JP2014060668A - 中央局 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる方式の2つのシステム列車無線音声通信システムがそれぞれカバーする通信エリアを跨って移動する移動体に搭載された移動局と通信する中央局において、2つのシステムの指令電話機でほぼ同時に着信応答した場合でも、移動局が両システムの指令電話機と同時に通話することができる中央局を得る。
【解決手段】移動体の走行路に沿って設置された基地局を介して、移動体に搭載された移動局と通信する中央局において、通話発信の受信で基地局までの音声通話経路を確立し、第一又は第二の着信応答信号の受信で指令電話機までの音声通話経路を確立するようにした。
【選択図】図2

Description

この発明は、移動体の走行路に沿って設置された基地局を介して、移動体に搭載された移動局と通信する中央局に関するものである。
従来技術として、列車に搭載された車上局、列車の走行路に沿って設置された基地局、及び基地局を介して車上局と音声通信する中央局を備えた列車無線音声通信システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−60546号公報(第5−7頁、第1図)
特許文献1のような列車無線音声通信システムを1つのシステムとした異なる方式の2つのシステムがそれぞれカバーする通信エリアを跨って列車が移動することがある。この場合、2つのシステムの境界ゾーンに存在する列車の乗務員が、列車の運行等を管理するためシステム毎に設けられた指令所の指令員と通話をしようと、指令所に設置された中央局に接続された指令電話機に移動局から通話発信を行うときには、列車が現在存在する現システムがカバーする通信エリアから他システムがカバーする通信エリアへ移動することを考慮して、双方のシステムの指令所で通話内容を確認できることが望まれる。
しかしながら、双方のシステムの指令電話機で通話着信させたときに、双方のシステムの指令電話機でほぼ同時に着信応答してしまうと、タイミング的に後で応答したシステムの指令電話機の着信応答が失敗してしまう。着信応答に成功した指令電話機と失敗した指令電話機とが同じ指令所内に設けられている場合、着信応答に失敗した原因は、指令所に複数設けられている他の指令電話機の着信応答であると判断できるので、運用上の支障は生じにくいが、着信応答に成功した指令電話機と失敗した指令電話機とがそれぞれ異なるシステムの指令所に設けられている場合、着信応答に失敗した指令電話機を使用する指令員は、着信応答に失敗した原因は、他システムの指令電話機の着信応答であることがすぐにはわからず、着信応答に失敗した要因や他システムへの影響度などを何らかの方法で確認することになり、運用が煩雑になるという問題点があった。
この発明は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、2つのシステムの指令電話機でほぼ同時に着信応答した場合でも、移動局が両システムの指令電話機と同時に通話することができる中央局を得ることを目的としたものである。
この発明に係る中央局は、通話発信の受信で基地局までの音声通話経路を確立し、第一又は第二の着信応答信号の受信で指令電話機までの音声通話経路を確立するものである。
この発明に係る中央局は、通話発信の受信で基地局までの音声通話経路を確立し、第一又は第二の着信応答信号の受信で指令電話機までの音声通話経路を確立するようにしたので、移動局の通話発信に対して2つの通信システムの指令電話機がほぼ同時に着信応答した場合でも、移動局が双方の通信システムの指令電話機と容易に通話を開始することができる効果がある。
本発明に係る列車無線音声通信システムを示す全体構成図である。 本発明に係る中央局の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る現システムの中央局の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るシステム境界ゾーン外の移動局からの通話発信に対するシステム内の同時着信の信号の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態1に係るシステム境界ゾーン内の移動局からの通話発信に対するシステム間の同時着信の信号の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態1に係る他システムの中央局の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る現システムの中央局の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るシステム境界ゾーン外の移動局からの通話発信に対するシステム内の同時着信の信号の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態2に係るシステム境界ゾーン内の移動局からの通話発信に対する他システムの同時着信の信号の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態2に係る他システムの中央局の処理を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る列車無線音声通信システムを示す全体構成図であり、システムAとシステムBとは、異なる方式の列車無線音声通信システムである。