JP2014057407A - 充放電ケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の蓄電池の充電時及び放電時の双方で利用させること。
【解決手段】電源プラグ15と充放電用コネクタ13をケーブルで接続した充放電ケーブル10に、電気機器を接続可能なコンセント25を設ける。そして、充放電ケーブル10のコントロールユニット17は、第1電源回路28と第1開閉器30からなる充電用回路と、第2電源回路32と第2開閉器34からなる放電用回路と、第1開閉器30及び第2開閉器34の開閉を制御する制御回路37と、を有し、充放電を切り替える。具体的に言えば、コントロールユニット17は、充電時には第1電源回路28からの電力によって動作し、第1開閉器30を閉状態として充電用の電源ライン26を通電状態とする一方で、放電時には第2電源回路32からの電力によって動作し、第2開閉器34を閉状態として放電用の電源ライン26を通電状態とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載された蓄電池の充放電を行う際に用いる充放電ケーブルに関する。
EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、当該車両の原動機となる電動機(モータ)への供給電力を蓄える蓄電池が搭載されている。そして、蓄電地の充電には、電力供給源に接続されるプラグと車両の給電口に接続されるプラグを有する充電ケーブルが用いられる。この種の充電ケーブルは、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2009−33790号公報
ところで、近時においては、例えば災害時の電力供給不足を補う目的で、車両の蓄電池に蓄えられている電力を放電させ、その電力を用いて家庭用電気製品などを動作させることも考えられている。しかしながら、充電ケーブルは充電専用に作られており、当該ケーブルでは蓄電池の電力を家庭用電気製品などに供給することができなかった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、車両の蓄電池の充電時及び放電時の双方で利用することができる充放電ケーブルを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、外部電源に接続される電源プラグと蓄電池を搭載した車両に接続されるコネクタとをケーブルで接続した充放電ケーブルにおいて、電気機器を接続可能なコンセントと、充放電を切り替える充放電切替装置と、を備え、前記充放電切替装置は、第1電源、及び前記電源プラグと前記コネクタの間の充電用の電源ラインを開閉させる第1開閉器を含む充電用回路と、前記第1電源とは別の第2電源、及び前記コネクタと前記コンセントの間の放電用の電源ラインを開閉させる第2開閉器を含む放電用回路と、前記第1開閉器及び前記第2開閉器の開閉を制御する開閉制御部と、を有し、前記開閉制御部は、前記車両が充電許可状態である場合には前記第1電源から供給される電力によって動作するとともに、前記第1開閉器を閉状態として前記充電用の電源ラインを通電状態とする一方で、前記車両が放電許可状態である場合には前記第2電源から供給される電力によって動作するとともに、前記第2開閉器を閉状態として前記放電用の電源ラインを通電状態とすることを要旨とする。
これによれば、充電用回路と放電用回路を有することで、車両が充電許可状態であるのか、又は放電許可状態であるのかに応じて電源ラインが切り替えられる。そして、電気機器を接続可能なコンセントを有するので、放電時にはコンセントに電気機器を接続することで、当該電気機器を車両から放電された電力によって動作させることができる。したがって、1つのケーブルを、車両の蓄電池の充電時及び放電時の双方で利用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の充放電ケーブルにおいて、前記開閉制御部は、前記第1電源と前記第2電源の双方から電力が供給される場合、前記第1開閉器及び前記第2開閉器を開状態として両電源ラインを非通電状態とすることを要旨とする。
