JP2014058901A - エンジン作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】手動スタータの代わりにセルスタータにてエンジンを始動させることで始動性を向上させたエンジン作業機において、セルモータのロックを防止してモータの焼き付きを防ぎ、信頼性や寿命を向上させる。
【解決手段】エンジンによって作業機を稼働させるエンジン作業機において、バッテリから供給される電力により駆動されクランク軸を回転させるセルモータ32を設け、セルモータ32の回転力をクランク軸に伝達する動力伝達経路に、セルモータ32の回転トルク不足によるロックを防止すると共に回転エネルギーをためる蓄力手段35を設けた。蓄力手段35は、スピンドル36に接続されたファイナルギヤ34と、スピンドル36にカムボール38を介して同軸に設けられた蓄力カム39と、蓄力カム39と当接するように配置されるアンビル爪部40と、蓄力カム39を軸方向に付勢するスプリング37とカムボール溝36aを含んで構成される。
【選択図】図3

Description

本発明は主に刈払機、カルチベータなどのエンジン作業機の動力源として用いられるエンジン作業機に関し、特に小型のバッテリを用いて効率よく安定してセルモータを駆動するようにしたエンジン作業機に関する。
刈払機やチェンソー等の小型の作業機には、動力源として小型のエンジンが広く用いられている。図7は従来のエンジン作業機101の一例である刈払機の外観図である。図7に示すように、小型の2サイクルエンジンを搭載したエンジン作業機101は、パイプ状のメインパイプ104に図示しない駆動軸を通し、この駆動軸をメインパイプ104の一端に設けられカバー109によって覆われる図示しないエンジンにて回転させることで、メインパイプ104の他端に設けた回転刃112を回転させる。回転刃112の近傍には、刈り払った草の飛散防止のための飛散防御カバー113が設けられる。エンジン作業機101は図示しない肩掛け用吊りベルト等で携帯されるもので、メインパイプ104の長手中央部付近に作業者が操作するための正面視略U字状を呈するハンドル172が取り付けられる。ハンドル172の両端部にはグリップ部173が設けられ、エンジン作業機101の回転数は一方のグリップ部に取り付けられたスロットルレバー176により作業者により制御される。スロットルレバー176の操作は、ワイヤー175によってエンジンの気化器に伝達される。
刈払機、送風機などの携帯型作業機においては、コンパクトさ、出力の大きさ、運転時間の長さから、特許文献1に開示されるように動力源として小型のエンジンが用いられている。エンジンは、小型軽量で大きな出力を得ることができ、燃料を補給することにより長時間の作業が可能となるという利点を有すものの、電気モータにはない動作としてエンジンの始動がある。
実開平1−125864号公報
手持ち式刈払機等の小型のエンジン作業機には2サイクルエンジンが広く用いられ、その始動の為にリコイルスターター等の手動式のスタータを設けたものが一般的である。この際、エンジンの始動を行う作業者は、手動にてチョークを動作させてリコイルスターターの操作ハンドルを強く引くことによってエンジンを始動する。この操作ハンドルを引く動作は、大きな力を必要とする上に、始動に手間取ってしまい何回も操作ハンドルを引かねばならない状態がある。そのため近年では、作業者の負担軽減のためにセルモータ付きのエンジン作業機の実現が求められている。しかしながら、小型のエンジン作業機にセルモータを設けるには、モータという比較的重量の重い回転体を設ける上に、モータの電源となるバッテリをも搭載する必要があり、エンジン作業機全体のサイズが大きくなり、またその重量も重くなってしまう。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、手動スタータの代わりにセルスタータにて簡単にエンジンを始動させることができる携帯型のエンジン作業機を提供することにある。
本発明の他の目的は、セルモータの小型化とバッテリの小型化を図ったエンジン作業機を提供することにある。
