JP2007226147A - 画像表示装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本来の映像情報に含まれる輝度情報の変化の再現性を高める技法を提供する。
【解決手段】
複数の自発光素子から構成される表示手段と、表示手段に表示されるべき先行画像データの合計輝度を演算する演算手段(103)と、先行画像データの合計輝度が所定の閾値を超える場合に該合計輝度が所定の閾値になるように輝度を変換する第1の輝度変換テーブルに基づき先行画像データの合計輝度を変換する輝度変換手段(105)とを備える画像表示装置であって、輝度変換手段(105)が、先行画像データの後で表示されるべき後続画像データの合計輝度が所定の閾値を超える場合に、本来の輝度よりも減少させるように変換する第2の輝度変換テーブル(104)に基づき、少なくともこの後続画像データの合計輝度を変換するような画像表示装置(100)を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置およびその制御方法に関し、より詳細には、閾値を超えるような明るすぎる画面の輝度を全体的に抑え、さらに後続フレームにおける閾値以上での輝度変化も再現することが可能となる技法を提供する。
従来、画面の輝度を抑えるためには、パネル全体の輝度を一律に抑える制御であった。例えば、第1の従来技術として、輝度が閾値より低い範囲では指定可能な輝度全範囲に対応させ、閾値を越える範囲では指定させる輝度を飽和させる技術(特許文献1を参照されたい。)が提案されている。また、第2の従来技術として、電源投入直後の所定期間は表示される画像の明るさを所定の明るさ以下に制御させる技法(特許文献2参照)が提案されている。
特開2005-55800号公報 特開2005-79748号公報
従来の技術では、画面の輝度を一律に抑えてしまうため、本来の映像情報に含まれる輝度情報を全て表示することが出来ないため、画像の再現性が劣ってしまうという問題がある。例えば、第1の従来技術では、閾値以上の範囲では輝度変化を実際画面上で再現させることが出来ないため、明るい場面での輝度変化をユーザが認識することが出来ない。また、第2の従来技術では、画面の輝度が一定期間経過後に突然変化するために、画面が見苦しくなってしまう可能性がある。また、起動時のみにしか制御が働かず、また表示画面に関わらず制御が働いてしまうため、輝度を押さえなくても良い画面でも輝度を押さえてしまいその結果、暗い画面が表示された場合にユーザから見づらくなってしまう。
上述した諸課題を解決すべく、第1の発明による画像表示装置は、
複数の自発光素子から構成される表示手段と、
前記表示手段に表示されるべき先行画像データの合計輝度を演算する演算手段と、
前記演算手段で演算された、前記先行画像データの合計輝度が所定の閾値を超える場合に該合計輝度が該所定の閾値になるように輝度を変換する第1の輝度変換テーブルに基づき、前記先行画像データの合計輝度を変換する輝度変換手段と、を備え、
前記輝度変換手段が、
前記先行画像データの後(少なくとも1フレーム以上後で)で表示されるべき後続画像データの合計輝度が、前記所定の閾値を超える場合に、本来の輝度よりも減少させるように変換する第2の輝度変換テーブルに基づき、少なくとも該後続画像データの合計輝度を変換する、
ことを特徴とする。
ここで、後続画像データ以降のフレームの合計輝度も第2の輝度変換テーブルで変換することが好適である。
また、第2の発明による画像表示装置は、
前記輝度変換手段が、前記先行画像データと後続画像デ−タとの間にある中間画像データ(即ち、後続画像データを表示するまでの間にある中間にあるフレームであって、MPEGの場合にはP、Bフレームなど)の合計輝度を第2の輝度変換テーブルに基づき変換する、ことを特徴とする。
ここで、中間画像データは、デコードの順序などの関係で既に輝度変換されている場合もあるが、変換済みのものも再度、第2の輝度変換テーブルに基づき変換することが好適である。
また、第3の発明による画像表示装置は、
前記先行画像データと前記後続画像データとが、動画像における基準フレーム同士である、ことを特徴とする。
