JP2014071694A - グラフ表示制御装置および方法並びにプログラム - Google Patents

グラフ表示制御装置および方法並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014071694A
JP2014071694A JP2012217671A JP2012217671A JP2014071694A JP 2014071694 A JP2014071694 A JP 2014071694A JP 2012217671 A JP2012217671 A JP 2012217671A JP 2012217671 A JP2012217671 A JP 2012217671A JP 2014071694 A JP2014071694 A JP 2014071694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection data
graph
similarity
display control
graphs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012217671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5613213B2 (ja
Inventor
Akiharu Ito
明治 伊藤
Yasuyoshi Ota
恭義 大田
Satoru Osawa
哲 大沢
Shoji Kaneda
昭治 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2012217671A priority Critical patent/JP5613213B2/ja
Priority to US14/034,684 priority patent/US20140092118A1/en
Publication of JP2014071694A publication Critical patent/JP2014071694A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5613213B2 publication Critical patent/JP5613213B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
    • G09G5/37Details of the operation on graphic patterns
    • G09G5/377Details of the operation on graphic patterns for mixing or overlaying two or more graphic patterns
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
    • G09G5/37Details of the operation on graphic patterns
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2380/00Specific applications
    • G09G2380/08Biomedical applications

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】多数のグラフを同一の座標軸上に重ねて表示する際、見易い表示にすることができるとともに、ユーザが予測していなかった検査結果の傾向も把握できるようにする。
【解決手段】複数のグラフを生成するための検査データを取得する検査データ取得部10と、検査データ取得部10によって取得された複数の検査データの中から基準検査データを特定する基準検査データ特定部11と、複数の検査データのうちの基準検査データ以外の少なくとも2つの非基準検査データの基準検査データに対する変動の類似度を算出する類似度算出部12と、基準検査データに基づく基準グラフと少なくとも2つの非基準検査データに基づく非基準グラフとを同一の座標軸上に表示させる表示制御部15とを備え、表示制御部15が、類似度に応じて少なくとも2つの非基準グラフを異なる視認性で表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の検査データに基づいて複数のグラフを表示するグラフ表示制御装置および方法並びにプログラムに関するものである。
近年、医療分野においては、診察が行われる際に患者に対して実施された複数の検査結果が表示され、病名の診断や治療方針などを決定するための参考情報として利用されている。
患者に実施される検査には様々な種類があり、実際の医療現場では、患者に特定の疾患が疑われるときには、その特定の疾患の診断に重要と考えられている複数の検査の各検査結果を参照して、診断または治療を行っている。
しかしながら、患者に対して実施される検査項目が多数に亘る場合があり、特に、患者が複数の疾患を患っている場合には、さらに検査項目が増えることになる。したがって、その多数の検査項目の検査結果を同一の座標軸上にグラフとして全て重ねて表示するようにしたのでは、グラフ同士が重なりあってしまって非常に見難いものとなってしまう。
そこで、たとえば特許文献1においては、重要検査項目のグラフは変動幅を大きくして表示させ、重要でない検査項目のグラフは変動幅を小さくして表示させることによって、見易くする方法が提案されている。
また、特許文献2においては、類似した推移を示す複数の折れ線グラフを1つの折れ線グラフに収束させ、表示するグラフの数を減らす方法が提案されている。
特開2004−227041号公報 特開2001−337090号公報
しかしながら、特許文献1の方法においては、重要検査項目であるか否かはユーザが判断するものであるため、たとえばユーザが重要ではないと判断した検査項目の検査結果が、ユーザが予測していなかった結果である場合にはこれに気付くことができない。
また、特許文献2の方法では、複数のグラフを1つのグラフに収束してしまうため、類似した傾向を示すグラフ同士の比較ができなくなってしまう。
本発明は、上記事情に鑑み、多数のグラフを同一の座標軸上に重ねて表示する際、見易い表示にすることができるとともに、ユーザが予測していなかった検査結果の傾向にも気付くことができるグラフ表示制御装置および方法並びにプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明のグラフ表示制御装置は、複数のグラフを生成するための検査データを取得する検査データ取得部と、検査データ取得部によって取得された複数の検査データの中から基準検査データを特定する基準検査データ特定部と、複数の検査データのうちの基準検査データ以外の少なくとも2つの非基準検査データの基準検査データに対する変動の類似度を算出する類似度算出部と、基準検査データに基づく基準グラフと少なくとも2つの非基準検査データに基づく非基準グラフとを同一の座標軸上に表示させる表示制御部とを備え、表示制御部が、類似度に応じて少なくとも2つの非基準グラフを異なる視認性で表示させるものであることを特徴とする。
