JP2014068501A - モータ駆動装置、及び、ローラコンベア装置 - Google Patents

モータ駆動装置、及び、ローラコンベア装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モータ駆動装置に新たなケーブルを接続することなく、一斉動作命令を各モータ駆動装置に伝えることができるモータ駆動装置、及び、ローラコンベア装置を提供することを目的とする。
【解決手段】モータ駆動装置は、センサ連動動作を行うために隣接するモータ駆動装置と運転/停止信号を送受信する信号線から入力されたデータ信号の、第1信号レベルの継続時間である第1継続時間、及び、当該第1継続時間に続く当該第1信号レベルよりも低い第2信号レベルの継続時間である第2継続時間を検出し、検出した第1継続時間及び第2継続時間に基づいて、命令を検出し、検出した命令に応じたデータ信号を、隣接するモータ駆動装置に転送し、命令に応じて、自装置に予め対応付けられたモータを駆動する。
【選択図】図4

Description

本発明は、モータを駆動するモータ駆動装置及びこれを用いたローラコンベア装置に関する。
ローラコンベア装置は、生産現場や流通現場等で多数使用されており、現在では、そのモータ駆動装置には、対応するローラコンベア装置を単純に定速回転させる機能だけでなく、多くの付加機能が搭載されている。その付加機能は、例えば、ソフトスタート/ストップ機能、センサ連動機能(搬送物を連続搬送するトレインモード、そのトレインモードでの間隔を調整するギャップトレインモード等)、及び、変速段切換え機能等、多様である。
このような機能の設定は、モータ駆動装置毎に行われ、基本的にはモータ駆動装置は単独で動作する。また、センサ連動機能の場合は、各モータ駆動装置は前後のモータ駆動装置と、運転の開始又は停止を指示する信号を送受信するケーブルで接続され、前後のモータ駆動装置のみと連携して動作する(非特許文献1に示されているモータ駆動装置など)。
DP3−001 ドライバ仕様書 作成日:2004年6月16日 株式会社協和製作所
ローラコンベア装置に、センサ連動機能による通常の動作、すなわち、荷物を載せて移動させる動作を行わせている場合は、上述のように、各モータ駆動装置は前後のモータ駆動装置のみと、運転の開始又は停止を指示する信号を送信するケーブルで接続されていればよい。
ここで、全てのモータ駆動装置に、同一の動作を行わせたい場合がある。例えば、一斉に停止させる、同一方向に回転させるなどである。このように、各モータ駆動装置に一斉に同一の動作をさせようとする場合には、センサ連動機能を行わせるためのケーブル以外に、各モータ駆動装置に一斉動作命令を送信するための通信カードやケーブルを新たに設ける必要があった。
例えば、一斉停止や同一方向回転を行わせる場合には、一斉停止の信号を伝送するケーブルと、同一方向回転を行わせる信号を伝送するケーブルとの2本のケーブルが必要であった。
しかし、新たなケーブルを設けることは、費用的にもスペース的にも負担が増えるので望ましくない。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、モータ駆動装置に新たなケーブルを接続することなく、一斉動作命令を各モータ駆動装置に伝えることができるモータ駆動装置、及び、ローラコンベア装置を提供することである。
本発明にかかる一態様では、隣接する2つのモータ駆動装置それぞれと複数の信号線で接続され、自機に予め対応付けられたモータを駆動する駆動部を備えるモータ駆動装置であって、第1信号レベルの継続時間と当該第1信号レベルの信号に続く当該第1信号レベルよりも低い第2信号レベルの継続時間との組み合わせと命令とを対応付けて記憶している命令記憶部と、対象物を検出したことを示すセンサ信号を入力するセンサ入力部と、前記センサ入力部がセンサ信号を入力した場合に、モータの駆動開始を指示する運転信号を、隣接するモータ駆動装置に第1信号線を介して出力し、モータの駆動停止を指示する停止信号を、他方に隣接するモータ駆動装置に第2信号線を介して出力する出力部と、前記停止信号を、前記隣接するモータ駆動装置から第3信号線を介して入力し、前記運転信号を、前記他方に隣接するモータ駆動装置から第4信号線を介して入力する入力部と、前記入力部が前記第3信号線を介して入力した信号の、第1信号レベルの継続時間である第1継続時間、及び、前記第2信号レベルの継続時間である第2継続時間を検出し、検出した第1継続時間及び第2継続時間に対応する命令が前記命令記憶部に記憶されている場合には、命令を検出したと判断する命令検出部と、前記命令検出部が命令を検出したと判断した場合には、前記出力部に、当該命令に応じたデータ信号を前記第2信号線を介して前記他方に隣接するモータ駆動装置に出力させ、前記駆動部に、当該命令に応じてモータを駆動させる制御部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、命令を示す第1信号レベルの継続時間と第2信号レベルの継続時間とを命令記憶部に記憶しており、センサ連動動作を行うために隣接するモータ駆動装置と送受信する信号と区別できるようにしている。従って、隣接するモータ駆動装置とモータの駆動開始または駆動停止を指示する信号を送受信する信号線を用いて、各モータ駆動装置に順次同一の命令を送信することが可能となる。よって、全モータ駆動装置に同一の命令に応じた動作を略一斉に行わせることが可能となる。
また、他の一態様では、上述のモータ駆動装置において、前記命令を記憶する最新命令記憶部を、更に備え、前記制御部は、前記命令検出部が検出した命令を、前回記憶させた命令に代えて前記最新命令記憶部に記憶させ、前記駆動部は、前記最新命令記憶部に記憶されている命令に基づいて、前記モータを駆動することを特徴とする。
この構成によれば、各モータ駆動装置に送られた同一の命令であって最新の命令を、各モータ駆動装置が記憶しているので、一旦同一の命令が送られた後に、モータ駆動装置ごとに異なる命令や指示が入力されたとしても、全モータ駆動装置は同一の命令に基づいて動作を行うことができるようになる。
また、他の一態様では、上述のモータ駆動装置において、前記モータを駆動するための制御パラメータを予め記憶している制御パラメータ記憶部を、更に備え、前記駆動部は、前記最新命令記憶部に記憶されている命令が特定の命令である場合には、前記制御パラメータ記憶部に記憶されている制御パラメータに基づいて、前記モータを駆動し、前記最新命令記憶部に記憶されている命令が特定の命令でない場合には、当該命令に基づいて、前記モータを駆動することを特徴とする。
この構成によれば、各モータ駆動装置に送られた同一の命令として、同一の命令に従わなくてもよいという指示の特定の命令、言い換えれば、同一の命令を解除する命令を送信できるので、各モータ駆動装置はそれぞれの制御パラメータに応じた動作を行うことができるようになる。