例えば、MPEGの場合には、間に少なくともP、Bフレームを介在して隣接するIフレーム同士または1個以上のIフレームで間隔をあけたIフレーム同士とすることが好適である。即ち、他のフレームを参照せずにデコード可能であるIフレームを対象とすれば、先行画像データとしてのIフレームを読み込むタイミングでは、後続データとしてのIフレームは既にデコードされてフレームバッファにあるため、後続データの合計輝度を即座に利用できる。
また、第4の発明による画像表示装置は、
前記輝度変換手段が、
前記第2の輝度変換テーブルに基づく変換を所定の期間行った後で、前記第2の輝度変換テーブルで変換される輝度よりも高いが、本来の輝度よりも減少させるように変換する、少なくとも1つの第3の輝度変換テーブル(即ち、第1と第2の輝度変換テーブルの中間に相当するものであって、第2のテーブルよりも本来の輝度値に近い輝度に変換するテーブル)に基づき、前記所定の期間の後の画像データの合計輝度を変換する、ことを特徴とする。
ここで、第3のテーブルは1つでも良いが、これを複数設けて、輝度変換率を段階的に第1のテーブルに近付ける、即ち本来の輝度に段階的に戻すことによって、ユーザに輝度の変化が認識されにくいようにすることが好適である。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
一例を挙げれば、本発明を方法として実現させた第5の発明による画像表示装置の制御方法は、
複数の自発光素子から構成される画像表示装置の制御方法であって、
(演算手段を用いて、)前記表示装置に表示されるべき先行画像データの合計輝度が所定の閾値を超える場合に、該合計輝度が該所定の閾値になるように輝度を変換する第1の輝度変換テーブルに基づき、前記先行画像データの合計輝度を変換し、前記先行画像データの後で表示されるべき後続画像データの合計輝度が、前記所定の閾値を超える場合に、本来の輝度よりも減少させるように変換する第2の輝度変換テーブルに基づき、少なくとも該後続画像データの合計輝度を変換するステップ、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、明るすぎる画面を表示しないため、無駄なバッテリ消費及び表示パネルへの電力供給回路設計時に低い電流をピークにすることができ、携帯端末など供給可能電力が限られているシステムにおいて、効率よく電力を使用することができ、さらには連続使用時間を伸ばすこともできる。また、全ての画面で抑えるのではないために輝度再現性がよく、輝度合計値が低い画面では画像情報に含まれる輝度情報を全て表示でき、輝度合計値が高くこのパネルではそのままでは表示できないフレームにおいても、その輝度合計値が閾値を超えた場合に輝度を全体的に抑え、さらに後続フレームにおける閾値以上での輝度変化も再現することが可能となる。さらに、輝度合計値が高い画面での輝度を抑えることによりピーク電流を減らすことができるため、大電流による供給電圧のふらつきを抑えることができ、さらには、輝度を制限しているため、自発光素子の画面寿命を伸ばす効果も得られる。
本発明による画像表示装置では、画面に表示する前に1フレームの輝度を積算しその消費電流を推測する。表示パネルの全体の消費電流が規定値を越えないように1フレームで表示する輝度の積算合計に対して閾値を設けて制限をかけ、輝度合計値が閾値を越える場合には輝度に制限をかけて全体的に暗く表示し、輝度合計値が閾値を超えない場合にはそのままの輝度で表示することを特徴とする。制限がかかった後には所定期間実際に表示させる画面の輝度を変更し全体的に輝度を落とし、最大の明るさのフレームを表示させる場合においても閾値を越えないように輝度制御することを特徴とする。制限がかかり所定期間経過後、実際に表示させる画面の輝度を全体的に所定期間経過前よりあげ、制御を開始する閾値を下げて閾値以上の輝度を持ったフレームを表示させる場合のみ輝度を抑えることを特徴とする。上記の制御を徐々に行い、ユーザに分からないようにはじめの状態、即ち、本来の輝度に戻していくことを特徴とする。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。自発光素子を使った画像表示装置の典型的な用途である携帯通信端末装置(携帯電子機器)に本発明を適用して説明する。図1に、本発明を適用した携帯通信端末装置のシステム構成図を示す。図に示すように、携帯通信端末装置100は、信号処理部101、CPU107、メモリ108、操作部109、および、EL素子などの自発光素子を使った表示パネル110を有する。信号処理部101は、表示する画像信号を処理するブロックであり、フレームバッファ102、輝度積算部103、輝度変換グラフ格納部104、輝度変換部105、および、パネル駆動部106から構成される。
