JP2014056612A - 閲覧制御装置、閲覧制御方法および閲覧制御プログラム - Google Patents

閲覧制御装置、閲覧制御方法および閲覧制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】一部に有害なコンテンツを含むWebページの閲覧を制限すること。
【解決手段】プロキシサーバ110は、クライアント120のブラウザ421を用いたWebページの閲覧を制御する。閲覧要求取得部411は、ブラウザ421からWebページの閲覧要求を取得する。リソースデータ取得部412は、Webページを構成するリソースデータを取得する。判断部413は、リソースデータに含まれるテキストデータに基づいて、Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれているか否かを判断する。特定部414は、閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断された場合、閲覧禁止コンテンツが表示されるWebページ上の範囲(以下、「閲覧禁止範囲」という)を特定する。置換部415は、閲覧禁止範囲に閲覧禁止コンテンツに代わる他の表示内容が表示されるようリソースデータを置換する。出力部416は、置換されたリソースデータをブラウザに出力する。
【選択図】図4

Description

この発明は、ブラウザにおけるWebページの閲覧を制御する閲覧制御装置、閲覧制御方法および閲覧制御プログラムに関する。
従来、未成年者などに対して、有害なコンテンツを含むWebページの閲覧を制限するための技術が知られている(たとえば、下記特許文献1または2参照)。下記特許文献1では、あらかじめ端末に識別情報を与え、アクセスを許可するレベルの設定をおこない、あらかじめインターネット上に端末の識別情報、レベルおよびこのレベルに対してアクセスを制限することが望まれるインターネット上のサイトのURLを記憶する管理サイトを設け、端末がインターネット上のサイトにアクセスする際、サイトのURL、端末の識別情報およびレベルを、端末からインターネットを経由して管理サイトへ送信し、管理サイトが受信したサイトのURL、識別情報およびレベルに基づき、アクセス禁止されていると判断した時、端末上で情報の表示を禁止し、アクセス禁止されていないと判断した時、情報を端末上で表示または出力することを可能にする技術が開示されている。また、下記特許文献2では、有益語キーワードのデータベースを設けて、禁止語キーワードが含まれているコンテンツでも、有益語キーワードが含まれていれば、有益な情報を含むコンテンツであると判断して閲覧を可能にする技術が開示されている。
特許3653242号公報 特許3605343号公報
しかしながら、上述した従来技術では、閲覧が禁止されている有害コンテンツ(以下、「閲覧禁止コンテンツ」という)を含むWebページにはアクセスすることができない。このため、たとえば、有益なコンテンツを含むWebページであっても、一部に閲覧禁止コンテンツが含まれている場合には閲覧することができず、有益なコンテンツにアクセスすることができないという問題点がある。
また、たとえば、一部に閲覧禁止コンテンツが含まれているWebページにおいて、閲覧禁止コンテンツ部分のみを削除したり、表示しないようにしたりすると、Webページのレイアウトが崩れ、見た目を損ねたり、表示エラーが発生したものと思われてしまうという問題点がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、一部に閲覧禁止コンテンツを含むWebページにおいて、Webページのレイアウトを保ったまま、閲覧禁止コンテンツのみを閲覧できないようにする閲覧制御装置、閲覧制御方法および閲覧制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる閲覧制御装置は、ブラウザを用いたWebページの閲覧を制御する閲覧制御装置であって、前記ブラウザから前記Webページの閲覧要求を取得する閲覧要求取得手段と、前記Webページを構成するリソースデータを取得するリソースデータ取得手段と、前記Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段で前記閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断された場合、前記閲覧禁止コンテンツが表示される前記Webページ上の範囲(以下、「閲覧禁止範囲」という)を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された前記閲覧禁止範囲に、前記閲覧禁止コンテンツに代わる他の表示内容が表示されるよう前記リソースデータを置換する置換手段と、前記置換手段によって置換された前記リソースデータを前記ブラウザに出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、Webページ内に含まれる有害コンテンツ(閲覧禁止コンテンツ)が表示される範囲を特定し、その範囲を他の表示内容に置き換える。このため、Webページのレイアウトを崩すことなく、閲覧禁止コンテンツがブラウザ上に表示されるのを防ぐことができる。また、Webページ内の閲覧禁止コンテンツ以外は閲覧することができるため、当該Webページ内に含まれる有益なコンテンツの閲覧を阻害されることがない。
また、請求項2の発明にかかる閲覧制御装置は、請求項1に記載の発明において、前記リソースデータ取得手段は、前記リソースデータを所定単位のデータ長に分割して取得し、前記判断手段は、前記分割された前記リソースデータごとに前記判断をおこない、前記特定手段は、前記分割された前記リソースデータごとに前記閲覧禁止範囲を特定し、前記置換手段は、前記分割された前記リソースデータごとに前記置換をおこない、前記出力手段は、前記分割された前記リソースデータごとに前記ブラウザに出力することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、分割されたリソースデータを取得するごとに処理をおこなうので、Webページ全体のリソースデータを処理するのと比較して、ブラウザへの出力を迅速におこなうことができる。また、分割されたリソースデータのみを処理すればよいので、Webページ全体のリソースデータを処理するのと比較して、閲覧制御装置内に確保する記憶領域を小さくすることができる。