本発明のさらに他の特徴によれば、セルモータがロックしてしまうことを防止でき、モータの焼き付きを防ぎ信頼性や寿命を向上させたエンジン作業機を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、ピストンが往復運動可能なシリンダと、シリンダを保持すると共にクランク室を形成するクランクケースと、クランクケースを貫通して延びるクランク軸を有するエンジンによって作業機を稼働させるエンジン作業機であって、バッテリから供給される電力により駆動されクランク軸を回転させるセルモータを設け、セルモータの回転力をクランク軸に伝達する動力伝達経路に、セルモータに加わる回転トルクの上昇に伴い係合が離脱する蓄力手段を設けた。蓄力手段を設ける箇所は、クランクシャフトに配置されたワンウェイクラッチ(One way Clutch)とセルモータの間とすると良い。セルモータは、蓄力手段と共にクランク軸先端に設けられるセルスタータユニット内に配置され、セルスタータユニットと別に設けられたスイッチユニット内に、バッテリと、セルモータ用の回転制御回路と、セルモータのスタートスイッチを配置し、セルスタータユニットとスイッチユニットをリードワイヤにより接続した。
本発明の他の特徴によれば、蓄力手段は、スピンドルと、カムボールと、スプリングと、蓄力カムと、クラッチ係合手段を含んで構成される。クランクケースから反力が強い状態でセルモータが回転すると、カムボールがスピンドルおよび蓄力カムに形成されたカムボール溝に沿って後方に移動し、スプリングを圧縮させることで蓄力する。
本発明のさらに他の特徴によれば、クラッチ係合手段は、クランク軸側に設けられるワンウェイクラッチと係合する爪部と、蓄力カムと係合する当接部を有し、当接部に一定以上のトルクが加わると蓄力カムが後方側に離脱する構成とした。スピンドルは、クラッチ係合手段から大きなトルクが加わった際に1方向のみにカムボールが移動できるようにした溝を配しており、セルモータがR方向に回転する際には蓄力カムを後方側に移動させ、L方向に回転する際には蓄力カムを後方側に移動させない構成とした。
請求項1の発明によれば、セルモータに加わる回転トルクの上昇に伴い係合が離脱する蓄力手段を設けたので、セルモータがロックしてしまうことによるセルモータや回路の破損を効果的に防止できる。
請求項2の発明によれば、セルスタータユニットとスイッチユニットを別体式にしてこれらをリードワイヤにより接続したので、任意の形態のセルスタータユニットに対して共通のスイッチユニットを用いることができ、部品の共用化によるコストダウンを図ることができる。また、セルスタータユニットとスイッチユニットを別体式で構成したので、セルスタータユニットをエンジン作業機の任意の位置に取り付けることができる。
請求項3の発明によれば、スイッチユニットには、カセット形式に構成されたバッテリが着脱可能に装着されるので、充電式の小型軽量のバッテリを電源とすることができ、広く用いられている電動工具用のバッテリパックを用いることが可能となる。
請求項4の発明によれば、蓄力手段は、スピンドルと、カムボールと、スプリングと、蓄力カムと、クラッチ係合手段を含んで構成したので、インパクトドライバで用いるインパクト機構と同等の構成によってセルモータの蓄力機構を実現できる。
請求項5の発明によれば、クランクケースから反力が強い状態でセルモータが回転すると、カムボールがスピンドルおよび蓄力カムに形成されたカムボール溝に沿って後方に移動し、スプリングを圧縮させることで力を貯めるので、簡単な機構で確実に力を貯めることができる蓄力機構を実現できる。またスプリングに引張り応力が発生しないことからスプリングの寿命を向上できる。
請求項6の発明によれば、一定以上のトルクが加わるとクラッチ係合手段の爪部が蓄力カムから離脱する構成によりモータロックを回避できるため、モータの焼損を防止することができる。
請求項7の発明によれば、クラッチ係合手段から大きなトルクが加わった際にカムボールが1方向のみに移動できるようにスピンドルが形成されるので、双方向用の溝を形成することに比べてカムボールが後方へ移動する距離を長くすることでき、これより、スプリングの圧縮荷重を高くすることができる。
本発明の実施例に係るエンジン作業機のセルスタータユニット取付け時の内部構造を示す縦断面図である。 本発明の実施例に係るエンジン作業機の内部構造を示す正面図であって、一部を断面図にて示す図である。 本発明の実施例に係るセルスタータユニット30及びスイッチユニット50の内部構造を示す縦断面図である。 図3のセルスタータユニット30のA−A部の断面図である。 図4のセルスタータユニット30及びスイッチユニット50の取付け状態を示す一実施例の側面図である。 本発明の実施例に係るセルスタータユニット30の動作を示す図であり、左側はセルスタータユニット30の縦断面図で、右側はB−B部における蓄力カム39とアンビル爪部40の断面図である。 従来のエンジン作業機101の全体形状を示す斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後左右、上下の方向は図中に示す方向であるとして説明する。
