JP2014063463A - コンテンツ選択装置、コンテンツ選択方法及びコンテンツ選択プログラム - Google Patents

コンテンツ選択装置、コンテンツ選択方法及びコンテンツ選択プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】よりユーザの意向に沿った複数のコンテンツを、簡単な操作で選択することができるコンテンツ選択装置、コンテンツ選択方法及びコンテンツ選択プログラムを提供する。
【解決手段】GUI画像生成部は、カテゴリが一又は複数割り当てられた領域であるカテゴリ領域を複数含む円形のGUI画像を生成する。選択有無判断部は、選択操作入力が入力されているか否かを判断する。選択領域特定部は、選択操作入力によって選択された位置に対応する領域を特定する。記憶制御部は、選択カテゴリ情報を記憶部に記憶させる。コンテンツ選択部は、選択カテゴリ情報に基づいて、複数のコンテンツの中から所定のコンテンツを選択する。GUI画像は、複数のカテゴリ領域が円形の周方向に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のコンテンツの中からユーザの意向に沿ったコンテンツを選択するコンテンツ選択装置、コンテンツ選択方法及びコンテンツ選択プログラムに関する。
近年、記録媒体の大容量化により、ユーザが所有できるコンテンツデータの数は膨大になってきており、大量のコンテンツの中から所望の複数のコンテンツを選択することが困難になってきている。そのような中、ディスプレイ上の一点を押し続けることで直感的にユーザの好きな量のコンテンツを選択することができる技術が特開2006−113715号公報(特許文献1)に記載されている。
特開2006−113715号公報
上記特許文献1に記載の技術を用いることによって、直感的にユーザの好きな量のコンテンツを一度に選択することができるが、同じような傾向のコンテンツしか選択することができなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、よりユーザの意向に沿った複数のコンテンツを、大量のコンテンツの中から簡単な操作で選択することができるコンテンツ選択装置、コンテンツ選択方法及びコンテンツ選択プログラムを提供することを目的とする。
本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、コンテンツを分類するためのカテゴリが一又は複数割り当てられた領域であるカテゴリ領域を複数含む円形のGUI画像を生成するGUI画像生成部と、前記GUI画像が表示される表示画面における所定の範囲内を選択する操作入力である選択操作入力が入力されているか否かを判断する選択有無判断部と、前記選択操作入力によって選択された位置に対応する領域を特定する選択領域特定部と、前記選択領域特定部によって特定された領域である選択カテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報を記憶部に記憶させる記憶制御部と、前記選択カテゴリ情報に基づいて、前記複数のコンテンツの中から所定のコンテンツを選択するコンテンツ選択部とを備え、前記GUI画像生成部は、複数のカテゴリ領域が前記円形の周方向に配置されている前記GUI画像を生成することを特徴とするコンテンツ選択装置を提供する。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、コンテンツを分類するためのカテゴリが一又は複数割り当てられた領域であるカテゴリ領域を複数含む円形のGUI画像を生成するGUI画像生成ステップと、前記GUI画像が表示される表示画面における所定の範囲内を選択する操作入力である選択操作入力が入力されているか否かを判断する選択有無判断ステップと、前記選択操作入力によって選択された位置に対応する領域を特定する選択領域特定ステップと、前記選択領域特定部によって特定された領域である選択カテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報を記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、前記選択カテゴリ情報に基づいて、前記複数のコンテンツの中から所定のコンテンツを選択するコンテンツ選択ステップとを有し、前記GUI画像生成ステップにおいて、複数のカテゴリ領域が前記円形の周方向に配置されている前記GUI画像を生成することを特徴とするコンテンツ選択方法を提供する。
また、本発明は上述した従来の技術の課題を解決するため、コンピュータに、コンテンツを分類するためのカテゴリが一又は複数割り当てられた領域であるカテゴリ領域を複数含む円形のGUI画像を生成するGUI画像生成ステップと、前記GUI画像が表示される表示画面における所定の範囲内を選択する操作入力である選択操作入力が入力されているか否かを判断する選択有無判断ステップと、前記選択操作入力によって選択された位置に対応する領域を特定する選択領域特定ステップと、前記選択領域特定部によって特定された領域である選択カテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報を記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、前記選択カテゴリ情報に基づいて、前記複数のコンテンツの中から所定のコンテンツを選択するコンテンツ選択ステップとを実行させるコンテンツ選択プログラムであり、前記GUI画像生成ステップは、複数のカテゴリ領域が前記円形の周方向に配置されている前記GUI画像を生成するステップであることを特徴とするコンテンツ選択プログラムを提供する。
本発明のコンテンツ選択装置、コンテンツ選択方法及びコンテンツ選択プログラムによれば、よりユーザの意向に沿った複数のコンテンツを、大量のコンテンツの中から簡単な操作で選択することができる。
本発明の各実施形態のコンテンツ選択装置を示すブロック図である。 本発明の各実施形態の表示部7とタッチパネルとを示す概略図である。 本発明の第1〜第3実施形態におけるGUI画像について説明するための概略図である。 本発明の第1実施形態におけるコンテンツ選択方法について説明するためのフローチャートである。 本発明の第1実施形態における選択カテゴリテーブルについて説明するための図である。 本発明の第1実施形態における選択時間について説明するための図である。 本発明の第1実施形態におけるコンテンツ選択方法について説明するためのコンテンツリストである。 本発明の第1〜第3実施形態におけるGUI画像の他の例について説明するための概略図である。 本発明の第2実施形態におけるコンテンツ選択方法について説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態におけるコンテンツ選択方法について説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態における選択カテゴリテーブルについて説明するための図である。 本発明の第3実施形態におけるコンテンツ選択方法について説明するためのコンテンツリストである。 本発明の第4実施形態におけるGUI画像について説明するための概略図である。 本発明の第5実施形態におけるGUI画像について説明するための概略図である。 本発明の第5実施形態における選択カテゴリテーブルについて説明するための図である。 本発明の第5実施形態におけるコンテンツ選択方法について説明するためのコンテンツリストである。
以下、本発明のコンテンツ選択装置、コンテンツ選択方法及びコンテンツ選択プログラムについて、添付図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1に示すブロック図を用いて、第1実施形態のコンテンツ選択装置100について説明する。最初に、コンテンツ記録部3、コンテンツデータ処理部4、音声出力部5、GUI画像生成部6を有する被制御部1aと、制御部1が有する動作制御部106について説明する。制御部1における動作制御部106以外の動作等については、この被制御部1aと動作制御部106の説明の後に随時説明する。
なお、一例として、音楽コンテンツ及び映像コンテンツに対応したコンテンツ選択装置100について説明するが、本発明は、音楽コンテンツのみを再生する装置にも適用することができ、その場合は、映像コンテンツのみに係る機能は有していなくてもよい。また、本発明は、映像コンテンツのみを再生する装置にも適用することができ、その場合は、音楽コンテンツのみに係る機能は有していなくてもよい。
