JP2014060640A - 仮名文字入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ダウン操作からスライド操作を経てアップ操作に至る一連のユーザ操作により、派生文字を入力することができる仮名文字入力装置を提供する。
【解決手段】 ダウン操作の操作位置に基づいて、仮名行のいずれか一つを選択する行選択部103と、仮名行の選択後のスライド操作に基づいて、仮名行に属する仮名文字のいずれか一つを入力文字として選択する入力文字選択部105と、仮名文字の選択後の派生文字表示操作を検出する表示操作検出部107と、入力文字の派生文字を選択するための入力ガイド26を派生文字表示操作に基づいて表示する派生文字ガイド表示部108と、派生文字表示操作後のスライド操作に基づいて、派生文字のいずれか一つを選択し、入力文字を選択された派生文字に変更する入力文字変更部109と、アップ操作に基づいて、入力文字を確定する入力文字確定部110により構成される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、仮名文字入力装置に係り、さらに詳しくは、タッチパネルに対するタッチ操作を検出して、濁音文字や半濁音文字といった派生文字の入力を行う仮名文字入力装置の改良に関する。
携帯電話機やタブレット端末といった携帯可能な情報端末には、タッチパネルに対しフリック操作を行うことにより、所望の仮名文字を入力することができるものがある(例えば、特許文献1及び2)。フリック操作は、タッチパネルに対するタッチ操作であり、ダウン(タッチダウン)操作からスライド操作を経てアップ(タッチアップ)操作に至る一連のユーザ操作からなる。タッチパネルには、五十音順のあ行からわ行までの仮名行がそれぞれ割り当てられた複数の仮名行キーが表示される。
上述した携帯情報端末では、指等によるフリック操作を検出し、ダウン操作の操作位置に基づいて、仮名行のいずれか一つが選択され、仮名行の選択後におけるスライド操作に基づいて、選択された仮名行に属する仮名文字のいずれか一つが入力文字として選択される。例えば、か行が割り当てられた仮名行キーに対しダウン操作を行うことにより、か行が選択され、その状態から左方向のスライド操作を行うことにより、か行に属する仮名文字「き」が選択される。また、か行を選択した後、上方向のスライド操作を行えば、仮名文字「く」が選択され、右方向のスライド操作を行えば、仮名文字「け」が選択され、下方向のスライド操作を行えば、仮名文字「こ」が選択される。また、か行の仮名文字「か」自体は、仮名行キーに対するタップ操作によって、選択することができる。タップ操作は、ダウン操作後にスライド操作を行うことなくアップ操作を行う一連のユーザ操作からなるタッチ操作である。
一般に、仮名文字には、濁音文字、半濁音文字、仮名小文字、半角の片仮名文字などの派生文字が存在する。例えば、平仮名文字「あ」には、平仮名の仮名小文字「ぁ」、片仮名文字「ア」及び片仮名の仮名小文字「ァ」と、半角の片仮名文字がある。また、平仮名文字「き」には、濁音文字「ぎ」、片仮名文字「キ」及び片仮名の濁音文字「ギ」と、半角の片仮名文字がある。また、平仮名文字「ひ」には、濁音文字「び」、半濁音文字「ぴ」、片仮名文字「ヒ」、片仮名の濁音文字「ビ」及び片仮名の半濁音文字「ピ」と、半角の片仮名文字がある。
特開2011−134313号公報 特開2011−175495号公報
上述した様な従来の仮名文字入力方法では、仮名文字の派生文字を入力する場合、元の仮名文字をフリック操作によって入力文字として選択した後、文字変換機能が割り当てられた文字変換キーに対し再度タッチ操作を行う必要があった。このため、ダウン操作からスライド操作を経てアップ操作に至る一連のユーザ操作では、派生文字を入力することができず、操作性が良くないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ダウン操作からスライド操作を経てアップ操作に至る一連のユーザ操作を行うことにより、所望の派生文字を入力することができる仮名文字入力装置を提供することを目的とする。
特に、仮名行キーに割り当てられている仮名文字の派生文字であっても、1回のタッチ操作により入力文字として確定させることができる仮名文字入力装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、濁音文字、半濁音文字、仮名小文字又は半角の片仮名文字を仮名文字の派生文字として入力する際の操作性を向上させることができる仮名文字入力装置を提供することを目的とする。また、本発明は、仮名文字を入力文字として選択し、文字種を平仮名文字及び片仮名文字間で変更する際の操作性を向上させることができる仮名文字入力装置を提供することを目的とする。
