JP2014056532A - 安否確認システム及びこれを用いた製造方法 - Google Patents

安否確認システム及びこれを用いた製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生産設備で従事する作業者において異常が発生した際に、その異常を早期に発見可能な安否確認システム等を提供する。
【解決手段】安否確認システム1は、生産設備において作業者の安否確認を行うためのものであり、入力部23を有する作業者用端末2と、作業者用端末2と通信可能なコンピュータ3とを備える。作業者用端末2は、入力部23に対する入力により確認返信情報を送信する確認返信情報送信部21を有する。コンピュータ3は、作業者用端末2に対して、所定の実行時間ごとに確認要求情報を送信する確認要求情報送信部31と、管理者用端末2から送信された確認返信情報を受信する確認返信情報受信部32と、確認要求情報の送信時から所定の確認時間が経過するまでの間における確認返信情報受信部32に対する確認返信情報の受信の有無を確認する返信確認部33とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生産設備において作業者の安否を確認するための安否確認システムに関する。
生産設備で従事する作業者に異常が発生した際において、異常の発見が遅れてしまうと、作業環境によっては重大な事態を招いてしまうおそれがある。そこで、生産設備の管理者等が定期的に作業場を巡回することで、作業者における異常の有無を確認することが一般に行われている(例えば、特許文献1等参照)。
特許第3048568号公報
しかしながら、作業場を巡回する人員にも限度があるため、ある作業者において異常の有無を確認してから次に異常の有無を確認するまでに比較的長時間を要してしまうおそれがある。そのため、作業者に異常が発生した際に、異常の早期発見が難しくなってしまうおそれがある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、生産設備で従事する作業者において異常が発生した際に、その異常を早期に発見することができる安否確認システム及びこれを用いた製造方法を提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各構成につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する構成に特有の作用効果を付記する。
構成1.本構成の安否確認システムは、生産設備において作業者の安否確認を行うための安否確認システムであって、
所定の入力部を有する作業者用端末と、
前記作業者用端末と通信可能なコンピュータとを備え、
前記作業者用端末は、
前記入力部に対する入力により確認返信情報を送信する確認返信情報送信部を有し、
前記コンピュータは、
前記作業者用端末に対して、予め設定された所定の実行時間ごとに確認要求情報を送信する確認要求情報送信部と、
前記作業者用端末から送信された前記確認返信情報を受信する確認返信情報受信部と、
前記確認要求情報の送信時から予め設定された所定の確認時間が経過するまでの間における前記確認返信情報受信部に対する前記確認返信情報の受信の有無を確認する返信確認部とを有することを特徴とする。
上記構成1によれば、前記コンピュータは、所定の実行時間ごとに、作業者の所持する作業者用端末に対して確認要求情報を送信する。そして、返信確認部において、確認要求情報の送信から所定の確認時間が経過するまでの間における確認返信情報の受信の有無(つまり、作業者からの応答の有無)を確認する。ここで、返信確認部において確認返信情報の受信が確認されなかった場合には、作業者に異常が生じているものと推定され、返信確認部の確認結果を知った管理者等は、異常が生じているものと推定される作業者の元へと速やかに向かうことができる。従って、発生した異常を早期に発見することができ、ひいては異常に対する対処を迅速に行うことができる。
構成2.本構成の安否確認システムは、上記構成1において、前記コンピュータと通信可能な管理者用端末を備え、
前記コンピュータは、前記返信確認部において前記確認返信情報受信部に対する前記確認返信情報の受信が確認されなかった場合、前記管理者用端末に対して、未返信確認情報を送信する未返信確認情報送信部を有することを特徴とする。
