JP2014069641A - 部品の取付構造 - Google Patents

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Abstract


【課題】 部品を取付部材に取り付ける工数を削減できる部品の取付構造を提供する。
【解決手段】 基台11は、キャップ4を本固定位置よりも手前の仮止め位置で仮止めする仮止め部、キャップを仮止め位置よりも挿入方向に進出した本固定位置に位置させる本固定部、及びキャップが仮止め位置に保持されているときにキャップの挿入方向の延長線と干渉する位置に配置されてキャップが本固定位置に進入することを規制する弾性引っ掛け爪15を有する。キャップを仮止め位置から本固定位置に向けて挿入方向に進出させるときに、クリップ3の弾性係止部3aは、取付穴2a内壁によって内部空間3bの内側に弾性変形し、弾性引っ掛け爪に押接して弾性引っ掛け爪をキャップの仮止め位置から本固定位置までの挿入経路と干渉する位置から退行させることでキャップの進入規制を解除する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、車両用部品などの部品を取付部材に取り付ける部品の取付構造に関する。
車両に取り付けられているアシストグリップは、例えば、後述の図1に示すように、長尺状のグリップ本体10と、グリップ本体10の両端に取り付けられる基台11と、基台11を車体側パネル2に形成した取付穴2aに取り付けるクリップ3と、クリップ3を覆うキャップ4とから構成されている。
アシストグリップを車体側パネル2に取り付けるために、グリップ本体10に、基台11、クリップ3及びキャップ4を組み付けて仮止め状態とする。仮止め状態のこれらの部品を、車両の組み立て作業場に搬入し、車体側パネル2に取り付けて本固定状態とする。
このような仮止め状態を経て車体側パネル2に取り付けるタイプのアシストグリップは、例えば、特許文献1に開示されている。図15に示す上段及び下段は、特許文献1の図8,図9に相当する図面であり、アシストグリップの仮止め状態を示す。図16に示す上段及び下段は、特許文献1の図12及び図13に相当する図面であり、アシストグリップの本固定状態を示す。
図15に示すように、仮止め状態のアシストグリップ91では、基台911に形成されたクリップ保持穴911bにクリップ93が挿入されている。クリップ93の一対の側壁93e間の内部空間に、キャップ94が挿入されている。キャップ94は、クリップ保持穴911bを塞いで、クリップ93のクリップ保持穴911bからの外れを防止している。キャップ94は、基台911の側壁に形成した仮止め係止凹部911qに係止されている。キャップ94の外側は、グリップ本体910の凹部910aの内面で被覆されている。これは、キャップ94は、挿入方向に大荷重が加わっても、キャップ94の変形を防止して、仮止め係止凹部911qへの係止を維持し、仮止め位置を保持するためである。
図16に示すように、アシストグリップ91を車体側パネル92に固定するために、第1ステップ目で、クリップ93を車体側パネル92に形成した取付穴92aに挿入する。第2ステップ目で、グリップ本体910を回動させて凹部910aから、キャップ94を露出させる。第3ステップ目で、キャップ94を挿入方向に押すことで、キャップ94が外側に変形して仮止め係止凹部911qとの係止を解除する。キャップ94は、更にクリップ93の内部空間に進入する。キャップ94は、基台911の側壁に形成した本固定係止凹部911rに係止されることで、キャップ94は基台911に固定される。
特開2009−120119号公報
しかしながら、特許文献1では、グリップ本体910の凹部910aの内面でキャップ94の被係止凸部94gを覆うことでキャップ94の変形を防止し、外力が加わっても被係止凸部94gと仮止め係止凹部911qとの係合が外れないように規制している。これにより、キャップ94が仮止め状態のときに、誤って本固定位置に固定されることを防止している。このため、アシストグリップを仮止め状態から本固定状態に移行させるときに、グリップ本体910を回動させてキャップ94を露出させることで、キャップ94の変形を可能とし、被係止凸部94gと仮止め係止凹部911qとの係合が外れないような規制を解除する必要があった。このため、取付工数が多く、手間がかかっていた。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、部品を取付部材に取り付ける工数を削減できる部品の取付構造を提供することを課題とする。
