JP2014058257A - レジスタ - Google Patents

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JP2014058257A JP2012204932A JP2012204932A JP2014058257A JP 2014058257 A JP2014058257 A JP 2014058257A JP 2012204932 A JP2012204932 A JP 2012204932A JP 2012204932 A JP2012204932 A JP 2012204932A JP 2014058257 A JP2014058257 A JP 2014058257A
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Abstract

【課題】開口部の幅を従来よりも狭くしても当該開口部からの風の指向性を確保することができるレジスタを提供する。
【解決手段】固定ベゼル32の開口部34内を可動ベゼル60、62が車両前後方向に沿ってスライド移動可能とされており、可動ベゼル60に設けられた傾斜面66と可動ベゼル62に設けられた傾斜面68とで空気を吹出し可能な吹出口を構成している。このため、可動ベゼル60と可動ベゼル62とで空気の流動方向に沿った位置関係によって、空気が吹き出される方向が変化する。つまり、固定ベゼル32の開口部34に風向きを調整するためのフィンを設ける必要はなく、開口部34の幅を狭くすることができる。換言すると、開口部34の幅を狭くしても吹出口からの風の指向性を確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車室内に設けられるレジスタに関する。
特許文献1には、車室内に設けられるレジスタにおいて、空気の吹出口となる矩形状の開口部が形成され、当該開口部の長手方向に沿って設けられたフィンが開口部の短手方向(幅方向)に沿って回動することによって、開口部からの風の指向性を向上させる技術が開示されている。なお、この他にも特許文献2、3にこれと同様のレジスタが開示されている。
特開2011−235668号公報 特開昭62−228833号公報 実公平03−56845号公報
しかしながら、これらの先行技術では、開口部の幅を狭くしようとすると、開口部の縁部との干渉を回避するためフィンの回動角度が小さくなってしまい、当該フィンによって開口部からの風の指向性を確保することが難しくなる。このため、開口部の幅をさらに狭くするということは困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、開口部の幅を従来よりも狭くしても当該開口部からの風の指向性を確保することができるレジスタを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明に係るレジスタは、車両の内装部材に固定され、空調装置によって温度調整された空気が送給可能とされ一方向に長い形状とされた開口部が形成された固定部材と、前記固定部材において前記開口部内を前記空気の流動方向に沿ってスライド移動可能に設けられ、当該空気の流動方向と交差する方向かつ前記開口部の長手方向と交差する方向に沿って配置され互いに対向して流路を構成する一対の可動部材と、前記一対の可動部材のうち、一方の可動部材における前記空気の流動方向の下流部に設けられ、空気を案内する第1ガイド面と、前記一対の可動部材のうち、他方の可動部材における前記空気の流動方向の下流部に設けられ、前記第1ガイド面とは異なる方向へ空気を案内すると共に当該第1ガイド面とで当該空気を吹出し可能な吹出口を構成する第2ガイド面と、を有している。
請求項1記載の発明に係るレジスタでは、一方向に長い形状とされた開口部が形成された固定部材が車両の内装部材に固定されており、当該開口部には空調装置によって温度調整された空気が送給可能とされている。また、固定部材には、当該固定部材の開口部内において、一対の可動部材が空気の流動方向に沿ってスライド移動可能に設けられており、これらの可動部材は、空気の流動方向と交差する方向かつ開口部の長手方向と交差する方向に沿って配置されている。つまり、車両幅方向を開口部の長手方向とした場合、一対の可動部材は車両上下方向の上下に配置される。また、車両上下方向を開口部の長手方向とした場合、一対の可動部材は車両幅方向の左右に配置される。