上記の信号処理部101内の諸機能を詳細に説明する。フレームバッファ102は、信号処理部内で1フレームの画面データを一時保存する。輝度積算部103は、フレームバッファ内の1フレームの画面データの輝度を積算して合計輝度を演算する。輝度変換グラフ格納部104は、輝度変換グラフの格納部(メモリ)であり、複数の変換グラフがあらかじめ格納されている。輝度変換部105は、輝度変換グラフに基づき1フレームの輝度合計値を変換する。パネル駆動部106は、表示パネルに実際に表示されるデータを表示パネルに送ってこれを駆動する。CPU107は、端末全体をコントロールし、各種演算および処理を行う。メモリ108は各種データを保存する格納手段である。操作部109は、ユーザが端末を操作し、選択・入力などを行う操作部である。表示パネル110は、自発光素子からなる表示パネルである。ここでは図示しないが、電源ブロック、音声ブロック、スピーカー部、無線部などがある。
図2は、図1で示した信号処理部で行われる輝度調整シーケンスの一例を示すフローチャートである。このとき、図4に挙げた複数の輝度変換グラフ(テーブル)を使うがこれについては後で詳細に説明する。図2に示すように、ステップS201では、これから表示する輝度変換前の画像情報よりフレームの輝度合計値をフレームバッファ内で計算する。次にステップS202では、合計値が閾値1以上か否かを判定し、閾値1未満(この場合は85未満)であれば、ステップS203に進みそのままの映像情報に含まれる輝度で画像を表示して、またステップS201に戻る。合計値が閾値1以上(この場合は85以上)であれば、ステップS204に進み、1フレームの輝度値の合計が閾値Aと同じになるように1フレーム全体の輝度を合計値が85になるように全体的に落として表示する。
ステップS205では、次のフレームより輝度変換グラフ2を適用して表示するように制御するが、次のフレームがフレームバッファに来ない場合はそのまま現在のフレームを現在の輝度で表示する。ステップS206、S207で一定期間経過するまで輝度変換グラフ2を適用して表示する。ステップS207で一定期間経過すると、S208で次のフレームより輝度変換グラフ3を適用して制御するように変更するが、次のフレームがフレームバッファに来ない場合はそのまま現在のフレームを現在の輝度で表示する。ステップS209では、次に表示する輝度変換前の画像情報よりフレームの輝度合計値をフレームバッファ内にて計算する。ステップS210で輝度変換グラフ3での閾値3以上(この場合は95以上)であった場合、S218に進み、輝度変換グラフ3を適用し輝度合計を閾値Aに輝度を飽和させて表示した後、S205に戻り、輝度変換グラフ2を適用して表示するように制御する。
ステップS210では、輝度変換グラフ3での閾値3未満(この場合は95未満)であった場合、S211に進み輝度変換グラフ3に基づいて画像を表示する。ステップS212では、また一定期間経過するまでこの輝度変換グラフ3を適用し続ける。ステップS212で一定期間経過すると、S213で次のフレームより輝度変換グラフ4を適用するが、次のフレームがフレームバッファに来ない場合はそのまま現在のフレームを現在の輝度で表示する。ステップS214で次に表示する輝度変換前の画像情報よりフレームの輝度合計値をフレームバッファ内にて計算する。ステップS215で輝度変換グラフ4での閾値4以上(この場合は90以上)であった場合、S219で輝度変換グラフ4を適用し輝度合計を閾値Aに輝度を飽和させて表示した後、S205に戻り、輝度変換グラフ2を適用して表示するように制御する。ステップS215で輝度変換グラフ4での閾値4未満(この場合は90未満)であった場合、216で輝度変換グラフ4に基づいて画像を表示する。ステップS217で一定期間経過するまでこの輝度変換グラフ4を適用し続ける。ステップS217で一定期間経過すると輝度変換グラフ1に戻り、本来の輝度での表示に戻り、また、一連の輝度変換処理フローを終え、再度閾値を超えるフレームを待つこととなる。
