JP2014069057A - 足を動かすことが出来る車椅子のフットレスト - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の車椅子に取り付けているフットレストは静止足置き板2に足を載せるだけの機能しかない為に、長時間車椅子に乗っていると、載せている足はその間動くことがない為に、足の血行不良、足のむくみ、足首の拘縮等を促す要因になります。
【解決手段】 上記課題を解決する為に、車椅子に乗っている状態で時々静止状態の足に動く刺激を与えてやることが出来るように、従来の足を載せる為の機能しか無い車椅子の静止足置き板2に、新たに動力で動かす事が出来る機能を有する動く足置き板5を追加し、両者を組み合わせた“組み合わせ足置き板”とする事で、乗っている人がスイッチを入れると動く足置き板5側だけが動き、足裏からその刺激を筋肉や関節に伝える事で、足がほぐされ、足の活性化にも役立つ車椅子のフットレストとなる。
【選択図】図4

Description

本考案は歩くことが出来ず車椅子で生活されている方の為に、移動手段が主目的の車椅子に長時間乗り続けて生活が出来るよう、乗ったままの状態で足置き板に載せた足を動かす事が出来るように考えた車椅子のフットレストに関するものです。
歩くことが困難な方はベッドの上で生活するだけでなく長時間車椅子に乗った状態で生活を楽しんでいるし、特に介護施設等では離床の為に、一日の大半が車椅子生活であり、長時間車椅子に乗ったままで多数の方が同じ場所に集まりいろいろな娯楽を楽しんでいる。
現在の車椅子には、乗り心地、足の載せ方等いろいろ工夫されてはいるものの、フットレストの足置き板については、どの車椅子も足を載せるだけの機能しか無く、長時間載せている足は動かすことがない。
自力で足を動かす事が難しい方は、介助者に足のマッサージを受けたり、動かしてもらったり、車椅子への乗降を手伝ってもらう等の介助を必要とします。
以下の特許文献には、フットレストの角度調整機構や、フットレストの旋回と開閉装置の開示がある。
特開2008−279240 特開2007−252859
車椅子のフットレストに関し公開特許文献には、上記の角度調整、旋回・開閉装置の他に、フットレストの脱着機能、高さ調整、足置き位置変更、足の挟み込み防止、段差地の通行可能装置等多くの機能が見られるが、フットレストに載せた足を動かす機能は無い。
歩くことが困難な方は、足の衰弱が生じている上に、障害度も異なるので、足に無理な負担を掛けるような刺激は与えないで、自分の障害度に応じた刺激が選択できるように一種類の構造ではなく、刺激の与え方が異なる構造を有する器具が必要である。
現在の車椅子に長時間乗っていると、その間は全く足を動かすことが無いので、長時間に亘り足は静止状態が続くことになり、血行不良、足のむくみ、足首の拘縮、起立性低血圧、エコノミー症候群等の症状を促す欠点がある上に、下半身全体が同じ姿勢のまま動かない為に苦痛を感じる等多くの問題がある。
車椅子に乗っている状態で、上記多くの問題点を解決する為には、足の筋肉(特に腓腹筋やヒラメ筋)や足首を、動力で動かかしてあげる事が必要である。
車椅子に乗っている人がその場でスイッチを押すだけで動力が動き、足にその動きが伝わる装置でないと、動力で足を動かす為の介助者が必要となる。
車椅子生活者が恐れる尖足拘縮を防止するには、尖足方向と逆方向の動きを足に伝える事が必要である。
少しでも長く車椅子に乗った状態で生活を楽しむ為には、乗っている途中で静止している足の血行を良くし、筋肉の活動が出来る新しい機能を車椅子に追加する必要がある。
足の中で、動く刺激を受けて一番気持ちが良くて効果があるのは足裏なので、車椅子に乗っている状態で足裏が接している足置き板を利用して足に動く刺激が与えられるようにする。
足置き板全体を動かすようにすると、載せている足全体が動いてしまう為に、足が足置き板からずれ落ちる危険や、障害を抱えている足に無理な負担が掛かり過ぎる危険がある為、足置き板全体を動かす事は避ける。
そこで、車椅子に載せている足の静止状態は保ちながらも、動力で足裏の一部を刺激することで、足の筋肉や関節に動く刺激を伝えることが出来るように、現状では足を載せる機能しか有しない“静止足置き板”に新たに、動力で動かす事が出来る機能を有する“動く足置き板”を静止足置き板延長線上の指先部か、かかと部の位置に接合具で取り付けた“組み合わせ足置き板”を作り、“動く足置き板”だけを“静止足置き板”の延長線よりも上方へ上下する機構を有し、この上下動を可変周期で動かす事が出来る事を特徴とする車椅子のフットレストを提供する。
動く足置き板の取り付けは、指先部が当たる位置と、かかと部が当たる位置のどちらか一方に取り付ける物と、指先部とかかと部両方に取り付けて乗っている人がどちらでも選択して動かすことが出来る物の3種類とする。
