JP2014065112A - 動力工具 - Google Patents

動力工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2014065112A
JP2014065112A JP2012212313A JP2012212313A JP2014065112A JP 2014065112 A JP2014065112 A JP 2014065112A JP 2012212313 A JP2012212313 A JP 2012212313A JP 2012212313 A JP2012212313 A JP 2012212313A JP 2014065112 A JP2014065112 A JP 2014065112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
engine
power tool
main body
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012212313A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Hirabayashi
伸治 平林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2012212313A priority Critical patent/JP2014065112A/ja
Priority to US14/034,980 priority patent/US20140083375A1/en
Priority to EP13004666.7A priority patent/EP2712750A1/en
Priority to CN201310446882.XA priority patent/CN103650755A/zh
Publication of JP2014065112A publication Critical patent/JP2014065112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • Y02T10/6217

Abstract

【課題】 バッテリを有し、当該バッテリについてエンジンの熱から保護できるように改良された動力工具を提供する。
【解決手段】 先端工具105を駆動するエンジン111と、モータ141と、エンジン111を収容する本体部101と、モータ141に電流を供給するバッテリ137と、本体部101とバッテリ137を連結する連結部107と、を有する動力工具であり、連結部107には、作業者に把持される把持領域が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンにより先端工具を回転駆動させて作業を行うとともに、電動モータ駆動用のバッテリが搭載された動力工具に関する。
特開2011−244724号公報(特許文献1)は、エンジンを駆動源として先端工具を駆動する携帯型作業機の構成を開示している。特開2011−244724号公報に記載の携帯型作業機は、燃料切れによりエンジンが駆動できなくなった場合には、切替スイッチにより駆動源をエンジンから電動モータに切替えて先端工具を駆動できるように構成している。
特開2011−244724号公報号公報
特開2011−244724号公報に記載の携帯型作業機は、電動モータ駆動用としてのバッテリを備えているが、当該バッテリについてエンジンの熱から保護する配慮がされていなかった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、バッテリを有し、当該バッテリについてエンジンの熱から保護できるように改良された動力工具を提供することをその目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係る動力工具の好ましい形態は、先端工具を駆動するエンジンと、モータと、エンジンを収容する本体部と、モータに電流を供給するバッテリと、本体部とバッテリを連結する連結部と、を有する。そして、連結部には、作業者に把持される把持領域が設けられている。なお、本発明における「モータ」は、エンジンと協働してあるいは単独で先端工具を駆動する工具駆動用モータ、エンジンを始動するためのエンジン始動用モータを好適に包含する。また、本発明の「動力工具」としては、典型的にはチェンソー、ヘッジトリマ、パワーカッター等、作業者が携帯して作業を行う動力工具を好適に包含する。
本発明によれば、本体部とバッテリとを連結部により連結する構成としている。このため、本体部に収容されたエンジンからバッテリを離間して配置することが可能となる。これによりエンジンに生じた熱のバッテリへの伝達を低減し、バッテリをエンジンの熱から保護することができる。一方、連結部には、作業者に把持される把持領域が設けられている。すなわち、連結部は動力工具を操作する場合のハンドルを構成する。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、連結部は、本体部とバッテリを連結する第1部分と、当該第1部分とは別の本体部とバッテリを連結する第2部分とを有し、第1部分と第2部分の少なくとも一方に把持領域が設けられた構成とすることが好ましい。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、バッテリは、連結部における本体部から最も離間した先端領域に接続した構成とすることが好ましい。