また、ここで言う所定期間とは10秒程度が望ましい。所定期間が例えば1秒と短い場合ユーザが画面を閲覧していた場合に輝度変化が1秒単位で変化してしまうため、見苦しくなってしまう。所定期間が1分と長くした場合、元の輝度変換に戻るまで非常に時間がかかり本来の輝度よりも暗い画面が長時間表示されることにより、画面が見づらくなってしまう。
このように輝度合計値の低い状態では映像をそのまますべて再現し表示パネルの限界を超えた範囲でのみ制限を加えることにより、通常状態では問題なくユーザは視聴でき、制限がかかった後は輝度変換を変更し徐々に元の状態に戻していくことにより、ユーザから違和感がないようにすることができる。また、輝度合計値が高いところの輝度変化も再現することができる。このシーケンスでは、閾値以上の輝度表示情報があった場合、必ずステップS205では、輝度変換グラフ2に変更するように制御したが、輝度情報のレベルによっては、輝度変換グラフ4から輝度変換グラフ3へ移行するようにしてもよい。その一例を図3に示す。
図3は、図2の輝度調整シーケンスの変形例を示すフローチャートである。図に示すように、処理ステップS301では、これから表示する輝度変換前の画像情報よりフレームの輝度合計値をフレームバッファ内で計算する。ステップS 302で輝度変換グラフ1を適用して、フレームバッファ内の画像を表示する。ステップS303では、S301で計算した結果が閾値3以上かどうかを判別し、閾値3以上であればS304に進み、S303で閾値3未満であればS310に進む。ステップS310では、S301で計算した結果が閾値4以上であれば、S311に進み、閾値4未満であればS318に進む。ステップS318では、S301で計算した結果が閾値1以上であればS319に進み、閾値1未満であればS301に戻る。
ステップS304でタイマが起動していればタイマをリセットし、次のフレームより輝度変換グラフ2を適用し、全体的に輝度を抑えるように制御を変更する。ステップS305でこれから表示する次のフレームがフレームバッファに届いたら、1フレーム中の輝度情報値の合計を計算する。ステップS306で輝度変換グラフ2を適用して、フレームバッファ内の画像を表示する。ステップS307では、S305で計算した結果が閾値3以上かどうかを判定する。閾値3以上であった場合は、S304に戻る。閾値3未満であれば、S308に進みタイマをスタートさせ、S309で所定期間経過したかどうか(タイマアウトしたかどうか)を判定する。ステップS309で所定期間経過していなければ、S305に戻り同じシーケンスを繰り返す。ステップS309で所定期間経過していれば、S311に進む。
ステップS311ではタイマが起動していればリセットし、次のフレームより輝度変換グラフ3を適用し、全体的に輝度を抑えるように制御を変更する。ステップS312でこれから表示する次のフレームがフレームバッファに届いたら、1フレーム中の輝度情報値の合計を計算する。ステップS313で輝度変換グラフ3を適用して、フレームバッファ内の画像を表示する。ステップS314では、S312で計算した結果が閾値3以上かどうかを判別し、閾値3以上であった場合、S304に戻る。閾値3未満であった場合S315に進む。S315で閾値4以上かどうかを判別し、閾値4以上であればS311に戻る。閾値4未満であれば、S316に進みタイマをスタートさせる。S317で所定期間経過したかどうか(タイマアウトしたかどうか)を判定する。所定期間経過していなければ、S312に戻り同じシーケンスを繰り返す。S317で所定期間経過していれば、S319に進む。
ステップS319ではタイマが起動していればリセットし、次のフレームより輝度変換グラフ4を適用し、全体的に輝度を抑えるように制御を変更する。S320でこれから表示する次のフレームがフレームバッファ内に届いたら、1フレーム中の輝度情報値の合計を計算する。S321で輝度変換グラフ4を適用して、フレームバッファ内の画像を表示する。ステップS322では、S320で計算した結果が閾値3以上かどうかを判別し、閾値3以上であった場合、S304に戻る。閾値3未満であった場合S323に進む。S323で閾値4以上かどうかを判別し、閾値4以上であった場合、S311に戻る。閾値4未満であれば324に進む。S324で閾値1以上かどうかを判別し、閾値1以上であった場合、S319に戻る。閾値1未満であった場合、S325に進みタイマをスタートさせる。S326で所定期間経過したかどうか(タイマアウトしたかどうか)を判定する。所定期間経過していなければS320に戻って同じシーケンスを繰り返す。所定期間経過していればS301に戻り、初期状態に戻る。