図1は、実施例に係るエンジン作業機のセルスタータ取付け時の内部構造を示す縦断面図である。エンジン2は、2サイクルの小型エンジンであって、クランク軸5がメインパイプ104(後述する図5参照)と同軸上に配置され、シリンダ3がクランクケース4から略垂直方向上側に伸びるように配置され、ピストン12がシリンダ3内を上下方向に往復移動する。イグニッションコイル23で発生された高圧電流は、イグニッションコード24とプラグキャップ21を介して点火プラグ8に伝達される。エンジン2の上側部分は上部カバー9によって覆われる。上部カバー9は、例えばプラスチック等の合成樹脂の一体成形によって製造される。エンジン2のクランクケース4の下側には、燃料タンク11が設けられる。燃料タンク11には、2サイクル用のガソリンとオイルの混合油が入れられ、後述する気化器に送られる。
クランク軸5の前側(出力側)には、遠心クラッチ25を介して図示しない駆動軸の一端部が連結される。遠心クラッチ25が取り付けられるマグネトロータ22には、エンジン冷却用のフィンが一体に形成される。遠心クラッチ25は、クランク軸5の回転数が一定以上になると遠心力によって揺動子がクラッチドラムに接続される公知の遠心クラッチである。
シリンダ3の燃焼室に隣接する位置(図1ではシリンダ3の側面)には、デコンプ19が設けられる。デコンプ19はデコンプレッション機構であって、エンジン2の始動時に燃焼室内の圧力の一部を解放してピストン12による圧縮作業を容易にし、エンジン2を始動しやすくするための機構である。本実施例ではデコンプ19の先端の操作部(デコンプボタン19a)を押し込む、つまりデコンプボタン19aを後方から前方側に移動させることによりシリンダ3の内部の圧力の一部を解放することができる。デコンプ19はクランク軸5の回転直後の最初の燃焼(初爆)が起こるとその圧力変動で自動的に復帰する。
本実施例のエンジン2の始動装置としては、セルモータ32を含んだセルスタータユニット30が用いられる。セルスタータユニット30はクランクケース4に着脱可能な何らかの固定手段によってクランク軸5の端部に接続される位置に固定されるものであって、外部から供給される電力によりセルモータ32が回転する。セルモータ32は例えば直流モータであって、その出力は機械的な蓄力機構35を介してクランク軸5に固定された接続ドラム28に伝達される。
図2は、本実施例に係るエンジン作業機1の内部構造を示す正面図であり、その一部を断面図で示している。シリンダ3の一方の側方(右側)にはマフラー17がボルトによってシリンダ3に取り付けられ、シリンダ3の他方の側方(左側)には気化器7が設けられる。マフラー17はマフラーカバー10によって覆われる。マフラー17はシリンダ3から排出される燃焼ガスが外部へ排出される際の排気音を低減するものであって、金属製で箱状に形成される。マフラー17の内部には複数の膨張室を設けられ、排気ガスの浄化のために図示しない触媒装置が設けられる。マフラーカバー10は、例えばプラスチック等の合成樹脂の一体成形によって製造される。
燃料タンク11には、2サイクル用のオイルとガソリンの混合燃料が入れられ、エンジン2の気化器7から伸びる燃料パイプ13aによって燃料タンク11から混合燃料が吸引される。燃料パイプ13aの先端にはゴミの吸引を防ぐためにフィルタ26が設けられる。気化器7には、手動で動作させるチョークレバー14が設けられる。チョークレバー14の構造や動作は公知であるので、ここでの詳細な説明は省略する。気化器7とシリンダ3の間には吸入通路を形成すると共に気化器7を固定するためのインシュレータ15が、ネジ16aにてシリンダ3に取り付けられる。気化器7は2本のネジ16b(図2では1本のみ図示)によってインシュレータ15に取り付けられ、吸入側にはエアフィルタ27が設けられる。気化器7には、混合燃料を燃料タンク11から気化器7に吸い上げるためのプライミングポンプ18が設けられる。プライミングポンプ18は半球状の透明バルブであり、作業者はエンジン2の始動直前に、リターンパイプ13bに燃料が流れるまでプライミングポンプ18を繰り返し押すことにより気化器7に燃料を吸い上げる。燃料タンク11には、燃料パイプ13aとリターンパイプ13bを貫通させるための貫通穴が形成され、それらの間はゴムブッシュによってシールされる。