コンテンツ記録部3には、コンテンツのデータが記憶されている。コンテンツデータは、例えば、音声データからなる音楽コンテンツや、映像データ及び音声データからなるミュージックビデオや映画等の映像コンテンツである。映像コンテンツである場合、映像データと音声データとは同期されている。コンテンツ記録部3は、データを出力する機能も有しており、後述する動作制御部106の制御に従い、コンテンツデータに含まれる音声データ及び映像データを出力する。コンテンツ記録部3には例えばハードディスクドライブ(HDD)、フラッシュメモリ等を用いることができ、着脱可能であっても着脱不可能であってもよい。また、コンテンツ記録部3を外部に設けて、コンテンツ選択装置100が、ネットワークを介してコンテンツ記録部3と通信して、コンテンツデータを取得するような構成にしてもよい。
コンテンツデータ処理部4は、コンテンツ記録部3から出力された音声データを音声信号(例えばアナログ音声信号)に変換して出力する。
また、コンテンツデータ処理部4は、コンテンツ記録部3から出力された映像データを映像信号(例えばRGB信号)に変換し、音声信号と同期して出力する。
音声出力部5は、例えばスピーカ及びアンプを有しており、コンテンツデータ処理部4から出力された音声信号を再生する。
動作制御部106は、音声出力部5が出力する音声の音量や音質を調整する。
また、動作制御部106は、ユーザによる操作入力に応じて、GUI(Graphical User Interface)画像生成部6を制御する。GUI画像生成部6は動作制御部106による制御に基づいてGUI画像を生成し、そのGUI画像を表示するための信号を出力する。なお、動作制御部106を有する制御部1には、CPUやDSP等を用いることができる。複数のCPUやDSPを用いて制御部1を構成してもよいし、単一のCPUやDSPを用いて制御部1を構成してもよい。
GUI画像生成部6は、映像コンテンツを再生中の場合は、コンテンツデータ処理部4から出力された映像信号に基づく画像と、GUI画像とを重畳し、その重畳した画像信号を表示するための信号を出力する。なお、映像信号再生中において、GUI画像を出力しない場合は、GUI画像生成部6は特に処理を行わず、コンテンツデータ処理部4から出力された映像信号がそのまま出力されることとなる。
また、映像信号を再生中でない場合や映像コンテンツを再生する機能を有していない場合は、GUI画像を表示するための信号だけが出力されることとなる。このときGUI画像生成部6は、任意の背景画像と、GUI画像とを重畳し、その重畳した画像信号を表示するための信号を出力するようにしてもよい。
なお、GUI画像生成部6は、単に、コンテンツ記録部3や図示しない他の記録部に記録されている画像を読み出したりすることで、GUI画像を生成してもよい。
表示部7は、GUI画像生成部6から出力された、信号に基づく画像を表示する。表示部7には、例えば、液晶パネルや有機ELパネルを用いることができる。
そして、電源2は被電力供給部2aへ電力を供給する。
操作入力部8には、リモートコントローラや、マウス、タッチパネル等を用いることができ、ユーザから操作入力が入力される。
図2に示すように、例えば、操作入力部8にタッチパネルを用いた場合、タッチパネルは、タッチパネルへの操作とGUI画像とを対応させるように、タッチパネルにおける操作入力を検出するための操作面8bと、表示部7における画像を表示する表示面7bとが平行になるように、表示部7に重ねて設置されている。このようにして、タッチパネルへの操作と、GUI画像とを対応させることができる。なお、タッチパネルは、静電容量方式や抵抗膜方式など種々のタッチパネルを用いることができる。
以下、一例として、操作入力部8にタッチパネルを用いた例を中心に説明するが、適宜、リモートコントローラやマウスを用いた際の補足についても説明する。また、以下の説明においては、音楽コンテンツを例にして説明する。
また、各実施形態に係る説明において、「選択」とは、リモートコントローラのボタンの押下、マウスへのクリック操作、タッチパネルへのポインティング手段の接触(又は近接)等による、図3に示すような表示画面HG内におけるいずれかの位置の選択を意味するものとする。ポインティング手段とは、タッチパネルを操作するための棒状の指示具や、ユーザの指である。
例えば、リモートコントローラへの操作に応じた指示画像SGが表示画面HG内の所定の領域内に表示されている状態で、リモートコントローラのボタンへの押下が行われた場合、その所定の領域が選択されたこととなる。また、マウス操作に応じた指示画像SGが表示画面HG内の所定の領域内に表示されている状態で、マウスへのクリック操作が行われた場合、その所定の領域が選択されたこととなる。また、タッチパネルに対応して設けられた表示部7の表示画面HGにおける所定の領域内に対応した、タッチパネル上の所定の位置に、ポインティング手段が接触又は近接し、後述の選択有無判断部101がその接触又は近接を感知した場合、その所定の領域が選択されたこととなる。
次に、GUI画像生成部6が生成するGUI画像Giについて、図3を用いて説明する。GUI画像Giは、図3に二点鎖線で示すように、複数のカテゴリ領域C(Ca〜Cm,CMA)に区分けされている。各カテゴリ領域Cには、コンテンツ記録部3が記録している複数のコンテンツを分類するための一または複数のカテゴリが割り当てられている。各カテゴリ領域Cの境界は、識別可能になっていてもよいし識別不可能でもよい。図3においては説明のために二点鎖線で境界を示している。
なお、操作入力部8にタッチパネルを用いる場合は、GUI画像Giの各領域に対応して、タッチパネルの操作面8bも仮想的に区分けされることとなる。なお、タッチパネルを用いた場合、マウスやリモートコントローラを用いたときのような指示画像SGは表示させなくてもよい。また、GUI画像Giを示す実線と、複数のカテゴリ領域Cを示す二点鎖線とが一致していないように図示してあるが、一致するように構成してもよい。
また、カテゴリとは、例えば、ロック、ポップ、クラシックなどのジャンルや、アーティスト名、アルバム名、発売開始時期等の年代、曲調(音楽的特徴)などのコンテンツを分類するための情報である。コンテンツが映像の場合は、映画、ミュージックビデオ、コメディなどのジャンルや、映像製作者、発表時期等の年代などをカテゴリとして用いることができる。なお、これらのカテゴリは一例であり、他の種々のカテゴリを用いることができる。コンテンツのデータには、これらのカテゴリのいずれに属するかを示すメタデータが含まれており、後述するコンテンツ選択部105は、このメタデータを参照することで、そのカテゴリに属するコンテンツを選択することができる。
なお、曲調については、公知の種々の方法によって算出したり、楽曲を聴いた人が各曲の印象を割り当てたりしてもよい。なお、曲調を算出する場合、コンテンツ選択装置100によって行ってもよいし、他の装置で行った算出結果を参照してもよい。
曲調を算出する方法としては、楽曲の音響信号から音響特徴量を生成し、この音響特徴量を使用して印象語を生成する方法を用いることができる。具体的には、まず、特開平6−290574号公報や特開2002−278547号公報等に開示された方法により音響信号から音響特徴量を算出し、次に、学習用の楽曲の集合を用意し、それらの楽曲にCrazyやVivid等の印象語を付与した上で、公知の決定木やベイズルール等を用いて音響特徴量を印象語に変換するルールを作成する。そして、作成した変換ルールを用いて印象語を生成する。なお、決定木やベイズルールはあくまでも一例であって、これらの手法と同等の出力が得られる他の手法を用いて印象語を割り当ててもよい。
また、音響特徴量を抽出する方法としては、例えば、特開2007−322598号公報に開示されている技術も用いることができる。またこの他に、オーディオ信号の強度、周波数分布、テンポ、ビート強度などを検出して音響特徴量としても良い。更に、オーディオデータを分析してオーディオデータの中で音楽が記録されていると推定できる区間を特定した後、その区間を対象にして音響特徴量を抽出するようにしても良い。
なお、カテゴリとして曲調を用いた場合は、メタデータを用いることなく、その都度算出してもよい。また、ネットワーク経由で曲調に関する情報を取得するようにしてもよい。また、その他のカテゴリについても、都度、ネットワーク経由でカテゴリ情報を取得するような構成にしもよい。
図3において、カテゴリ領域Ca〜Cmには、一例として、曲調に関するカテゴリが割り当てられている。本実施形態においては、カテゴリ領域Ca〜Cmには、それぞれ、Crazy,Vivid,Orthodox,Dynamic,Relax,Gentle,Simple,Silent,Cool,Urban,Sync,Active,Powerfulという曲調に関するカテゴリが割り当てられている。また、カテゴリ領域CMAには、カテゴリ領域Ca〜Cmに割り当てられているカテゴリ全てが割り当てられており、このカテゴリ領域CMAが選択されると全てのコンテンツの中からランダムにコンテンツが選択されることとなる。その場合、各カテゴリから均等の数のコンテンツを選択することが好ましいが、この限りではない。また、GUI画像Gi内に割り当てられるカテゴリ領域Cの数は上記の13種類に限らない。