また、請求項3の発明にかかる閲覧制御装置は、請求項1または2に記載の発明において、前記特定手段は、前記リソースデータに含まれる前記閲覧禁止コンテンツの始点および終点に関する情報を検索して、前記閲覧禁止範囲を特定することを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、リソースデータのデータ構造を解析して閲覧禁止コンテンツの始点および終点を特定するので、正確に閲覧禁止範囲を特定することができる。また、たとえば1つの文章中でリソースデータが分割されている場合などでも、閲覧禁止範囲とすべき箇所を迅速に特定することができる。
また、請求項4の発明にかかる閲覧制御装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記特定手段は、前記閲覧禁止コンテンツが表示される位置および前記閲覧禁止コンテンツの大きさを表す情報を前記リソースデータから検索して前記閲覧禁止範囲を特定し、前記置換手段は、前記閲覧禁止コンテンツが表示される位置に、前記閲覧禁止コンテンツと同じ大きさの前記他の表示内容が表示されるよう前記リソースデータを置換することを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、閲覧禁止コンテンツが表示される位置に、閲覧禁止コンテンツと同じ大きさの他の表示をおこなうので、Webページのレイアウトを崩すことなく閲覧禁止コンテンツの表示を回避することができる。
また、請求項5の発明にかかる閲覧制御装置は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、前記他の表示内容は、前記閲覧禁止範囲に表示されるコンテンツは有害である旨を報知する内容であることを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれていることをユーザに報知することができる。
また、請求項6の発明にかかる閲覧制御装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記閲覧制御装置は、クライアント装置に代わりインターネットに接続するプロキシサーバであり、前記ブラウザは、前記クライアント装置に搭載されていることを特徴とする。
この請求項6の発明によれば、クライアント装置におけるWebページの閲覧を、プロキシサーバにて一元管理することができる。
また、請求項7の発明にかかる閲覧制御方法は、ブラウザによるWebページの閲覧を制御する閲覧制御装置における閲覧制御方法であって、前記ブラウザから前記Webページの閲覧要求を取得する閲覧要求取得工程と、前記Webページを構成するリソースデータを取得するリソースデータ取得工程と、前記Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれているか否かを判断する判断工程と、前記判断工程で前記閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断された場合、前記閲覧禁止コンテンツが表示される前記Webページ上の範囲(以下、「閲覧禁止範囲」という)を特定する特定工程と、前記特定工程で特定された前記閲覧禁止範囲に、前記閲覧禁止コンテンツに代わる他の表示内容が表示されるよう前記リソースデータを置換する置換工程と、前記置換工程で置換された前記リソースデータを前記ブラウザに出力する出力工程と、を含んだことを特徴とする。
この請求項7の発明によれば、Webページ内に含まれる有害コンテンツ(閲覧禁止コンテンツ)が表示される範囲を特定し、その範囲を他の表示内容に置き換える。このため、Webページのレイアウトを崩すことなく、閲覧禁止コンテンツがブラウザ上に表示されるのを防ぐことができる。また、Webページ内の閲覧禁止コンテンツ以外は閲覧することができるため、当該Webページ内に含まれる有益なコンテンツの閲覧を阻害されることがない。
また、請求項8の発明にかかる閲覧制御プログラムは、請求項7に記載の閲覧制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項8の発明によれば、請求項7に記載の閲覧制御方法をコンピュータに実行させることができる。
以上説明したように、本発明にかかる閲覧制御装置、閲覧制御方法および閲覧制御プログラムによれば、一部に閲覧禁止コンテンツを含むWebページにおいて、Webページのレイアウトを保ったまま、閲覧禁止コンテンツのみを閲覧できないようにすることができる。
実施の形態にかかるWebページ閲覧システムのシステム構成を示す説明図である。 プロキシサーバによるインターネットへのアクセス制御を模式的に示した説明図である。 プロキシサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 プロキシサーバの機能的構成を示すブロック図である。 プロキシサーバによる閲覧制御処理の手順を示すフローチャートである。 閲覧禁止コンテンツを含むWebページの表示例を示す説明図である。 リソースデータのパケットを模式的に示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る閲覧制御装置、閲覧制御方法および閲覧制御プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(システム構成)
図1は、実施の形態にかかるWebページ閲覧システムのシステム構成を示す説明図である。実施の形態にかかるWebページ閲覧システム100は、プロキシサーバ110、クライアント120、管理用端末130によって構成される。プロキシサーバ110は、クライアント120(120a〜120c)によるインターネット140へのアクセスを制御する。より詳細には、プロキシサーバ110は、クライアント120からのHTTPリクエストの内容を分析してフィルタリングしたり(HTTPフィルタリング機能)、インターネット140上のWebサーバ150から送信されたWebページのリソースデータに対してコンテンツフィルタリングをおこなったりする(コンテンツフィルタリング機能)。