これらの可動部材は互いに対向して流路を構成しており、これらの可動部材のうち、一方の可動部材における空気の流動方向の下流部には、空気を案内する第1ガイド面が設けられている。また、他方の可動部材における空気の流動方向の下流部には、第2ガイド面が設けられており、当該第2ガイド面は、第1ガイド面とは異なる方向へ空気を案内すると共に、第1ガイド面と第2ガイド面とで当該空気を吹出し可能な吹出口を構成している。
上記のように、第1ガイド面と第2ガイド面とは互いに異なる方向へ空気を案内するため、一方の可動部材と他方の可動部材とで空気の流動方向に沿った位置関係によって、空気の流動方向に対して吹出口の角度が変わり、空気が吹き出される方向が変化する。つまり、一対の可動部材をそれぞれ空気の流動方向に沿ってスライドさせるだけで吹出口から吹き出される風向きの調整を図ることができる。このため、固定部材の開口部に風向きを調整するためのフィンを設ける必要はなく、当該開口部の幅を狭くすることができる。
請求項2記載の発明に係るレジスタは、請求項1に記載のレジスタにおいて、前記第1ガイド面及び前記第2ガイド面は、前記空気の流動方向の下流側へ向かうにつれて互いに近接する方向へ傾斜して形成された傾斜面である。
請求項2記載の発明に係るレジスタでは、第1ガイド面及び第2ガイド面が、空気の流動方向の下流側へ向かうにつれて互いに近接する方向へ傾斜する傾斜面であるため、第1ガイド面と第2ガイド面とで構成される吹出口は、空気の流動方向の下流側へ向かうにつれて狭くなる。しかし、可動部材をスライド移動させ、一方の可動部材と他方の可動部材とでスライド方向に沿った位置をずらすことによって、正面視において狭くなった吹出口であっても断面積を十分に確保することができる。
請求項3記載の発明に係るレジスタは、請求項1又は請求項2に記載のレジスタにおいて、前記一対の可動部材における前記空気の流動方向に沿った上流側に配置され、前記開口部の長手方向に沿って回動するフィンが設けられている。
請求項3記載の発明に係るレジスタでは、一対の可動部材における空気の流動方向に沿った上流側にフィンが配置され、当該フィンが固定部材に形成された開口部の長手方向に沿って移動するように設定されている。これにより、空調装置によって温度調整された空気が整流されると共に、整流された空気を一対の可動部材側へ案内することができる。
請求項4記載の発明に係るレジスタは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のレジスタにおいて、前記一方の可動部材と前記他方の可動部材とを前記空気の流動方向に沿って互い違いにスライド移動させる連結機構が設けられている。
請求項4記載の発明に係るレジスタでは、連結機構によって、空気の流動方向に沿って一方の可動部材と他方の可動部材とを互い違いにスライド移動させるようにすることで、第1ガイド面及び第2ガイド面における空気の流動方向に沿った位置が変わり、第1ガイド面と第2ガイド面とで構成される吹出口において、空気の流動方向に対する角度を変えることができる。
請求項5記載の発明に係るレジスタは、請求項3に記載のレジスタにおいて、前記連結機構は、前記一対の可動部材において当該可動部材のスライド方向と直交する方向の両端部に設けられた側壁にそれぞれ設けられた係合孔及び前記固定部材において当該可動部材のスライド方向に沿って前記側壁に対向する位置にそれぞれ形成された第1長孔に係合された係合ピンと、前記固定部材に設けられ、前記開口部の長手方向に沿った軸線周りを回転可能な回転部材と、前記回転部材における径方向に沿って形成され、前記係合ピンがそれぞれ係合する一対の第2長孔と、を含んで構成されている。
請求項5記載の発明に係るレジスタでは、一対の可動部材において当該可動部材のスライド方向と直交する方向の両端部に設けられた側壁に、係合孔がそれぞれ設けられており、固定部材には当該可動部材のスライド方向に沿って第1長孔がそれぞれ形成されている。連結機構は、この第1長孔及び係合孔に係合された係合ピンを備えている。一方、固定部材には、当該固定部材に形成された開口部の長手方向に沿った軸線周りを回転部材が回転可能とされている。この回転部材における径方向に沿って一対の第2長孔が形成されており、当該係合ピンがこの第2長孔にそれぞれ係合している。
このため、一方の可動部材がスライド移動するとき、固定部材に形成された一方の第1長孔に沿って一方の係合ピンが移動し、当該一方の係合ピン及び一方の係合孔を介して、一方の可動部材が固定部材に形成された開口部内をスライド移動する。すると、一方の係合ピンの移動により、一方の第2長孔を介して回転部材が回転する。これによって、他方の係合ピンは、一方の係合ピンとは逆方向へ移動し、他方の係合ピン及び他方の係合孔を介して、他方の可動部材が当該開口部内を一方の可動部材とは逆方向へスライド移動する。つまり、回転部材を介して、一方の可動部材と他方の可動部材とが互い違いにスライド移動することになる。
