JP2014069207A - 管径拡張装置及び管径拡張方法 - Google Patents

管径拡張装置及び管径拡張方法 Download PDF

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Abstract

【課題】管の外側のスペースが狭く、かつ、管端部から離れた位置の管径を拡張することが可能な管径拡張装置及び管径拡張方法を提供することを目的とする。
【解決手段】管径拡張装置は、水が充満する管20の内部に配置可能であり、一端部から他端部にかけて水の凝固点よりも低い温度を有する冷媒が流通する中空の筒状部材2と、筒状部材2から筒状部材2の外側方向に突出して設けられた板状の少なくとも二つのフィン3と、二つのフィン3の間に設けられ、筒状部材2の内外間の熱通過を低減する断熱材4とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、管を径方向に拡張する管径拡張装置及び管径拡張方法に関するものである。
配管技術において、管を径方向に拡張するため、様々な工法が知られている。例えば、管の端部のみの拡張であるが、端部の区切られた範囲に水を注入し液圧によって管径を拡張する方法や、一端からローラを挿入してローラによる押圧力で機械的に管径を拡張する方法がある。
また、下記の非特許文献1では、溶接継手部の残留応力を除去することを目的としているが、溶接継手を挟む管内の2箇所において氷栓(アイスプラグ)を生成し、二つの氷栓の間に閉じ込められた水が氷栓の成長に伴って氷となる際の体積膨張と内圧上昇によって管を塑性変形させる方法が開示されている。
名山、秋友、「アイスプラグを利用した配管残留応力除去方法」、溶接学会論文集、社団法人溶接学会、1994年、第12巻、第1号、p.132-136
上述した非特許文献1による方法は、拡張対象とする管の外面を液体窒素等によって冷却することによって、氷栓を生成する。そのため、液体窒素等の冷媒が供給される冷却部や、冷却部と接続される冷媒用配管を管の外側に配置する必要がある。
しかし、複数の管が密集して配置されたり、管の周囲に他の機器等が配置されたりしてスペースが狭いため、管の外側に冷却部や冷媒用配管を配置できない場合や管の近傍に作業員がアクセスできない場合がある。
また、液圧やローラによって管の内側から管径を拡張する方法は、管端部のみを拡張する技術であり、管端部から離れた管の中間位置で管径を拡張することができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、管の外側のスペースが狭く、かつ、管端部から離れた位置の管径を拡張することが可能な管径拡張装置及び管径拡張方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の管径拡張装置及び管径拡張方法は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る管径拡張装置は、水が充満する管の内部に配置可能であり、一端部から他端部にかけて前記水の凝固点よりも低い温度を有する冷媒が流通する中空の筒状部材と、前記筒状部材から前記筒状部材の外側方向に突出して設けられた板状のフィンと、二つの前記フィンの間に設けられ、前記筒状部材の内外間の熱通過を低減する熱通過低減部とを備える。
この構成によれば、水が充満した管の内部に配置された状態で、筒状部材の一端部から他端部にかけて冷媒を流通させると、筒状部材の内外間で熱通過が生じ、熱通過低減部材が設けられていない筒状部材の外面やフィンの外面で水が凝固し始める。フィンは、筒状部材の外側方向に突出して形成されていることから、筒状部材と管の内壁との間を塞ぐ氷栓が形成されやすい。そして、管内の水の凝固は、二つのフィンの間に向かって進行する。その結果、二つのフィン間で残存する水は、逃げ場を失う。水から氷への相変態は体積膨張を伴うため、残水の圧力が徐々に上昇する。したがって、水の圧力と氷に変化したときの体積膨張によって、管が塑性変形し、二つのフィンの間の管径が拡張する。
また、筒状部材の管壁の両側に流体があり、その間に温度差があるとき、筒状部材の壁と流体間での対流熱伝達と、筒状部材の壁の内部での伝導伝熱の二つの現象が生じており、熱通過低減部は、これらの少なくともいずれか一方を妨げる。二つのフィンの間に熱通過低減部が設けられていることから、筒状部材に冷媒が流れている場合でも、二つのフィンの間では、熱通過低減部材が設けられていない筒状部材の外面やフィンの外面よりも水の凝固が遅れる。したがって、二つのフィンで先に氷栓が形成され、確実に二つのフィンの間で水を残存させることができる。