図2においてクランクケース4の一部には、セルスタータユニット30と当接するスイッチ20が配置される。スイッチ20は、セルスタータユニット30を取付けるクランクケース4の端面側、即ち後方側にスイッチ20が配置される。図2ではエンジン作業機1を前方側から見た正面図であるが、スイッチ20のクランク軸5に対する位置がわかるように図示している。セルスタータユニット30をクランクケース4に接続すると、セルスタータユニット30のハウジングによってスイッチ20が押されることで、スイッチ20がOFF状態となる。スイッチ20がONになるとイグニッションコイル23から点火プラグ8までの配線がアースに接続する回路が導通することにより点火が阻止され、スイッチ20はいわばキルスイッチ又は停止スイッチとして動作する。スイッチ20は、例えばプッシュ式スイッチで構成でき、プッシュ時にOFF、解放時にONとなるOFFスイッチとすれば良い。この構成により、セルスタータユニット30をクランクケース4から取り外すとスイッチ20がON状態となり、イグニッションコイル23の出力が短絡されてアースに導通される。このようにセルスタータユニット30が着脱されているかどうかを検出する着脱検出手段(スイッチ20)を設けているので、セルスタータユニット30が取り外されたままエンジン2が運転されることを防止できる。この構成は、特にエンジン2を始動した後であってエンジン2の回転中にセルスタータユニット30を取り外して作業を行うことを防止するのに好適である。
図3は、本実施例に係るセルスタータユニット30及びスイッチユニット50の内部構造を示す縦断面図である。本実施例では、容易にエンジンを始動でき、かつ、操作方法が簡単なセルスタータ機構を実現するために、エンジン2のクランクケース4に容易に着脱できるセルスタータユニット30と、セルモータ32に電力を供給すると共に回転を制御するスイッチ類を搭載したスイッチユニット50を分離して構成して、それらをリードワイヤ47にて接続している。スイッチユニット50は、例えば作業者が把持するグリップ部173(図7参照)とは別に設けられるものであって、例えばハンドルの任意の位置に着脱可能な構成とした。セルスタータユニット30には、主にセルモータ32と、セルモータ32の回転軸の取り付けられるピニオン33と、ピニオン33と噛合するファイナルギヤ34と、ファイナルギヤ34によって回転される蓄力機構35と、蓄力機構35に接続されクランク軸5に嵌合されるクラッチ係合具42により主に構成され、これらはプラスチック等の合成樹脂製のハウジング31の内部に収容される。
セルモータ32は、バッテリ60によって回転される直流モータであって、本実施例ではクランク軸5の軸線(蓄力機構35の回転中心と同軸)よりも下側にセルモータ32の回転軸が位置するように配置される。ハウジング31のセルモータ32を収容する部分は前後端が閉鎖された形状であるが、クラッチ係合具42が位置する部分はクランク軸5側に接続するために略円形の開口部31aが形成されている。ハウジング31は左右に2分割可能に形成され、これらはネジ等の公知の接合手段によって固定される。
蓄力機構35は、ファイナルギヤ34に接続されたスピンドル36と、スピンドル36にカムボール38を介して同軸に設けられた蓄力カム39と、蓄力カム39と当接するように配置されるアンビル爪部40を含んで構成される。スピンドル36の外周面はカムボール38を保持するためのカムボール溝36aが構成され、蓄力カム39はスプリング37によって前方側、アンビル爪部40側に付勢される。アンビル爪部40はアンビル41に圧入等で固定され、アンビル41にはクラッチ係合具42がネジ43で固定される。クラッチ係合具42には揺動子29と係合する図示しない爪部が形成されており、アンビル41、クラッチ係合具42及びアンビル爪部40によって接続ドラム28との係合手段を形成している。アンビル41とスピンドル36は相対的に回転可能なように軸支され、2つのベアリング45a、45bによって回転可能なようにハウジング31に保持される。尚、本実施例ではアンビル41とアンビル爪部40を別体部品で構成して、それらを圧入により固定したが、それらを一体部品にて構成するようにしても良い。
