JP2014066762A - 表示装置、テレビジョン受信機及びプログラム - Google Patents

表示装置、テレビジョン受信機及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】OSD機能によりスクロール表示される階調フォントの文字列の視認性を向上させることができる表示装置、テレビジョン受信機及びプログラムを提供する。
【解決手段】文字色と背景色との中間色で段階的に階調表示される輪郭部を有する階調フォントの文字列を画面にスクロール表示する表示装置において、異なる階調に対応する輝度に切り替えて画像を前記画面に表示するのに要する応答時間及び階調フォントの文字列のスクロール速度に基づいて、スクロール方向と反対方向における前記輪郭部の残像幅を算出する残像幅算出部42と、残像幅算出部42が算出した残像幅が前記文字列における文字間隔以上か否かを判定する判定部43と、判定部43が文字間隔以上と判定した場合、前記輪郭部の幅を低減する低減部44とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、階調フォントの文字列をスクロール表示する表示装置、テレビジョン受信機及びプログラムに関する。
画面又は画面における表示領域よりも大きな表示内容を表示するために、スクロール表示機能を備えた表示装置がある。しかし、階調フォントの文字列をスクロール表示する場合、表示装置に過剰な負荷がかかる場合がある。そこで、表示装置にかかる負荷を低減するために、スクロール速度が閾値を超えた場合、階調フォントの階調設定数を少なくする表示制御装置がある(例えば、特許文献1)。
特開2009−139452号公報
ところで、表示装置が画面に文字を表示する応答時間と、スクロール速度との兼ね合いから、OSD(On-Screen Display)機能により画面に表示される文字の残像がスクロール方向と反対側に延び、延びた文字の残像が後続する文字に接合することがある。かかる場合、OSD表示による文字列の視認性が悪化する。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、OSD機能によりスクロール表示される階調フォントの文字列の視認性を向上させることができる表示装置、テレビジョン受信機及びプログラムを提供することにある。
本願に係る表示装置は、文字色と背景色との中間色で段階的に階調表示される輪郭部を有する階調フォントの文字列を画面にスクロール表示する表示装置において、異なる階調に対応する輝度に切り替えて画像を前記画面に表示するのに要する応答時間及び階調フォントの文字列のスクロール速度に基づいて、スクロール方向と反対方向における前記輪郭部の残像幅を算出する算出部と、該算出部が算出した残像幅が前記文字列における文字間隔以上か否かを判定する判定部と、該判定部が文字間隔以上と判定した場合、前記輪郭部の幅を低減する低減部とを備えることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、算出部、判定部及び低減部を備えている。算出部は、応答時間と階調フォントの文字列のスクロール速度とに基づいて、スクロール方向と反対方向における階調フォントの文字の残像幅を算出する。ここで、応答時間は、異なる階調に対応する輝度に切り替えて画像を画面に表示するのに要する時間である。判定部は、算出した残像幅が文字列における文字間隔以上か否かを判定する。低減部は、判定部が算出した残像幅が文字間隔以上と判定した場合、輪郭部の幅を低減する。
本願に係る表示装置は、前記低減部は前記輪郭部における一又は複数の階調に対応する輪郭部分を削除することにより、該輪郭部の幅を低減するようにしてあることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、低減部は輪郭部における一又は複数の階調に対応する輪郭部分を削除することにより、輪郭部の幅を低減する。
本願に係る表示装置は、前記低減部は、前記輪郭部の階調数が(αn−(g−p))/αになるように、一又は複数の階調に対応する輪郭部分を削除するようにしてあることを特徴とする。
ただし、
n:前記輪郭部の階調数
g:前記算出部が算出した残像幅
p:前記文字列における文字間隔
α:一又は複数の階調に対応する輪郭部分の各幅
本願に係る表示装置では、低減部は、輪郭部の階調数がαn−(g−p))/αになるように、一又は複数の階調に対応する輪郭部分を削除する。ただし、nは輪郭部の階調数、gは算出した残像幅、pは文字列における文字間隔、αは一又は複数の階調に対応する輪郭部分の各幅である。
本願に係る表示装置は、前記低減部は、前記輪郭部の階調数が(αn−(g−p))/αになるように、スクロール方向と反対側の該輪郭部端から一又は複数の階調に対応する輪郭部分を削除するようにしてあることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、低減部は、輪郭部の階調数が(αn−(g−p))/αになるように、スクロール方向と反対側の輪郭部端から一又は複数の階調に対応する輪郭部分を削除する。
本願に係る表示装置は、前記低減部は前記輪郭部を削除するようにしてあることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、低減部は、輪郭部を削除する。
本願に係る表示装置は、前記低減部は前記輪郭部における一又は複数の階調に対応する輪郭部分の幅を夫々低減することにより、該輪郭部の幅を低減するようにしてあることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、低減部は、輪郭部における一又は複数の階調に対応する輪郭部分の幅を夫々低減することにより、輪郭部の幅を低減する。
本願に係る表示装置は、文字色及び背景色並びに該文字色及び背景色の中間色に夫々対応する輝度に基づいて、前記応答時間を算出する応答時間算出部を備えることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、応答時間算出部を備えている。応答時間算出部は、文字色及び背景色並びに該文字色及び背景色の中間色に夫々対応する輝度に基づいて、応答時間を算出する。