(1)本発明の部品の取付構造は、基台を有する部品と、取付穴をもつ取付部材と、前記基台に保持される保持部、前記取付穴に挿入される一対の側壁、及び各側壁に設けられ前記取付穴の周縁に係止される弾性係止部とを有し、前記一対の側壁の間に内部空間が形成され、前記一対の側壁の先端部において前記一対の側壁が連結され、前記一対の側壁の基端部において前記内部空間に連通する開口が形成されてなるクリップと、前記開口から前記内部空間に挿入されて前記弾性係止部を前記内部空間の外側に向けて押接する本固定位置に位置することで前記弾性係止部の前記取付穴周縁への係止を維持させるキャップと、をもつ部品の取付構造であって、前記基台は、前記キャップを前記本固定位置よりも手前の仮止め位置で仮止めする仮止め部、前記キャップを前記仮止め位置よりも挿入方向に進出した前記本固定位置に位置させる本固定部、及び前記キャップが前記仮止め位置に保持されているときに前記キャップの前記仮止め位置から前記本固定位置までの挿入経路と干渉する干渉位置に配置されて前記キャップが前記本固定位置に進入することを規制する弾性引っ掛け爪を有し、前記キャップを前記仮止め位置から前記本固定位置に向けて挿入方向に進出させるときに、前記クリップの前記弾性係止部は、前記取付穴内壁によって前記内部空間の内側に弾性変形し、前記弾性引っ掛け爪に押接して前記弾性引っ掛け爪を前記キャップの前記干渉位置から退行させることで前記キャップの進入規制を解除することを特徴とする。
本構成によれば、基台は、弾性引っ掛け爪を有する。弾性引っ掛け爪は、キャップが仮止め位置に保持されているときにキャップの挿入経路と干渉する干渉位置に配置されている。このため、アシストグリップ搬送時などに、仮止め位置にあるキャップに、挿入方向の大荷重が加わっても、キャップが誤って本固定位置に進入することが規制される。
また、アシストグリップを取付部材に取り付けるときには、クリップを取付部材の取付穴の上に配置し、キャップに挿入方向の荷重を加えることで、クリップを取付穴に挿入する。クリップを取付部材の取付穴に挿入した後に、キャップに挿入方向の荷重を加える。クリップが取付穴に進入していき、弾性係止部は、取付穴内壁によって内部空間の内側に弾性変形する。弾性変形した弾性係止部は、弾性引っ掛け爪に押接して弾性引っ掛け爪をキャップの挿入経路と干渉する干渉位置から退行させる。このため、キャップは、弾性引っ掛け爪との干渉を免れて、更に挿入方向に進入することができる。ゆえに、キャップは、本固定位置に保持され、部品の取付部材への取付が完了する。
このように、キャップに荷重を加える操作を行うだけで、1ステップで、クリップが取付穴に挿入され、キャップが本固定される。グリップ本体をキャップに押し付けることで、キャップを本固定させることもできる。従来のようにグリップ本体を基台に対して回動させてキャップを露出させる工程も不要である。
以上のように、本発明によれば、クリップを取付穴に挿入する挿入操作を行うことで、キャップを仮止め位置から本固定位置に移行させることができる。ゆえに、部品の取付部材への組み付け工数を大幅に削減できる。
(2)前記基台は、前記キャップの挿入方向に延びて前記クリップを前記キャップの挿入方向に押圧して前記クリップが前記取付穴から抜け出る抜け方向への動きを規制する規制部をもち、前記弾性引っ掛け爪の前記キャップの挿入方向の端部である一端部は、前記規制部に連結され、前記弾性引っ掛け爪の前記キャップの挿入方向と反対側の端部である他端部は、自由端であり、前記干渉位置に配置されていることが好ましい。
キャップが仮止め位置にあるときに、クリップをキャップの挿入方向に押圧して、クリップが基台のクリップ保持穴から抜け出る方向への動きを規制することができる。