これによれば、電源プラグからの充電用電力とコネクタからの放電用電力が同時に供給されるような場合において、電源ラインを非通電状態とすることができる。したがって、充電及び放電を確実に行わせることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の充放電ケーブルにおいて、前記充電用の電源ラインと前記放電用の電源ラインの漏電を検出する漏電検出部を備えたことを要旨とする。これによれば、充電時及び放電時の両方において漏電を検出することができる。したがって、充放電ケーブルの機能性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、外部電源に接続される電源プラグと蓄電池を搭載した車両に接続されるコネクタとをケーブルで接続した充放電ケーブルにおいて、電気機器を接続可能なコンセントと、充放電を切り替える充放電切替装置と、を備え、前記充放電切替装置は、前記電源プラグと前記コネクタの間の充電用の電源ライン、及び前記コネクタと前記コンセントの間の放電用の電源ラインを開閉させる開閉器と、前記開閉器の開閉を制御する開閉制御部と、を有し、前記開閉制御部は、前記車両が充電許可状態である場合には前記開閉器を閉状態として前記充電用の電源ラインを通電状態とする一方で、前記車両が放電許可状態である場合には前記開閉器を開状態として前記放電用の電源ラインを通電状態とすることを要旨とする。
これによれば、車両が充電許可状態であるのか、又は放電許可状態であるのかに応じて電源ラインが切り替えられる。そして、電気機器を接続可能なコンセントを有するので、放電時にはコンセントに電気機器を接続することで、当該電気機器を車両から放電された電力によって動作させることができる。したがって、1つのケーブルを、車両の蓄電池の充電時及び放電時の双方で利用することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の充放電ケーブルにおいて、前記開閉制御部は、前記電源プラグが前記外部電源とは別に設けられている保持部材で保持されている場合に前記放電用の電源ラインを通電状態とすることを要旨とする。これによれば、放電可能な状態に制限を加えることができる。したがって、放電中に電源プラグを外部電源に接続して充電させるなどの事態を回避することができ、充放電ケーブルの機能性を向上させることができる。
本発明によれば、車両の蓄電池の充電時及び放電時の双方で利用することができる。
充放電ケーブルの全体を示す斜視図。 第1の実施形態におけるコントロールユニットの電気的構成を示すブロック図。 第2の実施形態におけるコントロールユニットの電気的構成を示すブロック図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の一実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
図1に示すように、充放電ケーブル10は、車両11の給電口12に接続されるコネクタとしての充放電用コネクタ13と、外部電源14に接続される電源プラグ15と、充放電用コネクタ13及び電源プラグ15がケーブル16を介して電気的に接続される充放電切替装置としてのコントロールユニット17を備えている。充放電用コネクタ13には、車両11に接続した状態において使用者が放電を指示する際に操作する放電指示スイッチ18が設けられている。また、外部電源14は、例えば住居などの壁面に取り付けられている。外部電源14には、電力系統からの電力が供給される。電力系統は、電力を送電するための送電システムであって、電力会社が保有する。また、コントロールユニット17の筐体19には、充放電用の電気回路が内蔵されているとともに、筐体19の外面には各種の表示灯21や使用者が漏電検知を指示する際に操作する操作ボタン22が設けられている。また、コントロールユニット17の筐体19には、例えば一般家庭で使用される家庭用電気製品などの電気機器23のコンセントプラグ24を抜き差し可能なAC100V用の接地端子付きのコンセント25が設けられている。
充放電ケーブル10は、車両11に搭載された蓄電池Dを充電する場合には電源プラグ15が外部電源14に接続されるとともに、充放電用コネクタ13が車両11の給電口12に接続される。一方、充放電ケーブル10は、蓄電池Dを放電する場合には充放電用コネクタ13が車両11の給電口12に接続されるとともに、コンセント25に電気機器23のコンセントプラグ24が接続される。
図2に示すように、コントロールユニット17は、充放電用コネクタ13、電源プラグ15、及びコンセント25に接続される電源ライン26とグランドライン27を備えている。電源ライン26は、2本の交流ラインからなる。そして、電源ライン26には、充電用回路を構成する第1電源回路28とリレー接点29を有する第1開閉器30が接続されている。第1電源回路28は、トランス31を介して電源ライン26に接続されているとともに、外部電源14からの充電用電力を受けてコントロールユニット17内の各回路に必要な電源電圧を生成する。第1開閉器30は、充放電用コネクタ13と電源プラグ15との間の電源ライン26を通電状態及び非通電状態に切り換える。このときの電源ライン26が充電用の電源ラインとなる。第1開閉器30のリレー接点29は、a接点(常開接点)である。
