JP2014071186A - プロセスカートリッジ - Google Patents

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奈緒 板橋
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Abstract

【課題】 本発明は、清掃部材の操作性を向上させつつ、小型化可能なプロセスカートリッジを提供することを目的とする。
【解決手段】上側フレーム100は、操作部210をガイドする第1ガイド部と第2ガイド部とを有する。第1ガイド部106は、上下方向において、第2ガイド部107より感光ドラム側に位置するように構成されている。このような構成によれば、プロセスカートリッジ50を小型化しつつ、清掃部材200を待機位置と清掃位置との間を良好に移動させることが出来る。また、プロセスカートリッジ50の上下方向における小型化が可能である。
【選択図】 図7

Description

本発明は、放電ワイヤを清掃する清掃部材を備えたプロセスカートリッジに関する。
従来より、感光ドラムと感光ドラムを帯電するための帯電器とを備えるプロセスカートリッジがある。例えば、帯電器は、ワイヤとグリッドとを備えるスコロトロン帯電器がある。ワイヤは、画像形成に伴い、シリカ等が付着するため定期的に清掃される必要がある。そこで、プロセスカートリッジは、ワイヤを清掃するための清掃部材を備えている。清掃部材は、ワイヤと接触するフィルムと、フィルムをワイヤに沿って移動させる操作部と、を備える。(例えば、特許文献1)。
特開2010−271353号公報
画像形成装置の小型化が望まれており、それに伴いプロセスカートリッジも小型化する必要性がある。しかしながら、特許文献1に記載の帯電器では、操作部がワイヤの一端側に位置する待機位置と清掃時に待機位置から移動した清掃位置とで、操作部と感光ドラムとの対向する方向における操作部の位置が同じ位置になるように構成されていた。そのため、操作部と感光ドラムとの対向方向においてカートリッジが大型化し、画像形成装置が大型化するという問題点があった。
また、ユーザが操作部を操作する際に、操作部周辺におけるプロセスカートリッジのフレームと手が接触しやすく、操作しにくい場合があった。
そこで、本発明は、清掃部材の操作性を向上させつつ、小型化可能なプロセスカートリッジを提供することを目的とする。
(1)上記した目的を達成するために、本発明のプロセスカートリッジは、軸線について回転可能な感光ドラムと、前記軸線方向に沿って延びる放電ワイヤを有し、前記感光ドラムと対向する帯電器と、を有する。
帯電器は、放電ワイヤに沿って移動することで、放電ワイヤを清掃するための清掃部材を有する。
清掃部材は、放電ワイヤに接触する接触部材と、接触部材を放電ワイヤに沿って移動するために操作するための操作部と、を有する。
操作部は、放電ワイヤの軸線方向一端側に位置する待機位置と、軸線方向において待機位置より一端側とは反対側の他端側に位置し、放電ワイヤを清掃する清掃位置との間を移動可能である。
待機位置に配置される操作部は、清掃位置に配置される操作部より感光ドラムと帯電器が対向する方向において、感光ドラム側に位置している。
このような構成によれば、操作部が待機位置において清掃位置より感光ドラム側に配置されているため、帯電器と感光ドラムの対向方向においてプロセスカートリッジの小型化が可能である。更に、放電ワイヤの清掃時において、プロセスカートリッジを構成する他の部材等にユーザの手が干渉することを低減し、より操作のしやすい帯電器とすることができる。
(2)また、放電ワイヤと清掃部材を支持するフレームとを有する。
前記フレームは、直交方向において、放電ワイヤと操作部との間に配置されるガイド部であって、操作部の移動をガイドするためのガイド部を有する。
ガイド部は、待機位置において、対向方向において前記操作部と対向する第1対向部と、前記清掃位置において、対向方向において前記操作部と対向する第2対向部と、を有する。
第1対向部は、対向方向において、第2対向部より感光ドラム側に位置していても良い。
このような構成によれば、プロセスカートリッジを小型化しつつ、操作部をガイド部により清掃位置と待機位置との間を良好に移動させることが出来る。
(3)さらに、操作部は、対向方向において、ガイド部とする対向する第1面と、対向方向において、第1面を挟んでガイド部とは反対側に位置する第2面とを有する。
第2面は、操作部が待機位置に配置されているとき第2対向部より、対向方向において感光ドラム側に位置していても良い。
