JP2014068082A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置において、小さい回路規模で、エッジ部の濃度補正を適切に行う。
【解決手段】 階調処理部31は、階調処理により元の画像データから第1階調画像データを生成し、パターンマッチング部33は、元の画像データに対応する、第1階調画像データより階調数の少ない第2階調画像データにおいて、パターンマッチングでエッジを検出する。また、データ補正部34は、パターンマッチング部33により検出されたエッジに属する画素についての、第1階調画像データの値を補正する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
画像形成装置では、スクリーン処理などの階調処理で、多階調(例えば256階調)の画像データをプリントエンジンの階調数と同一の階調数(例えば16階調)の画像データに変換し、プリントエンジンで、その画像データに基づき印字を行う。
一般に、電子写真方式を採用した画像形成装置では、エッジ効果によって、高濃度で描画される細線や文字の印字に、通常より(つまり画像データにより指定される濃度に要求される量より)多くのトナーが消費される。
このようなエッジ効果によるトナー消費量の増加を抑制するために、ある画像形成装置では、例えば、プリントエンジンの階調数と同一の256階調の画像データについて注目画素とその周辺画素との濃度差に基づいてエッジを検出し、検出したエッジ近傍の濃度を補正している(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−118378号公報
しかしながら、上述の画像形成装置では、階調数の多い画像データについてエッジ検出処理を行っているため、エッジ検出処理のための回路規模が大きくなってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、小さい回路規模で、エッジ部の濃度補正を適切に行う画像形成装置を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係る画像形成装置は、階調処理により元の画像データから第1階調画像データを生成する階調処理部と、元の画像データに対応する、第1階調画像データより階調数の少ない第2階調画像データにおいて、パターンマッチングでエッジを検出するパターンマッチング部と、パターンマッチング部により検出されたエッジに属する画素についての、第1階調画像データの値を補正するデータ補正部とを備える。
これにより、第1階調画像データより階調数の少ない第2階調画像データでエッジ検出を行っているため、小さい回路規模で、エッジ部の濃度補正が適切に行われる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、画像形成装置は、上述のエッジに属する画素についての所定形状の周辺画素領域において、第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在しない場合には、そのエッジに属する画素について、データ補正部による補正後の第1階調画像データを出力し、第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在する場合には、そのエッジに属する画素について、第1階調画像データの値をそのまま出力するデータ出力部をさらに備える。
これにより、文字や細線ではない箇所でパターンマッチングによりエッジが検出された場合に濃度補正が行われずに済む。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、データ補正部は、上述のエッジに属する画素についての所定形状の周辺画素領域において、第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在しない場合には、そのエッジに属する画素についての、第1階調画像データの値を補正し、第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在する場合には、そのエッジに属する画素についての、第1階調画像データの値を、第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在しない場合より少ない補正量で補正する。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、第2階調画像データは、元の画像データまたは第1階調画像データを2値化して得られる画像データである。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、データ補正部は、主走査方向または副走査方向におけるエッジからのドット連続数に応じて、第1階調画像データの値の補正量を変更する。
これにより、エッジ効果の強度に適した補正量で濃度補正が行われる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、パターンマッチング部は、パターンマッチングで上述のドット連続数を特定する。
これにより、エッジ検出と補正量の選択がまとめて行われるので、エッジ検出と補正量の選択が短時間で行われる。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、画像形成装置は、感光体と、感光体上に光を入射して静電潜像を形成する露光装置と、静電潜像をトナーで現像する現像装置と、第1階調画像データに基づいて、露光装置の光量を制御する露光制御部とをさらに備える。
