JP2014063094A - 画像処理装置、電子機器、及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、電子機器、及び画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014063094A
JP2014063094A JP2012209257A JP2012209257A JP2014063094A JP 2014063094 A JP2014063094 A JP 2014063094A JP 2012209257 A JP2012209257 A JP 2012209257A JP 2012209257 A JP2012209257 A JP 2012209257A JP 2014063094 A JP2014063094 A JP 2014063094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gradation correction
gradation
image processing
image
characteristic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012209257A
Other languages
English (en)
Inventor
Tei Hayashi
禎 林
Shigeki Kanazawa
繁樹 金澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012209257A priority Critical patent/JP2014063094A/ja
Publication of JP2014063094A publication Critical patent/JP2014063094A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

【課題】画像の暗部の色再現性を維持したまま、黒浮きの改善が可能な画像処理装置、電子機器、及び画像処理方法等を提供する。
【解決手段】バックライト60を用いて表示部50に表示される画像に対応した画像データに対して階調補正を行う画像処理装置100は、補正曲線に基づき第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成する階調補正制御部140と、第2の階調補正特性に基づいて階調補正を行う階調補正部120とを含む。補正曲線の階調値0における接線の傾きは、バックライト60の調光率に基づいて定められる。これにより、階調補正制御部140は、第1の階調補正特性の階調値0を含む所与の階調値幅における階調特性を変更した第2の階調補正特性を生成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置、電子機器、及び画像処理方法等に関する。
従来、電子ビューファインダー(Electrical View Finder:以下、EVF)等に用いられる液晶表示(Liquid Crystal Display:以下、LCD)パネルにおいて、バックライト光の漏れ等に起因して、画像の暗部のコントラストが低下する現象が知られている。この現象は、いわゆる黒浮きとして知られており、このような黒浮きを改善する手法については種々提案されている。
例えば、バックライトを調光して輝度を下げると共に、画素の階調値を補正して画像の平均輝度を上げることで、黒浮きの改善を図ることが考えられる。例えば特許文献1には、階調値の補正に関する手法が開示されており、特許文献1に開示された手法を用いて、黒浮きの改善を図ることができる。この特許文献1には、制御パラメーターを変更することにより特性が変更される補正曲線に基づいて階調補正特性を制御し、該階調補正特性により画素の階調値を補正する手法が開示されている。
また、例えば特許文献2には、画素の色味の飽和度を検出し、飽和度が低い画素の明度ほど重みを付けて明度ヒストグラムを求め、明度の最大値を決定する画像処理装置が開示されている。この画像処理装置では、飽和度の高い画素の多いフレームではバックライトの輝度を低減して黒浮きを改善し、飽和度の低い画素の多いフレームではバックライトの輝度の低減を抑えて白飛びによる白色化を抑制する。
特開2012−088954号公報 特開2010−276691号公報
しかしながら、特許文献1又は特許文献2に開示された手法では、黒浮きを改善することができるものの、画像の暗部の色再現性の低下を招くという問題がある。そのため、黒浮きが改善された画像の暗部における色再現性の低下により、却って画質の劣化として判断されてしまう事態を招く場合がある。
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明の幾つかの態様によれば、画像の暗部の色再現性を維持したまま、黒浮きの改善が可能な画像処理装置、電子機器、及び画像処理方法等を提供することができる。
(1)本発明の第1の態様は、バックライトを用いて表示部に表示される画像に対応した画像データに対して階調補正を行う画像処理装置が、補正曲線に基づき第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成する階調補正制御部と、前記第2の階調補正特性に基づいて前記階調補正を行う階調補正部とを含み、前記補正曲線の階調値0における接線の傾きは、前記バックライトの調光率に基づいて定められる。
本態様においては、バックライトの調光率に応じて、階調値0における接線の傾きが定められる補正曲線に基づいて、第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成し、この第2の階調補正特性により階調補正を行うようにしている。これにより、バックライトの調光率に応じて、階調値0付近における階調特性を調整することが可能となるので、暗部の色再現性を維持したまま、黒浮きの改善を図ることができるようになる。
(2)本発明の第2の態様に係る画像処理装置は、バックライトを用いて表示部に表示される画像に対応した画像データに対して階調補正を行う画像処理装置が、前記バックライトの調光率に基づいて第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成する階調補正制御部と、前記第2の階調補正特性に基づいて前記階調補正を行う階調補正部とを含み、前記階調補正制御部は、前記調光率に基づいて、前記第1の階調補正特性の階調値0を含む所与の階調値幅における特性が所与の階調特性と一致するように前記第2の階調補正特性を生成する。
本態様においては、バックライトの調光率に応じて、第1の階調補正特性の階調値0を含む所与の階調値幅における特性が目標とする階調特性と一致するように第2の階調補正特性を生成し、この第2の階調補正特性により階調補正を行うようにしている。これにより、階調値0付近において目標とする階調特性と一致する階調補正により、画像の暗部の色再現性を維持したまま、黒浮きの改善を図ることができるようになる。
(3)本発明の第3の態様に係る画像処理装置では、第2の態様において、前記階調補正制御部は、階調値0を含む複数の階調値のゲインを変更する。
本態様によれば、第1の階調補正特性における階調値0を含む複数の階調値のゲインを変更することができるので、画像の暗部の色再現性を維持したまま、高精度に黒浮きの改善を図ることができるようになる。
(4)本発明の第4の態様に係る画像処理装置では、第1の態様乃至第3の態様のいずれかにおいて、前記画像データに対応した画像の明るさを解析する画像解析部を含み、前記階調補正制御部は、前記画像解析部の解析結果に対応した前記バックライトの調光率に基づいて、前記第2の階調補正特性を生成する。
(5)本発明の第5の態様に係る画像処理装置では、第1の態様乃至第3の態様のいずれかにおいて、前記階調補正制御部は、測光センサーの測光結果に対応した前記バックライトの調光率に基づいて、前記第2の階調補正特性を生成する。
