JP2014068287A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大画面化を達しつつも、持ち運びやすく使用しやすい構造を実現すると共に、高機能化を後押しすることが可能な携帯電子機器を提供する。
【解決手段】 本発明による携帯電子機器100は、ディスプレイ(タッチパネルディスプレイ108)を備える第1筐体102と、ディスプレイ(タッチパネルディスプレイ110)を備える第2筐体104と、ディスプレイ(タッチパネルディスプレイ112)を備える第3筐体106と、第1筐体102の長辺102aと第2筐体104の長辺104aとを回動可能に連結する第1ヒンジ114と、第2筐体104の長辺104bと第3筐体106の長辺106aとを回動可能に連結する第2ヒンジ116とを有し、第1筐体102、第2筐体104、第3筐体106それぞれのディスプレイは第1ヒンジ114及び第2ヒンジ116を展開することで一面に並ぶことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、スマートフォン等の携帯電子機器に関する。
情報化技術の発展に伴い、昨今、急速にスマートフォンが普及している。スマートフォンは現在さらなる高機能化が進んでおり、これに伴ってさらなる大画面化が望まれている。大画面化を実現するための手段としては、特許文献1に例示されるように2つの筐体を連接する技術が提案されている。
特開2008−85705号公報
しかしながら、特許文献1の技術を適用しても、大画面化が充分でないことも考えられる。そのため、さらなる大画面化が可能な技術が求められる。
一方、ユーザの使い勝手を考えると、大画面化しても持ち運びやすく使用しやすい構造が望まれる。さらに高機能化は依然として望まれているため、これらを実現した構造が高機能化をより後押しするようなものであることも望まれる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、大画面化を達しつつも、持ち運びやすく使用しやすい構造を実現すると共に、高機能化を後押しすることが可能な携帯電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる携帯電子機器の構成は、ディスプレイを備える第1筐体と、ディスプレイを備える第2筐体と、ディスプレイを備える第3筐体と、第1筐体の長辺と第2筐体の長辺とを回動可能に連結する第1ヒンジと、第2筐体の長辺と第3筐体の長辺とを回動可能に連結する第2ヒンジとを有し、第1筐体、第2筐体、第3筐体それぞれのディスプレイは第1ヒンジ及び第2ヒンジを展開することで一面に並ぶことを特徴とする。
第1ヒンジは、第1筐体のディスプレイの反対側の面と第2筐体のディスプレイの反対側の面とが向かい合わせになるように折り畳まれ、第2ヒンジは、第2筐体のディスプレイと第3筐体のディスプレイとが向かい合わせになるように折り畳まれるとよい。
第3筐体はディスプレイの反対側にカメラモジュールを備えるとよい。
第1筐体は、第1ヒンジの反対側の端面に第1スピーカを備え、第3筐体は、第2ヒンジの反対側の端面に第2スピーカを備えるとよい。
第1筐体、第2筐体、第3筐体の少なくともいずれか1つは、内側に陥没した陥没部を有し、残りの2つの筐体がこの陥没部に収納可能であるとよい。
第1筐体、第2筐体、第3筐体にはそれぞれCPU(Central Processing Unit)が実装されていて、個別にアプリケーションを実行可能であってもよい。
当該携帯電子機器の発熱素子が第1筐体に相対的に集中して配置されていてもよい。
本発明によれば、大画面化を達しつつも、持ち運びやすく使用しやすい構造を実現すると共に、高機能化を後押しすることが可能な携帯電子機器を提供することができる。
第1実施形態にかかる携帯電子機器の折畳状態を示す図である。 図1の携帯電子機器の折畳を解除した図である。 図1の携帯電子機器の展開状態を示す図である。 図1の携帯電子機器の概略構成を示すブロック図である。 図1の第1筐体、第2筐体、第3筐体それぞれに制御部を設ける場合の概略構成を示すブロック図である。 図1の携帯電子機器の折畳状態の待受画面および展開状態の待受画面を示す図である。 図1の携帯電子機器の展開状態における表示の切替を示す図である。 図1の携帯電子機器を使用したテレビ放送の視聴について説明する図である。 図1の携帯電子機器の文章入力を要するアプリケーション実行時の一使用態様を示す図である。 図1の携帯電子機器の紙芝居アプリケーションについて説明する図である。 図4のカメラモジュールの一使用態様を示す図である。 第2実施形態にかかる携帯電子機器の折畳状態およびこれを解除した状態を示す図である。 図12の携帯電子機器の展開状態の正面図および背面図である。 第3実施形態にかかる携帯電子機器の折畳状態および展開状態を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