本発明によれば、画像形成装置において、小さい回路規模で、エッジ部の濃度補正が適切に行われる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。 図2は、図1における露光装置および周辺回路の構成例を示す図である。 図3は、図2における画像処理部の構成を示すブロック図である。 図4は、図3におけるパターンマッチング部により検出される画素値のパターンの例を示す図である。 図5は、図3における中間調判定部による判定について説明する図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。この画像処理装置は、プリンター、ファクシミリ装置、複写機、複合機などといった、電子写真方式の印刷機能を有する画像形成装置である。
この実施の形態の画像処理装置は、タンデム方式のカラー現像装置を有する。このカラー現像装置は、感光体ドラム1a〜1d、露光装置2a〜2dおよび現像装置3a〜3dを有する。感光体ドラム1a〜1dは、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色の感光体である。露光装置2a〜2dは、感光体ドラム1a〜1dへレーザー光を照射して静電潜像を形成する装置である。露光装置2a〜2dは、レーザー光の光源であるレーザーダイオード、およびそのレーザー光を感光体ドラム1a〜1dへ導く光学素子(レンズ、ミラー、ポリゴンミラーなど)を有するレーザースキャニングユニットである。
さらに、感光体ドラム1a〜1dの周囲には、スコロトロン等の帯電器、クリーニング装置、除電器などが配置されている。クリーニング装置は、1次転写後に、感光体ドラム1a〜1d上の残留トナーを除去し、除電器は、1次転写後に、感光体ドラム1a〜1dを除電する。
現像装置3a〜3dには、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色のトナーが充填されているトナーカートリッジがそれぞれ装着され、トナーカートリッジからトナーが供給され、キャリアとともに現像剤を構成する。現像装置3a〜3dは、そのトナーを感光体ドラム1a〜1d上の静電潜像に付着させてトナー画像を形成する。
感光体ドラム1a、露光装置2a、および現像装置3aにより、マゼンタの現像が行われ、感光体ドラム1b、露光装置2b、および現像装置3bにより、シアンの現像が行われ、感光体ドラム1c、露光装置2c、および現像装置3cにより、イエローの現像が行われ、感光体ドラム1d、露光装置2d、および現像装置3dにより、ブラックの現像が行われる。
中間転写ベルト4は、感光体ドラム1a〜1dに接触し、感光体ドラム1a〜1d上のトナー画像を1次転写される環状の像担持体である。中間転写ベルト4は、駆動ローラー5に張架され、駆動ローラー5からの駆動力によって、感光体ドラム1dとの接触位置から感光体ドラム1aとの接触位置への方向へ周回していく。
転写ローラー6は、搬送されてくる用紙を中間転写ベルト4に接触させ、中間転写ベルト4上のトナー画像を用紙に2次転写する。なお、トナー画像を転写された用紙は、定着器9へ搬送され、トナー画像が用紙へ定着される。
ローラー7は、クリーニングブラシを有し、クリーニングブラシを中間転写ベルト4に接触させ、用紙へのトナー画像の転写後に中間転写ベルト4に残ったトナーを除去する。
センサー8は、トナー濃度調整に使用されるセンサーであって、中間転写ベルト4に光線を照射し、その反射光を検出する。トナー濃度調整の際、センサー8は、中間転写ベルト4の所定の領域に光線を照射し光線の反射光(測定光)を検出し、その光量に応じた電気信号を出力する。
図2は、図1における露光装置2aおよび周辺回路の構成例を示す図である。なお、図2に示す露光装置2aは、感光体ドラム1aに光を入射して静電潜像を形成し、感光体ドラム1b〜1d用の露光装置2b〜2dも同様の構成を有する。
図2において、露光装置2aは、レーザーダイオード11と、光学系12と、ポリゴンミラー13と、光センサー14と、ドライバー回路15と、露光制御部16と、画像処理部17とを有する。
レーザーダイオード11は、レーザー光線を出射する光源である。光学系12は、レーザーダイオード11からポリゴンミラー13までの間、および/またはポリゴンミラー13から感光体ドラム1aおよび光センサー14までの間に配置された各種レンズ群である。光学系12には、fθレンズなどが使用される。
また、ポリゴンミラー13は、感光体ドラム1aの軸に対して垂直な軸を有し、その軸に垂直な断面が多角形であり、その側面がミラーとなっている素子である。ポリゴンミラー13は、その軸を中心に回転し、レーザーダイオード11から出射した光線を感光体ドラム1aの軸方向(主走査方向)に沿って走査する。
また、光センサー14は、主走査同期信号を生成するためにポリゴンミラー13により走査された光を受光するセンサーである。光センサー14は、光が入射すると、光量に応じた出力電圧を誘起する。光センサー14は、光が走査される線上の所定の位置に配置され、光のスポットがその位置を通過するタイミングを検出するために使用される。
また、ドライバー回路15は、光センサー14の主走査同期信号に基づいて主走査方向の同期を取りつつ、駆動信号に従ってレーザーダイオード11を発光させる。