本願に係る表示装置は、階調フォントの文字列及び背景画像を重畳して、該文字列及び背景画像からなる重畳画像を前記画面に表示させる重畳部を備え、前記算出部は前記文字列を前記画面にスクロール表示する場合における残像幅を算出するようにしてあり、前記低減部は前記輪郭部の幅を低減した階調フォントの文字列を前記重畳部に出力するようにしてあることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、重畳部を備えている。重畳部は、階調フォントの文字列と背景画像とを重畳して、階調フォントと背景画像とからなる重畳画像を画面に表示させる。算出部は、階調フォントの文字列を画面にスクロール表示する場合における残像幅を算出する。低減部は、輪郭部の幅を低減した階調フォントの文字列を重畳部に出力する。
本願に係るテレビジョン受信機は、上記に記載の表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記画面は前記受信部が受信したテレビジョン放送に係る画像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本願に係るテレビジョン受信機では、上記の表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備えている。表示装置の画面は、受信部が受信したテレビジョン放送に係る画像を表示する。
本願に係るプログラムは、文字色と背景色との中間色で段階的に階調表示される輪郭部を有する階調フォントの文字列を表示装置の画面にスクロール表示する場合、該輪郭部の表示態様を変更する処理を、前記表示装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムにおいて、異なる階調に対応する輝度に切り替えて画像を前記画面に表示するのに要する応答時間及び階調フォントの文字列のスクロール速度に基づいて、スクロール方向と反対方向における前記輪郭部の残像幅を算出し、算出した残像幅が前記文字列における文字間隔以上か否かを判定し、文字間隔以上と判定した場合、前記輪郭部の幅を低減する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本願に係るプログラムでは、応答時間と階調フォントの文字列のスクロール速度とに基づいて、スクロール方向と反対方向における階調フォントの輪郭部の残像幅を算出する処理をコンピュータに実行させる。そして、算出した残像幅が階調フォントの文字列における文字間隔以上か否かを判定し、文字間隔以上と判定した場合、輪郭部の幅を低減する処理をコンピュータに実行させる。
本願に係る表示装置等によれば、OSD機能によりスクロール表示される階調フォントの文字列の視認性を向上させることができる。
テレビジョン受信機のハードウェア構成例を示すブロック図である。 テレビジョン受信機の機能構成例を示す機能ブロック図である。 応答時間及びスクロール速度により残像幅を説明する説明図である。 一定の画像信号の信号波形に対応して表示部の画面に表示される文字の輝度変化を示す説明図である。 一定の画像信号の信号波形に対応して表示部の画面に表示される文字の輝度変化を示す説明図である。 スクロール表示された場合における階調フォントの文字列の見え方を示す説明図である。 スクロール表示された場合における階調フォントの文字列の見え方を示す概略的な説明図である。 スクロール表示された場合における階調フォントの文字列の見え方を示す概略的な説明図である。 スクロール表示された場合における階調フォントの文字列の見え方を示す概略的な説明図である。 階調フォントの文字に係る輪郭部の残像幅を低減する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 テレビジョン受信機が奏する効果を説明する説明図である。 テレビジョン受信機が奏する効果を説明する説明図である。 テレビジョン受信機が奏する効果を説明する説明図である。
本願に係る一実施例の表示装置は、テレビジョン受信機、電子黒板、チューナに接続して使用されるモニタ、コンピュータに接続して使用されるモニタ及びデジタルサイネージに利用されるディスプレイを含む。また、本願に係る一実施例の表示装置は、タブレット型コンピュータ、スマートフォン及び携帯電話に利用されるディスプレイを含む。以下では、表示装置の一例として、テレビジョン受信機を実施の形態に関する図面に基づいて説明する。
図1は、テレビジョン受信機1のハードウェア構成例を示すブロック図である。テレビジョン受信機1は、受信部11、外部インタフェース12、信号処理部13、画像処理部(重畳部)14、表示部(画面)15及びスピーカ16を含む。また、テレビジョン受信機1は、リモコン受光部17、CPU(算出部、判定部、低減部、応答時間算出部)18、RAM(Random Access Memory)19、記憶部20、通信部21及びディスクドライブ22を含む。テレビジョン受信機1の各構成部は、バス1b及び各種信号線等を用いて相互に接続されている。
受信部11は、チューナであり、テレビジョン放送に係る画像信号を受信する。受信部11は、外部のリモコン(リモートコントローラ)Rがリモコン受光部17に送信した制御信号に基づいて、受信した画像信号のチャンネルを選局し、選局した画像信号を信号処理部13へ出力する。受信部11が受信するテレビジョン放送は、地上デジタル放送、デジタル衛星放送、地上アナログ放送等である。
外部インタフェース12は、外部から画像信号を入力するコネクタ、ケーブルテレビジョン用チューナ及びUSB(Universal Serial Bus)コネクタを含む。外部インタフェース12が入力する画像信号は、画像再生装置、ケーブルテレビジョン、PC(パーソナルコンピュータ)等に係る画像信号である。入力された画像信号がケーブルテレビジョンに係るものである場合、ケーブルテレビジョン用チューナはリモコンRがリモコン受光部17に送信した制御信号に基づいて、入力されたケーブルテレビジョンのチャンネルを選局する。USBコネクタは、USBメモリを接合する接続端子である。外部インタフェース12は、入力した画像信号を信号処理部13へ出力する。
信号処理部13は、受信部11又は外部インタフェース12から画像信号を受け付け、所定の信号処理を行う。例えば、信号処理部13は、受け付けた画像信号を画像データと音声データとに分離する。信号処理部13は、分離後の画像データを画像処理部14に出力し、分離後の音声データをスピーカ16に出力する。
画像処理部14は、信号処理部13から受け付けた画像データに各種の画像処理を施す。画像処理部14は、例えばスクロールされる階調フォントの文字列データを受け付けた場合、当該文字列データに係る画像と、背景画像とを重畳して表示部15の画面にOSD(On-Screen Display)表示する処理を施す。
画像処理部14は、OSD表示処理の他に、例えば画像の高画質化処理、画像の揺れ又はぶれを軽減する処理、画像データのノイズ除去処理等を施す。画像処理部14は、各種の画像処理を施した画像データを表示部15に出力する。