このような構成によれば、待機位置にある操作部の第2面は、ガイド部を形成する第2対向部より、対向方向において感光ドラム側に位置している。したがって、操作部が待機位置に配置された状態で、よりプロセスカートリッジの小型化が可能である。
(4)また、清掃部材は、接触部材が放電ワイヤに対し対向方向において略同じ位置を保った状態で、放電ワイヤに沿って移動可能に構成されていても良い。
このような構成によれば、接触部材が放電ワイヤを感光ドラムから離れる方向に引っ張り上げることを低減できる。したがって、放電ワイヤの破損を低減しつつ、清掃部材により放電ワイヤの清掃が可能である。
(5)さらに、清掃部材は、接触部材を支持し、操作部と接触部とを連結する連結部材を有する。
操作部は、待機位置から清掃位置への移動に伴って、連結部に対し対向方向に移動可能に構成されていても良い。
このような構成によれば、より、放電ワイヤにかかる負荷を低減しつつ、清掃部材により放電ワイヤの清掃が可能である。
(6)さらに、清掃部材は、接触部材を支持し、操作部と接触部とを連結する連結部材を有する。
操作部は、連結部に対して回動するように構成されていても良い。
このような構成によっても、放電ワイヤにかかる負荷を低減しつつ、清掃部材により放電ワイヤの清掃が可能である。
本発におけるプロセスカートリッジでは、作部が待機位置において清掃位置より感光ドラム側に配置されているため、帯電器と感光ドラムの対向方向においてプロセスカートリッジの小型化が可能である。更に、放電ワイヤの清掃時において、プロセスカートリッジを構成する他の部材等にユーザの手が干渉することを低減し、より操作のしやすい帯電器とすることができる。
プリンタの全体構成を示す断面図である。 プロセスカートリッジの全体構成を示す断面図である。 板状スポンジが装着された清掃部材の斜視図である。 清掃部材の分解斜視図である。 放電ワイヤと対向電極がはずされた状態における上側フレームを下側から見た図である。 清掃部材が待機位置に配置された状態における感光体カートリッジの斜視図である。 清掃部材が清掃位置に配置された状態における感光体カートリッジの斜視図である。 清掃部材が第1ガイド部上に位置する状態における感光ドラムと帯電器の断面図である。 清掃部材が第3ガイド部上に位置する状態における感光ドラムと帯電器の断面図である。 清掃部材が第2ガイド部上に位置する状態における感光ドラムと帯電器の断面図である。 第2実施形態にかかる清掃部材の分解斜視図である。 (a)第2実施形態にかかる清掃部材が待機位置に配置された状態での清掃部材の斜視図である。(b)第2実施形態にかかる清掃部材が清掃位置に配置された状態での清掃部材の斜視図である。 第2実施形態にかかる放電ワイヤと対向電極がはずされた状態における上側フレームを下側から見た図である。 第2実施形態における清掃部材が第1ガイド部上に位置する状態における感光ドラムと帯電器の断面図である。 第2実施形態における清掃部材が第3ガイド部上に位置する状態における感光ドラムと帯電器の断面図である。 第2実施形態における清掃部材が第2ガイド部上に位置する状態における感光ドラムと帯電器の断面図である。 (a)第3実施形態にかかる清掃部材が待機位置に配置された状態での清掃部材の斜視図である。(b)第3実施形態にかかる清掃部材が清掃位置に配置された状態での清掃部材の斜視図である。 第3実施形態における清掃部材が待機位置に配置された状態における感光体カートリッジの斜視図である。 第3実施形態における清掃部材が清掃位置に配置された状態における感光体カートリッジの斜視図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、カラープリンタの全体構成を簡単に説明した後、本発明の特徴部分を説明することとする。
以下の説明において、方向は、カラープリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1
において、紙面に向かって左側を「前側(手前側)」、紙面に向かって右側を「後側(奥側)」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
なお、後述する帯電器54について方向を言及する場合は、後述する操作部211が配置されている側を帯電器54の上側とし、後述放電ワイヤ110が延びる方向を左右方向とする。また、後述する各対向電極122が対向する方向を前後方向とし、後述するカートリッジ収容部108が配置される側を前側とする。