第1の本発明による仮名文字入力装置は、仮名行がそれぞれ割り当てられた2以上の仮名行キーをタッチパネルに表示する仮名行キー表示手段と、上記タッチパネルに対するタッチ操作として、ダウン操作からスライド操作を経てアップ操作に至る一連のユーザ操作を検出するユーザ操作検出手段と、上記ダウン操作の操作位置に基づいて、上記仮名行のいずれか一つを選択する行選択手段と、上記仮名行の選択後における上記スライド操作に基づいて、選択された上記仮名行に属する仮名文字のいずれか一つを入力文字として選択する入力文字選択手段と、上記仮名文字の選択後における派生文字表示操作を検出する表示操作検出手段と、上記入力文字の派生文字を選択するための派生文字入力ガイドを上記派生文字表示操作に基づいて上記タッチパネルに表示する入力ガイド表示手段と、上記派生文字表示操作後における上記スライド操作に基づいて、上記派生文字のいずれか一つを選択し、上記入力文字を選択された上記派生文字に変更する入力文字変更手段と、上記アップ操作に基づいて、上記入力文字を確定する入力文字確定手段とを備えて構成される。
この様な構成によれば、仮名行キーに対しダウン操作を行うことにより、所望の仮名行を選択することができるとともに、仮名行選択後のスライド操作に応じて、所望の仮名文字を入力文字として選択することができる。また、仮名文字の選択後に派生文字表示操作を行うことにより、派生文字入力ガイドが表示され、その後のスライド操作及びアップ操作により、上記入力文字の派生文字を選択し、新たな入力文字として確定させることができる。つまり、仮名文字の選択後にアップ操作を行うことなく派生文字入力ガイドを表示させることができ、その後のスライド操作及びアップ操作により、派生文字が選択され入力文字として確定する。このため、仮名行キーに割り当てられている仮名文字の派生文字であっても、1回のタッチ操作により入力文字として確定させることができる。
第2の本発明による仮名文字入力装置は、上記構成に加え、上記表示操作検出手段が、上記仮名文字が選択されてから、同じ仮名文字が選択されている操作状態が一定時間以上継続したか否かに応じて、上記派生文字表示操作があったか否かを判別するように構成される。
この様な構成によれば、所望の仮名文字を入力文字として選択した際の操作状態を一定時間以上継続させることにより、入力文字の派生文字が割り当てられた派生文字入力ガイドを表示させることができる。
第3の本発明による仮名文字入力装置は、上記構成に加え、上記表示操作検出手段が、第1のタッチ操作の上記スライド操作に基づいて上記仮名文字が選択された後、第1のタッチ操作の上記アップ操作よりも前に第2のタッチ操作が検出されたか否かに応じて、上記派生文字表示操作があったか否かを判別するように構成される。
この様な構成によれば、第1のタッチ操作におけるスライド操作によって所望の仮名文字を入力文字として選択した後に、第1のタッチ操作のアップ操作前に第2のタッチ操作を行うことにより、入力文字の派生文字が割り当てられた派生文字入力ガイドを表示させることができる。
第4の本発明による仮名文字入力装置は、上記構成に加え、上記表示操作検出手段が、上記ダウン操作後における上記スライド操作の移動距離が一定レベルを越えたか否かに応じて、上記派生文字表示操作があったか否かを判別するように構成される。
この様な構成によれば、所望の仮名文字をスライド操作によって選択する場合に、移動距離が一定レベルを越えるスライド操作を行うことにより、当該仮名文字を入力文字として選択することができるとともに、入力文字の派生文字が割り当てられた派生文字入力ガイドを表示させることができる。
第5の本発明による仮名文字入力装置は、上記構成に加え、上記入力ガイド表示手段が、濁音文字、半濁音文字、仮名小文字又は半角の片仮名文字を上記スライド操作によって選択するための上記派生文字入力ガイドを表示するように構成される。
この様な構成によれば、派生文字表示操作後のスライド操作により、入力文字として選択した仮名文字の派生文字として、所望の濁音文字、半濁音文字、仮名小文字又は半角の片仮名文字が選択されるので、濁音文字、半濁音文字、仮名小文字又は半角の片仮名文字を仮名文字の派生文字として入力する際の操作性を向上させることができる。
第6の本発明による仮名文字入力装置は、上記構成に加え、上記入力ガイド表示手段が、上記仮名文字の文字種を平仮名文字及び片仮名文字間で変更するための上記派生文字入力ガイドを表示するように構成される。
この様な構成によれば、派生文字表示操作後のスライド操作により、入力文字として選択した仮名文字の派生文字として、所望の平仮名文字又は片仮名文字が選択されるので、仮名文字を入力文字として選択し、文字種を平仮名文字及び片仮名文字間で変更する際の操作性を向上させることができる。
第7の本発明による仮名文字入力装置は、上記構成に加え、上記入力ガイド表示手段が、上記入力文字を中央に配置するとともに、使用頻度の高い派生文字を当該入力文字の上又は下に配置する一方、使用頻度の低い派生文字を当該入力文字の左又は右に配置した上記派生文字入力ガイドを表示するように構成される。
この様な構成によれば、使用頻度の高い派生文字が入力し易くなるので、派生文字を入力する際の操作性を向上させることができる。例えば、指をスライドさせる場合、左右方向に比べ、上下方向の方が動き易い。このため、入力文字に対応する派生文字のうち、良く使う派生文字を入力文字の上又は下に配置することにより、派生文字を入力する際の操作性を向上させることができる。