また、電源ライン26には、放電用回路を構成する第2電源回路32とリレー接点33を有する第2開閉器34が接続されている。第2電源回路32は、トランス35を介して電源ライン26に接続されているとともに、車両11側からの放電用電力を受けてコントロールユニット17内の各回路に必要な電源電圧を生成する。第2開閉器34は、充放電用コネクタ13とコンセント25の間の電源ライン26を通電状態及び非通電状態に切り換える。このときの電源ライン26が放電用の電源ラインとなる。第2開閉器34のリレー接点33は、a接点(常開接点)である。なお、第2開閉器34は、充放電用コネクタ13と第1開閉器30の間から分岐された分岐電源ライン36を介して電源ライン26に接続されている。そして、第2開閉器34は、第1開閉器30よりも充放電用コネクタ13側に配置されている。
また、コントロールユニット17は、開閉制御部としての制御回路37を備えている。制御回路37には、第1開閉器30、第2開閉器34、第1電源回路28及び第2電源回路32が接続されている。制御回路37は、第1開閉器30及び第2開閉器34の開閉を制御する。また、制御回路37には、第1電源回路28及び第2電源回路32が生成する電圧が供給される。また、制御回路37には、表示灯21及び操作ボタン22が接続されている。
電源ライン26には、零相変流器(ZCT)38が接続されているとともに、零相変流器38には、制御回路37に接続された漏電検知部39が接続されている。零相変流器38は、充放電用コネクタ13と、第1開閉器30及び第2開閉器34の間に接続されている。つまり、零相変流器38は、第1開閉器30及び第2開閉器34よりも充放電用コネクタ13側に位置するように接続されている。そして、零相変流器38と漏電検知部39は、充電時と放電時の漏電を検知する。本実施形態では、零相変流器38と漏電検知部39によって漏電検出部が構成される。
電源ライン26には、断線検知部40と溶着検知部41がそれぞれ接続されている。断線検知部40は、制御回路37に接続されており、電源ライン26の断線を検知する。溶着検知部41は、制御回路37に接続されており、第1開閉器30のリレー接点29及び第2開閉器34のリレー接点33の溶着の有無を検知する。
また、コントロールユニット17は、CPLT(コントロールパイロット)回路42を備えている。CPLT回路42は、信号線43を介して充放電用コネクタ13に接続されているとともに、グランドライン27にも接続されている。CPLT回路42は、車両11との接続確認を行う。
以下、本実施形態の作用を説明する。
充電時には、充放電用コネクタ13が車両11に接続されるとともに、電源プラグ15が外部電源14に接続される。制御回路37は、第1電源回路28からの電力供給を受けて動作するとともに、CPLT回路42が車両11との接続確認を行う。そして、制御回路37は、車両11が充電許可状態になると、第1開閉器30のリレー接点29を開状態から閉状態として電源プラグ15と充放電用コネクタ13の間の電源ライン26を通電状態にさせる。これにより、外部電源14から供給される電力は、充放電用コネクタ13を介して車両11の蓄電池Dに送電される。また、制御回路37は、表示灯21を点灯させて充電中であることを報知させる。なお、充電時、第2開閉器34のリレー接点33は開状態とされており、コンセント25と充放電用コネクタ13の間の電源ライン26は非通電状態とされる。
一方、放電時には、充放電用コネクタ13が車両11に接続される。また、使用者によって充放電用コネクタ13に設けられた放電指示スイッチ18が操作される。そして、車両11が放電許可状態になると、車両11に搭載され蓄電池Dからの放電が開始される。これにより、制御回路37は、第2電源回路32からの電力供給を受けて動作するとともに、第2開閉器34のリレー接点33を開状態から閉状態としてコンセント25と充放電用コネクタ13の間の電源ライン26を通電状態にさせる。このため、コンセント25に電気機器23のコンセントプラグ24が差し込まれている場合には、車両11から放電される電力がコンセント25を介して電気機器23に送電される。また、制御回路37は、表示灯21を点灯させて放電中であることを報知させる。なお、放電時、第1開閉器30のリレー接点29は開状態とされており、電源プラグ15と充放電用コネクタ13の間の電源ライン26は非通電状態とされる。
また、制御回路37は、第1電源回路28と第2電源回路32の双方から電力供給を受けた場合、第1開閉器30のリレー接点29及び第2開閉器34のリレー接点33を何れも開状態とする。つまり、この場合は、電源プラグ15側からの充電用電力と充放電用コネクタ13側からの放電用電力の双方が電源ライン26に供給されることになるので、このような場合は電源ライン26を通電状態とせずに非通電状態にさせる。