また、上記本発明のグラフ表示制御装置は、表示制御部を、類似度が高いほど視認性が高くなるように非基準グラフを表示させるものとできる。
また、表示制御部を、類似度が低いほど視認性が高くなるように非基準グラフを表示させるものとできる。
また、類似度が高いほど視認性が高くなるように非基準グラフを表示させる高類似度優先表示モードと、類似度が低いほど視認性が高くなるように非基準グラフを表示させる低類似度優先表示モードとを切り替えて設定する表示モード設定部を設け、表示制御部を、表示モード設定部において設定された高類似度優先表示モードまたは低類似度優先モードで非基準グラフを表示させるものとできる。
また、検査データ取得部を、疾患と検査項目群とを対応付けた表示セットデータ構造表示セットデータ構造に基づいて、予め保存された複数の検査データの中から表示セットデータ構造の各検査項目の検査データを検索して取得するものとできる。
また、検査データ取得部を、予め保存された複数の検査データの中から所望の検索条件に基づいて検索した検査データを取得するものとできる。
また、表示制御部を、類似度に応じて少なくとも2つの非基準グラフの色、濃度または線種を変えることによって、少なくとも2つの非基準グラフを異なる視認性で表示させるものとできる。
また、検査データ取得部を、電子カルテに紐付けされた複数の検査データを取得するものとできる。
また、表示制御部を、電子カルテの内容を表示させるものとできる。
本発明のグラフ表示制御方法は、複数のグラフを生成するための検査データを取得し、その取得した複数の検査データの中から基準検査データを特定し、複数の検査データのうちの基準検査データ以外の少なくとも2つの非基準検査データの基準検査データに対する変動の類似度を算出し、基準グラフと少なくとも2つの非基準グラフとを同一の座標軸上に表示させる際、類似度に応じて少なくとも2つの非基準グラフを異なる視認性で表示させることを特徴とする。
本発明のグラフ表示制御プログラムは、コンピュータに、複数のグラフを生成するための検査データを取得する取得手順と、その取得した複数の検査データの中から基準検査データを特定する特定手順と、複数の検査データのうちの基準検査データ以外の少なくとも2つの非基準検査データの基準検査データに対する変動の類似度を算出する算出手順と、基準グラフと少なくとも2つの非基準グラフとを同一の座標軸上に表示させる表示手順とを実行させるグラフ表示制御プログラムにであって、表示手順において、類似度に応じて少なくとも2つの非基準グラフを異なる視認性で表示させることを特徴とする。
本発明のグラフ表示制御装置および方法並びにプログラムによれば、複数のグラフを生成するための検査データを取得し、その取得した複数の検査データの中から基準検査データを特定し、複数の検査データのうちの基準検査データ以外の少なくとも2つの非基準検査データの基準検査データに対する変動の類似度を算出し、基準グラフと少なくとも2つの非基準グラフとを同一の座標軸上に表示させる際、類似度に応じて少なくとも2つの非基準グラフを異なる視認性で表示させるようにしたので、たとえば、基準グラフに類似してない非基準グラフの視認性を低くしたり、基準グラフに類似している非基準グラフの視認性を低くしたりすることができるので、一部の非基準グラフの視認性を低くすることによってユーザが見易い表示にすることができる。
また、基準グラフに類似している非基準グラフの視認性を高くすることによって同じような傾向のグラフを比較して診断を行うことができる。また、基準グラフに類似していない非基準グラフの視認性を高くすることによって、ユーザが予測していなかった検査結果の傾向にも気付くことができ、たとえば合併症の発見などにつなげることができる。
また、類似度が高いほど視認性が高くなるように非基準グラフを表示させる高類似度優先表示モードと、類似度が低いほど視認性が高くなるように非基準グラフを表示させる低類似度優先表示モードとを切り替え可能にした場合には、ユーザにニーズに合わせて適切な表示を行うことができる。
また、疾患と検査項目群とを対応付けた表示セットデータ構造を予め設定しておき、疾患を特定することによってその表示セットデータ構造の各検査項目の検査データをグラフとして表示するようにした場合には、表示対象のグラフの数を限定することができるので、より見易い表示とすることができる。
本発明のグラフ表示制御装置の一実施形態を用いた電子カルテ表示システムの概略構成を示すブロック図 疾患Aと検査項目群とを紐付けした表示セットデータ構造の一例を示す図 疾患Bと検査項目群とを紐付けした表示セットデータ構造の一例を示す図 基準検査データに対する非基準検査データの類似度を算出する方法を説明するための図 図1に示す電子カルテ表示システムによって表示されるウインドウ画面の一例を示す図 電子カルテテーブルの一例を示す図 検査データテーブルの一例を示す図 患者テーブルの一例を示す図 図1に示す電子カルテ表示システムにおいて検査データのグラフを表示させる作用を説明するためのフローチャート 図1に示す電子カルテ表示システムによって表示されるグラフの一例を示す図 図1に示す電子カルテ表示システムによって表示されるグラフのその他の例を示す図 図1に示す電子カルテ表示システムによって表示されるグラフのその他の例を示す図 図1に示す電子カルテ表示システムによって表示されるグラフのその他の例を示す図
以下、本発明のグラフ表示制御装置および方法並びにプログラムの一実施形態を用いた電子カルテ表示システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態の電子カルテ表示システムの概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の電子カルテ表示システムは、図1に示すように、グラフ表示制御装置1と、電子カルテデータベース2と、電子カルテデータ入力装置3と、入力装置4と、モニタ5とを備えている。
まず、グラフ表示制御装置1について説明する。グラフ表示制御装置1は、図1に示すように、検査データ取得部10と、基準検査データ特定部11と、類似度算出部12と、グラフ作成部13と、グラフ表示領域設定部14と、表示制御部15と、表示モード設定部16とを備えている。
グラフ表示制御装置1は、コンピュータに本発明のグラフ表示制御プログラムの一実施形態をインストールしたものである。そして、中央処理装置(CPU)によって上記グラフ表示制御プログラムが実行されることによって上述した検査データ取得部10と、基準検査データ特定部11と、類似度算出部12と、グラフ作成部13と、グラフ表示領域設定部14と、表示制御部15と、表示モード設定部16とが機能し、検査データ取得部10によって電子カルテデータベース2が検索されて、所望の電子カルテや検査データが取得される。上記グラフ表示制御プログラムは、CD−ROMなどの記録媒体に記録されたものでもよいし、インターネットを経由してサーバなどからダウンロードしたものでもよい。