このように、連結部における本体部から最も離間した先端領域にバッテリを接続することにより、バッテリに対するエンジンの熱伝達をより低減することができる。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、連結部は、バッテリと接続する接続部を有する。そしてバッテリは、接続部に対して着脱可能に構成されている。
このような構成とすることで、バッテリ残量が低下した場合、接続部からバッテリを取外して充電し、予備バッテリを接続部に装着することが可能となる。これにより、連続して長時間の作業を行うことが可能となる。この場合の接続部に対するバッテリの着脱は、摺動によることが好ましく、その摺動方向については、例えば連結部が水平方向に延在するとすれば、当該延在方向と平行な水平方向あるいは延在方向と交差する上下方向に設定することが好ましい。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、バッテリを覆うバッテリカバーが設けられている。
この形態によれば、例えばバッテリカバーを下面側から覆うようにすることで、動力工具を地面に載置した場合に、バッテリを地面との干渉から回避し保護することができる。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、モータを制御するコントローラを有し、コントローラは、連結部に配置されている。
この形態によれば、コントローラを連結部に配置する構成としたことにより、コントローラをエンジンの熱から保護することができる。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、モータは、エンジンと協働して先端工具を駆動するように構成されている。
この形態によれば、大排気量のエンジンを必要とすることなく、動力工具の出力を向上することが可能になる。
本発明によれば、バッテリを有し、当該バッテリについてエンジンの熱から保護できるように改良された動力工具が提供されることとなった。
本発明の実施形態に係るチェンソーの全体構成を示す概略図である。 チェンソーの駆動機構部の構成を示す側断面図である。
以下、本発明の実施形態につき、図1及び図2を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態では、動力工具の一例としてチェンソーを用いて説明する。図1に示すように、チェンソー100は、チェンソー本体を構成する本体ハウジング101と、本体ハウジングの一方側から水平に突出するガイドバー103を有し、このガイドバー103にソーチェン105を装着し、装着されたソーチェン105を回転させて被加工材の切断作業を行う切断工具である。本体ハウジング101が、本発明における「本体部」に対応し、ソーチェン105が、本発明における「先端工具」に対応する。なお、本実施形態では、便宜上、ガイドバー103の突出側(図1の左側)を、「前側」ないし「前方側」として規定し、その反対側を、「後側」ないし「後方側」として規定する。
本体ハウジング101の前側にはフロントハンドル106及びハンドガード108が連接され、後側にはリアハンドル107が連接されている。従って、作業者はフロントハンドル106及びリアハンドル107を把持してチェンソー100を操作し、切断作業を行うことが可能とされる。
本体ハウジング101は、チェンソー100を駆動するための駆動機構部110を備えている。図2にはチェンソー100の駆動機構部110が詳細に示される。図2に示すように、本実施形態に係る駆動機構部110は、先端工具としてのソーチェン105を駆動する原動機として、エンジン111と電動モータ141とを備えている。すなわち、本実施形態に係るチェンソー100は、異なる2つの原動機を有するハイブリッド式動力工具の一例として構成される。
駆動機構部110は、ソーチェン105に対して電動モータ141の出力を直接に伝達し、エンジン111の出力については電動モータ141を経て間接的に伝達するように構成されている。以下、駆動機構部110の構成について図2を参照して説明する。エンジン111及び電動モータ141は、本体ハウジング101に収容されている。エンジン111が、本発明における「エンジン」に対応し、電動モータ141が、本発明における「モータ」に対応する。なお、本体ハウジング101は、エンジン111のクランクシャフト123の軸線を基準にして上下方向に2分割された分割ハウジングによって構成されている。
一方の原動機を構成するエンジン111は、レシプロ式エンジンであり、シリンダ113、シリンダ113内に収容されたピストン115、シリンダ113に設けられた点火プラグ117、シリンダ113の下方に配置されて当該シリンダ113に接合されるクランクケース119、シリンダ113とクランクケース119との接合部において、複数の軸受121を介して回転自在に支持されたクランクシャフト123、及びピストン115とクランクシャフト123とを連接する連接ロッド125等を備える。