表示部15は、例えば液晶パネルモジュール、有機EL(Electro Luminescence)パネルモジュール又はプラズマパネルモジュールであり、画像を表示する画面を前面に有している。表示部15は、画像処理部14から入力された画像データに係る画像を画面に表示する。
スピーカ16は、信号処理部13から入力された音声データに応じた音声を出力する。
リモコン受光部17は、例えば赤外線を受光する受光素子である。リモコン受光部17は、外部のリモコンRから例えば赤外線により搬送された制御信号を受信する。リモコン受光部17は、リモコンRから受信した制御信号をCPU18に出力する。
CPU18は、テレビジョン受信機1の各構成部を制御するプロセッサである。CPU18は、記憶部20が記憶するプログラム1Pを読み出し、読み出したプログラムを実行する。
RAM19は、例えばSRAM(Static Random Access Memory)又はDRAM(Dynamic Random Access Memory)であり、CPU18が実行する処理の過程で必要な作業変数、データ等を一時的に記憶する。なお、RAM19は主記憶装置の一例であり、RAM19の代わりにフラッシュメモリ、メモリカード等が用いられてもよい。
記憶部20は、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリであり、例えばフラッシュメモリ、メモリカード、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)等である。記憶部20は、補助記憶装置の一例であり、大容量の情報の記憶が可能なCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc、登録商標)等の光ディスク1aで代替されてもよい。
記憶部20は、プログラム1P、階調フォントデータベース1D及びグラフィックアプリケーション1Aを記憶している。プログラム1Pは、CPU18が実行するプログラムである。階調フォントデータベース1Dは、文字コード、文字サイズ、階調数及びビットマップフォントの階調フォントを対応付けて記憶するデータベースである。階調フォントの階調数は、例えば16階調、8階調、5階調、4階調、3階調、2階調等である。
グラフィックアプリケーション1Aは、例えばテレビジョン受信機1の動作条件を設定するための設定画面(メニュー画面)、電子番組表、データ放送、字幕等に係るソフトウェア又はブラウザである。グラフィックアプリケーション1Aは、文字列を表示する場合、当該文字列を構成する各文字の文字コード、文字サイズ、階調数、文字色及び背景色を保持している。また、グラフィックアプリケーション1Aは、文字列の文字間隔を保持している。更に、グラフィックアプリケーション1Aは、表示する文字列の文字数が多いために、表示部15の画面又は画面における表示領域に当該文字列を表示しきれない場合、当該文字列をスクロール表示するためのスクロール速度を保持している。
通信部21は、有線又は無線通信のモデム、LANカード、ルータ、接続ケーブル等であり、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等のネットワークNと接続されている。テレビジョン受信機1は、通信部21を介して、インターネット放送及びビデオオンデマンド(video on demand、VOD)放送を受信することが可能である。
ディスクドライブ22は、外部の記憶媒体であるCD、DVD、BD等の光ディスク1aから情報を読み出し、光ディスク1aに情報を記録する。例えば、ディスクドライブ22は、受信部11が受信したテレビジョン放送に係る画像データを録画し、録画した画像データを信号処理部13に出力する。
テレビジョン受信機1に含まれるコンピュータを動作させるためのプログラム1Pは、ディスクドライブ22を介して光ディスク1aから読み込まれてもよい。あるいは、プログラム1Pは、通信部21を介して外部の情報処理装置又は記録装置から読み込まれてもよい。更に、プログラム1Pを記録したUSBメモリ等の半導体メモリ1cが、外部インタフェース12に接続されてもよいし、テレビジョン受信機1内に実装されていてもよい。
図2は、テレビジョン受信機1の機能構成例を示す機能ブロック図である。図2は、階調フォントの文字列を表示部15の画面に表示又はスクロール表示する場合におけるテレビジョン受信機1の機能部を示している。図2の各機能部は、CPU18が記憶部20に記録されたプログラム1Pに基づいて動作することにより実行される。
テレビジョン受信機1は、検索部31、中間色算出部32及び描画部33を含む。検索部31は、階調フォントデータベース1Dから階調フォントを検索する機能部である。検索部31は、グラフィックアプリケーション1Aから文字コード、文字サイズ及び階調数を受け付ける。検索部31は、受け付けた文字コード、文字サイズ及び階調数を検索キーにして、階調フォントデータベース1Dから階調フォントを検索する。検索部31は検索した階調フォントを描画部33に出力する。
中間色算出部32は、階調フォントを描画するための中間色を算出する機能部である。中間色算出部32は、グラフィックアプリケーション1Aから文字色、背景色及び階調数を受け付ける。中間色算出部32は、受け付けた文字色、背景色及び階調数に基づいて、中間色を算出する。中間色算出部32が算出する中間色は、1色である場合もあれば、複数色である場合もある。中間色算出部32が算出する中間色の数は、グラフィックアプリケーション1Aから受け付けた階調数に応じて異なる。中間色算出部32は、算出した中間色と、受け付けた文字色及び背景色とを描画部33に出力する。
描画部33は、文字及び背景をグラフィックプレーン34に描画する機能部である。描画部33は、検索部31から階調フォントを受け付ける。描画部33は、中間色算出部32から文字色、背景色及び中間色を受け付ける。描画部33は、受け付けた階調フォントの各ドットに階調数に対応した色付けを行う。描画部33は、色付けした文字と、その背景をグラフィックプレーン34に描画する。描画部33により描画されたグラフィックプレーン34は、信号処理部13を介して画像処理部14に出力され、画像処理部14によりOSD表示処理が施される。
テレビジョン受信機1は、応答時間算出部41、残像幅算出部42、判定部43及び低減部44を含む。応答時間算出部41は、表示部15の液晶画面、有機EL画面、プラズマ画面等に応じて、画面に階調フォントの文字を表示するのに要する応答時間を算出する機能部である。応答時間算出部41は、中間色算出部32から文字色、中間色及び背景色を受け付け、受け付けた文字色、中間色及び背景色に夫々対応する輝度に基づいて、応答時間を算出する。応答時間算出部41は、算出した応答時間を残像幅算出部42に出力する。