請求項6記載の発明に係るレジスタは、請求項5に記載のレジスタにおいて、前記回転部材は、前記内装部材に設けられた操作部に連動して回転するギヤ部材である。
請求項6記載の発明に係るレジスタでは、回転部材はギヤ部材であり、内装部材に設けられた操作部を操作することで当該ギヤ部材を回転させることができる。これにより、ギヤ部材を介して、一対の可動部材を空気の流動方向に沿って互い違いにスライド移動させることができる。
請求項7記載の発明に係るレジスタは、請求項5又は請求項6に記載のレジスタにおいて、前記第2長孔は、当該第2長孔の長手方向の一端部から他端部へ向かって弓なりに膨らむ円弧孔とされている。
請求項7記載の発明に係るレジスタでは、係合ピンが係合される第2長孔が当該第2長孔の長手方向の一端部から他端部へ向かって弓なりに膨らむ円弧孔とされることで、回転部材の回転角度に対する係合ピンの移動量を、回転部材における径方向に沿って形成された第2長孔に当該係合ピンが係合させる場合よりも短くすることができる。つまり、係合ピンを介して、小さいピッチで可動部材をスライド移動させることができる。これにより、一方の可動部材及び他方の可動部材における空気の流動方向に沿った位置において微調整が可能である。
以上説明したように、請求項1記載の発明に係るレジスタは、開口部の幅を従来よりも狭くしても当該開口部からの風の指向性を確保することができる、という優れた効果を有する。
請求項2記載の発明に係るレジスタは、狭い吹出口であっても風量を十分に確保することができる、という優れた効果を有する。
請求項3記載の発明に係るレジスタは、乗員にとって最適な風向きの調整を行うことができる、という優れた効果を有する。
請求項4記載の発明に係るレジスタは、風向きの調整を容易に行うことができる、という優れた効果を有する。
請求項5記載の発明に係るレジスタは、回転部材を介して、一方の可動部材及び他方の可動部材を互い違いにスライド移動させることができる、という優れた効果を有する。
請求項6記載の発明に係るレジスタは、操作部を介して一対の可動部材を移動させるため、当該可動部材を直接移動させる場合と比較して使用性が向上し、使い勝手が増す、という優れた効果を有する。
請求項7記載の発明に係るレジスタは、風向きの微調整が可能であり、乗員にとってさらに最適な風向きの設定が可能である、という優れた効果を有する。
本実施の形態に係るレジスタの構成を示す分解斜視図である。 本実施の形態に係るレジスタが取り付けられたインストルメントパネルを示す斜視図である。 図2の3−3線に沿って切断された状態を示す概略断面図である。 (A)、(B)は、一対の可動ベゼルを車両前後方向に沿って互い違いにスライド移動させた状態を示す拡大断面図である。 (A)〜(C)は、一対の可動ベゼルを車両前後方向に沿って移動させることによって得られる吹出口からの風の指向性を示す拡大断面図である。 (A)〜(C)は、一対の可動ベゼルを車両前後方向に沿って互い違いにスライド移動させる連結機構の作用を示す拡大側面図である。 (A)、(B)は、一対の可動ベゼルを車両前後方向に沿って互い違いにスライド移動させる連結機構の変形例を示す拡大側面図である。 (A)は、図6で示す長孔による係合ピンの移動量を示す拡大側面図であり、(B)は、図7で示す円弧孔による係合ピンの移動量を示す拡大側面図である。 本実施形態の作用の1つを説明するための比較例である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。なお、図中に適宜記す矢印FRは車両前後方向の前方向を、矢印UPは車両上下方向の上方向を、矢印Wは車両幅方向をそれぞれ示す。
図2には内装部材としての樹脂製のインストルメントパネル10を車室15内側から見た斜視図が示されている。このインストルメントパネル10は、図示しない左右のフロントピラー間に架け渡されたインストルメントパネルリインフォースメントに取り付けられており、空調装置16(図3参照)等を車両上側から覆っている。なお、図2では、この車両11は左ハンドル仕様となっているが、右ハンドル仕様でも良い。