本発明にかかる一態様では、隣接する2つのモータ駆動装置それぞれと通信可能に接続され、対応付けられたモータを駆動するモータ駆動装置であって、隣接するモータ駆動装置から、データ信号を入力する入力部と、前記入力部で入力したデータ信号の、第1信号レベルの第1継続時間、及び、当該第1信号レベルよりも低い第2信号レベルであって当該第1継続時間に続く第2継続時間を検出するパルス検出部と、前記パルス検出部が検出した第1継続時間と、予め定められている第1時間とに基づいて、自装置が何番目の装置であるかを示す自識別番号を算出する個別識別部と、前記第1継続時間に前記第1時間を足した時間の第1信号レベルのデータ信号を、前記入力部がデータ信号を入力したモータ駆動装置とは異なる方の隣接するモータ駆動装置に出力する出力部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、隣接するモータ駆動装置から送信されたデータ信号のパルス幅(第1継続時間)を第1時間分延長したパルス信号を、他方の隣接するモータ駆動装置に送信する。すなわち、モータ駆動装置は、それぞれ異なるパルス幅のデータ信号を受信するので、データ信号のパルス幅から自装置に固有の識別番号を知ることが可能となる。
また、他の一態様では、上述のモータ駆動装置において、自装置又は自装置に対応付けられたモータにエラーが発生したことを検出するエラー検出部と、前記エラー検出部がエラーを検出した場合に、エラー信号を、隣接するモータ駆動装置に送信するエラー送信部とを、更に備え、前記エラー信号送信部は、特定パルス幅のパルス信号を、前記個別識別部で算出した自識別番号に応じた回数分含んだエラー信号を生成して送信することを特徴とする。
この構成によれば、自装置に固有の識別番号を付加したエラー信号を生成して送信できるので、エラー信号を受信した上位装置は、エラー信号を送信したモータ駆動装置を特定することが可能となる。
また、他の一態様にかかるローラコンベア装置は、これら上述のいずれかのモータ駆動装置と、前記モータ駆動装置によって駆動されるモータと当該モータによって駆動されるコンベアローラとを備える。
ローラコンベア装置において、コンベアローラ及びモータ駆動装置の対(組)は、数台、場合によっては数十台以上設けられる。したがって、このような構成のローラコンベア装置では、モータ駆動装置が上述のように入出力端または操作入力端の機能割り付けの変更を容易に行うことができることは、好適である。
本発明にかかる駆動システム及びモータ駆動装置を用いたローラコンベア装置では、モータ駆動装置に新たなケーブルを接続することなく、一斉動作命令を各モータ駆動装置に伝えることができる。
実施形態1にかかるモータ駆動装置が備えるマイコンの機能ブロック図である。 図1に示すモータ駆動装置が複数直列に接続された駆動システムを説明するための図である。 図1に示すモータ駆動装置における一斉命令テーブル及び最新一斉命令の構成及び内容例を示す図である。 図1に示すモータ駆動装置のON信号、OFF信号を示す図である。 図1に示すモータ駆動装置の一斉命令信号の例を示す図である。 図1に示すモータ駆動装置の一斉動作処理のフローチャートである。 直列に接続された複数のモータ駆動装置のエラー処理を説明するための図である。 実施形態2にかかるモータ駆動装置が備えるマイコンの機能ブロック図である。 図8に示すモータ駆動装置における個別識別処理を説明するための図である。 図8に示すモータ駆動装置の個別識別処理のフローチャートである。 図1に示すモータ駆動装置の個別識別信号の例を示す図である。 図1に示すモータ駆動装置のエラー通知処理のフローチャートである。 図1に示すモータ駆動装置のエラー信号の例を示す図である。 ローラコンベアの動作を説明するための図である。 センサ連動処理を説明するための図である。
<実施形態1>
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。尚、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。また、本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
<センサ連動機能>
まず、センサ連動機能を、図14、及び、図15を用いて説明する。図14は、荷物(搬送物、ワーク)の搬送の様子を示す概略図である。荷物は、上流から下流に向かって、すなわち、ゾーンAから、ゾーンB、ゾーンCへと搬送される(白抜き矢印参照)。各ゾーンには、複数のローラが備えられており、そのうちのモーターローラ(ハッチングをかけているローラ)は、内蔵するモータがモータ駆動装置(不図示)によって制御されて、ユーザによって設定された任意の回転方向に、任意の速度で回転する。モータ駆動装置は、モータ―ローラ毎に備えられている。モーターローラ以外のローラは自由に回転する。また、各ゾーンには、ゾーン内の搬送物(荷物)の有無を検知するセンサが設けられている。センサ連動による搬送では、荷物が載っているゾーンと進行方向のゾーンのみのモーターローラが回転する。尚、図14では、説明の便宜上、3つのゾーンを記載しているが、より多くのゾーンが設けられていてもよい。
図15は、モータ駆動装置(ドライバ)の動作を説明するための図である。ドライバ9A、9B、9Cそれぞれは、図14のゾーンA、B、Cのモーターローラそれぞれを制御するドライバであり、マイコン90A、90B、90Cをそれぞれ備えている。ドライバ9は、マイコン90、コネクタCN1〜CN6、モータを駆動するための制御パラメータを設定するディップスイッチ、ロータリースイッチ等、及び、モータ駆動装置として機能する為に必要な多数の電子部品を備える。図15では、説明の便宜上、それらのうち、マイコン10、及び、コネクタCN3〜6のみを記載している。
コネクタCN3は、モーターローラの運転制御用の入出力端であり、各ピンには、モーターローラの回転方向の入力、モータの速度信号の出力等の入力機能が割り当てられており、ユーザは、所望する命令、指示等を入力する。図15におけるコネクタCN3の矩形は、コネクタCN3によって入力された命令を示す。
コネクタCN4は、ローラ上を搬送される搬送物の通過を検出するフォトセンサ等のセンサに接続するためのコネクタであり、ピン「DC24V」には、センサ用電源出力機能が割り当てられ、ピン「センサ入力」には、センサによる搬送物の検出を示すセンサ入力信号の入力機能が割り当てられている。ピン「GND」は、接地される。図15においてコネクタCN4の矩形は、ピンを示す。尚、コネクタCN5、6の矩形も、同様にピンを示す。