また、露光制御部16は、画像処理部17からの、所定の階調の画像データの値に対応する駆動信号を出力して露光装置2aの光量を制御する。つまり、露光制御部16は、感光体ドラム1aに入射する光の光量(各画素の光量)を制御する。
また、画像処理部17は、多階調(ここでは、256階調)の画像データから、露光装置2aで感光体ドラム1aに画像形成可能な階調(ここでは16階調)と同一の階調の画像データを生成し、エッジ効果によるトナー消費量増加を抑制するための濃度補正を行う。そして、画像処理部17から露光制御部16へ、階調変換および濃度補正処理後の画像データが供給される。
図3は、図2における画像処理部17の構成を示すブロック図である。なお、図3に示す画像処理部17は、4色のトナーのうちの1色分の画像データを処理する回路である。
画像処理部17は、階調処理部31、2値化処理部32、パターンマッチング部33、データ補正部34、中間調判定部35、およびデータ選択部36を有する。
階調処理部31は、スクリーン処理などの階調処理により元の多階調(256階調)の画像データ(つまり、8ビットの画像データ)から、第1階調画像データを生成する回路である。この実施の形態では、第1階調画像データは、16階調、つまり4ビットの画像データである。
2値化処理部32は、第1階調画像データから、第1階調画像データより階調数の少ない第2階調画像データを生成する回路である。ここでは、第2階調画像データは、2階調、つまり、1ビットの画像データである。
パターンマッチング部33は、図示せぬ画素値パターンデータに基づくパターンマッチングで、第2階調画像データにおけるエッジを検出する回路である。なお、図示せぬ画素値パターンデータは、この画像形成装置に内蔵されている。
この実施の形態では、パターンマッチング部33は、第2階調画像データにおいて、パターンマッチングで、エッジを検出するとともに、主走査方向または副走査方向におけるエッジからのドット連続数を特定する。そして、パターンマッチング部33は、エッジが検出された画素の位置情報、および主走査方向または副走査方向におけるエッジからのドット連続数を示す情報を、データ補正部34およびデータ選択部36に供給する。
データ補正部34は、パターンマッチング部33により検出されたエッジに属する画素についての、第1階調画像データの値を補正する回路である。
この実施の形態では、データ補正部34は、主走査方向または副走査方向におけるエッジからのドット連続数に応じて、第1階調画像データの値の補正量を変更する。
中間調判定部35は、上述のエッジに属する画素についての所定形状の周辺画素領域において、第1階調画像データの値が中間調の値(例えば、第1階調画像データが4ビットデータである場合には、1〜14のいずれか)である画素が存在するか否かを判定する回路である。
データ選択部36は、パターンマッチング部33からの情報および中間調判定部35の判定結果に応じて、階調処理部31から出力される第1階調画像データ、およびデータ補正部34による補正後の第1階調画像データのいずれかを出力する回路である。
具体的には、データ選択部36は、パターンマッチング部33からの情報に基づき、注目画素がエッジに属さないと判定した場合、階調処理部31からの第1階調画像データをそのまま出力し、パターンマッチング部33からの情報に基づき、注目画素がエッジに属すると判定した場合、中間調判定部35による判定結果が、注目画素についての所定形状の周辺画素領域において第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在しないことを示しているときには、補正後の第1階調画像データを出力し、中間調判定部35による判定結果が、注目画素についての所定形状の周辺画素領域において第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在することを示しているときには、階調処理部31からの第1階調画像データをそのまま出力する。
つまり、データ選択部36は、中間調判定部35による判定結果に応じて、上述のエッジに属する画素についての所定形状の周辺画素領域において、第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在しない場合には、そのエッジに属する画素について、データ補正部34による補正後の第1階調画像データを出力し、第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在する場合には、そのエッジに属する画素について、第1階調画像データの値をそのまま出力する。なお、エッジに属する画素は、パターンマッチング部33により供給される位置情報から特定される。
次に、上記画像形成装置の動作について説明する。
図2に示す画像処理部17は、PDL(Page Description Language)で記述された印刷データ、原稿画像のスキャンで生成された画像データなどから所定の画像処理(色変換、画像強調、平滑化、ガンマ補正など)を経て生成された多階調のラスター画像データを受け付け、その多階調のラスター画像データから、露光装置2aの階調数の画像データを生成し、露光制御部16に供給する。
露光制御部16は、その画像データに基づく駆動信号を生成してドライバー回路15に供給する。ドライバー回路15は、その駆動信号に従ってレーザーダイオード15を発光させる。
そして、この実施の形態では、画像処理部17は、次のように動作する。