また、インストルメントパネル10における運転席及び助手席の車両前方側には、車両幅方向に沿って延在されたレジスタ18がそれぞれ設けられている。また、運転席と助手席を区画して車両前後方向に沿って延在されたセンターコンソール20における車両前後方向の前部には、センターコンソール20の延在方向に沿ってレジスタ22が設けられている。さらに、サイドドア24における車室内側に設けられたドアトリム26には、車両前後方向に沿って延在されたレジスタ28が設けられている。
これらのレジスタ18、22、28には、空調装置16(図3参照)に接続されたダクト17が接続されており、当該レジスタ18、22、28からは空調装置16によって温度調整された空気がそれぞれ吹き出されるようになっている。なお、センターコンソール20には、図示はしないが、空調装置16の温度や風量を設定したり、空気が送出されるレジスタの位置を特定したりする操作スイッチが設けられている。
(レジスタの構成)
ここで、一例としてレジスタ18の構成について説明する。なお、図1にはレジスタ18の分解斜視図が示されているが、図1で示すレジスタ18は、図2で示すレジスタ18よりも車両幅方向の長さを短くした状態で図示されている。
図1に示されるように、レジスタ18は固定部材としての固定ベゼル32を備えており、当該固定ベゼル32はインストルメントパネル10(図2参照)に形成された取付穴10A(図2参照)内へ挿入され、当該インストルメントパネル10に固定されるようになっている。
この固定ベゼル32は略直方体状を成しており、車両幅方向に沿った方向を長手方向とする矩形状の開口部34が車両前後方向に沿って貫通している。この開口部34内には、空調装置16(図3参照)によって温度調整された空気が送給可能とされ、当該空気は車両前後方向に沿って流動する。
また、開口部34の周縁部からはフランジ部36が張り出しており、当該フランジ部36はインストルメントパネル10(図2参照)に固定される際の意匠面となる。また、フランジ部36の上部を構成する上フランジ38の中央部には、車両幅方向に沿った方向を長手方向とする矩形孔38Aが形成されている。また、上フランジ38の裏面には、スライダー40が車両幅方向に沿ってスライド移動可能に設けられている。
このスライダー40の車両幅方向中央部には、つまみ40Aが設けられており、当該つまみ40Aが矩形孔38Aを通じて車室15(図2参照)内側へ露出し、当該つまみ40Aを介してスライダー40が車両幅方向に沿ってスライド移動する。また、スライダー40の裏面には、アーム42が設けられており、当該アーム42の先端部には、車両幅方向に沿って延在されたロッド44が設けられている。このロッド44には車両前後方向に沿って形成された長孔44Aが所定の間隔で複数配列されている。
一方、固定ベゼル32の車両前後方向前端部には、開口部34の幅方向に沿って(車両上下方向に沿って)縦長に形成された矩形板状のフィン46が軸支可能とされている。具体的に説明すると、例えば固定ベゼル32の下壁部32Aには、車両幅方向に沿って複数(ここでは5個)の丸孔48が形成されている。フィン46の下端面中央には軸部50が設けられており、当該軸部50が丸孔48へ挿通される。丸孔48には図示しないシムが装着されており、当該シムを介して軸部50が丸孔48に軸支される。シムは軸部50との摺動性を向上させるために設けられており、当該シムを介して軸部50は回動可能に支持される。
また、固定ベゼル32の上壁部32Bには、車両前後方向に沿って切欠き部52が切り欠かれており、当該切欠き部52は丸孔48に対応して形成されている。フィン46の上端面中央には、軸部54が設けられており、当該軸部54が切欠き部52へ挿通される。この切欠き部52の上には、複数の軸部54を軸支する図示しない軸受ロッドが設けられている。この軸受ロッドには軸部54に対応して複数の丸孔が形成されており、当該丸孔にはシムが装着され、当該シムを介して軸部54が丸孔に軸支される。つまり、これによって、フィン46は車両幅方向に沿って回動可能に軸支されることになる。
また、切欠き部52の車両前後方向後方側には、車両幅方向に沿って延在されたガイド孔56が形成されている。このガイド孔56の上にロッド44が封止された状態で、かつ車両幅方向に沿って移動可能に設けられている。フィン46における軸部54の車両前後方向後方側には、ガイドピン58が設けられており、当該ガイドピン58がガイド孔56へ挿通され、当該ガイド孔56を通じてロッド44に形成された長孔44A内へ挿通される。