本発明による仮名文字入力装置では、ダウン操作からスライド操作を経てアップ操作に至る一連のユーザ操作を行うことにより、所望の派生文字を入力することができる。
特に、仮名文字の選択後にアップ操作を行うことなく派生文字入力ガイドを表示させることができ、その後のスライド操作及びアップ操作により、派生文字が選択され入力文字として確定するので、仮名行キーに割り当てられている仮名文字の派生文字であっても、1回のタッチ操作により入力文字として確定させることができる。
また、本発明による仮名文字入力装置では、派生文字表示操作後のスライド操作により、入力文字として選択した仮名文字の派生文字として、所望の濁音文字、半濁音文字、仮名小文字又は半角の片仮名文字が選択されるので、濁音文字、半濁音文字、仮名小文字又は半角の片仮名文字を仮名文字の派生文字として入力する際の操作性を向上させることができる。
また、本発明による仮名文字入力装置では、派生文字表示操作後のスライド操作により、入力文字として選択した仮名文字の派生文字として、所望の平仮名文字又は片仮名文字が選択されるので、仮名文字を入力文字として選択し、文字種を平仮名文字及び片仮名文字間で変更する際の操作性を向上させることができる。
本発明の実施の形態による仮名文字入力装置の一構成例を示した斜視図であり、仮名文字入力装置の一例として、携帯電話機1が示されている。 図1の携帯電話機1における仮名文字入力時の動作の一例を示した図であり、タッチパネル11上に表示される文字入力画面20が示されている。 図1の携帯電話機1の動作の一例を示した図であり、仮名行キー31に対しダウン操作を行ってからスライド操作を行った際の文字入力画面20が示されている。 図1の携帯電話機1の動作の一例を示した図であり、派生文字の入力ガイド26の表示後に下方向のスライド操作を行った際の文字入力画面20が示されている。 図1の携帯電話機1における仮名文字入力時の動作の他の一例を示した図であり、あ行の仮名行キー31に対しダウン操作を行った場合が示されている。 図1の携帯電話機1における仮名文字入力時の動作の他の一例を示した図であり、派生文字の入力ガイド26の他の構成例が示されている。 図1の携帯電話機1内の機能構成の一例を示したブロック図である。 図7の携帯電話機1における仮名文字のフリック入力時の動作の一例を示したフローチャートである。 図7の携帯電話機1における仮名文字のフリック入力時の動作の一例を示したフローチャートである。
<携帯電話機1>
図1は、本発明の実施の形態による仮名文字入力装置の一構成例を示した斜視図であり、仮名文字入力装置の一例として、タッチパネル11を備えた携帯電話機1が示されている。この携帯電話機1は、片方の手で保持することができる程度のサイズからなる端末装置であり、端末筐体10、タッチパネル11、受話用のスピーカ12及び操作キー13a〜13cにより構成される。
端末筐体10は、薄型で縦長の直方体形状からなる。タッチパネル11、スピーカ12及び操作キー13a〜13cは、端末筐体10の前面に設けられている。スピーカ12は、受話音を出力する音声出力装置である。
タッチパネル11は、矩形形状の表示画面を有するタッチパネルディスプレイと、表示画面に対するタッチ操作を検出するタッチパネルセンサにより構成される。例えば、タッチパネルディスプレイには、LCD(液晶ディスプレイ)が用いられ、タッチパネルセンサには、静電容量方式で多点検出可能な面状検出素子が用いられる。
操作キー13a〜13cは、各種機能が予め割り当てられ、ユーザの押下操作により、割り当てられている機能を実行するための物理キーである。例えば、操作キー13aは、前の画面に戻るためのリターンキーである。また、操作キー13bは、ホーム画面を表示するためのホームキーである。また、操作キー13cは、メニュー画面を表示するためのメニューキーである。
この携帯電話機1では、タッチパネル11に対し指などでタッチ操作を行うことにより、日本語の仮名文字や漢字を入力することができる。また、仮名文字の入力には、仮名行がそれぞれ割り当てられた2以上の仮名行キーからなるソフトキーボードが利用される。
<文字入力画面20>
図2は、図1の携帯電話機1における仮名文字入力時の動作の一例を示した図であり、タッチパネル11上に表示される文字入力画面20が示されている。文字入力画面20は、仮名文字や漢字を入力する場合に表示される入力画面であり、連絡先の登録時や電子メールの作成時などに使用される。
この文字入力画面20には、ピクト領域21、タイトル領域22、文字入力領域23及びソフトキーボード24が配置されている。ピクト領域21は、電波の受信状態や内蔵電池の電池残量等を示すピクトグラム(絵文字)を表示するための表示領域である。タイトル領域22には、実行中のアプリケーション名などが表示される。
ピクト領域21及びタイトル領域22は、文字入力画面20内の上段に配置されている。文字入力領域23は、入力文字として確定された確定文字2や入力位置を示すカーソル3を表示するための表示領域である。
ソフトキーボード24は、仮名文字や記号を入力するための2以上のソフトキーからなるキー配列であり、どのソフトキーにどの様な仮名文字を割り当てるのかといったキー割当と、各ソフトキーの表示態様とは、予め定められる。