GUI画像Giは、必ずしも円形である必要はないが、円形にすることで、軌跡K1のような一度の操作入力でコンテンツを選択し易くすることができる。なお、完全な円形でなくてもよく、例えば楕円形等でも一度の操作入力でコンテンツを選択し易くすることができる。本発明における円形とは楕円形等も含むものとする。
また、GUI画像Giは、必ずしも、図3に示すような複数のカテゴリ領域Cが円形の周方向に隙間なく隣接した配置にする必要はなく、隙間があるように配置してもよい。しかし、隙間なく隣接して配置することで、さらに、軌跡K1や軌跡K2のような一度の操作入力でコンテンツを選択し易くすることができる。なお、図3のようなカテゴリ領域Cの配置にする場合は、周方向における距離が近いカテゴリ領域ほど類似なカテゴリ領域にすることが好ましい。そうすることで、例えば、徐々に静かな曲に遷移するようにコンテンツを選択したり、古いコンテンツから最近のコンテンツへと徐々に遷移するようにコンテンツを選択したりすることができる。このようにGUI画像Giを円形にすれば、選択時間に基づかないでコンテンツを選択しても、よりユーザの意向に沿った複数のコンテンツを、大量のコンテンツの中から簡単な操作で選択することができる。
また、前述のカテゴリ領域CMAは必ずしも設けなくてもよいが、このカテゴリ領域CMAを円の中心付近に設けることで、ユーザが軌跡K2のように円の中心付近を通る操作入力を行った場合などに、曲調などが急激に変化することを防ぐことができる。例えば、軌跡K2の場合において、カテゴリ領域CMAがないときは、Crazyに属するコンテンツから、Silentに属するコンテンツへと急激に曲調が変化してしまうが、カテゴリ領域CMAを設ければ、Crazyに属するコンテンツから、Silentに属するコンテンツへと移る途中に、他のカテゴリに属するコンテンツを再生することとなり、自然なコンテンツ再生順序とすることができる。このことは、円の中心を挟んで対向するカテゴリ領域間の曲調が大きく異なるときなどに有効である。
次に、図3〜8を用いて、本実施形態におけるコンテンツ選択方法について説明する。
本実施形態におけるコンテンツ選択方法は、時間測定部103によって、GUI画像が表示される表示画面HGにおける所定の範囲内を選択する操作入力である選択操作入力に関する時間を測定し、その選択操作入力に関する時間である選択時間を示す情報に基づいて、複数のコンテンツの中から所定のコンテンツを選択する方法である。
なお、本実施形態における選択時間とは、特に、ユーザがコンテンツ選択を開始してから、コンテンツ選択を終了するまでの時間である。具体的には、本実施形態においては、カテゴリ領域C内のいずれかの位置の選択が開始してから、カテゴリ領域C内のいずれの位置も選択していない状態になるまでの時間であるものとする。この場合、前述の表示画面HGにおける所定の範囲内とは、カテゴリ領域Cの範囲内である。このように、カテゴリ領域C内の位置に限定すれば、その操作入力がコンテンツ選択に関する操作入力である可能性が非常に高くなるため、よりユーザの意向に沿ったコンテンツを選択することができる。その場合、選択時間とは、カテゴリ領域C内のいずれかの位置が選択された時点から、カテゴリ領域C内のいずれの位置も選択されていない状態になった時点までの時間である。
なお、選択時間は、ユーザによる表示画面HG内のいずれかの位置の選択が開始してから、その選択が終了するまでの時間であってもよく、このように構成しても本発明の効果は発揮できる。この場合、前述の表示画面HGにおける所定の範囲内とは、表示画面HG全体であり、選択時間とは、表示画面HG内のいずれかの位置が選択された時点から、表示画面HG内のいずれの位置も選択されていない状態になった時点までの時間である。
また、選択時間は、カテゴリ領域C内のいずれかの位置の選択が開始してから、表示画面HG内のいずれの位置も選択していない状態になるまでの時間であってもよい。この場合、前述の表示画面HGにおける所定の範囲内とは、カテゴリ領域C内のいずれかの位置の選択が開始する前はカテゴリ領域Cの範囲内であり、カテゴリ領域C内のいずれかの位置の選択が開始した後は表示画面HG全体である。
例えば、図8に示すような、GUI画像Gi1〜Gi6が各々離れており、GUI画像Gi1〜Gi6それぞれに対応する各カテゴリ領域Cj1〜Cj6も各々離れているような場合は、選択時間を、ユーザによる表示画面HG内のいずれかの位置の選択が開始してからその選択が終了するまで(途切れるまで)の時間とするか、カテゴリ領域C内のいずれかの位置の選択が開始してから、表示画面HG内のいずれの位置も選択していない状態になるまでの時間とすることが好ましい。
また、選択時間は、表示画面HG内のいずれかの位置の選択が開始した時点から、その後、選択している位置がカテゴリ領域C内に移動し、そして、カテゴリ領域C内のいずれの位置も選択していない状態になった時点までの時間であってもよい。この場合、前述の表示画面HGにおける所定の範囲内とは、表示画面HG内のいずれかの位置の選択が開始する前は表示画面HG内全体であり、表示画面HG内のいずれかの位置の選択が開始した後はカテゴリ領域Cの範囲内である。
以下、図3に示すような軌跡K1の選択操作入力が行われた例を用いて、制御部1によるコンテンツ選択方法の詳細について説明する。なお、軌跡K1の例では、選択操作入力が入力されている状態のまま、Crazyという曲調を示すカテゴリ領域Ca,Vividという曲調を示すカテゴリ領域Cb,Orthodoxという曲調を示すカテゴリ領域Cc,Dynamicという曲調を示すカテゴリ領域Cd,Relaxという曲調を示すカテゴリ領域Ceの5つのカテゴリ領域Cを通っている。
図4のフローチャートに示すように、コンテンツ選択装置100の電源がオンになったり、所定の操作入力によってコンテンツ選択モードになったりすると、ステップS41にて、選択領域特定部102は、操作入力に応じた信号である操作入力信号に基づいて、選択操作入力によって選択されている領域を特定する。なお、操作入力信号は操作入力部8から入力される。
そして、選択有無判断部101は、選択操作入力が入力されているか否かを判断する。本実施形態において選択操作入力とは、前述の通り、カテゴリ領域C内のいずれかの位置を選択する操作入力である。よって、選択有無判断部101は、選択領域特定部102によって特定された領域がカテゴリ領域Cであるか否かを判断することで、選択操作入力が入力されているか否かを判断する。このように、選択有無判断部101と選択領域特定部102とは協働して、操作入力に対応した位置を検出する位置検出部107として機能している。
操作入力部8としてタッチパネルを用いた場合は、タッチパネル上のいずれかのカテゴリ領域C内に対応した位置に、ポインティング手段が接触又は近接し、選択有無判断部101が、その接触又は近接による電圧変化等を検出しているとき、選択操作入力が入力されていることとなる。
操作入力部8としてリモートコントローラを用いた場合は、指示画像SGがいずれかのカテゴリ領域C内に表示されている状態で、リモートコントローラのボタンが押下されているとき、選択操作入力が入力されていることとなる。
操作入力部8としてマウスを用いた場合は、指示画像SGがいずれかのカテゴリ領域C内に表示されている状態で、マウスへのクリック操作が行われているとき、選択操作入力が入力されていることとなる。
なお、「選択時間」を、ユーザによる表示画面HG内のいずれかの位置の選択が開始してから、その選択が終了するまでの時間とした場合、選択有無判断部101は、単に操作入力信号の有無を判断することで、選択操作入力が入力されているか否かを判断するようにしてもよい。
ステップS41にて、選択有無判断部101によって選択操作入力が入力されていると判断すると(Yes)、次のステップS42にて、時間測定部103は、時間の測定を開始する。図3の軌跡K1の例では、選択されている位置が点SP2に到達した時点から時間測定を開始する。一方、選択操作入力が入力されていない場合(No)、ステップS41を繰り返す。本実施形態においては、始点SP1から点SP2の間の位置が選択されている間はステップS41を繰り返す。
次のステップS43にて、記憶制御部104は、図5に示す選択カテゴリテーブルを更新する。つまり、選択操作入力によって選択されたカテゴリ領域である選択カテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報Ctを記憶部9に記憶させる。例えば、選択操作入力の軌跡K1が点SP2に達すると、カテゴリ領域Caが選択されることになる。よって、記憶制御部104は、このカテゴリ領域Caを示す選択カテゴリ情報Ctを記憶部9に記憶させる。