これにより、つまみ40Aを操作して車両幅方向にスライダー40をスライドさせると、アーム42を介してロッド44が車両幅方向に移動する。その結果、ロッド44に形成された長孔44Aに挿通されたガイドピン58がガイド孔56内を車両幅方向に沿って移動すると共に長孔44A内を移動することによって、フィン46が軸部50、54を中心に車両幅方向に沿って回動する。
一方、開口部34内には、一対の可動ベゼル60、62が車両上下方向の上下に配置されており、可動ベゼル60、62は開口部34内を車両前後方向に沿ってスライド移動可能とされている。また、可動ベゼル60、62は、車両幅方向に沿って切断された状態では、断面形状が矩形波形状を成しており、開口部34内の上部に配置された可動ベゼル60は下方側を開口とされ、開口部34内の下部に配置された可動ベゼル62は上方側を開口とされている。これにより、図4(A)に示されるように、可動ベゼル60の底壁60Aと可動ベゼル62の底壁62Aとは互いに対向し、可動ベゼル60と可動ベゼル62との間には隙間(流路)64が設けられている。この隙間64内を、開口部34内を流動する空気が車両前後方向に沿って流動可能とされる。
また、開口部34の上部に配置された可動ベゼル60の車両前後方向後端部には、第1ガイド面としての傾斜面66が形成されている。この傾斜面66は車両前後方向後方側へ向かうにつれて車両下方側へ傾斜している。また、開口部34の下部に配置された可動ベゼル62の車両前後方向後端部には、第2ガイド面としての傾斜面68が形成されている。この傾斜面68は車両前後方向後方側へ向かうにつれて車両上方側へ傾斜している。
つまり、この傾斜面68は傾斜面66とは異なる方向へ向かって傾斜すると共に、傾斜面68及び傾斜面66は、車両前後方向後方側へ向かうにつれて互いに近接する方向へ傾斜している。また、図5(A)に示されるように、傾斜面66の先端部66A及び傾斜面68の先端部68Aにおいて、車両前後方向に沿った位置が同じ状態で、傾斜面66の先端部66Aと傾斜面68の先端部68Aとの間には、隙間70が設けられている。当該隙間70内を空調装置16によって温度調整された空気が流動可能とされる。以下、この隙間70を「吹出口70」という。
また、図5(B)、(C)に示されるように、傾斜面66の先端部66A及び傾斜面68の先端部68Aにおいて、車両前後方向に沿った位置が揃っていない場合、吹出口70の面積は大きくなり、吹出口70から吹き出される空気の流量が増大すると共に、吹出口70は空気の流動方向(車両前後方向)に対する角度を変える。
例えば、図5(B)の場合、吹出口70から吹き出された空気流F1は、図3の矢印F1で示されるように乗員Pの乗員の頭上周辺へ向かって案内される。また、図5(C)の場合、吹出口70から吹き出された空気流F2は、図3の矢印F2で示されるように乗員Pのみぞおち周辺へ向かって案内される。つまり、ここでは、吹出口70から吹き出された空気を乗員Pの乗員のみぞおち周辺から頭上周辺までの範囲内で風向きの調整が可能である。
一方、図1に示されるように、可動ベゼル60、62のスライド方向と直交する方向の両端部に設けられた両側壁60B、62Bには、係合孔72、74がそれぞれ形成されている。この係合孔72、74にはそれぞれ係合ピン76、78が係合可能とされている。また、固定ベゼル32の両側壁32Cにおける上部及び下部には、車両前後方向に沿って延在された第1長孔としての係合長孔80、82がそれぞれ形成されている。
この係合長孔80、82を通じて、可動ベゼル60に形成された係合孔72、74へ係合ピン76、78がそれぞれ係合する。これにより、係合ピン76、78が係合長孔80、82に沿ってそれぞれ移動し、当該係合ピン76、78及び係合孔72、74を介して、可動ベゼル60、62がそれぞれ車両前後方向に沿って移動する。
さらに、固定ベゼル32の一方の側壁32Cには、係合長孔80と係合長孔82との間に固定軸84が突設されている。この固定軸84には円板状のギヤ86が軸支されている。このギヤ86には、固定軸84に軸支される軸孔86Aを中心に、ギヤ86の径方向に沿って第2長孔としての長孔88、90がそれぞれ形成され、当該長孔88、90には係合ピン76、78がそれぞれ係合可能とされている。
このため、図6(A)〜(C)に示されるように、ギヤ86が回転すると、長孔88、90を介して係合ピン76、78がそれぞれ回転移動することになるが、当該係合ピン76、78はそれぞれ係合長孔80、82に係合されているため、当該係合ピン76、78の回転移動は直線移動に変換される。すなわち、ギヤ86の回転によって、係合ピン76、78は車両前後方向に沿って移動し、当該係合ピン76、78及び係合孔72、74を介して、可動ベゼル60と可動ベゼル62とが車両前後方向に沿って互い違いにスライド移動する。