クランクシャフト123は、ガイドバー103の突出方向(前後方向)と交差する水平方向に延在するように配置されている。クランクシャフト123の一方側は、本体ハウジング101の一方の側面に形成された開口部101aを通じて外側に突出されるとともに、その突出端部にソーチェン105を駆動するための最終出力軸131がニードルベアリング133を介して相対回転可能に装着されている。また、クランクシャフト123の他方側の端部には、外側面に冷却フィン129を一体に備えたフライホイール127が固定状に取り付けられている。
なお、便宜上図示を省略するが、フライホイール127の軸方向外側にリコイルスタータ及びカップリングが配置されており、作業者がリコイルスタータを手動操作し、カップリングを介してフライホイール127を回転させることによりエンジン111を始動するよう構成されている。
他方の原動機を構成する電動モータ141は、エンジン111の出力を最終出力軸131に伝達する動力伝達経路において、最終出力軸131とクランクシャフト123との間に配置されている。すなわち、電動モータ141は、最終出力軸131とエンジン111との間に配置されている。電動モータ141は、アウタロータ型モータであり、ステータコア143、ステータコイル145、アウタロータ147、マグネット149を備えており、クランクシャフト123と同軸状に配置されている。ステータコア143は、磁性材料で形成された円盤状部材であり、スリーブ143aを介してシリンダ113及びクランクケース119の外面に固定されるとともに、その中央孔部をクランクシャフト123が遊嵌状に貫通して延びている。ステータコイル145は、ステータコア143に巻かれており、通電されることによってステータコア143を励磁する。
アウタロータ147は、円筒状の周壁147aと底壁147bを有するカップ状部材であり、周壁147aがステータコア143の外周面に被さるように配置されている。マグネット149は、周壁147aの内周面に配置されてステータコア143の外周面に対向している。アウタロータ147の底壁147bは、中央に円形孔を有し、この円形孔をクランクシャフト123が遊嵌状に貫通して延びている。また、アウタロータ147の底壁147bは、本体ハウジング101の開口部101aに臨んでおり、当該底壁147bの中央部外面に前記最終出力軸131が固定状に結合されている。すなわち、電動モータ141のアウタロータ147が最終出力軸131に直結され、電動モータ141の出力が最終出力軸131に直接に伝達される構成である。
エンジン111の出力は、クランクシャフト123とアウタロータ147との間に配置されたクラッチ機構としての遠心クラッチ151を介してアウタロータ147に伝達されるように構成されている。遠心クラッチ151は、ステータコア143に隣接する位置においてクランクシャフト123に結合されており、クランクシャフト123と共に回転することに伴い発生する遠心力によってクラッチシュー151aが外側に拡開し、アウタロータ147の周壁147aの内周面に接触することでクランクシャフト123の回転をアウタロータ147に伝達する構成である。すなわち、遠心クラッチ151は、クランクシャフト123の回転数が所定の回転数よりも低い領域では、クランクシャフト123の回転をアウタロータ147に伝達しないが、所定の回転数を超えた領域では、クランクシャフト123の回転をアウタロータ147に伝達するように構成されている。
図1に示すように、リアハンドル107は、本体ハウジング101の後側下部に連接されて後方へ延在するハンドルであり、側面視で中央が開口された概ね三角形のループ形状に形成されている。すなわち、リアハンドル107は、本体ハウジング101の後中央部に連接されるとともに後斜め下方に向けて湾曲状に延在する上側部分107aと、本体ハウジング101の後下部に連接されるとともに後方に向けて水平状に延在する下側部分107bとを有し、上側部分107aの後端と下側部分107bの後端が互いに連接された構成とされる。
上記のように構成されたリアハンドル107の適宜位置には、便宜上図示を省略するが、駆動モード選択用の操作部材として、手動による切替操作が可能とされた駆動モード切替スイッチが配置されている。この駆動モード切替スイッチは、エンジン111と電動モータ141を同時に駆動する第1の駆動モードと、電動モータ141のみを駆動する第2の駆動モードと、エンジン111のみを駆動する第3の駆動モードとの間で切替え可能に構成される。
リアハンドル107における上側部分107aは、作業者が把持するグリップ部を構成する部位として備えられ、この上側部分107aに作業者が手動操作可能なエンジン出力操作部材としてのスロットルレバー135、及びエンジン111を停止させるストップスイッチ(便宜上図示を省略する)が配置されている。上側部分107a、すなわちグリップ部が、本発明における「把持領域」に対応する。スロットルレバー135は、エンジン111への吸気(空気或いは混合気)の流入量を調整してエンジン111の出力(回転数)を調節するための操作部材であり、電動モータ141の駆動・停止及び出力(回転数)を操作する操作部材を兼用している。
一方、リアハンドル107における下側部分107bは、本体ハウジング101の下面と概ね面一の下面を有し、本体ハウジング101(チェンソー100)を、地面等に載置したとき、当該地面等に接して荷重を支える着座部材としての機能、上側部分107aの後端と連接することで互いの強度を高める補強部材としての機能を有する。