図3に示す階調処理部31は、8ビットのラスター画像データに対して階調処理(スクリーン処理)を行い、露光装置2aの階調数(ここでは、4ビット)の画像データ(第1階調画像データ)を生成する。なお、階調処理部31は、主走査方向および副走査方向に沿って順番に注目画素を指定し、その注目画素についての第1階調画像データの値を、ラスター画像データから導出し出力する。
2値化処理部32は、4ビットの第1階調画像データを所定の閾値で2値化し、1ビットの第2階調画像データを生成する。ここでは、2値化処理部32は、注目画素について、4ビットの第1階調画像データの値が0(最小値)であれば、2値化後の値を0とし、4ビットの第1階調画像データの値が1〜15のいずれかであれば、2値化後の値を1とする。
そして、パターンマッチング部33は、1ビットの第2階調画像データに対して、パターンマッチングを行う。
図4は、図3におけるパターンマッチング部33により検出される画素値のパターンの例を示す図である。図4において、中央のハッチが付された画素が注目画素であって、注目画素の値は1であり、注目画素に隣接する実線で囲まれた白色の画素が画素値=0の画素であり、その画素値=0の画素から注目画素への方向(つまり、主走査方向または副走査方向)に位置する黒色の画素は、画素値=1の画素である。
つまり、主走査方向または副走査方向に沿って1列に配列している、注目画素を含む画素列に対して、パターンマッチングが行われる。すなわち、図4における破線で囲まれている画素は、パターンマッチングに関係しない。
図4に示すような画素値パターンを使用することで、パターンマッチング部33は、1ビットの第2階調画像データにおけるエッジを検出するとともに、そのエッジの方向、およびそのエッジから連続する画素値=1の画素の数(ドット連続数)を、まとめて検出する。
図4に示す画素値パターンの場合、パターンマッチング部33は、ドット連続数が4以上、3、および2のいずれかに該当するエッジを検出し、ドット連続数が4以上、3、および2のいずれであるかを示す情報を、データ補正部34に供給する。また、パターンマッチング部33は、エッジが検出された注目画素の位置情報を、データ補正部34およびデータ選択部36に供給する。
また、データ補正部34は、注目画素についてエッジが検出された場合、注目画素についての4ビットの第1階調画像データの値を、ドット連続数に応じた補正量で補正する。このとき、ドット連続数に応じた値だけ、第1階調画像データの値を減少させるようにしてもよいし、第1階調画像データの値を、ドット連続数に応じた値に変更するようにしてもよい。
他方、中間調判定部35は、第1階調画像データにおいて、注目画素の周辺に中間調の画素が存在するか否かを判定し、その判定結果をデータ選択部36に供給する。
そして、データ選択部36は、パターンマッチング部33からの情報に基づき、(a)注目画素がエッジに属さないと判定した場合、階調処理部31からの第1階調画像データをそのまま出力し、(b)注目画素がエッジに属すると判定した場合、(b1)中間調判定部35による判定結果が、注目画素についての所定形状の周辺画素領域において第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在しないことを示しているときには、補正後の第1階調画像データを出力し、(b2)中間調判定部35による判定結果が、注目画素についての所定形状の周辺画素領域において第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在することを示しているときには、階調処理部31からの第1階調画像データをそのまま出力する。
図5は、図3における中間調判定部35による判定について説明する図である。例えば図5(A)に示すように、中間調判定部35は、注目画素を中心とした7×7画素の周辺領域(注目画素を除く)において、中間調(第1階調画像データの階調が16である場合には画素値が1〜14のいずれか)の画素が存在するか否かを判定する。
例えば図5(B)に示すような文字等のエッジに注目画素が位置する場合には、周辺領域において中間調の画素が存在しないと判定される。
一方、例えば図5(C)に示すような階調画像内に注目画素が位置する場合には、周辺領域において中間調の画素が存在すると判定される。
これらのいずれの場合でも、図5(D)に示すように、パターンマッチング部33によりドット連続数=2のエッジが検出されるが、図5(B)に示す場合では、データ選択部36は、注目画素のついての第1階調画像データの値として、データ補正部34による補正後の値を出力し、図5(C)に示す場合では、データ選択部36は、注目画素のついての第1階調画像データの値として、データ補正部34による補正後の値ではなく、階調処理部31から出力された値を出力する。
以上のように、上記実施の形態によれば、階調処理部31は、階調処理により元の画像データから第1階調画像データを生成し、パターンマッチング部33は、元の画像データに対応する、第1階調画像データより階調数の少ない第2階調画像データにおいて、パターンマッチングでエッジを検出する。また、データ補正部34は、パターンマッチング部33により検出されたエッジに属する画素についての、第1階調画像データの値を補正する。
これにより、第1階調画像データより階調数の少ない第2階調画像データでエッジ検出を行っているため、小さい回路規模で、エッジ部の濃度補正が適切に行われる。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態に係る画像形成装置は、カラー画像形成装置であるが、モノクロの画像形成装置にも同様の構成が可能である。