<カラープリンタの全体構成>
図1
に示すように、カラープリンタ1は、本体筐体10内に、用紙Pを供給する給紙部20と、給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Pを排出する排紙部90とを備えている。
本体筐体10の上部には開閉自在なアッパーカバー12が、後側に設けられたヒンジ(図示せず)を支点として上下に回動自在に設けられている。アッパーカバー12の上面は、本体筐体10から排出された用紙Pを蓄積する排紙トレイ13となっており、下面には後述する複数のLEDユニット40を保持する複数の保持部材14が設けられている。
給紙部20は、本体筐体10内の下部に設けられ、本体筐体10に着脱自在に装着される給紙トレイ21と、この給紙トレイ21から用紙Pを画像形成部30へ搬送する用紙供給機構22を主に備えている。この給紙部20では、給紙トレイ21内の用紙Pが、用紙供給機構22とによって一枚ずつ分離されて画像形成部30に供給される。
画像形成部30は、4つのLEDユニット40と、4つのプロセスカートリッジ50と、転写ユニット70と、定着ユニット80とから主に構成されている。
プロセスカートリッジ50は、アッパーカバー12と給紙部20との間で前後方向に並んで配置され、図2
に示すように、感光体カートリッジ51と、感光体カートリッジ51に対して着脱可能な現像カートリッジ61とを備えている。なお、各プロセスカートリッジ50は、現像カートリッジ61の後述するトナー収容室66に収容されるトナーの色が相違するのみであり、構成は同一である。
感光体カートリッジ51は、ドラムケース52と、このドラムケース52内に収容される感光体の一例としての感光ドラム53と、ドラムケース52内に収容されるとともに感光ドラム53と対向する帯電器54とを主に備えている。なお、本発明における感光ドラム53と帯電器54とが対向する「対向方向」は、図6において定義する上下方向に沿う方向を示す。
現像カートリッジ61は、現像ケース62と、現像ケース62内に収容される現像ローラ63、供給ローラ64およびブレード組立体65とを主に備えている。現像ケース62内には、トナー収容室66が形成されている。
図1
に示すように、転写ユニット70は、給紙部20と各プロセスカートリッジ50との間に設けられ、駆動ローラ71、従動ローラ72、搬送ベルト73および転写ローラ74を主に備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後方向に離間して平行に配置され、その間にエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が張設されている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光ドラム53に接している。また、搬送ベルト73の内側には、各感光ドラム53との間で搬送ベルト73を挟持する転写ローラ74が、各感光ドラム53に対向して4つ配置されている。この転写ローラ74には、転写時に定電流制御によって転写バイアスが印加される。
定着ユニット80は、各プロセスカートリッジ50および転写ユニット70の後側に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置され加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを主に備えている。
このように構成される画像形成部30では、まず、各感光ドラム53の表面が、帯電器54により一様に帯電された後、各LEDユニット40から照射される光により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、各感光ドラム53上に画像データに基づく静電潜像が形成される。
また、トナー収容室66内のトナーが、供給ローラ64の回転により現像ローラ63に供給され、現像ローラ63の回転により現像ローラ63とブレード組立体65との間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ63上に担持される。
現像ローラ63上に担持されたトナーは、現像ローラ63が感光ドラム53に対向して接触するときに、感光ドラム53上に形成された静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム53上でトナーが選択的に担持されて静電潜像が可視像化され、反転現像によりトナー像が形成される。