なお、応答時間算出部41の詳細は、後述する。
残像幅算出部42は、階調フォントの文字列がスクロール表示された場合、階調フォントの文字の輪郭部の残像がスクロール方向と反対側に延びる幅の長さを算出する機能部である。以下、階調フォントの文字における輪郭部の残像がスクロール方向と反対側に延びる幅又は当該幅の長さを残像幅と呼ぶ。
残像幅算出部42は、応答時間算出部41から応答時間を受け付ける。また、残像幅算出部42は、グラフィックアプリケーション1Aから文字列のスクロール速度を受け付ける。残像幅算出部42は、受け付けた応答時間と、スクロール速度とに基づいて、残像幅を算出する。残像幅算出部42は、算出した残像幅とスクロール方向とを判定部43に出力する。
なお、残像幅算出部42の詳細は、後述する。
判定部43は、残像幅が文字列における文字間隔(文字間のピッチ幅)以上か否かを判定する機能部である。残像幅が文字間隔以上である場合、階調フォントの文字列を構成する文字同士が接合し、階調フォントの文字列の視認性が低下する。そこで、テレビジョン受信機1は、階調フォントの文字同士が接合すると予測される場合、残像幅の長さを短くする処理を行う。
判定部43は、残像幅算出部42から残像幅を受け付ける。また、判定部43は、グラフィックアプリケーション1Aから文字間隔を受け付ける。判定部43は、受け付けた残像幅が受け付けた文字間隔以上か否かを判定する。判定部43は、判定結果を低減部44に出力する。また、判定部43は、残像幅、文字間隔及び残像幅算出部42から受け付けたスクロール方向を低減部44に出力する。
低減部44は、判定部43から判定結果を受け付け、受け付けた判定結果に応じて、階調フォントの文字における残像幅の長さを短くする機能部である。
低減部44は、判定部43から残像幅が文字間隔以上ではないという判定結果を受け付けた場合、何もしない。低減部44は、判定部43から残像幅が文字間隔以上であるという判定結果を受け付けた場合、階調フォントの輪郭部の幅を狭くする方向に変更する。以下に、低減部44が階調フォントの輪郭部の幅を狭くする処理について説明する。
低減部44は、検索部31から階調フォントを受け付ける。低減部44は、判定部43から残像幅が文字間隔以上であるという判定結果、残像幅、文字間隔及びスクロール方向を受け付ける。なお、低減部44は、文字間隔及びスクロール方向をグラフィックアプリケーション1Aから直接受け付けてもよい。
いま、残像幅をg、文字間隔をpとする。また、低減部44が受け付けた階調フォントの輪郭部の階調数をn、輪郭部の各階調に対応する輪郭部分の各幅をαとする。
低減部44は、輪郭部の階調数が(αn−(g−p))/αまで減少するように、スクロール方向と反対側の当該輪郭部端からスクロール方向に向かって、各階調に対応する輪郭部分を削除する。なお、変更後の階調数(αn−(g−p))/αは、各階調に対応する輪郭部分が例えば1ピクセルの幅を有する場合、n−(g−p)になる。
低減部44が実行する処理は、スクロールにより文字列の文字が接合した場合、スクロール方向と反対側に延びた輪郭部の幅を削減することにより、文字が接合しないようにする処理である。これにより、テレビジョン受信機1は、スクロールにより悪化する階調フォントの文字列の視認性を向上させることができる。
低減部44は、各階調に対応する輪郭部分を削除した修正階調フォントと変更後の階調数とを描画部33に出力する。
描画部33は、低減部44から修正階調フォントを受け付けた場合、受け付けた修正階調フォントの各ドットに、低減部44が変更した階調数(αn−(g−p))/αに対応した色付けを行う。描画部33は、色付けした文字と、その背景をグラフィックプレーン34に描画する。描画部33により描画されたグラフィックプレーン34は、信号処理部13を介して画像処理部14に出力され、画像処理部14によりOSD表示処理が施される。
次に、残像幅算出部42の機能について、詳細に説明する。
図3は、応答時間及びスクロール速度により残像幅を説明する説明図である。図3Aは、画像信号の信号波形を示す説明図である。図3Aの横軸は、時間である。図3Aの縦軸は、信号レベルである。図3Bは、図3Aにおける画像信号の信号波形に対応して表示部15の画面に表示される文字の輝度変化を示す説明図である。図3Bの横軸は、時間である。図3Bの縦軸は、輝度である。例えば、文字色は白、背景色は黒である。図3Bにおける右上がりの直線の傾き及び右下がりの直線の傾きは、表示部15の応答速度に対応する。
表示部15の画面には、当初背景色が描画されている。しかし、画像信号が入力された時点から文字部分の輝度が高くなりはじめ、活性状態(黒)から非活性状態(白)への応答時間Tbwが経過したとき、輝度は最高になる。その後、文字部分の輝度は低下し始め、非活性状態(白)から活性状態(黒)へ戻る応答時間Twbが経過したとき、輝度は最低になり、文字の描画が終了する。
文字は一定速度でスクロールされている。そのため、白に相当する画像信号が例えば応答時間Tbwだけ出力されても、白色文字の描画には応答時間Twbの分だけ余計に時間がかかる。そして、応答時間Twbの間、表示部15の画面に描かれた文字にはスクロール移動のために残像が生じる。
図4は、一定の画像信号の信号波形に対応して表示部15の画面に表示される文字の輝度変化を示す説明図である。図4の横軸は、時間である。図4の縦軸は、輝度である。例えば、文字色は白、背景色は黒である。図4において、黒から白への応答時間Tbw及び白から黒への応答時間Twbは、共に例えば20msecである。また、スクロールにより階調フォントの文字が輪郭部の例えば1階調に対応する輪郭部分の幅だけ移動するのに要する時間をスクロール時間tsとした場合、図4におけるtsは16msecである。
画像信号が入力された時点から文字部分の輝度が高くなりはじめ、スクロール時間ts=16msecが経過したとき、まだ表示部15の画面は信号レベルの輝度に対応する文字(又は輪郭部分)を描いていない。画像信号が入力された時点から応答時間Tbwだけ経過したとき、すなわちスクロール時間ts経過時から4msec経過後に、文字(又は輪郭部分)の輝度は最高に達する。スクロール時間ts経過時から4msecの間に描かれた文字(又は輪郭部分)の像は残像となる。
その後、文字(又は輪郭部分)の輝度は低下し始める。スクロール時間ts=16msecが経過したとき、まだ表示部15の画面は信号レベルの輝度に対応する文字(又は輪郭部分)を描ききっていない。スクロール時間ts経過時から4msec経過後に、表示部15の画面は文字(又は輪郭部分)の描画を終了する。そのため、スクロール時間ts経過時から4msecの間に描かれた文字(又は輪郭部分)の像は残像となる。