また、制御回路37は、操作ボタン22の操作信号を入力すると、零相変流器38及び漏電検知部39に電源ライン26の漏電の有無を検知させる。制御回路37は、漏電検知部39で漏電が検知された場合、第1開閉器30のリレー接点29及び第2開閉器34のリレー接点33を何れも開状態とする。つまり、電源プラグ15と充放電用コネクタ13の間の電源ライン26、及びコンセント25と充放電用コネクタ13の間の電源ライン26の双方を非通電状態にさせる。
そして、本実施形態のコントロールユニット17では、零相変流器38を充電用回路を構成する第1開閉器30、及び放電用回路を構成する第2開閉器34よりも充放電用コネクタ13側の電源ライン26上に設けている。このため、充電時、及び放電時の何れの場合でも、漏電の有無を検知することができる。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)コントロールユニット17に充電用回路と放電用回路を備え、車両11が充電許可状態であるのか、又は放電許可状態であるのかに応じて制御回路37が第1開閉器30及び第2開閉器34の開閉を制御することにより、電源ライン26の通電方向が切り替えられる。そして、電気機器23を接続可能なコンセント25を有するので、放電時にはコンセント25に電気機器23を接続することで、当該電気機器23を車両11から放電された電力によって動作させることができる。したがって、1つのケーブルを、車両11の蓄電池Dの充電時及び放電時の双方で利用することができる。
(2)1つの充放電ケーブル10によって蓄電池Dの充電及び放電を行い得るので、充電専用のケーブルと放電専用のケーブルの両方を用意しておく必要がない。したがって、使用者の利便性(例えば、保管し易い、持ち運び易い、ケーブルを間違え難いなど)を図ることができる。
(3)制御回路37に第1電源回路28と第2電源回路32の双方から同時に電力が供給されるような場合において、電源ライン26を非通電状態とすることができる。したがって、充電及び放電を確実に行わせることができる。つまり、充電させたい時に放電させてしまう、又は放電させたい時に充電させてしまうなどの事態が生じ得ることを回避できる。
(4)零相変流器38を第1開閉器30及び第2開閉器34よりも充放電用コネクタ13側に配置することで、充電時及び放電時の両方において漏電を検出することができる。したがって、充放電ケーブル10の機能性を向上させることができる。また、利用者は、充電時か、又は放電時かを意識することなく、漏電検出を行わせることができる。
(5)充電時と放電時で、電源ライン26をリレー(開閉器)で切り換えることで、仮に、車両11側の制御に誤りなどが生じたとしても、外部電源14(電力系統)側と放電側の2つの出力が衝突することもない。
(6)コンセント25には、車両11の放電時のみに電力が供給されるので、不要な通電がなく、安全性を高めることができる。
(7)車両11の充電時には、コンセント25に電力が供給されず、余分な電気機器23の接続時における負荷上限越えの心配がない。
(8)充電用の電源ライン26と放電用の電源ライン26の双方に開閉器(第1開閉器30と第2開閉器34)を設けることで、それぞれの電源ライン26の通電状態及び非通電状態を確実に制御することができる。したがって、充放電ケーブル10の機能性を向上させることができる。
(9)車両11の放電時においても零相変流器38による漏電検出を行うことで、コンセント25に接続されたコードや電気機器23の漏電を検出できる。このため、屋外で使用されることが多い充放電ケーブル10の安全性をより高めることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を図3にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した実施形態と同一構成については同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
図3に示すように、本実施形態のコントロールユニット17は、電源ライン26上にリレー接点45を有する単一の開閉器46を備えている。開閉器46は、電源ライン26から分岐されるとともにコンセント25に接続される分岐電源ライン36の分岐位置P1と電源プラグ15の間の電源ライン26上に接続されている。開閉器46は、電源プラグ15と充放電用コネクタ13との間の電源ライン26上に接続されている。一方、開閉器46は、コンセント25と充放電用コネクタ13との間の電源ライン26上には接続されていない。