検査データ取得部10は、モニタ5に表示させる複数のグラフを作成するための検査データを取得するものである。検査データは、電子カルテデータベース2に電子カルテと関連付けられて保存されるものである。電子カルテデータベース2に保存される検査データについては、後で詳述する。
そして、検査データ取得部10は、電子カルテデータベース2に保存された多数の検査データの中から、モニタ5に表示させる検査データを検索して取得するものである。
具体的には、本実施形態の検査データ取得部10には、たとえば、所定の疾患とその疾患の診断に必要な複数の検査項目からなる検査項目群とが対応付けられた表示セットデータ構造が予め複数設定されている。図2は、疾患Aと検査項目群s〜wとが対応付けられた表示セットデータ構造を示すものであり、図3は、疾患Bと検査項目群u〜zとが対応付けられた表示セットデータ構造を示すものである。疾患毎の表示セットデータ構造の検査項目群は基本的には互いに異なるものであるが、共通の検査項目が存在する場合もある。図2および図3に示す表示セットデータ構造では、検査項目u〜wが共通の検査項目となっている。
そして、検査データ取得部10は、入力装置4を用いてユーザによって入力された所定の疾患の情報を取得し、その取得した疾患の表示セットデータ構造を参照して、各検査項目の検査データを電子カルテデータベース2の検査データテーブル21から検索して取得するものである。
また、本実施形態の検査データ取得部10は、所定の検査データの検索条件を取得し、その検索条件に基づいて電子カルテデータベース2の検査データテーブル21を検索し、検索条件を満たす検査データを取得するものである。検索条件としては、種々のものがあるが、その例は後で詳述する。
基準検査データ特定部11は、検査データ取得部10によって取得された複数の検査データの中から基準検査データを特定するものである。基準検査データを特定する方法としては、ユーザが入力装置4を用いて複数の検査データの中から1つの検査データを指定することによって基準検査データを特定するようにしてもよいし、また、上述した疾患毎の表示セットデータ構造において予め1つの検査項目を基準検査データの項目として設定しておくようにしてもよい。また、複数の検査データの値を確認し、検査データの中に異常値が含まれるものを基準検査データとして特定するようにしてもよい。
類似度算出部12は、検査データ取得部10によって取得された複数の検査データのうちの基準検査データ以外の少なくとも2つの非基準検査データの基準検査データに対する変動の類似度を算出するものである。本実施形態における類似度算出部12は、基準検査データの主軸(横軸)に設定される数値に対する副軸(縦軸)の数値の変動と、非基準検査データの主軸(横軸)に設定される数値に対する副軸(縦軸)の数値の変動との相関係数を類似度として算出するものである。
より具体的には、類似度算出部12は、基準検査データと非基準検査データの主軸を、図4に示すように、特定の区間Ti(図4に示す例では区間T〜T)で区切る。この区間Tiは、たとえば主軸が時間軸である場合には、1週間、1日または1時間などに設定される。なお、主軸が時間軸でない場合には、その主軸が表す内容に応じた単位で区間Tiが設定されるものとする。また、主軸全体の時間などが基準検査データと非基準検査データとで異なる場合には、非基準検査データの主軸が基準検査データの主軸と一致するように主軸方向について正規化処理が行われる。
そして、区間Tiの中の基準検査データと非基準検査データの変動の類似度を算出する。このとき、主軸で定められた数値に対する副軸の数値の変動が算出される。具体的には、下式を算出することによって各非基準検査データの基準検査データに対する相関係数Correlationを算出する。
任意の区間Tiにおける基準検査データの各数値の群 mj∈Mi、1つの非基準検査データの各数値の群 nj ∈Ni、jは横軸の単位メモリとすると、
相関係数Correlation = Σ(mj-E(m))(nj-E(n))/√{Σ(mj-E(m))2}√{Σ(nj-E(n))2}
ただし、E(m)はmjの平均、E(n)はnjの平均である。
ここで、上述したように類似度を算出する場合や、後で述べるように基準検査データに基づく基準グラフや複数の非基準検査データに基づく非基準グラフを同一の座標軸上に表示させる場合、各検査データの単位は各々の検査項目よって異なる。そこで、副軸(縦軸)の表示幅を正規化してもよい。たとえば、正規化の方法として、各検査データの最大値と最小値の差を1.0の表示幅として正規化する方法がある。
具体的には、検査データ値j∈Miの最大値をm_max、最小値をm_minとし、正規化後の検査データ値をnorm_mjとした場合、以下の式で正規化を行う。
norm_mj = 1.0 / ( m_max - m_min ) × mj
なお、本実施形態においては、各非基準検査データの基準検査データに対する類似度として相関係数を算出するようにしたが、これに限らず、その他の値を算出するようにしてもよい。たとえば、共分散を算出するようにしてもよいし、一次微分を用いて検査値の増減を求めることで類似度としてもよい。
また、上述したように類似度を算出する際、基準検査データおよび非基準検査データの値を直接用いるようにしてもよいが、これに限らず、たとえば、基準検査データおよび非基準検査データの医学的な傾向を揃えた上で類似度を算出するようにしてもよい。
具体的には、たとえば、基準検査データが、その値が大きくなるほど医学的に悪化傾向と判断できるものであり、一方、非基準検査データが、その値が小さくなるほど医学的に悪化傾向と判断できるものである場合には、たとえば基準検査データの各値と非基準検査データの各値を所定の基準値からの差分に変換し、その差分値からなる基準検査データと非基準検査データとの類似度を算出するようにしてもよい。
なお、上記説明では、任意の区間Tiについて類似度を算出するようにしたが、基準検査データと非基準検査データの主軸全体の範囲の数値を用いて類似度を算出するようにしてもよい。
グラフ作成部13は、基準検査データに基づく基準グラフと、複数の非基準検査データに基づく非基準グラフとを同一の座標軸上にプロットするものである。このとき同一の座標軸上にプロットされる非基準検査グラフの数には制限があり、その上限数は、後述するグラフ表示領域設定部14において予め設定されている。
したがって、グラフ作成部13は、グラフ表示領域設定部14に設定されている上限数の範囲内で非基準グラフをプロットするが、このときグラフ表示領域設定部14に設定されている上限数よりも全ての非基準グラフの数が多い場合には、グラフ作成部13は、類似度が高いものから優先的に非基準グラフを選択するか、もしくは類似度が低いものから優先的に非基準グラフを選択する。類似度が高いものを優先するか、類似度が低いものから優先するかは、後述する表示モード設定部16に設定されている表示モードが、高類似度優先表示モードか、もしくは低類似度優先表示モードかによって決定される。すなわち、表示モード設定部16に設定されている表示モードが高類似度優先表示モードである場合には、類似度が高い非基準グラフが優先的に選択され、低類似度優先表示モードである場合には、類似度が低い非基準グラフが優先的に選択されることになる。なお、高類似度優先表示モードおよび低類似度優先表示モードについては、後で詳述する。