スイッチユニット50は、ある程度の長さを有するリードワイヤ47によって接続されるものであって、電源スイッチ53、セルモータ32を回転させるためのモータスタートスイッチ54、制御回路基板55、電池ターミナル56、バッテリ60を含んで構成される。バッテリ60には2箇所の掛止部63が形成され、ハウジング51の内壁に形成された凹部(図示せず)と係合することによりバッテリ60が保持される。バッテリ60を取り外すには、ラッチ62を押しながらバッテリ60をハウジング51から引き出す。エンジン2を始動させる場合は電源スイッチ53をONにしてから、モータスタートスイッチ54を押すことによってセルモータ32が回転してエンジン2が始動する。
バッテリ60の内部には、例えば14500サイズのリチウムイオン電池セル(図示せず)が3本収容される。バッテリ60の後端部(図では下側)の形状は、ハウジング51の下端の開口部51aを覆うように形成される。開口部51aに続くバッテリ60の装着空間の他端には制御回路基板55が設けられ、制御回路基板55から開口部51aに向かって複数の電池ターミナル56が延びるように設けられる。バッテリ60の前端部(図では上側)には、複数の端子61が設けられ、バッテリ60をハウジング51に装着することにより端子61は電池ターミナル56と接触するので、バッテリ60の電力がセルモータ32に供給可能な状態となる。
以上説明したセルスタータユニット30をエンジン2に装着して、セルモータ32を回転させるとクランク軸5が回転するが、ピストン12が上死点方向に移動するにつれて回転時の負荷トルクが徐々に上昇することになる。この負荷トルクがセルモータ32の駆動トルクを上回っている際には、カムボール38がカムボール溝36aに沿って、徐々に後方に移動する。カムボール38が後方に移動することで蓄力カム39も後方に移動し、これにより、スプリング37が圧縮されることになる。
スプリング37が圧縮されると、反発トルクが上昇することになり、反発トルクがクランク軸5の回転トルクを上回った時点で、蓄力カム39のハンマ爪部39aとアンビル爪部40との係合状態が外れ、蓄力カム39とカムボール38はスプリング37の反発トルクを受けながら前方に高速で移動することになる。この際に、蓄力カム39は強い回転トルクを生じながら高速で回転し、アンビル爪部40と接続されているクラッチ係合具42を回転させてためクランク軸5も回転する。このような動作1回もしくは複数回繰り返してピストン12が上死点を過ぎて下死点に向けて移動を開始すると時間経過に伴い反発トルクが減少し、蓄力カム39のハンマ爪部39aとアンビル爪部40との係合状態が保たれたまま回転する。この際のクランク軸5の回転数は減速する。
クランク軸5がさらに回転することで、ピストン12が下死点から上死点側への移動となると再び回転時の負荷トルクが徐々に上昇することになる。この負荷トルクの上昇に伴い、カムボール38がカムボール溝36aに沿って、徐々に後方に移動する。カムボール38が後方に移動することで蓄力カム39も後方に移動し、これにより、スプリング37が圧縮されることになる。
スプリング37が圧縮されると、反発トルクが上昇することになり、反発トルクがクランク軸5の回転トルクを上回った時点で、蓄力カム39のハンマ爪部39aとアンビル爪部40との係合状態が外れ、蓄力カム39とカムボール38はスプリング37の反発トルクを受けながら前方に高速で移動することになる。このような動作を繰り返すことによりセルモータ32によってクランク軸5を回転させる。
本実施例において、蓄力装置は公知のインパクトドライバの打撃機構と似たような構成となっているが、スピンドル36に形成されるカムボール溝36aは、一方向のみに形成された構成となっている。このため、セルモータ32をR方向(クランク軸5を通常回転方向に回す方向)に回転させた場合では、カムボール38は後方へ移動することができるが、セルモータ32をL方向(クランク軸5を通常回転方向と反対に回す方向)に回転させた場合では、カムボール38は後方に移動することができない。尚、セルモータ32は通常一方向のみにしか回転させないので、L方向の回転には対処しなくて良い。このように、一方向のみにカムボール溝36aを形成する構成としたことで、カムボール38の移動距離を両方向に対応する場合よりも長く設定でき、蓄力できる反発トルクを高くすることが可能となった。なお、何らかの理由によりセルモータ32をL方向に回転させた場合には、接続ドラム28と揺動子29によるスタータ用のワンウェイクラッチ機構(図1参照)により蓄力カム39はクランク軸5を回転させずに空転することになるため、蓄力機構35が動作しなくても問題は起きない。