そして、搬送ベルト73上に供給された用紙Pが各感光ドラム53と搬送ベルト73の内側に配置される各転写ローラ74との間を通過することで、各感光ドラム53上に形成されたトナー像が用紙P上に転写される。用紙Pが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過すると、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。
排紙部90は、定着ユニット80の出口から上方に向かって延び、手前側に反転するように形成された排紙側搬送経路91と、用紙Pを搬送する複数対の搬送ローラ92とを主に備えている。トナー像が転写され、熱定着された用紙Pは、搬送ローラ92によって排紙側搬送経路91を搬送され、本体筐体10の外部に排出されて排紙トレイ13に蓄積される。
<ドラムケースの構成>
図2に示すように、ドラムケース52は、上側部分を構成するフレームの一例としての上側フレーム100と、下側部分を構成する下側フレーム107とを備えている。下側フレーム107は、感光ドラム53を回転可能に支持するドラム支持部109(図6参照)、現像カートリッジ61が着脱可能に収容されるカートリッジ収容部108とを備えている。
<帯電器の構成>
次に、帯電器54の構成について説明する。
図2に示すように、帯電器54は、ドラムフレーム52の上側フレーム100に支持されている放電ワイヤ110と、対向電極120と、清掃部材200(図5参照)とを備えている。
放電ワイヤ110は、感光ドラム53の軸方向に沿って延設されるワイヤであり、上側フレーム100に形成される開口101内に配置され、その両端が上側フレーム100で支持されている。開口101は、感光ドラム53の軸方向に沿って延びている。
対向電極120は、感光ドラム53の軸方向に沿って延びて放電ワイヤ110と対向するように断面視コ字状に折り曲げられた板状の電極であり、主にグリッド電極121と、一対のシールド電極122とを備えている。
グリッド電極121は、放電ワイヤ110と感光ドラム53との間に配置されている電極であり、略U字状の対向電極120の底部に複数のスリットを形成することで複数のワイヤ状に形成されている。複数のスリットは、感光ドラム53の軸方向に沿って延びている。
各シールド電極122は、で放電ワイヤ110を挟むように対向するように配置されている。
より具体的には、グリッド電極121は、帯電器54が感光ドラム53を帯電する帯電位置における感光ドラム53の移動方向において、上流端と、下流端とを有している。各シールド電極122は、それぞれ、上流端および下流端から感光ドラム53と離れる方向に延びている。
<清掃部材の構成>
図6、図8に示すように、清掃部材200は、上側フレーム100の開口101に移動可能に装着されている。清掃部材200は、放電ワイヤ110に擦接しながら往動方向と復動方向に移動することで、放電ワイヤ110を清掃する。往動方向および復動方向は、感光ドラム53の軸方向に沿った方向である。具体的には、図3、図4に示すように、清掃部材200は、支持部材210と、接触部材の一例としての板状スポンジ240とを備えている。
<支持部材>
支持部材210は、図4に示すように、長方形の略平板状に形成される操作部211と、操作部211の仮面から下方に延びる撓み変形可能な連結部の一例としての2つのアーム部215と、を備えている。
各アーム部215は、2つの第1突起213と、2つの第2突起214と、基部212とを備えている。第1突起213および第2突起214は、板状スポンジ240を支持している。
各第1突起213は、基部212から右方向に突出している。各第1突起213は、略三角柱状に形成されている。各第1突起213は、略U字状に折り曲げられた板状スポンジ240の両端部が互いに離れる方向に広がるのを抑えるように、板状スポンジ240を支持している。
各第2突起214は、基部212から左右方向に突出している。第2突起214は、四角柱状に形成されており、略U字状の板状スポンジ240の屈曲部分を挟み込むようして支持する。
<接触部材>
図3に示すように、板状スポンジ部材240は、放電ワイヤ110に対してその延接方向に摺接する部材であり、略U字状に折り曲げられた状態で支持部材210の各第2突起214で挟持されている。