(6)本発明の第6の態様に係る画像処理装置では、第1の態様乃至第3の態様のいずれかにおいて、前記画像データに対応した画像の明るさを解析する画像解析部を含み、前記階調補正制御部は、前記画像解析部の解析結果及び測光センサーの測光結果に対応した前記バックライトの調光率に基づいて、前記第2の階調補正特性を生成する。
上記のいずれかの態様によれば、画像の解析結果や測光センサーの測光結果に対応したバックライトの調光率に基づいて第2の階調補正特性を生成するようにしたので、画像の明るさ等に応じて、画像の暗部の色再現性を維持したまま黒浮きの改善が可能となる。
(7)本発明の第7の態様に係る画像処理装置では、第1の態様乃至第6の態様のいずれかにおいて、前記階調補正部は、前記第1の階調補正特性に対応した第1のパラメーターが格納される第1のルックアップテーブルと、前記第1のパラメーターに基づいて生成された前記第2の階調補正特性に対応した第2のパラメーターが格納される第2のルックアップテーブルとを有し、前記第1のパラメーター又は前記第2のパラメーターを用いて、前記階調補正を行う。
本態様によれば、黒浮きが生じる画像と黒浮きが生じない画像とを表示する場合であっても、黒浮きが生じる画像については色再現性を維持したまま黒浮きを改善し、黒浮きが生じない画像については無駄な輝度低下を抑えることができるようになる。
(8)本発明の第8の態様に係る画像処理装置では、第7の態様において、前記階調補正部は、前記画像データに対応した画像を表示する際のブランキング期間において、前記第1のルックアップテーブル及び前記第2のルックアップテーブルのいずれか一方に切り替え、切り替え後のルックアップテーブルに格納されるパラメーターを用いて、前記階調補正を行う。
本態様によれば、表示に影響することなく、黒浮きが生じる画像と黒浮きが生じない画像とを表示することができる。
(9)本発明の第9の態様は、電子機器が、第1の態様乃至第8の態様のいずれかの画像処理装置を含む。
本態様によれば、表示する画像の暗部の色再現性を維持したまま、黒浮きの改善が可能な画像処理装置が適用された電子機器を提供することができる。
(10)本発明の第10の態様は、バックライトを用いて表示部に表示される画像に対応した画像データに対して階調補正を行う画像処理方法が、前記バックライトの調光率に基づく補正曲線を用いて、第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成する階調補正制御ステップと、前記第2の階調補正特性に基づいて前記階調補正を行う階調補正ステップとを含み、前記補正曲線の階調値0における接線の傾きは、前記バックライトの調光率に基づいて定められる。
本態様においては、階調値0における接線の傾きが定められる補正曲線に基づいて、第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成し、この第2の階調補正特性により階調補正を行うようにしている。これにより、バックライトの調光率に応じて、階調値0付近における階調特性を調整することが可能となるので、暗部の色再現性を維持したまま、黒浮きの改善を図ることができるようになる。
(11)本発明の第11の態様は、バックライトを用いて表示部に表示される画像に対応した画像データに対して階調補正を行う画像処理方法が、前記バックライトの調光率に基づいて、第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成する階調補正制御ステップと、前記第2の階調補正特性に基づいて前記階調補正を行う階調補正ステップとを含み、前記階調補正制御ステップは、前記調光率に基づき、前記第1の階調補正特性の階調値0を含む所与の階調値幅における特性が所与の階調特性と一致するように前記第2の階調補正特性を生成する。
本態様においては、バックライトの調光率に応じて、第1の階調補正特性の階調値0を含む所与の階調値幅における特性が目標とする階調特性と一致するように第2の階調補正特性を生成し、この第2の階調補正特性により階調補正を行うようにしている。これにより、階調値0付近において目標とする階調特性と一致する階調補正により、画像の暗部の色再現性を維持したまま、黒浮きの改善を図ることができるようになる。
(12)本発明の第12の態様に係る画像処理方法では、第11の態様において、前記階調補正制御ステップは、階調値0を含む複数の階調値のゲインを変更する。
本態様によれば、第1の階調補正特性における階調値0を含む複数の階調値のゲインを変更することができるので、画像の暗部の色再現性を維持したまま、高精度に黒浮きの改善を図ることができるようになる。
本実施形態に係る画像処理装置が適用される表示システムの構成例のブロック図。 図2(A)〜図2(D)は画像処理装置による一般的な黒浮きの改善手法の説明図。 図3(A)〜図3(C)は本実施形態において着目するバックライトの特性の説明図。 本実施形態における画像処理装置の構成例のブロック図。 図4の階調補正制御部の構成例のブロック図。 図5のバックライト調光制御部の動作説明図。 図7(A)〜図7(C)は図4又は図5の階調補正制御部の動作説明図。 図8(A)〜図8(F)は本実施形態における画像処理装置による黒浮きの改善手法の説明図。 本実施形態における画像処理装置を調整する調整装置の構成例のブロック図。 図9の調整装置の動作フローの概要を示す図。 本実施形態における階調補正処理の説明図。 図4又は図5の階調補正制御部の動作説明図。 本実施形態における画像処理装置の動作例のフロー図。 本実施形態における画像処理装置が適用された電子機器の構成例のブロック図。 本実施形態における画像処理装置が適用された電子機器の他の構成例のブロック図。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成のすべてが本発明の課題を解決するために必須の構成要件であるとは限らない。
〔表示システム〕
図1に、本発明の一実施形態に係る画像処理装置が適用される表示システムの構成例のブロック図を示す。なお、本実施形態における画像処理装置が適用されるシステムは、図1の構成に限定されるものではない。
表示システム10は、コマンド発行装置20と、画像データ供給装置30と、駆動部40と、表示部(広義には、表示装置)50と、バックライト60と、画像処理装置100とを備えている。
コマンド発行装置20は、画像処理装置100に対してコマンドを発行することにより、画像処理装置100を制御する。このようなコマンド発行装置20の機能は、中央演算処理装置(Central Processing Unit:以下、CPU)及びメモリーを有し、ソフトウェアにより制御されるホストによって実現される。
画像データ供給装置30は、画像処理装置100に対して表示部50において表示する画像に対応した画像データを供給する。画像データ供給装置30は、例えばRGBフォーマットの画像データを画像処理装置100に供給する。
駆動部40は、画像処理装置100によって行われた画像処理後の画像データに基づいて、表示部50を駆動するための駆動信号を生成する。
表示部50は、マトリックス状に配列された液晶素子を有するLCDパネルであり、駆動部40からの駆動信号に基づいて液晶素子が駆動され、該駆動信号に対応した画像を表示する。
バックライト60は、LED(Light Emitting Diode)により構成され、例えば背面側から液晶素子を照射し、その強度は画像処理装置100からのバックライト調光制御信号によりパルス幅変調(Pulse Width Modulation:以下、PWM)制御される。なお、表示部50が、バックライト60を備えた構成であってもよい。
画像処理装置100は、コマンド発行装置20からのコマンドによって制御され、画像データ供給装置30からの画像データに対して、色変換処理や階調補正処理等の画像処理を行い、画像処理後の画像データを駆動部40に対して出力する。また、画像処理装置100は、バックライト60の調光率を制御するバックライト調光制御信号をバックライト60に対して出力すると共に、上記の画像データに対して該調光率に応じた階調補正処理を行う。これにより、画像処理装置100は、バックライト60を用いて表示部50に表示される画像の暗部の色再現性を維持したまま、黒浮きの改善を図る。
〔画像処理装置〕