ここで、図2に示されるように、操作部30は、例えばダイヤル式操作部92、ジョイスティック式操作部94、ボタン式操作部96などが挙げられる。これらの操作部30は図示しない制御部に接続されており、当該操作部30による操作が行われると、制御部を介してモータが駆動し、ギヤ86が回転するようになっている。これにより、可動ベゼル60、62(図1参照)がスライド移動して、車室15内へ吹き出される空気の向きを変えることができる。なお、ギヤ86は減速歯車機構を介して接続されており、図6(B)、(C)で示す範囲内を回転する。また、これらの操作部30とレジスタ18、22、28との組合せは自由である。
(レジスタの作用・効果)
次に、本実施形態に係るレジスタ18の作用・効果について説明する。
図1に示されるように、インストルメントパネル10(図2参照)には、矩形状の開口部34が形成された固定ベゼル32が固定されており、当該開口部34からは、空調装置16(図3参照)によって温度調整された空気が送給可能とされている。また、固定ベゼル32の開口部34内には、一対の可動ベゼル60、62が当該開口部34内において車両上下方向の上下に配置されており、当該可動ベゼル60、62は開口部34内を車両前後方向に沿ってスライド移動可能とされている。
また、可動ベゼル60の車両前後方向後端部には傾斜面66が形成されており、可動ベゼル62の車両前後方向後端部には傾斜面68が形成されている。そして、図5(A)に示されるように、可動ベゼル60に設けられた傾斜面66と可動ベゼル62に設けられた傾斜面68とで固定ベゼル32に形成された開口部34内を流動する空気を吹出し可能な吹出口70を構成している。
ここで、図4(A)、(B)に示されるように、傾斜面66と傾斜面68とは互いに異なる方向へ空気を案内するため、可動ベゼル60と可動ベゼル62とで車両前後方向における位置関係によって、空気が吹き出される方向が変化する。つまり、可動ベゼル60、62をそれぞれ車両前後方向に沿ってスライド移動させるだけで、吹出口70から吹き出される風向きの調整を図ることができる。具体的には、図3に示す矢印F1から矢印F2の範囲内で風向きの調整が可能である。
このため、図9に示されるように、固定部ベゼル200の開口部202において、風向きを調整するためのフィン204を設ける必要はないので、本実施形態では、図1に示す開口部34の幅を狭くすることができる。換言すると、固定ベゼル32に形成された開口部34の幅を従来よりも狭くしても吹出口70からの風の指向性を確保することができる。
また、傾斜面68及び傾斜面66は、車両前後方向後方側へ向かうにつれて互いに近接する方向へ傾斜しているため、傾斜面68と傾斜面66とで構成される吹出口70は、空気の流動方向の下流側へ向かうにつれて徐々に狭くなる。しかし、可動ベゼル60、62をスライド移動させ、可動ベゼル60と可動ベゼル62とでスライド方向に沿った位置をずらすことによって、正面視において狭くなった吹出口70であっても当該吹出口70の断面積を十分に確保することができる。
さらに、図9において、隣接するフィン204同士の間がさらに狭くなった状態では乱流が発生し、騒音が発生する場合があるが、本実施形態では、図5(B)、(C)に示されるように、可動ベゼル60と可動ベゼル62とで車両前後方向における位置関係によって、空気が吹き出される方向を変化させるため、乱流の発生を抑え、騒音の発生を抑制することができる。
また、固定ベゼル32の車両前後方向前端部には、車両幅方向に沿って回動するフィン46が複数設けられている。これにより、空調装置16によって温度調整された空気を整流すると共に、整流された空気を可動ベゼル60、62側へ案内することができる。このため、乗員にとって最適な風向きの調整を行うことができる。
一方、可動ベゼル60、62には、図6(A)〜(C)に示されるように、連結機構によるギヤ86や係合ピン76、78などによって、可動ベゼル60、62を互い違いにスライド移動させるようにしている。これにより、図4(A)、(B)に示されるように、傾斜面66及び傾斜面68における空気の流動方向に沿った位置(可動ベゼル60、62のスライド方向に沿った位置)が変わり、傾斜面66と傾斜面68とで構成される吹出口70において、空気の流動方向に対する角度(θ1、θ2)を変えることができる。つまり、レジスタ18において、風量及び風向きの調整を容易に行うことができる。