上記構成2によれば、確認返信情報の受信が確認されなかった場合、管理者の所持する管理者用端末に対して、未返信確認情報が送信される。これにより、管理者は、作業者において異常が発生している可能性がある旨を一層速やかに知ることができ、ひいては異常をより早期に発見することができる。
構成3.本構成の安否確認システムは、上記構成1又は2において、前記作業者用端末は、複数設けられ、
前記コンピュータは、
前記返信確認部において前記確認返信情報受信部に対する前記確認返信情報の受信が確認されなかった前記作業者用端末である未返信端末を特定する未返信端末特定部と、
前記作業者用端末のうち前記未返信端末以外の端末に対して、未返信確認情報を送信する未返信確認情報送信部とを有することを特徴とする。
上記構成3によれば、作業者用端末のうち未返信端末以外の端末に対して、未返信確認情報が送信されるように構成されている。従って、作業者が、異常が生じているものと推定される作業者の元へと速やかに向かうことができる。その結果、発生した異常をより一層早期に発見することができる。
構成4.本構成の安否確認システムは、上記構成1乃至3のいずれかにおいて、前記コンピュータは、前記確認要求情報の送信時から前記確認時間が経過するまでの間を除く期間において、前記返信確認部において前記確認返信情報受信部に対する前記確認返信情報の受信が確認された場合、前記確認返信情報を送信した前記作業者用端末に対する前記確認要求情報の送信を一時停止し、一時停止から予め設定された所定の待機時間が経過した後、前記確認返信情報を送信した前記作業者用端末に対する前記確認要求情報の送信を再開することを特徴とする。
上記構成4によれば、確認要求情報の送信から所定の確認時間が経過するまでの間(いわば、作業者による通常の応答期間)を除く期間において、確認返信情報が受信された際には、確認返信情報を送信した作業者用端末に対する確認要求情報の送信が一時停止される。そして、一時停止時から所定の待機時間が経過した後、確認要求情報の送信が再開される。すなわち、上記構成4によれば、作業者は、コンピュータ側からの確認要求によらず、自発的に応答することができる。これにより、例えば、集中力を要する作業を行う場合などにおいて、確認返信情報を予め送信しておくことで、一定時間だけ作業者用端末に確認要求情報が送信されてくることを防止できる。その結果、作業をより集中して行うことができ、作業性を高めることができる。また、上記のような集中力を要する作業などを行っている際に、作業者が入力部に対する入力を行おう(確認返信情報を送信しよう)とすることで、予期しないトラブルが発生してしまうことをより確実に防止できる。その結果、作業者の安全確保を図ることができる。
さらに、確認要求情報の送信停止は一時的であり、前記待機時間の経過後には、確認要求情報の送信が自動的に再開される。従って、確認要求情報の送信が停止されたままとなってしまうことを防止できる。
構成5.本構成の安否確認システムは、上記構成1乃至4のいずれかにおいて、前記コンピュータと通信可能な管理者用端末を備えるとともに、
前記作業者用端末は、複数設けられ、
前記コンピュータは、
前記返信確認部において前記確認返信情報受信部に対する前記確認返信情報の受信が確認されなかった前記作業者用端末である未返信端末を特定する未返信端末特定部と、
前記管理者用端末に対して、前記未返信端末を特定可能な情報である未返信端末特定情報を送信する未返信端末特定情報送信部とを有することを特徴とする。
上記構成5によれば、確認返信情報の受信が確認されなかった場合、管理者の所持する管理者用端末に対して、未返信端末を特定可能な未返信端末特定情報が送信される。従って、管理者は、複数の作業者の中から異常が発生している可能性がある作業者を迅速に特定することができる。その結果、発生した異常を一層早期に発見することができる。
構成6.本構成の安否確認システムは、上記構成5のいずれかにおいて、前記コンピュータは、前記作業者用端末のうち前記未返信端末以外の端末に対して、前記未返信端末を特定可能な情報である未返信端末特定情報を送信する未返信端末特定情報送信部を有することを特徴とする。
上記構成6によれば、作業者は、複数の作業者の中から異常が発生している可能性がある作業者を迅速に特定することができる。その結果、発生した異常をより一層早期に発見することができる。
構成7.本構成の安否確認システムは、上記構成1乃至6のいずれかにおいて、前記作業者用端末は、前記コンピュータに対して、一時停止要求情報を送信する一時停止要求情報送信部を有し、