つまり、Tbw=Twb<tsである場合、残像幅g=0となる。他方、Tbw=Twb>tsである場合、残像幅g>0となる。
残像幅算出部42は、応答時間算出部41から受け付けた応答時間と、グラフィックアプリケーション1Aから受け付けたスクロール速度とを用いて、スクロール時間tsが経過してから応答時間が終了するまでの間に表示部15の画面が描く階調フォント文字の残像について、スクロール方向と反対方向の幅の長さ、すなわち残像幅gを算出する。
なお、応答時間とスクロール時間tsとの差が大きくなるほど、残像幅gは増大する。そのため、残像幅gはスクロール速度に比例し、例えばスクロール速度が2倍になれば、残像幅gは2倍になる。
上述では、残像幅算出部42は、応答時間を応答時間算出部41から受け付けた。しかし、残像幅算出部42は、予め設定された応答時間を用いて、残像幅を算出してもよい。かかる場合、応答時間算出部41はなくてもよい。
また、上述では、残像幅算出部42は、スクロール速度をグラフィックアプリケーション1Aから受け付けた。しかし、残像幅算出部42は、予め設定されたスクロール速度を用いて、残像幅を算出してもよい。かかる場合、グラフィックアプリケーション1Aは、スクロール速度を残像幅算出部42に出力しなくてもよい。
次に、応答時間算出部41の機能について、詳細に説明する。
図5は、一定の画像信号の信号波形に対応して表示部15の画面に表示される文字の輝度変化を示す説明図である。図5の横軸は、時間である。図5の縦軸は、輝度である。例えば、文字色はライトグレー、背景色はダークグレーである。図5において、ダークグレーからライトグレーへの応答時間Tdl及びライトグレーからダークグレーへの応答時間Tldは、共に例えば40msecである。また、スクロールにより階調フォントの文字が輪郭部の例えば1階調に対応する輪郭部分の幅だけ移動するのに要する時間をスクロール時間tsとした場合、図5におけるtsは16msecである。
表示部15の応答時間は、輝度変化の程度に応じて異なる。表示部15の応答時間は、輝度変化が大きい場合には短く、輝度変化が小さい場合には長い。そこで、図5における応答時間Tdlは、図4における応答時間Tbwよりも長く設定されている。また、図5における最高輝度は、図4における最高輝度よりも低く設定されている。図4及び図5において、応答時間及び最高輝度の違いは、輝度の時間変化を示す直線の傾き、すなわち応答速度の違いとして表現されている。他方、図4及び図5のどちらにおいても、スクロール時間ts=16msecは同じに設定されている。すなわち、図4及び図5のどちらにおいても、スクロール速度は、同じとしている。
輝度変化の程度が小さいほど、応答時間は長くなるため、表示部15は文字(又は輪郭部分)を描くのにより長い時間を要する。そのため、スクロール速度が変化しない場合、輝度変化の程度が小さいほど、表示部15が描く残像に係る残像幅gの長さは長くなる。従って、階調フォントの文字列を一定のスクロール速度でスクロール表示した場合、階調フォントにおける明暗の差が小さいほど、文字は接合しやすくなる。
そこで、応答時間算出部41は、中間色算出部32から文字色、中間色及び背景色を受け付け、これらの色の輝度の違いを考慮して、応答時間を算出する。その際、応答時間算出部41は、文字→輪郭部→背景の順に複数の応答時間を夫々算出する。また、輪郭部が複数の階調から構成されている場合、輪郭部内部での輝度変化も考慮して複数の応答時間を夫々算出する。
応答時間算出部41は、算出した複数の応答時間を残像幅算出部42に出力する。残像幅算出部42は、受け付けたスクロール速度及び複数の応答時間に基づいて、各階調に対応する輪郭部分の幅を夫々算出し、夫々算出した輪郭部分の幅から1つの文字の描画により生じる残像幅を求める。残像幅算出部42は、算出した残像幅を判定部43に出力する。
応答時間算出部41は、算出した複数の応答時間を残像幅算出部42に出力するのではなく、算出した複数の応答時間のうち、1つの代表応答時間のみを残像幅算出部42に出力してもよい。かかる場合、残像幅算出部42は、残像幅の算出にあたり、1つの応答時間しか使用しないため、処理に対する負荷が低減される。
ここでの代表応答時間は、例えば複数の応答時間の平均値、最大値又は最小値である。代表応答時間として、応答時間算出部41が例えば最大値を残像幅算出部42に出力する場合、残像幅算出部42は最も長い残像幅を算出することになる。かかる場合、階調フォントの文字列の接合を回避する目的に照らした場合、より安全側に立つこととなり、スクロールされる階調フォントの文字列において、より高い視認性を確保することができる。
なお、応答時間算出部41は、代表応答時間として最大の応答時間を残像幅算出部42に出力する場合、複数の応答時間を算出しなくてもよい。かかる場合、応答時間算出部41は、中間色算出部32から受け付けた文字色、中間色及び背景色のうち、輝度変化の程度が最も小さい輝度変化から1つの応答時間のみを算出し、算出した1つの応答時間を残像幅算出部42に出力する。
あるいは、応答時間算出部41は、応答時間を算出するのではなく、応答時間を記憶部20から検索してもよい。例えば、様々な輝度変化の程度に対応する応答時間を予め記憶部20に記憶しておく。応答時間算出部41は、中間色算出部32から受け付けた文字色、中間色及び背景色に対応する輝度に基づいて、取得したい応答時間を記憶部20から検索する。
次に、テレビジョン受信機1の動作について、具体例を提示して説明する。
図6は、スクロール表示された場合における階調フォントの文字列の見え方を示す説明図である。図6Aは、階調フォントの文字列をOSD機能により表示部15の画面に静止した状態で表示した様子を示している。図6Bは、階調フォントの文字列をOSD機能により表示部15の画面にスクロール表示した様子を示している。スクロール方向は、右から左へ向かう方向である。図6Cは、輪郭部を削除した階調フォントの文字列をOSD機能により表示部15の画面にスクロール表示した様子を示している。スクロール方向は、右から左へ向かう方向である。
図6Aにおいて、「little」における「e」以外の文字列が文字及び背景を含めて3階調の階調フォントで表示されている。文字色は白、背景色は黒、中間色はグレーである。「e」は4階調の階調フォントで表示されている。