ここで、連結機構についてさらに具体的に説明すると、図1に示されるように、可動ベゼル60、62の両側壁60B、62Bには、係合孔72、74がそれぞれ設けられており、当該係合孔72、74にはそれぞれ係合ピン76、78が係合可能とされている。固定ベゼル32の両側壁32Cの上部及び下部には、車両前後方向に沿って延在された第1長孔としての係合長孔80、82がそれぞれ形成されている。この係合長孔80及び係合孔72に係合された係合ピン76が長孔88に係合され、係合長孔82及び係合孔74に係合された係合ピン78が長孔90にそれぞれ係合される。これにより、係合ピン76、78が係合長孔80、82に沿って移動することによって、係合孔72、74を介して可動ベゼル60、62がそれぞれ車両前後方向に沿って移動する。
すなわち、図6(A)〜(C)に示されるように、固定ベゼル32に形成された開口部34内を可動ベゼル60がスライド移動するとき、固定ベゼル32に形成された長孔88に沿って係合ピン76が移動する。このとき、当該係合ピン76及び係合孔72を介して、可動ベゼル60が当該開口部34内をスライド移動する。すると、係合ピン76の移動により、長孔88を介してギヤ86が回転する。これによって、長孔90が長孔88とは逆方向へ移動する。このため、係合ピン78は係合ピン76とは逆方向へ移動し、係合ピン78及び係合孔74を介して、可動ベゼル62が開口部34内を可動ベゼル60とは逆方向へスライド移動する。つまり、ギヤ86を介して、可動ベゼル60と可動ベゼル62とが車両前後方向に沿って互い違いにスライド移動することになる。
また、本実施形態では、操作部30は図示しない制御部に接続され、当該操作部30による操作が行われると、制御部を介してモータが駆動し、ギヤ86が回転するようになっている。このギヤ86の回転により、可動ベゼル60、62を車両前後方向に沿って互い違いにスライド移動させることができるため、当該可動ベゼル60、62を直接移動させる場合と比較して使用性が向上し、使い勝手が増す。
ところで、本実施形態では、図6に示されるように、ギヤ86における径方向に沿って一対の長孔88、90が形成されているが、長孔88、90の形状はこれに限るものではない。例えば、図7(A)、(B)に示されるように、ギヤ100の周方向に沿って膨らむ円弧状の円弧孔102、104を当該ギヤ100に形成しても良い。
このように、第2長孔としてギヤ100において、周方向に沿って膨らむ円弧孔102、104が形成されることで、図8(B)に示されるように、ギヤ100の回転角度θに対する係合ピン76の移動量(X1)を、図8(A)に示されるように、ギヤ86に長孔88が形成された場合の移動量(X2)よりも短くすることができる(X2>X1)。
したがって、図7(A)、(B)に示されるように、係合ピン76、78を介して、小さいピッチで可動ベゼル60、62をスライド移動させることができる。これにより、可動ベゼル60及び可動ベゼル62における車両前後方向に沿った位置において微調整が可能であり、乗員にとってより最適な風向きの設定が可能である。
(本実施形態の補足)
本実施形態では、図2に示すレジスタ18について説明したが、レジスタ22、28の構成もレジスタ18と同様である。但し、レジスタ22の場合、センターコンソール20の延在方向に沿って設けられているため、一対の可動ベゼルが車両幅方向に沿って配列される。
また、本実施形態では、可動ベゼル60、62に傾斜面66、68がそれぞれ形成されているが、この傾斜面66、68が可動ベゼル60、62の両側壁60B、62Bに揺動可能に軸支されても良い。また、この傾斜面66、68の表面は、必ずしも直線状である必要はなく、インストルメントパネル10の意匠面に合わせてその形状は変更可能である。また、固定ベゼル32に形成された開口部34の形状は、一方向に長い形状とされていれば良いため、必ずしも矩形状に限るものではない。例えば、図示はしないが、開口部の長手方向に沿った外形が円弧状を成す形状であっても良い。
さらに、本実施形態では、図1に示されるように、フィン46は固定ベゼル32における車両前後方向の前端部に回動可能に軸支されているが、必ずしも当該固定ベゼル32に設けられていなくても良い。例えば、固定ベゼル32とは異なる別部材に軸支されるようにしても良い。
また、本実施形態では、連結機構において、図1に示されるように、ギヤ86や係合ピン76、78などによって、可動ベゼル60、62を互い違いにスライド移動させるようにしたが、連結機構はこれに限るものではない。例えば、図示はしないが、可動ベゼル60、62側にそれぞれラックを設け、当該ラック間にピニオンを噛合させることで、可動ベゼル60、62を互い違いにスライド移動させるようにしても良い。また、リンク機構を用いて可動ベゼル60、62を互い違いにスライド移動させるようにしても良い。