このソフトキーボード24には、2以上の仮名行キー31と、仮名変換キー32、英数変換キー33、濁点キー34、記号キー35、漢字変換キー36及び確定キー37とがソフトキーとして設けられ、これらのソフトキーが4行5列のマトリクス状に配列されている。ソフトキーボード24は、文字入力画面20内の下段に配置されている。
各仮名行キー31には、五十音順のいずれかの仮名行が割り当てられ、割当行に属するあ段の平仮名文字が表示されている。具体的には、あ行からわ行までの10個の仮名行キー31が配置されている。あ行〜さ行の仮名行キー31は、ソフトキーボード24の1行目の2列目から4列目に配置され、た行〜は行の仮名行キー31は、2行目の2列目から4列目に配置されている。また、ま行〜ら行の仮名行キー31は、3行目の2列目から4列目に配置され、わ行の仮名行キー31は、4行目の3列目に配置されている。
仮名行キー31に対しタップ操作を行うことにより、操作位置の仮名行キー31に割り当てられている仮名行に属するあ段の平仮名文字を入力文字として確定させることができる。
入力文字の確定とは、入力文字が確定することを意味し、漢字変換における確定とは異なる。漢字変換を行う場合、まず、漢字変換の対象となる1又は2以上の仮名文字を特定する必要があり、ここでいう入力文字の確定とは、漢字変換の対象となる文字列を構成する1つの仮名文字を特定することを意味する。
また、同一の仮名行キー31に対し、一定時間内にタップ操作を繰り返すことにより、操作位置の仮名行キー31に割り当てられている仮名行に属するい段〜お段の平仮名文字を入力文字として選択し、確定させることができる。
仮名変換キー32は、入力文字として選択された仮名文字の文字種を平仮名文字と片仮名文字との間で変更するためのソフトキーである。仮名文字を入力文字として選択した後、仮名変換キー32に対しタップ操作を行うことにより、当該仮名文字の文字種を平仮名文字及び片仮名文字間で変更することができる。
英数変換キー33は、文字入力モードを仮名文字入力モードから英字入力モードや数字入力モードへ切り替えるためのソフトキーである。仮名変換キー32及び英数変換キー33は、ソフトキーボード24の3行目及び4行目の1列目にそれぞれ配置されている。
濁点キー34は、入力文字として選択された仮名文字に濁点又は半濁点を付加し、或いは、当該仮名文字を仮名小文字に変換するためのソフトキーである。記号キー35は、句点や読点などの各種記号を入力するためのソフトキーである。濁点キー34及び記号キー35は、ソフトキーボード24の4行目の2列目及び4列目にそれぞれ配置されている。
漢字変換キー36は、変換対象に指定された文字列を漢字変換するためのソフトキーである。確定キー37は、漢字変換後の文字列を確定させ、漢字変換を終了させるためのソフトキーである。漢字変換キー36及び確定キー37は、ソフトキーボード24の3行目及び4行目の5列目にそれぞれ配置されている。
この携帯電話機1では、仮名文字やその派生文字を入力する場合に、タップ操作により文字入力を行うタップ入力方法と、フリック操作により文字入力を行うフリック入力方法とがあり、ユーザは、これらの入力方法を任意に選択することができる。
<派生文字の入力ガイド26>
図3は、図1の携帯電話機1における仮名文字入力時の動作の一例を示した図であり、仮名行キー31に対しダウン操作を行ってからスライド操作を行った際の文字入力画面20が示されている。
また、図4には、派生文字の入力ガイド26の表示後に下方向のスライド操作を行った際の文字入力画面20が示されている。図3及び図4には、は行の平仮名文字「ひ」に予め対応づけられた派生文字の半濁音文字「ピ」をフリック操作によって入力する場合が示されている。
図3中の(a)には、は行の仮名行キー31に対しダウン操作を行った際の文字入力画面20が示されている。ソフトキーボード24上の仮名行キー31に対しダウン操作を行った場合、タッチパネル11の出力に基づいて、ダウン操作時におけるユーザの指4の2次元位置が操作位置として検知され、操作位置の仮名行キー31に対応する仮名行が選択される。
仮名行がダウン操作によって選択されれば、選択されている仮名行に応じた入力ガイド25が文字入力画面20内に表示される。ここでは、仮名行が選択された時点で、カーソル3の位置に、選択されている仮名行に属するあ段の平仮名文字「は」が未確定文字として表示されるものとする。ただし、アップ操作が行われるまでは、カーソル3の位置に仮名文字を表示しない構成であっても良い。
入力ガイド25は、ダウン操作によって選択された仮名行に属する仮名文字をスライド操作によって選択するための移動方向案内手段であり、当該仮名行に属する仮名文字がそれぞれ表示された2以上のガイドブロックにより構成される。
この入力ガイド25は、十字形状の領域からなり、あ段の仮名文字を示すガイドブロックが領域の中央に配置され、い段〜お段の仮名文字を示すガイドブロックが中央のガイドブロックを取り囲んで配置されている。具体的には、平仮名文字「は」のガイドブロックを中心とし、平仮名文字「ひ」〜「ほ」のガイドブロックが当該ガイドブロックを取り囲んで配置されている。
平仮名文字「は」のガイドブロックに対し、平仮名文字「ひ」のガイドブロックは左側に配置され、平仮名文字「ふ」のガイドブロックは上側に配置され、平仮名文字「へ」のガイドブロックは右側に配置され、平仮名文字「ほ」のガイドブロックは下側に配置されている。各ガイドブロックは、互いに隣接して配置されている。
つまり、ユーザは、入力ガイド25を確認することにより、指4を左方向へスライドさせれば、仮名文字「ひ」を選択することができ、或いは、指4を上方向へスライドさせれば、仮名文字「ふ」を選択することができることが判る。また、指4を右方向へスライドさせれば、仮名文字「へ」を選択することができ、或いは、指4を下方向へスライドさせれば、仮名文字「ほ」を選択することができることが判る。
図3中の(b)には、ダウン操作後に左方向のスライド操作を行った際の文字入力画面20が示されている。ダウン操作を行っては行を選択した後、アップ操作を行うことなく左方向のスライド操作を行った場合、タッチパネル11の出力に基づいて、スライド操作時における指4の移動方向が検知され、は行に属する仮名文字のいずれか一つ、すなわち、平仮名文字「ひ」が入力文字として選択される。
仮名文字が入力文字として選択されれば、カーソル3の位置には、選択されている平仮名文字「ひ」が未確定文字として表示される。また、仮名文字が入力文字として選択された後、所定の派生文字表示操作が行われれば、選択されている仮名文字に応じた入力ガイド26が文字入力画面20内に表示される。
入力ガイド26は、入力文字として選択された仮名文字の派生文字をスライド操作によって選択するための移動方向案内手段であり、当該仮名文字に予め割り当てられた派生文字がそれぞれ表示された2以上のガイドブロックにより構成される。
この入力ガイド26は、十字形状の領域からなり、平仮名文字「ひ」を示すガイドブロックが領域の中央に配置され、派生文字を示すガイドブロックが中央のガイドブロックを取り囲んで配置されている。具体的には、平仮名文字「ひ」のガイドブロックを中心とし、平仮名の濁音文字「び」、半濁音文字「ぴ」、片仮名の濁音文字「ビ」、半濁音文字「ピ」のガイドブロックが当該ガイドブロックを取り囲んで配置されている。
平仮名文字「ひ」のガイドブロックに対し、平仮名の濁音文字「び」のガイドブロックは左側に配置され、平仮名の半濁音文字「ぴ」のガイドブロックは上側に配置され、片仮名の濁音文字「ビ」のガイドブロックは右側に配置され、片仮名の半濁音文字「ピ」のガイドブロックは下側に配置されている。各ガイドブロックは、互いに隣接して配置されている。
つまり、ユーザは、入力ガイド26を確認することにより、指4を左方向へスライドさせれば、濁音文字「び」を選択することができ、或いは、指4を上方向へスライドさせれば、半濁音文字「ぴ」を選択することができることが判る。また、指4を右方向へスライドさせれば、濁音文字「ビ」を選択することができ、或いは、指4を下方向へスライドさせれば、半濁音文字「ピ」を選択することができることが判る。
派生文字表示操作は、例えば、仮名文字が入力文字として選択されてから、同じ仮名文字が選択されている操作状態を一定時間以上継続することによって行われる。すなわち、派生文字表示操作は、左方向のスライド操作によって平仮名文字「ひ」が選択された後、指4を移動させることなく一定時間だけ保持することによって行われる。
派生文字表示操作の後、下方向のスライド操作を行えば、タッチパネル11の出力に基づいて、スライド操作時における指4の移動方向が検知され、派生文字のいずれか一つ、すなわち、片仮名の半濁音文字「ピ」が選択され、入力文字が当該派生文字に変更される(図4)。
入力文字が派生文字「ピ」に変更されれば、カーソル3の位置には、当該派生文字が未確定文字として表示される。また、入力文字の変更後、アップ操作が行われれば、未確定の入力文字が確定される。
図5は、図1の携帯電話機1における仮名文字入力時の動作の他の一例を示した図であり、あ行の仮名行キー31に対しダウン操作を行った場合が示されている。あ行の仮名行キー31に対しダウン操作を行えば、あ行が選択され、あ行の入力ガイド25が表示される。このとき、同じ仮名行が選択されている操作状態を一定時間以上継続することにより、平仮名文字「あ」の派生文字を選択するための入力ガイド26を表示させることができる。
この例では、平仮名文字「あ」を示すガイドブロックが領域の中央に配置され、派生文字を示すガイドブロックが中央のガイドブロックを取り囲んで配置されている。具体的には、平仮名文字「あ」のガイドブロックを中心とし、半角の片仮名文字、平仮名の小文字「ぁ」、片仮名文字「ア」、片仮名の小文字「ァ」のガイドブロックが当該ガイドブロックを取り囲んで配置されている。この様な仮名行キー31に対する長押し操作により、あ段の仮名文字に対応する派生文字の入力ガイド26を表示させることができる。
図6は、図1の携帯電話機1における仮名文字入力時の動作の他の一例を示した図であり、派生文字の入力ガイド26の他の構成例が示されている。図中の(a)には、ガイドブロックを3行3列のマトリクス状に配列した入力ガイド26が示されている。この入力ガイド26では、入力文字として選択されている平仮名文字「ひ」を示すガイドブロックが1行1列目に配置されている。
平仮名文字「ひ」の派生文字を示すガイドブロックとして、平仮名の濁音文字「び」が1行2列目に配置され、半濁音文字「ぴ」が1行3列目に配置されている。また、片仮名文字「ヒ」が2行1列目に配置され、片仮名の濁音文字「ビ」が2行2列目に配置され、半濁音文字「ピ」が2行3列目に配置されている。また、半角の片仮名文字が3行1列目に配置され、半角片仮名の濁音文字が3行2列目に配置され、半角片仮名の半濁音文字が3行3列目に配置されている。
この様な入力ガイド26を用いて派生文字を選択させる場合、スライド操作の移動方向だけでなく、当該スライド操作の移動距離も検知することにより、派生文字のいずれか一つが選択される。
図中の(b)には、ガイドブロックを横方向に並べた入力ガイド26が示されている。この入力ガイド26では、入力文字として選択されている平仮名文字「ひ」を示すガイドブロックが先頭に配置され、派生文字を示す8個のガイドブロックと合わせて一列に配置されている。
平仮名文字「ひ」の派生文字を示すガイドブロックとして、平仮名の濁音文字「び」が2番目に配置され、半濁音文字「ぴ」が3番目に配置されている。また、片仮名文字「ヒ」が4番目に配置され、片仮名の濁音文字「ビ」が5番目に配置され、半濁音文字「ピ」が6番目に配置されている。また、半角の片仮名文字が7番目に配置され、半角片仮名の濁音文字が8番目に配置され、半角片仮名の半濁音文字が末尾に配置されている。この様な入力ガイド26を用いて派生文字を選択させる場合、右方向のスライド操作における移動距離を検知することにより、派生文字のいずれか一つが選択される。
図中の(c)には、入力文字として選択されている平仮名文字「ひ」を示すガイドブロックを中央に配置し、当該ガイドブロックを取り囲んで派生文字を示す8個のガイドブロックを配置した入力ガイド26が示されている。
この入力ガイド26は、各ガイドブロックが3行3列のマトリクス状に配置され、平仮名文字「ひ」の派生文字を示すガイドブロックとして、平仮名の濁音文字「び」が2行1列目に配置され、片仮名文字「ヒ」が1行1列目に配置されている。また、半濁音文字「ぴ」が1行2列目に配置され、半角の片仮名文字が1行3列目に配置されている。また、片仮名の濁音文字「ビ」が2行3列目に配置され、半角片仮名の半濁音文字が3行3列目に配置されている。また、半濁音文字「ピ」が3行2列目に配置され、半角片仮名の濁音文字が3行1列目に配置されている。
この様な入力ガイド26を用いて派生文字を選択させる場合、スライド操作の移動方向を検知することにより、派生文字のいずれか一つが選択される。すなわち、左方向のスライド操作により、濁音文字「び」が選択され、また、左上方向のスライド操作により、片仮名文字「ヒ」が選択され、また、上方向のスライド操作により、半濁音文字「ぴ」が選択される。
右上方向のスライド操作により、半角の片仮名文字が選択され、また、右方向のスライド操作により、濁音文字「ビ」が選択され、また、右下方向のスライド操作により、半角片仮名の半濁音文字が選択される。下方向のスライド操作により、半濁音文字「ピ」が選択され、左下方向のスライド操作により、半角片仮名の濁音文字が選択される。
また、ガイドブロックが仮名行キー31と重なるように入力ガイド26をソフトキーボード24上に表示する場合には、スライド操作後の操作位置を検知することにより、派生文字のいずれか一つを選択するような構成も可能である。
図7は、図1の携帯電話機1内の機能構成の一例を示したブロック図である。この携帯電話機1は、タッチパネルセンサ11a、タッチパネルディスプレイ11b、ユーザ操作検出部101、仮名行キー表示部102、行選択部103、仮名文字ガイド表示部104、入力文字選択部105、タイマー106、表示操作検出部107、派生文字ガイド表示部108、入力文字変更部109及び入力文字確定部110により構成される。
タッチパネル11は、タッチパネルセンサ11a及びタッチパネルディスプレイ11bにより構成される。タッチパネルセンサ11aは、表示画面に対するタッチ操作を検出するタッチ操作検出部である。タッチパネルディスプレイ11bは、表示画面上に文字入力画面20などを表示する画面表示部である。
ユーザ操作検出部101は、タッチパネルセンサ11aの出力に基づいて、フリック操作やタップ操作といったユーザ操作を検出する。仮名行キー表示部102は、ユーザ操作に基づいてタッチパネルディスプレイ11bを制御し、仮名行がそれぞれ割り当てられた2以上の仮名行キー31を表示画面上に表示する。具体的には、仮名行キー31や仮名変換キー32を備えたソフトキーボード24が文字入力画面20内に表示される。
行選択部103は、フリック操作やタップ操作におけるダウン操作の操作位置に基づいて、仮名行のいずれか一つを選択する。仮名文字ガイド表示部104は、タッチパネルディスプレイ11bを制御し、選択された仮名行に応じた入力ガイド25を表示する。この入力ガイド25は、選択された仮名行に属する仮名文字をスライド操作によって選択するための仮名文字入力ガイドである。
入力文字選択部105は、仮名行の選択後におけるスライド操作に基づいて、選択された仮名行に属する仮名文字のいずれか一つを入力文字として選択する。具体的には、スライド操作の移動方向に応じて、仮名文字のいずれか一つが選択される。