また、グラフ作成部13は、同一座標軸上にプロットする複数の非基準グラフについては、その類似度に応じて互いに異なる視認性のグラフとする。具体的には、たとえば、表示モード設定部16に設定されている表示モードが高類似度優先表示モードである場合には、類似度が高い非基準グラフほど視認性が高くなるようなグラフし、低類似度優先表示モードである場合には、類似度が低い非基準グラフほど視認性が高くなるようなグラフとする。
視認性が高いグラフとは、ユーザが観察した際に、より認識し易い、すなわち、より強調された表示態様で表示されたグラフである。たとえば、非基準グラフをモノクロ表示する場合には、視認性が高いほど濃度が高いグラフとし、視認性が低くなるほど濃度が低いグレーのグラフとすればよい。
また、非基準グラフをカラー表示する場合には、視認性が高いほど背景色とのコントラストが高い色のグラフとし、視認性が低くなるほど背景色とのコントラストが低い色のグラフとすればよい。また、視認性が高いほど彩度の高い色のグラフとし、視認性が低くなるほど彩度が低い色のグラフとしてもよい。
また、非基準グラフを線で表示する場合には、視認性が高いほど太い線のグラフとし、視認性が低くなるほど細い線のグラフとすればよい。また、視認性を高くすべき非基準グラフを実線のグラフとし、視認性を低くすべき非基準グラフを点線のグラフとしてもよい。
なお、基準グラフについては、最も強調された視認性が高いグラフとすることが望ましい。
また、グラフ作成部13によって作成されるグラフの位置、高さ、横幅などはユーザが入力装置4を用いて任意に設定することができる。また、グラフの線分の色や線種、軸に付される数値や文字などの色やフォントや大きさもユーザによって任意に変更することができる。また、グラフや軸や背景の色などもユーザによって任意に変更することができる。
グラフ表示領域設定部14は、モニタ5に表示されたウインドウ画面上におけるグラフ表示領域が設定されたものである。具体的には、図5に示すようなグラフ表示領域Rが設定されるものであり、図5の例においては4つのグラフリスト表示領域R1〜R4が設定されている。各グラフリスト表示領域R1〜R4に対して、それぞれ表示対象のグラフG1〜G4が割り当てられる。
グラフ表示領域Rおよびグラフリスト表示領域R1〜R4の位置、幅および高さなどはユーザによって入力装置4を用いて適宜設定されるものである。また、グラフリスト表示領域の数については、予め設定された数としてもよいし、ウインドウ画面の大きさに応じてグラフリスト表示領域の数を変化させるようにしてもよい。すなわち、ユーザ操作によってウインドウ画面が大きくなった場合にはグラフリスト表示領域の数を増やし、ウインドウ画面が小さくなった場合にはグラフリスト領域を減らすようにしてもよい。
また、グラフ表示領域設定部14には、1つのグラフリスト表示領域に表示されるグラフの上限数も設定されている。グラフ作成部13は、上述したように、このグラフ表示領域設定部14に設定された上限数以下の数の非基準グラフを同一の座標軸上にプロットするものである。グラフ作成部13において同一の座標軸上にプロットされた基準グラフおよび非基準グラフは、複数のグラフリスト表示領域の中のいずれか1つのグラフリスト表示領域に割り当てられて表示される。なお、上述した上限数もユーザによって任意に変更することが可能である。
なお、必ずしも図5に示すように複数のグラフリスト表示領域を設定する必要はなく、1つのグラフ表示領域のみを設定し、その1つのグラフ表示領域内に、グラフ作成部13において同一の座標軸上にプロットされた基準グラフおよび非基準グラフを表示するようにしてもよい。
また、基準グラフおよび非基準グラフが表示されるグラフリスト表示領域またはグラフ表示領域のユーザ操作による大きさの変更に応じて、表示される非基準グラフの数を変更するようにしてもよい。すなわち、グラフリスト表示領域またはグラフ表示領域がユーザ操作により大きくなった場合には、表示される非基準グラフの数を増やし、ユーザ操作により小さくなった場合には、表示される非基準グラフの数を減らすようにしてもよい。
表示制御部15は、図5に示すように、モニタ5にウインドウ画面を表示させるとともに、そのウインドウ画面内のグラフ表示領域Rにおける各グラフリスト表示領域R1〜R4内にそれぞれ割り当てられたグラフG1〜G4を表示させるものである。そして、表示制御部15は、上述したようにグラフリスト表示領域R1〜R4のいずれか1つに、グラフ作成部13で同一座標軸上にプロットされた基準グラフおよび非基準グラフを表示するものである。なお、たとえばグラフリスト表示領域R1内に、同一座標軸上にプロットされた基準グラフおよび非基準グラフを表示する場合には、その他のグラフリスト表示領域R2〜R4内に、グラフ作成部13において選択されなかった優先順位の低い非基準グラフを表示させるようにしてもよい。
また、表示制御部15は、図5に示すように、ウインドウ画面内に、クエリー入力部QIと、疾患名切替部SIを表示させるものである。クエリ―入力部QIは、上述した検査データ取得部10が電子カルテデータベース2の検査データテーブル21から検査データを読み出す際の検索条件の入力を受け付けるものである。また、疾患名切替部SIは、上述した表示セットデータ構造の疾患名の切り替え入力を受け付けるものである。検査データ取得部10は、クエリ―入力部QIに入力された検索条件や、疾患名切替部SIに入力される疾患名に基づいて検査データを取得するものである。
また、表示制御部15は、検査データのグラフだけでなく、電子カルテIDによって特定された電子カルテの内容や患者テーブルの内容もモニタ5に表示するものである。
表示モード設定部16は、上述した高類似度優先表示モードまたは低類似度優先表示モードが切り替えて設定されるものである。表示モードの切り替えは、ユーザによって入力装置4を用いて行われる。
次に、電子カルテデータベース2について説明する。電子カルテデータベース2は、図1に示すように、電子カルテテーブル20と、検査データテーブル21と、患者テーブル22とを備えている。
電子カルテテーブル20は、電子カルテIDによって識別される多数の電子カルテが保存されたものである。各電子カルテには、図6に示すように、患者ID、患者が受診した日、受診した際の疾患名、患者の入院履歴などの受診履歴が記憶されている。