ここで、図5(A)を用いて、選択カテゴリテーブルについて説明する。選択カテゴリテーブルは、選択されたカテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報Ctと、選択された順序Orとが関連付けられたテーブルになっている。
図3に示す例では、選択操作入力が入力されている状態のまま、一回の選択操作入力(軌跡K1による選択操作入力)によって複数のカテゴリ領域が選択されるため、その選択された順序を記憶させる。選択されている位置が点SP2に到達した時点では、カテゴリ領域Caを示す選択カテゴリ情報Ctである「Crazy(Ca)」が、その選択された順序である「1」と共に記憶される。なお、「Crazy(Ca)」や「1」という語句は理解を容易にするための語句であり、任意の識別子等を用いても構わない。
次のステップS44にて、選択領域特定部102は、現在選択中のカテゴリ領域が非選択状態になったか否かを判断する。
ステップS44にて、現在選択中のカテゴリ領域が非選択状態になった場合(Yes)、次のステップS45にて、選択有無判断部101は、選択中だったカテゴリ領域以外の他の領域が選択されているか否かを判断する。一方、ステップS44にて、現在選択中のカテゴリ領域が非選択状態になっていない場合(No)、ステップS44を繰り返す。
ステップS45にて、他の領域が選択されている場合(Yes)、それまでに選択されていた領域から他の領域へと移動したこととなる。この場合、ステップS43に戻り、記憶制御部104は、移動先のカテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報Ctと、そのカテゴリが選択された順序Orとを記憶部9に記憶させる。
例えば、選択されている領域が、カテゴリ領域Caからカテゴリ領域Cbへと移動したときは、図5(B)に示すように、カテゴリ領域Cbを示す選択カテゴリ情報Ctである「Vivid(Cb)」が、その選択された順序Orである「2」と共に記憶される。
図3に示す軌跡K1の例では、点SP2〜点EP2の間においては、ステップS43〜S45を繰り返すこととなる。
つまり、選択されている位置がカテゴリ領域Cbからカテゴリ領域Ccへと移動したときは、図5(C)に示すように、カテゴリ領域Ccを示す選択カテゴリ情報Ctである「Orthodox(Cc)」が、その選択された順序Orである「3」と共に、選択カテゴリテーブルに追加される。
選択されている位置がカテゴリ領域Ccからカテゴリ領域Cdへと移動したときは、図5(D)に示すように、カテゴリ領域Cdを示す選択カテゴリ情報Ctである「Dynamic(Cd)」が、その選択された順序Orである「4」と共に、選択カテゴリテーブルに追加される。
選択されている位置がカテゴリ領域Cdからカテゴリ領域Ceへと移動したときは、図5(E)に示すように、カテゴリ領域Ceを示す選択カテゴリ情報Ctである「Relax(Ce)」が、その選択された順序Orである「5」と共に、選択カテゴリテーブルに追加される。
一方、ステップS45にて、選択中だったカテゴリ領域以外の他の領域が選択されていない場合(No)、いずれのカテゴリ領域も選択されていないこととなるので、次のステップS46にて、選択有無判断部101は、選択操作入力が入力されていないと判断し、その判断を受けて、時間測定部103は、時間の測定を終了する。
そして、記憶制御部104は、時間測定部103によって測定した選択時間Ttmを記憶制御部104に記憶させる。本実施形態においては、選択操作入力が点SP2から点EP2に至るまでの時間となる。本実施形態においては、図6に示すように、選択時間Ttmである「1.0s」が記憶される。なお、「1.0s」という語句は理解を容易にするための語句であり、1.0秒であることを示す任意の識別子等を用いても構わない。
次のステップS47にて、コンテンツ選択部105は、選択カテゴリ情報Ctと、その選択された順序Orと、選択時間Ttmとに基づいて、複数のコンテンツの中から所定のコンテンツを選択する。
ここで、コンテンツ選択部105によって選択したコンテンツを示す図7を用いて、本実施形態のコンテンツ選択方法の詳細について説明する。
コンテンツ選択部105は、選択時間Ttmが長いほど多くのコンテンツを選択する。図7に示すように、コンテンツ選択部105は、選択時間Ttmが1.0sであった場合は例えば5個のコンテンツからなるコンテンツ群Laを選択し、選択時間Ttmが2.0sであった場合は例えば10個のコンテンツからなるコンテンツ群Lbを選択する。なお、選択時間Ttmに比例した数のコンテンツを選択してもよいし、そうでなくてもよい。
また、コンテンツ選択部105は、選択カテゴリ情報Ctが示すカテゴリに属するコンテンツを選択する。図5に示す選択カテゴリテーブルの例では、選択カテゴリ情報Ctが示す5つのカテゴリである「Crazy」,「Vivid」,「Orthodox」,「Dynamic」,「Relax」それぞれに属するコンテンツを選択する。
図7(A)では、「Crazy」に属するコンテンツM1aを1個、「Vivid」に属するコンテンツM2aを1個、「Orthodox」に属するコンテンツM3aを1個、「Dynamic」に属するコンテンツM4aを1個、「Relax」に属するコンテンツM5aを1個選択している。
図7(B)では、「Crazy」に属するコンテンツM1bを2個、「Vivid」に属するコンテンツM2bを2個、「Orthodox」に属するコンテンツM3bを2個、「Dynamic」に属するコンテンツM4bを2個、「Relax」に属するコンテンツM5bを2個選択している。
また、プレイリストのように順序が既定されたコンテンツ群を選択する場合、コンテンツ選択部105は、選択カテゴリテーブルの順序Orを参照し、順序Orに基づいた順序でコンテンツを選択する。図7に示すように、順序Orに基づいた順序である、「Crazy」,「Vivid」,「Orthodox」,「Dynamic」,「Relax」の順序でコンテンツを選択する。このように順序を既定してコンテンツを選択することで、ユーザはそれらのコンテンツをその順序で再生することができる。
なお、プレイリストではない場合などは、必ずしも順序Orに基づいて選択する必要はなく、その場合は、順序Orを記憶しない構成にしてもよい。以上が本実施形態におけるコンテンツ選択方法の詳細である。
以上のように、ユーザは、軌跡K1のような操作入力をするだけで、選択したいカテゴリと、コンテンツの大まかな数とを選択することができる。よって、簡単な操作で、大量のコンテンツの中から、意向に沿ったコンテンツを選択することができる。
<第2実施形態>
図9のフローチャートを用いて、第2実施形態におけるコンテンツ選択方法について説明する。なお、図9のフローチャートにおけるステップS90〜S92以外は第1実施形態と同様である。よって、ステップS90〜S92以外については説明を省略する。
ステップS45にて、選択中だったカテゴリ領域以外の他の領域が選択されていない場合(No)、いずれのカテゴリ領域も選択されていないこととなる。本実施形態においては、いずれのカテゴリ領域も選択されていない状態になっても、すぐにコンテンツを選択せず、いずれのカテゴリ領域も選択されていない状態が所定時間以上続いた場合(ステップS90においてYes)に、選択操作が終了したと判断し、
コンテンツを選択する。以下、具体的に説明する。
ステップS45にて、選択中だったカテゴリ領域以外の他の領域が選択されていない場合(No)、次のステップS90にて、選択有無判断部101は、いずれのカテゴリ領域も選択されていない状態が所定時間以上続いたか否かを判断する。この所定時間とは例えば0.5秒程度であるが、これに限定されるわけではない。また、この所定時間は、時間測定部103によって測定される。
ステップS90にて、いずれのカテゴリ領域も選択されていない状態が所定時間以上続いていない場合(No)、次のステップS91にて、直近まで選択されていたカテゴリ領域が再び選択されたか否かを判断する。直近まで選択されていたカテゴリ領域が再び選択された場合(Yes)、ステップS44に戻る。直近まで選択されていたカテゴリ領域が再び選択されなかった場合(No)、ステップS45に戻り、直近まで選択されていたカテゴリ領域以外の他のカテゴリ領域が選択されたか否かを判断する。
一方、ステップS90にて、いずれのカテゴリ領域も選択されていない状態が所定時間以上続いていた場合(Yes)、次のステップS92にて、選択有無判断部101は、選択操作入力が終了したと判断し、その判断を受けて、時間測定部103は、選択時間Ttmの測定を終了する。
そして、次のステップS47にて、コンテンツ選択部105は、選択カテゴリ情報Ctと、その選択された順序Orと、選択時間Ttmとに基づいて、複数のコンテンツの中から所定のコンテンツを選択する。