コネクタCN5、CN6は、隣接するドライバ9とのセンサ信号送受信用であり、各ドライバ9のコネクタCN5は、上流の隣接するドライバのコネクタCN6と通信ケーブル91で接続されている。ピン「センサ入力」には、隣接するドライバ9から、その隣接するドライバ9と対応するセンサが搬送物を検出したことを示すセンサ信号を入力する機能が割り当てられ、ピン「センサ出力」には、自ドライバ9と対応するセンサが搬送物を検出したことを示すセンサ信号を出力する機能が割り当てられている。ピン「COM入力」及び「COM出力」は、コモン入力(GND)及びコモン出力(GND)である。尚、図の見易さの観点から、通信ケーブルを示す線分は記載していないが、コネクタCN5のピン「COM出力」とコネクタCN6のピン「COM入力」とは1本の信号線で接続されているものとし、コネクタCN5のピン「センサ出力」とコネクタCN6のピン「センサ入力」と、コネクタCN5のピン「センサ入力」とコネクタCN6のピン「センサ出力」と、コネクタCN5のピン「COM入力」とコネクタCN6のピン「COM出力」とも、それぞれ1本の信号線で接続されているものとする。尚、図2及び図7においても、同様に、通信ケーブルを示す線分は記載していないが、ピン同士はそれぞれ一本の信号線で接続されているものとする。
ここで、ゾーンBに荷物が移動し、ゾーンBのセンサが荷物を検出した場合を説明する。ドライバ9Bのマイコン90Bは、コネクタCN4のピン「センサ入力」から荷物を検知した信号を入力すると、ドライバ9Bに対応するモータを駆動させ、コネクタCN6のピン「センサ出力」に所定レベルよりも高いレベルの信号(以下、「High信号」という。)(運転信号)を出力し(実線矢印参照)、下流のドライバ9Cに送信し、また、コネクタCN5のピン「センサ出力」にHigh信号(停止信号)を出力して、上流のドライバ9Aに送信する(破線矢印参照)。
尚、上述のように、各コネクタごとに機能が分けられ、それぞれ1本の信号線で接続されているので、運転信号や停止信号といった異なる内容の信号であっても同じHigh信号でよい。
High信号(運転信号)をコネクタCN5のピン「センサ入力」から入力した下流のドライバ9Cのマイコン90Cは、モータを駆動する。また、High信号(停止信号)をコネクタCN6のピン「センサ入力」から入力した上流のドライバ9Aのマイコン90Aは、モータを停止する。すなわち、各ドライバ9は、コネクタCN6のピン「センサ入力」から信号(停止信号)を入力するとモータ駆動を停止し、コネクタCN5のピン「センサ入力」から信号(運転信号)を入力するとモータ駆動を開始する。尚、停止信号が入力されてから所定時間後にモータを停止する、運転信号が入力されてから所定時間後にモータの運転を開始するなどの様々な制御を行ってもよい。
このように各モータ駆動装置を通信ケーブルで接続して、センサ連動動作を行う。
以下、実施形態1にかかるモータ駆動装置について説明する。
<構成>
図1は、実施形態1にかかるモータ駆動装置(ドライバ)が内蔵するマイコン10の機能ブロック図である。図2は、マイコン10が内蔵されているドライバ1が、直列に接続された駆動システムSを示す図である。まず、図2を用いて、ドライバ1、及び、複数のドライバ1で構成される駆動システムSについて説明する。
本実施形態のドライバ1は、図15を用いて説明したセンサ連動機能を備え、更に、一斉動作を行う機能を有するものである。センサ連動の動作では、ドライバは、その前後のドライバに対して運転信号又は停止信号を送信して、連携して動作を行った。本実施形態1のドライバ1は、センサ連動の動作において前後のドライバに信号を送信する際に用いたラインを用いて、一斉命令をドライバ1に順次送信する。
図2のドライバ1は、図15のドライバ9と同様に、マイコン10、コネクタCN1〜CN6、モータを駆動するための制御パラメータを設定するディップスイッチ等を備え、それらのうち、マイコン10、及び、コネクタCN3〜6のみを記載している。ドライバ1のコネクタは、ドライバ9のコネクタと同様の機能を有し、更に、一斉命令を送信するための機能を有する。以下、ドライバ9のコネクタと異なる点を中心に説明する。
コネクタCN3は、ドライバ9のコネクタCN3と同様に、モーターローラの運転制御用の入出力端であり、コネクタCN3のピンには、モーターローラの回転方向の入力、モータの速度信号の出力等の入力機能が割り当てられている。また、実施形態では、コネクタCN3の2つのピンの入力「ON」、「OFF」の組み合わせで、一斉動作する命令、例えば、一斉停止、一斉CCW(反時計回り)運転、一斉CW(時計回り)運転等の命令を入力する。図2の、コネクタCN3の矩形内には、一斉命令が記載されている。
コネクタCN4は、ドライバ9のコネクタCN4と同様に、ローラ上を搬送される搬送物の通過を検出するフォトセンサ等のセンサ用であり、ピン「センサ入力」には、センサ入力信号の入力機能が割り当てられている。
コネクタCN5、CN6は、ドライバ9のコネクタCN5、CN6と同様に、隣接するドライバ1とのセンサ信号送受信用であり、通信ケーブルで接続される。ピン「エラー信号」は、エラー信号を送受信する機能が割り当てられているが、実施形態1で説明する一斉動作では用いられず、実施形態2で説明する動作で用いられる。尚、図15と同様に、図の見易さの観点から、通信ケーブルを示す線分は記載していないが、コネクタCN5の各ピンとコネクタCN6の各ピンとは、それぞれ1本の信号線で接続されているものとする。
ドライバ1は、センサ連動動作を行うことが可能であり、図15を用いて説明したドライバ90と同様に、コネクタCN6のピン「センサ入力」からHigh信号(停止信号:太線破線矢印参照)を入力するとモータの駆動を停止し、コネクタCN5のピン「センサ入力」からHigh信号(運転信号:太線矢印参照)を入力するとモータの駆動を開始する。また、コネクタCN6のピン「センサ出力」からは、運転信号を出力し、コネクタCN5のピン「センサ出力」からは、停止信号を出力する。
本実施形態1のドライバ1は、更に、通信ケーブルで接続されている全ドライバ1に対して、一斉に同じ動作をさせる為の一斉命令を送信すること、すなわち、一斉命令処理が可能である。詳細には、或るドライバ1のコネクタCN3を介して一斉命令が入力されると、その或るドライバ1のコネクタCN5のピン「センサ出力」から上流のドライバ1に対して、一斉命令を出力する。上述のように、センサ連動の動作においては、コネクタCN5のピン「センサ出力」からは、停止信号を出力する。すなわち、本実施形態のドライバ1は、既存の通信ケーブルの1本の信号線(ライン)を用いて、一斉命令を送信する。一斉命令の詳細は、<一斉命令>の項で説明する。
次に、図1を用いてマイコン10の構成、及び、マイコン10が備える機能ブロックを説明する。
マイコン10は、CPU(Central Processing Unit)20、及び、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等のメモリ30を備える。また、図示していないが、マイコン10は、入出力回路、アナログ/デジタル変換回路、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の通常のマイクロコンピュータに内蔵されている補助的な回路も内蔵しているものとする。