検査データテーブル21は、各電子カルテIDに紐付けされた種々の検査データを記憶するものである。この電子カルテIDに紐付けされた検査データは、その電子カルテIDによって識別される電子カルテに書きこまれた患者が、その受診の際に受けた検査によって取得された全ての検査データが紐付けされて記憶されている。図7には、電子カルテID「002」、患者ID「001」および疾患名「疾患B」に紐付けされた全ての検査データが示されている。図7に示される検査データは、患者ID「001」によって識別される患者が、疾患Bを患って受診した際に受けた検査項目s〜zの検査データである。
患者テーブル22は、図8に示すような各患者に関する情報が対応付けて記憶されたテーブルが記憶されたものである。
そして、電子カルテテーブル20に記憶されている各電子カルテと、検査データテーブル21に記憶されている検査データと、患者テーブル22に記憶されている各患者の患者テーブルとは、電子カルテIDおよび患者IDによって紐付けされて管理されており、電子カルテIDや患者IDを指定することによって、その患者IDの患者に関する受診情報や検査データを任意に取得することができる。
電子カルテデータベース2には、電子カルテデータ入力装置3が接続されており、この電子カルテデータ入力装置3において、電子カルテや患者テーブルに記載される内容が入力されたり、検査データが入力されたりする。
次に、本実施形態の電子カルテ表示システムにおいて検査データのグラフを表示させる作用について、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、入力装置4において検査データを表示したい電子カルテIDが入力され、その電子カルテIDは、検査データ取得部10によって取得される(S10)。そして、検査データ取得部10は、入力された電子カルテIDに基づいて、電子カルテデータベース2の電子カルテテーブル20を参照し、その電子カルテIDに紐付けされた疾患名を取得し、その疾患名に基づいて、予め設定された表示セットデータ構造を参照し、その表示セットデータ構造において疾患に紐付けされた検査項目群を取得する(S12)。なお、ここでは電子カルテIDに紐付けされた疾患名が「疾患B」であり、検査データ取得部10は、図3に示す表示セットデータ構造において「疾患B」に紐付けされた検査項目u〜zを取得するものとする。
次いで、検査データ取得部10は、電子カルテデータベース2の検査データテーブル21を参照し、入力された電子カルテIDに記録されている疾患Bの複数の検査項目s〜zの検査データのうち、表示セットデータ構造において疾患Bに紐付けされた検査項目u〜zの検査データを検査データテーブル21から検索して取得する(S14)。
次に、基準検査データ特定部11によって、検査データ取得部10によって取得された複数の検査データの中から基準検査データが特定される(S16)。
そして、基準検査データおよび基準検査データ以外の非基準検査データが類似度算出部12に入力され、類似度算出部12は、入力された基準検査データおよび非基準検査データに基づいて、基準検査データに対する各非基準検査データの変動の類似度を算出する(S18)。
そして、グラフ作成部13において、同一の座標軸上に基準検査データに基づく基準グラフと、複数の非基準検査データに基づく非基準グラフとがプロットされるが、このとき、グラフ作成部13は、グラフ表示領域設定部14に設定されている上限数と各非基準グラフの類似度とに基づいて表示対象の非基準グラフを選択する(S20)。なお、ここでは表示対象の非基準グラフの上限数は2つとし、表示モード設定部16には、低類似度優先表示モードが設定されているものとする。すなわち、類似度が低いものから順に2つの非基準グラフが、表示対象の非基準グラフとして選択される。
グラフ作成部13は、上述したように表示対象の2つ非基準グラフを選択した後、この2つの非基準グラフを異なる視認性のグラフとする。具体的には、上述したように表示モード設定部16には、低類似度優先表示モードが設定されているので、類似度が低い非基準グラフほど視認性が低いグラフとしてプロットされる。ここでは、選択された2つの非基準グラフのうち類似度が低い方の非基準グラフを直線とし、類似度が高い方の非基準グラフを相対的に視認性が低い点線とする(S22)。なお、グラフ作成部13は、基準グラフは直線とする。上記のようにして同一の座標軸上にプロットされた基準グラフと非基準グラフの一例を図10に示す。
そして、表示制御部15は、モニタ5に表示されたウインドウ画面内におけるグラフリスト表示領域R1〜R4のいずれか1つに、グラフ作成部13において同一座標軸上にプロットされた基準グラフおよび非基準グラフを表示する(S24)。
上記実施形態の電子カルテ表示システムによれば、複数のグラフを生成するための検査データを取得し、その取得した複数の検査データの中から基準検査データを特定し、複数の検査データのうちの基準検査データ以外の少なくとも2つの非基準検査データの基準検査データに対する変動の類似度を算出し、基準グラフと少なくとも2つの非基準グラフとを同一の座標軸上に表示させる際、類似度に応じて少なくとも2つの非基準グラフを異なる視認性で表示させるようにしたので、たとえば、基準グラフに類似してない非基準グラフの視認性を低くしたり、基準グラフに類似している非基準グラフの視認性を低くしたりすることができるので、一部の非基準グラフの視認性を低くすることによってユーザが見易い表示にすることができる。
また、基準グラフに類似している非基準グラフの視認性を高くすることによって同じような傾向のグラフを比較して診断を行うことができる。また、基準グラフに類似していない非基準グラフの視認性を高くすることによって、ユーザが予測していなかった検査結果の傾向にも気付くことができ、たとえば合併症の発見などにつなげることができる。
なお、上記説明では、所定の電子カルテに記録された疾患の表示セットデータ構造に紐付けされた検査項目の検査データをグラフ表示する際の作用について説明したが、本実施形態の電子カルテ表示システムによって表示されるグラフは、これに限るものではない。
たとえば、上述したウインドウ画面内におけるクエリ―入力部QIにおいて、検査データの検索条件として所定の疾患名を入力し、検査データ取得部10が、クエリー入力部QIにおいて入力された疾患名が記録された全ての電子カルテの全ての患者IDに関連する検査データを全て検索して取得し、その取得した検査データに基づいて、上記と同様の処理を行って基準グラフおよび複数の非基準グラフを作成し、同一の座標軸上にプロットして表示するようにしてもよい。また、このとき、さらに患者ID毎に記録されている全ての検査データを同一の座標軸上にプロットして表示するようにしてもよい。このような表示とすることによって、現在の患者の治療経過を他の患者の過去症例と比較することができる。
また、検査データ取得部10が、所定の患者について、異なる時期に同一の検査を行った際の検査データを検索して取得し、これを表示するようにしてもよい。図11は、同一の検査を異なる時期に3回行った検査データを同一の座標軸上にグラフとして表示した例である。なお、各検査データは、薬剤投与後の数時間に数回の成分検査を行った結果を示すものである。図11に示すようなグラフを表示することによって治療の経過観察を行うことができる。なお、図11に示す検査データについても、クエリ―入力部QIにおいて検索条件を入力することによって取得することができる。