さらに、筒状部材は、例えば管端部等の管軸方向の位置に限定されないで、管の内部の任意の位置に配置できるため、管端部から離れた位置の管径の拡張も可能である。
上記発明において、前記筒状部材よりも弾性を有し、前記筒状部材の端部それぞれに接続されたホースを更に備えてもよく、前記ホースは前記冷媒が流通する。
この構成によれば、ホースは、筒状部材へ冷媒を供給したり、筒状部材から冷媒を排出させたりする。ホースは、筒状部材よりも弾性を有していることから、曲率を有する管の内部にも筒状部材を配置しやすい。また、筒状部材の外面やフィンの外面からホース側に氷が形成されたとしても、ホースが弾性変形するため、二つのフィン間よりも外側で管径が拡張することを防止できる。したがって、管径を拡張する範囲の両側に二つのフィンを固定すれば、必要な範囲のみを確実に拡張できる。
また、本発明に係る管径拡張方法は、上述の管径拡張装置を用いる管径拡張方法であって、管内に水を充満するステップと、前記管内に前記管径拡張装置を配置するステップと、前記管径拡張装置の前記筒状部材内部に前記冷媒を供給するステップとを含む。
本発明によれば、管の内部に設置された管径拡張装置によって管の内部を冷却でき、管軸方向の位置に限定されないで管径拡張装置を配置できることから、管の外側のスペースが狭く、かつ、管端部から離れた位置の管径を拡張することができる。
本発明の一実施形態に係る管径拡張装置を示す全体概略図である。 本発明の一実施形態に係る管径拡張装置を示す部分拡大縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る管径拡張装置を示す部分拡大縦断面図であり、管が拡張を開始した状態を示す。 本発明の一実施形態に係る管径拡張装置の変形例を示す部分拡大縦断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、本実施形態に係る管径拡張装置1について説明する。
管径拡張装置1は、図1に示すように、氷栓形成ユニット10が管20内部に配置される。管径拡張装置1は、管20内部に氷栓を形成し、管20の管径を拡張することができる。管径を拡張する対象となる管20とは、例えば、熱交換器、復水器、加圧水型軽水炉(PWR)の蒸気発生器などに設けられている配管である。
管径拡張装置1の氷栓形成ユニット10は、図2に示すように、水が充満された管20内に配置されて、管20内の水を冷却し、管20内の少なくとも2箇所で氷栓を形成する。そして、形成された二つの氷栓の間で残存する水の圧力と、水から氷へ相変態するときの体積膨張によって、管20を内側から外側へ塑性変形させて、管径を拡張することができる。管径拡張装置1は、図1に示すように、氷栓形成ユニット10と、フレキシブルホース5と、冷媒供給装置7と、冷媒回収装置8などを備える。
氷栓形成ユニット10は、図2に示すように、筒状部材2と、フィン3と、断熱材4と、ジョイント6などからなる。
筒状部材2は、中空状の部材であって、一端部から他端部へ向けて内部を冷媒が流通する。冷媒は、水の凝固点よりも低い温度を有する物質であり、例えば液体窒素である。筒状部材2は、管壁内部で熱が伝導しやすい材質であり、例えば鋼製、アルミニウム合金製などの金属製である。筒状部材2は、氷栓形成ユニット10が配置される管20の内壁と筒状部材2の外壁との間で水が凝固し氷が形成されるとき、液体圧力の上昇や体積膨張によって塑性変形しにくい材質や構造を有する。これにより、液体圧力の上昇や体積膨張を用いて、筒状部材2ではなく管20のほうを塑性変形させて、管径を確実に拡張させることができる。
筒状部材2の端部には、ジョイント6を介してフレキシブルホース5が接続される。筒状部材2は、一端側のフレキシブルホース5から冷媒が供給され、他端側のフレキシブルホース5へ冷媒を排出する。
フィン3は、筒状部材2の外周面に設けられ、筒状部材2から外側方向に突出した形状を有する。フィン3は、例えば円環状の板状部材であり、筒状部材2と同様に、熱が伝導しやすい材質(例えば鋼製、アルミニウム合金製などの金属製)である。フィン3の外径は、管20の内径よりも小さい。フィン3が設けられることによって、管20内の水と氷栓形成ユニット10内の冷媒との間で熱交換可能な表面積が増加する。また、フィン3は、筒状部材2の外側方向に突出して形成されていることから、氷栓形成ユニット10と管20の内壁との間を塞ぐ氷栓が形成されやすい。