[第1実施形態]
(装置構成)
図1は、第1実施形態にかかる携帯電子機器100の折畳状態を示す図である。図2は、携帯電子機器100の折畳を解除した図である。図3は、携帯電子機器100の展開状態を示す図である。
図1に示すように、携帯電子機器100は、第1筐体102と、第2筐体104と、第3筐体106とを有する。図1に示す折畳状態では、携帯電子機器100は、第1筐体102と、第2筐体104と、第3筐体106とが重ねられた状態となる。携帯電子機器100は、図2に示すようにその折畳を解除し、図3に示すように展開状態にすることができる。
図3に示すように、携帯電子機器100が折畳状態と展開状態とを取ることができるのは、第1ヒンジ114と第2ヒンジ116とを有するためである。第1ヒンジ114は、第1筐体102の長辺102aと第2筐体104の長辺104aとを回動可能に連結する。第2ヒンジ116は、第2筐体104の長辺104bと第3筐体106の長辺106aとを回動可能に連結する。
第1ヒンジ114及び第2ヒンジ116は、少なくとも180°回動可能なものが選択される。すなわち、図2に示す展開角度α、βが180°を取り得るものが選択される。なお、第1ヒンジ114部分および第2ヒンジ116部分には、それぞれのタッチパネルディスプレイ108、110、112を接続する不図示のケーブルが備えられる。
図3に示すように、第1筐体102はタッチパネルディスプレイ108を備える。第2筐体104はタッチパネルディスプレイ110を備える。第3筐体106はタッチパネルディスプレイ112を備える。それぞれのタッチパネルディスプレイ108、110、112は、第1ヒンジ114及び第2ヒンジ116が展開されることで一面に並ぶ。
これより、携帯電子機器100では、一面に並んだ3つのタッチパネルディスプレイ108、110、112を1つの画面として使用することができ、大画面化を図ることができる。また携帯電子機器100は折畳状態を取ることが可能であり、持ち運びやすく使用しやすい構造にもなる。さらにこのような構造とすることで、後述するような機能を持たせることができ、高機能化をより後押しすることができる。
図2に示すように第1実施形態では、第1ヒンジ114は、タッチパネルディスプレイ108の反対側の第1筐体102の面102cとタッチパネルディスプレイ110の反対側の第2筐体104の面104cとが向かい合わせになるように折り畳まれる。第2ヒンジ116は、第2筐体104のタッチパネルディスプレイ110と第3筐体106のタッチパネルディスプレイ112とが向かい合わせになるように折り畳まれる。
このように屏風状の折り畳まれ方を採用することで、折畳操作性および展開操作性の向上を図ると共に、趣向性の向上を図ることができる。また、意匠の観点からも他の製品と差別化を図ることができ、優れたデザインを実現することができる。
なお第1実施形態ではタッチパネルディスプレイ108、110、112を備えているが、必ずしもこれを備える必要はなく、第1筐体102、第2筐体104、第3筐体106それぞれにタッチパネルディスプレイでないディスプレイを備えてもよい。
図3に示すように、第1筐体102は、第1ヒンジ114の反対側の端面102bに第1スピーカ118を備える。図1に示すように、第3筐体106は、第2ヒンジ116の反対側の端面106bに第2スピーカ120を備える。
屏風状の折り畳まれ方を採用していない従来の携帯電子機器では、その筐体の大きさにステレオ(stereo)スピーカ間の距離が依存することとなる。ステレオスピーカ間の距離が確保できない状況下でそれぞれのステレオスピーカから音が出力されても、良好なステレオ音響を実現することができない。一方、第1実施形態にかかる携帯電子機器100によれば、第1スピーカ118と第2スピーカ120が展開状態において離間しその間に距離ができるため、第1スピーカ118と第2スピーカ120を使用して良好なステレオ音響を実現することができる。
