JP2014066541A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 位置情報衛星から送信される衛星信号を受信する受信装置と、
   屋外に配置されていることを検出する屋外検出装置と、
   時刻を計時する計時装置と、
   前記受信装置を制御する制御装置と、
   少なくとも受信制御の開始時刻および定時受信時刻を記憶する記憶装置と、を備え、
   前記制御装置は、
   前記計時装置で計時される時刻が、前記記憶装置に記憶された受信制御の開始時刻になると受信制御を開始し、予め設定した受信制御の終了条件に該当する場合は、次に前記開始時刻になるまで受信制御を停止する受信制御部と、
   前記衛星信号の受信に成功した場合に、前記衛星信号に含まれる時刻情報を取得し、前記時刻情報によって前記計時装置で計時している時刻を修正する時刻修正部と、を備え、
   前記受信制御部は、
   前記開始時刻から前記受信制御を停止するまでの時間範囲の中で、前記屋外検出装置で屋外に配置されていることを検出した場合に、前記受信装置を作動して屋外受信処理を行う屋外受信制御部と、
   前記開始時刻から前記受信制御を停止するまでの時間範囲の中で、前記計時装置で計時される時刻が前記定時受信時刻になった場合に、前記受信装置を作動して定時受信処理を行う定時受信制御部と、を備える
   ことを特徴とする電子時計。
2. 請求項１に記載の電子時計において、
   前記受信制御部は、前記記憶装置に記憶された前記開始時刻から次の開始時刻までの時間範囲の中で、
   前記屋外受信処理および定時受信処理のいずれか一方の受信処理で衛星信号の受信に成功した場合は、他方の受信処理は実施せずに受信制御を終了し、
   前記屋外受信処理および定時受信処理のいずれか一方の受信処理で衛星信号の受信に失敗した場合は、他方の受信処理を実施する
   ことを特徴とする電子時計。
3. 請求項１に記載の電子時計において、
   前記終了条件は、
   前記受信制御部が、前記記憶装置に記憶された前記開始時刻から次の開始時刻までの時間範囲の中で、
   前記屋外受信処理を１回実施し、かつ、前記定時受信処理を１回実施することである
   ことを特徴とする電子時計。
4. 請求項１に記載の電子時計において、
   前記終了条件は、
   前記受信制御部が、前記記憶装置に記憶された前記開始時刻から次の開始時刻までの時間範囲の中で、
   前記屋外受信処理を予め設定された回数だけ実施し、前記定時受信処理を予め設定された回数だけ実施することである
   ことを特徴とする電子時計。
5. 請求項１から請求項４のいずれかに記載の電子時計において、
   手動操作で時刻を入力する操作部を備え、
   前記制御装置は、前記操作部により入力された前記時刻を、前記定時受信時刻として前記記憶装置に記憶する
   ことを特徴とする電子時計。
6. 請求項１から請求項４のいずれかに記載の電子時計において、
   手動操作で前記受信装置を作動させる操作部を備え、
   前記制御装置は、前記操作部による受信操作が行われたことを検出すると、前記受信装置を作動して手動受信処理を行う手動受信制御部を備え、
   前記手動受信処理で衛星信号の受信に成功した場合には、受信に成功した時刻を前記定時受信時刻として前記記憶装置に記憶する
   ことを特徴とする電子時計。
7. 請求項１から請求項４のいずれかに記載の電子時計において、
   前記制御装置は、前記屋外受信処理で衛星信号の受信に成功した場合には、受信に成功した時刻を前記定時受信時刻として前記記憶装置に記憶する
   ことを特徴とする電子時計。
8. 請求項１から請求項７のいずれかに記載の電子時計において、
   前記制御装置は、
   前記記憶装置に記憶された前記開始時刻から次の開始時刻までの時間範囲の中で、
   前記屋外受信処理を実施した後に前記定時受信処理を実施する
   ことを特徴とする電子時計。
9. 請求項１から請求項７のいずれかに記載の電子時計において、
   前記制御装置は、
   前記記憶装置に記憶された前記開始時刻から次の開始時刻までの時間範囲の中で、
   前記定時受信処理を実施した後に前記屋外受信処理を実施する
   ことを特徴とする電子時計。
10. 請求項１から請求項９のいずれかに記載の電子時計において、
    ソーラーセルを備え、
    前記屋外検出装置は、前記ソーラーセルに当たる光の照度の検出処理を行う照度検出装置で構成され、
    前記制御装置は、前記照度検出装置で検出された照度が予め設定された閾値以上の場合には、前記電子時計が屋外に配置されていると判断し、前記閾値未満の場合には、屋外に配置されていないと判断する
    ことを特徴とする電子時計。
11. 請求項１から請求項１０のいずれかに記載の電子時計において、
    手動操作で時刻を入力する操作部を備え、
    前記制御装置は、前記操作部により入力された前記時刻を、前記受信制御の開始時刻として前記記憶装置に記憶する
    ことを特徴とする電子時計。
12. 請求項１に記載の電子時計において、
    前記記憶装置に記憶された前記開始時刻から次の開始時刻までの時間範囲の中で前記屋外受信処理を実施する回数を設定可能な操作部を有する
    ことを特徴とする電子時計。
13. 請求項４に記載の電子時計において、
    電池と、
    前記電池の電圧を検出する手段と、を有し、
    前記受信制御部は、前記電池の電圧に基づいて、前記屋外受信処理を実施する回数または前記定時受信処理を実施する回数を設定する
    ことを特徴とする電子時計。
14. 位置情報衛星から送信される衛星信号を受信する受信装置と、
    屋外に配置されていることを検出する屋外検出装置と、
    時刻を計時する計時装置と、
    少なくとも受信制御の開始時刻および定時受信時刻を記憶する記憶装置と、を備える電子時計の制御方法であって、
    前記計時装置で計時される時刻が、前記記憶装置に記憶された受信制御の開始時刻になると受信制御を開始し、予め設定した受信制御の終了条件に該当する場合は、次に前記開始時刻になるまで受信制御を停止し、
    前記受信制御は、
    前記屋外検出装置で屋外に配置されていることを検出した場合に、前記受信装置を作動
    する屋外受信処理と、
    前記計時装置で計時される時刻が前記定時受信時刻になった場合に、前記受信装置を作動する定時受信処理とを実行し、
    前記衛星信号の受信に成功した場合に、前記衛星信号に含まれる時刻情報を取得し、前記時刻情報によって前記計時装置で計時している時刻を修正する
    ことを特徴とする電子時計の制御方法。