いずれのカテゴリ領域も選択されていない状態が所定時間以上続いていない場合(ステップS90においてNo)は、ステップS43,S44,S45,S90,S91に含まれるループを繰り返すこととなる。
以上が本実施形態におけるコンテンツ選択方法である。本実施形態のコンテンツ選択方法によれば、ユーザが意図せずに選択操作入力を途切れさせてしまっても、いずれのカテゴリ領域も選択されていない状態が所定時間以上続いていない場合は、選択操作入力が続いていると判断するため、より操作性がよくなる。
つまり、本実施形態における選択時間とは、複数のカテゴリ領域C内のいずれかの位置が選択された時点から、いずれのカテゴリ領域も選択されていない状態が所定時間以上続いた時点までの時間である。
なお、表示画面HG内のいずれかの位置が選択された時点から、表示画面HG内のいずれの位置も選択されていない状態が所定時間以上続いた時点までの時間を、選択時間としてもよい。
また、複数のカテゴリ領域C内のいずれかの位置が選択された時点から、表示画面HG内のいずれの位置も選択されていない状態が所定時間以上続いた時点までの時間を、選択時間としてもよい。これは図8のように各カテゴリ領域が離れているときに特に有効である。
また、表示画面HG内のいずれかの位置の選択が開始した時点から、その後、選択している位置がカテゴリ領域C内に移動し、そして、カテゴリ領域C内のいずれの位置も選択していない状態が所定時間以上続いた時点までの時間を、選択時間としてもよい。
<第3実施形態>
図10〜図12を用いて、第3実施形態におけるコンテンツ選択方法について説明する。なお、コンテンツ選択方法以外は他の実施形態と同様である。よって、コンテンツ選択方法以外については説明を省略する。第1及び第2実施形態におけるコンテンツ選択方法と、本実施形態におけるコンテンツ選択方法とは、選択カテゴリテーブルにおける情報が異なる。特に選択時間Tmが異なる。また、選択カテゴリテーブルにおける情報が異なるため、コンテンツを選択する方法も異なる。
まず、図10のフローチャートに示すように、コンテンツ選択装置100の電源がオンになったり、所定の操作入力によってコンテンツ選択モードになったりすると、ステップS11にて、選択領域特定部102は、操作入力に応じた信号である操作入力信号に基づいて、選択操作入力によって選択されている領域を特定する。なお、操作入力信号は操作入力部8から入力される。
そして、選択有無判断部101は、選択操作入力が入力されているか否かを判断する。本実施形態において選択操作入力とは、一例として、カテゴリ領域C内のいずれかの位置を選択する操作入力である。よって、選択有無判断部101は、選択領域特定部102によって特定された領域がカテゴリ領域Cであるか否かを判断することで、選択操作入力が入力されているか否かを判断する。
ステップS11にて、選択操作入力が入力されたと判断した場合(Yes)、次のステップS12にて、記憶制御部104は、選択カテゴリテーブルを更新する。つまり、選択操作入力によって選択されたカテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報Ctを記憶部9に記憶させる。例えば、図3に示すような選択操作入力の軌跡K1が点SP2に達すると、カテゴリ領域Caが選択されることになる。よって、記憶制御部104は、カテゴリ領域Caを示す選択カテゴリ情報Ctを、選択された順序Orと共に記憶部9に記憶させる。
ここで、図11を用いて、本実施形態における選択カテゴリテーブルについて説明する。本実施形態における選択カテゴリテーブルは、選択されたカテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報Ctと、選択された順序Orと、個々のカテゴリ領域が選択された時間である選択時間Tmとが関連付けられたテーブルになっている。軌跡K1が点SP2に到達した時点では、図11(A)に示すように、カテゴリ領域Caを示す選択カテゴリ情報Ctである「Crazy(Ca)」が、その選択された順序である「1」と共に記憶される。この時点では、カテゴリ領域Caに関する選択時間Tmは、まだ記憶されない。
図10のフローチャートに戻り、ステップS11にて、選択操作入力が入力されていない場合(No)、ステップS11を繰り返す。図3に示す軌跡K1の例では、始点SP1から点SP2の間の位置が選択されている間はステップS11を繰り返す。
次のステップS13にて、時間測定部103は、時間の測定を開始する。図3に示す軌跡K1の例では、選択されている位置が点SP2に到達した時点から時間測定を開始することとなる。
次のステップS14にて、選択領域特定部102は、現在選択中のカテゴリ領域が非選択状態になったか否かを判断する。
ステップS14にて、現在選択中のカテゴリ領域が非選択状態になった場合(Yes)、次のステップS15にて、時間測定部103は、時間の測定を終了し、ステップS16に進む。一方、ステップS14にて、現在選択中のカテゴリ領域が非選択状態になっていない場合(No)、ステップS14を繰り返す。
次のステップS16にて、選択有無判断部101は、選択中だったカテゴリ領域以外の他の領域が選択されているか否かを判断する。
ステップS16にて、他の領域が選択されている場合(Yes)、それまでに選択されていた領域から他の領域へと移動したこととなる。この場合、ステップS12に戻る。
そして、ステップS12に戻ると、図11(B)に示すように、記憶制御部104は、移動先のカテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報Ctである「Vivid(Cb)」を、その選択された順序Orである「2」と共に記憶される。また、図11(B)に示すように、カテゴリ領域Caが選択され始めてから、カテゴリ領域Caが非選択状態となるまでの時間を示す選択時間Tmも記憶させる。この時に記憶される時間は、カテゴリ領域Caが選択されていた時間であり、一例として「1.5s」である。
図3に示す軌跡K1の例では、点SP2〜点EP2の間においては、ステップS12〜S16を繰り返すこととなる。
例えば、選択されている位置がカテゴリ領域Cbからカテゴリ領域Ccへと移動したときは、図11(C)に示すように、カテゴリ領域Ccを示す選択カテゴリ情報Ctである「Orthodox(Cc)」が、その選択された順序Orである「3」と共に、選択カテゴリテーブルに追加される。また、図11(C)に示すように、カテゴリ領域Cbが選択され始めてから、カテゴリ領域Cbが非選択状態となるまでの時間を示す選択時間Tmも記憶される。この時に記憶される時間は、カテゴリ領域Cbが選択されていた時間であり、一例として「2.0s」である。
また、選択されている位置がカテゴリ領域Ccからカテゴリ領域Cdへと移動したときは、図11(D)に示すように、カテゴリ領域Cdを示す選択カテゴリ情報Ctである「Dynamic(Cd)」が、その選択された順序Orである「4」と共に、選択カテゴリテーブルに追加される。また、図11(D)に示すように、カテゴリ領域Ccが選択され始めてから、カテゴリ領域Ccが非選択状態となるまでの時間を示す選択時間Tmも記憶される。この時に記憶される時間は、カテゴリ領域Ccが選択されていた時間であり、一例として「3.5s」である。
また、選択されている位置がカテゴリ領域Cdからカテゴリ領域Ceへと移動したときは、図11(E)に示すように、カテゴリ領域Ceを示す選択カテゴリ情報Ctである「Relax(Ce)」が、その選択された順序Orである「5」と共に、選択カテゴリテーブルに追加される。また、図11(E)に示すように、カテゴリ領域Cdが選択され始めてから、カテゴリ領域Cdが非選択状態となるまでの時間を示す選択時間Tmも記憶される。この時に記憶される時間は、カテゴリ領域Cdが選択されていた時間であり、一例として「1.0s」である。
一方、ステップS16にて、選択中だったカテゴリ領域以外の他の領域が選択されていない場合(No)、いずれのカテゴリ領域Cも選択されていないこととなるので、次のステップS17にて、選択有無判断部101は、選択操作入力が入力されていないと判断し、その判断を受けて、記憶制御部104は、最後に選択されたカテゴリ領域Ceが選択されていた選択時間Tmを記憶させる。
図3に示す軌跡K1の例では、点EP2に達すると、図11(F)に示すように、記憶制御部104は、カテゴリ領域Ceが選択され始めてから、いずれのカテゴリ領域も選択されていない状態になるまでの時間(カテゴリ領域Ceが非選択状態となるまでの時間)を示す選択時間Tmを記憶させる。この時に記憶される時間は、最後に選択されたカテゴリ領域Ceが選択されていた時間であり、一例として「2.0s」である。
なお、同じカテゴリ領域Cを何度か選択した場合は、選択時間Tmを加算すればよい。また、以上の説明で用いた「1.0s」等の語句は理解を容易にするための語句であり、1.0秒等であることを示す任意の識別子等を用いても構わない。