携帯電子機器100では、展開状態から第1筐体102及び第3筐体106をユーザに対して若干内向きに向けることで、第1スピーカ118及び第2スピーカ120がユーザのいる方向に音が出力されるため、さらに良好なステレオ音響を実現することができる。なお携帯電子機器100では、折畳状態においても第1スピーカ118と第2スピーカ120はなるべく離れた位置に配置されることとなるので、ステレオ音響の効果が低減してしまうことを抑制することができる。
図4は、携帯電子機器100の概略構成を示すブロック図である。図4に示すように、携帯電子機器100は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)を含んで構成される制御部122と、ROMやRAM、フラッシュメモリ等を含んで構成される記憶部124とを有する。制御部122は、記憶部124に記憶されたプログラムを実行し、当該携帯電子機器100を制御、管理する。記憶部124は、プログラムや各種データ等を記憶する。
携帯電子機器100は、LTEやCDMA、WiMAX[登録商標(Worldwide Interoperability for Microwave Access)]等の所定の無線通信方式を通じて基地局126との無線通信を確立し、通信相手との音声通信(通話)やWebサーバとのデータ通信を実行する無線通信部128を有する。また携帯電子機器100は、放送局130、132からの地上デジタルテレビジョン放送を受信して、テレビ番組を視聴可能にする放送受信部134を有する。第1実施形態では、放送受信部134は、2つの同調回路136、138を備える。
携帯電子機器100は、上述した第1スピーカ118及び第2スピーカ120を含んで構成される音声出力部140を有する。音声出力部140は楽曲等の音を出力したり、着信音や操作音、警告音、アラーム音を出力したりする。また、音声出力部140は、受信した音声通信相手の音声信号を音声に変えて出力するスピーカも含む。
携帯電子機器100は、マイク等の音声認識手段で構成される音声入力部142を有する。音声入力部142は、音声通信時に入力されたユーザの音声を携帯電子機器100内で処理可能な電気信号に変換する。
携帯電子機器100は、カメラモジュール144を有する。カメラモジュール144は、レンズや撮像素子等で構成される。
携帯電子機器100は、第1ヒンジ114の展開角度α(図2参照)を検出する第1角度センサ146を有する。第1角度センサ146は、第1ヒンジ114部分に内蔵されるロータリタイプの小型スイッチ等で構成される。
携帯電子機器100は、第2ヒンジ116の展開角度β(図2参照)を検出する第2角度センサ148を有する。第2角度センサ148は、第2ヒンジ116部分に内蔵されるロータリタイプの小型スイッチ等で構成される。
携帯電子機器100は、加速度を検知することでその姿勢を検知する加速度センサ150を有する。また、携帯電子機器100は、当該電子機器に電力を供給するバッテリ152を有する。
図5は、第1筐体102、第2筐体104、第3筐体106それぞれに制御部122a、122b、122cを設ける場合の概略構成を示すブロック図である。図5に示すように、第1筐体102、第2筐体104、第3筐体106それぞれにCPU(Central Processing Unit)を含んで構成される制御部122a、122b、122cを設けてもよい。これにより、携帯電子機器100の処理能力を向上することができる。
また第1筐体102、第2筐体104、第3筐体106それぞれに、さらに、ROMやRAM、フラッシュメモリ等を含んで構成される記憶部124a、124b、124cを設けてもよい。これにより、各筐体の独立性を高めることができる。このようにすることで、各筐体ごとに1つの携帯電子機器として振舞うことが可能となるため、各筐体で個別にアプリケーション等の処理を完了することができる。
図5に示すように、携帯電子機器100の発熱素子が第1筐体102に相対的に集中して配置されていてもよい。これにより、ユーザが折畳状態の携帯電子機器100を手に乗せて使用する際に手に接触する第3筐体106の発熱を相対的に低く抑えることができるため、発熱による不快感を与えないようにすることができる。
(装置機能)
第1実施形態では、第1角度センサ146及び第2角度センサ148の検出結果に基いて制御部122が当該携帯電子機器100の形状を判断する。すなわち、制御部122は、携帯電子機器100が折畳状態か、折畳が解除され折畳状態と展開状態の中間の状態か、展開状態かを判断することができる。なお、第1角度センサ146及び第2角度センサ148に換えて、磁気センサや近接センサを使用して、折畳状態か展開状態かを判断するようにしてもよい。