また、図10および図11に示したグラフは、主軸(横軸)が時間の検査データのグラフであるが、検査データ取得部10によって取得される検査データは、このような主軸が時間となる検査データに限定されるものではない。たとえば、図12に示すように、インスリンの投薬量を主軸とし、その投薬量に対する血中のインスリン量、中性脂肪、血糖値、γ−GTP、HDLコレステロールなどの検査結果を副軸としてもよい。なお、図12においては基準グラフである血中インスリン量も含めて全て直線で示しているが、実際は、非基準グラフについては、上記と同様に、類似度に応じて視認性が異なるグラフとして表示されるものとする。
また、図13に示すように、年齢を主軸にして、同じ疾患で年齢の異なる複数の患者の各検査データ(中性脂肪、血糖値、体重など)を副軸にしてグラフ表示するようにしてもよい。このようなグラフ表示を行うことによって数年単位での長期的な治療によって得られる治療結果をシミュレーションすることができる。また、年齢別での効果も把握することができる。なお、図13においては基準グラフである血糖値も含めて全て直線で示しているが、実際は、非基準グラフについては、上記と同様に、類似度に応じて視認性が異なるグラフとして表示されるものとする。
なお、図12および図13に示すような検査データも、クエリ―入力部QIにおいて種々の検索条件を入力することによって取得される。
1 グラフ表示制御装置
2 電子カルテデータベース
3 電子カルテデータ入力装置
4 入力装置
5 モニタ
10 検査データ取得部
11 基準検査データ特定部
12 類似度算出部
13 グラフ作成部
14 グラフ表示領域設定部
15 表示制御部
16 表示モード設定部
20 電子カルテテーブル
21 検査データテーブル
22 患者テーブル
次いで、検査データ取得部10は、電子カルテデータベース2の検査データテーブル21を参照し、入力された電子カルテIDに記録されている複数の検査項目s〜zの検査データのうち、表示セットデータ構造において疾患Bに紐付けされた検査項目u〜zの検査データを検査データテーブル21から検索して取得する(S14)。
そして、グラフ作成部13において、同一の座標軸上に基準検査データに基づく基準グラフと、複数の非基準検査データに基づく非基準グラフとがプロットされるが、このとき、グラフ作成部13は、グラフ表示領域設定部14に設定されている上限数と各非基準グラフの類似度とに基づいて表示対象の非基準グラフを選択する(S20)。なお、ここでは表示対象の非基準グラフの上限数は2つとし、表示モード設定部16には、類似度優先表示モードが設定されているものとする。すなわち、類似度が高いものから順に2つの非基準グラフが、表示対象の非基準グラフとして選択される。
グラフ作成部13は、上述したように表示対象の2つ非基準グラフを選択した後、この2つの非基準グラフを異なる視認性のグラフとする。具体的には、上述したように表示モード設定部16には、類似度優先表示モードが設定されているので、類似度が低い非基準グラフほど視認性が低いグラフとしてプロットされる。ここでは、選択された2つの非基準グラフのうち類似度が高い方の非基準グラフを線とし、類似度が低い方の非基準グラフを相対的に視認性が低い点線とする(S22)。なお、グラフ作成部13は、基準グラフは線とする。上記のようにして同一の座標軸上にプロットされた基準グラフと非基準グラフの一例を図10に示す。
また、図10および図11に示したグラフは、主軸(横軸)が時間の検査データのグラフであるが、検査データ取得部10によって取得される検査データは、このような主軸が時間となる検査データに限定されるものではない。たとえば、図12に示すように、インスリンの投薬量を主軸とし、その投薬量に対する血中のインスリン量、中性脂肪、血糖値、γ−GTP、HDLコレステロールなどの検査結果を副軸としてもよい。なお、図12においては基準グラフである血中インスリン量も含めて全て線で示しているが、実際は、非基準グラフについては、上記と同様に、類似度に応じて視認性が異なるグラフとして表示されるものとする。
また、図13に示すように、年齢を主軸にして、同じ疾患で年齢の異なる複数の患者の各検査データ(中性脂肪、血糖値、体重など)を副軸にしてグラフ表示するようにしてもよい。このようなグラフ表示を行うことによって数年単位での長期的な治療によって得られる治療結果をシミュレーションすることができる。また、年齢別での効果も把握することができる。なお、図13においては基準グラフである血糖値も含めて全て線で示しているが、実際は、非基準グラフについては、上記と同様に、類似度に応じて視認性が異なるグラフとして表示されるものとする。

Claims (11)

  1. 複数のグラフを生成するための検査データを取得する検査データ取得部と、
    該検査データ取得部によって取得された複数の検査データの中から基準検査データを特定する基準検査データ特定部と、
    前記複数の検査データのうちの前記基準検査データ以外の少なくとも2つの非基準検査データの前記基準検査データに対する変動の類似度を算出する類似度算出部と、
    前記基準検査データに基づく基準グラフと前記少なくとも2つの非基準検査データに基づく非基準グラフとを同一の座標軸上に表示させる表示制御部とを備え、
    該表示制御部が、前記類似度に応じて前記少なくとも2つの非基準グラフを異なる視認性で表示させるものであることを特徴とするグラフ表示制御装置。
  2. 前記表示制御部が、前記類似度が高いほど視認性が高くなるように前記非基準グラフを表示させるものであることを特徴とする請求項1記載のグラフ表示制御装置。
  3. 前記表示制御部が、前記類似度が低いほど視認性が高くなるように前記非基準グラフを表示させるものであることを特徴とする請求項1記載のグラフ表示制御装置。
  4. 前記類似度が高いほど視認性が高くなるように前記非基準グラフを表示させる高類似度優先表示モードと、前記類似度が低いほど視認性が高くなるように前記非基準グラフを表示させる低類似度優先表示モードとを切り替えて設定する表示モード設定部を備え、
    前記表示制御部が、前記表示モード設定部において設定された前記高類似度優先表示モードまたは前記低類似度優先モードで前記非基準グラフを表示させるものであることを特徴とする請求項1記載のグラフ表示制御装置。
  5. 前記検査データ取得部が、疾患と検査項目群とを対応付けた表示セットデータ構造に基づいて、予め保存された複数の検査データの中から前記表示セットデータ構造の各検査項目の検査データを検索して取得するものであることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載のグラフ表示制御装置。
  6. 前記検査データ取得部が、予め保存された複数の検査データの中から所望の検索条件に基づいて検索した検査データを取得するものであることを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載のグラフ表示制御装置。