フィン3は、氷栓形成ユニット10と管20の内壁との間で氷の形成が進行したとき、体積膨張による管軸方向に対して平行な力によって降伏しにくい強度を有することが望ましい。これにより、氷栓形成ユニット10と管20の内壁との間で管径方向に氷の形成を進行させて、管径を確実に拡張させることができる。
フィン3は、筒状部材2の端部又は端部付近に形成される。なお、フィン3の形状は、円環形状に限定されない。また、図2に示す例では、フィン3は、筒状部材2の1箇所について1枚のみ形成される場合を示しているが、1箇所に複数枚形成されてもよい。筒状部材2の長さや二つのフィン3間の距離は、管径を拡張する範囲に応じて決定される。
断熱材4は、熱通過低減部の一例であり、2箇所のフィン3間にて、筒状部材2の外周面に設けられる。断熱材4は、筒状部材2やフィン3よりも熱伝導率が低い材料からなる。筒状部材2の管壁の一側に水があり他側に冷媒があって、その間に温度差があるとき、壁と流体間での対流熱伝達と、壁の内部での伝導伝熱の二つの現象が生じる。断熱材4は、これらの現象の両方又は一方を妨げる。二つのフィン3の間に断熱材4が設けられることによって、筒状部材2の内部に冷媒が流れている場合でも、二つのフィン3の間では、断熱材4が設けられていない筒状部材2の外面やフィン3の外面よりも水の凝固が遅れる。したがって、二つのフィン3で先に氷栓が形成され、確実に二つのフィン3の間で水を残存させることができる。
断熱材4が筒状部材2を覆う面積は、例えば、管20の内部で水を凝固する速度、優先的に水を凝固させる位置などに基づいて決定される。
フレキシブルホース5は、筒状部材2の端部にそれぞれ接続され、冷媒が流通する。一端側で筒状部材2の冷媒供給側に接続されるフレキシブルホース5は、他端側で冷媒供給装置7と接続される。また、一端側で筒状部材2の冷媒排出側に接続されるフレキシブルホース5は、他端側で冷媒回収装置8と接続される。なお、フレキシブルホース5の外周面には断熱材9が施され、断熱材9は、冷媒によってフレキシブルホース5の周囲の水が凝固することを防ぐ。
フレキシブルホース5は、氷栓形成ユニット10へ冷媒を供給したり、氷栓形成ユニット10から冷媒を排出させたりする。フレキシブルホース5は、柔軟性を有していることから、曲率を有する管20の内部にも氷栓形成ユニット10を配置しやすい。また、フレキシブルホース5は、筒状部材2よりも弾性を有している。これにより、筒状部材2の外面やフィン3の外面からフレキシブルホース5側に氷が形成されたとしても、フレキシブルホース5が内側に弾性変形するため、二つのフィン3間よりも外側で管径が拡張することを防止できる。したがって、管径を拡張する範囲の両側に二つのフィン3を固定すれば、必要な範囲のみを確実に拡張できる。
また、筒状部材2とフレキシブルホース5は、ジョイント6によって接続されることから、両者は着脱自在である。筒状部材2は、氷栓を形成すると塑性変形が生じることから、交換可能であることが望ましい。ジョイント6で着脱可能とすることによって、フレキシブルホース5を再利用することができる。
冷媒供給装置7は、冷媒を貯留しており、フレキシブルホース5を介して氷栓形成ユニット10へ冷媒を圧送する。冷媒回収装置8は、氷栓形成ユニット10を通過した冷媒を、フレキシブルホース5を介して回収する。
次に、本実施形態に係る管径拡張装置1を用いた管径拡張方法について説明する。
まず、管径を拡張する対象とする管20の内部に、フレキシブルホース5が両端部に接続された氷栓形成ユニット10を配置する。このとき、管径を拡張する位置に氷栓形成ユニット10を設置し、後工程で位置ずれないように固定する。また、二つのフレキシブルホース5をそれぞれ冷媒供給装置7と冷媒回収装置8に接続する。
次に、管20の内壁と氷栓形成ユニット10の外壁との間に水を充満させる。そして、フレキシブルホース5を介して氷栓形成ユニット10の筒状部材2に冷媒を供給する。冷媒は、冷媒供給装置7から冷媒回収装置8まで一方向に流れる。