また、本実施形態において零相変流器38は、分岐電源ライン36の分岐位置P1と開閉器46の間の電源ライン26上に接続されている。つまり、零相変流器38は、電源プラグ15と充放電用コネクタ13との間の電源ライン26上に接続されている。これにより、本実施形態のコントロールユニット17は、充電時のみに漏電の有無を検知可能な構成となっている。
以下、本実施形態の作用を説明する。
充電時には、充放電用コネクタ13が車両11に接続されるとともに、電源プラグ15が外部電源14に接続される。制御回路37は、第1電源回路28からの電力供給を受けて動作するとともに、CPLT回路42が車両11との接続確認を行う。そして、制御回路37は、車両11が充電許可状態になると、開閉器46のリレー接点45を開状態から閉状態として電源プラグ15と充放電用コネクタ13の間の電源ライン26を通電状態にさせる。これにより、外部電源14から供給される電力は、充放電用コネクタ13を介して車両11の蓄電池Dに送電される。また、制御回路37は、表示灯21を点灯させて充電中であることを報知させる。
一方、放電時には、充放電用コネクタ13が車両11に接続される。また、使用者によって充放電用コネクタ13に設けられた放電指示スイッチ18が操作される。そして、車両11が放電許可状態になると、車両11に搭載されている蓄電池Dからの放電が開始される。これにより、制御回路37は、第2電源回路32からの電力供給を受けて動作する。また、制御回路37は、開閉器46のリレー接点45を開状態とする。これにより、コンセント25と充放電用コネクタ13の間の電源ライン26が通電状態とされる。このため、コンセント25に電気機器23のコンセントプラグ24が差し込まれている場合には、車両11から放電される電力がコンセント25を介して電気機器23に送電される。また、制御回路37は、表示灯21を点灯させて放電中であることを報知させる。
また、制御回路37は、操作ボタン22の操作信号を入力すると、零相変流器38及び漏電検知部39によって電源ライン26の漏電の有無を検知させる。制御回路37は、漏電検知部39で漏電が検知された場合、開閉器46のリレー接点45を開状態とする。
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態の効果(2)〜(7)に加えて、以下に示す効果を得ることができる。
(10)車両11が充電許可状態であるのか、又は放電許可状態であるのかに応じて制御回路37が開閉器46の開閉を制御することにより、電源ライン26の通電方向が切り替えられる。そして、電気機器23を接続可能なコンセント25を有するので、放電時にはコンセント25に電気機器23を接続することで、当該電気機器23を車両11から放電された電力によって動作させることができる。したがって、1つのケーブルを、車両11の蓄電池Dの充電時及び放電時の双方で利用することができる。
(11)また、単一の開閉器46によって電源ライン26の通電方向を切り替えるので、コントロールユニット17の構成を簡素化することができる。また、制御回路37による制御構成も簡素化することができる。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 充放電ケーブル10を保持する保持部材としてのホルダーを設け、当該ホルダーに充放電ケーブル10が保持されていることを条件として放電を許可しても良い。例えば、ホルダーは、図1に示す外部電源14と同じような外観で構成されている。また、充放電ケーブル10がホルダーに保持されていることを電気的又は機械的に検出する検出手段を、充放電ケーブル10及びホルダーに設け、その検出手段の検出結果をコントロールユニット17の制御回路37に送信する。そして、制御回路37は、充放電ケーブル10が保持されていない場合には、電気的又は機械的に放電できないように制御する。例えば、放電指示スイッチ18の操作の無効化や、第1の実施形態の場合には第2開閉器34のリレー接点33を閉状態に遷移させない。本別例によれば、放電可能な状態に制限を加えることができる。したがって、放電中に電源プラグ15を外部電源14に接続して充電させるなどの事態を回避することができ、充放電ケーブル10の機能性を向上させることができる。
○ また、上記別例において、ホルダーに電源プラグ15の電極をカバーする部材を設け、電源プラグ15の電極がホルダーでカバーされているか否かを判断し、カバーされている場合に放電させるように制御しても良い。電源プラグ15の電極は露出されているので、万が一、車両11の放電時に電圧が印加されても、電極がホルダーでカバーされていることによって安全性をより高めることができる。