動く足置き板を動かす装置は、介助者の助けを借りなくても、車椅子に乗ったままで好きな時に自分でスイッチを押せば自分の足に動く刺激が受けられるように車椅子自体に装置全体を取り込む。
足裏部で動く刺激を受けるので、足への負担が小さくて、マッサージをされているような気持ちの良い足の感触を脳で感じながら、筋肉や関節を可動し、ストレッチ効果を得る事が出来るので気分転換になる上、長時間車椅子に乗り続ける苦痛から少しでも解放される。
長時間車椅子に乗ったままの状態で介助者の助けを借りずに何時でも足をほぐすことが出来るので、従来よりも長時間車椅子に乗り続けて娯楽を楽しむことが出来る上、介助者による車椅子への乗降介助回数も減少する。
新しい“組み合わせ足置き板”は、“静止足置き板”と“動く足置き板”の組み合わせなので、足裏部の大部分が静止足置き板の上に載ることで、足裏部の一部が刺激を受けるだけで、筋肉や関節には無理な圧力が掛からず、足のずれ落ちも最小に留める事が出来る。
指先部の位置に取り付けた動く足置き板を動かすと、指先部が尖足方向と逆方向に持ち上がる事で、足首が伸びた状態で固まっていく尖足拘縮の予防が図られる上、足の筋肉(特に腓腹筋やヒラメ筋)を効率よく動かす事が出来る効果がある。
一方、かかと部の位置に取り付けた動く足置き板を動かすと、健常者が座っていて貧乏ゆすりをしている状態と同じ自然な動きが得られ、足はリズミカルに気持ち良くほぐされて、かかとでリズムを取っているような感覚が脳に伝わり車椅子での生活が快適になる。
今までの車椅子生活者は、上半身の動きだけだったが、これで下半身の動きも出来るようになり、大腿部と車椅子座面との圧力が変化し減圧及び蒸れ解消を促す事で褥瘡予防が図れる。
車椅子は本来移動用手段として使用される介護用品であるが、乗ったままで足を動かせる機能が追加されることで、生活を楽しむ手段としての車椅子利用価値が大となる。
既に使用されている車椅子でも、フットレスト部分だけを“組み合わせ足置き板に取り替えれば、使用中の車椅子の機能を向上させる事が出来る。
従来のフットレスト 動く足置き板を載せる為の支え支柱と回転リングの取り付け 静止足置き板に動く足置き板を取り付ける位置 動く足置き板が動いている状態
発明を実施する為の形態
従来の足を載せる機能だけのフットレストの“静止足置き板”に、動力で動かすことが出来る“動く足置き板”を追加して組み合わせた構造の“組み合わせ足置き板”を取り付け、静止足置き板と動く足置き板の両方に足裏全体が載るようにしたフットレストの実施例を以下に示す。
図1に示すように、従来のフットレストは足置き板取り付けパイプ1に静止足置き板2が取り付けられただけの物ですが、図2に示すように、足置き板取り付けパイプ1を延長し、そのパイプに動く足置き板5を載せる為の支え支柱3を取り付ける。
取り付けた支え支柱3の中央部に、先端に回転玉等の付いた突起物を取り付けた回転リング4を取り付ける。
図3に示すように、回転リングの付いた支え支柱の上に、新たに動く足置き板5を静止足置き板2の面延長線上に載せて、足置き板取り付けパイプ1には取り付けず、取り付けパイプに固定されている静止足置き板2に蝶番のような接合具6で繋ぎ合わせ、繋がった両足置き板の面上に足裏全体が載るようにする。
動く足置き板の取り付け位置は、かかと部が当たる位置と、指先部が当たる位置のどちらか一方に取り付ける物と、指先部とかかと部両方に取り付けて乗っている人がどちらでも選択して動かすことが出来る物の3種類とする。
図4に示すように、動力で回転リング4を回転させると、動く足置き板5が静止足置き板2との接合部を支点にして、支点と反対側部が突起物の長さだけ押し上げられ斜め上下運動をする。
“組み合わせ足置き板”の動く足置き板側を動かす動力の装置はバッテリーを含め全て車椅子に取り込み、車椅子に乗っている人が何時でもスイッチを押せば、動く足置板が動く構造の車椅子フットレストとする。
1.足置き板取り付けパイプ
2.静止足置き板
3.動く足置き板の支え支柱
4.回転リング
5.動く足置き板
6.接合具

Claims (1)

  1. 車椅子のフットレスト足置き板に於いて、現状では足を載せる機能しか有しない“静止足置き板”に新たに、動力で動かす事が出来る機能を有する“動く足置き板”を静止足置き板延長線上の指先部か、かかと部の位置に接合具で取り付けた“組み合わせ足置き板”を作り、“動く足置き板”だけを“静止足置き板”の延長線よりも上方へ上下する機構を有し、この上下動を可変周期で動かす事が出来る事を特徴とする車椅子のフットレスト。
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