図6Bにおいて、「little」の文字列が左方向へ一定速度でスクロール表示されている。文字及び輪郭部にはスクロール方向と反対側に残像が発生し、当該残像はスクロール方向と反対側である右側へ延びている。そのため、「little」の各文字は接合し、文字間隔はゼロになっている。換言した場合、残像幅gが当初の文字間隔pよりも大きく、「little」の文字同士はくっついている。そして、「little」の各文字の分離性は低下し、「little」の視認性は悪化している。
図6Cにおいて、階調フォントの輪郭部は削除されている。そのため、図6Cの「little」の各文字は分離しており、「little」の視認性は図6Bの場合よりも向上している。
上述では、低減部44は輪郭部の階調数をnから(αn−(g−p))/αに変更した。しかし、図6Cに示すように、低減部44は、輪郭部の階調数をゼロに変更してもよい。すなわち、低減部44は、階調フォントから輪郭部を削除した修正階調フォントを描画部33に出力してもよい。
図7は、スクロール表示された場合における階調フォントの文字列の見え方を示す概略的な説明図である。図7において、階調数は文字色及び背景色を含めて5階調である。文字色は白、背景色は黒、輪郭部の中間色は、文字から背景に向かってライトグレー、グレー及びダークグレーである。
図7では、輪郭部の各階調に対応する輪郭部分の幅が1ピクセルである場合を仮定している。当初の文字間隔pは、1ピクセルである。
図7Aは、スクロール前の階調フォントの文字の見え方を示している。図7Bは、残像がないと仮定した場合において、右から左方向に1ピクセルだけスクロールした後の階調フォントの見え方を示している。図7Cは、右から左方向に1ピクセルだけスクロールした後の階調フォントの見え方を、残像が生じた場合について示している。図7Cでは、残像幅gが当初の文字間隔pより小さい場合(g<p)を仮定している。
図7Dは、階調フォントの文字、輪郭部及び背景の階調を示している。横軸は距離であり、縦軸は明るさである。縦軸の上方は明、下方は暗を示している。点線は、図7Bに対応する階調を示している。実線は、図7Cに対応する階調を示している。図7Dにおいて、文字、輪郭部及び背景における点線も実線も階段状である。図7Cに対応する実線は、文字に対して最も外側に位置する輪郭部分が背景と接していることから、輪郭部と背景との間に有意な輝度差があることを示している。そのため、階調フォントの視認性に特段の不都合は認められない。
図7Cでは、応答速度に対してスクロール速度が遅く、残像幅gは当初の文字間隔pより小さいため、文字同士は接合していない。かかる場合、判定部43は残像幅gが文字間隔p以上ではないと判定し、低減部44は何もしない。
図8は、スクロール表示された場合における階調フォントの文字列の見え方を示す概略的な説明図である。図8における階調数、文字色、背景色及び輪郭部の中間色は、図7と同じである。
図8では、輪郭部における各階調に対応する輪郭部分の幅が1ピクセルである場合を仮定している。当初の文字間隔pは、1ピクセルである。
図8Aは、スクロール前の階調フォントの文字の見え方を示している。図8Bは、残像がないと仮定した場合において、右から左方向に1ピクセルだけスクロールした後の階調フォントの見え方を示している。図8Cは、右から左方向に1ピクセルだけスクロールした後の階調フォントの見え方を、残像が生じた場合について示している。図8Cでは、残像幅gが当初の文字間隔pより大きい場合(g>p)を仮定している。
図8Dは、階調フォントの文字、輪郭部及び背景の階調を示している。横軸は距離であり、縦軸は明るさである。縦軸の上方は明、下方は暗を示している。点線は、図8Bに対応する階調を示している。実線は、図8Cに対応する階調を示している。図8Dにおいて、文字、輪郭部及び背景における点線も実線も階段状である。ただし、図8Cに対応する実線は、文字に対して最も外側に位置するダークグレーの輪郭部分が隣り合う文字同士の間で接合していることから、文字同士の間に輝度差がないことを示している。そのため、階調フォントの視認性は低下している。
図8Eは、低減部44が輪郭部の幅を削減した場合における階調フォントの文字、輪郭部及び背景の階調を示している。横軸は距離であり、縦軸は明るさである。縦軸の上方は明、下方は暗を示している。点線は、図8Bに対応する階調を示している。実線は、図8Cの輪郭部のうち、最も外側に位置するダークグレーの輪郭部分が削除され、削除された輪郭部分に背景色の黒が色付けされた場合の階調を示している。図8Eにおいて、文字、輪郭部及び背景における点線も実線も階段状である。ただし、図8Eにおける実線は、輪郭部の最も外側の端と背景との間に2階段の階調に相当する輝度差が確保されていることを示している。すなわち、最も外側に位置するグレーの輪郭部分と黒色の背景との間に輝度差が確保されており、階調フォントの文字の視認性は残像がない場合(図8B)と同様に良好である。
図8Cでは、応答速度に対してスクロール速度が速く、残像幅gが当初の文字間隔pより大きいため、文字同士が接合している。かかる場合、判定部43は、残像幅gが文字間隔p以上であると判定する。低減部44は、輪郭部の階調数がn−(g−p)になるように、スクロール方向と反対側の輪郭部右端から左方向に向かって、各階調に対応する輪郭部分を削除する。具体的には、低減部44は、輪郭部の階調数3を例えば2に削減し、最も右側に位置するダークグレーの輪郭部分が削除された修正階調フォントを生成する。低減部44は、修正階調フォントと、変更した階調数とを描画部33に出力する。
なお、低減部44は、修正階調フォントを生成するのではなく、修正階調フォントと同じ階調数を有する階調フォントを階調フォントデータベース1Dから検索してもよい。かかる場合、低減部44は、検索により取得した階調フォントと、変更後の階調数とを描画部33に出力する。
描画部33は、低減部44から修正階調フォントと、変更された階調数とを受け付けた場合、受け付けた修正階調フォントの各ドットに、低減部44が変更した階調数(αn−(g−p))/αに対応した色付けを行う。描画部33は、色付けした文字と、その背景をグラフィックプレーン34に描画する。描画部33により描画されたグラフィックプレーン34は、信号処理部13を介して画像処理部14に出力され、画像処理部14によりOSD表示処理が施される。
図9は、スクロール表示された場合における階調フォントの文字列の見え方を示す概略的な説明図である。図9において、輪郭部の階調数はn階調である。文字色は白、背景色は黒、輪郭部の中間色は、文字から背景に向かってn段階のグレースケールで色付けされる色である。図9では、輪郭部における各階調に対応する輪郭部分の幅がαピクセルである場合を仮定している。当初の文字間隔は、pピクセルである。