次のステップS18にて、コンテンツ選択部105は、それぞれの選択カテゴリ情報Ctと、それぞれの選択された順序Orと、それぞれの選択時間Tmとに基づいて、複数のコンテンツの中から所定のコンテンツを選択する。
ここで、コンテンツ選択部105によって選択したコンテンツからなるコンテンツ群Lcを示す図12(A)を用いて、本実施形態のコンテンツ選択方法の詳細について説明する。
コンテンツ選択部105は、選択時間Tmが長いカテゴリに属するコンテンツほど多く選択するようコンテンツを選択する。図12(A)に示す例では、コンテンツ選択部105は、選択時間Tm0.5秒につき1個のコンテンツを選択している。
具体的には、Crazy(Ca)の選択時間Tmは1.5秒なので、コンテンツ選択部105は、Crazy(Ca)に属するコンテンツM1cを3個選択している。
以下同様に、コンテンツ選択部105は、Vivid(Cb)の選択時間Tmが2.0秒なのでVivid(Cb)に属するコンテンツM2cを4個、Orthodox(Cc)の選択時間Tmが3.5秒なのでOrthodox(Cc)に属するコンテンツM3cを7個、Dynamic(Cd)の選択時間Tmが1.0秒なのでDynamic(Cd)に属するコンテンツM4cを2個、Relax(Ce)の選択時間Tmが2.0秒なのでRelax(Ce)に属するコンテンツM5cを4個、それぞれ選択している。なお、図12(A)に示す例では、選択時間Tmに比例した数のコンテンツを選択してもよいし、そうでなくてもよい。
次に、コンテンツ選択部105によって選択したコンテンツからなるコンテンツ群Ldを示す図12(B)を用いて、コンテンツ選択方法の他の例について説明する。選択時間Tmが長いカテゴリに属するコンテンツほど多く選択するようコンテンツを選択するという点では上記のコンテンツ選択方法と同じであるが、本例では、全てのカテゴリにおける選択時間Tmを合計した合計時間に対するそれぞれの選択時間Tmの割合に基づいてコンテンツを選択している。この方法は、選択するコンテンツの総数が予め決まっているときなどに有効である。
図12(B)に示す例では、選択するコンテンツの総数が予め40個と定められている例である。この40個という数はユーザによって指定されたりして決められる。
まず、コンテンツ選択部105は、全てのカテゴリにおける選択時間Tmを合計した合計時間を計算する。図11(F)に示す例では、1.5+2.0+3.5+1.0+2.0=10.0秒である。この合計時間は計算により算出してもよいし、時間測定部103によって測定して求めてもよい。
次にコンテンツ選択部105は、合計時間に対するそれぞれの選択時間Tmの割合を算出する。合計時間に対するCrazy(Ca)の選択時間Tmの割合は、1.5/10.0である。
同様に、合計時間に対するVivid(Cb)の選択時間Tmの割合は2.0/10.0、合計時間に対するOrthodox(Cc)の選択時間Tmの割合は3.5/10.0、合計時間に対するDynamic(Cd)の選択時間Tmの割合は1.0/10.0、合計時間に対するRelax(Ce)の選択時間Tmの割合は2.0/10.0である。コンテンツ選択部105は、これらの割合を算出する。
次にコンテンツ選択部105は、予め定められたコンテンツの総数に、算出した割合を乗算することで、それぞれのカテゴリにおける、選択するコンテンツ数を算出する。
例えば、予め定められたコンテンツの総数が40個である場合、Crazy(Ca)の割合は1.5/10.0なので、Crazy(Ca)における選択するコンテンツ数は、40×(1.5/10.0)=6個である。
同様にVivid(Cb)の割合は2.0/10.0なので、Vivid(Cb)における選択するコンテンツ数は、40×(2.0/10.0)=8個となる。Orthodox(Cc)の割合は3.5/10.0なので、Orthodox(Cc)における選択するコンテンツ数は、40×(3.5/10.0)=14個となる。Dynamic(Cd)の割合は1.0/10.0なので、Dynamic(Cd)における選択するコンテンツ数は、40×(1.0/10.0)=4個となる。Relax(Ce)の割合は2.0/10.0なので、Relax(Ce)における選択するコンテンツ数は、40×(2.0/10.0)=8個となる。
そして、コンテンツ選択部105は、算出した個数だけ、それぞれのカテゴリに属するコンテンツを選択することで、コンテンツ群Ldを選択する。
具体的には、図12(B)に示すように、Crazy(Ca)における個数は6個なので、コンテンツ選択部105は、Crazy(Ca)に属するコンテンツM1dを6個選択している。
以下同様に、コンテンツ選択部105は、Vivid(Cb)に属するコンテンツM2dを8個、Orthodox(Cc)に属するコンテンツM3dを14個、Dynamic(Cd)に属するコンテンツM4dを4個、Relax(Ce)に属するコンテンツM5dを8個、それぞれ選択する。
本例のようにコンテンツを選択することで、予め定められた個数だけコンテンツを選択することができる。なお、割合を算出する際に割り切れないときは四捨五入したり、切り捨てたり、切り上げたりして自然数となるようにすればよい。また、予め定められた個数となるように調整してもよい。
以上のように、ユーザは、多くのコンテンツを選択したいカテゴリの領域についてはゆっくり指を動かしたりすることで、選択したいカテゴリと、それぞれのカテゴリにおける大まかなコンテンツ数とを選択することができる。よって、簡単な操作で、大量のコンテンツの中から、意向に沿ったコンテンツを選択することができる。
また、第2実施形態のように、いずれのカテゴリ領域も選択されていない状態が所定時間以上続いていない場合は、選択操作入力が続いていると判断するようにしてもよい。
<第4実施形態>
図13を用いて、第4実施形態におけるGUI画像Givについて説明する。なお、GUI画像Gicは他の実施形態のコンテンツ選択方法と組み合わせて用いることができる。
本実施形態におけるGUI画像Gicが他の実施形態におけるGUI画像Giと異なる点は、円形の周方向に移動するに従って、徐々に色相が変化するようなGUI画像Gicとなっている点である。
周方向における距離が近いカテゴリ領域ほど類似なカテゴリ領域にした場合に、図13のように、徐々に色相が変化するようなGUI画像Gicを用いると、色相による印象の変化と、カテゴリの印象(例えば曲調)の変化とを対応付けることができる。このように、カテゴリの印象を色で表現すれば、CrazyやVivid等の語句は表示しないようにしてもよい。
また、GUI画像Gicを円形とし、円形の周方向に移動するに従って徐々に色相が変化するようなGUI画像Gicとすれば、軌跡K1のような一度の操作入力でコンテンツを選択し易くすることができるため、さらに好ましい。
<第5実施形態>
図14〜図16を用いて、第5実施形態におけるGUI画像Gic及びコンテンツ選択方法について説明する。なお、他の実施形態と異なる部分についてのみ説明し、他の実施形態と共通する構成については説明を省略する。
まず、本実施形態におけるGUI画像Givについて、図14を用いて説明する。GUI画像Givは、図14に二点鎖線で示すように、複数のカテゴリ領域C(Ca,Cab,Cb……Cm,Cma,及びCMA)に区分けされている。各カテゴリ領域Cには、コンテンツ記録部3が記録している複数のコンテンツを分類するための1つまたは複数(本実施形態では2つ)のカテゴリが割り当てられている。
具体的には、1つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域と、2つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域とが円形の周方向に交互に連なるように配置されている。さらに、2つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域には、隣接する前後のカテゴリ領域に割り当てられたカテゴリが割り当てられる。図14では、例えば、カテゴリ領域Cabには、前のカテゴリ領域Caに割り当てられているCrazyというカテゴリと、後ろの(次の)カテゴリ領域Cbに割り当てられているVividというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
以下同様に、反時計回りの順に、2つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域それぞれについて説明する。
カテゴリ領域Cbcには、カテゴリ領域Cbに割り当てられているVividというカテゴリと、カテゴリ領域Ccに割り当てられているOrthodoxというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