  7. 前記表示制御部が、前記類似度に応じて前記少なくとも2つの非基準グラフの色、濃度または線種を変えることによって、前記少なくとも2つの非基準グラフを異なる視認性で表示させるものであることを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載のグラフ表示制御装置。
  8. 前記検査データ取得部が、電子カルテに紐付けされた前記複数の検査データを取得するものであることを特徴とする請求項1から7いずれか1項記載のグラフ表示制御装置。
  9. 前記表示制御部が、前記電子カルテの内容を表示させるものであることを特徴とする請求項8記載のグラフ表示制御装置。
  10. 複数のグラフを生成するための検査データを取得し、
    該取得した複数の検査データの中から基準検査データを特定し、
    前記複数の検査データのうちの前記基準検査データ以外の少なくとも2つの非基準検査データの前記基準検査データに対する変動の類似度を算出し、
    前記基準グラフと前記少なくとも2つの非基準グラフとを同一の座標軸上に表示させる際、前記類似度に応じて前記少なくとも2つの非基準グラフを異なる視認性で表示させることを特徴とするグラフ表示制御方法。
  11. コンピュータに、
    複数のグラフを生成するための検査データを取得する取得手順と、
    該取得した複数の検査データの中から基準検査データを特定する特定手順と、
    前記複数の検査データのうちの前記基準検査データ以外の少なくとも2つの非基準検査データの前記基準検査データに対する変動の類似度を算出する算出手順と、
    前記基準グラフと前記少なくとも2つの非基準グラフとを同一の座標軸上に表示させる表示手順とを実行させるグラフ表示制御プログラムにであって、
    前記表示手順において、前記類似度に応じて前記少なくとも2つの非基準グラフを異なる視認性で表示させることを特徴とするグラフ表示制御プログラム。
JP2012217671A 2012-09-28 2012-09-28 グラフ表示制御装置および方法並びにプログラム Expired - Fee Related JP5613213B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012217671A JP5613213B2 (ja) 2012-09-28 2012-09-28 グラフ表示制御装置および方法並びにプログラム
US14/034,684 US20140092118A1 (en) 2012-09-28 2013-09-24 Graph display control device, graph display control method and graph display control program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012217671A JP5613213B2 (ja) 2012-09-28 2012-09-28 グラフ表示制御装置および方法並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014071694A true JP2014071694A (ja) 2014-04-21
JP5613213B2 JP5613213B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=50384728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012217671A Expired - Fee Related JP5613213B2 (ja) 2012-09-28 2012-09-28 グラフ表示制御装置および方法並びにプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20140092118A1 (ja)
JP (1) JP5613213B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180197342A1 (en) * 2015-08-20 2018-07-12 Sony Corporation Information processing apparatus, information processing method, and program

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07296089A (ja) * 1994-04-28 1995-11-10 Fujitsu Ltd 医療システムにおける検査データの管理,処理,表示方法,及び装置
JP2010097476A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Toshiba Corp 画像検索装置及びその方法
WO2010082246A1 (ja) * 2009-01-14 2010-07-22 キヤノン株式会社 情報処理装置および情報処理方法
JP2011501844A (ja) * 2007-10-12 2011-01-13 ペイシェンツライクミー, インコーポレイテッド 病状の個人管理および監視
JP2011150395A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Toshiba Sumiden Medical Information Systems Corp 医療データのグラフ表示システム、グラフ表示装置および表示プログラム
JP2011203976A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Stargate Science Kk 診断支援装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8131472B2 (en) * 2004-09-28 2012-03-06 International Business Machines Corporation Methods for hierarchical organization of data associated with medical events in databases
US20060069318A1 (en) * 2004-09-30 2006-03-30 The Regents Of The University Of California Method for assessment of the structure-function characteristics of structures in a human or animal body