本実施形態では、電動モータ141に電力を供給するためのバッテリパック137が上側部分107aの後端と下側部分107bの後端との連接領域に配置されている。すなわち、バッテリパック137は、エンジン111から距離的に最も離間するリアハンドル107の後端部に配置されている。リアハンドル107が、本発明における「連結部」に対応し、連接領域が、本発明における「先端領域」に対応する。バッテリパック137は、複数のバッテリセル(電池)を1つのバッテリケース(容器)にまとめて収容した構成であり、本発明における「バッテリ」に対応する。また、リアハンドル107の上側部分107aが、本発明における「第1部分」に対応し、下側部分107bが、本発明における「第2部分」に対応する。
上側部分107aと下側部分107bとの連接領域には、バッテリパック137を収容するバッテリ取付部107cが設けられ、このバッテリ取付部107cに対して、バッテリパック137が、例えば一対のガイドレールを介してリアハンドル107の延在方向(前後方向)あるいは延在方向と交差する上下方向に移動(摺動)することで着脱可能に装着されるよう構成される。バッテリ取付部107cが、本発明における「接続部」に対応する。また、バッテリ取付部107cに装着されたバッテリパック137は、バッテリカバー138によって覆われる。バッテリカバー138は、バッテリ取付部107cに支軸138aを介して上下方向に回動可能(開閉可能)に取付けられ、バッテリパック137を下面側から覆うことにより当該バッテリパック137を保護するプロテクタとして備えられる。これによりチェンソー100を地面等に載置した場合に、バッテリパック137を保護することができる。
また、リアハンドル107における下側部分107bには、スロットルレバー135の操作に応じて電動モータ141の駆動制御及びエンジン111の点火制御等を行うコントローラ139が配置されている。コントローラ139は、第1の駆動モードが選択され、且つエンジン111が駆動された場合、エンジンについては、スロットルレバー135の引き操作量に応じて点火時期等、エンジン111に関する所定の制御を行い、電動モータ141については、スロットルレバー135が引き操作されたときに駆動、引き操作が解除されたときに停止、引き操作量に応じて出力(回転数)を制御するように構成される。また、第2の駆動モードが選択された場合には、電動モータ141につき、スロットルレバー135が引き操作されたときに駆動、引き操作が解除されたときに停止、引き操作量に応じて出力(回転数)を制御するように構成され、更に第3の駆動モードが選択され、且つエンジン111が駆動された場合には、スロットルレバー135の引き操作量に応じて点火時期等、エンジン111の駆動に関する所定の制御を行うように構成される。
本実施の形態に係るチェンソー100は、上記のように構成されている。従って、駆動モード切替スイッチを操作して第1の駆動モードを選択後、リコイルスタータによりエンジン111を始動するとともに、スロットルレバー135を引き操作すれば、エンジン111と電動モータ141が同時に駆動される。電動モータ141のアウタロータ147が回転され、そしてクランクシャフト123の回転数が所定の回転数を超えた領域では、遠心クラッチ151が作動してクランクシャフト123の回転がアウタロータ147に伝達される。すなわち、エンジン111と電動モータ141を同時に駆動した場合には、エンジン111の出力及び電動モータ141の出力によって最終出力軸131を駆動してソーチェン105を駆動することができる。
一方、第2の駆動モードを選択し、スロットルレバー135を引き操作すれば、電動モータ141のみが駆動される。この場合には、アウタロータ147によって最終出力軸131を駆動し、ソーチェン105を駆動することができる。このとき、遠心クラッチ151は駆動されないため、遠心クラッチ151のクラッチシュー151aがアウタロータ147の周壁147aの内周面から離れており、アウタロータ147の回転を阻害しない。
また、第3の駆動モードを選択し、エンジン111のみを駆動した場合には、スロットルレバー135を引き操作すると、クランクシャフト123の回転数が所定の回転数を超えた領域では、遠心クラッチ151が作動してクランクシャフト123の回転をアウタロータ147に伝達する。このため、アウタロータ147がクランクシャフト123と一体に回転して最終出力軸131を駆動し、ソーチェン105を駆動することができる。
このように、本実施形態によれば、エンジン111と電動モータ141を同時に駆動する第1の駆動モードと、電動モータ141のみを駆動する第2の駆動モードと、エンジン111のみを駆動する第3の駆動モードとの3つの駆動モードの中からいずれか1つを選択してソーチェン105を駆動できる。このため、作業者は、例えばソーチェン105に作用する負荷が異なる等の作業態様に応じて駆動モードを選択し、被加工材の切断作業を効率的に行うことが可能となる。
さて、本実施形態によれば、本体ハウジング101とバッテリパック137とをリアハンドル107により連結する構成としたので、バッテリパック137が本体ハウジング101に収容されたエンジン111から離間して配置されることになる。これによりエンジン111に生じた振動あるいは熱がバッテリパック137に伝達することを低減し、バッテリパック137をエンジン111の振動あるいは熱から保護することができる。また、電動モータ141を制御するためのコントローラ139についても、リアハンドル107に配置する構成としたことにより、バッテリパック137と同様、コントローラ139をエンジン111の振動あるいは熱から保護することができる。