図4は図3のA−A部の断面図であって、セルスタータユニット30の横断面図となる。本実施例のセルスタータユニット30はクランクケース4に容易に着脱可能に構成され、ハウジング31の開口部31aがクランクケース4に取り付けられた際に、左右両側に設けられたラッチ44の掛止部44aがクランクケース4の取り付け部に形成された凹部(図示せず)と係合することによりセルスタータユニット30をクランクケース4に装着できる。またラッチ44によってセルスタータユニット30がクランクケース4に取り付けられた際には、ハウジング31の開口部31aによってクランクケース4の端面部に設けられたスイッチ20(図2参照)が押されることによりスイッチ20が自動的にOFF状態となり、点火プラグ8とイグニッションコイル23間を接続するリードワイヤ65(後述の図5参照)が導通する。このようにスイッチ20がOFFになることで、点火プラグ8に高圧電流が供給され、エンジン2の運転が可能となる。一方、セルスタータユニット30をクランクケース4の端面から取り外した時には、スイッチ20が自動的にONになることで点火用の高圧電流の点火プラグ8への供給がストップされるためエンジン2が停止することになる。従って、本実施例の構成ではエンジン2を始動した後にセルスタータユニット30を取り外して作業するができないことになり、作業者の安全性が一層高められる。
図5は、本発明の実施例に係る蓄力式のセルスタータユニット30とスイッチユニット50の取付け状態を示す側面図である。スイッチユニット50は、例えば刈払機のハンドル172にフック74等により固定することができ、このスイッチユニット50をハンドル172に取付ければ作業者は刈払機を担いだままの状態で、エンジン2を始動させることができる。また、制御回路基板55に搭載される電子部品をエンジン2とは熱的に十分離れた位置に配置可能であって、エンジンの近傍に配置しなくてすむので熱害によるスイッチユニット50内の電子部品の破損を防止することができる。セルスタータユニット30とスイッチユニット50を繋いでいるリードワイヤ47(図3参照)には断線を防止する目的から、熱収縮チューブ48により数本のリードワイヤ47を一本に束ねてあり、更に、少なくても1か所以上のフック75により熱収縮チューブ48をメインパイプ104に取り付けた。
図6は、本実施例に係るエンジン作業機のセルスタータの動作の一実施例を示す縦断面図である。本実施例では、デコンプ19を未操作時の状態を示す。通常、デコンプ19を押すことで大気と燃焼室の間に通路が形成されることになるため、セルモータ32によってクランク軸5を回転させるために必要な負荷トルクを大幅に軽減することができるが、手動のデコンプボタン19aを押し忘れたままセルモータ32でエンジンを始動する場合、クランク軸5を回転させるために必要な負荷トルクが大幅に大きくなってしまう。この状態のままでセルモータ32を駆動させてしまうと、バッテリ60の電圧が低下している場合にはセルモータ32がロックすることになり、ロック状態を長時間放置するとセルモータ32が焼損してしまう恐れがある。
本実施例による蓄力方式を用いれば、デコンプ19の操作忘れにより、クランク軸5を回転させるために必要な負荷トルクが高い場合においても、蓄力カム39とアンビル爪部40が離脱する構成となっており、これによりセルモータ32の焼損を防止することができる。さらに蓄力カム39が離脱することによって蓄えられたエネルギーを利用してアンビル爪部40に強い打撃力を加えることによって回転させるように構成した。図6(1)はセルモータ32の始動直前の状態であり、(2)はセルモータ32を起動させて蓄力カム39のハンマ爪部39aがアンビル爪部40に当接した後にクランク軸5側からの強い反力を受けた状態であり、(3)は反力が最大になってハンマ爪部39aとアンビル爪部40の係合状態が外れた離脱状態を示す。
作業者がエンジン2を始動すべく、電源スイッチ53をONにして気化器7のチョークを引いて、モータスタートスイッチ54を押すことによってセルモータ32が回転を始める。セルモータ32の回転力はピニオン33及びファイナルギヤ34を介してスピンドル36に伝達され、スピンドル36とほぼ連動して回転する蓄力カム39を図6(1)右側の矢印81の方向に回転させる。すると蓄力カム39の回転軸に対して対称な周方向位置に設けられ、軸方向に突出する2つのハンマ爪部39aがそれぞれアンビル爪部40の被接触面(当接部)40aに接近する。この際、図6(1)左側のように、蓄力カム39はスプリング37によって前方側(アンビル爪部40側)に付勢されているため、点線で示すハンマ爪部39aとアンビル爪部40は軸方向にみて重なるように位置する。また、この際のカムボール38の位置は軸方向に後退するように斜めに形成されたカムボール溝36aの最前部に位置する。