図9Aは、スクロール前の階調フォントの文字の見え方を示している。ただし、輪郭部について3階調までを示し、4階調以上の輪郭部分及び背景は、白抜きの「・・・」で省略している。
図9Bは、階調フォントの文字、輪郭部及び背景の階調を示している。図9Bの横軸は距離であり、縦軸は明るさである。縦軸の上方は明、下方は暗を示している。点線は、図9Aに対応する階調を示している。実線は、スクロールにより残像幅gが生じた場合の階調を示している。図9Bにおいて、文字、輪郭部及び背景における点線も実線も傾斜した直線状である。より正確には、輪郭部の明るさは階段状の階調分布になるが、図9Bはnが大きい場合、直線近似が可能なことを示している。
図9を参照して、低減部44により変更される輪郭部の階調数が(αn−(g−p))/αであることを説明する。
輪郭部の階調数はnであり、各階調に対応する輪郭部分の幅がαピクセルである場合、変更前の輪郭部の幅はαnピクセルである。他方、スクロールにより生じた残像幅gのために文字同士が接合した場合、当初の文字間隔pピクセルは消失する。残像幅gが文字間隔pよりも長い長さまで延びた場合、残像はg−pピクセルの長さだけスクロール方向に対して後方の文字に重なる。そこで、後方の文字に重なる残像の幅g−pだけ輪郭部の幅αnピクセルを狭くした場合、その長さはαn−(g−p)ピクセルとなる。この長さを各階調に対応する輪郭部分の幅αで除算することにより、変更後の階調数(αn−(g−p))/αが算出される。
図10は、階調フォントの文字に係る輪郭部の残像幅を低減する処理の手順の一例を示すフローチャートである。
CPU18は、表示部15の画面における表示領域に階調フォントの文字列が収まるか否かを判定する(ステップS1)。CPU18は、表示部15の画面における表示領域に階調フォントの文字列が収まると判定した場合(ステップS1:YES)、処理を終了する。CPU18は、表示部15の画面における表示領域に階調フォントの文字列が収まらないと判定した場合(ステップS1:NO)、階調フォントの文字列をスクロール表示するように画像処理部14に指示をする(ステップS2)。
なお、ステップS2において、画像処理部14は、スクロール対象となる文字列の画像データ(グラフィックプレーン34)とスクロール対象とならない背景画像の画像データとを、例えば別の記憶手段に展開する。画像処理部14は、別の記憶手段に展開した文字列の画像データと、背景画像の画像データとを重畳し、重畳した画像データを表示部15に出力する。画像処理部14は、スクロール対象となる文字列の画像データを記憶手段にて次々と更新展開する一方で、更新展開した文字列の画像データを同一の背景画像の画像データと重畳し、表示部15に出力する。
CPU18は、表示部20の画面における応答時間と、スクロール速度とに基づいて、階調フォントの文字の残像に係る残像幅gを算出する(ステップS3)。CPU18は、算出した残像幅gが文字間隔p以上か否かを判定する(ステップS4)。CPU18は、スクロールによる残像幅gが文字間隔p以上ではないと判定した場合(ステップS4:NO)、処理を終了する。
CPU18は、スクロールによる残像幅gが文字間隔p以上であると判定した場合(ステップS4:YES)、次の処理を実行する。すなわち、CPU18は、輪郭部の階調数がn−(g−p)まで減少するように、スクロール方向と反対側の当該輪郭部端からスクロール方向に向かって、各階調に対応する輪郭部分を削除し(ステップS5)、処理を終了する。なお、ここでは、1階調毎に1ピクセルの幅を有する輪郭部を仮定している。また、nは、変更前の時点における階調フォントの輪郭部の階調数である。
本実施の形態では、階調フォントの文字列を表示部15の画面にスクロール表示する場合、スクロール方向を横方向又は左右方向とした。しかし、スクロール方向は、横方向又は左右方向に限らず、上下方向又は斜め方向でもよい。
本実施の形態では、階調フォントの例として、文字色が白、背景色が黒の場合を扱った。しかし、文字色及び背景色は多色であってもよいことは勿論である。
本実施の形態では、輪郭部の幅を狭くするにあたり、テレビジョン受信機1は、スクロール方向と反対側の輪郭部端からスクロール方向に向かって、各階調に対応する輪郭部分を削除した。しかし、テレビジョン受信機1は、各階調に対応する輪郭部分の幅を夫々狭くすることにより、輪郭部全体の幅を狭くしてもよい。
また、テレビジョン受信機1は、スクロール方向側の輪郭部端からスクロール方向と反対方向に向かって、各階調に対応する輪郭部分を削除してもよい。あるいは、テレビジョン受信機1は、各階調に対応する輪郭部分を、スクロール方向と反対側から又はスクロール方向側から一又は複数階調ずつ飛び飛びに間引くことにより、輪郭部全体の幅を狭くしてもよい。
本実施の形態では、テレビジョン受信機1は、残像幅が文字間隔以上である場合、輪郭部の幅を狭くした。しかし、テレビジョン受信機1は、残像幅が文字間隔以上である場合、輪郭部の幅を変更せず、文字間隔を残像幅より長い長さに変更してもよい。そのためには、低減部44は、判定部43から残像幅が文字間隔以上であるという判定結果を受け付けた場合、文字間隔を当初の長さから残像幅より長い長さに変更する。低減部44は、変更した文字間隔を描画部33に出力する。描画部33は、変更後の文字間隔で階調フォントの文字列をグラフィックプレーン34に描画する。
これにより、階調フォントの文字と背景との間に階調差が確保され、階調フォントの文字列の視認性を低下させないようにすることができる。
テレビジョン受信機1によれば、OSD機能によりスクロール表示される階調フォントの文字列の視認性を向上させることができる。
図11、図12及び図13は、テレビジョン受信機1が奏する効果を説明する説明図である。図11は、表示部15の画面における応答速度に対してスクロール速度が遅い場合、テレビジョン受信機1は何ら処理をしないことを示す説明図である。図12は、表示部15の画面における応答速度に対してスクロール速度が速い場合、階調フォントの文字の視認性が低下することを示す説明図である。図13は、テレビジョン受信機1が実行する処理により、階調フォントの文字の視認性が向上することを示す説明図である。
図11Aは、スクロール後の階調フォントの文字の見え方を示している。図11Aにおいて、階調数は文字色及び背景色を含めて6階調である。文字色は白、背景色は黒、輪郭部の中間色は、文字から背景に向かって4段階のグレースケールで色付けされる色である。図11Bは、階調フォントの文字、輪郭部及び背景の階調を示している。横軸は距離であり、縦軸は明るさである。縦軸の上方は明、下方は暗を示している。
図11の例では、スクロール速度が遅いため、階調フォントの文字は接合していない。また、文字、輪郭部及び背景において、段階的な輝度差が確保されている。