図2は、プロキシサーバによるインターネットへのアクセス制御を模式的に示した説明図である。まず、プロキシサーバ110は、クライアント120からWebページの閲覧要求(リクエストデータ)を受け付ける(ステップS201)。プロキシサーバ110は、リクエストデータに対するフィルタリングをおこなう(ステップS202)。フィルタリングの結果、許可できる閲覧要求であると判断された場合、プロキシサーバ110は当該Webページのリソースデータを提供するWebサーバ150に対して、リクエストデータを送信する(ステップS203)。リクエストデータに応答して、Webサーバ150からリソースデータ(レスポンスデータ)を受信すると(ステップS204)、プロキシサーバ110は、レスポンスデータに対してさらにフィルタリングをおこなう(ステップS205)。フィルタリングの結果、許可できるWebページであると判断された場合、プロキシサーバ110はリソースデータをクライアント120に返送する(ステップS206)。そして、クライアント120によるWebページの閲覧履歴または閲覧できなかった場合の履歴などをログ230に記録する(ステップS207)。
ここで、ステップS202およびS205のフィルタリング処理では、設定ファイル210および各種フィルタ220を用いる。設定ファイル210は、個々のクライアント120やクライアント120のグループごとに、閲覧を許可するWebページが設定される。この設定には、WebページのURL他、Webページ内に含まれるキーワードやWebページの内容やジャンルなどが用いられる。設定ファイル210への設定は、管理用端末130によっておこなう。
また、各種フィルタ220では、設定ファイル210の内容に基づいてフィルタリングがおこなわれる。たとえば、URLフィルタ221では、Webページの閲覧要求(HTTPリクエスト)に含まれるURLが、閲覧が禁止されているWebページのURLか否かを判断する。閲覧が禁止されているWebページのURLの場合は、当該Webページを提供するWebサーバ150にアクセスすることなく、当該Webページは閲覧禁止である旨をクライアント120に返送する。
ヘッダーフィルタ222は、リクエストデータやレスポンスデータのヘッダ情報を解析して、当該データが、閲覧が禁止されているWebページの閲覧要求またはリソースデータであるか否かを判断する。閲覧が禁止されているWebページの閲覧要求またはリソースデータである場合、プロキシサーバ110は、当該Webページは閲覧禁止である旨をクライアント120に返送する。
PICSフィルタ223は、PICS(Platform for Internet Content Selection)情報を用いてWebページをフィルタリングする。PICS情報は、インターネット140上のWebページの運営者によって付与された評価情報である。プロキシサーバ110は、Webページに付与されているPICS情報が、閲覧が禁止された内容を示すものである場合は、当該Webページは閲覧禁止である旨をクライアント120に返送する。
コンテンツフィルタ224は、レスポンスデータに含まれるWebページのコンテンツ(文章や画像など)を分析し、当該Webページが、閲覧が禁止されているコンテンツ(閲覧禁止コンテンツ)を含むか否かを判断する。
ここで、Webページに閲覧禁止コンテンツが含まれている場合、一般的には、当該Webページは閲覧禁止である旨をクライアント120に返送して、当該Webページを閲覧させないようにする。一方、実施の形態にかかるプロキシサーバ110では、Webページに閲覧禁止コンテンツが含まれている場合には、Webページ内の閲覧禁止コンテンツ部分のみを他の表示内容に置き換える。これにより、一部に有害なコンテンツを含むものの、全体としては有益なコンテンツを含むWebページなどを、適切な形で閲覧させることができる。
なお、上述した各種フィルタ220は、ベイズフィルタなどの学習型フィルタである。たとえば、閲覧を禁止すべきWebページを発見した場合、管理用端末130から、このWebページを閲覧不可ページとして登録する。このとき、学習型フィルタでは、WebページのURLを記憶するのみならず、当該Webページの内容を学習する。これにより、類似する内容のWebページについても閲覧を阻止することができる。
図1の説明に戻り、クライアント120(120a〜120c)は、特定のグループにおいて使用される情報処理装置であり、たとえば学校において生徒が授業に使用する情報処理装置や、企業において従業員が使用する情報処理装置である。クライアント120としては、たとえばパーソナルコンピュータを用いることができる。それぞれのクライアント120には、インターネットブラウザが搭載されており、Webページの閲覧が可能である。しかし、クライアント120は、直接インターネット140に接続することはできず、プロキシサーバ110を介してWebページのリソースデータを取得してWebページを閲覧する。このとき、プロキシサーバ110では上述した各種のフィルタリング機能によって、クライアント120から有害なコンテンツを含むWebページを閲覧するのを阻止することができる。
このように、クライアント120からのインターネット140へのアクセスを、プロキシサーバ110を用いて制限することによって、閲覧を禁止するWebページの管理を一元化しておこなうことができる。
管理用端末130は、クライアント120によって閲覧できるWebページを管理する。具体的には、管理用端末130は、各クライアント120におけるWebページの閲覧権限を設定ファイル210(図2参照)に登録したり、閲覧を禁止するWebページを各種フィルタ220(図2参照)に登録したりする。なお、管理用端末130は、閲覧を禁止するWebページのみならず、クライアント120に積極的に閲覧させたいWebページを登録できるようにしてもよい。また、管理用端末130とクライアント120とは、物理的に同一の端末であってもよく、たとえばログイン時にパスワード認証などによって管理権限の有無を切り替えられるようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、本発明にかかる閲覧制御装置の機能をプロキシサーバ110が備えることとしているが、これに限らず、たとえば個々のクライアント120が閲覧制御装置の機能を備えるようにしてもよい。この場合、プロキシサーバ110を設置せず、個々のクライアント120が直接インターネット140に接続するようにしてもよい。
(プロキシサーバ110のハードウェア構成)
つぎに、プロキシサーバ110のハードウェア構成について説明する。図3は、プロキシサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。図3のように、プロキシサーバ110は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、HDD(ハードディスクドライブ)304と、HD(ハードディスク)305と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)306と、FD(フレキシブルディスク)307と、CD−RWD(CD−RWドライブ)308と、CD−RW309と、ディスプレイ310と、入力デバイス311と、ネットワークI/F312とを含んで構成されている。なお、上記の各構成301〜312は、それぞれバス320に接続されている。