図において、1aはシステムAの通信エリア、1bはシステムBの通信エリアであり、2はシステムAとシステムBとのシステム境界を表している。指令電話機3a、4aと指令電話機3b、4bとがそれぞれシステムAの中央局5aとシステムBの中央局5bとに接続されている。6a、7a、8aと6b、7b、8bとは基地局であり、各システムの境界に位置する基地局8a、6bがカバーするエリアをシステム境界ゾーンと定義する。9はシステムAとシステムBとを跨って移動する移動体としての列車に搭載されている移動局である。
システムAの中央局5aとシステムBの中央局5bとが接続されることにより、列車に搭載された移動局9が、システムAの通信エリアとシステムBの通信エリアとを跨って移動していても、継続して通信することができるようになっている。
中央局5aは、指令電話機3a、4aと移動局9との通信を制御し、中央局5bは、指令電話機3b、4bと移動局9との通信を制御している。
中央局5aが、指令電話機3a、4aを介して入力された指令信号及び音声データを基地局6a、7a、または8aへ伝送し、基地局6a、7a、または8aが、中央局5aから伝送された指令信号及び音声データを、システムAの通信エリアを移動中の列車に搭載された移動局9へ無線伝送することで、指令電話機3a、4aと移動局9との間の通話が可能となる。同様に、中央局5bが、指令電話機3b、4bを介して入力された指令信号及び音声データを基地局6b、7b、または8bへ伝送し、基地局6b、7b、または8bが、中央局5bから伝送された指令信号及び音声データを、システムBの通信エリアを移動中の列車に搭載された移動局9へ無線伝送することで、指令電話機3b、4bと移動局9との間の通話が可能となる。
また、システムAの通信エリアを移動中の列車に搭載された移動局9が、基地局6a、7a、または8aへ通話発信信号を無線伝送し、基地局6a、7a、または8aが、移動局9から無線伝送された通話発信信号を中央局5aへ伝送することでも指令電話機3a、4aと移動局9との間の通話が可能となる。同様に、システムBの通信エリアを移動中の列車に搭載された移動局9が、基地局6b、7b、または8bへ通話発信信号を無線伝送し、基地局6b、7b、または8bが、移動局9から無線伝送された通話発信信号を中央局5bへ伝送することでも指令電話機3b、4bと移動局9との間の通話が可能となる。
図2は、本発明に係る中央局5a、5bの構成を示すブロック図である。図において、11aは指令電話機3a、4aと接続している専用線を制御する端末制御部であり、11bは指令電話機3b、4bと接続している専用線を制御する端末制御部である。12a、12bは音声経路確立制御や複数の指令電話機からの割込みを実現する音声制御部としての音声制御/加算部、13a、13bは列車の基地局間の移動に伴う音声制御を実現する基地局制御部、14a、15a、16a、14b、15b、16bは基地局6a、7a、8a、6b、7b、8bとそれぞれ接続している専用線を制御する基地局回線制御部である。17a、17bは、システムAとシステムBとの接続制御を実現するシステム回線制御部であり、他システムの中央局5のシステム回線制御部17とは専用線で接続されている。
次に、本発明の実施の形態1に係る中央局において、システムAの通信エリアに存在する移動局9から指令電話機への通話発信に対する、システムAの中央局5aの処理を図3のフローチャートを用いて説明する。また、図4は、本発明の実施の形態1に係るシステム境界ゾーン外の移動局9からの通話発信に対するシステム内の同時着信の信号の流れを示すシーケンス図であり、図5は、本発明の実施の形態1に係るシステム境界ゾーン内の移動局からの通話発信に対するシステムA、B間の同時着信の信号の流れを示すシーケンス図である。
まず、移動局9を搭載している列車の乗務員が中央局5aまたは5bを設置している指令所にいる指令員と通話するために、通話発信信号(呼設定)を送信する(F4−1)と、移動局9が現在存在しているエリアをカバーしている基地局6a、7a、または8aを介して、基地局6a、7a、または8aに対応する基地局回線制御部14a、15a、または16aが通話発信信号を受信する。基地局回線制御部14a、15a、または16aは、移動局9からの通話発信信号を受信すると、基地局制御部13aを介して音声制御/加算部12aへ通話発信信号の受信を通知する。音声制御/加算部12aは、通話発信信号の受信を受け付けると、通話発信信号を受信した基地局回線制御部14a、15a、または16aに対応する基地局6a、7a、または8aから、通話発信信号を受信した基地局回線制御部14a、15a、または16a、基地局制御部13a、及び音声制御/加算部12aまでの音声経路を確立する(S3−1)。