図2(A)〜図2(D)に、画像処理装置による一般的な黒浮きの改善手法の説明図を示す。図2(A)〜図2(D)の各々は、横軸が入力階調値を表し、縦軸が表示輝度の実測値を表すイメージ図である。以下では、階調値の低い方が輝度の低い方とし、階調値の高い方が輝度の高い方とする。
図2(A)に示すように階調値をリニアに変化させると、表示部50の表示画像において階調値が低い領域である暗部は、バックライト60の漏れ光によって黒浮きPが生じ、本来、階調値が0の黒色として表示したい画像の暗部の輝度が上がってしまう(Q1)。
これに対して、図2(B)に示すようにバックライト60の強度を下げると、黒浮きPから黒浮きP1となり黒浮きの度合いが低下するものの、画像全体の輝度が低下してしまう(Q2)。
そこで、画像処理装置において、図2(C)に示すような階調補正特性R1に従って画像データに対して階調補正処理を行うことで輝度を上げると共に、図2(D)に示すように黒浮きP2となる階調特性Q3を実現し、黒浮きの改善を図る。
ところが、図2(D)に示すように、図2(C)の手法では、階調値0付近の暗部では、色再現性が低下してしまう。本実施形態では、バックライト60のリニア特性に着目することで、階調値0付近の暗部における色再現性を維持したまま黒浮きを改善する。
図3(A)〜図3(C)に、本実施形態において着目するバックライト60の特性の説明図を示す。ここでは、画像データ供給装置30からの各色成分の画像データが8ビットであり、階調値の最小値が0、最大値が255であるものとする。図3(A)は、横軸がPWM値を表し、縦軸が表示輝度の実測値を表し、PWM値を変化させたときの階調値0,8,255の各々の表示輝度の実測値の変化の一例を表す。図3(B)は、横軸が階調を表し、縦軸が表示輝度の実測値を表し、階調値を変化させたときの複数のPWM値の各々の表示輝度の変化の一例を表す。図3(C)は、横軸がPWM値を表し、縦軸が色温度を表し、PWM値を変化させたときの階調値0,8,255の各々の色温度の変化の一例を表す。なお、図3(A)〜図3(C)において、PWM値は、PWM制御におけるバックライト調光制御信号のアクティブレベルのパルス幅に対応し、バックライト60の調光率に対応する。具体的には、PWM値が大きくなるほど、調光率が大きくなり、バックライト光の強度が大きくなる。
表示輝度は、図3(A)に示すようにPWM値の変化に対してリニアに変化すると共に、図3(B)に示すように階調値の変化に対してリニアに変化する。従って、各階調において、バックライト光の強度の変化に応じて、表示輝度がリニアに変化することがわかり、バックライト60の調光率をリニアに変化させることで、表示輝度をリニアに変化させることができる。
また、図3(C)に示すように、階調値にかかわらず、PWM値の変化に対して色温度が変化しない。即ち、バックライト光の強度にかかわらず、色温度が変化しないことを意味し、バックライト光の強度を変化させたとしても、RGBの各色成分の純色点が変化せず、色味が変化して色域が変化してしまうことがない。従って、バックライト60の調光率を変化させたとしても、色再現性に影響を与えることがない。
以上のようなバックライト60のリニア特性に着目して、画像処理装置100は、次のような構成で、バックライト60の調光率を制御すると共に、画像処理を行う。
図4に、本実施形態における画像処理装置100の構成例のブロック図を示す。なお、本実施形態における画像処理装置100は、図4に示す構成に限定されない。
画像処理装置100は、色変換部110と、階調補正部120と、減色処理部130と、階調補正制御部140と、バックライト調光制御部150と、画像解析部160とを備えている。
色変換部110は、3次元ルックアップテーブル(以下、3DLUT)112を備えている。色変換部110は、3DLUT112が格納するパラメーターを用いて、画像データ供給装置30からの画像データに対して公知の補間処理(例えば4面体補間処理)を行い、所望の色空間にマッピングする色変換処理を行う。3DLUT112は、各色成分方向に配置される複数の格子点により構成され、各格子点には、格納情報として格子点データ(パラメーター)が設定される。
階調補正部120は、階調補正特性に従って、色変換部110からの画像データに対して階調補正を行う。階調補正特性は、階調補正制御部140によって制御される。このような階調補正部120は、第1の1次元ルックアップテーブル(以下、1DLUT)122(第1のLUT)と、第2の1DLUT124(第2のLUT)と、セレクター126,128とを備えている。階調補正部120は、第1の1DLUT122又は第2の1DLUT124のいずれか一方が格納するパラメーターに基づいて特定される階調補正特性に従って、画像データに対して公知の補間処理を行って、色成分毎に階調補正処理を行う。第1の1DLUT122及び第2の1DLUT124の各々は、1次元に配置される複数の格子点により構成され、各格子点には、階調補正特性を定める格納情報としての格子点データ(パラメーター)が設定される。
セレクター126は、図示しない切替制御信号により、画像データ供給装置30からの画像データを第1の1DLUT122に出力したり、該画像データを第2の1DLUT124に出力したりする。セレクター128もまた、上記と同様の切替制御信号により、第1の1DLUT122からの画像データを減色処理部130に出力したり、第2の1DLUT124からの画像データを減色処理部130に出力したりする。これにより、セレクター126,128は、画像データ供給装置30からの画像データが通るパスを、第1の1DLUT122経由又は第2の1DLUT124経由に切り替えることができる。
第1の1DLUT122には、第1の階調補正特性を規定するスタティックパラメーター(第1のパラメーター)として、事前に、目標色空間への合わせ込み及び目標色温度の合わせ込みが行われた格子点データが格納されている。これに対して、第2の1DLUT124には、階調補正制御部140によって生成された第2の階調補正特性を規定するダイナミックパラメーター(第2のパラメーター)として、スタティックパラメーターに基づいて生成された格子点データが格納される。なお、第1の1DLUT122は、色成分毎に設けられた3種類の1DLUTにより構成されており、図4では図示を省略している。第2の1DLUT124もまた、第1の1DLUT122と同様に、色成分毎に設けられた3種類の1DLUTにより構成されており、図4では図示を省略している。
減色処理部130は、階調補正部120からの画像データに対して、減色処理を行う。この減色処理としては、ディザ処理、フレームレート変調(Frame Rate Modulation:FRM)処理、又は誤差拡散(Error Diffusion:ED)処理等がある。
例えば、各色成分が8ビットの画像データが入力される色変換部110は、各色成分が10ビットの画像データを階調補正部120に対して出力し、階調補正部120もまた各色成分が10ビットの画像データを出力する。そして、減色処理部130は、各色成分が10ビットの画像データに対して上記の減色処理を行い、各色成分が8ビットの減色処理後の画像データを出力する。
階調補正制御部140は、例えば表示部50に依存した黒浮きの度合いや表示画像の明るさにより定められるバックライト60の調光率に応じて、第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成する。具体的には、階調補正制御部140は、バックライト60の調光率に応じて階調値0における接線の傾きが定められる補正曲線に基づいて、第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成する。より具体的には、階調補正制御部140は、第1の階調補正特性を補正するための3次の補正曲線の階調値0における接線の傾きを変更することにより、第1の階調補正特性の階調値0を含む所与の階調値幅における階調特性を変更した第2の階調補正特性を生成する。
このとき、階調補正制御部140は、黒である階調値0を含む所与の階調値幅における特性が所与の階調特性と一致するように、第1の階調補正特性における複数の階調値のゲインを変更した第2の階調補正特性を生成する。ゲインを変更する複数の階調値は、階調値の最小値である階調値0を含む複数の階調値であることが望ましい。