また、本実施形態では、バッテリパック137が、リアハンドル107のうちの本体ハウジング101から最も離間した後方下部に配置されており、バッテリパック137に対するエンジン111の振動伝達あるいは熱伝達の低減を図る上で合理的である。
また、バッテリパック137は、リアハンドル107に対して、リアハンドル107の延在方向である前後方向(図1の左右方向)あるいはリアハンドル107の上側部分107aと下側部分107bとを横切る方向、すなわち延在方向と交差する上下方向(図1の上下方向)に摺動させて着脱することが可能である。例えばバッテリパック137を、リアハンドル107の後方から前方に向かって移動させてバッテリ取付部107cに装着する構成としたときは、リアハンドル107の後側下部にバッテリパック137の配置スペースを設定することが可能であり、これによりバッテリ取付部107cを含むリアハンドル107のコンパクト化が可能となる。一方、バッテリパック137を、リアハンドル107の上方から下方に向かって移動させてバッテリ取付部107cに装着する構成としたときは、バッテリ取付部107cによってバッテリパック137を下方から受けるように設定することが可能なため、例えバッテリパック137が取付不良であっても、バッテリ取付部107cから脱落しない。
上記のように構成することで、バッテリパック137のバッテリ残量が低下したような場合、バッテリパック137をリアハンドル107のバッテリ取付部107cから取外して充電する一方、予備バッテリをバッテリ取付部107cに装着することが可能となる。これにより、連続して長時間の作業を行うことが可能となる。また、本実施形態によれば、バッテリパック137を覆うバッテリカバー138を備え、リアハンドル107に装着された状態のバッテリパック137を覆う構成としたので、バッテリパック137を効果的に保護できる。
なお、上述した実施形態は、動力工具の一例として、チェンソー100場合で説明したが、チェンソーに限らず、ヘッジトリマ、パワーカッター等、作業者が携帯して作業を行う動力工具に適用することが可能である。
本発明の趣旨に鑑み、下記のような形態が構成可能である。
(態様1)
請求項1に記載の動力工具であって、
前記モータを制御するコントローラを有し、
前記連結部は、前記本体部と前記バッテリを連結する第1部分と、当該第1部分とは別の前記本体部と前記バッテリを連結する第2部分とを有しており、
前記第1部分に前記把持領域が設けられており、
前記第2部分に前記コントローラが配置されていることを特徴とする動力工具。
態様1によれば、第1部分に把持領域が設けられ、第2部分にコントローラが配置される構成としたので、作業者が第1部分を把持して動力工具を操作する場合において、コントローラの発熱の影響を受け難い。
(実施形態の各構成要素と本発明の構成要素との対応関係)
本実施形態における各構成要素と、本発明における構成要素との発明特定事項との関係は、以下のとおりである。もちろん、本実施形態における各構成要素は、対応する本発明の特定事項に関する一つの実施構成例に過ぎず、本発明の各構成要素はこれに限定されるものではない。
本体ハウジング101が、本発明の「本体部」に対応する構成の一例である。
ソーチェン105が、本発明の「先端工具」に対応する構成の一例である。
エンジン111が、本発明の「エンジン」に対応する構成の一例である。
電動モータ141が、本発明の「モータ」に対応する構成の一例である。
リアハンドル107が、本発明の「連結部」に対応する構成の一例である。
リアハンドル107における上側部分107aの後端と下側部分107bの後端との連接領域が、本発明の「先端領域」に対応する構成の一例である。
リアハンドル107の上側部分107aが、本発明の「第1部分」に対応する構成の一例である。
リアハンドル107の下側部分107bが、本発明の「第2部分」に対応する構成の一例である。
リアハンドル107のバッテリ取付部107cが、本発明の「接続部」に対応する構成の一例である。
100 チェンソー(動力工具)
101 本体ハウジング(本体部)
101a 開口部
103 ガイドバー
105 ソーチェン(先端工具)
106 フロントハンドル
107 リアハンドル(連結部)
107a 上側部分(第1部分、把持領域)
107b 下側部分(第2部分)
107c バッテリ取付部(接続部)
108 ハンドガード
110 駆動機構部
111 エンジン(エンジン)
113 シリンダ
115 ピストン
117 点火プラグ
119 クランクケース
121 軸受
123 クランクシャフト
125 連接ロッド
127 フライホイール
129 冷却ファン
131 最終出力軸
133 ニードルベアリング
135 スロットルレバー
137 バッテリパック(バッテリ)
138 バッテリカバー
138a 支軸
139 コントローラ(コントローラ)
141 電動モータ(モータ)
143 ステータコア
143a スリーブ
145 ステータコイル
147 アウタロータ
147a 周壁
147b 底壁
149 マグネット
151 遠心クラッチ
151a クラッチシュー

Claims (7)

  1. 先端工具を駆動するエンジンと、
    モータと、
    前記エンジンを収容する本体部と、
    前記モータに電流を供給するバッテリと、