上述のような構成のプロキシサーバ110において、CPU301は、プロキシサーバ110全体を制御する。また、ROM302は、本発明にかかる閲覧管理プログラムを記憶している。ROM302に記憶された閲覧管理プログラムは、CPU301からの制御に応じて読み出され実行される。また、RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。
HDD304は、CPU301の制御にしたがってHD305に対するデータのリード/ライトを制御する。HD305は、HDD304の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶する記憶媒体である。また、HD305に記憶されたデータは、HDD304の制御に応じて適宜読み出される。
FDD306は、CPU301の制御にしたがってFD307に対するデータのリード/ライトを制御する。FD307は、FDD306の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶する着脱自在の記憶媒体である。また、FD307に記憶されたデータは、FDD306の制御に応じて適宜読み出される。
CD−RWD308は、CPU301の制御にしたがってCD−RW309に対するデータのリード/ライトを制御する。CD−RW309は、CD−RWD308の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶する着脱自在な記憶媒体である。また、CD−RW309に記憶されたデータは、CD−RWD308の制御に応じて適宜読み出される。
ディスプレイ310は、CPU301の制御によって、カーソル、メニュー、ウィンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示する。また、入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどである。入力デバイス311は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか1つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。
ネットワークI/F312は、通信ケーブルなどを介してLANやインターネット140などのネットワークに接続され、当該ネットワークとCPU301とのインターフェースとして機能する。プロキシサーバ110は、ネットワークI/F312を介してクライアント120やインターネット140と接続している。
本実施の形態にかかるプロキシサーバ110は、上述したようなハードウェアを備えており、CPU301の制御によりROM302に記憶された閲覧制御プログラムを実行することにより、クライアント120によるWebページの閲覧を制御することができる。なお、クライアント120および管理用端末130についても、上述したプロキシサーバ110と同様のハードウェア構成を有する。
(プロキシサーバ110の機能的構成)
つづいて、プロキシサーバ110の機能的構成について説明する。図4は、プロキシサーバの機能的構成を示すブロック図である。プロキシサーバ110は、閲覧要求取得部411、リソースデータ取得部412、判断部413、特定部414、置換部415、出力部416によって構成され、クライアント120におけるブラウザ421を用いたWebページの閲覧を制御する。
閲覧要求取得部411は、クライアント120のブラウザ421からWebページの閲覧要求を取得する。Webページの閲覧要求は、所定のWebページのURLなどを含むリクエストデータである。閲覧要求取得部411は、具体的には、たとえば、ネットワークI/F312であり、LANなどを介して閲覧要求を取得する。
リソースデータ取得部412は、Webページを構成するリソースデータを取得する。リソースデータ取得部412は、インターネット140(図2参照)を介してWebサーバ150(図2参照)にリソースデータのリクエストデータを送信する。そして、当該リクエストデータに対応してWebサーバ150から返信されたリソースデータを受信することによって、リソースデータを取得する。リソースデータ取得部412は、リソースデータを所定単位のデータ長、すなわちパケット単位に分割して取得する。
判断部413は、Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれているか否かを判断する。判断部413は、たとえばリソースデータ内のテキストデータに所定の禁止語句が含まれている場合には、Webページに閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断するまた、判断部413は、たとえば画像データ(拡張子が.jpgなどのデータ)のファイル名が所定の禁止語句を示す文字列と一致する場合は、当該画像データが閲覧禁止コンテンツであると判断する。判断部413は、分割されたリソースデータごと、すなわちパケットごとに上記の判断をおこなう。
特定部414は、判断部413で閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断された場合、閲覧禁止コンテンツが表示されるWebページ上の範囲(以下、「閲覧禁止範囲」という)を特定する。特定部414は、たとえばリソースデータに含まれる閲覧禁止コンテンツの始点および終点に関する情報を前もって検索しておいて、閲覧禁止範囲を特定する。始点および終点に関する情報とは、たとえばリソースデータがHTMLで記述されている場合、HTMLの開始タグおよび終了タグである。また、特定部414は、閲覧禁止コンテンツが表示される位置および閲覧禁止コンテンツの大きさを表す情報をリソースデータから検索して閲覧禁止範囲を特定するようにしてもよい。たとえば、閲覧禁止コンテンツが画像コンテンツの場合、当該画像コンテンツが表示される位置および当該画像コンテンツの大きさを規定する情報をリソースデータ内から検索して、閲覧禁止範囲を特定する。特定部414は、分割されたリソースデータごと、すなわちパケットごとに上記の特定をおこなう。