前記コンピュータは、前記一時停止要求情報を受信した場合、前記一時停止要求情報を送信した前記作業者用端末に対する前記確認要求情報の送信を一時停止することを特徴とする。
上記構成7によれば、作業者用端末からコンピュータに対して一時停止要求情報を送信することで、作業者用端末に対する確認要求情報の送信を一時停止させることができる。従って、集中力を要する作業を行う場合などにおいて、作業者用端末に確認要求情報が送信されてくることを一時的に防止でき、作業性を高めることができる。また、上記のような集中力を要する作業などを行い際に、作業者が入力部に対する入力を行おう(確認返信情報を送信しよう)とすることで、予期しないトラブルが発生してしまうことをより確実に防止でき、作業者の安全確保を図ることができる。
構成8.本構成の安否確認システムは、上記構成1乃至7のいずれかにおいて、前記入力部は、音声により、入力可能であることを特徴とする。
上記構成8によれば、作業者は、手を使うことなく、音声によってコンピュータからの確認要求に応答することができる。従って、応答時に予期しないトラブルが発生してしまうことをより確実に防止でき、作業者の安全確保を一層確実に図ることができる。
構成9.本構成の安否確認システムは、上記構成1乃至8のいずれかにおいて、前記入力部は、前記作業者用端末に振動を加えることにより、入力可能であることを特徴とする。
上記構成9によれば、作業者は、手を使うことなく、作業者用端末を振動させることによってコンピュータからの確認要求に応答することができる。従って、応答時における予期しないトラブルの発生をより確実に防止でき、作業者の安全確保をより一層確実に図ることができる。
構成10.本構成の点火プラグの製造方法は、上記構成1乃至9のいずれかに記載の安否確認システムを用いて点火プラグの製造を行うことを特徴とする。
上記構成10によれば、上記構成1等と同様の作用効果が奏されることとなる。
構成11.本構成のグロープラグの製造方法は、上記構成1乃至9のいずれかに記載の安否確認システムを用いてグロープラグの製造を行うことを特徴とする。
上記構成11によれば、上記構成1等と同様の作用効果が奏されることとなる。
構成12.本構成の内燃機関用排ガスセンサの製造方法は、上記構成1乃至9のいずれかに記載の安否確認システムを用いて内燃機関用排ガスセンサの製造を行うことを特徴とする。
上記構成12によれば、上記構成1等と同様の作用効果が奏されることとなる。
安否確認システムの概略構成を示すブロック図である。 安否確認システムの概略構成を示すブロック図である。 作業者用端末の構成を示す模式図である。 確認要求情報の送信タイミング等を示すシーケンス図である。 確認要求情報の送信タイミング等を示すシーケンス図である。 管理者用端末の構成を示す模式図である。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、安否確認システム1は、点火プラグの生産設備において作業を行う作業者の安否確認を行うためのものであり、各作業者が有する複数の作業者用端末2と、各作業者用端末2と無線LANルータ等を介して無線通信可能なコンピュータであるホストコンピュータ3と、当該ホストコンピュータ3と無線LANルータ等を介して無線通信可能であり、管理者が有する管理者用端末4とを備えている。
作業者用端末2は、所定の発音手段や振動手段を有し、作業者が携帯可能な小型端末であり、確認返信情報送信部21と一時停止要求情報送信部22とを備えている。また、作業者用端末2は、図3に示すように、タッチパネル式の入力部23を備えており、入力部23には、情報表示領域231と、確認操作領域232と、一時停止要求操作領域233とが設けられている。
情報表示領域231は、ホストコンピュータ3から送信される情報に応じて情報を表示する領域であり、後述する確認要求情報をホストコンピュータ3から受信した際には、確認要求情報を受信した旨の情報(例えば、「作業者状況確認中」など)が表示される。尚、本実施形態では、確認要求情報を受信した際に、情報表示領域231における情報の表示とともに、前記発音手段から所定の音が発せられ、さらには前記振動手段により作業者用端末2が振動するように構成されている。これにより、作業者に対して、確認要求情報を受信した旨がより確実に報知されるようになっている。
また、確認操作領域232に対して作業者等がタッチすること(つまり、入力部23に対する入力を行うこと)で、前記確認返信情報送信部21からホストコンピュータ3に対して確認返信情報が送信される。つまり、ホストコンピュータ3からの応答要求(確認要求情報)に対する作業者の応答がなされる。尚、確認返信情報には、送信した作業者用端末2を特定可能な情報(例えば、作業者用端末2ごとに割り振られた端末番号)が含まれている。