音声制御/加算部12aは、基地局回線制御部14a、15a、または16aのいずれが通話発信信号を受信したかを識別することにより、移動局9がシステム境界ゾーンに存在しているか否かを判断する(S3−11)。
音声制御/加算部12aは、移動局9がシステム境界ゾーンに存在していないと判断した場合、端末制御部11aにシステムAの全指令電話機3a、4aへ着信を通知する着信通知信号を送信させる(S3−2)。これにより、システムAの全指令電話機3a、4aが待受状態(F4−2)から着信状態(F4−3)となる(S3−3)。ここで、移動局9が基地局6aのカバーするエリアに存在しているとすると、音声制御/加算部12aは、基地局制御部13a、基地局回線制御部14a、及び基地局6aを介して、移動局9へ呼出中であることを通知する。
システムAの指令電話機の1台である指令電話機3aが着信に応答し(F4−4)、第一の着信応答信号としての着信応答信号を送信すると、音声制御/加算部12aは端末制御部11aを介して着信応答信号を受信する(S3−4)。ただし、指令電話機3a、4aは着信停止信号を受信するまで着信に応答することが可能なため、指令電話機3a、4aがほぼ同時に着信に応答すると、指令電話機3a、4aの両方から着信応答信号が送信され、音声制御/加算部12aは端末制御部11aを介して指令電話機3a、4aの両方から送信された着信応答信号をそれぞれ受信する。
音声制御/加算部12aは、着信応答信号をすでに受信しているか否かを判断する(S3−5)。指令電話機3a、4aでほぼ同時に着信に応答した場合、音声制御/加算部12aは、先に受信した指令電話機3aの着信応答による着信応答信号に対しては、着信応答信号をまだ受信していないと判断し、後から受信した指令電話機4aの着信応答による着信応答信号に対しては、着信応答信号をすでに受信していると判断する。
S3−5で、音声制御/加算部12aは、着信応答信号をまだ受信していないと判断した場合、つまり、先に受信した指令電話機3aの着信応答による着信応答信号に対して、S3−1で確立している基地局6aから音声制御/加算部12aまでの音声経路に、着信応答信号を送信した指令電話機3aから端末制御部11aを介して音声制御/加算部12aまでの音声経路及び基地局6aから移動局9までの音声経路を割り込ませて(F4−5)、指令電話機3aから移動局9までの音声経路を確立する。音声制御/加算部12aは、端末制御部11aを介して指令電話機3aへ着信応答(成功)信号を送信し、基地局制御部13a、基地局回線制御部14a、基地局6aを介して移動局9へ応答信号を送信する。着信応答(成功)信号を受信した指令電話機3a及び応答信号を受信した移動局9が通話中へ遷移することにより、移動局9と指令電話機3aとの通話が成立する(F4−6)。
音声制御/加算部12aは、端末制御部11aを介し他の指令電話機4aに対して着信停止信号を送信する。着信停止信号を受信した指令電話機4aは、S3−4で着信に応答していなければ待受状態に戻り、S3−4で着信に応答していれば着信停止信号を無視する(S3−6)。
S3−5で、音声制御/加算部12aは、着信応答信号をすでに受信していると判断した場合、つまり、後から受信した指令電話機4aの着信応答による着信応答信号に対して、端末制御部11aを介して、着信に応答した指令電話機4aへ着信応答(失敗)信号を送信する(S3−7)。着信応答(失敗)信号を受信した指令電話機4aは、話中音(BT)を鳴動し、待受状態へ遷移する(F4−7)。
次に、S3−11で、音声制御/加算部12aは、移動局9がシステム境界ゾーンに存在していると判断した場合、端末制御部11aにシステムAの全指令電話機3a、4aへ着信通知信号を送信させるとともに、システム回線制御部17aにシステムBのシステム回線制御部17bへ着信通知信号を送信させる(S3−12)。着信通知信号の受信によりシステムAの全指令電話機3a、4aが待受状態(F5−1)から着信状態(F5−2)となり、後述する処理によりシステムBの全指令電話機3b、4bが待受状態(F5−3)から着信状態(F5−4)となる(S3−13)。このとき、移動局9が基地局8aのカバーするエリアに存在しているので、音声制御/加算部12aは、基地局制御部13a、基地局回線制御部16a、及び基地局8aを介して、呼出中であることを移動局9へ通知する。
システムAの指令電話機の1台である指令電話機3aが着信に応答し(F5−5)、着信応答信号を送信すると、音声制御/加算部12aは端末制御部11aを介して着信応答信号を受信する。ただし、指令電話機3a、4aは着信停止信号を受信するまで着信に応答することが可能なため、指令電話機3a、4aがほぼ同時に着信に応答すると、指令電話機3a、4aの両方から着信応答信号が送信され、音声制御/加算部12aは、端末制御部11aを介して指令電話機3a、4aの両方から送信された着信応答信号をそれぞれ受信する。