    前記本体部と前記バッテリを連結する連結部と、を有する動力工具であって、
    前記連結部には、作業者に把持される把持領域が設けられていることを特徴とする動力工具。
  2. 請求項1に記載の動力工具であって、
    前記連結部は、前記本体部と前記バッテリを連結する第1部分と、当該第1部分とは別の前記本体部と前記バッテリを連結する第2部分とを有しており、
    前記第1部分と前記第2部分の少なくとも一方に前記把持領域が設けられていることを特徴とする動力工具。
  3. 請求項1または2に記載の動力工具であって、
    前記バッテリは、前記連結部における前記本体部から最も離間した先端領域に接続していることを特徴とする動力工具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の動力工具であって、
    前記連結部は、前記バッテリと接続する接続部を有し、
    前記バッテリは、前記接続部に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする動力工具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の動力工具であって、
    前記バッテリを覆うバッテリカバーが設けられていることを特徴とする動力工具。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の動力工具であって、
    前記モータを制御するコントローラを有し、
    前記コントローラは、前記連結部に配置されていることを特徴とする動力工具。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の動力工具であって、
    前記モータは、前記エンジンと協働して先端工具を駆動するように構成されていることを特徴とする動力工具。
JP2012212313A 2012-09-26 2012-09-26 動力工具 Pending JP2014065112A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212313A JP2014065112A (ja) 2012-09-26 2012-09-26 動力工具
US14/034,980 US20140083375A1 (en) 2012-09-26 2013-09-24 Power tool
EP13004666.7A EP2712750A1 (en) 2012-09-26 2013-09-25 Power tool
CN201310446882.XA CN103650755A (zh) 2012-09-26 2013-09-26 动力工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212313A JP2014065112A (ja) 2012-09-26 2012-09-26 動力工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014065112A true JP2014065112A (ja) 2014-04-17

Family

ID=50742004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012212313A Pending JP2014065112A (ja) 2012-09-26 2012-09-26 動力工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014065112A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2693019B1 (en) Mobile operating machine having hybrid driving system
JP5776139B2 (ja) 背負式作業機械及び作業機械
JP2014117761A (ja) 動力工具
JP6778575B2 (ja) 作業機
EP2712750A1 (en) Power tool
JP2014073567A (ja) 動力工具
WO2014126017A1 (ja) 動力工具
JP2014073566A (ja) 動力工具
US7270100B2 (en) Electric start mini-cultivator
JP2014065114A (ja) 動力工具
KR102286163B1 (ko) 사용이 편리한 경량형 충전식 예초기
JP4700516B2 (ja) 歩行型作業機
JP2014066198A (ja) 動力工具
JP2014065112A (ja) 動力工具
JP2014079240A (ja) 動力工具
JP6260140B2 (ja) エンジン作業機
JP2014073568A (ja) 動力工具
JP2020124766A (ja) 電動作業機
JP2014065113A (ja) 動力工具
JP2014151414A (ja) 動力工具
WO2015072525A1 (ja) 作業工具
JP2014151415A (ja) 動力工具
JP2014065111A (ja) 動力工具
JP2006311827A (ja) 刈払機
JP2013076382A (ja) エンジンおよびエンジン作業機