JP2014066838A - 防水ケース - Google Patents

防水ケース Download PDF

Info

Publication number
JP2014066838A
JP2014066838A JP2012211606A JP2012211606A JP2014066838A JP 2014066838 A JP2014066838 A JP 2014066838A JP 2012211606 A JP2012211606 A JP 2012211606A JP 2012211606 A JP2012211606 A JP 2012211606A JP 2014066838 A JP2014066838 A JP 2014066838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
waterproof
contact surface
rear case
straight line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012211606A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Ariyoshi
俊晃 有吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2012211606A priority Critical patent/JP2014066838A/ja
Publication of JP2014066838A publication Critical patent/JP2014066838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】
本発明は、フロントケースとリアケースに分割される防水ケースを結合するために使用するネジを4本から少なくし、さらに、防水ケースの反りを防いで防水性能が低下するおそれがない防水ケースを提供することを目的としたものである。
【解決手段】
本発明の防水ケースは、フロントケースとリアケースの当接面上の4点に接続手段を設け、前記4点に設けられた接続手段の内、少なくとも1点の接続手段は、フロントケースとリアケースのいずれか一方のケースの当接面に同一方のケースの当接面より突き出した形状をした支柱部を設け、かつ、他方のケースの当接面に同支柱部に対向する位置に同支柱部が挿入できる挿入穴を設けている。
【選択図】 図2