また、後述するように、システムBの指令電話機の1台である指令電話機3bが着信に応答し(F5−6)、着信応答信号を送信すると、音声制御/加算部12aは、端末制御部11b、音声制御/加算部12b、システム回線制御部17b、及びシステム回線制御部17aを介して着信応答を通知する第二の着信応答信号としての着信割込み通知信号を受信する(S3−14)。ただし、指令電話機3b、4bは着信停止信号を受信するまで着信に応答することが可能なため、指令電話機3b、4bがほぼ同時に着信に応答すると、指令電話機3b、4bの両方から着信応答信号が送信されるが、音声制御/加算部12aは、端末制御部11b、音声制御/加算部12b、システム回線制御部17b、及びシステム回線制御部17aを介して指令電話機3b、4bのうち先に送信された着信応答信号に基づく着信割込み通知信号を受信する。
音声制御/加算部12aは、着信応答信号を受信した場合、システムAの通信エリアに存在する移動局9から指令電話機への通話発信に対する着信応答信号をすでに受信しているか否かを判断し(S3−15)、着信応答信号をまだ受信していないと判断した場合は、S3−16へ進む。
また、音声制御/加算部12aは、着信割込み通知信号を受信した場合にも、S3−16へ進む。
S3−16では、S3−14で音声制御/加算部12aが着信応答信号を受信し、S3−15で音声制御/加算部12aが着信応答信号をまだ受信していないと判断した場合、つまり、先に受信した指令電話機3aの着信応答による着信応答信号に対して、S3−1で確立している基地局8aから音声制御/加算部12aまでの音声経路に、着信応答信号を送信した指令電話機3aから端末制御部11aを介して音声制御/加算部12aまでの音声経路及び基地局8aから移動局9までの音声経路を割り込ませて(F5−7)、指令電話機3aから移動局9までの音声経路を確立する。ただし、音声制御/加算部12aが着信割込み通知信号をすでに受信していた場合には、後述のように、基地局8aから移動局9までの音声経路が確立済みなので、S3−1で確立している基地局8aから音声制御/加算部12aまでの音声経路に、着信応答信号を送信した指令電話機3aから端末制御部11aを介して音声制御/加算部12aまでの音声経路を割り込ませるだけでよい。
音声制御/加算部12aは、端末制御部11aを介して指令電話機3aへ着信応答(成功)信号を送信し、基地局制御部13a、基地局回線制御部16a、及び基地局8aを介して移動局9へ応答信号を送信する。ここでも、音声制御/加算部12aが着信割込み通知信号をすでに受信していた場合には、後述のように、移動局9へ応答信号を送信済みなので、移動局9へ応答信号を送信しなくてもよい。
着信応答(成功)信号を受信した指令電話機3a及び応答信号を受信した移動局9が通話中へ遷移することにより、移動局9と指令電話機3aとの通話が成立する(F5−8)。
音声制御/加算部12aは、端末制御部11aを介し他の指令電話機4aに対して着信停止信号を送信する。指令電話機4aは、S3−14で着信に応答していなければ待受状態に戻り(F5−9)、S3−14で着信に応答していれば着信停止信号を無視する。
このとき、音声制御/加算部12aは、音声制御/加算部12bに対して着信停止信号を送信すれば、指令電話機3b、4bの着信状態を解除することができ、着信停止信号を送信しなければ、指令電話機3b、4bの着信状態を継続させることができる。
また、S3−16では、S3−14で音声制御/加算部12aが着信割込み通知信号を受信した場合、S3−1で確立している基地局8aから音声制御/加算部12aまでの音声経路に、基地局8aから移動局9までの音声経路を割り込ませ、S3−1で確立している基地局8aから音声制御/加算部12aまでの音声経路、及び、後述のすでに確立済みのシステムBの音声制御/加算部12bからシステム回線制御部17bまでの音声経路に、音声制御/加算部12aからシステム回線制御部17aを介してシステム回線制御部17bまでの音声経路を割り込ませて(F5−10)、システムBの音声制御/加算部12bから移動局9までの音声経路を確立する。ただし、音声制御/加算部12aが着信応答信号をすでに受信していた場合には、基地局8aから移動局9までの音声経路が確立済みなので、S3−1で確立している基地局8aから音声制御/加算部12aまでの音声経路、及び、後述のすでに確立済みのシステムBの音声制御/加算部12bからシステム回線制御部17bまでの音声経路に、音声制御/加算部12aからシステム回線制御部17aを介してシステム回線制御部17bまでの音声経路を割り込ませるだけでよい。
音声制御/加算部12aは、システム回線制御部17aを介してシステム回線制御部17bへ着信応答が成功したことを通知する応答成功信号としての着信割込み通知応答(成功)信号を送信し、基地局制御部13a、基地局回線制御部16a、及び基地局8aを介して移動局9へ応答信号を送信する。ここでも、音声制御/加算部12aが着信応答信号をすでに受信していた場合には、移動局9へ応答信号を送信済みなので、移動局9へ応答信号を送信しなくてもよい。
応答信号を受信した移動局9が通話中へ遷移し、後述のように、着信応答(成功)信号を受信した指令電話機3bが通話中へ遷移することにより、移動局9と指令電話機3bとの通話が成立する(F5−11)。