図4は、本発明で使用する輝度変換グラフである。図4(a)はデフォルトでの輝度変換グラフ1であり、輝度変換ラインL1を示す。横軸は映像信号から示される輝度情報の1フレームの輝度合計値であり、ここでは最大輝度の場合を100としている。縦軸は実際に表示パネルに表示する輝度の1フレームの合計値であり、ここでは最大輝度の場合を100としている。ここでは1フレームでの映像信号から示される輝度合計が所定値未満の場合(レベル0の範囲で輝度が0〜85の範囲)は映像信号から示される本来の輝度を実際に表示し、合計値が所定値以上の場合(レベル1〜3の範囲で輝度が85〜100の範囲)は実際に表示させる輝度を表示可能マックス値(この例では85)に飽和させるように輝度を制御する。
図4(b)は制限がかかったときの輝度変換グラフ2であり、輝度変換ラインL2を示す。ここでは輝度を全体的に落として表示するように制御する。例えば、1フレームに含まれる輝度情報の合計が90であった場合、この輝度変換グラフ2を用いると実際に画面に表示する時は合計が76.5になるように画面全体を暗くして表示する。
図4(c)は制限がかかったときの輝度変換グラフ3であり、輝度変換ラインL3を示す。ここでも輝度レベルを制御する閾値を変更している。レベル0〜2の範囲では実際よりも全体的に輝度を抑えるように表示の制御を行い、レベル3の範囲ではこの表示可能マックス値に飽和させるように制御を行う。
図4(d)は制限がかかったときの輝度変換グラフ4であり、輝度変換ラインL4を示す。図4(a)の時に比べて輝度レベルを制御する閾値を変更している。レベル0〜1の範囲では実際よりも全体的に輝度を抑えるように表示の制御を行い、レベル1〜2の範囲では表示可能マックス値に飽和させるように制御を行う。
図4(a)での輝度飽和をさせる映像情報に含まれる輝度合計の閾値を閾値1、図4(c)での輝度飽和をさせる映像情報に含まれる輝度合計の閾値を閾値3、図4(d)での輝度飽和をさせる映像情報に含まれる輝度合計の閾値を閾値4、表示パネル(OLED)に表示できる限界値を閾値Aと呼ぶ。
さらに、図4(a)での閾値1未満の輝度レベルをレベル0、図4(a)での閾値1以上(d)での閾値4未満の輝度レベルをレベル1、図4(d)での閾値4以上(c)での閾値3未満の輝度レベルをレベル2、図4(c)での閾値3以上輝度合計最大値までの輝度レベルをレベル3と呼ぶ。
1フレームの画像情報に含まれる輝度情報、YUV形式であれば各画素のY信号を積算し、RGB形式であれば、RGB→YUV変換式:
Y=0.299*R+0.587*G+0.114*B
より輝度信号Yを求めてこれを積算する。例えばこれが89だったとすると、現在の輝度変換グラフ1を適用していた場合、制御する閾値1が85以上であるため、輝度合計が85になるように輝度信号に85/89をかければよく、各画素の輝度信号に85/89をかけて表示する。輝度変換グラフ2を適用していた場合は85/100を各画素の輝度信号にかけて表示し、輝度合計値は75.7となる。
図5は、従来技術によって実際に輝度変換された画面表示の一例を示す模式図である。図5(a)は映像情報による本来の画面表示であり、図5(b)は、従来技術による変換後の画面表示である。図5において、本来輝度の画面A1の輝度合計値は60だったとすると、閾値1の85未満であるため、図5(b)のようにそのままの輝度で従来技術による変換後の画面C1を表示する。画面の右下にある数字は実際の画面にはないものであるが、発明の理解に資するために便宜上、当該画面の合計輝度を表示したものである。本来輝度の画面A2−A5では、合計輝度が85以上であるため、従来技術による輝度変換では、一律に輝度が85に抑制されてしまい、画面C2−C5のように合計輝度が一定になる。図5の右には、従来技術によって変換された合計輝度の軌跡ラインV1を模式的に示してある。このように従来技術では、輝度が閾値で飽和してしまい、閾値以上における輝度変化を再現することができない。なお、図においては、C1、C2、C2のフレーム推移を次フレームと記載してあるが、これらのフレームはMPEGなどの基準フレームであるIフレームを想定したものであり、これらのフレーム間にはP、Bフレームなどが複数存在する。