置換部415は、特定部414によって特定された閲覧禁止範囲に、閲覧禁止コンテンツに代わる他の表示内容が表示されるようリソースデータを置換する。他の表示内容とは、たとえば閲覧禁止範囲に表示されるコンテンツは有害である旨を報知する内容である。置換部415は、たとえば、閲覧禁止コンテンツが表示される位置に、閲覧禁止コンテンツと同じ大きさの他の表示内容が表示されるようリソースデータを置換する。置換部415は、分割されたリソースデータごと、すなわちパケットごとに上記の置換をおこなう。
出力部416は、置換部415によって置換されたリソースデータをブラウザ421に出力する。すなわち、出力部416は、閲覧要求取得部411で取得された閲覧要求に対応して、ブラウザ421にリソースデータを出力する。出力部416は、分割されたリソースデータごと、すなわちパケットごとにブラウザに出力する。
(プロキシサーバ110による閲覧制御処理)
つぎに、プロキシサーバ110による閲覧制御処理について説明する。上述したように、プロキシサーバ110では各種フィルタ220を用いてクライアント120によるWebページの閲覧を制御するが、以下の説明では、コンテンツフィルタ224(図2参照)によるフィルタリングに関する処理について説明する。
図5は、プロキシサーバによる閲覧制御処理の手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、プロキシサーバ110は、クライアント120からWebページの閲覧要求があるまで待機する(ステップS501:Noのループ)。より詳細には、プロキシサーバ110は、クライアント120に搭載されたブラウザからWebページのリクエストデータが入力されるまで待機する。
Webページの閲覧要求があると(ステップS501:Yes)、プロキシサーバ110は、当該Webページのリソースデータを提供するWebサーバ150に、当該Webページのリソースデータの送信を要求する(ステップS502)。より詳細には、プロキシサーバ110は、当該WebページのリクエストデータをWebサーバ150に送信する。なお、このときリクエストデータに対してURLフィルタ221などによるフィルタリングがおこなわれる。
つぎに、プロキシサーバ110は、Webサーバ150からWebページのリソースデータのパケットを受信するまで待機する(ステップS503:Noのループ)。ここで、インターネット140上を流れるデータは、通常1500バイト未満のパケットに分割されて送信される。このため、プロキシサーバ110は、1つのWebページに対して複数のパケットを受信することとなる。
リソースデータのパケットを受信すると(ステップS503:Yes)、プロキシサーバ110は、パケット内に閲覧禁止コンテンツが含まれているか否かを判断する(ステップS504)。閲覧禁止コンテンツを含んでいるか否かは、一般的なフィルタリング技術を用いて判断する。たとえば、パケット中のテキストデータ(文章)や画像ファイルの名称に特定の禁止語句が含まれているか否かを判断する。また、たとえば、周囲に禁止語句がある画像(より詳細には、禁止語句の周辺にリンクがある画像)は、当該禁止語句に関する画像である可能性が高いため、閲覧禁止コンテンツとする。
閲覧禁止コンテンツが含まれている場合は(ステップS504:Yes)、Webページ内における閲覧禁止コンテンツの表示領域(表示範囲)を特定し(ステップS505)、その領域の表示を他の表示内容に置き換える(ステップS506)。より詳細には、リソースデータ内の閲覧禁止コンテンツ部分を削除して、代わりに他の表示内容を表示させるためのリソースデータを挿入する。ここで、他の内容とは、たとえば閲覧制御プログラムによって当該部分の表示が制限された旨を示唆する表示(たとえば、「閲覧は制限されました」などのメッセージ表示や、閲覧制御プログラムの名称を示すテキスト表示など)や、単色の塗りつぶし表示などである。
そして、プロキシサーバ110は、リソースデータのパケットをクライアント120に返送する(ステップS507)。また、ステップS504で、閲覧禁止コンテンツが含まれていない場合は(ステップS504:No)、ステップS507に移行して、リソースデータのパケットをそのままクライアント120に返送する。Webページを構成するリソースデータのパケットをすべて受信するまでは(ステップS508:No)、ステップS503に戻り、以降の処理を繰り返す。そして、リソースデータのパケットをすべて受信すると(ステップS508:Yes)、本フローチャートによる処理を終了する。
図6は、閲覧禁止コンテンツを含むWebページの表示例を示す説明図である。図6に示すWebページ600には、テキスト情報611,612および画像621,622が表示されている。このうち、テキスト情報611中の網掛け部611aおよび画像621は、閲覧禁止コンテンツ(たとえば、グロテスクな表現など)と判断され、閲覧制御プログラムによって表示が置き換えられている。一方で、テキスト情報612および画像622は、閲覧禁止コンテンツではないため、通常通りに表示されている。
このようにプロキシサーバ110における閲覧制御では、閲覧禁止コンテンツが表示される領域に、閲覧禁止コンテンツと同じ大きさの代替表示をおこなう。これに対して、たとえば単に閲覧禁止コンテンツの文字列を削除したり、画像を表示しないことによって閲覧禁止コンテンツの閲覧を禁止する方法も考えられる。しかし、この方法ではWebページのレイアウトが崩れたり、画像部分にリンク無効のアイコンが表示されたりして、Webページが見づらく必要な情報を得にくくなったり、閲覧者がシステムエラーと錯誤してしまうという問題がある。
プロキシサーバ110における閲覧制御では、閲覧禁止コンテンツが表示される領域に、閲覧禁止コンテンツと同じ大きさの代替表示をおこなうことによって、Webページのレイアウトを崩すことなく、閲覧禁止コンテンツの閲覧を禁止することができる。このため、閲覧者は、Webページ上の閲覧禁止コンテンツ以外のコンテンツを快適に閲覧することができる。
また、プロキシサーバ110における閲覧制御では、受信したパケットごとに閲覧禁止コンテンツの有無を判断する。これに対して、たとえば、Webページを構成するすべてのリソースデータを受信してから一括して判断をおこなう方法も考えられる。しかし、すべてのリソースデータを受信してから判断をおこなうには、すべてのリソースデータを保存できる大容量の記憶領域が常時必要となる。また、Webページの容量が極端に大きく、リソースデータの受信に長時間を要した場合、クライアント120でのWebページの表示が遅延してしまう。
プロキシサーバ110における閲覧制御では、受信したパケットごとに閲覧禁止コンテンツの有無を判断するので、大容量の記憶領域を必要としない。また、判断が終了したパケットは逐次クライアント120に返送するので、クライアント120でのWebページの表示を逐次おこなうことができ、Webページの閲覧要求から表示開始までのレスポンス時間を短縮することができる。