制御部122は、図1に示すように第1ヒンジ114及び第2ヒンジ116が折り畳まれた折畳状態になると、折りたたみの内側に位置するタッチパネルディスプレイ110、112をオフにする制御を行う。これにより、折畳状態では、視認可能なタッチパネルディスプレイ108のみがオンし、視認不能なタッチパネルディスプレイ110、112がオフされることとなるため、消費電力を抑制することができる。
制御部122は、図2に示すように第1ヒンジ114及び第2ヒンジ116の折畳が解除されると、オフされていたタッチパネルディスプレイ110、112をオンにする制御を行う。これにより、オフされていたタッチパネルディスプレイ110、112は視認可能になると自動的にオンされるため、使い勝手を向上することができる。
なお、第1ヒンジ114及び第2ヒンジ116は、折畳状態、展開状態に加え、これらの中間の状態を保持できるもの(簡易ロック機構を有するもの)を使用するとよい。
図6は、携帯電子機器100の折畳状態の待受画面および展開状態の待受画面を示す図である。図6(a)が折畳状態の待受画面を示す図であり、図6(b)が展開状態の待受画面を示す図である。図6(a)(b)に示すように、制御部122は、折畳状態と展開状態とで待受画面を異ならせる。
第1実施形態では、制御部122は、折畳状態において待受画面に表示されるアプリケーション起動用のアイコン154(図中代表して1つに符号を付す)の数を、展開状態において待受画面に表示されるアイコン154の数よりも少なくする。動画視聴やゲーム等は大画面下で実行される可能性が高く、このようなアプリケーションのアイコン154を折畳状態において表示しても煩雑になるおそれがあるためである。したがって、かかる構成により、使い勝手の向上を図ることができる。
なお、制御部122は、アイコン154の数だけでなく、折畳状態においては一部の機能の実行そのものを制限し、展開状態においてこの一部の機能の実行を可能としてもよい。このように折畳状態と展開状態とで機能差を持たせることで、折畳状態における表示や入力操作等が煩雑になることを回避し、使い勝手の向上を図ることができる。また、展開状態でしか一部の機能を実行できないようにすることで、折畳状態においてその機能をいわばシークレット機能のように隠すことができ、趣向性を高めることができる。
図7は、携帯電子機器100の展開状態における表示の切替を示す図である。図7(a)が3つのタッチパネルディスプレイ108、110、112それぞれに別々の表示を行わせた状態を示す図であり、図7(b)が3つのタッチパネルディスプレイ108、110、112それぞれに一体的な表示を行わせた状態を示す図である。
図7(a)に示すように、制御部122は、異なる3つのアプリケーションを3つのタッチパネルディスプレイ108、110、112にそれぞれ表示させることができる。また図7(b)に示すように、制御部122は、1つのアプリケーションを3つのタッチパネルディスプレイ108、110、112を使って大きく表示することもできる。制御部122は、タッチパネルディスプレイ108、110、112への特定の入力操作に応じて、3つのタッチパネルディスプレイ108、110、112に別々の表示を行わせるか、一体的な表示を行わせるかを切り替える。
特定の入力操作とは、タッチ長押し、フリック等である。ここでは図7(a)に示す「テレビ番組」の画面すなわちタッチパネルディスプレイ112をタッチ長押しすることで、図7(b)に示すように3つのタッチパネルディスプレイ108、110、112に「テレビ番組」の画面が一体的に表示される。なお、制御部122は、加速度センサ150が検出する姿勢に基いて、縦表示、横表示を切替可能であるとよい。
異なる3つのアプリケーションを3つのタッチパネルディスプレイ108、110、112にそれぞれ表示させていた状況下で一体的な表示への切替を行うと、大きく表示されないアプリケーションは実行状態のままとなる。したがって、フリックまたは画面上のランチャーをタッチすることでそのアプリケーションを表示させることができるようにするとよい。なお、当然ながら裏でアプリケーションを実行状態とせず、終了させるようにしてもよい。
異なる3つのアプリケーションを3つのタッチパネルディスプレイ108、110、112にそれぞれ表示させていた状況下で、携帯電子機器100が折り畳まれ、折りたたみの内側に位置するタッチパネルディスプレイ110、112がオフされた場合も同様である。したがって、このような場合についても、フリックまたは画面上のランチャーをタッチすることで、裏で実行されているアプリケーションを表示させることができるようにするとよい。