図5に、図4の階調補正制御部140の構成例のブロック図を示す。
階調補正制御部140は、ゲイン係数生成部142と、乗算部144とを備えている。
ゲイン係数生成部142は、バックライト60の調光率に応じて、第1の階調補正特性における複数の階調値に乗算するためのゲイン係数を生成する。ゲイン係数生成部142は、黒浮きの度合いや画像の明るさに応じてゲイン係数を生成する。そのため、ゲイン係数生成部142は、コマンド発行装置20からのコマンド、画像解析部160による画像の解析結果及び外部からの測光センサーによる測光結果の少なくとも1つに基づいてゲイン係数を生成することができる。
乗算部144は、第1の1DLUT122に格納されるスタティックパラメーターと、ゲイン係数生成部142によって生成されたゲイン係数とを乗算する。乗算部144は、乗算結果をダイナミックパラメーターとして第2の1DLUT124に出力する。
図4において、バックライト調光制御部150は、コマンド発行装置20からのコマンドにより指定された調光率に対応したバックライト調光制御信号を生成し、該バックライト調光制御信号をバックライト60に出力し、バックライト60をPWM制御する。また、バックライト調光制御部150は、画像解析部160によって解析された画像の明るさに基づいて、調光率に対応したバックライト調光制御信号を生成し、該バックライト調光制御信号をバックライト60に出力し、バックライト60をPWM制御する。
画像解析部160は、画像データ供給装置30からの画像データを解析して、該画像データに対応した画像の明るさを判別する。例えば、画像解析部160は、入力される画像データに基づいて輝度ヒストグラムを生成し、当該画像の明るさを判別することができる。
図6に、図5のバックライト調光制御部150の動作説明図を示す。図6では、説明の便宜上、黒浮きの度合いを3段階、画像の明るさの3段階に区分して、バックライト60の調光制御を行うものとして説明するが、これに限定されるものではない。
バックライト調光制御部150においてコマンド発行装置20から入力されるコマンドは、表示部50の種類や製造ロット等に起因して決まる表示部50に特有の黒浮きの度合いに応じた調光制御コマンドである。本実施形態では、例えば黒浮きの度合いによって「低」、「中」、「高」のいずれかに対応した調光制御コマンドが入力される。
また、バックライト調光制御部150には、画像解析部160による解析結果が入力される。本実施形態では、この解析結果に基づいて判断される画像の明るさに応じて、「低」、「中」、「高」のいずれかに判別される。更には、バックライト調光制御部150には、外部の測光センサーからの測光結果が入力されてもよい。
バックライト調光制御部150は、調光制御コマンド及び上記の解析結果等に基づいて、図6に示すように調光率を決定し、決定した調光率に応じたPWM値を有するバックライト調光制御信号を生成する。例えば、バックライト調光制御部150は、調光率T0,T1,T2,T3(T0>T1>T2>T3)のいずれかを決定する。バックライト調光制御部150は、例えば、黒浮きの度合いが「低」で、且つ、画像の明るさが「低」のとき、調光率T3に対応したバックライト調光制御信号を生成する。また、バックライト調光制御部150は、画像の明るさが「低」のとき、黒浮きの度合いの高低にかかわらず、調光率T0に対応したバックライト調光制御信号を生成する。
なお、図6では、バックライト調光制御部150は、調光制御コマンド及び上記の解析結果等に基づいて調光率を決定するものとして説明したが、調光制御コマンド及び上記の解析結果等の1つのみに基づいて調光率を決定するようにしてもよい。
このような黒浮きの度合いや画像の明るさに対応したバックライトの調光率に応じて、階調補正制御部140は、以下のように階調補正特性を制御する。
図7(A)〜図7(C)に、図4又は図5の階調補正制御部140の動作説明図を示す。図7(A)は、横軸が入力階調値を表し、縦軸が出力階調値を表し、第1の1DLUT122のスタティックパラメーターにより規定される第1の階調補正特性の一例を表す。図7(B)は、横軸が入力階調値を表し、縦軸が出力階調値を表し、第1の階調補正特性を補正するための補正曲線の一例を表す。図7(C)は、図7(B)の補正曲線によって補正されたダイナミックパラメーターによる第2の階調補正特性の一例を表す。
例えば、第1の1DLUT122に格納されるスタティックパラメーターにより規定される第1の階調補正特性j(x)が図7(A)に示す特性を有するものとする。このとき、階調補正制御部140は、次式で表される3次の補正曲線k(x)を用いて、第1の階調補正特性j(x)において階調値0を含む所定の階調値幅の複数の階調値のゲインを制御する。
Figure 2014063094
式(1)において、xは正規化された階調値を表し、k(x)もまた正規化された値を表す。例えば、入力階調値が0(x=0)のとき、k(0)=0となり、出力階調値が0になることを意味し、入力階調値が1023(x=1)のとき、k(1)=1となり、出力階調値1023になることを意味する。
ここで、式(1)より、k´(x)は、次式のように表される。
Figure 2014063094
式(2)において、k´(0)及びk´(1)は、次式のようになる。
Figure 2014063094
即ち、制御パラメーターGは、階調値の最小値である階調値0における補正曲線k(x)の接線の傾きに対応し、制御パラメーターGは、階調値の最大値である階調値1023における補正曲線k(x)の接線の傾きに対応する。従って、バックライト60の調光率に対応した制御パラメーターG,Gを設定することにより、式(1)に示す補正曲線k(x)が示す特性を変更することができる。本実施形態では、階調値0付近の階調特性を所望の特性に変更するために、バックライト60の調光率に対応した制御パラメーターGを設定する。
本実施形態では、階調値0付近の暗部における階調特性h(x)のリニア特性を実現するために、次のようなゲイン関数g(x)を定義する。
Figure 2014063094
g(x)は、h(x)を実現するために階調値xに対して乗算すべきゲイン係数を表している。従って、スタティックパラメーターであるxの各々に対して、式(4)で求められるゲイン係数であるg(x)を乗算することによって、図7(C)に示すような第2の階調補正特性p(x)が求められる。従って、入力される画像データに対し、この第2の階調補正特性p(x)に基づいて階調補正を行うことで、目標とする階調特性h(x)となるように補正することができる。この結果、スタティックパラメーターによる補正と、階調値0付近の暗部におけるリニア特性とを実現し、画像の暗部における色再現性を維持することができる。
図8(A)〜図8(F)に、本実施形態における画像処理装置100による黒浮きの改善手法の説明図を示す。図8(A)〜図8(C)の各々は、横軸が入力階調値を表し、縦軸が輝度を表す。図8(A)は、第1の1DLUT122に格納されるスタティックパラメーターにより規定される第1の階調補正特性により補正される輝度の変化の一例を表す。図8(B)は、補正曲線の一例を表す。図8(C)は、補正曲線に基づいて補正され第2の1DLUT124に格納されるダイナミックパラメーターにより規定される第2の階調補正特性により補正される輝度の変化の一例を表す。図8(D)〜図8(F)の各々は、図8(A)〜図8(C)の各々に対応したヒストグラムの一例を表す。
図8(A)に示すような階調補正特性により、図8(D)に示すような暗部を有する画像を補正すると、図2(A)〜図2(D)に示す手法では、入力階調値D以上の階調値については階調潰れが生じないようにバックライト60を調光する。本実施形態では、バックライト60の調光率に応じて、補正曲線における階調値0の接線の傾きを制御することにより、図8(B)のように第1の階調補正特性における階調値のゲインが制御される。その結果、階調値0付近の輝度を上げる一方、明部では階調潰れが生じないように圧縮され、階調潰れが生じる入力階調値Dは、ほぼ階調値の最大値と一致するようになり、図8(C)のように階調値0付近の輝度をリニアに変化させることもできるようになる。そのため、入力画像全体の輝度が下がったとしても、階調潰れが生じることなく、階調値0付近の色再現性を維持することができるようになる。特に、バックライトの調光率と階調とのリニア特性により、より高精度で、図8(C)の階調値0付近の色再現性を制御することができる。