このとき、音声制御/加算部12aは、指令電話機3a、4aに対して着信停止信号を送信すれば、指令電話機3a、4aの着信状態を解除することができ、着信停止信号を送信しなければ、指令電話機3a、4aの着信状態を継続させることができる。
S3−15で、音声制御/加算部12aは、着信応答信号をすでに受信していると判断した場合、つまり、後から受信した指令電話機4aの着信応答による着信応答信号に対しては、S3−7へ進む。
次に、本発明の実施の形態1に係る中央局において、システムAの通信エリアに存在する移動局9から指令電話機への通話発信に対する、システムBの中央局5bの処理を図6のフローチャート及び図5のシーケンス図を用いて説明する。
まず、システム回線制御部17bが、システムAのシステム回線制御部17aから着信通知信号を受信する(S6−21)と、着信通知信号の受信を音声制御/加算部12bへ受け渡す。音声制御/加算部12bは、着信通知信号の受信を受け付けると、音声制御/加算部12bからシステム回線制御部17bまでの音声経路を確立する。音声制御/加算部12bは、端末制御部11bにシステムBの全指令電話機3b、4bへ着信通知信号を送信させ(S6−22)、システムBの全指令電話機3b、4bが待受状態(F5−3)から着信状態(F5−4)となる(S6−23)。
システムBの指令電話機の1台である指令電話機3bが着信に応答し(F5−6)、着信応答信号を送信すると、音声制御/加算部12bは端末制御部11bを介して着信応答信号を受信する(S6−24)。ただし、指令電話機3b、4bは着信停止信号を受信するまで着信に応答することが可能なため、指令電話機3b、4bがほぼ同時に着信に応答すると、指令電話機3b、4bの両方から着信応答信号が送信され、音声制御/加算部12bは、端末制御部11bを介して指令電話機3b、4bの両方から送信された着信応答信号をそれぞれ受信する。
音声制御/加算部12bは、システムAのシステム回線制御部17aから指令電話機への着信通知に対する着信応答信号をすでに受信しているか否かを判断し(S6−25)、着信応答信号をまだ受信していないと判断した場合、つまり、先に受信した指令電話機3bの着信応答による着信応答信号に対して、システム回線制御部17bを介してシステム回線制御部17aへ着信割込み通知信号を送信する。
その後、音声制御/加算部12bが、システム回線制御部17bを介して着信割込み通知応答(成功)信号を受信すると、S3−16で確立したシステムBの音声制御/加算部12bから移動局9までの音声経路に、着信応答信号を送信した指令電話機3bから端末制御部11bを介して音声制御/加算部12bまでの音声経路を割り込ませて、指令電話機3bから移動局9までの音声経路を確立する。
音声制御/加算部12bは、端末制御部11bを介して指令電話機3bへ着信応答(成功)信号を送信する。着信応答(成功)信号を受信した指令電話機3bが通話中へ遷移し、S3−16で移動局9が通話中へ遷移することにより、移動局9と指令電話機3bとの通話が成立する(F5−11)。
音声制御/加算部12bは、端末制御部11bを介し他の指令電話機4bに対して着信停止信号を送信する。指令電話機4bは、S6−24で着信に応答していなければ待受状態に戻り(F5−12)、S6−24で着信に応答していれば着信停止信号を無視する(S6−26)。
S6−25で、音声制御/加算部12bは、着信応答信号をすでに受信していると判断した場合、つまり、後から受信した指令電話機4bの着信応答による着信応答信号に対して、端末制御部11bを介して、着信に応答した指令電話機4bへ着信応答(失敗)信号を送信する(S6−27)。着信応答(失敗)信号を受信した指令電話機4bは、話中音(BT)を鳴動し、待受状態へ遷移する。
このように、中央局5aは、移動局9からの通話発信信号を受け付けたときに音声制御/加算部12aから基地局6a、7a、または8aまでの音声経路を確立し、システムAの指令電話機3aの着信応答に対しても、システムBの指令電話機3bの着信応答に対しても、すでに確立した中央局5aの音声制御/加算部12aから基地局6a、7a、または8aまでの音声経路に割り込ませるようにしたので、システムAの指令電話機3aとシステムBの指令電話機3bとがほぼ同時に着信応答した場合でも、システムAの指令電話機3aとシステムBの指令電話機3bとは、通常の着信応答操作をするだけで、いずれの指令電話機からの着信応答の通話も成立させることができる。これにより、指令所の指令員が着信応答に失敗したときの要因確認作業等が不要になり、指令員の作業負荷を軽減できる。また、移動局9を使用する列車の乗務員は、システム間の移動を意識せずとも必要となる双方のシステムの指令員と通話することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、同システム内での同時着信に対しては、音声制御/加算部が、先に受信した着信応答信号を送信した指令電話機のみ、移動局9との通話を成立させるようにしたが、実施の形態2では、同システム内での同時着信に対しても、着信応答信号を送信した複数の指令電話機と移動局9との通話を成立させるようにした。