また、カテゴリ領域Ccdには、カテゴリ領域Ccに割り当てられているOrthodoxというカテゴリと、カテゴリ領域Cdに割り当てられているDynamicというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
また、カテゴリ領域Cdeには、カテゴリ領域Cdに割り当てられているDynamicというカテゴリと、カテゴリ領域Ceに割り当てられているRelaxというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
また、カテゴリ領域Cefには、カテゴリ領域Ceに割り当てられているRelaxというカテゴリと、カテゴリ領域Cfに割り当てられているGentleというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
また、カテゴリ領域Cfgには、カテゴリ領域Cfに割り当てられているGentleというカテゴリと、カテゴリ領域Cgに割り当てられているSimpleというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
また、カテゴリ領域Cghには、カテゴリ領域Cgに割り当てられているSimpleというカテゴリと、カテゴリ領域Chに割り当てられているSilentというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
また、カテゴリ領域Chiには、カテゴリ領域Chに割り当てられているSilentというカテゴリと、カテゴリ領域Ciに割り当てられているCoolというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
また、カテゴリ領域Cijには、カテゴリ領域Ciに割り当てられているCoolというカテゴリと、カテゴリ領域Cjに割り当てられているUrbanというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
また、カテゴリ領域Cjkには、カテゴリ領域Cjに割り当てられているUrbanというカテゴリと、カテゴリ領域Ckに割り当てられているSyncというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
また、カテゴリ領域Cklには、カテゴリ領域Ckに割り当てられているSyncというカテゴリと、カテゴリ領域Clに割り当てられているActiveというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
また、カテゴリ領域Clmには、カテゴリ領域Clに割り当てられているActiveというカテゴリと、カテゴリ領域Cmに割り当てられているPowerfulというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
また、カテゴリ領域Cmaには、カテゴリ領域Cmに割り当てられているPowerfulというカテゴリと、カテゴリ領域Caに割り当てられているCrazyというカテゴリの2つのカテゴリが割り当てられる。
また、カテゴリ領域CMAには、Crazy,Vivid,Orthodox,Dynamic,Relax,Gentle,Simple,Silent,Cool,Urban,Sync,Active,Powerfulというカテゴリが全て割り当てられている。なお、カテゴリ領域CMAは必ずしも設けなくてもよい。また、GUI画像Giv内に割り当てられるカテゴリ領域の数は上記の13種類に限らない。
図15は、本実施形態における選択カテゴリテーブルを示す図である。本実施形態における選択カテゴリテーブルは、第3実施形態と同様に、選択されたカテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報Ctと、選択された順序Orと、個々のカテゴリ領域が選択された時間である選択時間Tmとが関連付けられたテーブルになっている。
次に、コンテンツ選択部105によって選択したコンテンツを示す図16を用いて、図14に示す軌跡K1の操作入力が入力された場合における本実施形態のコンテンツ選択方法の詳細について説明する。
コンテンツ選択部105は、第3実施形態のように、選択時間Tmが長いカテゴリに属するコンテンツほど多く選択するようコンテンツを選択する例について説明するが、他の実施形態等で説明したコンテンツ選択方法も用いることができる。本実施形態と他の実施形態との違いは、2つのカテゴリが割り当てられた領域に関することであるため、その部分を中心に説明する。なお、一例として、図16では、コンテンツ選択部105は、選択時間Tm0.5秒につき1個のコンテンツを選択して、コンテンツ群Leを選択しているものとする。
図16に示すように、Crazy 及びVivid の2つのカテゴリが割り当てられたCrazy &Vivid(Cab)の選択時間Tmは2.0秒なので、コンテンツ選択部105は、Crazy 又はVividに属するコンテンツM12eを4個選択している。
このとき、Crazy に属するコンテンツ数とVividに属するコンテンツ数とを同じ数にすることが好ましいが、少なくとも1個含まれるようにすればよく、このことは以下の説明でも同様である。
以下同様に、Vivid及びOrthodoxの2つのカテゴリが割り当てられたVivid&Orthodox(Cbc)の選択時間Tmは2.0秒なので、コンテンツ選択部105は、Vivid又はOrthodoxに属するコンテンツM23eを4個選択している。
Orthodox 及びDynamicの2つのカテゴリが割り当てられたOrthodox&Dynamic(Ccd)の選択時間Tmは2.0秒なので、コンテンツ選択部105は、Orthodox又はDynamicに属するコンテンツM34eを4個選択している。
Dynamic 及びRelaxの2つのカテゴリが割り当てられたDynamic&Relax(Cde)の選択時間Tmは2.0秒なので、コンテンツ選択部105は、Dynamic又はRelaxに属するコンテンツM45eを4個選択している。
なお、上記の2つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域に基づいて選択したコンテンツについては、再生順序を交互にすることが好ましい。例えばCrazy 又はVividに属するコンテンツM12eを4個選択した場合、この4個の再生順序を、Crazy に属するコンテンツ、Vivid に属するコンテンツ、Crazy に属するコンテンツ、Vivid に属するコンテンツの順序にすることが好ましい。もちろん、Vivid に属するコンテンツ、Crazy に属するコンテンツ、Vivid に属するコンテンツ、Crazy に属するコンテンツの順序でも構わない。
なお、その他のカテゴリについて、コンテンツ選択部105は、Crazy(Ca)の選択時間Tmが1.0秒なのでCrazy(Ca)に属するコンテンツM1eを2個、Vivid(Cb)の選択時間Tmが2.0秒なのでVivid(Cb)に属するコンテンツM2eを4個、Orthodox(Cc)の選択時間Tmが6.0秒なのでOrthodox(Cc)に属するコンテンツM3eを12個、Dynamic(Cd)の選択時間Tmが1.0秒なのでDynamic(Cd)に属するコンテンツM4eを2個、Relax(Ce)の選択時間Tmが3.0秒なのでRelax(Ce)に属するコンテンツM5eを6個、それぞれ選択している。
以上のように、1つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域と、複数のカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域とが交互になるように配置され、さらに、2つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域には、隣接する前後のカテゴリ領域に割り当てられたカテゴリが割り当てられるようにしているため、ユーザの意向に沿った複数のコンテンツを、大量のコンテンツの中から簡単な操作で選択することができるとともに、緩やかにカテゴリを変化させることができる。
なお、本実施形態のように、円形のGUI画像Givにして、1つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域と、複数のカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域とが円形の周方向に交互に連なるように配置することが好ましいが、これに限らない。例えば直線状に、1つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域と、複数のカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域とが交互に連なるように配置してもよい。その場合にも、2つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域には、隣接するカテゴリ領域に割り当てられたカテゴリが割り当てられることとなる。
本実施形態では、1つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域と、複数のカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域とが交互になるように配置することで、第1のカテゴリのコンテンツ群(例えばM1e)→第1のカテゴリのコンテンツと第2のカテゴリのコンテンツとが含まれるコンテンツ群(例えばM12e)→第2のカテゴリのコンテンツ群(例えばM2e)という順序のコンテンツ群Leを選択した。
しかし、複数のカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域を設けずに、所定の規則により、第1のカテゴリのコンテンツと第2のカテゴリのコンテンツとが含まれるコンテンツ群を選択するようにしてもよい。例えば、常に所定の数だけ、第1のカテゴリのコンテンツと第2のカテゴリのコンテンツとが含まれるコンテンツ群を選択するようにしてもよいし、第1のカテゴリのコンテンツ数及び第2のカテゴリのコンテンツ数に応じた数だけ、第1のカテゴリのコンテンツと第2のカテゴリのコンテンツとが含まれるコンテンツ群を選択するようにしてもよい。図16に示す例で、第1のカテゴリのコンテンツと第2のカテゴリのコンテンツとが含まれるコンテンツ群は破線で示されており、その他のコンテンツ群は二点鎖線で示されている。
なお、本発明は各実施形態の制御部1の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを含むものである。これらのプログラムは、記録媒体から読み取られてコンピュータに取り込まれてもよいし、通信ネットワークを介して伝送されてコンピュータに取り込まれてもよい。
また、本発明は以上説明した各実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。例えば、各実施形態を組み合わせてもよい。
また、本発明は、音楽コンテンツ再生装置や映像コンテンツ再生装置、携帯電話、携帯音楽プレーヤ、ゲーム機、ナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ等の種々の機器に用いることができる。また、コンテンツ選択装置の一部の構成を別体にし、ネットワーク等を介して互いに通信することで、コンテンツ選択装置の機能を実現してもよい。
なお、コンテンツデータとして、音楽コンテンツや映像コンテンツを例にして説明してきたが、本発明は、テキストコンテンツにも適用可能である。例えば、電子書籍やニュース情報等のコンテンツにも適用可能である。また、様々な物品、金融商品、不動産、人物等に関する情報コンテンツにも適用可能である。さらには、eコマース等における、ユーザへの商品推薦にも適用可能である。つまり商品に係る情報コンテンツにも適用可能である。
また、選択操作入力が入力されている途中、又は、選択操作入力が終了したときなどに、コンテンツ選択部105によって選択するコンテンツ数を表示するようにしてもよい。このような表示を行うことで、より利便性が高くなる。
6 GUI画像生成部
C カテゴリ領域
103 時間測定部
101 選択有無判断部
102 選択領域特定部
104 記憶制御部
105 コンテンツ選択部

Claims (9)

  1. コンテンツを分類するためのカテゴリが一又は複数割り当てられた領域であるカテゴリ領域を複数含む円形のGUI画像を生成するGUI画像生成部と、
    前記GUI画像が表示される表示画面における所定の範囲内を選択する操作入力である選択操作入力が入力されているか否かを判断する選択有無判断部と、
    前記選択操作入力によって選択された位置に対応する領域を特定する選択領域特定部と、
    前記選択領域特定部によって特定された領域である選択カテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報を記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    前記選択カテゴリ情報に基づいて、前記複数のコンテンツの中から所定のコンテンツを選択するコンテンツ選択部と
    を備え、
    前記GUI画像生成部は、複数のカテゴリ領域が前記円形の周方向に配置されている前記GUI画像を生成することを特徴とするコンテンツ選択装置。
  2. 前記GUI画像生成部は、複数のカテゴリ領域が前記円形の周方向に隣接して配置されている前記GUI画像を生成することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ選択装置。
  3. 前記GUI画像生成部は、1つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域と、2つのカテゴリが割り当てられたカテゴリ領域とが前記円形の周方向に交互に連なる前記GUI画像を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ選択装置。
  4. 2つのカテゴリが割り当てられた前記カテゴリ領域には、前記円形の周方向に隣接する2つのカテゴリ領域に割り当てられた2つのカテゴリが割り当てられていることを特徴とする請求項3記載のコンテンツ選択装置。
  5. 前記円形の中心を含む領域には、前記円形のGUI画像に含まれる全てのカテゴリが割り当てられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンテンツ選択装置。
  6. 前記GUI画像生成部は、前記円形の周方向に移動するに従って、徐々に色相が変化する前記GUI画像を生成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンテンツ選択装置。
  7. 前記選択操作入力に関する時間である選択時間を測定する時間測定部を備え、
    前記記憶制御部は、前記選択時間を示す情報を記憶部に記憶させ、
    前記コンテンツ選択部は、前記選択時間を示す情報に基づいて、前記複数のコンテンツの中から所定のコンテンツを選択することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンテンツ選択装置。
  8. コンテンツを分類するためのカテゴリが一又は複数割り当てられた領域であるカテゴリ領域を複数含む円形のGUI画像を生成するGUI画像生成ステップと、
    前記GUI画像が表示される表示画面における所定の範囲内を選択する操作入力である選択操作入力が入力されているか否かを判断する選択有無判断ステップと、
    前記選択操作入力によって選択された位置に対応する領域を特定する選択領域特定ステップと、
    前記選択領域特定部によって特定された領域である選択カテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報を記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、
    前記選択カテゴリ情報に基づいて、前記複数のコンテンツの中から所定のコンテンツを選択するコンテンツ選択ステップと
    を有し、
    前記GUI画像生成ステップにおいて、複数のカテゴリ領域が前記円形の周方向に配置されている前記GUI画像を生成することを特徴とするコンテンツ選択方法。
  9. コンピュータに、
    コンテンツを分類するためのカテゴリが一又は複数割り当てられた領域であるカテゴリ領域を複数含む円形のGUI画像を生成するGUI画像生成ステップと、
    前記GUI画像が表示される表示画面における所定の範囲内を選択する操作入力である選択操作入力が入力されているか否かを判断する選択有無判断ステップと、
    前記選択操作入力によって選択された位置に対応する領域を特定する選択領域特定ステップと、
    前記選択領域特定部によって特定された領域である選択カテゴリ領域を示す選択カテゴリ情報を記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、
    前記選択カテゴリ情報に基づいて、前記複数のコンテンツの中から所定のコンテンツを選択するコンテンツ選択ステップと
    を実行させるコンテンツ選択プログラムであり、
    前記GUI画像生成ステップは、複数のカテゴリ領域が前記円形の周方向に配置されている前記GUI画像を生成するステップであることを特徴とするコンテンツ選択プログラム。
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