以上のような手法で、階調補正制御部140は、画像解析部160の解析結果に対応したバックライト60の調光率に基づいて、第2の階調補正特性を生成することができる。或いは、測光センサーの測光結果に対応したバックライト60の調光率に基づいて、階調補正制御部140は、第2の階調補正特性を生成するようにしてもよい。或いは、画像解析部160の解析結果及び測光センサーの測光結果に対応したバックライト60の調光率に基づいて、階調補正制御部140は、第2の階調補正特性を生成するようにしてもよい。画像データは、こうして生成された第2の階調補正特性に基づいて階調補正が行われる。
以下、本実施形態における画像処理装置100の構成及び動作について詳細に説明する。
画像処理装置100が有する3DLUT112は、格子点の数が多くなればなるほど飛躍的にハードウェアの規模が大きくなる。そのため、3DLUT112の格子点数を少なくし、第1の1DLUT122及び第2の1DLUT124の各々の格子点数を多くした構成であることが望ましい。一般に、3DLUTの格子点数を少なくすると色再現の精度が低下する。そこで、本実施形態では、第2の1DLUT124のパラメーターは第1の1DLUT122のパラメーターから生成するため、次のように、事前に、3DLUT112及び第1の1DLUT122のパラメーターを生成して格納する。
画像処理装置100の各LUTが格納するパラメーターは、例えば外部に設けられた調整装置により決定される。より具体的には、調整装置は、3DLUT112を用いた処理や第1の1DLUT122を用いた処理をオン又はオフにしながら、画像処理装置100による処理後の画像データに対応した画像の測色結果に基づきパラメーターを決定する。そして、調整装置は、決定したパラメーターを、画像処理装置100の対応するLUTに格納する。なお、ここで処理をオンするとは、入力に対して処理を実施し、処理後のデータを出力することを意味し、処理をオフするとは、入力に対して処理を実施せず該処理の入力をそのまま出力することを意味する。
図9に、本実施形態における画像処理装置100を調整する調整装置の構成例のブロック図を示す。図9では、調整装置に加えて画像処理装置100もあわせて図示し、図4と同様の部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。なお、画像処理装置100は、図4の構成の一部のみを図示している。図9では、調整装置の各機能が画像処理装置100の外部に設けられているものとして説明するが、調整装置の少なくとも一部の機能が画像処理装置100の内部に設けられていてもよい。
調整装置200は、測色部210と、3DLUT生成部220と、1DLUT生成部230と、調整処理部240とを備えている。
測色部210は、調整装置200により3DLUT112及び第1の1DLUT122を適宜オン又はオフに制御された画像処理装置100が出力する画像データに対応した表示画像を測色する。
3DLUT生成部220は、画像処理装置100が有する3DLUT112のパラメーターを生成する。
1DLUT生成部230は、画像処理装置100が有する第1の1DLUT122のパラメーター(スタティックパラメーター)を色成分毎に生成する。
調整処理部240は、調整装置200の各部の制御を司る。また、調整処理部240は、画像処理装置100を制御して、3DLUT112を用いた処理や第1の1DLUT122を用いた処理をオン又はオフに設定することができるようになっている。このような調整装置200の機能のうち、3DLUT生成部220、1DLUT生成部230及び調整処理部240の機能は、例えばパーソナルコンピューターにより実現される。
図10に、図9の調整装置200の動作フローの概要を示す。図10は、画像処理装置100の調整方法のフローに対応する。なお、図10に示す動作の際、セレクター126,128により画像データの経路を第1の1DLUT122側に切り替え、画像処理装置100の出力側に接続される駆動部等のガンマ補正処理についてはオフの状態で行う。
調整装置200は、CPU、読み出し専用メモリー(Read Only Memory:以下、ROM)又はランダムアクセスメモリー(Random Access Memory:以下、RAM)を有する。この場合、ROM又はRAMに格納されたプログラムを読み込んだCPUが、該プログラムに対応した処理を実行することで図10の各ステップに対応した処理を実行することができる。
まず、調整装置200の調整処理部240は、目標色温度(例えば、6500K)となるようにRGBの各色成分の第1の調整パラメーターを、第1の1DLUT122のうち対応する色成分の1DLUTに設定する(ステップS1、第1の設定ステップ)。具体的には、ステップS1では、調整処理部240により3DLUT112や第1の1DLUT122を用いた処理をオフした状態で、測色部210が、画像処理装置100が出力した画像データに対応した画像を測色する。そして、この測色結果に基づいて、1DLUT生成部230が、各色成分のゲインを調整するための第1の調整パラメーターを生成し、第1の1DLUT122を構成する各色成分の1DLUTに設定する。
次に、調整処理部240は、入力画像データを目標色空間にマッピングするように第2の調整パラメーターを、3DLUT112に設定する(ステップS2、第2の設定ステップ)。具体的には、ステップS2では、調整処理部240により、3DLUT112を用いた処理をオン、調整後の第1の1DLUT122を用いた処理をオン(減色処理もオン)した状態する。そして、測色部210が、画像処理装置100が出力した画像データに対応した画像を測色する。そして、この測色結果に基づいて、3DLUT生成部220が、目標色空間への変換を行うための第2の調整パラメーターを生成し、3DLUT112に設定する。
その後、調整処理部240は、3DLUT112を用いた処理及び第1の1DLUT122を用いた処理後の画像データを用いた所与の目標特性からの誤差に基づいて、第1の調整パラメーターを修正する(ステップS3、修正ステップ)。そして、調整処理部240は、一連の処理を終了する(エンド)。具体的には、ステップS3では、調整後の3DLUT112を用いた処理及び調整後の第1の1DLUT122を用いた処理をオン(減色処理もオン)した状態にする。そして、測色部210が、画像処理装置100が出力した画像データに対応したグレースケールの画像を測色する。そして、この測色結果に基づいて、1DLUT生成部230が、第1の調整パラメーターを修正して、修正後の第1の調整パラメーターを、対応する1DLUTに設定する。この修正後の第1の調整パラメーターが、スタティックパラメーターとして用いられる。
以上のように画像処理装置100を調整することにより、目標色温度の合わせ込みと目標色空間への合わせ込みの精度が向上し、格子点数の少ない3DLUTにより回路規模を縮小しながら、高精度な色再現を実現することができるようになる。特に、調整装置200により、画像処理装置100の出力側に設けられる表示部の表示特性のばらつきにも対応することができるようになる。
本実施形態における画像処理装置100は、上記のように目標色温度の合わせ込みと目標色空間への合わせ込みが行われたスタティックパラメーターからダイナミックパラメーターを生成することで、第2の階調補正特性を生成する。
図11に、本実施形態における階調補正処理の説明図を示す。図11は、各特性図において横軸に入力階調値、縦軸に出力階調値をとり、第1の階調補正特性をU1、駆動部40の出力特性をU2、目標とする表示特性をU3として表している。
第1の1DLUT122に格納されるスタティックパラメーターによる第1の階調補正特性の特性曲線がf(x)により与えられるとき、入力階調値xに対して出力階調値f(x)を出力する。駆動部40の出力特性をm(x)とすると、第1の1DLUT122からの出力階調値f(x)に対して、m((f(x))で表される階調特性を有する。