マイコン10は、制御部21、一斉命令検出部22、及び、モータ駆動部23を備える。CPU20が、メモリ30に記憶されているソフトウェアプログラムを実行することで、制御部21等がマイコン10に機能的に構成される。
メモリ30は、制御パラメータ記憶部31、及び、一斉命令記憶部32を備える。
制御パラメータ記憶部31は、ディップスイッチ、ロータリースイッチ等を介して入力された、モータを駆動するための制御パラメータを記憶しておく機能を有する。
一斉命令記憶部32は、一斉命令処理を行うために必要な情報を記憶しておく機能を有する。記憶されているデータについては、<一斉命令>の項で説明する。
制御部21は、他の機能部を制御して、センサ連動処理及び一斉命令処理を行う。センサ連動処理として、制御部21は、次の処理を行う。制御部21は、コネクタCN4のピン「センサ入力」から、センサが搬送物を検出した旨の信号が入力されると、メモリ30の制御パラメータ記憶部31に記憶されている制御パラメータに応じてモータの駆動を開始するようモータ駆動部23に指示する。更に、コネクタCN6のピン「センサ出力」にHigh信号(運転信号)を出力し、コネクタCN5のピン「センサ出力」にHigh信号(停止信号)を出力する。また、制御部21は、コネクタCN6のピン「センサ入力」からHigh信号(停止信号)が入力されると、モータ駆動部23にモータの駆動を停止するよう指示する。
但し、一斉命令記憶部32の最新一斉命令330に記憶されている一斉命令の内容が、制御パラメータに応じて動作する旨を示す場合に限り、上述の動作を行う。制御パラメータに応じて動作する旨を示していない場合は、最新一斉命令330に記憶されている一斉命令が示す動作を行う。
また、一斉命令処理として、制御部21は、次の処理を行う。制御部21は、一斉命令検出部22から一斉命令が通知されると、通知された一斉命令を、一斉命令記憶部32に記憶させ、通知された命令に応じて、モータの駆動を開始または停止するようモータ駆動部23に指示する。更に、一斉命令検出部22から通知された一斉命令を、コネクタCN5のピン「センサ出力」に出力する。
また、制御部21は、コネクタCN3から一斉命令が入力されると、一斉命令検出部22から一斉命令が通知された場合と同様の動作を行う。すなわち、入力された一斉命令を、一斉命令記憶部32に記憶させ、入力された命令に応じて、モータの駆動を開始または停止するようモータ駆動部23に指示し、入力された一斉命令を、コネクタCN5のピン「センサ出力」に出力する。
一斉命令検出部22は、コネクタCN6のピン「センサ入力」から入力される信号を観察し、一斉命令を検出し、制御部21に通知する。一斉命令及び検出方法については、<一斉命令>の項で説明する。
モータ駆動部23は、制御部21からの指示に従い、ドライバ1に対応するモータの駆動の開始または停止を行う。
<一斉命令>
ここで、一斉命令について、図3〜5を用いて説明する。
本実施形態1では、一斉命令は、2ビットで表す。図3(a)に、一斉命令テーブル320を示す。この一斉命令テーブル320は、2ビットの内容と、命令の内容を対応付けたデーブルであり、メモリ30の一斉命令記憶部32に予め記憶されている。
一斉命令テーブル320は、「Bit1」、「Bit2」、及び、「一斉命令」の3項目で構成される。項目「Bit1」は、1ビット目の内容を示し、項目「Bit2」は、2ビット目の内容を示す。すなわち、ONまたはOFFを示す。また、項目「一斉命令」は、項目「Bit1」と項目「Bit2」とで示される内容に応じた一斉命令の内容を示す。実施形態1の駆動システムSでは、4つの一斉命令を用いる。「一斉命令なし」は、制御パラメータ記憶部31に記憶されている制御パラメータに応じて動作する旨を示す命令である。「一斉CCW運転」は、反時計回りでモータの駆動を行う命令であり、「一斉CW運転」は、時計回りでモータの駆動を行う命令である。「一斉停止」は、モータの駆動を停止する命令である。例えば、項目「Bit1」の内容が「OFF」、項目「Bit2」の内容が「ON」の場合、項目「一斉命令」の内容は「一斉CW運転」である。
図3(b)に、最新一斉命令330を示す。最新一斉命令330は、最も新しい一斉命令を記憶しておくテーブルであり、メモリ30の一斉命令記憶部32に記憶されている。この最新一斉命令330は、制御部21が一斉命令を隣接するドライバ1から通知される、または、コネクタCN3から入力されると書き換えられる。
最新一斉命令330は、「Bit1」、及び、「Bit2」の2項目で構成される。項目「Bit1」は、1ビット目の内容を示し、項目「Bit2」は、2ビット目の内容を示す。
一斉命令テーブル320、及び、最新一斉命令330は、各ドライバ1の一斉命令記憶部32にそれぞれ記憶されており、ドライバ1の制御部21は、この最新一斉命令330を参照して、モータ駆動部23に指示を出す。
例えば、最新一斉命令330の項目「Bit1」の内容が「ON」、項目「Bit2」の内容が「OFF」の場合は、一斉命令が「一斉CCW運転」であるので、制御部21は、反時計回りでモータの駆動を行うようモータ駆動部23に指示を出す。
また、最新一斉命令330の項目「Bit1」の内容が「OFF」、項目「Bit2」の内容が「OFF」の場合、すなわち、一斉命令が「一斉命令なし」の場合には、制御パラメータ記憶部31に記憶されているパラメータ、すなわち、ドライバ1に個別に設定されている制御パラメータの内容に応じて、モータ駆動部23に指示を出す。
次に、図4を用いて、コネクタCN6のピン「センサ入力」から入力される信号から、一斉命令検出部22が、一斉命令を示すビットの「ON」、「OFF」を検出する方法を説明する。
図4(a)に「ON」信号を示し、図4(b)に「OFF」信号を示す。図4(a)に示すように、コネクタCN6のピン「センサ入力」から、所定のレベルより高いレベル(Highレベル)が8ms(ミリ秒)継続して入力された後に、所定のレベルよりも低いレベル(Lowレベル)が2ms継続して入力された場合に、一斉命令検出部22は、「ON」信号が入力されたと判断する。また、図4(b)に示すように、Highレベルが2ms入力された後に、Lowレベルが8ms入力された場合に、「OFF」信号が入力されたと判断する。
図4(a)、(b)で示す「ON」、「OFF」信号は、センサ連動処理において入力される停止信号と区別がつくような継続時間とする必要がある。実施形態1では、コネクタCN6のピン「センサ入力」から、Highレベルが10ms入力された場合に、停止信号が入力されたと判断するものとする。
一斉命令検出部22は、コネクタCN6のピン「センサ入力」から入力される信号のレベルを、周期的に測定し、例えば、1msごとに測定し、継続時間を計測する。