これにより、断熱材4で覆われていない筒状部材2の外面及びフィン3の外面が冷却され、管20内部の水が凝固を開始する。フィン3は、筒状部材2の外側方向に突出して形成されていることから、氷栓形成ユニット10と管20の内壁との間を塞ぐ氷栓が、まず、フィン3に対応して2箇所で形成される。このとき、条件によっては、図3に示すように、管径の拡張が開始される。図3中の符号21は、氷栓を示している。
そして、管20内の水の凝固は、二つのフィン3の間に向かって進行する。その結果、二つのフィン3間で残存する水は、逃げ場を失う。水から氷への相変態は体積膨張を伴うため、残水の圧力が徐々に上昇する。したがって、水の圧力と氷に変化したときの体積膨張によって、管20が降伏して塑性変形し、二つのフィン3の間の管径が拡張する。
その後、冷媒の供給を停止し、氷を融解させて、管20の内部から水を排出し、フレキシブルホース5と共に氷栓形成ユニット10を管20の外部に取り出す。管20は、降伏して塑性変形していることから、拡張された管径が維持されたままとなる。
以上、本実施形態によれば、管20の内部に設置された管径拡張装置1によって、二つのフィン3に対応して2箇所で氷栓を形成し、二つの氷栓の間に閉じ込められた水が氷栓の成長に伴って氷となる際の体積膨張と内圧上昇によって、管径を拡張することができる。
氷栓を形成する際、管20の外部から管20内を冷却するのではなく、管20の内部のみに設置された管径拡張装置1によって管20の内部を冷却できる。したがって、複数の管20が密集して配置されたり、管20の周囲に他の機器等が配置されたりしてスペースが狭いため、管20の外側に冷却部や冷媒用配管を配置できない場合や管20の近傍に作業員がアクセスできない場合であっても、氷栓を形成して管径の拡張を行うことができる。
なお、上記実施形態では、筒状部材2の両端に1箇所ずつ合計2箇所にフィン3が設置される場合について説明したが、本発明はこの例に限定されない。筒状部材2の適切な位置に3箇所以上でフィン3を設け、フィン3の間に断熱材4を配置してもよい。これにより、管径を拡張する範囲が長い場合でも短時間で氷栓を形成できる。
また、図4に示すように、一つの筒状部材2に一つのフィン3を設置し、二つの筒状部材2と、その間に配置される断熱材4等の熱通過低減部を有する別の筒状部材11とを組み合わせてもよい。この場合でも、まず、二つのフィン3に対応して氷栓が2箇所で形成される。
上記実施形態では、冷媒供給装置7から冷媒回収装置8の間で一つの氷栓形成ユニット10が配置されて管20の内部を冷却する場合について説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、フレキシブルホース5を間に介して二つ以上の氷栓形成ユニット10を冷媒供給装置7から冷媒回収装置8の間に配置してもよい。これにより、離れた位置で別々に異なる氷栓を形成して、複数箇所でほぼ同時期に管径の拡張を行うことができる。そのため、管長が長く複数箇所の管20の拡張が必要な場合は、作業期間の短縮化を図ることができる。
上記実施形態では、熱通過低減部の一例として断熱材4を用いる場合について説明したが、本発明はこの例に限定されない。熱通過低減部は、例えば、温度調整が可能なヒータでもよい。これにより、管20内で水が凝固する速度や凝固方向を調整できる。
1 管径拡張装置
2,11 筒状部材
3 フィン
4,9 断熱材
5 フレキシブルホース
6 ジョイント
7 冷媒供給装置
8 冷媒回収装置
10 氷栓形成ユニット
20 管

Claims (3)

  1. 水が充満する管の内部に配置可能であり、一端部から他端部にかけて前記水の凝固点よりも低い温度を有する冷媒が流通する中空の筒状部材と、
    前記筒状部材から前記筒状部材の外側方向に突出して設けられた板状のフィンと、
    二つの前記フィンの間に設けられ、前記筒状部材の内外間の熱通過を低減する熱通過低減部と、
    を備える管径拡張装置。
  2. 前記筒状部材よりも弾性を有し、前記筒状部材の端部それぞれに接続されたホースを更に備え、前記ホースは前記冷媒が流通する請求項1に記載の管径拡張装置。
  3. 請求項1又は2に記載の管径拡張装置を用いる管径拡張方法であって、
    管内に水を充満するステップと、
    前記管内に前記管径拡張装置を配置するステップと、
    前記管径拡張装置の前記筒状部材内部に前記冷媒を供給するステップと、
    を含む管径拡張方法。
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