表示操作検出部107は、仮名文字の選択後における派生文字表示操作を検出する。具体的には、仮名文字が選択されてから、同じ仮名文字が選択されている操作状態が一定時間T1以上継続したか否かに応じて、派生文字表示操作があったか否かが判別される。タイマー106は、一定時間T1の経過によってタイムアップ信号を出力する計時部である。表示操作検出部107は、仮名文字が入力文字として選択されれば、タイマー106を起動し、タイマー106からのタイムアップ信号に基づいて、派生文字表示操作があったか否かを判別する。
派生文字ガイド表示部108は、派生文字表示操作に基づいてタッチパネルディスプレイ11bを制御し、選択された仮名文字に応じた入力ガイド26を表示する。この入力ガイド26は、入力文字として選択された仮名文字の派生文字をスライド操作によって選択するための派生文字入力ガイドである。
入力文字変更部109は、派生文字表示操作後におけるスライド操作に基づいて、派生文字のいずれか一つを選択し、入力文字を選択された派生文字に変更する。入力文字確定部110は、フリック操作のアップ操作に基づいて、入力文字を確定する。
図8及び図9のステップS101〜S114は、図7の携帯電話機1における仮名文字のフリック入力時の動作の一例を示したフローチャートである。まず、行選択部103は、ユーザ操作検出部101によりダウン操作が検出されれば、当該ダウン操作の操作位置を判定し、操作位置に応じた仮名行を選択する(ステップS101,S102)。
次に、入力文字選択部105は、仮名行が選択された後、一定時間T2が経過するまでにスライド操作が検出されれば、当該スライド操作の移動方向に基づいて、選択されている仮名行に属する仮名文字のいずれか一つを入力文字として選択する(ステップS103,S104)。派生文字ガイド表示部108は、仮名文字が入力文字として選択された後、表示操作検出部107により派生文字表示操作が検出されれば、選択されている仮名文字に応じた入力ガイド26を表示する(ステップS105,S106)。
一方、仮名行が選択された後、一定時間T2が経過するまでにアップ操作が検出されれば、ステップS111の処理手順へ移行する(ステップS103,S112)。また、派生文字ガイド表示部108は、仮名行が選択された後、スライド操作やアップ操作が行われることなく一定時間T2が経過した場合に、選択されている仮名行に属するあ段の仮名文字の派生文字を示す入力ガイド26を表示する(ステップS103,S112,S113,S106)。
次に、入力文字変更部109は、入力ガイド26が表示された後、ユーザ操作検出部101によりスライド操作が検出されれば、当該スライド操作に基づいて、派生文字のいずれか一つを選択し、入力文字を選択された派生文字に変更する(ステップS107〜S109)。
入力文字確定部110は、入力ガイド26が表示された後に、ユーザ操作検出部101によりアップ操作が検出されれば、当該アップ操作に基づいて、入力文字を確定する(ステップS107,S114,S111)。また、入力文字確定部110は、派生文字が選択された後に、ユーザ操作検出部101によりアップ操作が検出されれば、当該アップ操作に基づいて、入力文字を確定する(ステップS110,S111)。
本実施の形態によれば、仮名行キー31に対しダウン操作を行うことにより、所望の仮名行を選択することができるとともに、仮名行選択後のスライド操作に応じて、所望の仮名文字を入力文字として選択することができる。また、仮名文字の選択後に派生文字表示操作を行うことにより、派生文字用の入力ガイド26が表示され、その後のスライド操作及びアップ操作により、入力文字の派生文字を選択し、新たな入力文字として確定させることができる。
また、所望の仮名文字を入力文字として選択した際の操作状態を一定時間T1以上継続させることにより、入力文字の派生文字が割り当てられた入力ガイド26を表示させることができる。
また、派生文字表示操作後のスライド操作により、入力文字として選択した仮名文字の派生文字として、所望の濁音文字、半濁音文字、仮名小文字又は半角の片仮名文字が選択されるので、濁音文字、半濁音文字、仮名小文字又は半角の片仮名文字を仮名文字の派生文字として入力する際の操作性を向上させることができる。
また、派生文字表示操作後のスライド操作により、入力文字として選択した仮名文字の派生文字として、所望の平仮名文字又は片仮名文字が選択されるので、仮名文字を入力文字として選択し、文字種を平仮名文字及び片仮名文字間で変更する際の操作性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、表示操作検出部107が、仮名文字が選択されてから同じ仮名文字が選択されている操作状態が一定時間T1以上継続したか否かに応じて、派生文字表示操作があったか否かを判別する場合の例について説明した。しかし、本発明は派生文字表示操作をこれに限定するものではない。
