領域を探索することを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
- 前記複数の領域に対して優先度が設定されており、
前記複数の領域のうち、空間周波数が最も低い領域が複数存在する場合には、複数存在する領域のうち、優先度が最も高い領域にメニュー画像を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の投射型表示装置。 - メニュー画像の表示位置を記憶する記憶部を有し、
前記記憶部が記憶するメニュー画像の表示位置を含む領域の優先度を、最も高い優先度に設定することを特徴とする請求項4に記載の投射型表示装置。 - 前記探索手段によるメニュー画像の表示位置の探索を有効又は無効にする設定手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の投射型表示装置。
- 前記撮像手段は、前記表示手段により表示されたメニュー画像を再度、撮像し、
撮像されたメニュー画像と記憶部に記憶された基準のメニュー画像との差が閾値を越える場合、前記探索手段は、メニュー画像が表示されている領域以外の領域のうち空間周波数が最も低い領域を再度、探索し、
前記表示手段は、再度の探索によって探索された領域にメニュー画像を表示させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の投射型表示装置。 - 光変調素子により変調された光を被投射面に投射する投射型表示装置であって、
前記投射型表示装置が投射する画像と他の投射型表示装置が投射する画像とが重畳する領域と、メニュー画像の表示領域と、が重ならない位置に、メニュー画像を移動する制御手段を有することを特徴とする投射型表示装置。 - 投射画像を撮像可能な撮像手段を有する投射型表示装置に、
投射画像を撮像する撮像ステップと、
前記撮像ステップにおいて撮像された撮像画像が含む複数の領域のうち、空間周波数が最も低い領域を探索する探索ステップと、
前記探索ステップにおいて探索された領域にメニュー画像を表示する表示ステップを実行させることを特徴とするプログラム。 - 投射画像を撮像可能な撮像手段を有する投射型表示装置の制御方法であって、
投射画像を撮像する撮像するステップと、
撮像された画像が含む複数の領域のうち、空間周波数が最も低い領域にメニュー画像を表示するステップを含むことを特徴とする制御方法。
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