(3)前記弾性引っ掛け爪は、前記規制部に連結された前記一端部から前記キャップの抜け方向に対して傾斜する方向に延びており、前記他端部の近傍で前記キャップの抜け方向と平行になるように屈曲ないし湾曲していることが好ましい。
弾性引っ掛け爪の自由端は、キャップの抜け方向に延びているため、挿入方向の加重に対して強度が増す。このため、キャップが仮止め位置にあるときに、キャップが挿入方向に加重を受けたときでも、弾性引っ掛け爪はキャップから受ける加重に十分に耐えることができる。
本発明の部品の取付構造によれば、基台が、仮止め位置にあるキャップと干渉する弾性引っ掛け爪を有しているため、仮止め位置にあるときに誤って挿入方向に進出することを防止できる。クリップを取付穴に挿入すると、弾性係止部が取付穴の内壁によって内側に弾性変形し弾性引っ掛け爪を弾性変形させる。このため、弾性引っ掛け爪による進入規制が解除され、キャップは1ステップで仮固定位置から本固定位置に進出することができる。よって、部品の取付工数を削減できる。
本発明の実施形態に係るアシストグリップの取付構造の正面図である。 実施形態に係るアシストグリップの取付構造の分解斜視図である。 実施形態に係るアシストグリップの取付構造の要部断面図である。 実施形態に係るクリップの斜視図である。 実施形態に係るキャップの斜視図である。 実施形態に係る、上側からみた基台の斜視図である。 実施形態に係る、下側からみた基台の斜視図である。 実施形態に係るアシストグリップの取付方法を説明するために、基台にクリップを保持したときの取付構造の断面図である。 キャップを仮止め位置に配置したときのアシストグリップの奥行き方向の断面図である。 キャップを仮止め位置に配置したときのアシストグリップの横幅方向の断面図である。 図9に続く、アシストグリップを車体側パネルに取り付けるにあたり、クリップを取付穴に挿入する挿入開始時のアシストグリップの奥行き方向の断面図である。 図11に続く、アシストグリップを車体側パネルに取り付けるにあたり、クリップを取付穴に挿入する挿入途中のアシストグリップの奥行き方向の断面図である。 図12に続く、アシストグリップを車体側パネルに取り付けるにあたり、クリップを取付穴に挿入する挿入完了時のアシストグリップの奥行き方向の断面図である。 クリップを取付穴に挿入する挿入完了時のアシストグリップの横幅方向の断面図である。 従来例のクリップの仮止め状態にあるときのアシストグリップの断面図である。 従来例のクリップの本固定状態にあるときのアシストグリップの断面図である。
本発明の実施形態に係る部品の取付構造について図面を用いて説明する、本実施形態では、部品が車両用のアシストグリップであり、取付部材が車体側パネルである。図1は、車体側パネル2に取り付けられたアシストグリップ1の正面図である。図2は、アシストグリップ1の分解斜視図である。アシストグリップ1は、グリップ本体10と、基台11と、クリップ3と、キャップ4とからなる。
グリップ本体10は、左右方向に長い長手形状で、その長手方向の左右両端に凹部10aを有する。凹部10aは、基台11を収容している。各凹部10aの左右両側の側壁には、軸孔10bが形成されている。
図3は、アシストグリップの取付構造の要部断面図である。図3において、紙面下方向を挿入方向、紙面上方向を抜け方向、紙面左右横方向をクリップの内部空間の奥行き方向とする。また、クリップの一対の側壁の間の奥行きの中心に向かう方向を、奥行き中心方向Gといい、クリップの側壁の奥行きの外側に向かう方向を、奥行き外側方向Hという。クリップの側壁の間の内部空間の奥行き方向の幅は、奥行き幅Dという。図4以後の図面において同じである。
図3に示すように、車体側パネル2は、車室内に露出している表面パネル21と、表面パネル21とボディとの間に介設されている内部パネル22とをもつ。表面パネル21は、車両の天井パネルに表皮材が貼り付けられたものである。表面パネル21及び内部パネル22には、基台11を取り付ける位置に、取付穴2aが貫通して形成されている。取付穴2aは、表面パネル21を貫通する表面パネル貫通部2bと、内部パネル22を貫通する内部パネル貫通部2cとからなる。取付穴2aの表面パネル貫通部2bは、内部パネル貫通部2cよりも開口径が大きいため、内部パネル貫通部2cの周縁は、表面パネル貫通部2bに露出している。