US20100262901A1 (en) * 2005-04-14 2010-10-14 Disalvo Dean F Engineering process for a real-time user-defined data collection, analysis, and optimization tool (dot)
US8579814B2 (en) * 2007-01-05 2013-11-12 Idexx Laboratories, Inc. Method and system for representation of current and historical medical data
US8132101B2 (en) * 2007-12-07 2012-03-06 Roche Diagnostics Operations, Inc. Method and system for data selection and display
US8340389B2 (en) * 2008-11-26 2012-12-25 Agilent Technologies, Inc. Cellular- or sub-cellular-based visualization information using virtual stains
JP5383431B2 (ja) * 2009-10-27 2014-01-08 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US20130268547A1 (en) * 2010-12-16 2013-10-10 Koninklijke Philips N.V. System and method for clinical decision support for therapy planning using case-based reasoning

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07296089A (ja) * 1994-04-28 1995-11-10 Fujitsu Ltd 医療システムにおける検査データの管理,処理,表示方法,及び装置
JP2011501844A (ja) * 2007-10-12 2011-01-13 ペイシェンツライクミー, インコーポレイテッド 病状の個人管理および監視
JP2010097476A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Toshiba Corp 画像検索装置及びその方法
WO2010082246A1 (ja) * 2009-01-14 2010-07-22 キヤノン株式会社 情報処理装置および情報処理方法
JP2011150395A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Toshiba Sumiden Medical Information Systems Corp 医療データのグラフ表示システム、グラフ表示装置および表示プログラム
JP2011203976A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Stargate Science Kk 診断支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5613213B2 (ja) 2014-10-22
US20140092118A1 (en) 2014-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5613212B2 (ja) グラフ表示制御装置および方法並びにプログラム
CN109313939B (zh) 健康状况预测装置,健康状况预测方法和计算机可读记录介质
CN111107779B (zh) 用于测试和分析视敏度及其变化的系统和方法
Singh et al. Meta-analysis of Glasgow coma scale and simplified motor score in predicting traumatic brain injury outcomes
Mohney et al. An office-based scale for assessing control in intermittent exotropia
JP6097949B2 (ja) グラフ表示装置およびグラフ表示装置の作動方法並びにグラフ表示プログラム
JP2007265347A (ja) 健康指導支援装置、システム、及びプログラム
JP2015095217A (ja) 診療情報表示制御装置および方法並びにプログラム
JP5930407B2 (ja) 診療データ表示制御装置および方法並びにプログラム
Lee et al. Ethnic variation in optic disc size by fundus photography
JP2019087196A (ja) 診療科推奨プログラム、診療科推奨方法及び情報処理装置
JP6075833B2 (ja) 医用情報処理装置、医用情報処理方法及びプログラム
JP5028537B1 (ja) 診察業務支援装置
Al Ghalayini et al. Too much or too little? Investigating the usability of high and low data displays of the same electronic medical record
JP2020081280A (ja) 画像表示制御システム、画像表示システム及び画像解析装置
JP5613213B2 (ja) グラフ表示制御装置および方法並びにプログラム
Williams Not all visual memories are created equal
US20210271924A1 (en) Analyzer, analysis method, and analysis program
JP2015114686A (ja) 診療情報表示装置、方法およびプログラム
JP2012194824A (ja) 医用画像表示システム及びプログラム
JP2018092419A (ja) 情報表示装置、情報表示方法及び記録媒体
JP6932956B2 (ja) 生成プログラム、生成方法および生成装置
JP5256875B2 (ja) 診察結果表示プログラム、診察結果表示装置および診察結果表示方法
González-Saldivar et al. Comparison of simulated surgical skills using different camera aperture settings for digitally assisted vitreoretinal surgery
JP2015102922A (ja) 診療情報表示装置、方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5613213

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees