JP2014063414A - 制御システム - Google Patents

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Toru Takanaka
徹 高仲
Hiroshi Nakatani
博司 中谷
Naoya Onishi
直哉 大西
Yoshitomi Sameda
芳富 鮫田
Takaharu Yamamoto
敬治 山本
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Abstract

【課題】演算結果に基づいた機器の制御を滞りなく行なう。
【解決手段】実施形態によれば、制御システムは、ネットワーク4に接続されて、信号を入力して、信号に基づいた演算結果を外部機器へ出力する少なくとも1つの入出力装置1と、ネットワークに接続されて、入出力装置1から入力された信号および信号に関わる演算条件を分配する少なくとも1つの分配装置2と、ネットワークに接続されて、分配装置により分配された信号と演算条件に基づいて演算を行なう複数の演算装置3ともつ。入出力装置1は、複数の演算装置のそれぞれによる、同一の信号に基づいた演算結果のうち最初に受信した演算結果を外部機器へ出力する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、ネットワークを介して構成される制御システムに関する。
従来、遠隔から現場機器を制御するクラウド技術に注目が集まっている。クラウド技術を用いた制御システムは、制御プログラムを物理的に離れた複数の制御サーバに保持でき、サイト側災害時に制御プログラムが失われることがないため、災害からの復旧の際、制御プログラムの再構築および制御サーバの交換にかかる時間を減らすことができる。
例えば、制御システムは、入出力装置と分配装置と演算装置とがネットワークを介して接続されてなる。分配装置もしくは演算装置は、それぞれが物理的に離れた複数のサーバで構築される。センサからの入力信号は、入出力装置により入力されて、分配装置による分配処理を経て演算装置に伝送される。演算装置のそれぞれは、伝送された入力信号に対する演算処理を行って、演算結果を入出力装置に伝送する。入出力装置は、この演算結果をアクチュエータから出力する。
特開2009−098919号公報 特開2011−233086号公報
前述したように、制御プログラムを物理的に離れた、入出力装置、分配装置、演算装置のそれぞれにより処理する場合、装置の特性やネットワークの混雑などに起因して、入出力装置と分配装置との間、分配装置と演算装置との間の、または、演算装置と入出力装置との間の伝送が遅い際には、演算結果に基づいた現場機器の制御が困難になってしまう。
本発明が解決しようとする課題は、演算結果に基づいた機器の制御を滞りなく行なうことが可能になる制御システムを提供することにある。
実施形態によれば、制御システムは、ネットワークに接続されて、信号を入力して、前記信号に基づいた演算結果を外部機器へ出力する少なくとも1つの入出力装置と、ネットワークに接続されて、入出力装置から入力された信号および信号に関わる演算条件を分配する少なくとも1つの分配装置と、ネットワークに接続されて、分配装置により分配された信号と演算条件に基づいて演算を行なう複数の演算装置ともつ。入出力装置は、複数の演算装置のそれぞれによる、同一の信号に基づいた演算結果のうち最初に受信した演算結果を外部機器へ出力する。
実施形態によれば、制御システムは、ネットワークに接続されて、信号を入力して、信号に基づいた演算結果を外部機器へ出力する少なくとも1つの入出力装置と、ネットワークに接続されて、入出力装置から入力された信号および信号に関わる演算条件を分配する少なくとも1つの分配装置と、ネットワークに接続されて、分配装置により分配された信号と演算条件に基づいて演算を行なう複数の演算装置とを備える。演算装置は、演算結果を複数の分配装置のそれぞれへ出力し、分配装置は、複数の演算装置のそれぞれによる、同一の信号に基づいた演算結果のうち最初に受信した演算結果を入出力装置へ出力する。
第1の実施形態における制御システムの構成例を示す図。 第1の実施形態における制御システムの機能構成例を示す図。 第1の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態における入力信号や演算結果の流れを示す図。 第1の実施形態における入力信号や演算結果の流れを示す図。 第2の実施形態における制御システムの構成例を示す図。 第2の実施形態における制御システムの機能構成例を示す図。 第2の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャート。 第3の実施形態における制御システムの構成例を示す図。 第3の実施形態における制御システムの機能構成例を示す図。 第3の実施形態における入力信号や演算結果の流れを示す図。 第3の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャート。 第3の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャート。 第4の実施形態における制御システムの構成例を示す図。 第4の実施形態における制御システムの機能構成例を示す図。 第4の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャート。 第4の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャート。 第5の実施形態における制御システムの構成例を示す図。 第5の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャート。 第5の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャート。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態における制御システム装置の構成例を示す図である。
図1に示すように、第1の実施形態における制御システムは、複数の入出力装置1(第1入出力装置,第2入出力装置,…,第N入出力装置)と、複数の分配装置2(第1分配装置,第2分配装置,…,第N分配装置)と、複数の演算装置3(第1演算装置,第2演算装置,…,第N演算装置)とを有する。
複数の入出力装置1のそれぞれと複数の分配装置2のそれぞれとはネットワーク4により接続される。また、複数の分配装置2のそれぞれと複数の演算装置3とのそれぞれはネットワーク4により接続される。
図2は、第1の実施形態における制御システム装置の機能構成を示す図である。
入出力装置1は、受信処理部22、伝送部24、集約部29、演算結果保持部27、送信処理部23を有する。図2では、第1入出力装置1と、複数の分配装置2と、複数の演算装置3との接続関係を示しているが、第2,…,第N入出力装置1と、複数の分配装置2と、複数の演算装置3との接続関係も同様である。
入出力装置1の受信処理部22には少なくとも1つのセンサ20が接続される。また、入出力装置1の送信処理部23には少なくとも1つのアクチュエータ21が接続される。図2では、送信処理部23に3つのアクチュエータ21が接続されている例を示すが、送信処理部23に接続されるアクチュエータ21の数は上記の数に限られず、1つであってもよいし、上記の3つ以外の複数であってもよい。
分配装置2は、伝送部24a、分配部25、伝送部24bを有する。
演算装置3は、伝送部24a、演算部26、演算結果保持部27、伝送部24bを有する。
制御プログラムは演算装置3の内部メモリに保持されている。センサ20からの入力信号は入出力装置1の受信処理部22に伝送される。受信処理部22は、入力信号に入出力装置1のアドレスを付与して伝送部24に伝送する。伝送部24は、伝送された入力信号を、複数の分配装置2のそれぞれに伝送する。
分配装置2の伝送部24aが入出力装置1からの入力信号を受けると、分配部25は、この入力信号を一括処理するか分割処理するか判定する。分配部25は、入力信号を一括処理する場合は、制御プログラムを伝送部24bを介して複数の演算装置3のそれぞれにそのまま伝送する。分配装置2は、演算装置3に入力信号を伝送する際は、例えば、少なくとも2つの演算装置に同じ制御プログラムを伝送する。
また、分配部25は、入力信号を分割処理する場合には入力信号を分割する。この際、分配部25は、例えば、分割した入力信号が並列処理できる際は、これら入力した入力信号を異なる演算装置3に伝送してもよいし、少なくとも2つの演算装置3に同じ入力信号を伝送してもよいし、演算装置3までの通信距離と、この演算装置3の性能を把握した上で、分割した入力信号を演算装置3に送信してもよい。
図3は、第1の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、入力信号を一括処理する場合の動作手順を示す。
図4は、第1の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、入力信号を分割処理する場合の動作手順を示す。
図5は、第1の実施形態における入力信号や演算結果の流れを示す図である。ここでは、入力信号を一括処理する場合の入力信号や演算結果の流れを示す。
図6は、第1の実施形態における入力信号や演算結果の流れを示す図である。ここでは、入力信号を分割処理する場合の入力信号や演算結果の流れを示す。
入力信号の分割がなされずに、演算装置3の伝送部24aが分配装置2からの入力信号を受けると、演算部26は、制御プログラムを用いて入力信号に対する演算を行ない、この演算の結果を、入力信号に付与されたアドレスに従って、伝送部24bを介して元の入出力装置1に伝送する。演算部26は、演算結果を演算装置3内の演算結果保持部27で保持してから入出力装置1に伝送してもよい。
演算装置3から伝送された演算結果は、入出力装置1の伝送部24を介して集約部29に伝送される。
本実施形態では、図3,図5に示すように、入力信号を一括処理する際、入出力装置1の集約部29は、複数の演算装置3のそれぞれから受けた演算結果、つまり、同一の信号に基づいた演算結果のうち、一番早く(最初に)受信した演算結果を採用して、それぞれのアクチュエータ21に伝送することを特徴とする。集約部29は、一番早く受信した演算結果を入出力装置1内の演算結果保持部27に保持してもよい。
次に、図4,図6に示すように、複数の分配装置2のそれぞれの分配部25が、入出力装置1からの入力信号を、第1入力信号、第2入力信号、第3入力信号の3つに分割した場合について説明する。
分配部25は、分割した入力信号に入出力装置1から伝送されてきたアドレスを付与して、複数に演算装置3のそれぞれに伝送する。
複数の演算装置3のそれぞれの演算部26は、第1入力信号に対する演算結果である第1演算結果、第2入力信号に対する演算結果である第2演算結果、第3入力信号に対する演算結果である第3演算結果のそれぞれを、入力信号に付与されたアドレスにしたがって伝送部24bを介して入出力装置1に伝送する。演算部26は、各種演算結果を演算結果保持部27で保持してもよい。
入出力装置1の集約部29は、第1乃至第3演算結果を任意に受信し、複数の演算装置3のそれぞれから受けた第1演算結果のうち一番早く受信した第1演算結果、複数の演算装置3のそれぞれから受けた第2演算結果のうち一番早く受信した第2演算結果、複数の演算装置3のそれぞれから受けた第3演算結果のうち一番早く受信した第3演算結果をそれぞれ採用する。集約部29は、これら採用した第1,第2,第3演算結果を分割前の並びに整列して、送信処理部23は、この結果を最終的な演算結果としてそれぞれのアクチュエータ21に伝送する。
また、図6に示した、1つの入力信号を複数に分割する構成に代えて、入出力装置1の受信処理部22に複数の、ここでは3つのセンサ20を接続し、送信処理部23に3つのアクチュエータ21を接続する構成として、それぞれのセンサ20からの入力信号を第1入力信号、第2入力信号、第3入力信号として入力し、集約部29が、前述したように採用した第1,第2,第3演算結果を送信処理部23に出力し、送信処理部23により、第1,第2,第3演算結果を第1,第2,第3アクチュエータ21に伝送するようにしてもよい。
また、別の変形例として、入出力装置1の受信処理部22に3つのセンサ20を接続し、送信処理部23に1つのアクチュエータ21を接続する構成として、それぞれのセンサ20からの入力信号を第1入力信号、第2入力信号、第3入力信号として入力し、集約部29が、前述したように採用した第1,第2,第3演算結果を送信処理部23に出力し、送信処理部23により、第1,第2,第3演算結果を1つのアクチュエータ21に伝送するようにしてもよい。
以上説明したように、第1の実施形態における制御システムによれば、分配装置2や演算装置3を複数設けた構成としているので、複数の分配装置2のいずれかに故障が起きた際、または複数の演算装置3のいずれかに故障が起きた際でも入力信号に対する演算を行なうことができる。さらに、本実施形態では、入出力装置1は、複数の演算装置3のそれぞれから受けた演算結果のうち演算装置3から一番早く受信した演算結果を採用して、出力を行うので、分配装置2や演算装置3の特性やネットワーク4によりそれぞれの演算装置3による演算や出力のタイミングにばらつきがある際でも、入出力装置1による入力信号の入力から演算結果の出力までの応答時間を最適化することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態における制御システムの構成のうち第1の実施形態と同一部分の説明は省略する。
図7は、第2の実施形態における制御システム装置の構成例を示す図である。
図8は、第2の実施形態における制御システム装置の機能構成例を示す図である。
図7に示すように、第2の実施形態における制御システムは、単一の入出力・分配装置5と複数の演算装置3とを有し、入出力・分配装置5は、ネットワーク4を介して複数の演算装置3のそれぞれに接続される。
入出力・分配装置5は、第1の実施形態で説明した入出力装置1と分配装置2とが一体となったものである。
図8に示すように、入出力・分配装置5は、第1の実施形態で説明した入出力装置1が有していた受信処理部22、伝送部24、集約部29、演算結果保持部27、送信処理部23を有する。さらに、入出力・分配装置5は、受信処理部22と伝送部24との間に、第1の実施形態で説明した分配装置2が有していた分配部25を有する。また、図8では、受信処理部22に接続されるセンサ20の数や送信処理部23に接続されるアクチュエータ21の数は1つとして示しているが、第1の実施形態と同様に複数であってもよいのはもちろんである。以後の各実施形態についても同様である。
以下、第2の実施形態における、第1の実施形態と異なる動作について説明する。その他の動作は第1の実施形態と同様である。
まず、センサ20から入力信号が入出力・分配装置5の受信処理部22に伝送される。そして、入出力・分配装置5の分配部25は、入力信号を一括実行するか分割実行するか判定する。分配部25は、入力信号を一括処理する場合は、入力信号を、伝送部24を介して複数の演算装置3のそれぞれに伝送し、分割実行する場合は、入力信号を分割して、これらの入力信号を伝送部24を介して複数の演算装置3のそれぞれへ伝送する。演算装置3から入出力・分配装置5までの演算結果の流れは第1の実施形態と同様である。
図9は、第2の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、入力信号を一括処理する場合の動作手順を示す。ここで示す手順は、図3に示した手順と比較して、第1の実施形態で説明した入出力装置1と複数の分配装置2による手順が、入出力・分配装置5による手順に置き換わっている事以外は、図3に示した手順と同様である。
図10は、第2の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、入力信号を分割処理する場合の動作手順を示す。ここで示す手順は、図3に示した手順と比較して、第1の実施形態で説明した入出力装置1と複数の分配装置2による手順が、入出力・分配装置5による手順に置き換わっている事以外は、図4に示した手順と同様である。
以上説明したように、第2の実施形態における制御システムによれば、演算装置3を複数設けた構成としているので、複数の演算装置3のいずれかに故障が起きた際でも入力信号に対する演算を行なうことができる。さらに、本実施形態では、入出力・分配装置5は、複数の演算装置3のそれぞれから受けた演算結果のうち演算装置3から一番早く受信した演算結果を採用して出力を行うので、演算装置3の特性やネットワーク4によりそれぞれの演算装置3による演算や出力のタイミングにばらつきがある際でも、入出力・分配装置5による入力信号の入力から演算結果の出力までの応答時間を最適化することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
図11は、第3の実施形態における制御システムの構成例を示す図である。
図12は、第3の実施形態における制御システムの機能構成例を示す図である。
図11に示すように、第3の実施形態における制御システムは、複数の入出力装置1と、複数の分配・演算装置6とを有し、複数の入出力装置1のそれぞれは、ネットワーク4を介して複数の分配・演算装置6のそれぞれに接続される。
分配・演算装置6は、第1の実施形態で説明した分配装置2と演算装置3とが一体となったものである。
図12に示すように、分配・演算装置6は、第1の実施形態で説明した分配装置2が有していた伝送部24a、分配部25を有するのに加え、第1の実施形態で説明した演算装置3が有していた演算部26、演算結果保持部27、伝送部24bを有する。また、複数の分配・演算装置6のそれぞれの分配部25は、分配・演算装置6内のローカルなネットワーク4を介して、複数の分配・演算装置6のそれぞれの演算部26との間で伝送が可能となっている。
以下、第1の実施形態と異なる動作について説明する。その他の動作は第1の実施形態と同様である。
まず、入出力装置1から分配・演算装置6に入力信号が伝送されると、分配・演算装置6の分配部25は、入力信号を一括処理するか分割処理するかを判定する。分配部25は、入力信号を一括処理する場合は、入力信号を、伝送部24bを介して、自装置を含む、複数の分配・演算装置6のそれぞれの演算部26に伝送し、分割実行する場合は、分割した入力信号を、伝送部24bを介して、自装置を含む、複数の分配・演算装置6のそれぞれの演算部26に伝送する。以降の入出力装置まで演算結果の流れは第1の実施形態と同様である。
図13は、第3の実施形態における入力信号や演算結果の流れを示す図である。
分配・演算装置6の構成は図13に示した構成としてもよい。この構成では、第1分配・演算装置6の分配部25は、自装置内の伝送部24a、ネットワーク4、第2分配・演算装置6の伝送部24aを介して第2分配・演算装置6の演算部26へ入力信号を伝送する。これにより第1分配・演算装置6の分配部25から別の第2分配・演算装置6の演算部26への入力信号の伝送がなされる。
そして、それぞれの分配・演算装置6の演算部26は、伝送部24aを介して演算結果を入出力装置1へ伝送する。
図14は、第3の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、入力信号を一括処理する場合の動作手順を示す。ここで示す手順は、図3に示した手順と比較して、第1の実施形態で説明した複数の分配装置2と複数の演算装置3による手順が、複数の分配・演算装置6による手順に置き換わっている事以外は、図3に示した手順と同様である。
図15は、第3の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、入力信号を一括処理する場合の動作手順を示す。ここで示す手順は、図3に示した手順と比較して、第1の実施形態で説明した複数の分配装置2と複数の演算装置3による手順が、複数の分配・演算装置6による手順に置き換わっている事以外は、図4に示した手順と同様である。
以上説明したように、第3の実施形態における制御システムによれば、分配・演算装置6を複数設けた構成としているので、複数の分配・演算装置6のいずれかに故障が起きた際でも入力信号に対する演算を行なうことができる。さらに、本実施形態では、入出力装置1は、複数の分配・演算装置6のそれぞれから受けた演算結果のうち一番早く受信した演算結果を採用して出力を行うので、分配・演算装置6の特性やネットワーク4によりそれぞれの分配・演算装置6による演算や出力のタイミングにばらつきがある際でも、入出力装置1による入力信号の入力から演算結果の出力までの応答時間を最適化することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。
図16は、第4の実施形態における制御システムの構成例を示す図である。
図16に示すように、第4の実施形態における制御システムは、複数の入出力・分配・演算装置7を有し、複数の入出力・分配・演算装置7のそれぞれは、ネットワーク4を介して接続される。
入出力・分配・演算装置7は、第1の実施形態で説明した入出力装置1と分配装置2と演算装置3とが一体となったものである。
図17は、第4の実施形態における制御システムの機能構成例を示す図である。ここでは、第1入出力・分配・演算装置により入力した信号に基づく演算を複数のそれぞれの入出力・分配・演算装置により演算して、これらの演算結果を第1入出力・分配・演算装置により集約する例について説明するが、第2,…第N入出力・分配・演算装置についても、この装置により入力した信号に基づく演算を複数のそれぞれの入出力・分配・演算装置により演算して、これらの演算結果を入力元の入出力・分配・演算装置により集約する。
図17に示すように、入出力・分配・演算装置7は、第1の実施形態で説明した入出力装置1が有していた受信処理部22、伝送部24、集約部29、演算結果保持部27、送信処理部23を有する。さらに、入出力・分配・演算装置7は、受信処理部22と伝送部24との間に第1の実施形態で説明した分配装置2が有していた分配部25を有する。
さらに、入出力・分配・演算装置7は、分配部25と集約部29との間に、第1の実施形態で説明した演算装置3が有していた演算部26、演算結果保持部27を有する。この演算結果保持部27は伝送部24に接続される。また、複数の入出力・分配・演算装置7のそれぞれの伝送部24は、ローカルなネットワーク4を介して、複数の入出力・分配・演算装置7のそれぞれの演算部26への伝送が可能となっている。
以下、第4の実施形態における、第1の実施形態と異なる動作について説明する。その他の動作は第1の実施形態と同様である。
まず、センサ20から入力信号が入出力・分配・演算装置7の受信処理部22に伝送される。そして、入出力・分配・演算装置7の分配部25は、入力信号を一括実行するか分割実行するか判定する。分配部25は、入力信号を一括処理する場合は、入力信号を伝送部24を介して他の複数の入出力・分配・演算装置7のそれぞれの演算部26に伝送し、分割実行する場合は、入力信号を分割して、これらの入力信号を、伝送部24を介して他の複数の入出力・分配・演算装置7の演算部26に伝送する。集約部29の動作は、第1の実施形態と同様である。
図18は、第4の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、入力信号を一括処理する場合の動作手順を示す。ここで示す手順は、図3に示した手順と比較して、第1の実施形態で説明した入出力装置1と複数の分配装置2と複数の演算装置3による手順が、複数の入出力・分配・演算装置7による手順に置き換わっている事以外は、図3に示した手順と同様である。
図19は、第4の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、入力信号を一括処理する場合の動作手順を示す。ここで示す手順は、図3に示した手順と比較して、第1の実施形態で説明した入出力装置1と複数の分配装置2と複数の演算装置3による手順が、複数の入出力・分配・演算装置7による手順に置き換わっている事以外は、図4に示した手順と同様である。
ただし、本実施形態では、図18、図19に示すように、入力信号を受信した入出力・分配・演算装置7は、自装置により生成した演算結果を自装置の集約部29に送信して待機した上で、この演算結果を、他の入出力・分配・演算装置7からの演算結果とともに、集約部29により集約する。
以上説明したように、第4の実施形態における制御システムによれば、入出力・分配・演算装置7を複数設けた構成としているので、複数の入出力・分配・演算装置7のいずれかに故障が起きた際でも入力信号に対する演算を行なうことができる。さらに、本実施形態では、入出力・分配・演算装置7は、複数の入出力・分配・演算装置7のそれぞれから受けた演算結果のうち一番早く受信した演算結果を採用して出力を行うので、入出力・分配・演算装置7の特性やネットワーク4によりそれぞれの分配・演算装置6による演算や出力のタイミングにばらつきがある際でも、入出力・分配・演算装置7による入力信号の入力から演算結果の出力までの応答時間を最適化することができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。
図20は、第5の実施形態における制御システムの構成例を示す図である。
図20に示すように、第5の実施形態における制御システムは、第1の実施形態では、入出力装置1に備えていた集約部29、演算結果保持部27を複数の分配装置2のそれぞれに備える構成としている。