Description

本発明は防水ケースに関するもので、特に車載カメラに用いられ、2つに分割される防水ケースをネジで固定する構造に関するものである。
車載カメラは、例えば、車両の後部に設置され、車両の後方側の安全を確認するものである。車載カメラは、図7の防水ケースの分解斜視図に示すように、略直方体形状の防水ケース100と、その防水ケース100内に収容されて保持される図示しないカメラ本体とを備えている。
カメラ本体は、撮像部を備えている。撮像部は、図示しない撮像素子と、その撮像素子に映像を結像させるレンズ110aとを有している。図7に示すように、防水ケース100の前面には、レンズ110aのレンズ面が配置される。
上記のような車載カメラの防水ケース100の防水構造に関しては、特許文献1の従来例に示すものがある。この防水構造は、4本のネジで2つに分割された防水ケースの四隅をネジ止めするもので、これにより防水を行っている。なお、ネジ止めは接続手段の一つである。
しかし、特許文献1に開示された方法ではネジを4本使用するため、ネジを締める作業に手間がかかり製造コストが増える問題があった。そこで、図7の防水ケース100の分解斜視図に示すように、ネジ130を2本だけ用いてネジ止めする方法が考えられる。以下に、その防水構造について説明する。
防水ケース100は、図7に示すように、フロントケース110と、リアケース120と、ゴム製のパッキン140と、2本のネジ130とを備えている。フロントケース110とリアケース120とを結合し、結合された防水ケース100の内部空間内に図示しないカメラ本体が収容保持される。
フロントケース110には前面にレンズ110aのレンズ面が設けられており、図7(B)に示すように、フロントケース110におけるリアケース120との略矩形の当接面で、対角線上にある2か所の角には、ネジ130がネジ込まれて固定される底の有る穴形状のネジ止め部111(ネジ穴)が設けられている。
リアケース120には、図7(A)に示すように、フロントケース110の各ネジ止め部111と対向する2か所の角には、リアケース120の背面側の表面からフロントケース110と当接する略矩形の当接面の表面にまで貫通する貫通孔121が設けられている。なお、ネジ止め部111と貫通孔121で接続手段の一つとなる。
ゴム製のパッキン140は、略矩形状を有し、フロントケース110とリアケース120とのそれぞれの当接面の間に挟み込まれて防水を図る。
防水ケース100の組み立てにおいては、パッキン140を挟み込むようにしてフロントケース110とリアケース120とを当接させた状態で、リアケース120の背面側からネジ130が貫通孔121内に挿入されてネジ止め部111にネジ込まれて固定される。これによって、フロントケース110とリアケース120が結合される。
特開2003−169234号公報(図1、図7)
しかし、上記の防水ケースの結合方法では、ネジ130がネジ止め部111にネジ込まれた時、図8の防水ケース100のネジ止めされていない2か所の角を通る対角線(A−A)上の断面図に示すように、ネジ止めされていない2か所の角にはネジ止めによる抑える力が掛かりにくいことにより、リアケース120のネジ止めされていない2か所の角が反ることで、フロントケース110とリアケース120との間に隙間が出来て、防水性能が低下するおそれがあった。
そこで、本発明は、使用するネジを4本から少なくしても防水性能が低下するおそれがない防水ケースを提供することを目的としたものである。
上述した課題を解決し目的を達成するために、本発明の防水ケースは、接続手段として、フロントケースおよびリアケースのいずれか一方のケースにはネジを貫通させない角に支柱を形成し、他方のケースには支柱と対向する角に支柱が挿入される挿入穴を形成して、リアケースとフロントケースを組み立てる時に、支柱を挿入穴に挿入して固定する。
本発明の防水ケースによれば、詳細については後述するが、ネジ止めの代わりに支柱を挿入穴に挿入することで、リアケースの反りを防ぐことができ、リアケースとフロントケースとの間に隙間ができず、防水性能が低下するおそれを無くすことができる。また、使用するネジを4本から少なくすることでコストを削減することができ、また、ネジ止めの作業工数を減らすことができる。
本発明にかかる防水ケースを示した斜視図である。 本発明にかかる防水ケースを示した分解斜視図である。 本発明にかかる防水ケースの対角線上の断面図である。 本発明にかかる防水ケースのリアケースの対角線上の断面図である。 本発明にかかる防水ケースを示した別実施例の分解斜視図である。 本発明にかかる防水ケースの各ケースの背面図である。 従来発明にかかる防水ケースを示した分解斜視図である。 従来発明にかかる防水ケースの対角線上の断面図である。
本発明にかかる防水ケースについて、車載カメラの防水ケースを実施例として、以下に詳細に説明する。
本実施形態に係る防水ケースの防水構造の構成が前述の従来例に係る防水ケースの防水構造の構成と実質的に異なっている点は、当接面にある構成のみである。よって、共通する構成は同一の符号を付けて、説明を省略する。
本実施形態に係る防水構造について、図2の防水ケースの分解斜視図を用いて以下に説明する。リアケース120には、図2(A)に示すように、フロントケース110と当接する略矩形の当接面の対角上に位置する2か所の角に貫通孔121を設け、残りの2か所の角に円柱状に突出する支柱部122が設けられている。一方、フロントケース110には、図2(B)に示すように、リアケース120の貫通孔121に対向する角のそれぞれにネジ130がネジ込まれて固定される底の有る穴形状のネジ止め部111(ネジ穴)が設けられ、リアケース120の支柱部122に対向する角のそれぞれに支柱部122が挿入される底の有る穴形状の挿入穴112が設けられている。この支柱部122と挿入穴112で接続手段の一つとなる。
リアケース120の支柱部122は、図3の防水ケースの支柱部122が設けられている2か所の角を通る対角線上の断面図に示すように、リアケース120と一体で成形されている。防水ケース100の組み立て時に、2本の支柱部122はフロントケース110の挿入穴112にそれぞれ挿入される。
リアケース120の反りを防ぐ構造について、図3、図4を基に説明する。リアケース120は、図4(A)に示すように、本発明の課題に記載しているようにネジ止めによる抑える力がリアケース120に掛かっていない状態では、支柱部122は真っ直ぐ下向きになっている。実施にこの様な形状になることはないが本発明の原理説明のため図示すると、もし、リアケース120がネジ止めされた場合、ネジ止めされていない角にはネジ止めによる抑える力が掛かりにくいため、リアケース120は、図4(B)に示すように、ネジ止めされていない角は反り、支柱部122が外側に向かって開いた状態になる。本実施例の防水ケース100は、ネジ130がネジ止め部111にネジ込まれた時、図3に示すように、支柱部122が挿入穴112に挿入されているため、支柱部122は外側に向かって開かないように抑えられる。これにより、リアケース120が反りを防ぐことができ、リアケースとフロントケースとの間に隙間ができず、防水性能が低下するおそれを無くすことができる。
なお、上記では支柱部122が円柱状の形状をしているが本発明はこれに限定したものではなく、図5の防水ケースの分解斜視図に示すように、支柱部122がくの字形の凸形状でも良く、支柱部122は当接面より突き出した形状であれば良い。
次に、本実施例でのフロントケース110とリアケース120の組み立てについて、以下に説明する。図2に示すように、フロントケース110とリアケース120がパッキン140を挟み込むように、また、リアケース120の2本の支柱部122がフロントケース110の対向する挿入穴112にそれぞれ挿入されるように、フロントケース110とリアケース120とを当接させる。この当接させた状態で、リアケース120の背面側からネジ130がリアケース120の貫通孔121内に挿入されて、さらにフロントケース110のネジ止め部111にネジ込まれる。これにより、フロントケース110とリアケース120が結合される。なお、フロントケース110のネジ止め部111の深さは、ネジ止めした時に、リアケース120の背面側から見た時のネジ130の頭部がリアケース120からとび出さないだけネジ130を挿入できる深さがある。
なお、本実施例では、フロントケース110の当接面にネジ止め部111と挿入穴112を設け、リアケース120の当接面に貫通孔121と支柱部122を設けているが、本発明の防水ケースはこれに限定したものではく、フロントケース110に貫通孔121を設け、リアケース120にネジ止め部111を設けても良く、また、フロントケース110に支柱部122を設け、リアケース120に挿入穴112を設けても良い。
また、本実施例では、ネジ止め部111、挿入穴112、貫通孔121、支柱部122は、各ケースの角に設けられているが、本発明はこれに限定したものではなく、ネジ止め部111、挿入穴112、貫通孔121、支柱部122が対称に配置されていれば良く、当接面の辺上に設けられても良い。フロントケース110またはリアケース120は、図6の各ケースの背面図に示すように、当接面160の内周に囲まれた平面上にあり同平面の中心150を通過する仮想直線である第一直線151上にあって、かつ同当接面160上にあり中心150を挟んで位置するA、A’の2点と、同当接面160の内周に囲まれた平面上にあり同平面の中心150で前記第一直線151と交差する仮想直線である第二直線152上にあって、かつ同当接面160上にあり中心150を挟んで位置するB、B’の2点との4点に、接続手段170を設けても良い。
また、本実施例では、フロントケース110とリアケース120をネジ止めするためにネジ130を2本使用しているが、本発明はこれに限定したものではなく、3本のネジ130でネジ止めし、残りの1つの角に支柱部122と挿入穴112で固定しても良い。
また、本実施例では車載カメラを例に防水ケースについて説明したが、本発明の防水ケースは車載カメラに限定したものではなく、水に濡れると故障する電子部品などを内部に収納する電子機器の防水ケース全般に適用できるものである。
以上より、本発明の防水ケースは、ネジを4本から少なくしても、フロントケースとリアケースとの間に隙間が生じないため、防水性能が下がらない。
100 防水ケース
110 フロントケース
110a レンズ
111 ネジ止め部
112 挿入穴
120 リアケース
121 貫通孔
122 支柱部
130 ネジ
140 パッキン