本発明の実施の形態2に係る中央局において、システムAの通信エリアに存在する移動局9から指令電話機への通話発信に対する、システムAの中央局5aの処理を図7のフローチャートを用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態2に係るシステム境界ゾーン外の移動局9からの通話発信に対するシステムA内の同時着信の信号の流れを示すシーケンス図であり、図9は、本発明の実施の形態2に係るシステム境界ゾーン内の移動局9からの通話発信に対するシステムB内の同時着信の信号の流れを示すシーケンス図である。
図7において、S7−1からS7−4までの処理及びS7−11の処理は、図3のS3−1からS3−4までの処理及びS3−11の処理と同様である。
S7−5で、音声制御/加算部12aは、先に受信した指令電話機3aの着信応答による着信応答信号に対して、S7−1で確立している基地局6aから音声制御/加算部12aまでの音声経路に、着信応答信号を送信した指令電話機3aから端末制御部11aを介して音声制御/加算部12aまでの音声経路及び基地局6aから移動局9までの音声経路を割り込ませて(F4−5)、指令電話機3aから移動局9までの音声経路を確立する。音声制御/加算部12aは、端末制御部11aを介して指令電話機3aへ着信応答(成功)信号を送信し、基地局制御部13a、基地局回線制御部14a、基地局6aを介して移動局9へ応答信号を送信する。着信応答(成功)信号を受信した指令電話機3a及び応答信号を受信した移動局9が通話中へ遷移することにより、移動局9と指令電話機3aとの通話が成立する(F4−6)。
音声制御/加算部12aは、端末制御部11aを介し他の指令電話機4aに対して着信停止信号を送信する。着信停止信号を受信した指令電話機4aは、S7−4で着信に応答していなければ待受状態に戻り、S7−4で着信に応答していれば着信停止信号を無視する。
次に、音声制御/加算部12aは、後から受信した指令電話機4aの着信応答による着信応答信号に対して、S7−1で確立している基地局6aから音声制御/加算部12aまでの音声経路に、着信応答信号を送信した指令電話機4aから端末制御部11aを介して音声制御/加算部12aまでの音声経路を割り込ませて(F8−1)、指令電話機4aから移動局9までの音声経路を確立する。音声制御/加算部12aは、端末制御部11aを介して指令電話機4aへ着信応答(成功)信号を送信する。着信応答(成功)信号を受信した指令電話機4aが通話中へ遷移することにより、移動局9及び指令電話機4aの通話が成立する(F8−2)。
また、図7において、S7−12からS7−14までの処理は、図3のS3−12からS3−14までの処理と同様である。
S7−15で、音声制御/加算部12aは、着信応答信号を受信した場合、システムAの通信エリアに存在する移動局9から指令電話機への通話発信に対する着信応答信号をすでに受信しているか否かを判断し、着信応答信号をまだ受信していないと判断した場合、つまり、先に受信した指令電話機3aの着信応答による着信応答信号に対して、S7−1で確立している基地局8aから音声制御/加算部12aまでの音声経路に、着信応答信号を送信した指令電話機3aから端末制御部11aを介して音声制御/加算部12aまでの音声経路及び基地局8aから移動局9までの音声経路を割り込ませて、指令電話機3aから移動局9までの音声経路を確立する。ただし、音声制御/加算部12aが着信割込み通知信号をすでに受信していた場合には、後述のように、基地局8aから移動局9までの音声経路が確立済みなので、S7−1で確立している基地局8aから音声制御/加算部12aまでの音声経路に、着信応答信号を送信した指令電話機3aから端末制御部11aを介して音声制御/加算部12aまでの音声経路を割り込ませるだけでよい。
音声制御/加算部12aは、端末制御部11aを介して指令電話機3aへ着信応答(成功)信号を送信し、基地局制御部13a、基地局回線制御部16a、及び基地局8aを介して移動局9へ応答信号を送信する。ここでも、音声制御/加算部12aが着信割込み通知信号をすでに受信していた場合には、後述のように、移動局9へ応答信号を送信済みなので、移動局9へ応答信号を送信しなくてもよい。
着信応答(成功)信号を受信した指令電話機3a及び応答信号を受信した移動局9が通話中へ遷移することにより、移動局9と指令電話機3aとの通話が成立する。
音声制御/加算部12aは、端末制御部11aを介し他の指令電話機4aに対して着信停止信号を送信する。
指令電話機4aは、S7−14で着信に応答していなければ待受状態に戻り(F5−9)、S7−14で着信に応答していれば着信停止信号を無視する。
次に、音声制御/加算部12aは、後から受信した指令電話機4aの着信応答による着信応答信号に対して、S7−1で確立している基地局6aから音声制御/加算部12aまでの音声経路に、着信応答信号を送信した指令電話機4aから端末制御部11aを介して音声制御/加算部12aまでの音声経路を割り込ませて、指令電話機4aから移動局9までの音声経路を確立する。音声制御/加算部12aは、端末制御部11aを介して指令電話機4aへ着信応答(成功)信号を送信する。着信応答(成功)信号を受信した指令電話機4aが通話中へ遷移することにより、移動局9と指令電話機4aとの通話も成立する。