ここで、目標とする表示特性U3のガンマ値が2.2であるものとし、暗部付近において階調のリニア特性を実現するために、第1の階調補正特性における各階調値のゲインを制御して第2の階調補正特性を生成する。
図12に、図4又は図5の階調補正制御部140の動作説明図を示す。図12は、各特性図において横軸に入力階調値を表し、縦軸に出力階調値を表し、第1の階調補正特性をU1、特性U1を補正するための補正特性をU10、第2の階調補正特性をU12として表している。
目標とする表示特性U3のガンマ値を2.2とするために、次の式が成り立つ必要がある。
Figure 2014063094
暗部においては、補正曲線k(x)の階調値0における傾きをG、ガンマ値をγとして駆動部40の特性をモデル化してm(x)=xγとすると、次式のようになる。
Figure 2014063094
式(6)においてG γ=1とすると、m(x)=x2.2とすることができる。そこで、バックライト60の調光率をTとすると、調光率と階調が比例することから、見た目に影響を与えないようにするためには、式(7)が成り立てばよい。
Figure 2014063094
従って、次式のように制御パラメーターGを設定することにより、階調補正により色差を変動させることなく、階調値0付近において目標の階調特性と一致させながら黒浮きを改善することができる。
Figure 2014063094
図13に、本実施形態における画像処理装置100の動作例のフロー図を示す。
画像処理装置100は、バックライト調光制御部150によって決められた調光率に応じたゲイン関数g(x)を算出する(ステップS10、ゲイン関数生成ステップ)。このゲイン関数g(x)は、式(4)において、白側の階調が潰れないように選択された制御パラメーターGと、式(8)の制御パラメーターGとを決定することにより算出される。
次に、画像処理装置100は、ステップS10において算出されたゲイン関数g(x)を用いてダイナミックパラメーターを生成し、第2の1DLUT124に設定する(ステップS11、ダイナミックパラメーター生成ステップ)。具体的には、画像処理装置100は、第1の1DLUT122からスタティックパラメーターを読み出し、階調毎にゲイン関数g(x)により算出されるゲイン係数を乗算し、乗算した結果をダイナミックパラメーターとして生成する。
以上のように、画像処理装置100は、階調補正制御ステップとして、バックライト60の調光率に応じて、第1の階調補正特性を補正するための補正曲線の階調値0における接線の傾きを変更することで、第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成する。具体的には、画像処理装置100は、バックライト60の調光率に基づき、第1の階調補正特性の階調値0を含む所与の階調値幅における特性が所与の階調特性と一致するように第2の階調補正特性を生成する。このとき、画像処理装置100は、階調値0を含む複数の階調値のゲインを変更する。
ステップS11に続いて、画像処理装置100は、画像データ供給装置30からの画像データの入力を待つ(ステップS12:N)。画像データ供給装置30から画像データが入力されたとき(ステップS12:Y)、画像処理装置100は、スタティックパラメーター又はダイナミックパラメーターのいずれを用いるかを判別する(ステップS13)。ステップS13では、例えば画像解析部160の解析結果により暗い画像であると判断されたとき、ダイナミックパラメーターを用いる判別され、それ以外の画像についてはスタティックパラメーターを用いると判別される。
ステップS13においてスタティックパラメーターを用いると判別されたとき(ステップS13:Y)、画像処理装置100は、セレクター126,128により第1の1DLUT122のスタティックパラメーターを用いて階調補正を行う(ステップS14)。このとき、画像処理装置100は、当該画像を表示する際のブランキング期間において、セレクター126,128により、第1の1DLUT122を経由する画像データのパスに切り替える。
ステップS13においてスタティックパラメーターを用いないと判別されたとき(ステップS13:N)、画像処理装置100は、セレクター126,128により第2の1DLUT124のダイナミックパラメーターを用いて階調補正を行う(ステップS15)。このとき、画像処理装置100は、当該画像を表示する際のブランキング期間において、セレクター126,128により、第2の1DLUT124を経由する画像データのパスに切り替える。
以上のように、階調補正部120は、画像を表示する際のブランキング期間において、第1の1DLUT122又は第2の1DLUT124のいずれか一方に切り替え、切り替え後のLUTに格納されるパラメーターを用いて、階調補正を行うことができる。
ステップS14又はステップS15に続いて、階調補正処理を終了するとき(ステップS16:Y)、画像処理装置100は、一連の処理を終了する(エンド)。また、ステップS16において階調補正処理を終了しないとき(ステップS16:N)、画像処理装置100は、ステップS12に戻って、処理を継続する。
以上説明したように、本実施形態では、バックライトの調光率に応じて、第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成し、第2の階調補正特性に基づいて画像データの階調補正を行うことで、画像の暗部の色再現性を維持しつつ、黒浮きを改善する。
〔電子機器〕
本実施形態における画像処理装置100は、次のような電子機器に適用することができる。
図14に、本実施形態における画像処理装置が適用された電子機器の構成例のブロック図を示す。図14は、電子機器として、デジタルスチルカメラに適用される例を表す。
電子機器300は、測光センサー310と、画像センサー320と、記憶部330と、撮像処理部340と、表示パネル350と、表示モジュール360と、バックライト370とを備えている。撮像処理部340は、表示コントローラー342と、画像処理部344と、処理部346とを備えている。表示モジュール360は、駆動部362と、表示部364とを備えている。
測光センサー310は、周辺環境の明るさを測光し、測光結果を撮像処理部340に出力する。画像センサー320は、被写体からの光がレンズ等を通って結んだ像を、対応する画像信号に変換して出力し、その機能は、例えばCCD(Charge Coupled Device)等によって実現される。記憶部330は、画像センサー320から出力された画像信号を記憶し、撮像処理部340からの指示により適宜出力し、その機能は、公知のメモリー素子等によって実現される。
撮像処理部340は、電子機器300を構成する各部を制御する。表示コントローラー342は、駆動部を備えた表示パネル350に接続され、処理部346からの制御によって記憶部330から読み出された画像データに対して所与の画像処理を行い、画像処理後の画像データを表示パネル350に出力する。画像処理部344は、本実施形態における画像処理装置の機能を有し、例えば測光センサー310の測光結果に基づいてバックライト370の調光率を制御することができる。このとき、画像処理部344は、上記のようにバックライトの調光率に応じて第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成し、第2の階調補正特性に基づいて、画像データに対して階調補正を行う。このような画像処理部344は、処理部346からの制御によって記憶部330から読み出された画像データに対して、色変換処理及び階調補正処理を行い、これらの画像処理後の画像データを表示モジュール360に出力する。処理部346は、撮像処理部340を構成する各部の制御を司る。
表示パネル350は、ユーザーが電子機器300の機能設定を操作する画面を表示したり、ユーザーが撮像した画像を表示したりして、その機能は、LCDパネルや有機ELパネル等によって実現される。
表示モジュール360は、EVFとして機能し、ユーザーが画像センサー320から得られた情報を、ファインダーをのぞきながら電子的に投影された画像を表示する。駆動部362は、画像処理部344からの画像データに対してガンマ補正を行い、ガンマ補正後の画像データに基づいて表示部364を駆動する。表示部364は、画像センサー320において撮像される画像を表示し、その機能は、LCDパネル等によって実現される。