図3,図4に示すように、クリップ3は、断面U字形状を呈している。クリップ3は、内部空間3bを挟んでその両側に一対の側壁3eをもつ。クリップ3の先端部3gでは、一対の側壁3eがU字状に湾曲して連結されている。クリップ3の基端部3dでは、側壁3eは連結されていない。一対の側壁3eの基端部3dの間には、内部空間3bに連通する開口3cを有している。クリップ3は、その長手方向に車体側パネル2の取付穴2aに嵌挿される。
各側壁3eは、それぞれ、矩形に開口する穴部3tと、長手方向と直交する方向、即ち内部空間3bの奥行き方向の相対する位置に弾性係止部3aをもつ。弾性係止部3aは、側壁3eの穴部3tの先端部3g側の縁部から延びており、また、側壁3eの長手方向と平行な平面部3hに対して奥行き外側方向Hに横V字状に張り出した張り出し部3mを有している。
弾性係止部3aの張り出し部3mの幅方向中央から湾曲凸部3uが延びている。湾曲凸部3uは、内部空間3aの奥行き中心方向に向けて<形状に湾曲しており、その最も窪んだ部分の窪み部3kは、キャップ4の脚部4bの挿入前の状態で、平面部3hよりも奥行き方向内側に位置している。湾曲凸部3uの端部3iは、弾性係止部3aの先端3iでもある。この端部3iは、平面部3hよりも奥行き外側方向Hに突出している。
また、側壁3eにおける弾性係止部3aよりも基端部3d側には、基台11に保持される保持部としての段部3fを有している。段部3fは、側壁3eを奥行き外側方向HにL字状に屈折させて形成された部分である。また、段部3fの下側には、穴部3tの基端部3d側の縁部から延びる一対の爪部3sが形成されている。クリップ3は、金属板に打ち抜き曲げ加工を施して形成される。クリップ3は、樹脂で射出成形等により形成されてもよい。
図3,図5に示すように、キャップ4は、クリップ3の基端部3dを覆う覆い部4aと、クリップ3の開口3cから内部空間3bに挿入され該挿入方向に延びる脚部4bをもつ。覆い部4aは、基台11の上部に形成されたキャップ保持壁11cの上面及び側面を覆うように、断面コ字状に湾曲している。脚部4bは、矩形の四隅に位置する4本の支柱4cと、隣り合う支柱4cの間を平面状に連結する一対の挟持部4dとをもつ。脚部4bの奥行き方向の厚みは、挿入方向の先端4x近傍で、挿入方向に向けて漸次小さくなっている。図10に示すように、キャップ4の覆い部4aの側壁内面側には、内側に突出する被係止部4gが形成されている。
図3、図6、図7に示すように、アシストグリップ1の基台11は、仮止め部としての仮止め係止凹部11qと、本固定部としての本固定係止凹部11rと、規制部としての当接リブ11dと、弾性引っ張り爪15とを有する。
基台11は、クリップ3を嵌挿する四角形状のクリップ保持穴11bをもつ枠部11fと、枠部11fから上方に突出するキャップ保持壁11cとをもつ。キャップ保持壁11cは、キャップ4の覆い部4aの内側面に沿った形状をもち、覆い部4aにより被覆される。
枠部11fの内面には、クリップ保持穴11bの中央に向けて凸部11mが突設されている。凸部11の上側縁部には、クリップ3の段部3fが係止され、凸部11mの下側縁部には、クリップ3の爪部3sが係止されている。これにより、クリップ3をクリップ保持穴11bに挿着したときに、クリップ3が挿入方向及び抜け出る方向の双方の移動を規制する。
相対する一対のキャップ保持壁11cの外側面11pには、それぞれ、仮止め係止凹部11q及び本固定係止凹部11rが、キャップ4の挿入方向に配列されている。キャップ保持壁11cの外側面11pと枠部11fの外側面との間には段部11sが形成されている(図10)。
図2、図6に示すように、キャップ保持壁11cの後端部には、ケース用凹部11uが形成されている。ケース用凹部11uの凹部10に対して内側となる右側壁には貫通孔11kが形成されている。ケース用凹部11uの左側壁には、貫通孔11kと同軸で外方に突出する軸突起11sが一体に形成されている。