また、S7−15で、音声制御/加算部12aは、着信割込み通知信号を受信した場合、S7−1で確立している基地局8aから音声制御/加算部12aまでの音声経路に、基地局8aから移動局9までの音声経路を割り込ませ、S7−1で確立している基地局8aから音声制御/加算部12aまでの音声経路、及び、後述のすでに確立済みのシステムBの音声制御/加算部12bからシステム回線制御部17bまでの音声経路に、音声制御/加算部12aからシステム回線制御部17aを介してシステム回線制御部17bまでの音声経路を割り込ませて(F5−10)、システムBの音声制御/加算部12bから移動局9までの音声経路を確立する。ただし、音声制御/加算部12aが着信応答信号をすでに受信していた場合には、基地局8aから移動局9までの音声経路が確立済みなので、S7−1で確立している基地局8aから音声制御/加算部12aまでの音声経路、及び、後述のすでに確立済みのシステムBの音声制御/加算部12bからシステム回線制御部17bまでの音声経路に、音声制御/加算部12aからシステム回線制御部17aを介してシステム回線制御部17bまでの音声経路を割り込ませるだけでよい。
音声制御/加算部12aは、システム回線制御部17aを介してシステム回線制御部17bへ着信割込み通知応答(成功)信号を送信し、基地局制御部13a、基地局回線制御部16a、及び基地局8aを介して移動局9へ応答信号を送信する。ここでも、音声制御/加算部12aが着信応答信号をすでに受信していた場合には、移動局9へ応答信号を送信済みなので、移動局9へ応答信号を送信しなくてもよい。
応答信号を受信した移動局9が通話中へ遷移し、後述のように、着信応答(成功)信号を受信した指令電話機3bが通話中へ遷移することにより、移動局9と指令電話機3bとの通話が成立する(F5−11)。このとき、音声制御/加算部12aが着信応答信号をすでに受信していた場合には、移動局9、指令電話機3aまたは4a、指令電話機3bの会議通話が成立する。
次に、本発明の実施の形態2に係る中央局において、システムAの通信エリアに存在する移動局9から指令電話機への通話発信に対する、システムBの中央局5bの処理を図10のフローチャート及び図9のシーケンス図を用いて説明する。
図10において、S10−21からS10−25までの処理は、図6のS6−21からS6−25までの処理と同様である。
S10−25で、音声制御/加算部12bは、システムAのシステム回線制御部17aから指令電話機への着信通知に対する着信応答信号をすでに受信しているか否かを判断し、着信応答信号をまだ受信していないと判断した場合、つまり、先に受信した指令電話機3bの着信応答による着信応答信号に対して、システム回線制御部17bを介してシステム回線制御部17aへ着信割込み通知信号を送信する。
その後、音声制御/加算部12bが、システム回線制御部17bを介して着信割込み通知応答(成功)信号を受信すると、S7−15で確立したシステムBの音声制御/加算部12bから移動局9までの音声経路に、着信応答信号を送信した指令電話機3bから端末制御部11bを介して音声制御/加算部12bまでの音声経路を割り込ませて、指令電話機3bから移動局9までの音声経路を確立する。
音声制御/加算部12bは、端末制御部11bを介して指令電話機3bへ着信応答(成功)信号を送信する。着信応答(成功)信号を受信した指令電話機3bが通話中へ遷移し、S7−15で移動局9が通話中へ遷移することにより、移動局9と指令電話機3bとの通話が成立する(F5−11)。
音声制御/加算部12bは、端末制御部11bを介し他の指令電話機4bに対して着信停止信号を送信する。指令電話機4bは、S10−24で着信に応答していなければ待受状態に戻り、S10−24で着信に応答していれば着信停止信号を無視する(S10−26)。
S10−25で、音声制御/加算部12bは、着信応答信号をすでに受信していると判断した場合、つまり、後から受信した指令電話機4bの着信応答による着信応答信号に対して、着信割込み通知応答(成功)信号を受信していた場合、S7−15で確立したシステムBの音声制御/加算部12bから移動局9までの音声経路に、着信応答信号を送信した指令電話機4bから端末制御部11bを介して音声制御/加算部12bまでの音声経路を割り込ませて(F9−1)、指令電話機4bから移動局9までの音声経路を確立する。
音声制御/加算部12bは、端末制御部11bを介して指令電話機4bへ着信応答(成功)信号を送信する。着信応答(成功)信号を受信した指令電話機4bが通話中へ遷移することにより、移動局9と指令電話機4bとの通話も成立する(F9−2)。
また、S10−25で、音声制御/加算部12bは、後から受信した指令電話機4bの着信応答による着信応答信号に対して、着信割込み通知応答(成功)信号を受信していなかった場合、指令電話機4bの着信応答を一旦保留する。