例えば、第1のタッチ操作におけるスライド操作によって仮名文字が入力文字として選択された後、第1のタッチ操作のアップ操作よりも前に第2のタッチ操作が検出されたか否かに応じて、派生文字表示操作があったか否かを判別するような構成であっても良い。或いは、ダウン操作後におけるスライド操作の移動距離が一定レベルを越えたか否かに応じて、派生文字表示操作があったか否かを判別するような構成であっても良い。
また、本実施の形態では、派生文字の入力ガイド26が図3、図5又は図6に示した構成からなる場合の例について説明したが、本発明は、派生文字入力ガイドにおける派生文字の配列をこれに限定するものではない。例えば、派生文字入力ガイドは、入力文字を中央に配置するとともに、使用頻度の高い派生文字を当該入力文字の上又は下に配置する一方、使用頻度の低い派生文字を当該入力文字の左又は右に配置するような構成であっても良い。使用頻度が高いか否かは、ユーザの操作履歴に基づいて判別しても良いし、或いは、派生文字の使用頻度に関する統計情報があれば、それを利用して判別しても良い。この様に構成することにより、使用頻度の高い派生文字が入力し易くなるので、派生文字を入力する際の操作性を向上させることができる。
また、派生文字入力ガイド内における派生文字の配列をユーザの好みに応じて変更可能としても良い。この様に構成すれば、ユーザが利用し易い配列を組むことができる。また、日本語の文章は左から右に流れるので、派生文字入力ガイドにおいて、全角の派生文字を入力文字の右に配置し、半角の派生文字を入力文字の左に配置するような構成も考えられる。つまり、半角の派生文字を文章の流れとは逆の方向に配置することにより、これらの派生文字を入力する際のスライド方向をイメージし易くすることができる。
1 携帯電話機
10 端末筐体
11 タッチパネル
20 文字入力画面
23 文字入力領域
24 ソフトキーボード
25,26 入力ガイド
31 仮名行キー
2 確定文字
3 カーソル

Claims (7)

  1. 仮名行がそれぞれ割り当てられた2以上の仮名行キーをタッチパネルに表示する仮名行キー表示手段と、
    上記タッチパネルに対するタッチ操作として、ダウン操作からスライド操作を経てアップ操作に至る一連のユーザ操作を検出するユーザ操作検出手段と、
    上記ダウン操作の操作位置に基づいて、上記仮名行のいずれか一つを選択する行選択手段と、
    上記仮名行の選択後における上記スライド操作に基づいて、選択された上記仮名行に属する仮名文字のいずれか一つを入力文字として選択する入力文字選択手段と、
    上記仮名文字の選択後における派生文字表示操作を検出する表示操作検出手段と、
    上記入力文字の派生文字を選択するための派生文字入力ガイドを上記派生文字表示操作に基づいて上記タッチパネルに表示する入力ガイド表示手段と、
    上記派生文字表示操作後における上記スライド操作に基づいて、上記派生文字のいずれか一つを選択し、上記入力文字を選択された上記派生文字に変更する入力文字変更手段と、
    上記アップ操作に基づいて、上記入力文字を確定する入力文字確定手段とを備えたことを特徴とする仮名文字入力装置。
  2. 上記表示操作検出手段は、上記仮名文字が選択されてから、同じ仮名文字が選択されている操作状態が一定時間以上継続したか否かに応じて、上記派生文字表示操作があったか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載の仮名文字入力装置。
  3. 上記表示操作検出手段は、第1のタッチ操作の上記スライド操作に基づいて上記仮名文字が選択された後、第1のタッチ操作の上記アップ操作よりも前に第2のタッチ操作が検出されたか否かに応じて、上記派生文字表示操作があったか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載の仮名文字入力装置。
  4. 上記表示操作検出手段は、上記ダウン操作後における上記スライド操作の移動距離が一定レベルを越えたか否かに応じて、上記派生文字表示操作があったか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載の仮名文字入力装置。
  5. 上記入力ガイド表示手段は、濁音文字、半濁音文字、仮名小文字又は半角の片仮名文字を上記スライド操作によって選択するための上記派生文字入力ガイドを表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の仮名文字入力装置。
  6. 上記入力ガイド表示手段は、上記仮名文字の文字種を平仮名文字及び片仮名文字間で変更するための上記派生文字入力ガイドを表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の仮名文字入力装置。
  7. 上記入力ガイド表示手段は、上記入力文字を中央に配置するとともに、使用頻度の高い派生文字を当該入力文字の上又は下に配置する一方、使用頻度の低い派生文字を当該入力文字の左又は右に配置した上記派生文字入力ガイドを表示することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の仮名文字入力装置。
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