加えて、一時停止操作領域233に作業者等がこれにタッチすることで、前記一時停止要求情報送信部22からホストコンピュータ3に対して一時停止要求情報が送信される。尚、確認返信情報送信部21と一時停止要求情報送信部22とは、同一の送信機能部品により構成されていてもよいし、異なる送信機能部品により構成されていてもよい。また、一時停止要求情報を受信した際のホストコンピュータ3の動作については後述する。
ホストコンピュータ3は、CPUや記憶装置等により構成され、図1に示すように、確認要求情報送信部31と、確認返信情報受信部32と、返信確認部33と、未返信端末特定部34と、未返信確認情報送信部35と、未返信端末特定情報送信部36とを備えている。
確認要求情報送信部31は、予め設定された所定の実行時間(例えば、1時間)ごとに、各作業者用端末2に対して確認要求情報を送信する。
確認返信情報受信部32は、各作業者用端末2から送信された前記確認返信情報を受信する。
返信確認部33は、確認要求情報送信部31による確認要求情報の送信時から予め設定された確認時間(例えば、5分)が経過するまでの間において、確認返信情報受信部32に対する確認返信情報の受信の有無を確認する。
未返信端末特定部34は、返信確認部33において確認返信情報受信部32に対する確認返信情報の受信が確認されなかった場合、確認返信情報の受信が確認されなかった作業者用端末2である未返信端末を特定する。具体的には、受信した確認返信情報に含まれる作業者用端末2を特定する情報(例えば、前記端末番号)に基づいて、確認返信情報の受信が確認されていない未返信端末を特定する。
未返信確認情報送信部35は、返信確認部33において確認返信情報受信部32に対する確認返信情報の受信が確認されなかった場合、図2に示すように、管理者用端末4と、作業者用端末2のうち前記未返信端末特定部34において特定された未特定端末以外の端末とに対して、未返信確認情報を送信する。
未返信端末特定情報送信部36は、返信確認部33において確認返信情報受信部32に対する確認返信情報の受信が確認されなかった場合、管理者用端末4と、作業者用端末2のうち前記未特定端末以外の端末とに対して、未返信端末を特定可能な情報である未返信端末特定情報(例えば、前記端末番号)を送信する。尚、確認要求情報送信部31、確認返信情報受信部32、返信確認部33、未返信端末特定部34、未返信確認情報送信部35、及び、未返信端末特定情報送信部36は、同一の機能部品により構成されていてもよいし、異なる機能部品により構成されていてもよい。
また、ホストコンピュータ3は、確認要求情報の送信時から前記確認時間が経過するまでの間を除く期間において、返信確認部33において確認返信情報受信部32に対する確認返信情報の受信が確認された場合、確認返信情報を送信した作業者用端末2に対する確認要求情報の送信を一時停止する。そして、一時停止時から予め設定された所定の待機時間(例えば、前記実行時間と同一の時間)が経過した後、確認返信情報を送信した作業者用端末2に対する確認要求情報の送信を再開する。すなわち、作業者は、作業者用端末2が確認要求情報の受信する前(ホストコンピュータ3による確認要求の前)において、入力部23の確認操作領域232にタッチすることで、自発的にホストコンピュータ3に対して応答することができる。
また、本実施形態において、ホストコンピュータ3は、作業者から自発的な応答がなされた場合、以降における確認要求情報の送信タイミングを、前記応答時を基準としたタイミングとする。
詳述すると、図4に示すように、確認要求情報送信部31から確認要求情報を送信し、この送信から前記確認時間が経過するまでの間において、確認返信情報送信部21から確認返信情報を受信する場合(自発的な応答がなされない場合)には、確認要求情報送信部31から前記実行時間ごとに確認要求情報が送信される。
一方で、図5に示すように、確認要求情報の送信時から前記確認時間が経過するまでの間を除く期間において、確認返信情報送信部21から確認返信情報を受信した場合(自発的な応答がなされた場合)には、確認要求情報の送信を一時停止し、一時停止時から前記待機時間が経過した後、確認要求情報の送信を再開する。従って、確認要求情報の送信タイミングが、確認返信情報を受信したとき(作業者の自発応答時)を基準としたタイミングとされる。