図5に、一斉命令の信号の例を示す。最初の信号は、Highレベルが8ms入力された後に、Lowレベルが2ms入力されたので「ON」信号であると判断され、続いて、Highレベルが2ms入力された後に、Lowレベルが8ms入力されたので「OFF」信号であると判断される。従って、一斉命令検出部22は、「ON」、「OFF」と入力されたと判断し、一斉命令テーブル320を参照することにより、一斉命令として「一斉CCW運転」が入力されたと判断する。そして、一斉命令検出部22は、最新一斉命令330の項目「Bit1」として「ON」を、項目「Bit2」として「OFF」を設定する。
次に、新たな信号として、一斉命令検出部22が、「OFF」、「ON」と入力されたと判断すると、最新一斉命令330の項目「Bit1」として「OFF」を、項目「Bit2」として「ON」を設定、すなわち、上書きする。
尚、実施形態では、図4に示すように、一斉命令の「ON」及び「OFF」の双方の信号はHighレベルから始まるので、すなわち、一斉命令はHighレベルから始まるので、各ドライバ1は、コネクタCN5の「センサ出力」から一斉命令を出力する際には、Lowレベルを所定期間出力してから一斉命令を出力することとする。また、一斉命令の始まりを示すプリアンブルを予め決めて送信することとしてもよい。例えば、HighレベルとLowレベルを1msずつ交互に2回ずつ送信する等である。
<動作>
次に、図6を用いて、ドライバ1の一斉動作処理を、図2を参照しながら説明する。図6は、ドライバ1の一斉動作処理のフローチャートである。
図2のドライバ1CのコネクタCN3から「一斉停止命令」が入力された場合を想定して、一斉動作処理を説明する。図2において、センサ連動における運転信号は実線矢印で示し、停止信号は破線矢印で示す。また、一斉命令は、一点鎖線矢印で示す。
フローチャートにおいて、ステップS10〜12の処理は、ドライバ1Cに入力された一斉命令を、ドライバ1Cからドライバ1B、ドライバ1Aへと順に送信する処理である。また、ステップS13〜19の処理は、センサ連動動作の処理である。詳細には、ステップS13〜16の処理は、センサが搬送物を検出した場合の処理であり、ステップS17〜19の処理は、隣接するドライバ1から運転信号または停止信号を受信した場合の処理である。
まず、ドライバ1CのコネクタCN3から「一斉停止命令」が入力され、一斉命令が順に送信されていくステップS10〜12の処理を説明する。
ドライバ1CのコネクタCN3に、「一斉停止命令」、すなわち、1ビット目が「ON」、2ビット目が「ON」の信号(一点鎖線矢印参照)をユーザが入力する。マイコン10Cの制御部21は、コネクタCN3から「一斉停止命令」が入力されたことを検知すると(ステップS10:YES)、入力された「一斉停止命令」をマイコン10Cの一斉命令記憶部32の最新一斉命令330に記憶させ、「一斉停止命令」をドライバ1CのコネクタCN5のピン「センサ出力」から出力する(ステップS11)。そして、マイコン10Cの制御部21は、一斉命令に応じた動作、すなわち、マイコン10Cのモータ駆動部23にモータの駆動を停止する指示を行う(ステップS12)。尚、入力された一斉命令が「一斉命令なし」である場合は、何も行わない。
ドライバ1Cのマイコン10CによるステップS11の処理において、ドライバ1CのコネクタCN5のピン「センサ出力」から出力された「一斉停止命令」は、ドライバ1BのコネクタCN6のピン「センサ入力」から入力され、マイコン10Bの一斉命令検出部22によって一斉命令が検知される。一斉命令として「一斉停止命令」を検知した一斉命令検出部22は、検知した「一斉停止命令」をマイコン10Bの制御部21に通知する。通知を受けた制御部21は、「一斉停止命令」が入力されたことを検知し(ステップS10:YES)、通知された「一斉停止命令」をマイコン10Bの一斉命令記憶部32の最新一斉命令330に記憶させ、「一斉停止命令」をドライバ1BのコネクタCN5のピン「センサ出力」から出力する(ステップS11)。そして、マイコン10Bの制御部21は、一斉命令に応じた動作、すなわち、モータ駆動部23にモータの駆動を停止する指示を行う(ステップS12)。
次に、ドライバ1BのステップS11の処理において、ドライバ1BのコネクタCN5のピン「センサ出力」から出力された「一斉停止命令」は、ドライバ1AのコネクタCN6のピン「センサ入力」から入力され、マイコン10Aの一斉命令検出部22によって一斉命令が検知される。一斉命令検出部22が「一斉停止命令」を検知すると(ステップS10:YES)、入力された「一斉停止命令」をマイコン10Aの一斉命令記憶部32の最新一斉命令330に記憶させ、「一斉停止命令」をドライバ1AのコネクタCN5のピン「センサ出力」から出力する(ステップS11)。
このように、ドライバ1CのコネクタCN3から入力された「一斉停止命令」は、順に、ドライバ1に伝達されていくことになる。
次に、センサ連動の処理であるステップS13〜19の処理を説明する。ここでは、ドライバ1Bを用いて説明する。
ドライバ1BのコネクタCN4のピン「センサ入力」から搬送物を検知した旨の信号を入力すると(ステップS13:YES)、マイコン10Bの制御部21は、一斉命令記憶部32に記憶されている最新一斉命令330の一斉命令が「一斉命令なし」であるか否かを確認する(ステップS14)。最新一斉命令330の一斉命令が「一斉命令なし」である場合は(ステップS14:YES)、制御パラメータ記憶部31に記憶されている制御パラメータに応じてモータ駆動部23に指示を行い、コネクタCN6のピン「センサ出力」から、High信号(運転信号:実線矢印)を出力し、コネクタCN5のピン「センサ出力」からは、High信号(停止信号:破線矢印)を出力する(ステップS15)。一方、最新一斉命令330の一斉命令が「一斉命令なし」でない場合は(ステップS14:NO)、一斉命令に応じた動作、すなわち、モータ駆動部23にモータの駆動を停止する指示を行う(ステップS16)。
また、コネクタCN5のピン「センサ入力」からHigh信号(運転信号:実線矢印)を入力、または、コネクタCN6のピン「センサ入力」からHigh信号(停止信号:破線矢印)を入力した場合は(ステップS17:YES)、制御部21は、一斉命令記憶部32に記憶されている最新一斉命令330の一斉命令が「一斉命令なし」であるか否かを確認する(ステップS18)。最新一斉命令330の一斉命令が「一斉命令なし」である場合は(ステップS18:YES)、受信した信号に応じてモータの駆動開始、または、駆動停止をモータ駆動部23に指示する(ステップS19)。一方、最新一斉命令330の一斉命令が「一斉命令なし」でない場合は(ステップS18:NO)、一斉命令に応じた動作、すなわち、モータ駆動部23にモータの駆動を停止する指示を行う(ステップS20)。