グリップ本体10の左側の凹部10aに保持される基台11は、ケース用凹部11uにスプリングケース5及びピン部材8が設けられている。スプリングケース5の中には、コイルスプリング6が収容されている。コイルスプリング6の短い方の一端61はスプリングケース5に係止され、L字状に屈曲された他端60は、スプリングケース5に形成されたスリット53に周方向に移動可能に挿通されている。この他端60は、凹部10の係合部10cに係止されている。この構成により、スプリングコイル6は、ケース用凹部11uが基台11を覆う方向に、グリップ本体10を付勢している。図6に示すように、スプリングケース5の軸方向の一方の立壁51と、ケース用凹部11uの左側壁の貫通孔11kとの間には、金属製のピン部材8が保持されている。
図2に示すように、グリップ本体10の右側の凹部10aに保持される基台11は、ケース用凹部11uにオイルダンパー7及びピン部材8が設けられている。オイルダンパー7は、軸方向先端にリブ70を設け、外ケースの外周面には係合凸部71を設けている。リブ70は、ケース用凹部11uの図略の凹部に係止され、係合凸部71は、凹部10aの内面に形成されたダンパ係止部10eに係止されている。基台11に対してグリップ本体10を回動させたときに、オイルダンパー7のダンパー軸が外ケースに対して回動し、適度な回動抵抗を付与する。
図2,図3に示すように、更に、基台11は、枠部11fの下方に突出する当接リブ11dをもつ。当接リブ11dは、クリップ3を車体側パネル2の取付穴2aに嵌挿するときに、クリップ3の抜け方向への動きを規制する。当接リブ11dは、クリップ保持穴11bの中央に配置されクリップ保持穴11bを2つに区画している。当接リブ11dは、平滑な板状を呈しており、当接リブ11dの横幅は、クリップ3の横幅とほぼ同じである。
図7に示すように、当接リブ11dの先端11eは、面取りされて横幅が縮小されている。図3、図4に示すように、この先端11eは、クリップ3の先端部3gに開口する先端保持孔3jに挿入されて、当接リブ11dをクリップ3の内部空間3bの奥行き幅Dの略中央に位置決めしている。一対の側壁3eの先端部から、先端保持孔3jの中央に向けてそれぞれ把持片3wが延びており、把持片3wに当接リブ11dが弾性的に挟持される。このため、クリップ3は、当接リブ11dにより、ガタつくことなく安定に保持される。
また、当接リブ11dの横幅方向Cの両端には、枠部11fから下方に延び、該横幅方向と直交する方向に横幅Jをもつ補強部11kが固定されている。クリップ3の各側壁3eは、幅方向の両端で、補強部11kに支持される。これにより、クリップ3は、補強部11kにより横幅方向Cのグラツキが抑制される。
図7に示すように、当接リブ11dの略中央には、四角形状の穴部16が形成されており、穴部16の下辺から斜め上方に向けて延びる弾性引っ掛け爪15が固定されている。弾性引っ掛け爪15は、板形状を呈し、厚み方向に弾性変形可能に設定されている。弾性引っ掛け爪15の下側の一端部15aは、当接リブ11dの穴部16の下辺に連結されており、弾性引っ掛け爪15の上側の他端部15bは自由端である。図7、図3に示すように、弾性引っ掛け爪15は延び方向の途中で屈曲されて、他端部15bの近傍がキャップ4の挿入方向と平行に延びている。弾性引っ掛け爪15の表裏両面は、一対の側壁3eに対面している。
弾性引っ掛け爪15は、一端部15aを基点として、穴部16から突出している。弾性引っ掛け爪15は、一端部15aから他端部15bに向けて、一対の側壁3eの一方に近接するように傾斜している。弾性引っ掛け爪15の他端部15bの近傍は、一対の側壁3eの一方に形成された弾性係止部3aの張り出し部3mが近接して対面している。
キャップ4、スプリングケース5、グリップ本体10及び基台11は、金型を用いて樹脂材料を射出成形して形成されたものである。