図5に示すように、上側フレーム100の開口101内には、支持部材210の各アーム部215(各第2突起214)を互いに近づく方向に押す一対のテーパ面103が形成されている。これにより、清掃部材200の開口101の右端側から左端側にスライドさせることで、支持部材200の各アーム部215は互いに近づくように構成されている。ここで、これにより、板状スポンジ240は押し縮められるので、この板状スポンジ240で放電ワイヤ110を強く擦って、清掃を良好に行うことが可能となっている。
<上側フレーム>
図6と図7に示すように、上側フレーム100は、操作部211の被ガイド部216(図4参照)と当接し、操作部211の左右方向および上下方向の移動をガイドするガイド部105を有する。
ガイド部105は、第1対向部の一例としての第1ガイド部106と、第2対向部の一例としての第2ガイド部107と、第3ガイド部108とを備えている。ガイド部105は、開口101を前後方向において挟むように形成されている。
第1ガイド部106は、清掃部材200が待機位置に位置するときに被ガイド部216と対向している。第2ガイド部107は、清掃部材200が清掃位置に位置するときに被ガイド部216と対向し、操作部211をガイドする。第3ガイド部108は、第1ガイド部106と第2ガイド部107とを接続している。
第1ガイド部106は、上側フレーム100の開口101周縁部と略面一であり、清掃部材を待機位置から第3ガイド108までの間において操作部211の移動をガイドする。第2ガイド部107は、上側フレーム100から上方に向けて突出する一対の板状の部材であり、開口101に沿って形成され、第3ガイド部108から上側フレーム100の右側端部までの移動をガイドする。第2ガイド部107の上端は、待機位置に配置された清掃部材200の操作部211の上端より上側の突出するように形成されている。すなわち、第2ガイド部107の上端は、第1ガイド部106より上下方向において感光ドラム53から離れた位置にある(図10参照)。
第3ガイド部108は、上側フレーム100から上方に向けて突出する一対の板状の部材であり、開口101に沿って形成され、第1ガイド部106と第2ガイド部107との間をつなぐように形成されている。また、第3ガイド部108は、左側から右側に向かうにつれ徐々に突出量が増加するように形成されることで、傾斜面となっている。
ここで、本発明における清掃部材200が待機位置に配置される状態とは、上側フレーム100に対して清掃部材200が左側端部に位置する状態(図6参照)をいい、清掃部材200が清掃位置に配置される状態とは、操作部211が第2ガイド部107上に位置している状態(図7参照)をいう。
<清掃部材の操作の説明>
次に、図8〜10を用いながら、清掃部材の操作について説明をする。
図8に示すように、清掃部材200は、待機位置に配置されており、この状態からユーザが操作部211を操作することで右側に向けて移動される。すると、図9に示すように
操作部211の右側端部が第3ガイド部108に乗り上げることで清掃部材200全体が上側に移動する。このとき、アーム部215(各第2突起214)は、上側フレーム100のテーパ面103より清掃部材200の移動方向上流側にあり、まだ放電ワイヤ110を板状スポンジ240によって強く挟持していない。
そして、図10に示すように、操作部211の右側端部が第3ガイド部108と第2ガイド部107の境界を通過するとともに、アーム部215(各第2突起214)がテーパ面103を通過し、板状スポンジ240は、放電ワイヤ110を強く挟持する。また、清掃部材200は、被ガイド部216が第2ガイド部107の上端に接触しながら、第2ガイド部107に沿って上側フレーム100の右側端部まで移動された後、左側に向けて移動され再び待機位置に配置される。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることが出来る。
待機位置にある操作部211は、清掃位置にあるときよりも、感光ドラム53と帯電器54の対向方向(上下方向)において、感光ドラム53側に配置される。
このような構成によれば、操作部211が待機位置において清掃位置より感光ドラム53側に配置されているため、帯電器54と感光ドラム53の対向方向においてプロセスカートリッジ50の小型化が可能である。更に、放電ワイヤ110の清掃時において、プロセスカートリッジ50を構成する他の部材等にユーザの手が干渉することを低減し、より清掃部材200の操作のしやすい帯電器54とすることができる。
また、第1ガイド部106は、上下方向において、第2ガイド部107より感光ドラム側に位置するように構成されている。このような構成によれば、プロセスカートリッジ50を小型化しつつ、清掃部材200を待機位置と清掃位置との間を良好に移動させることが出来る。