以下、第5の実施形態における、第1の実施形態と異なる動作について説明する。その他の動作は第1の実施形態と同様である。
複数のそれぞれの演算装置3の演算部26は、演算結果を、伝送部24bを介して複数の分配装置2の集約部29に伝送する。集約部29は、集約した結果を、伝送部24aを介して入出力装置1に伝送する。入出力装置1の送信処理部23は、複数の演算装置3のそれぞれから受けた演算結果のうち一番早く伝送されてきた演算結果を採用してアクチュエータ21に伝送する。その他の処理は第1の実施形態と同様である。
図21は、第5の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、入力信号を一括処理する場合の動作手順を示す。ここで示す手順は、図3に示した手順と比較して、第1の実施形態で説明した入出力装置1による集約処理が、複数の分配装置2のそれぞれによる処理に手順に置き換わっている事以外は、図3に示した手順と同様である。
図22は、第5の実施形態における制御システムによる動作手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、入力信号を分割処理する場合の動作手順を示す。ここで示す手順は、図3に示した手順と比較して、第1の実施形態で説明した入出力装置1による集約処理が、複数の分配装置2のそれぞれによる処理に手順に置き換わっている事以外は、図4に示した手順と同様である。
以上説明したように、第5の実施形態における制御システムによれば、入出力装置1に備えていた集約部29、演算結果保持部27を複数の分配装置2のそれぞれに備える構成としている。このような構成とすることで、集約部の数を分配装置2の数に応じた数とすることができる。一般的に、入出力装置1の数は、分配装置2の数より大幅に多い数となるので、第1の実施形態と比較して、システム全体における集約部の数を減らすことができるので、システム全体にかかるコストを低減することができる。
これらの各実施形態によれば、演算結果に基づいた機器の制御を滞りなく行なうことが可能になる制御システムを提供することができる。
発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…入出力装置、2…分配装置、3…演算装置、4…ネットワーク、5…入出力・分配装置、6…分配・演算装置、7…入出力・分配・演算装置、20…センサ、21…アクチュエータ、22…受信処理部、23…送信処理部、24,24a,24b…伝送部、25…分配部、26…演算部、27…演算結果保持部、29…集約部。

Claims (6)

  1. ネットワークに接続されて、信号を入力して、前記信号に基づいた演算結果を外部機器へ出力する少なくとも1つの入出力装置と、
    ネットワークに接続されて、前記入出力装置から入力された信号および前記信号に関わる演算条件を分配する少なくとも1つの分配装置と、
    ネットワークに接続されて、前記分配装置により分配された前記信号と前記演算条件に基づいて演算を行なう複数の演算装置とを備え、
    前記入出力装置は、
    前記複数の演算装置のそれぞれによる、同一の前記信号に基づいた演算結果のうち最初に受信した演算結果を前記外部機器へ出力する
    ことを特徴とした制御システム装置。
  2. 前記分配装置は、前記入出力装置から入力された信号を複数に分割して、これら分割した信号を分配し、
    前記演算装置は、
    前記分配装置により分割されて分配された前記信号と前記演算条件に基づいて演算を行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御システム装置。
  3. 前記入出力装置と前記分配装置とは一体化された装置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御システム装置。
  4. 前記分配装置と前記演算装置とは一体化された装置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御システム装置。
  5. 前記入出力装置と前記分配装置と前記演算装置とは一体化された装置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御システム装置。
  6. ネットワークに接続されて、信号を入力して、前記信号に基づいた演算結果を外部機器へ出力する少なくとも1つの入出力装置と、
    ネットワークに接続されて、前記入出力装置から入力された信号および前記信号に関わる演算条件を分配する少なくとも1つの分配装置と、
    ネットワークに接続されて、前記分配装置により分配された前記信号と前記演算条件に基づいて演算を行なう複数の演算装置とを備え、
    前記演算装置は、
    演算結果を前記複数の分配装置のそれぞれへ出力し、
    前記分配装置は、
    前記複数の演算装置のそれぞれによる、同一の前記信号に基づいた演算結果のうち最初に受信した演算結果を前記入出力装置へ出力する
    ことを特徴とする制御システム装置。
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