図12Aは、スクロール後の階調フォントの文字の見え方を示している。図12Aにおける階調数、文字色、背景色、中間色は、図11Aと同じである。図12Bは、階調フォントの文字、輪郭部及び背景の階調を示している。図12Bにおける横軸及び縦軸は、図11Bと同じである。
図12の例では、スクロール速度が速いため、階調フォントの文字が接合している。図12Bに示すように、隣り合う文字の階調差が小さく、階調フォントの文字には低い視認性が認められる。
図13Aは、図12Aの階調フォントの文字に対して輪郭部を削除する処理を実行した場合におけるスクロール後の階調フォントの文字の見え方を示している。図13Aにおける文字色及び背景色は、図11Aと同じである。図13Bは、階調フォントの文字及び背景の階調を示している。図13Bにおける横軸及び縦軸は、図11Bと同じである。図13Bにおける点線は、図12Bに対応する階調フォントの文字、輪郭部及び背景の階調を示している。図13Bにおける実線は、処理後の階調フォントの文字及び背景の階調を示している。
図13より、文字及び背景を2階調に設定することで、文字と背景との階調差が大きくなり、スクロール表示された場合であっても、文字の視認性が低下しないことがわかる。
CPU18(判定部43)は、算出した残像幅gが文字間隔p以上か否かを判定する。CPU18は、g<pであると判定した場合(図11)、何もしない。これにより、テレビジョン受信機1は、各構成部にかかる負荷を抑制することができる。
他方、CPU18は、g≧pであると判定した場合(図12)、階調フォントの文字の輪郭部における各階調に対応する輪郭部分を、階調数が(αn−(g−p))/αになるように削除する。あるいは、CPU18は、輪郭部の全てを削除してもよい(図13)。これにより、テレビジョン受信機1は、階調フォントの文字列の視認性を向上させることができる。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 テレビジョン受信機
11 受信部
14 画像処理部(重畳部)
15 表示部(画面)
18 CPU(算出部、判定部、低減部、応答時間算出部)
20 記憶部
41 応答時間算出部
42 残像幅算出部(算出部)
43 判定部
44 低減部
1P プログラム
1D 階調フォントデータベース
1A グラフィックアプリケーション

Claims (10)

  1. 文字色と背景色との中間色で段階的に階調表示される輪郭部を有する階調フォントの文字列を画面にスクロール表示する表示装置において、
    異なる階調に対応する輝度に切り替えて画像を前記画面に表示するのに要する応答時間及び階調フォントの文字列のスクロール速度に基づいて、スクロール方向と反対方向における前記輪郭部の残像幅を算出する算出部と、
    該算出部が算出した残像幅が前記文字列における文字間隔以上か否かを判定する判定部と、
    該判定部が文字間隔以上と判定した場合、前記輪郭部の幅を低減する低減部と
    を備える
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記低減部は前記輪郭部における一又は複数の階調に対応する輪郭部分を削除することにより、該輪郭部の幅を低減するようにしてある
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記低減部は、前記輪郭部の階調数が(αn−(g−p))/αになるように、一又は複数の階調に対応する輪郭部分を削除するようにしてある
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
    ただし、
    n:前記輪郭部の階調数
    g:前記算出部が算出した残像幅
    p:前記文字列における文字間隔
    α:一又は複数の階調に対応する輪郭部分の各幅
  4. 前記低減部は、前記輪郭部の階調数が(αn−(g−p))/αになるように、スクロール方向と反対側の該輪郭部端から一又は複数の階調に対応する輪郭部分を削除するようにしてある
    ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記低減部は前記輪郭部を削除するようにしてある
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記低減部は前記輪郭部における一又は複数の階調に対応する輪郭部分の幅を夫々低減することにより、該輪郭部の幅を低減するようにしてある
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 文字色及び背景色並びに該文字色及び背景色の中間色に夫々対応する輝度に基づいて、前記応答時間を算出する応答時間算出部を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 階調フォントの文字列及び背景画像を重畳して、該文字列及び背景画像からなる重畳画像を前記画面に表示させる重畳部を備え、
    前記算出部は前記文字列を前記画面にスクロール表示する場合における残像幅を算出するようにしてあり、
    前記低減部は前記輪郭部の幅を低減した階調フォントの文字列を前記重畳部に出力するようにしてある
    ことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の表示装置と、
    テレビジョン放送を受信する受信部と
    を備え、
    前記画面は前記受信部が受信したテレビジョン放送に係る画像を表示するようにしてある
    ことを特徴とするテレビジョン受信機。
  10. 文字色と背景色との中間色で段階的に階調表示される輪郭部を有する階調フォントの文字列を表示装置の画面にスクロール表示する場合、該輪郭部の表示態様を変更する処理を、前記表示装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    異なる階調に対応する輝度に切り替えて画像を前記画面に表示するのに要する応答時間及び階調フォントの文字列のスクロール速度に基づいて、スクロール方向と反対方向における前記輪郭部の残像幅を算出し、
    算出した残像幅が前記文字列における文字間隔以上か否かを判定し、
    文字間隔以上と判定した場合、前記輪郭部の幅を低減する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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