Claims (1)

  1. フロントケースとリアケースを結合して構成され、内部に収納空間を備えた防水ケースにおいて、
    前記フロントケースと前記リアケースとが互いに当接する面である当接面にパッキンを設け、
    前記フロントケースおよび前記リアケースの前記当接面には、同当接面の内周に囲まれた平面上にあり同平面の中心を通過する仮想直線である第一直線上にあって、かつ同当接面上にあり同中心を挟んで位置する2点と、同当接面の内周に囲まれた平面上にあり同平面の中心で前記第一直線と交差する仮想直線である第二直線上にあって、かつ同当接面上にあり同中心を挟んで位置する2点との4点に、前記フロントケースと前記リアケースとを接続する接続手段が設けられ、
    前記4点に設けられた接続手段の内、前記第一直線上にある2点を少なくとも含む接続手段は、前記フロントケースおよび前記リアケースのいずれか一方のケースの前記当接面に設けられたネジが貫通できる貫通孔と、他方のケースの当接面に設けられ前記貫通孔と対向する位置にネジが止められるネジ止め部とから構成され、
    また、前記4点の接続手段の内、前記第二直線上にある少なくとも1点の接続手段は、前記フロントケースおよび前記リアケースのいずれか一方のケースの前記当接面に設けられた同一方のケースの同当接面より突き出した形状をした支柱部と、他方のケースの前記当接面に同支柱部に対向する位置に同支柱部が挿入される挿入穴とから構成されていることを特徴とする防水ケース。


JP2012211606A 2012-09-26 2012-09-26 防水ケース Pending JP2014066838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012211606A JP2014066838A (ja) 2012-09-26 2012-09-26 防水ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012211606A JP2014066838A (ja) 2012-09-26 2012-09-26 防水ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014066838A true JP2014066838A (ja) 2014-04-17

Family

ID=50743309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012211606A Pending JP2014066838A (ja) 2012-09-26 2012-09-26 防水ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014066838A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000332442A (ja) * 1999-05-25 2000-11-30 Olympus Optical Co Ltd 筐体装置
JP2007062670A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 車載カメラ用防水ケース及びカメラ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000332442A (ja) * 1999-05-25 2000-11-30 Olympus Optical Co Ltd 筐体装置
JP2007062670A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 車載カメラ用防水ケース及びカメラ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10151128B2 (en) Torque hinge
JP3930878B2 (ja) スライドレール固定片
JP5212019B2 (ja) 電気接続箱および該電気接続箱の組立方法
JP5874513B2 (ja) 基板の固定構造
JP6233071B2 (ja) 電池パック及び電池パックの製造方法
US20160372847A1 (en) Battery terminal stopper and battery terminal unit
JP6349780B2 (ja) 防水ケース
TWI629446B (zh) 散熱組合件及應用其之電子裝置
KR102452937B1 (ko) 진동발생 부품의 방진 고정 구조체 및 이를 포함하는 전자장치
US9210823B2 (en) Mobile terminal having board support structure
US8014667B2 (en) Imaging device
JP2014066838A (ja) 防水ケース
WO2017068876A1 (ja) 電池パック
JP6242546B2 (ja) 電子機器の筐体
JP5865854B2 (ja) 基板対基板接続用コネクタによる接続構造
JP2012119425A (ja) ファンユニットおよび電子機器
TWI603304B (zh) 顯示裝置
JP6406874B2 (ja) 板材の螺子締結構造
JP2008270234A (ja) 基板の固定構造、基板固定スペーサおよび基板ユニット
TWI836738B (zh) 遮蔽裝置及機殼
JP6128431B2 (ja) 蓄電モジュール
TWI691207B (zh) 相機模組及具有該相機模組的電子裝置
WO2017213143A1 (ja) 基板ユニット
JP2014016562A (ja) 表示装置
JP2007116299A (ja) キャビネット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160314

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160907