なお、プロキシサーバ110における閲覧制御では、受信したパケットごとに閲覧禁止コンテンツの有無を判断するので、Webページの構造(HTMLの構造)を不完全な状態で判断しなければならない。このため、プロキシサーバ110では、パケット内においてHTMLの本文が途切れていた場合、次回以降(または事前に)受信したパケットとの間でHTMLの開始タグおよび終了タグを特定することによって、置換すべき箇所を判断する。
図7は、リソースデータのパケットを模式的に示す説明図である。図7には、第1のパケットデータ701と第2のパケットデータ702が示されている。このリソースデータは、同じWebページを構成するものであるが、HTMLの本文を示すタグ(<P></P>)内において、分割されてしまっている。第2のパケットデータ702にはドラッグに関する禁止語句が含まれているため、このWebページには閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断できるが、第2のパケットデータ702のみでは置換すべき箇所を判断することができない。
このため、第2のパケットデータ702に含まれるHTMLの終了タグ(</HTML>)と、これに対応するHTMLの開始タグ(<HTML>)、すなわち第1のパケットデータ701に含まれるHTMLの開始タグとを前もってチェックしておいて、置換すべき箇所を特定する。より詳細には、プロキシサーバ110は、それぞれのパケットデータを先頭から処理する際にタグが出現した位置を記憶しておく。そして、前もってチェックしたタグ情報を必要に応じて用いて、コンテンツの始点および終点を特定する。これにより、HTML本文が分割されて別パケットで送信されてきた場合でも、高速に閲覧禁止範囲を特定することができる。
以上説明したように、実施の形態にかかるプロキシサーバ110は、Webページ内に含まれる有害コンテンツ(閲覧禁止コンテンツ)が表示される範囲を特定し、その範囲を他の表示内容に置き換える。このため、Webページのレイアウトを崩すことなく、閲覧禁止コンテンツがブラウザ上に表示されるのを防ぐことができる。また、Webページ内の閲覧禁止コンテンツ以外は閲覧することができるため、当該Webページ内に含まれる有益なコンテンツの閲覧を阻害されることがない。
また、実施の形態にかかるプロキシサーバ110は、分割されたリソースデータを取得するごとに処理をおこなうので、Webページ全体のリソースデータを処理するのと比較して、ブラウザへの出力を迅速におこなうことができる。また、分割されたリソースデータのみを処理すればよいので、Webページ全体のリソースデータを処理するのと比較して、プロキシサーバ110内に確保する記憶領域を小さくすることができる。
また、実施の形態にかかるプロキシサーバ110は、リソースデータのデータ構造を逐次解析して閲覧禁止コンテンツの始点および終点を特定するので、正確に閲覧禁止範囲を特定することができる。また、たとえば1つの文章中でリソースデータが分割されている場合などでも、閲覧禁止範囲とすべき箇所を迅速に特定することができる。
また、実施の形態にかかるプロキシサーバ110は、閲覧禁止コンテンツが表示される位置に、閲覧禁止コンテンツと同じ大きさの他の表示をおこなうので、Webページのレイアウトを崩すことなく閲覧禁止コンテンツの表示を回避することができる。また、プロキシサーバ110において、閲覧禁止コンテンツに代える表示を、当該範囲に表示されるコンテンツは有害である旨を報知する内容であるようにすれば、Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれていることをユーザに報知することができる。
なお、本実施の形態で説明した閲覧制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上説明したように、本発明にかかる閲覧制御装置、閲覧制御方法および閲覧制御プログラムは、一部に有害なコンテンツを含むWebページの閲覧を制限するのに有用であり、特に、学校や会社など組織内に設置された複数の情報処理装置におけるWebページの閲覧を制限するプロキシサーバなどに適している。
100 Webページ閲覧システム
110 プロキシサーバ
120(120a〜120c) クライアント
130 管理用端末
140 インターネット
150 Webサーバ
411 閲覧要求取得部
412 リソースデータ取得部
413 判断部
414 特定部
415 置換部
416 出力部
421 ブラウザ
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる閲覧制御装置は、ブラウザを用いたWebページの閲覧を制御する閲覧制御装置であって、前記ブラウザから前記Webページの閲覧要求を受け付け、前記Webページを構成する、所定単位のデータ長に分割されたリソースデータを先頭から順次取得し、分割された前記リソースデータごとに、開始ダグが出現した位置を記憶し、前記Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれているか否かを前記分割された前記リソースデータごとに判断し、前記閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断された場合、前記閲覧禁止コンテンツの終了タグが出現した位置と、当該終了タグに対応する前記開始タグが出現した位置に基づいて、当該閲覧禁止コンテンツが表示される前記Webページ上の範囲(以下、「閲覧禁止範囲」という)を分割された前記リソースデータごとに特定し、特定された前記閲覧禁止範囲に、前記閲覧禁止コンテンツに代わる、当該閲覧禁止コンテンツと同じ大きさの他の表示内容が表示されるよう前記リソースデータを置換し、置換された前記リソースデータを前記ブラウザに出力する、ことを特徴とする。
また、この発明にかかる閲覧制御装置は、上記の発明において、前記他の表示内容は、前記閲覧禁止範囲に表示されるコンテンツは有害である旨を報知する内容であることを特徴とする。