図6(1)から更にセルモータ32が回転すると、ハンマ爪部39aとアンビル爪部40と接触する。ここでデコンプ19を操作している場合であればクランク軸5から受ける負荷トルクが低いためにアンビル爪部40はハンマ爪部39aと同期して回転を開始する。しかしながらデコンプ19の操作忘れの場合はクランク軸5を回転させるために必要な負荷トルクが高いため、バッテリ60の電圧が弱い場合にはセルモータ32による回転トルクだけでは不足する場合がある。この不足する状態においては、セルモータ32によって蓄力カム39を図6(2)の矢印82の方向に回そうとするとアンビル爪部40が回転せずに蓄力カム39がスプリング37の付勢力に反して矢印83のように後退を始める。このため蓄力カム39がアンビル爪部40と軸方向に離れる。例えば、クランク軸5が回転することで、ピストン12が上死点に移動すると回転時の負荷トルクが徐々に上昇することになるが、この負荷トルクの上昇に伴い、カムボール38がカムボール溝36aに沿って、徐々に後方に移動する。カムボール38が後方に移動することで蓄力カム39も後方に移動し、これにより、スプリング37が圧縮されることになる。この際、図6(2)左側のように、点線で示すハンマ爪部39aとアンビル爪部40は軸方向に重なる部分が残るように位置している。また、この際のカムボール38の位置は軸方向に後退するように斜めに形成されたカムボール溝36aの端部でなく中間領域に位置する。
図6(2)から更にセルモータ32が回転すると、蓄力カム39は矢印84に示すように更に軸方向後方に移動し、ついにはハンマ爪部39aとアンビル爪部40の周方向への当接状態が外れ、図6(3)の右側の図のようにハンマ爪部39aはアンビル爪部40の後方側をすり抜けて矢印85の方向に回転する。スプリング37が圧縮されると、反発トルクが上昇することになり、反発トルクがクランク軸5の回転トルクを上回った時点で、蓄力カム39とカムボール38はスプリング37の反発トルクを受けながら前方に高速で移動することになる。この際に、蓄力カム39はクランク軸5と共に高速で回転し、時間経過に伴い反発トルクの減少と共に、クランク軸5の回転数は減速する。この蓄力カム39が最大限後退したときには、図6(3)左側のように、ハンマ爪部39aとアンビル爪部40は軸方向に重なる部分が無くなる状態となり、カムボール38の位置はカムボール溝36aの端部に位置する。ハンマ爪部39aがアンビル爪部40の後方側をすり抜けた後には、蓄力カム39は約180度だけ勢いよく回ることになるが、ハンマ爪部39aが次のアンビルの被接触面40aに当接するまでにスプリング37の付勢力によって蓄力カム39が軸方向前方側に移動して図6(1)の状態に戻る。尚、デコンプ19を操作した場合やバッテリ60の電圧が十分ある場合は、図6(1)の状態のままアンビル爪部40を連続回転させることができるので、蓄力機構35を利用する必要は無い。
以上説明したように本実施例では図6(1)から(3)までの状況を繰り返しながら、セルモータ32によってクランク軸5を回転させる。この際に、クランク軸5側からの反力が高い場合であってもセルモータ32が回転するとカムボール38が、スピンドル36、および蓄力カム39に形成されたカムボール溝に沿って後方に移動し、スプリング37を圧縮させる。つまり、一定トルク以下では蓄力するが、一定トルク以上になると蓄力カム39が離脱することで、トルクを伝達しない構成とすることができ、セルモータ32のロックの防止、或いは、スプリング37に加わる負荷を軽減でき、スプリング37の破損を防止することにある。この結果、比較的小さなセルモータ32、比較的小さなバッテリ60を用いて小型軽量なセルスタータを実現できた。
以上、本発明を複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施例では刈払機に用いられるエンジン作業機に適用される例で説明したが、作業機の種類は刈払機だけに限られずに、チェンソー、カッター、カルチベータ等のその他のエンジン作業機においても同様に適用できる。また、上述の実施例では2サイクルエンジンを用いて説明したが、2サイクルエンジンだけでなく4サイクルエンジンにも同様に適用できる。また、上述の実施例ではバッテリをハンドル部に設けるようにしたが、その他の箇所に設けても良く、エンジンを覆うカバーの外側に設けても良いし、燃料タンクに設けるように構成しても良い。