図6は、本発明によって実際に輝度変換された画面表示の一例を示す模式図である。図6(a)は映像情報による本来の画面表示(図5(a)と全く同じもの)であり、図6(b)は、本発明による変換後の画面表示である。図6(a)のように映像情報による本来の画面の輝度が閾値1の85を越えて輝度合計値が89だったとする。本来であれば画面A2のように表示すべきであるが、閾値1の85を超える輝度であり消費電力が大きすぎるためにそのまま表示することが出来ない。そのため輝度変換グラフ1に基づいて画面全体の輝度を制御し、本発明による変換後の画面B2のように実際よりも暗くこの場合は輝度合計値が85になるように表示する。そして、後続画像データの輝度合計値92が輝度変換グラフ1に基づけば閾値85を超えるので、次フレームを表示するまで輝度変換には輝度変換グラフ2を適用する。これにより次のフレームまでには徐々に輝度を下げることができる。
一定期間の間は輝度変換グラフ2を適用し、本来輝度の画面A3のように輝度(輝度合計値92)の画面を輝度変換グラフ1に基づいて85にならずに画面B3のように輝度合計値が75.7になってもその前の画像の輝度変換グラフ2に基づいて変換されるので、画面B3の表示段階において輝度変化(明るくなる)を表現できる。一定期間経過後は輝度変換グラフ3を適用するように変更し、画面A4のように同じ輝度の画面(輝度合計値93)だとしても画面B4のように輝度合計値が83.2になるように画面に表示する。
さらに一定期間経過後は輝度変換グラフ3を適用するように変更し、本来輝度の画面A5のような輝度の画面(輝度合計値94)だとしても、画面B5のように輝度合計値が84.1になるように画面に表示する。さらに一定期間経過すると元の状態に戻り、輝度変換グラフ1を適用し閾値を超えない範囲においては元のフレームに含まれる輝度情報をそのまま再現するようにする。このような本発明によって変換された合計輝度の軌跡ラインV2を模式的に示してある。図に示すように、本発明によれば、従来はできなかった閾値以上における微妙な輝度変化を再現することが可能になる。
ここでは輝度変換グラフは3段階で元の状態に戻したが、さらに段階を増やすとより良い。なお、図4における各図を結ぶ矢印はこのように段階的に本来の輝度に戻す過程を示すものである。段階を踏まずに輝度変換グラフ1と輝度変換グラフ2の変更のみであった場合、同じような輝度の画面がしばらく表示された場合に、図6では画面B3とB2を繰り返すことになる。輝度変化が突然発生し暗くなったり明るくなったりと変化が激しくなってユーザにとって見苦しくなってしまう。そのため、2段階以上輝度変換グラフを適用しつつ元の状態に戻すことにより、明暗の変化がゆっくりとなりユーザにほとんど認識されず、かつ、輝度変化の再現を実現しつつ輝度の調整を行うことができるようになる。
さらに、閾値を越えた範囲の画像の場合においても、輝度変換グラフを適時に段階的に変更することによりその輝度変化を表示することが可能である。即ち、輝度変換グラフを複数持ち、ある程度の時間をおいて段階的にグラフを変更することにより、ユーザには変更していることを分からないようにすることができる。
図7は、基準フレームであるIフレーム間のB、Pフレーム(中間画像データ)を変換した場合を示す模式図である。図に示すように、先行Iフレームの輝度が閾値を超え、後続Iフレームも閾値を超えて、後続Iフレームでは異なる変換率を持つ変換グラフ2を使用するような場合には、この隣接するIフレームの間にあるB1,B2...BxフレームやPフレームなども変換グラフ2を使って合計輝度を変換することもできる。これによって、閾値を超えたことによって一律に制限される可能性がある中間画像データについても、合計輝度の変化を再現できるようになる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。また、各部材、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本実施例では、合計輝度を演算して閾値と比較する対象(先行画像データおよび後続画像データ)としてはMPEGなどの基準フレーム(Iピクチャ)を使用することを例示して説明してあるが、これに限定されるものではない。基準フレーム(Iピクチャ)は、他のフレームを参照することなくデコードでき、さらに他のフレームをデコードするときの参照元にも利用され、フレームバッファには比較的早めに入れられるため、輝度情報を得る対象として便利であるため利用しているに過ぎない。例えば、装置における画像データのデコードの演算能力が高く、予め多くのフレームがフレームバッファに格納されている場合には、基準フレーム以外の画像データの合計輝度を閾値と比較する対象として用いても本発明は実現できることに注意されたい。