また、上記実施の形態において、第2階調画像データは、元の画像データを2値化して得られる画像データとしてもよい。
また、上記実施の形態において、データ補正部34は、上述のエッジに属する画素についての所定形状の周辺画素領域において、第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在しない場合には、そのエッジに属する画素についての、第1階調画像データの値を補正し、第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在する場合には、そのエッジに属する画素についての、第1階調画像データの値を、第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在しない場合より少ない補正量で補正するようにしてもよい。その場合、中間調判定部35による判定結果がデータ補正部34に供給され、その判定結果に応じて補正量が変更される。そして、データ補正部34により補正された第1階調画像データが露光制御部16に出力される。
また、上記実施の形態において、2値化処理部32は、4ビットの第1階調画像データの値が15(最大値)であれば、2値化後の値を1とし、4ビットの第1階調画像データの値が0〜14のいずれかであれば、2値化後の値を0とするようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、パターンマッチング部33により検出されるエッジの方向に応じて、データ補正部34による補正量を変更するようにしてもよい。その場合、図4に示す画素値パターンを使用すると、エッジの方向(4方向のいずれか)およびドット連続数(4以上、3、および2のいずれか)を示す情報は4ビットとなる。
また、上記実施の形態において、パターンマッチング部33により検出されるエッジの方向に応じて、中間調判定部35により判定の対象とする周辺領域のサイズや形状を変更するようにしてもよい。
本発明は、例えば、電子写真方式の画像形成装置に適用可能である。
1a〜1d 感光体ドラム(感光体の例)
2a〜2d 露光装置
3a〜3d 現像装置
16 露光制御部
31 階調処理部
33 パターンマッチング部
34 データ補正部
36 データ選択部(データ出力部の一例)

Claims (7)

  1. 階調処理により元の画像データから第1階調画像データを生成する階調処理部と、
    前記元の画像データに対応する、前記第1階調画像データより階調数の少ない第2階調画像データにおいて、パターンマッチングでエッジを検出するパターンマッチング部と、
    前記パターンマッチング部により検出された前記エッジに属する画素についての、前記第1階調画像データの値を補正するデータ補正部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記エッジに属する画素についての所定形状の周辺画素領域において、前記第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在しない場合には、前記エッジに属する画素について、前記データ補正部による補正後の前記第1階調画像データを出力し、前記第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在する場合には、前記エッジに属する画素について、前記第1階調画像データの値をそのまま出力するデータ出力部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記データ補正部は、前記エッジに属する画素についての所定形状の周辺画素領域において、前記第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在しない場合には、前記エッジに属する画素についての、前記第1階調画像データの値を補正し、前記第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在する場合には、前記エッジに属する画素についての、前記第1階調画像データの値を、前記第1階調画像データの値が中間調の値である画素が存在しない場合より少ない補正量で補正することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記第2階調画像データは、前記元の画像データまたは前記第1階調画像データを2値化して得られる画像データであることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記データ補正部は、主走査方向または副走査方向における前記エッジからのドット連続数に応じて、前記第1階調画像データの値の補正量を変更することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記パターンマッチング部は、前記パターンマッチングで前記ドット連続数を特定することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 感光体と、
    前記感光体上に光を入射して静電潜像を形成する露光装置と、
    前記静電潜像をトナーで現像する現像装置と、
    前記第1階調画像データに基づいて、前記露光装置の光量を制御する露光制御部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
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