図8は、携帯電子機器100を使用したテレビ放送の視聴について説明する図である。図8(a)が別々のテレビ放送を同時に視聴する場合について例示する図であり、図8(b)が1つのテレビ放送を3つのタッチパネルディスプレイ108、110、112を用いて視聴する一態様について例示する図である。
図8(a)に示すように、携帯電子機器100は2つの同調回路136、138を備える放送受信部134を有するため、別々のテレビ放送を同時に視聴することが可能である。ここでは、制御部122が、第1筐体102のタッチパネルディスプレイ108、第3筐体106のタッチパネルディスプレイ112に別々のテレビ放送をそれぞれ表示させている。このように2つの同調回路136、138(マルチチューナ)で別々のテレビ放送を視聴可能とすることで、さらなる高機能化を図ることができる。
図8(b)に示すように、制御部122は、1つのタッチパネルディスプレイ112に「テレビ番組」の画面を表示させ、残りのタッチパネルディスプレイ108、110にそれぞれアプリケーションの操作画面と「データ放送」の情報画面とを表示させるようにしてもよい。これにより、見易く使用しやすい構成を実現することができる。
なおテレビ放送の視聴に限らず、制御部122は、1または2のタッチパネルディスプレイ108、110、112にアプリケーションの動作画面を表示させ、残りのタッチパネルディスプレイ108、110、112にアプリケーションの操作画面または情報画面(jpeg画像のEXIF(メタデータ)、楽曲再生時の歌詞のような付随情報)を表示させるような態様を取るとよい。これにより、見易く使用しやすい構成を実現することができる。
図9は、携帯電子機器100の文章入力を要するアプリケーション実行時の一使用態様を示す図である。図9に示すように、文章入力を要するアプリケーション実行時に、制御部122は、1または2のタッチパネルディスプレイ108、110、112にアプリケーションの動作画面(メールの文章入力画面等)を表示させ、残りのタッチパネルディスプレイ108、110、112にアプリケーションに対して操作および入力するためのキーボード156並びにポインティングデバイス158を表示させるとよい。
ここでは、タッチパネルディスプレイ112にメールの文章入力画面が、タッチパネルディスプレイ110にキーボード156が、タッチパネルディスプレイ108にポインティングデバイス158が表示される。このような態様を取ることで、ノートパソコンのように入力操作を行うことができる。したがって、慣れ親しんだ手法での入力操作を可能にし、入力操作を容易化することができる。
図10は、携帯電子機器100の紙芝居アプリケーションについて説明する図である。図10(a)は紙芝居アプリケーション実行時を例示する図であり、図10(b)は図10(a)のX矢視図である。
第1実施形態では、記憶部124は、当該携帯電子機器100の所定の形状をアプリケーションと関連付けて記憶している。そして、制御部122は、第1角度センサ146及び第2角度センサ148の検出結果に基いて判断した当該携帯電子機器100の形状が記憶部124に記憶された形状と合致するとき、その形状に関連付けられているアプリケーションを実行する。
ここでは記憶部124は、所定の形状として、第1筐体102及び第3筐体106それぞれのタッチパネルディスプレイ108、112が外側に位置し、第1筐体102及び第3筐体106それぞれが第2筐体104と略垂直に交わる略「コ」字状の形状(図10(a)に示す形状)を紙芝居アプリケーションと関連付けて記憶している。そのため、図10(a)に示す形状を携帯電子機器100が取ると、自動的に紙芝居アプリケーションが起動される。
紙芝居アプリケーションは、図10(b)に示すように、聞き手のユーザへ閲覧させる画面を第1筐体102のタッチパネルディスプレイ108に表示させる。また図10(a)に示すように、読み手のユーザが読み上げるべき文字が記載されている画面を第3筐体106のタッチパネルディスプレイ112に表示させる。
このように携帯電子機器100によれば、第1ヒンジ114、第2ヒンジ116によって連結される第1筐体102、第2筐体104、第3筐体106の形状に基いてアプリケーションを起動することができる。また携帯電子機器100によれば、紙芝居アプリケーション等の従来の携帯電子機器では端末構造上実行することができないアプリケーションについても実行することができる。したがって、さらなる高機能化を実現することができる。