○ 充放電ケーブル10の使用形態として、車両11の放電時においても電源プラグ15を外部電源14に差し込んでおいても良い。これによれば、保護接地を確実に取ることができるので、漏電時の安全性をより高めることができる。また、保護接地を確保するという観点では、電力系統側のGND断線検出機能にて接地が確かなことを確認してから、車両11の放電を許可する制御としても良い。
○ また、コントロールユニット17に保護接地接続用の端子を設けても良い。そして、その端子を、保護接地のラインに導線で接続する。保護接地のラインは、例えば、住居であれば冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどのコンセントに接続先が準備されている。このようにすれば、先の別例で述べたように電源プラグ15を外部電源14に差し込まなくても、保護接地を有効に働かせることができる。
○ コントロールユニット17に設けるコンセント25の数を変更しても良い。
○ コンセント25を電源プラグ15に設けても良い。
○ 漏電を検知した場合や、制御回路37に第1電源回路28及び第2電源回路32の双方から電源が入力される場合に、表示灯21を点灯させて報知を行っても良い。
○ 第1の実施形態において、漏電の有無の検知を充電時のみに行い得るように零相変流器38を配置しても良い。また、第2の実施形態において、漏電の有無の検知を充電時及び放電時の何れの場合でも行い得るように零相変流器38を配置しても良い。
○ 第2の実施形態において、第2電源回路32、トランス35を省略しても良い。
10…充放電ケーブル、11…車両、13…充放電用コネクタ、14…外部電源、15…電源プラグ、16…ケーブル、17…コントロールユニット、23…電気機器、25…コンセント、26…電源ライン、28…第1電源回路、30…第1開閉器、32…第2電源回路、34…第2開閉器、37…制御回路、38…零相変流器、39…漏電検知部、46…開閉器、D…蓄電池。

Claims (5)

  1. 外部電源に接続される電源プラグと蓄電池を搭載した車両に接続されるコネクタとをケーブルで接続した充放電ケーブルにおいて、
    電気機器を接続可能なコンセントと、
    充放電を切り替える充放電切替装置と、を備え、
    前記充放電切替装置は、
    第1電源、及び前記電源プラグと前記コネクタの間の充電用の電源ラインを開閉させる第1開閉器を含む充電用回路と、
    前記第1電源とは別の第2電源、及び前記コネクタと前記コンセントの間の放電用の電源ラインを開閉させる第2開閉器を含む放電用回路と、
    前記第1開閉器及び前記第2開閉器の開閉を制御する開閉制御部と、を有し、
    前記開閉制御部は、
    前記車両が充電許可状態である場合には前記第1電源から供給される電力によって動作するとともに、前記第1開閉器を閉状態として前記充電用の電源ラインを通電状態とする一方で、
    前記車両が放電許可状態である場合には前記第2電源から供給される電力によって動作するとともに、前記第2開閉器を閉状態として前記放電用の電源ラインを通電状態とすることを特徴とする充放電ケーブル。
  2. 前記開閉制御部は、前記第1電源と前記第2電源の双方から電力が供給される場合、前記第1開閉器及び前記第2開閉器を開状態として両電源ラインを非通電状態とする請求項1に記載の充放電ケーブル。
  3. 前記充電用の電源ラインと前記放電用の電源ラインの漏電を検出する漏電検出部を備えた請求項1又は請求項2に記載の充放電ケーブル。
  4. 外部電源に接続される電源プラグと蓄電池を搭載した車両に接続されるコネクタとをケーブルで接続した充放電ケーブルにおいて、
    電気機器を接続可能なコンセントと、
    充放電を切り替える充放電切替装置と、を備え、
    前記充放電切替装置は、
    前記電源プラグと前記コネクタの間の充電用の電源ライン、及び前記コネクタと前記コンセントの間の放電用の電源ラインを開閉させる開閉器と、
    前記開閉器の開閉を制御する開閉制御部と、を有し、
    前記開閉制御部は、
    前記車両が充電許可状態である場合には前記開閉器を閉状態として前記充電用の電源ラインを通電状態とする一方で、
    前記車両が放電許可状態である場合には前記開閉器を開状態として前記放電用の電源ラインを通電状態とすることを特徴とする充放電ケーブル。
  5. 前記開閉制御部は、前記電源プラグが前記外部電源とは別に設けられている保持部材で保持されている場合に前記放電用の電源ラインを通電状態とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の充放電ケーブル。
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