また、待機位置に配置される操作部211は、第2ガイド部107より上下方向において感光ドラム53側に位置するように構成されているため、上下方向におけるプロセスカートリッジの小型化が可能となる。
<第2実施形態>
次に図11〜16を用いて第2実施形態の説明をする。上記実施形態では、操作部211とアーム部215とは一体形成さていたが、第2実施形態では、図11に示すように、操作部211とアーム部215とは別部材として形成されている。アーム部215は、操作部211に対して上下動可能に構成されている。
具体的には、アーム部215は、操作部211と係合する側面視略矩形状の係合部250を有する。係合部250は、各第2突起214から上側に向かって延びる柱状の一対の延長部251と、一対の延長部251の上端を前後方向においてつなぐ架橋部252とを有する。
一対の延長部251は、前後方向において間隔を隔てて配置されており、架橋部252とにおいて左右方向に貫通する貫通孔を形成するように構成されている。そして、一対の延長部252の上端と架橋部252とは、上側に向かって略U字型に窪み、後述する操作部211の被係合部255が係合する係合溝253を形成している。係合溝253は、被係合部255が係合するように左右方向に沿って延びている。また、係合溝253は、貫通孔の一部でもある。
操作部211は、操作部本体257と、係合溝253と係合する被係合部255と、左右方向においてアーム部215の移動を規制する規制部256とを有する。
操作部本体257には、係合部250を収容する収容穴254が形成されている。収容穴254は、上下方向に操作部本体257を貫通し、上下方向に見て略矩形状である(図12参照)。収容穴254は、前後左右方向の大きさが係合部250の前後左右方向における大きさと略等しく、係合部250を操作部本体257に対して上下方向に移動可能に収容している。
被係合部255は、操作部本体257から下側に向かって突出し左右方向に延びる板状の部材である。被係合部255の左側端部は、前後方向に見てL字状に切り欠かれた切欠き部258を有する。切欠き部258は、係合部250の係合溝253に挿入され、アーム部215の下方への移動を規制している。
規制部256は、係合部250の左側の面(板状スポンジ240とは左右方向において反対側の面)と当接し、アーム部215の左方への移動を規制している。
図13に示すように、上側フレーム100は、開口101の内部において、アーム部215の上側への移動を規制する一対の規制突部104を有する。一対の規制突部104は、アーム部215を前後方向に挟むように配置され、開口101内において内側に向かって突出し、左右方向にそって形成される板状の部材である。
一対の規制突部104は、一対の第2突起214の上側に位置し、第2突起214に形成される上側面214Aと上下方向において当接することで、アーム部215の上方向の移動を規制する。規制突部104は、清掃部材200が待機位置あるときと清掃位置にあるときの両方で、上側面214Aと当接している。
<第2実施形態における清掃部材の操作の説明>
次に図14〜16を用いて第2実施形態における清掃部材200の操作について説明する。第1実施形態と同様に第2実施形態においても、上側フレーム100は、第1ガイド部106と、第2ガイド部107と、第3ガイド部108とを備える。各ガイド部の構成は、第1実施形態と同様であるため、第2実施形態での説明を省略する。
図14に示すように、清掃部材200は、待機位置に配置されており、この状態からユーザが操作部211を操作することで右側に向けて移動する。すると、図15に示すように操作部211の右側端部が第3ガイド部108に乗り上げることで、操作部211が上側に移動する。このとき、アーム部215は、規制突部104と当接しているため上側への移動が規制される。即ち、清掃部材200が待機位置から清掃位置への移動に伴って、操作部211のみが上方に移動し、アーム部215は放電ワイヤ110に対して上下方向において略同じ位置を保つように移動する。
そして、図16に示すように、清掃部材200は、操作部本体217が第2ガイド部107の上端部に接触しながら、第2ガイド部107に沿って上側フレーム100の右側端部まで移動された後、左側に向けて移動され再び待機位置に配置される。
以上によれば、第2実施形態において以下のような効果を得ることが出来る。