本実施形態1では、停止信号を出力するコネクタCN5のピン「センサ出力」から、一斉命令を出力することとしているが、運転信号を出力するコネクタCN6のピン「センサ出力」から出力することとしてもよい。この場合は、一斉命令を入力したドライバ1から、下流のドライバ1に向かって、一斉命令が伝達されていくことになる。
<実施形態2>
実施形態1では、センサ連動処理において隣接するドライバ1にモータの運転/停止信号を送信するための信号線を用いて、全ドライバに対して、一斉命令を送信することを可能とする駆動システムについて説明した。
実施形態2では、直列に接続された複数のドライバのうち、エラーが発生したドライバを、PLC(Programmable Logic Controller)が検出できる駆動システムついて説明する。
まず、図7を用いて、エラーが発生したドライバ8Aが、エラーが発生したことPLC2に通知する場合について説明する。図7(A)は、エラー信号を送信するための1本の通信線によって直列に接続された複数のドライバ8A〜Cを示す。最下流のドライバ8Cには、PLC2が接続されている。
各ドライバ8のマイコン80は、ドライバ8が駆動するモータ等に故障等の不具合が発生したことを検知すると、下流側のドライバ8に対してエラー信号を送信する。また、上流側のドライバ8からエラー信号を入力すると、対応するモータの駆動を停止する等の所定の処理を行い、下流側のドライバ8にエラー信号を転送する。
このように、PLC2は、ブロック内のいずれかのドライバ8にエラーが発生したことを検出することができる。ブロックとは、PLC2が管理しているドライバ8の集合、言い換えれば、エラー信号を受信できるドライバ8の集合をいう。
ここで、例えば、ドライバ8Aにエラーが発生した場合、ドライバ8Aのマイコン80Aは、コネクタのピン「エラー信号」にHigh信号(エラー信号)を出力し、エラー信号はドライバ8B、ドライバ8Cと順に転送され、PLC2はエラー信号を受信する。また、ドライバ8Cにエラーが発生した場合、ドライバ8Cのマイコン80Cは、ピン「エラー信号」にHigh信号(エラー信号)を出力し、PLC2はエラー信号を受信する。エラー信号を受信したPLC2は、PLC2が管理しているブロック内でエラーが発生したことを検知することはできるが、ブロック内のいずれのドライバ8でエラーが発生したかを検知することはできない。
この場合、PLC2が、エラーが発生したドライバを検知するためには、図7(B)に示すように、ブロック内のドライバ8A〜Cそれぞれと通信ケーブルで接続すればよい。しかし、この場合は、各ドライバ8をエラー信号用の信号線で接続することに加えて、更に、各ドライバ8とPLC2とを通信ケーブルで接続しなければならず、スペース的にも、経済的にも、負担が大きくなる。
実施形態2では、各ドライバとPLC2とを通信ケーブルで接続しなくても、いずれのドライバでエラーが発生したかを検知することを可能とするドライバを説明する。
<構成>
実施形態2のエラー処理機能を、実施形態1の駆動システムSのドライバ1が有しているものとして説明する。エラー処理は、図2で示すように、ドライバ1のコネクタCN5のピン「エラー信号」と、コネクタCN6のピン「エラー信号」とを接続している1本の信号線を用いて行う。
本実施形態2のドライバ1は、エラー処理機能として、大きく2つの機能を有する。1つ目の機能は、ドライバ1自身の、ブロック(図7参照)の中での識別番号を決定する識別番号決定機能である。識別番号は、ブロック内の最下流のドライバ1を1番目とし、上流に向かって何番目のドライバであるかで示すものとする。2つ目の機能は、エラー信号として、ドライバ自身の識別番号を付加した信号を送信するエラー通知機能である。
図8は、エラー処理機能を有するマイコン10の機能ブロック図である。ここでは、エラー処理機能に関係ある機能ブロックのみを記載している。また、コネクタCN5及びCN6のピン「エラー信号」で入出力される信号を破線で囲って示す。
マイコン10は、制御部21、モータ駆動部23、及び、エラー検出部24を備え、メモリ30は、自己識別番号記憶部33を備える。
エラー検出部24は、ドライバ1に対応するモータや、ドライバ1等に不具合が発生したことを検出する機能を有する。
コネクタCN5、及び、コネクタCN6のピン「エラー信号」から入力される信号のレベルは、制御部21によって周期的に測定され、例えば、1msごとに測定され、継続時間(パルス幅)が計測される。制御部21は、パルス幅に応じて、信号の種類を判断する。例えば、20msのパルス幅は、エラー信号の開始を示す信号であるなどである。
制御部21は、接続応答確認部211、個別信号作成送信部212、エラー信号送信部213、及び、エラー信号転送部214を含み、これらの機能部を制御して、エラー処理を行う。上記の1つ目の識別番号決定機能は、接続応答確認部211、及び、個別信号作成送信部212が行い、2つ目のエラー通知機能は、エラー信号送信部213、及び、エラー信号転送部214が行う。
接続応答確認部211は、上流のドライバから接続確認信号を受信すると、次の2つの処理を行う機能を有する。1つ目の処理は、上流のドライバに接続応答信号を送信する。2つ目の処理は、下流のドライバに接続確認信号を送信し、所定時間内に接続応答信号を受信すると、自装置は最下流の装置ではないと判断して、個別信号作成送信部212に下流のドライバからの個別識別信号を待つよう指示する処理である。
個別信号作成送信部212は、下流のドライバから個別識別信号を受信すると、受信した個別識別信号に基づいて、自装置が下流側から何番目の装置であるかを判断し、自己の個別識別信号を生成する。そして、個別信号作成送信部212は、生成した自己の個別識別信号を上流のドライバに送信する機能を有する。下流のドライバから受信する個別識別信号は、1つ下流のドライバの個別識別信号である。個別信号作成送信部212は、自装置が下流側から何番目の装置であるかを示す自己識別番号、例えば、「2」等を、メモリ30の自己番号記憶部33に記憶させる。
また、個別信号作成送信部212は、最下流のドライバである旨の通知を受けると、90msの個別識別信号を生成して上流のドライバに送信する。また、個別信号作成送信部212は、自装置が最下流の装置である自己識別番号「1」を、メモリ30の自己番号記憶部33に記憶させる。
エラー信号送信部213は、エラー検出部24がエラーを検出すると、制御部21からの指示により、自己識別番号記憶部33から自己識別番号を読み出して、自己識別番号をもとにエラー信号を生成して、下流のドライバに送信する機能を有する。
エラー信号転送部214は、上流のドライバからエラー信号を受信すると、所定の処理を行い、受信したエラー信号をそのまま下流のドライバに転送する機能を有する。
メモリ30の自己識別番号記憶部33は、自装置が下流側から何番目の装置であるかを示す自己識別番号を記憶しておく機能を有する。
<識別番号決定処理>