なお、記憶部124が所定の形状として、1つのヒンジが展開され残り1つのヒンジが中間状態にある図9に示す形状を記憶し、携帯電子機器100がこの形状を取ると何らかの文章入力アプリケーション(ワープロアプリケーション、メールアプリケーション等)を図9に示す態様で起動するようにしてもよい。
図11は、図4のカメラモジュール144の一使用態様を示す図である。図11に示すように、第1実施形態では、第3筐体106のタッチパネルディスプレイ112の反対側にカメラモジュール144が備えられる。かかるカメラモジュール144は、折畳状態において、いわゆるアウトカメラとして使用することができる。一方、図11に示すように第1ヒンジ114(図2等参照)を略180°展開することで、かかるカメラモジュール144をいわゆるインカメラとして使用することができる。
カメラモジュール144をインカメラとして使用する場合、第1筐体102のタッチパネルディスプレイ108を視認することができるため、カメラモジュール144に映る画像をタッチパネルディスプレイ108に表示し確認しながら、ユーザ自身を撮像することができる。また、カメラモジュール144をユーザに向けつつチャット、VoIP、テレビ電話等を行うこともできる。したがって、携帯電子機器100によれば、1つのカメラモジュール144をインカメラ、アウトカメラとして使用することができ、かつ、カメラ機能の使い勝手も向上することができる。
[第2実施形態]
(装置構成)
図12は、第2実施形態にかかる携帯電子機器200の折畳状態およびこれを解除した状態を示す図である。図12(a)が折畳状態を示す図であり、図12(b)がこれを解除した状態を示す図である。図13は、携帯電子機器200の展開状態の正面図および背面図である。図13(a)が展開状態の正面図であり、図13(b)が展開状態の背面図である。
第2実施形態にかかる携帯電子機器200の第1実施形態との違いは、第1筐体202、第2筐体204、第3筐体206、第1筐体202に設けられた陥没部208、スライドボタン210、ラッチ212である。その他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。また「装置機能」についても第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
図12(a)に示すように、携帯電子機器200では、折畳状態において、第2筐体204及び第3筐体206は第1筐体202に収納されている。第2筐体204及び第3筐体206は、屏風状に折り畳まれている。第1筐体202の端面202bに設けられたスライドボタン210をスライドさせることで、図12(b)に示すように、第2筐体204及び第3筐体206の収納が解除される。
図13(a)に示すように、携帯電子機器200は、第1ヒンジ114及び第2ヒンジ116を展開することで展開状態となる。図13(b)に示すように、第1筐体202は内側に陥没した陥没部208を有し、かかる陥没部208に第2筐体204及び第3筐体206が収納される。第2筐体204及び第3筐体206は第1筐体202よりも大きさが小さめに設定され、折畳状態において第3筐体206の端面206bがラッチ212に係止され第1筐体202に収納される。
これより、携帯電子機器200によれば、意図していない折畳状態の解除を防止することができ、意匠の観点からも優れたデザインを実現することができる。また、第1筐体202に第2筐体204及び第3筐体206が収納されるため、薄型化にも資するものとなる。なお、第2実施形態の例に限らず、第1筐体202の一部を陥没させた他の収納構造を採用してもよいし、第2筐体204に第3筐体206が収納されるようにしてもよい。
[第3実施形態]
(装置構成)
図14は、第3実施形態にかかる携帯電子機器300の折畳状態および展開状態を示す図である。図14(a)が展開状態を示す図であり、図14(b)が折畳状態を示す図である。第3実施形態にかかる携帯電子機器300の第1実施形態との違いは、第1筐体302、第3筐体306、電子ペーパ308、312、第1ヒンジ314、第2ヒンジ316である。その他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。また「装置機能」についても第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