バックライト370は、表示部364の例えば背面側から液晶素子を照射し、画像処理部344からの制御により、光強度が制御される。
なお、電子機器300は、上記の構成に加えて、SDメモリーカード等の外部記憶媒体にアクセスするためのインターフェース部を備え、該インターフェース部を介して撮像した画像データの書き込みや読み出しを行うようにしてもよい。
このような電子機器300によれば、小型でありながら、暗部における色再現性を維持したまま黒浮きを改善し、ユーザーにとって使い勝手を向上させることができるようになる。
図15に、本実施形態における画像処理装置が適用された電子機器の他の構成例のブロック図を示す。図15は、電子機器として、表示モジュールに適用される例を表すが、表示モジュールの外部に設けられ、バックライト450もあわせて図示している。
表示モジュール400は、画像処理部410と、駆動部420と、表示部430とを備えている。画像処理部410は、本実施形態における画像処理装置の機能を有する。このような画像処理部410は、入力された画像データに対して、色変換処理及び階調補正処理を行い、これらの画像処理後の画像データを駆動部420に出力する。画像処理部410は、本実施形態における画像処理装置の機能を有し、バックライト450の調光率を制御する。このとき、画像処理部410は、上記のようにバックライトの調光率に応じて階調補正特性を変更し、変更後の階調補正特性に基づいて、画像データに対して階調補正を行う。駆動部420は、画像処理部410からの画像データに対してガンマ補正を行い、ガンマ補正後の画像データに基づいて表示部430を駆動する。表示部430は、表示モジュール400に入力された画像データに対応した画像を表示し、その機能は、LCDパネル等によって実現される。バックライト450は、例えば表示部430の液晶素子を背面側から照射する。
このような表示モジュール400は、上記のEVFとして機能することができる。このような表示モジュール400によれば、小型でありながら、暗部における色再現性を維持したまま黒浮きを改善し、ユーザーにとって使い勝手を向上させることができるようになる。
なお、本実施形態における画像処理装置が適用された電子機器として、図14又は図15に示すものに限定されるものではない。例えば、情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)、デジタルスチルカメラ、テレビ、ビデオカメラ、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳、電子ペーパー、電卓、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、POS(Point of sale system)端末、プリンター、スキャナー、複写機、ビデオプレーヤー、タッチパネルを備えた機器等が挙げられる。上記のいずれかの実施形態が適用された電子機器において、小さい回路規模で、高精度な色再現を実現することができる。
以上、本発明に係る画像処理装置、電子機器、及び画像処理方法等を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、次のような変形も可能である。
(1)上記の実施形態では、黒の階調値が0であるものとして説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、黒の階調値が、階調値の最大値であるものにも、同様に本発明を適用することができる。
(2)上記の実施形態では、バックライトの調光率を制御する例を説明したが、本発明は、制御対象としてバックライトでなくてもよい。本発明は、例えば表示輝度に対して強度がリニア特性を有する光源の調光率を制御するものであればよい。
(3)上記の実施形態では、調光率を制御するものとして説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、本発明は、減光率により制御するものにも適用することができる。
(4)上記の実施形態では、バックライトのように強度と表示輝度や階調とリニア特性を有するものに適用される例を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、精度が許容される範囲において、必ずしもリニア特性を有していなくてもよい。
(5)上記の実施形態において、本発明を画像処理装置、電子機器、及び画像処理方法等として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、本発明は、画像処理方法の処理手順が記述されたプログラムや、このプログラムが記録された記録媒体であってもよい。
10…表示システム、 20…コマンド発行装置、 30…画像データ供給装置、
40,362,420…駆動部、 50,364,430…表示部、
60,370,450…バックライト、 100…画像処理装置、 110…色変換部、
112…3DLUT、 120…階調補正部、 122…第1の1DLUT、
124…第2の1DLUT、 126,128…セレクター、 130…減色処理部、
140…階調補正制御部、 142…ゲイン係数生成部、 144…乗算部、
150…バックライト調光制御部、 160…画像解析部、 200…調整装置、
210…測色部、 220…3DLUT生成部、 230…1DLUT生成部、
240…調整処理部、 300…電子機器、 310…測光センサー、
320…画像センサー、 330…記憶部、 340…撮像処理部、
342…表示コントローラー、 344,410…画像処理部、 346…処理部、
350…表示パネル、 360,400…表示モジュール

Claims (12)

  1. バックライトを用いて表示部に表示される画像に対応した画像データに対して階調補正を行う画像処理装置であって、
    補正曲線に基づき第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成する階調補正制御部と、
    前記第2の階調補正特性に基づいて前記階調補正を行う階調補正部とを含み、
    前記補正曲線の階調値0における接線の傾きは、前記バックライトの調光率に基づいて定められることを特徴とする画像処理装置。
  2. バックライトを用いて表示部に表示される画像に対応した画像データに対して階調補正を行う画像処理装置であって、
    前記バックライトの調光率に基づいて第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成する階調補正制御部と、
    前記第2の階調補正特性に基づいて前記階調補正を行う階調補正部とを含み、
    前記階調補正制御部は、
    前記調光率に基づいて、前記第1の階調補正特性の階調値0を含む所与の階調値幅における特性が所与の階調特性と一致するように前記第2の階調補正特性を生成することを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記階調補正制御部は、
    階調値0を含む複数の階調値のゲインを変更することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像データに対応した画像の明るさを解析する画像解析部を含み、
    前記階調補正制御部は、
    前記画像解析部の解析結果に対応した前記バックライトの調光率に基づいて、前記第2の階調補正特性を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記階調補正制御部は、
    測光センサーの測光結果に対応した前記バックライトの調光率に基づいて、前記第2の階調補正特性を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像データに対応した画像の明るさを解析する画像解析部を含み、
    前記階調補正制御部は、