また、この発明にかかる閲覧制御装置は、上記の発明において、前記閲覧制御装置は、クライアント装置に代わりインターネットに接続するプロキシサーバであり、前記ブラウザは、前記クライアント装置に搭載されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる閲覧制御方法は、ブラウザを用いたWebページの閲覧を制御する閲覧制御装置が実行する閲覧制御方法であって、前記ブラウザから前記Webページの閲覧要求を受け付け、前記Webページを構成する、所定単位のデータ長に分割されたリソースデータを先頭から順次取得し、分割された前記リソースデータごとに、開始ダグが出現した位置を記憶し、前記Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれているか否かを前記分割された前記リソースデータごとに判断し、前記閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断された場合、前記閲覧禁止コンテンツの終了タグが出現した位置と、当該終了タグに対応する前記開始タグが出現した位置に基づいて、当該閲覧禁止コンテンツが表示される前記Webページ上の範囲(以下、「閲覧禁止範囲」という)を分割された前記リソースデータごとに特定し、特定された前記閲覧禁止範囲に、前記閲覧禁止コンテンツに代わる、当該閲覧禁止コンテンツと同じ大きさの他の表示内容が表示されるよう前記リソースデータを置換し、置換された前記リソースデータを前記ブラウザに出力する、ことを特徴とする。
また、この発明にかかる閲覧制御プログラムは、ブラウザを用いたWebページの閲覧を制御する閲覧制御装置に実行させる閲覧制御プログラムであって、前記ブラウザから前記Webページの閲覧要求を受け付け、前記Webページを構成する、所定単位のデータ長に分割されたリソースデータを先頭から順次取得し、分割された前記リソースデータごとに、開始ダグが出現した位置を記憶し、前記Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれているか否かを前記分割された前記リソースデータごとに判断し、前記閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断された場合、前記閲覧禁止コンテンツの終了タグが出現した位置と、当該終了タグに対応する前記開始タグが出現した位置に基づいて、当該閲覧禁止コンテンツが表示される前記Webページ上の範囲(以下、「閲覧禁止範囲」という)を分割された前記リソースデータごと特定し、特定された前記閲覧禁止範囲に、前記閲覧禁止コンテンツに代わる、当該閲覧禁止コンテンツと同じ大きさの他の表示内容が表示されるよう前記リソースデータを置換し、置換された前記リソースデータを前記ブラウザに出力する、ことを特徴とする。
また、この発明にかかる閲覧制御装置は、ブラウザを用いたWebページの閲覧を制御する閲覧制御装置であって、前記ブラウザから前記Webページの閲覧要求を取得する閲覧要求取得手段と、前記Webページを構成するリソースデータを取得するリソースデータ取得手段と、前記Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段で前記閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断された場合、前記閲覧禁止コンテンツが表示される前記Webページ上の範囲(以下、「閲覧禁止範囲」という)を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された前記閲覧禁止範囲に、前記閲覧禁止コンテンツに代わる他の表示内容が表示されるよう前記リソースデータを置換する置換手段と、前記置換手段によって置換された前記リソースデータを前記ブラウザに出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
の発明によれば、Webページ内に含まれる有害コンテンツ(閲覧禁止コンテンツ)が表示される範囲を特定し、その範囲を他の表示内容に置き換える。このため、Webページのレイアウトを崩すことなく、閲覧禁止コンテンツがブラウザ上に表示されるのを防ぐことができる。また、Webページ内の閲覧禁止コンテンツ以外は閲覧することができるため、当該Webページ内に含まれる有益なコンテンツの閲覧を阻害されることがない。
また、この発明にかかる閲覧制御装置は、上記の発明において、前記リソースデータ取得手段は、前記リソースデータを所定単位のデータ長に分割して取得し、前記判断手段は、前記分割された前記リソースデータごとに前記判断をおこない、前記特定手段は、前記分割された前記リソースデータごとに前記閲覧禁止範囲を特定し、前記置換手段は、前記分割された前記リソースデータごとに前記置換をおこない、前記出力手段は、前記分割された前記リソースデータごとに前記ブラウザに出力することを特徴とする。
の発明によれば、分割されたリソースデータを取得するごとに処理をおこなうので、Webページ全体のリソースデータを処理するのと比較して、ブラウザへの出力を迅速におこなうことができる。また、分割されたリソースデータのみを処理すればよいので、Webページ全体のリソースデータを処理するのと比較して、閲覧制御装置内に確保する記憶領域を小さくすることができる。
また、この発明にかかる閲覧制御装置は、上記の発明において、前記特定手段は、前記リソースデータに含まれる前記閲覧禁止コンテンツの始点および終点に関する情報を検索して、前記閲覧禁止範囲を特定することを特徴とする。
の発明によれば、リソースデータのデータ構造を解析して閲覧禁止コンテンツの始点および終点を特定するので、正確に閲覧禁止範囲を特定することができる。また、たとえば1つの文章中でリソースデータが分割されている場合などでも、閲覧禁止範囲とすべき箇所を迅速に特定することができる。
また、この発明にかかる閲覧制御装置は、上記の発明において、前記特定手段は、前記閲覧禁止コンテンツが表示される位置および前記閲覧禁止コンテンツの大きさを表す情報を前記リソースデータから検索して前記閲覧禁止範囲を特定し、前記置換手段は、前記閲覧禁止コンテンツが表示される位置に、前記閲覧禁止コンテンツと同じ大きさの前記他の表示内容が表示されるよう前記リソースデータを置換することを特徴とする。
の発明によれば、閲覧禁止コンテンツが表示される位置に、閲覧禁止コンテンツと同じ大きさの他の表示をおこなうので、Webページのレイアウトを崩すことなく閲覧禁止コンテンツの表示を回避することができる。
また、この発明にかかる閲覧制御装置は、上記の発明において、前記他の表示内容は、前記閲覧禁止範囲に表示されるコンテンツは有害である旨を報知する内容であることを特徴とする。
の発明によれば、Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれていることをユーザに報知することができる。