1 エンジン作業機 2 エンジン
3 シリンダ 4 クランクケース
5 クランク軸 7 気化器
8 点火プラグ 9 上部カバー
10 マフラーカバー 11 燃料タンク
12 ピストン 13a 燃料パイプ
13b リターンパイプ 14 チョークレバー
15 インシュレータ 16a、16b ネジ
17 マフラー 18 プライミングポンプ
19 デコンプ 19a デコンプボタン
20 スイッチ 21 プラグキャップ
22 マグネトロータ 23 イグニッションコイル
24 イグニッションコード 25 遠心クラッチ
26 フィルタ 27 エアフィルタ
28 接続ドラム 29 揺動子
30 セルスタータユニット 31 ハウジング
31a 開口部 32 セルモータ
33 ピニオン 34 ファイナルギヤ
35 蓄力機構 36 スピンドル
36a カムボール溝 37 スプリング
38 カムボール 39 蓄力カム
39a ハンマ爪部 40 アンビル爪部
40a (アンビル爪部の)被接触面 41 アンビル
42 クラッチ係合具 43 ネジ
44 ラッチ 44a 掛止部
45a、45b ベアリング 47 リードワイヤ
48 熱収縮チューブ 50 スイッチユニット
51 ハウジング 51a 開口部
53 電源スイッチ 54 モータスタートスイッチ
55 制御回路基板 56 電池ターミナル
60 バッテリ 61 端子
62 ラッチ 63 掛止部
65 リードワイヤ 74、75 フック
101 エンジン作業機 104 メインパイプ
109 カバー 112 回転刃
113 飛散防御カバー 172 ハンドル
173 グリップ部 175 ワイヤー
176 スロットルレバー


Claims (7)

  1. ピストンが往復運動可能なシリンダと、前記シリンダを保持すると共にクランク室を形成するクランクケースと、前記クランクケースを貫通して延びるクランク軸を有するエンジンによって作業機を稼働させるエンジン作業機であって、
    バッテリから供給される電力により駆動され前記クランク軸を回転させるセルモータを設け、
    前記セルモータの回転力を前記クランク軸に伝達する動力伝達経路に、前記セルモータに加わる回転トルクの上昇に伴い係合が離脱する蓄力手段を設けたことを特徴とするエンジン作業機。
  2. 前記セルモータは、前記蓄力手段と共に前記クランク軸先端に設けられるセルスタータユニット内に配置され、
    前記セルスタータユニットと別に設けられたスイッチユニット内に、前記バッテリと、前記セルモータ用の回転制御回路と、前記セルモータのスタートスイッチを配置し、
    前記セルスタータユニットと前記スイッチユニットをリードワイヤにより接続したことを特徴とする請求項1に記載のエンジン作業機。
  3. 前記スイッチユニットには、カセット形式に構成されたバッテリが着脱可能に装着されることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジン作業機。
  4. 前記蓄力手段は、スピンドルと、カムボールと、スプリングと、蓄力カムと、クラッチ係合手段を含んで構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のエンジン作業機。
  5. 前記クランクケースから反力が強い状態でセルモータが回転すると、前記カムボールが前記スピンドルおよび前記蓄力カムに形成されたカムボール溝に沿って後方に移動し、前記スプリングを圧縮させることで蓄力することを特徴とする請求項4に記載のエンジン作業機。
  6. 前記クラッチ係合手段は、前記クランク軸側に設けられるワンウェイクラッチと係合する爪部と、前記蓄力カムと当接する当接部を有し、前記当接部に一定以上のトルクが加わると前記蓄力カムが後方側に離脱する構成としたことを特徴とする請求項5に記載のエンジン作業機。
  7. 前記スピンドルは、前記クラッチ係合手段から大きなトルクが加わった際に1方向のみにカムボールが移動できるようにした溝を配しており、
    前記セルモータがR方向に回転する際には前記蓄力カムを後方側に移動させ、
    L方向に回転する際には前記蓄力カムを後方側に移動させない構成としたことを特徴とする請求項6に記載のエンジン作業機。
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