さらにまた、本実施形態では、図2に示す操作部30は図示しない制御部に接続されている。この操作部30による操作が行われると制御部を介してモータが駆動し、図1に示すギヤ86が回転して、可動ベゼル60、62を所定の位置へ移動させるようにしているが、当該可動ベゼル60、62を連続的にスライド移動させるようにしても良い。また、ギヤ86は、リンク機構などを用いた動力伝達機構により操作部30と間接的に連結されるようにして、当該操作部30を操作することによって、動力伝達機構を介してギヤ86が回転するようになっていても良い。勿論、可動ベゼル60、62を直接手動で動かすようにしても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 インストルメントパネル(内装部材)
11 車両
16 空調装置
18 レジスタ
20 センターコンソール(内装部材)
22 レジスタ
26 ドアトリム(内装部材)
28 レジスタ
30 操作部
32 固定ベゼル(固定部材)
34 開口部
46 フィン
60 可動ベゼル
60B 側壁
62 可動ベゼル
62B 側壁
64 隙間(流路)
66 傾斜面(第1ガイド面)
68 傾斜面(第2ガイド面)
70 吹出口
72 係合孔
74 係合孔
76 係合ピン
78 係合ピン
80 係合長孔(第1長孔)
82 係合長孔(第1長孔)
86 ギヤ(連結機構)
88 長孔(第2長孔、連結機構)
90 長孔(第2長孔、連結機構)
92 ダイヤル式操作部(操作部)
94 ジョイスティック式操作部(操作部)
96 ボタン式操作部(操作部)
100 ギヤ(連結機構)
102 円弧孔(第2長孔、連結機構)
104 円弧孔(第2長孔、連結機構)

Claims (7)

  1. 車両の内装部材に固定され、空調装置によって温度調整された空気が送給可能とされ一方向に長い形状とされた開口部が形成された固定部材と、
    前記固定部材において前記開口部内を前記空気の流動方向に沿ってスライド移動可能に設けられ、当該空気の流動方向と交差する方向かつ前記開口部の長手方向と交差する方向に沿って配置され互いに対向して流路を構成する一対の可動部材と、
    前記一対の可動部材のうち、一方の可動部材における前記空気の流動方向の下流部に設けられ、空気を案内する第1ガイド面と、
    前記一対の可動部材のうち、他方の可動部材における前記空気の流動方向の下流部に設けられ、前記第1ガイド面とは異なる方向へ空気を案内すると共に当該第1ガイド面とで当該空気を吹出し可能な吹出口を構成する第2ガイド面と、
    を有するレジスタ。
  2. 前記第1ガイド面及び前記第2ガイド面は、前記空気の流動方向の下流側へ向かうにつれて互いに近接する方向へ傾斜して形成された傾斜面である請求項1に記載のレジスタ。
  3. 前記一対の可動部材における前記空気の流動方向に沿った上流側に配置され、前記開口部の長手方向に沿って回動するフィンが設けられている請求項1又は請求項2に記載のレジスタ。
  4. 前記一方の可動部材と前記他方の可動部材とを前記空気の流動方向に沿って互い違いにスライド移動させる連結機構が設けられている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のレジスタ。
  5. 前記連結機構は、
    前記一対の可動部材において当該可動部材のスライド方向と直交する方向の両端部に設けられた側壁にそれぞれ設けられた係合孔及び前記固定部材において当該可動部材のスライド方向に沿って前記側壁に対向する位置にそれぞれ形成された第1長孔に係合された係合ピンと、
    前記固定部材に設けられ、前記開口部の長手方向に沿った軸線周りを回転可能な回転部材と、
    前記回転部材における径方向に沿って形成され、前記係合ピンがそれぞれ係合する一対の第2長孔と、
    を含んで構成されている請求項4に記載のレジスタ。
  6. 前記回転部材は、前記内装部材に設けられた操作部に連動して回転するギヤ部材である請求項5に記載のレジスタ。
  7. 前記第2長孔は、当該第2長孔の長手方向の一端部から他端部へ向かって弓なりに膨らむ円弧孔とされている請求項5又は請求項6に記載のレジスタ。
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