また、この発明にかかる閲覧制御装置は、上記の発明において、前記閲覧制御装置は、クライアント装置に代わりインターネットに接続するプロキシサーバであり、前記ブラウザは、前記クライアント装置に搭載されていることを特徴とする。
の発明によれば、クライアント装置におけるWebページの閲覧を、プロキシサーバにて一元管理することができる。
また、この発明にかかる閲覧制御方法は、ブラウザによるWebページの閲覧を制御する閲覧制御装置における閲覧制御方法であって、前記ブラウザから前記Webページの閲覧要求を取得する閲覧要求取得工程と、前記Webページを構成するリソースデータを取得するリソースデータ取得工程と、前記Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれているか否かを判断する判断工程と、前記判断工程で前記閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断された場合、前記閲覧禁止コンテンツが表示される前記Webページ上の範囲(以下、「閲覧禁止範囲」という)を特定する特定工程と、前記特定工程で特定された前記閲覧禁止範囲に、前記閲覧禁止コンテンツに代わる他の表示内容が表示されるよう前記リソースデータを置換する置換工程と、前記置換工程で置換された前記リソースデータを前記ブラウザに出力する出力工程と、を含んだことを特徴とする。
の発明によれば、Webページ内に含まれる有害コンテンツ(閲覧禁止コンテンツ)が表示される範囲を特定し、その範囲を他の表示内容に置き換える。このため、Webページのレイアウトを崩すことなく、閲覧禁止コンテンツがブラウザ上に表示されるのを防ぐことができる。また、Webページ内の閲覧禁止コンテンツ以外は閲覧することができるため、当該Webページ内に含まれる有益なコンテンツの閲覧を阻害されることがない。
また、この発明にかかる閲覧制御プログラムは、上記の閲覧制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
の発明によれば、上記の閲覧制御方法をコンピュータに実行させることができる。

Claims (8)

  1. ブラウザを用いたWebページの閲覧を制御する閲覧制御装置であって、
    前記ブラウザから前記Webページの閲覧要求を取得する閲覧要求取得手段と、
    前記Webページを構成するリソースデータを取得するリソースデータ取得手段と、
    前記Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段で前記閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断された場合、前記閲覧禁止コンテンツが表示される前記Webページ上の範囲(以下、「閲覧禁止範囲」という)を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された前記閲覧禁止範囲に、前記閲覧禁止コンテンツに代わる他の表示内容が表示されるよう前記リソースデータを置換する置換手段と、
    前記置換手段によって置換された前記リソースデータを前記ブラウザに出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする閲覧制御装置。
  2. 前記リソースデータ取得手段は、前記リソースデータを所定単位のデータ長に分割して取得し、
    前記判断手段は、前記分割された前記リソースデータごとに前記判断をおこない、
    前記特定手段は、前記分割された前記リソースデータごとに前記閲覧禁止範囲を特定し、
    前記置換手段は、前記分割された前記リソースデータごとに前記置換をおこない、
    前記出力手段は、前記分割された前記リソースデータごとに前記ブラウザに出力することを特徴とする請求項1に記載の閲覧制御装置。
  3. 前記特定手段は、前記リソースデータに含まれる前記閲覧禁止コンテンツの始点および終点に関する情報を検索して、前記閲覧禁止範囲を特定することを特徴とする請求項1または2に記載の閲覧制御装置。
  4. 前記特定手段は、前記閲覧禁止コンテンツが表示される位置および前記閲覧禁止コンテンツの大きさを表す情報を前記リソースデータから検索して前記閲覧禁止範囲を特定し、
    前記置換手段は、前記閲覧禁止コンテンツが表示される位置に、前記閲覧禁止コンテンツと同じ大きさの前記他の表示内容が表示されるよう前記リソースデータを置換することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の閲覧制御装置。
  5. 前記他の表示内容は、前記閲覧禁止範囲に表示されるコンテンツは有害である旨を報知する内容であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の閲覧制御装置。
  6. 前記閲覧制御装置は、クライアント装置に代わりインターネットに接続するプロキシサーバであり、
    前記ブラウザは、前記クライアント装置に搭載されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の閲覧制御装置。
  7. ブラウザを用いたWebページの閲覧を制御する閲覧制御装置における閲覧制御方法であって、
    前記ブラウザから前記Webページの閲覧要求を取得する閲覧要求取得工程と、
    前記Webページを構成するリソースデータを取得するリソースデータ取得工程と、
    前記Webページ内に閲覧禁止コンテンツが含まれているか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程で前記閲覧禁止コンテンツが含まれていると判断された場合、前記閲覧禁止コンテンツが表示される前記Webページ上の範囲(以下、「閲覧禁止範囲」という)を特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された前記閲覧禁止範囲に、前記閲覧禁止コンテンツに代わる他の表示内容が表示されるよう前記リソースデータを置換する置換工程と、
    前記置換工程で置換された前記リソースデータを前記ブラウザに出力する出力工程と、
    を含んだことを特徴とする閲覧制御方法。
  8. 請求項7に記載の閲覧制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする閲覧制御プログラム。
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