アシストグリップ1を車体側パネル2に取り付ける方法について説明する。まず、図8に示すように、クリップ3の側壁3eを奥行き中心方向Gに圧縮して、クリップ3の内部空間3bの奥行き幅Dを狭くする。この状態でクリップ3を基端部3d側から、アシストグリップ1の基台11のクリップ保持穴11bに挿入する。クリップ3の側壁3eは、基台11の当接リブ11dに摺接しながら、クリップ保持穴11bの下側から上側に向けて挿入される。クリップ3の横幅方向の端部が、当接リブ11dの幅方向両端に形成された補強部11kの内側面に摺接して、クリップ保持穴11bの横幅に対するクリップ3の横幅Cの位置合わせが行われる(図4,図10参照)。したがって、クリップ3をクリップ保持穴11bに挿入するに当たって、クリップ3の側壁3eを当接リブ11d及び補強部11kに当接させて、クリップ保持穴11b側に向けて摺接させることで、クリップ保持穴11bに確実に誘導される。
そして、クリップ3の基端部3dに形成された段部3fを枠部11fの凸部11mの上側縁部に係止し、爪部3sを凸部11mの下側縁部に係止する(図3)。このとき、当接リブ11dの先端11eが、クリップ3の先端3gに開口する先端保持孔3jに嵌挿されて、当接リブ11dの先端11e近傍のテーパ状又は段状の係止部11hが先端保持孔3jの周縁に係止される(図8)。このようにして、クリップ3を基台11に保持するとともに、当接リブ11dを、クリップ3の内部空間3bの奥行き幅Dの略中央に位置決めする。
次に、図9、図10に示すように、クリップ3の基端部3dの開口3cから内部空間3bに、キャップ4の脚部4bを仮挿入する。このとき、図10に示すように、キャップ4の覆い部4aの内側面に突出する被係止凸部4gが、基台11のキャップ保持壁11cの仮止め係止凹部11qに係止され、この位置で挿入が一旦停止され、キャップ4は仮止め位置に保持される。図9に示すように、キャップ4が仮止め位置に保持されているときに脚部4bの先端は、基台11の当接リブ11dの上部に誘導されながらクリップ3の内部空間3bに配置される。
キャップ4の脚部4bの仮固定位置から本固定位置までの挿入経路と干渉する干渉位置には、弾性引っ掛け爪15が配置されている。弾性引っ掛け爪15は、脚部4bの本固定位置への進入を規制している。キャップ4が仮止め位置にあるときに、脚部4bは、弾性引っ掛け爪15の他端部15bから離間していてもよいが、他端部15bに当接していても良い。本実施形態では、脚部4bの中の特に挟持部4dの下端が、弾性引っ掛け爪15の他端部15bと干渉する(図5,図11)。キャップ4が仮止め位置にあるときに、挟持部4dの下端を弾性引っ掛け爪15の他端15bと確実に干渉させるため、キャップ4の脚部4bは、弾性引っ掛け爪15と、内部空間の幅方向で0.5〜1.5mmの幅Aが重なった位置になるように設定されている。
また、弾性係止部3aの位置する部分の内部空間3bには、弾性係止部3aと弾性引っ掛け爪15との間の奥行き方向に隙間3pが残る。それゆえ、弾性係止部3aは、内部空間3bの奥行き方向に容易に変形し得る。キャップ4の一対の脚部4bの間には、当接リブ11dが介入する。脚部4bは、当接リブ11dに誘導されながら、クリップ3の内部空間3bの中に挿入される。
次に、図11、図2に示すように、基台11をグリップ本体部10の凹部10aに配設させる。凹部10aの右側の軸孔10bに、軸突起11sを挿入し、左側の軸孔10bに、貫通孔11kから突出するピン部材8を挿入する。これにより、グリップ本体10が基台11に取り付けられる。そして、凹部10aの内面に、キャップ4の端部4kが当接する。これにより、基台11に対して、クリップ3、キャップ4及びグリップ本体部10が、一体的に保持される。
次に、図11に示すように、グリップ本体10を車体側パネル2側(図11の矢印方向)に向けて押圧する。これにより、グリップ本体10の凹部10aの内面から突出する凸部10dでキャップ4の覆い部4aが押される。これにより、キャップ4の被係止凸部4gと基台11のキャップ保持壁11cの仮止め係止部11qとの係止が外れて、更に、キャップ4は、挿入方向に本挿入される(図10参照)。覆い部4aの内側面に、キャップ保持壁11cが当接して、クリップ3の基端部3d側及び基台11のキャップ保持壁11cが覆い部4aで覆われる。また、キャップ4の脚部4bがクリップ3の内部空間3bに嵌挿される。