その後、音声制御/加算部12bが、システム回線制御部17bを介して着信割込み通知応答(成功)信号を受信すると、先に受信した指令電話機3bの着信応答による着信応答信号に対して着信割込み通知応答(成功)信号を受信したときの処理に加えて、S7−15で確立したシステムBの音声制御/加算部12bから移動局9までの音声経路に、着信応答信号を送信した指令電話機4bから端末制御部11bを介して音声制御/加算部12bまでの音声経路を割り込ませて、指令電話機4bから移動局9までの音声経路を確立する。
音声制御/加算部12bは、端末制御部11bを介して指令電話機4bへ着信応答(成功)信号を送信する。着信応答(成功)信号を受信した指令電話機4bが通話中へ遷移することにより、移動局9と指令電話機4bとの通話も成立する(S10−27)。
このように、移動局9からの通話発信信号を受け付けたときに中央局5aの音声制御/加算部12aから基地局6a、7a、または8aまでの音声経路を確立し、システムAの指令電話機3aの着信応答に対しても、システムBの指令電話機3bの着信応答に対しても、すでに確立した中央局5aの音声制御/加算部12aから基地局6a、7a、または8aまでの音声経路に割り込ませるようにしたので、システムAの指令電話機3a、4aまたはシステムBの指令電話機3b、4bがほぼ同時に着信応答した場合でも、いずれの指令電話機からの着信応答の通話も成立させることができる。これにより、指令所の指令員は通話が成立した同システムの他の指令電話機とどちらかの通話のみを残すという運用が可能となるので、着信応答に失敗したときの要因確認作業等が不要になり、指令員の作業負荷を軽減できる。また、移動局9を使用する列車の乗務員は、システム間の移動を意識せずとも必要となる双方のシステムの指令員と通話することができる。
1a、1b 通信エリア
2 システムAとシステムBとのシステム境界
3a、4a、3b、4b 指令電話機
5a、5b 中央局
6a、7a、8a、6b、7b、8b 基地局
9 移動局
11a、11b 端末制御部
12a、12b 音声制御/加算部
13a、13b 基地局制御部
14a、15a、16a、14b、15b、16b 基地局回線制御部
17a、17b システム回線制御部

Claims (4)

  1. 移動局を搭載した移動体の走行路に沿って設置された基地局を介して前記移動局と通信する指令電話機を有する中央局において、
    前記基地局を介して前記移動局からの通話発信を受信する基地局回線制御部と、
    着信を通知する着信通知信号を前記指令電話機へ送信し、着信応答を通知する第一の着信応答信号を前記指令電話機から受信する端末制御部と、
    他の前記中央局と接続され、前記着信通知信号、着信応答を通知する第二の着信応答信号、及び着信応答が成功したことを通知する応答成功信号を前記他の中央局と送受信するシステム回線制御部と、
    前記基地局回線制御部が通話発信を受信したことを認識すると、前記基地局回線制御部を介して前記基地局までの音声通話経路を確立するとともに前記端末制御部及び前記システム回線制御部に前記着信通知信号を送信指示し、前記基地局回線制御部が通話発信を受信したことに対して前記端末制御部が前記第一の着信応答信号を受信したことを認識すると、前記端末制御部を介して該第一の着信応答信号を送信した前記指令電話機までの音声通話経路を確立し、前記システム回線制御部が前記第二の着信応答信号を受信したことを認識すると、前記システム回線制御部を介して他の前記中央局までの音声通話経路を確立して前記システム回線制御部に前記応答成功信号を送信指示する音声制御部とを備えたことを特徴とする中央局。
  2. 前記音声制御部は、前記システム回線制御部が前記着信通知信号を受信したことを認識すると、前記システム回線制御部までの音声通話経路を確立するとともに前記端末制御部に前記着信通知信号を送信指示し、前記システム回線制御部が着信通知信号を受信したことに対して前記端末制御部が前記第一の着信応答信号を受信したことを認識すると、前記システム回線制御部に前記第二の着信応答信号を送信指示し、前記システム回線制御部が前記応答成功信号を受信したことを認識すると、前記端末制御部を介して該第一の着信応答信号を送信した前記指令電話機までの音声通話経路を確立することを特徴とする請求項1記載の中央局。
  3. 前記指令電話機は複数設けられており、
    前記音声制御部は、前記基地局回線制御部が通話発信を受信したことに対して前記端末制御部がさらに前記第一の着信応答信号を受信したことを認識すると、前記端末制御部を介して該第一の着信応答信号を送信した前記指令電話機までの音声通話経路を確立することを特徴とする請求項1記載の中央局。
  4. 前記指令電話機は複数設けられており、
    前記音声制御部は、前記システム回線制御部が着信通知信号を受信したことに対して前記端末制御部がさらに前記第一の着信応答信号を受信したこと、及び前記システム回線制御部が前記応答成功信号を受信したことを認識すると、前記端末制御部を介して該第一の着信応答信号を送信した前記指令電話機までの音声通話経路を確立することを特徴とする請求項2記載の中央局。
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