清掃部材200は、アーム部215および板状スポンジ24が放電ワイヤ110に対し上下において略同じ位置を保った状態で、放電ワイヤ110に沿って移動可能に構成されていている。このような構成によれば、清掃部材200が待機位置から清掃位置へ移動する際に、アーム部215が放電ワイヤ110を上方に引っ張りあげることを低減できる。したがって、プロセスカートリッジ50の小型化と清掃部材200の操作性向上を実現しつつ、放電ワイヤ110にかかる負荷を低減することができる帯電器54とすることが出来る。
また、アーム部215は、操作部211に対して上下動可能に構成されている。このような構成によれば、簡易な構成において放電ワイヤ110にかかる負荷を低減することができる帯電器54とすることが出来る。
また、実施形態1と同様、上下方向における上下方向におけるプロセスカートリッジの小型化が可能となる。
<第3実施形態>
次に図17と図18を用いて、第3実施形態の説明をする。図17と図18に示すように、清掃部材300は、板状スポンジ240と、支持部材310と、操作部材320とを備えている。
支持部材310は、アーム部350と、アーム部350と一体形成された収納部330とを有する。アーム部350は、第1実施形態におけるアーム部215と同一の構成のため、ここでの説明を省略する。
図17に示すように、操作部材320は、本体部321と、本体部から左方に向かって突出する突出部322と、本体部321の右側端部に設けられ前後方向に突出する回動軸323とを有する。
本体部321は、放電ワイヤ110の清掃時においてユーザによって把持される部分である。清掃部材300は、ユーザによって本体部321が把持された状態で左右方向に操作される。
突出部322は、前後方向における長さが本体部321より短くなるように形成されている。突出322は、本体部321が後述する収納部330の第1凹部332に収納された状態で、後述する幅狭溝334内に配置される。
回動軸323は、後述する収納部本体331の形成された孔部335内に配置されている。操作部材320は、回動軸323を中心として収納部330に対して回動する。
図17に示すように、収納部330は、収納部本体331と、第1凹部332と、第2凹部333と、幅狭溝334とを有する。
収納部本体331は、略平板状に形成される樹脂製の部材である。
第1凹部332は、操作部材320の本体部321を収納するように構成されている。第1凹部332は、上方に開放され、上下方向から見て矩形の左右方向に延びる溝状であり、その前後方向と左右方向の長さが本体部321と略等しい。
幅狭溝334は、左右方向において第1凹部332と第2凹部333との間に位置し前後方向において、第1凹部332と第2凹部333よりも幅狭に形成される。幅狭溝334は、第1凹部332および第2凹部333と左右方向に連続する矩形状の溝である。幅狭溝334の前後方向における長さは、突出部322の前後方向における長さと略等しく、突出部322が嵌合されるように構成されている。突出部322は、幅狭溝334に嵌合された状態で収納部本体331に対して軽く係止されている。
第2凹部333は、上下方向から見て、収納部本体331に左側部分において矩形状にへこむ部分である。第2凹部333には、操作部材320が第1凹部332に収納された状態で、突出部322の左側端部が配置されている。言い換えると、上下方向から見て、突出部322の左側端部は、第2凹部333と重なるように配置されている。これにより、ユーザは、第2凹部333内に指を入れて、指を突出部322の左側端部に引っ掛けることで突出部322を回動させることが出来る。
<第3実施形態における清掃部材の操作の説明>
図18に示すように、待機位置に配置されているとき清掃部材300は、操作部材320が収納部330の第1凹部332内に収納されて状態にある。この状態から、ユーザは、第2凹部333内に指を入れて、指を突出部322の左側端部に引っ掛けることで操作部材320を回動させ起き上がらせる。
そして、図19に示すように、清掃部材300は、操作部材320が収納部330に対して起き上がった状態(上下方向に立直した状態)でユーザによって把持され、待機位置から清掃位置に向けて移動される。
清掃部材300は、上側フレーム100の右側端部まで移動された後、待機位置に向けて移動される。清掃部材300は、待機位置に配置されると、操作部材320が収納部300の第1凹部332に収納される。
以上によれば、第2実施形態において以下のような効果を得ることが出来る。