更に、図12に示すように、キャップ4の脚部4bで基台11を押して(図10参照)、基台11に保持されているクリップ3が、車体側パネル2の取付穴2aに嵌挿される。このため、弾性係止部3aの張り出し部3mが、取付穴2aの中の内部パネル貫通部2cの内壁に押接する。クリップ3の弾性係止部3aが内部空間3bの内側に向けて弾性変形して内部空間3bの奥行き幅Dが縮められる。弾性係止部3aの張り出し部3mが取付穴2aを通過する。このとき、弾性係止部3aの窪み部3kが、弾性引っ掛け爪15を内部空間3bの中心方向Gに向けて押接する。弾性引っ掛け爪15は、内部空間3bでの幅方向の位置をずらして、穴部16の中に退行する。弾性引っ掛け爪15は、キャップ4の脚部4bの挿入経路と干渉する干渉位置から退行される。これにより、キャップ4の脚部4bの進入規制が解除され、クリップ3の内部空間3bに更に進入する。
クリップ3の弾性係止部3aは、内部空間3bの奥行き幅Dを一旦狭くして、取付穴2aを通過する。取付穴2aを通過した直後に、弾性係止部3aは、自身の弾発力により、奥行き幅Dを広げ、元の位置に復帰する。
キャップ4の脚部4bは、弾性引っ掛け爪15との干渉を免れて進入してくる。キャップ4が仮止め位置にあるときには、脚部4bの仮止め位置から本固定位置までの挿入経路には、弾性係止部3aの窪み部3kが位置する。取付穴2a通過直後には、窪み部3kは、脚部4bの挿入経路と干渉する干渉位置から退行する。このため、脚部4bは、更に内部空間3bに進入することができる。
ここで、弾性係止部3aの上方の窪み部3kから端部3iにわたって、内部空間3bの内側から外側に向かって徐々に抜け方向に傾斜した形状を呈している。また、仮止め状態のキャップ4の脚部4bにおいて、弾性係止部3aと干渉する位置にある挟持部4dも、内部空間3bの内側から外側に向かって徐々に抜け方向に傾斜した形状を呈している。脚部4bの仮止め状態では、脚部4bの挟持部4dは、弾性係止部3aの上方の窪み部3kから端部3iにわたる部分と対面している。このため、キャップ4の挿入方向への進出中に、脚部4bが弾性係止部3aの窪み部3kから端部3にわたる部分に当接したとき、弾性係止部3aは、外側に弾性変形される。このため、弾性係止部3aと弾性引っ掛け爪15との間の間隙が拡大されて、確実に脚部4bを本固定位置に向けて進出させることができる。もっとも、仮止め状態の脚部4bの位置と弾性係止部3aの窪み部3kとの間の距離を十分に長くすることで、脚部4bが弾性係止部3aに接触することなく、円滑に内部空間3bに進入することができる。
図5に示すように、キャップ4の脚部4bの支柱4cは、クリップ3の側壁3eの平面部3hに当接し、弾性係止部3aを除くクリップ3全体の変形を抑える。これにより、クリップ3の内部空間3bの奥行き方向の隙間がなくなり、弾性係止部3aが内部空間3bの奥行き中心方向Gへ変形しにくくなる。そして、クリップ3の側壁3e及び弾性係止部3aの窪み部3kが、奥行き中心方向Gへ撓みにくくなり、クリップ3が取付穴2aから抜け出ることが防止される。キャップ4の覆い部4aの被係止凸部4gは、基台11の本固定係止凹部11rに嵌合して、アシストグリップ1が車体側パネル2に本固定される。このように、グリップ本体10によりキャップ4に荷重を加えるだけで、クリップが取付穴2aに挿入され、キャップ4が本固定される。
本実施形態においては、基台11は、弾性引っ掛け爪15を有する。弾性引っ掛け爪15は、キャップ4が仮止め位置に保持されているときにキャップ4の挿入経路と干渉する干渉位置に配置されている。このとき、アシストグリップ1は、基台11にクリップ3を取り付けてキャップ4で仮止めした状態となる。仮止め状態で、アシストグリップ1を搬送することが可能である。搬送時などでは、仮止め位置にあるキャップに、挿入方向の大荷重が加わるおそれがある。その場合にも、キャップ4の脚部4bの挿入経路に弾性引っ掛け爪15が位置しているため、キャップ4が誤って本固定位置に進入することが規制される。