図14(a)に示すように、携帯電子機器300では、第1実施形態のタッチパネルディスプレイ108、112に換えて、電子ペーパ308、312を採用している。このように電子ペーパ308、312を使用することで、第1筐体302及び第3筐体306の薄型化を図ることができる。
図14(b)に示すように、第1ヒンジ314は、第1筐体302の電子ペーパ308と第2筐体104のタッチパネルディスプレイ110とが向かい合わせになるように折り畳まれる。第1筐体302は折り畳まれた際に第2ヒンジ316と干渉しないように、第2筐体104よりも若干小さめに形成される。第2ヒンジ316は、電子ペーパ308の反対側の第1筐体302の面と第3筐体306の電子ペーパ312とが向かい合わせになるように折り畳まれる。折畳状態においての携帯電子機器300の使用が想定されない場合、このような折り畳まれ方も有効である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、スマートフォン等の携帯電子機器に利用可能である。
100、200、300…携帯電子機器、102、202、302…第1筐体、102a…長辺、102b、202b…端面、102c…反対側の面、104、204…第2筐体、104a、104b…長辺、104c…反対側の面、106、206、306…第3筐体、106a…長辺、106b、206b…端面、108、110、112…タッチパネルディスプレイ、114、314…第1ヒンジ、116、316…第2ヒンジ、118…第1スピーカ、120…第2スピーカ、122、122a、122b、122c…制御部、124、124a、124b、124c…記憶部、126…基地局、128…無線通信部、130、132…放送局、134…放送受信部、136、138…同調回路、140…音声出力部、142…音声入力部、144…カメラモジュール、146…第1角度センサ、148…第2角度センサ、150…加速度センサ、152…バッテリ、154…アイコン、156…キーボード、158…ポインティングデバイス、208…陥没部、210…スライドボタン、212…ラッチ、308、312…電子ペーパ、314…第1ヒンジ、316…第2ヒンジ

Claims (7)

  1. ディスプレイを備える第1筐体と、
    ディスプレイを備える第2筐体と、
    ディスプレイを備える第3筐体と、
    前記第1筐体の長辺と第2筐体の長辺とを回動可能に連結する第1ヒンジと、
    前記第2筐体の長辺と第3筐体の長辺とを回動可能に連結する第2ヒンジとを有し、
    前記第1筐体、第2筐体、第3筐体それぞれのディスプレイは前記第1ヒンジ及び第2ヒンジを展開することで一面に並ぶことを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記第1ヒンジは、第1筐体のディスプレイの反対側の面と第2筐体のディスプレイの反対側の面とが向かい合わせになるように折り畳まれ、
    前記第2ヒンジは、第2筐体のディスプレイと第3筐体のディスプレイとが向かい合わせになるように折り畳まれることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記第3筐体はディスプレイの反対側にカメラモジュールを備えることを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記第1筐体は、第1ヒンジの反対側の端面に第1スピーカを備え、
    前記第3筐体は、第2ヒンジの反対側の端面に第2スピーカを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  5. 前記第1筐体、第2筐体、第3筐体の少なくともいずれか1つは、内側に陥没した陥没部を有し、残りの2つの筐体が該陥没部に収納可能なことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  6. 前記第1筐体、第2筐体、第3筐体にはそれぞれCPU(Central Processing Unit)が実装されていて、個別にアプリケーションを実行可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  7. 当該携帯電子機器の発熱素子が第1筐体に相対的に集中して配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
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