本発明を適用した携帯通信端末装置のシステム構成図である。 図1で示した信号処理部で行われる輝度調整シーケンスの一例を示すフローチャートである。 図2の輝度調整シーケンスの変形例を示すフローチャートである。 本発明で使用する輝度変換グラフである。 従来技術によって実際に輝度変換された画面表示の一例を示す模式図である。 本発明によって実際に輝度変換された画面表示の一例を示す模式図である。 基準フレームであるIフレーム間のB、Pフレーム(中間画像データ)を変換した場合を示す模式図である。
符号の説明
100 携帯通信端末
101 信号処理部
102 フレームバッファ
103 輝度積算部
104 輝度変換グラフ格納部
105 輝度変換部
106 パネル駆動部
108 メモリ
109 操作部
110 表示パネル
A1−A5 本来輝度の画面
B1−B5 本発明による変換後の画面
C1−C5 従来技術による変換後の画面
L1−L4 輝度変換ライン
V1−V2 軌跡ライン

Claims (5)

  1. 画像表示装置であって、
    複数の自発光素子から構成される表示手段と、
    前記表示手段に表示されるべき先行画像データの合計輝度を演算する演算手段と、
    前記演算手段で演算された、前記先行画像データの合計輝度が所定の閾値を超える場合に該合計輝度が該所定の閾値になるように輝度を変換する第1の輝度変換テーブルに基づき、前記先行画像データの合計輝度を変換する輝度変換手段と、を備え、
    前記輝度変換手段が、
    前記先行画像データの後で表示されるべき後続画像データの合計輝度が、前記所定の閾値を超える場合に、本来の輝度よりも減少させるように変換する第2の輝度変換テーブルに基づき、少なくとも該後続画像データの合計輝度を変換する、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記輝度変換手段が、
    前記先行画像データと後続画像デ−タとの間にある中間画像データの合計輝度を第2の輝度変換テーブルに基づき変換する、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像表示装置において、
    前記先行画像データと前記後続画像データとが、動画像における基準フレーム同士である、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1〜3のいずれ1項に記載の画像表示装置において、
    前記輝度変換手段が、
    前記第2の輝度変換テーブルに基づく変換を所定の期間行った後で、前記第2の輝度変換テーブルで変換される輝度よりも高いが、本来の輝度よりも減少させるように変換する、少なくとも1つの第3の輝度変換テーブルに基づき、前記所定の期間の後の画像データの合計輝度を変換する、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  5. 複数の自発光素子から構成される画像表示装置の制御方法であって、
    前記画像表示装置に表示されるべき先行画像データの合計輝度が所定の閾値を超える場合に、該合計輝度が該所定の閾値になるように輝度を変換する第1の輝度変換テーブルに基づき、前記先行画像データの合計輝度を変換し、前記先行画像データの後で表示されるべき後続画像データの合計輝度が、前記所定の閾値を超える場合に、本来の輝度よりも減少させるように変換する第2の輝度変換テーブルに基づき、少なくとも該後続画像データの合計輝度を変換するステップ、
    を含むことを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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