ここで、識別番号決定処理について説明する。ユーザにより最上流のドライバ1に個別識別命令が入力されると、各ドライバ1は、自装置が最下流のドライバ1であるか否かを判断する処理を行い、最下流のドライバ1ではないと判断したドライバ1は、個別識別信号が送信されてくるのを待つ状態となる。一方、最下流のドライバ1であると判断したドライバ1は、個別識別信号を送信する。このとき、他のドライバ1は全て、個別識別信号の受信待ち状態となっている。待ち状態となっているそれぞれのドライバ1は、下流のドライバ1から個別識別信号を受信すると、受信した個別識別信号から自装置の自己識別番号を求め、自己の個別識別信号を生成して上流のドライバ1に送信する。このようにすることで、全ドライバ1は、自己の識別番号を得ることになる。
具体例を、図9を用いて説明する。ドライバ1間の信号の流れを説明するための図であり、図の上部に記載している信号の方が、図の下部に記載している信号よりも、時間的に前に送受信された信号であることを示す。
最上流のドライバ1Aに、個別識別命令が入力されると、ドライバ1Aは、接続確認信号を下流のドライバ1Bに送信する(1)。接続確認信号を受信したドライバ1Bは、接続応答信号をドライバ1Aに返し(1)、また、接続確認信号を下流のドライバ1Cに送信する(2)。接続確認信号、及び、接続応答信号は、予め決められたパルス幅、例えば、40msのパルス信号とする。接続確認信号のパルス幅は、各ドライバ1が、識別番号決定処理の接続確認信号であることを認識できるような継続時間であるものとする。すなわち、パルス幅で、エラー信号ではないことが判別できるように、パルス幅を予め決めておく。
ドライバ1Bから接続応答信号を受信したドライバ1Aは、自装置が最下流のドライバ1ではないと判断できるので、個別識別信号の受信待ち状態となる。
ドライバ1Bから接続確認信号を受信したドライバ1Cは、接続応答信号をドライバ1Bに返し(2)、また、接続確認信号を下流のドライバ1に送信する(3)。
ドライバ1Cから接続応答信号を受信したドライバ1Bは、自装置が最下流のドライバ1ではないと判断できるので、個別識別信号の受信待ち状態となる。
下流のドライバ1に対して接続確認信号を送信したドライバ1Cは、所定期間待っても接続応答信号を受信しない場合は、自装置が最下流のドライバ1であると判断し(3)、上流のドライバ1Bに対して、パルス幅90msのパルス信号を個別識別信号として送信する(4)。
個別信号の受信待ち状態となっていたドライバ1Bは、個別識別信号として90msのパルス信号を受信し、90msに50msを加算した140msのパルス幅のパルス信号を個別識別信号として、上流のドライバ1Aに対して送信する(5)。
個別信号の受信待ち状態となっていたドライバ1Aは、個別識別信号として140msのパルス信号を受信し、140msに50msを加算した190msのパルス幅のパルス信号を個別識別信号として、上流のドライバ1に対して送信する(6)。ユーザは、ドライバ1Aが個別識別信号を送信したことを検知することで、識別番号決定処理が完了したことを知ることができる。
図11に、個別識別信号の例を示す。図11(a)は、最下流のドライバ1Cが送信する個別識別信号であり、図11(b)は、ドライバ1Bが送信する個別識別信号であり、図11(c)は、最上流のドライバ1Aが送信する個別識別信号である。最下流のドライバ1Cは、パルス幅90msのパルス信号を送信し、他の各ドライバ1は、パルス幅を50msずつ加算していくことで、受信した個別識別信号のパルス幅を測定すれば、自装置が最下流から何番目の装置であるかを知ることができる。例えば、受信した信号のパルス幅をAmsとすると、以下の式で自装置の番数nを求めることができる。
n=(A−90)÷50+1
尚、実施形態2では、最下流のドライバ1が送信する信号のパルス幅を90msとしているが、他の長さ、例えば、50msとしてもよい。
次に、各ドライバ1が行う識別番号決定処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。
まず、ユーザは、最上流のドライバ1Aに、識別番号決定処理の開始指示を行う。例えば、コネクタCN3から個別識別命令を入力する(図10参照)。
ドライバ1の制御部21は、個別識別命令が入力されたことを検知すると(ステップS20:YES)、接続応答確認部211に接続応答確認を行うよう指示を出す(例えば、図9のドライバ1A)。または、ドライバ1の制御部21は、接続確認信号が受信されたことを検知すると(ステップS20:YES)、接続応答確認部211に接続応答確認を行うよう指示を出す(例えば、図9のドライバ1B)。
指示を受けた接続応答確認部211は、下流のドライバ1に対して、接続確認信号を送信する(ステップS21)。
接続確認信号を送信した接続応答確認部211は、予め定められている所定時間内に下流のドライバ1から接続応答信号を受信しない場合(ステップS22:NO)、自装置が最下流のドライバ1であると判断し、その旨を個別信号作成送信部212に通知する。通知を受けた個別信号作成送信部212は、90msのパルス幅のパルス信号を上流のドライバ1に対して送信し(ステップS26)、自己識別番号として「1」を自己識別番号記憶部33に記憶させ(ステップS27)、処理を終了する。
一方、下流のドライバ1から接続応答信号を受信した場合(ステップS22:YES)、接続応答確認部211は、個別信号作成送信部212に個別識別信号を待つよう指示する(ステップS23:NO)。
個別信号作成送信部212は、下流のドライバ1から個別識別信号を受信すると(ステップS23:YES)、受信した個別識別信号のパルス幅を測定し、受信した信号のパルス幅に50ms加算したパルス幅のパルス信号を、上流のドライバ1に対して送信する(ステップS24)。次に、測定したパルス幅から自装置の番数を算出し、算出した番数を自己識別番号として自己識別番号記憶部33に記憶させる(ステップS25)。
<エラー通知機能>
次に、エラー通知処理について説明する。このエラー通知処理は、ローラコンベア装置における通常の処理、すなわち、荷物を搬送している最中に、いずれかのドライバ1が不具合を検知した場合に行う処理である。
まず、エラー信号を、図13を用いて説明する。実施形態2のエラー信号は、エラーが発生したことを示す信号に、自己識別番号を付加した信号である。図13(a)に、下流側から2番目のドライバ1が送信するエラー信号を示す。最初のパルス幅20msのパルス信号が、エラーが発生したことを示す信号であり、この信号に続くパルス幅10msのパルス信号が自己識別番号を示す。尚、10msのパルス間隔を取る。このパルス幅10msのパルス信号の回数で、自己識別番号を示す。実施形態2では、自己識別番号から1減算した回数のパルス信号を発生させるものとする。例えば、1番目のドライバ1は、ゼロ回、2番目のドライバ1は1回、3番目のドライバ1は2回というようにである。図13(b)は、パルス幅10msのパルス信号が2つであるので、3番目のドライバ1が送信するエラー信号であることが分かる。