弾性引っ掛け爪15の他端部15bは、キャップ4の挿入方向に延びているため、挿入方向の加重に対して強度が増す。このため、キャップ4が仮止め位置にあるときに、キャップ4が挿入方向に加重を受けたときでも、弾性引っ掛け爪15はキャップ4から受ける加重に十分に耐えることができる。
また、アシストグリップ1を車体側パネル2に取り付けるときには、クリップ3を取付穴2aに挿入すると、弾性係止部3aが取付穴2aの内壁によって内側に弾性変形し弾性引っ掛け爪15を弾性変形させる。このため、弾性引っ掛け爪15による進入規制が解除され、キャップ4は本固定位置に進出することができる。
このように、キャップ4に荷重を加える操作を行うだけで、1ステップで、クリップ3が取付穴2aに挿入され、キャップ4が本固定される。従来のようにグリップ本体10を基台11に対して回動させて凹部10aからキャップ4を露出させる必要はない。よって、アシストグリップ1の取付工数を削減できる。
1:アシストグリップ、10:グリップ本体、10a:凹部、10b:軸孔、11:基台、11b:クリップ保持穴、11c:キャップ保持壁、11d:当接リブ、11e:先端、11q:仮止め係止凹部、11r:本固定係止凹部、15:弾性引っ掛け爪、15a:一端部、15b:他端部、16:穴部、2:車体側パネル、2a:取付穴、2b:表面パネル貫通部、2c:内部パネル貫通部、2d:周縁、3:クリップ、3a:弾性係止部、3b:内部空間、3c:開口、3d:基端部、3e:側壁、3f:段部、3g:先端部、3h:平面部、3i:端部、3j:先端保持孔、3k:窪み部、3m:張り出し部、4:キャップ、4a:覆い部、4b:脚部、4c:支柱、4d:挟持部、4g:被係止凸部。

Claims (3)

  1. 基台を有する部品と、
    取付穴をもつ取付部材と、
    前記基台に保持される保持部、前記取付穴に挿入される一対の側壁、及び各側壁に設けられ前記取付穴の周縁に係止される弾性係止部とを有し、前記一対の側壁の間に内部空間が形成され、前記一対の側壁の先端部において前記一対の側壁が連結され、前記一対の側壁の基端部において前記内部空間に連通する開口が形成されてなるクリップと、
    前記開口から前記内部空間に挿入されて前記弾性係止部を前記内部空間の外側に向けて押接する本固定位置に位置することで前記弾性係止部の前記取付穴周縁への係止を維持させるキャップと、をもつ部品の取付構造であって、
    前記基台は、前記キャップを前記本固定位置よりも手前の仮止め位置で仮止めする仮止め部、前記キャップを前記仮止め位置よりも挿入方向に進出した前記本固定位置に位置させる本固定部、及び前記キャップが前記仮止め位置に保持されているときに前記キャップの前記仮止め位置から前記本固定位置までの挿入経路と干渉する干渉位置に配置されて前記キャップが前記本固定位置に進入することを規制する弾性引っ掛け爪を有し、
    前記キャップを前記仮止め位置から前記本固定位置に向けて挿入方向に進出させるときに、前記クリップの前記弾性係止部は、前記取付穴内壁によって前記内部空間の内側に弾性変形し、前記弾性引っ掛け爪に押接して前記弾性引っ掛け爪を前記キャップの前記干渉位置から退行させることで前記キャップの進入規制を解除することを特徴とする部品の取付構造。
  2. 前記基台は、前記キャップの挿入方向に延びて前記クリップを前記キャップの挿入方向に押圧して前記クリップが前記取付穴から抜け出る抜け方向への動きを規制する規制部をもち、
    前記弾性引っ掛け爪の前記キャップの挿入方向の端部である一端部は、前記規制部に連結され、
    前記弾性引っ掛け爪の前記キャップの挿入方向と反対側の端部である他端部は、自由端であり、前記干渉位置に配置されている請求項1記載の部品の取付構造。
  3. 前記弾性引っ掛け爪は、前記規制部に連結された前記一端部から前記キャップの抜け方向に対して傾斜する方向に延びており、前記他端部の近傍で前記キャップの抜け方向と平行になるように屈曲ないし湾曲している請求項1又は2に記載の部品の取付構造。
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