    前記画像解析部の解析結果及び測光センサーの測光結果に対応した前記バックライトの調光率に基づいて、前記第2の階調補正特性を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記階調補正部は、
    前記第1の階調補正特性に対応した第1のパラメーターが格納される第1のルックアップテーブルと、
    前記第1のパラメーターに基づいて生成された前記第2の階調補正特性に対応した第2のパラメーターが格納される第2のルックアップテーブルとを有し、
    前記第1のパラメーター又は前記第2のパラメーターを用いて、前記階調補正を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記階調補正部は、
    前記画像データに対応した画像を表示する際のブランキング期間において、前記第1のルックアップテーブル及び前記第2のルックアップテーブルのいずれか一方に切り替え、切り替え後のルックアップテーブルに格納されるパラメーターを用いて、前記階調補正を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置を含むことを特徴とする電子機器。
  10. バックライトを用いて表示部に表示される画像に対応した画像データに対して階調補正を行う画像処理方法であって、
    前記バックライトの調光率に基づく補正曲線を用いて、第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成する階調補正制御ステップと、
    前記第2の階調補正特性に基づいて前記階調補正を行う階調補正ステップとを含み、
    前記補正曲線の階調値0における接線の傾きは、前記バックライトの調光率に基づいて定められることを特徴とする画像処理方法。
  11. バックライトを用いて表示部に表示される画像に対応した画像データに対して階調補正を行う画像処理方法であって、
    前記バックライトの調光率に基づいて、第1の階調補正特性から第2の階調補正特性を生成する階調補正制御ステップと、
    前記第2の階調補正特性に基づいて前記階調補正を行う階調補正ステップとを含み、
    前記階調補正制御ステップは、
    前記調光率に基づき、前記第1の階調補正特性の階調値0を含む所与の階調値幅における特性が所与の階調特性と一致するように前記第2の階調補正特性を生成することを特徴とする画像処理方法。
  12. 前記階調補正制御ステップは、
    階調値0を含む複数の階調値のゲインを変更することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
JP2012209257A 2012-09-24 2012-09-24 画像処理装置、電子機器、及び画像処理方法 Pending JP2014063094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012209257A JP2014063094A (ja) 2012-09-24 2012-09-24 画像処理装置、電子機器、及び画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012209257A JP2014063094A (ja) 2012-09-24 2012-09-24 画像処理装置、電子機器、及び画像処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014063094A true JP2014063094A (ja) 2014-04-10

Family

ID=50618374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012209257A Pending JP2014063094A (ja) 2012-09-24 2012-09-24 画像処理装置、電子機器、及び画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014063094A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022057745A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 シチズンファインデバイス株式会社 液晶表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022057745A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 シチズンファインデバイス株式会社 液晶表示装置
JP7410834B2 (ja) 2020-09-30 2024-01-10 シチズンファインデバイス株式会社 液晶表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8451200B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, display apparatus, and projection display apparatus
US8854295B2 (en) Liquid crystal display for displaying an image using a plurality of light sources
US20070097333A1 (en) Determining an adjustment
US8237753B2 (en) Display device with gradation conversion, and method thereof
US20140168284A1 (en) Display device, driving method of display device, and electronic apparatus
JP2009044208A (ja) 画像処理装置、撮像装置および画像処理プログラム
US11107439B2 (en) Image processing apparatus, method of controlling image processing apparatus, and storage medium
JP2017045030A (ja) 画像表示装置
JP2007065182A (ja) 表示装置
CN112365550A (zh) 显示校准方法和装置、终端、校准系统和存储介质
US9520094B2 (en) Display device, electronic apparatus, and method for driving display device
JP6042785B2 (ja) 表示装置、電子機器及び表示装置の駆動方法
US9734772B2 (en) Display device
JP2006030600A (ja) 多画面表示システム、多画面表示方法、輝度補正方法及びプログラム
JP2006284971A (ja) 焼き付き現象補正方法、自発光装置、焼き付き現象補正装置及びプログラム
JP5962428B2 (ja) 画像処理装置の調整方法、調整装置、画像処理装置、及び表示モジュール
JP2011209514A (ja) 画像表示装置および画像表示方法
JP5267496B2 (ja) 液晶表示装置およびこれに用いる映像表示方法
JP2014063094A (ja) 画像処理装置、電子機器、及び画像処理方法
JP5655335B2 (ja) 画像処理装置、画像表示装置およびプログラム
JP6548516B2 (ja) 画像表示装置、画像処理装置、画像表示装置の制御方法、及び、画像処理装置の制御方法
US10777167B2 (en) Color image display adaptation to ambient light
JP2014130320A (ja) 制御装置およびコンピュータプログラム
WO2019239918A1 (ja) 制御装置、表示装置および制御方法
JP6968678B2 (ja) 表示装置及びその制御方法、記憶媒体、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150108