また、エラー信号に最初のパルス幅20msのパルス信号、すなわち、エラーが発生したことを示す信号によって、エラーの種類を示すこととしてもよい。図13(c)に、信号によってエラーの種類を示す場合の例を示す。パルス幅20msのパルス信号は、モータに不具合が発生したことを示し、パルス幅30msのパルス信号は、JAMエラーが発生したことを示す。
次に各ドライバ1が行うエラー通知処理について、図12のフローチャートを用いて説明する。
エラー検出部24が不具合を検出すると(ステップS30:YES)、制御部21にその旨を通知する。通知を受けた制御部21は、モータを停止する等の所定の処理を行い、エラー信号送信部213にエラー信号の送信を依頼する。
依頼を受けたエラー信号送信部213は、自己識別番号記憶部33から自己識別番号を読み出し、自己識別番号に応じたエラー信号を生成し(図13参照)、コネクタCN6のピン「エラー信号」に出力し、下流のドライバ1に送信する(ステップS31)。
制御部21は、コネクタCN5のピン「エラー信号」からエラー信号を入力すると(ステップS32:YES)、エラー信号転送部214にエラー信号の転送を依頼する。依頼を受けたエラー信号転送部214は、モータを停止する等の所定の処理を行い、エラー信号をそのままコネクタCN6のピン「エラー信号」に出力し、下流のドライバ1に転送する(ステップS33)。
このように、PLC2は、ブロック内のいずれのドライバ1がエラー信号を送信したのかを知ることが可能となる。
尚、実施形態2では、エラー処理用にピン「エラー信号」を設けているが、他の信号線、例えば、コネクタCN5のピン「センサ入力」及びコネクタCN6のピン「センサ出力」を用いてもよい。この場合は、エラー信号である事を示すパルス幅及び接続確認信号であることを示すパルス幅を、他の信号を示すパルス幅と異なるようにする必要がある。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更及び/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。

Claims (6)

  1. 隣接する2つのモータ駆動装置それぞれと複数の信号線で接続され、自機に予め対応付けられたモータを駆動する駆動部を備えるモータ駆動装置であって、
    第1信号レベルの継続時間と当該第1信号レベルの信号に続く当該第1信号レベルよりも低い第2信号レベルの継続時間との組み合わせと命令とを対応付けて記憶している命令記憶部と、
    対象物を検出したことを示すセンサ信号を入力するセンサ入力部と、
    前記センサ入力部がセンサ信号を入力した場合に、モータの駆動開始を指示する運転信号を、隣接するモータ駆動装置に第1信号線を介して出力し、モータの駆動停止を指示する停止信号を、他方に隣接するモータ駆動装置に第2信号線を介して出力する出力部と、
    前記停止信号を、前記隣接するモータ駆動装置から第3信号線を介して入力し、前記運転信号を、前記他方に隣接するモータ駆動装置から第4信号線を介して入力する入力部と、
    前記入力部が前記第3信号線を介して入力した信号の、第1信号レベルの継続時間である第1継続時間、及び、前記第2信号レベルの継続時間である第2継続時間を検出し、検出した第1継続時間及び第2継続時間に対応する命令が前記命令記憶部に記憶されている場合には、命令を検出したと判断する命令検出部と、
    前記命令検出部が命令を検出したと判断した場合には、前記出力部に、当該命令に応じたデータ信号を前記第2信号線を介して前記他方に隣接するモータ駆動装置に出力させ、前記駆動部に、当該命令に応じてモータを駆動させる制御部と
    を備えることを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記命令を記憶する最新命令記憶部を、更に備え、
    前記制御部は、前記命令検出部が検出した命令を、前回記憶させた命令に代えて前記最新命令記憶部に記憶させ、
    前記駆動部は、前記最新命令記憶部に記憶されている命令に基づいて、前記モータを駆動する
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記モータを駆動するための制御パラメータを予め記憶している制御パラメータ記憶部を、更に備え、
    前記駆動部は、前記最新命令記憶部に記憶されている命令が特定の命令である場合には、前記制御パラメータ記憶部に記憶されている制御パラメータに基づいて、前記モータを駆動し、前記最新命令記憶部に記憶されている命令が特定の命令でない場合には、当該命令に基づいて、前記モータを駆動する
    ことを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動装置。
  4. 隣接する2つのモータ駆動装置それぞれと通信可能に接続され、対応付けられたモータを駆動するモータ駆動装置であって、
    隣接するモータ駆動装置から、データ信号を入力する入力部と、
    前記入力部で入力したデータ信号の、第1信号レベルの第1継続時間、及び、当該第1信号レベルよりも低い第2信号レベルであって当該第1継続時間に続く第2継続時間を検出するパルス検出部と、
    前記パルス検出部が検出した第1継続時間と、予め定められている第1時間とに基づいて、自装置が何番目の装置であるかを示す自識別番号を算出する個別識別部と、
    前記第1継続時間に前記第1時間を足した時間の第1信号レベルのデータ信号を、前記入力部がデータ信号を入力したモータ駆動装置とは異なる方の隣接するモータ駆動装置に出力する出力部と
    を備えることを特徴とするモータ駆動装置。
  5. 自装置又は自装置に対応付けられたモータにエラーが発生したことを検出するエラー検出部と、
    前記エラー検出部がエラーを検出した場合に、エラー信号を、隣接するモータ駆動装置に送信するエラー送信部とを、更に備え、
    前記エラー信号送信部は、特定パルス幅のパルス信号を、前記個別識別部で算出した自識別番号に応じた回数分含んだエラー信号を生成して送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載のモータ駆動装置。
  6. 前記請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のモータ駆動装置と、
    前記モータ駆動装置によって駆動されるモータと当該モータによって駆動されるコンベアローラとを備えること
    を特徴とするローラコンベア装置。
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