操作部材320は、清掃部材300が待機位置にあるときは第1凹部332に対して収納され、清掃時において収納部330に対して回動されることで上下方向に立直した状態とされる。このような構成によれば、簡易な構成で、カートリッジを小型化しつつ、操作性の良い清掃部材とすることが出来る。
<変形例>
上記実施形態では、帯電器54が対向電極120を備えるスコロトロン型帯電器を用いて説明したが、これに限られず、対向電極120を有さないコロトロン型帯電器を用いても良い。
また、上記実施形態において、帯電器54は、対向電極120を清掃する部材を備えていても良い。そして、対向電極120と清掃する部材と放電ワイヤ110を清掃する部材が一体であってもよい。
また、上記実施形態において、帯電器54は、プロセスカートリッジ50に設けられているが、本体筐体10に設けられていても良い。
また、上記実施形態において、プリンタ1は、カラープリンタを用いて説明したが、モノクロプリンタであっても良い。
51 感光体カートリッジ
110 上側フレーム
105 ガイド部
106 第1ガイド部
107 第2ガイド部
108 第3ガイド部
110 放電ワイヤ
200 清掃部材
211 操作部
215 アーム部
240 板状スポンジ

Claims (6)

  1. 軸線について回転可能な感光ドラムと、
    前記軸線方向に沿って延びる放電ワイヤを有し、前記感光ドラムと対向する帯電器と、
    を備えるプロセスカートリッジであって、
    前記帯電器は、前記放電ワイヤに沿って移動することで、前記放電ワイヤを清掃するための清掃部材を有し、
    前記清掃部材は、
    前記放電ワイヤに接触する接触部材と、
    前記接触部材を前記放電ワイヤに沿って移動するために操作するための操作部と、を有し、
    前記操作部は、
    前記放電ワイヤの前記軸線方向一端側に位置する待機位置と、
    前記軸線方向において、前記待機位置より前記一端側とは反対側の他端側に位置し、前記放電ワイヤを清掃する清掃位置との間を移動可能であり、
    前記待機位置に配置される前記操作部は、前記清掃位置に配置される前記操作部より、前記感光ドラムと前記帯電器とが対向する対向方向において、前記感光ドラム側に位置していることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記放電ワイヤと前記清掃部材とを支持するフレームを有し、
    前記フレームは、前記対向方向において、前記放電ワイヤと前記操作部との間に配置されるガイド部であって、前記操作部の移動をガイドするためのガイド部を有し、
    前記ガイド部は、
    前記待機位置において、前記対向方向において前記操作部と対向する第1対向部と、
    前記清掃位置において、前記対向方向において前記操作部と対向する第2対向部と、を有し、
    前記第1対向部は、前記対向方向において、前記第2対向部より前記感光ドラム側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記操作部は、
    前記対向方向において、前記ガイド部と対向する第1面と、
    前記対向方向において、前記第1面を挟んで前記ガイド部とは反対側に位置する第2面とを有し、
    前記操作部が前記待機位置に配置されているとき、前記第2面は、前記第2対向部より、前記対向方向において前記感光ドラム側に位置していることを特徴とする請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記清掃部材は、前記接触部材が前記放電ワイヤに対して前記対向方向において略同じ位置を保った状態で、前記放電ワイヤに沿って移動可能に構成されている請求項1から3のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記清掃部材は、前記接触部材を支持し、前記操作部と前記接触部材とを連結する連結部材を有し、
    前記操作部は、前記待機位置と前記清掃位置との間の移動に伴って、前記連結部に対して前記対向方向に移動可能に構成されている、請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記清掃部材は、前記接触部材を支持し、前記操作部と前記接触部材とを連結する連結部材を有し、
    前記操作部は、前記連結部に対して回動するように構成されている、請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
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