さらに、ホストコンピュータ3は、管理者用端末2から一時停止要求情報を受信した場合、作業者用端末2に対する確認要求情報の送信を一時停止する。尚、本実施形態では、管理者用端末2から一時停止要求情報が再度送信された際に、作業者用端末2に対する確認要求情報の送信が再開されるように構成されている。
管理者用端末4は、所定の発音手段や振動手段を有し、図6に示すように、液晶等からなる表示部41を備えている。また、ホストコンピュータ3から未返信確認情報及び未返信端末特定情報を受信した場合、表示部41には、未返信端末が存在する旨(つまり、異常が発生した旨)の情報、及び、未返信端末特定情報に基づく、未返信端末を特定可能な情報が表示される。尚、本実施形態において、管理者用端末4は、未返信確認情報を受信した際に、表示部41において情報を表示するとともに、自身の発音手段から所定の音を発し、さらには自身の振動手段により自身を振動させるように構成されている。これにより、管理者に対して、未返信端末が存在する旨がより確実に報知されるようになっている。
さらに、本実施形態において、作業者用端末2のうち未返信端末以外の端末は、ホストコンピュータ3から未返信確認情報及び未返信端末特定情報を受信した際に、前記入力部23において、未返信端末が存在する旨の情報、及び、未返信端末特定情報に基づく、未返信端末を特定可能な情報が表示されるように構成されている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、管理者等は、作業者において発生した異常を早期に発見することができ、ひいては異常に対する対処を迅速に行うことができる。
また、作業者用端末2のうち未特定端末以外の端末、及び、管理者用端末4に対して、未返信端末を特定可能な未返信端末特定情報が送信される。従って、管理者等は、複数の作業者の中から異常が発生している可能性がある作業者を迅速に特定することができる。その結果、発生した異常を一層早期に発見することができる。
さらに、確認要求情報の送信から所定の確認時間が経過するまでの間(いわば、作業者による通常の応答期間)を除く期間において、作業者は、ホストコンピュータ3側からの確認要求によらず、自発的に応答することができ、自発的な応答から一定期間の間は、確認要求情報の送信が一時停止される。これにより、例えば、集中力を要する作業を行う場合などにおいて、確認返信情報を予め送信しておくことで、一定時間だけ作業者用端末2に確認要求情報が送信されてくることを防止できる。その結果、作業をより集中して行うことができ、作業性を高めることができる。また、上記のような集中力を要する作業などを行っている際に、作業者が入力部23に対する入力を行おう(確認返信情報を送信しよう)とすることで、予期しないトラブルが発生してしまうことをより確実に防止できる。その結果、作業者の安全確保を図ることができる。
また、自発的な応答がなされた際における確認要求情報の送信停止は一時的であり、前記待機時間の経過後には、確認要求情報の送信が自動的に再開される。従って、確認要求情報の送信が停止されたままとなってしまうことを防止できる。
加えて、本実施形態では、作業者用端末2からホストコンピュータ3に対して一時停止要求情報を送信することで、作業者用端末3に対する確認要求情報の送信を一時停止させることができる。これにより、作業者が自発的な応答を行った場合と同様に、作業者用端末2に確認要求情報が送信されてくることを一時的に防止でき、作業性の向上や作業者の安全確保を図ることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、入力部23(確認操作領域233)にタッチすることで、作業者用端末2から確認返信情報の送信が行われる(つまり、ホストコンピュータ3に対する応答が行われる)ように構成されている。これに対して、作業者用端末2に音声認識機能を設けることで、作業者の発した音声により入力部への入力がなされ、ひいては作業者用端末2から確認返信情報が送信されるように構成してもよい。また、作業者用端末2に、自身に加えられた振動を認識可能な振動認識機能を設けることで、作業者用端末2に振動を加えることにより入力部への入力がなされ、ひいては作業者用端末2から確認返信情報が送信されるように構成してもよい。これらの場合、作業者は、手を使うことなく、ホストコンピュータ3からの確認要求に応答することができる。従って、応答時に予期しないトラブルが発生してしまうことをより確実に防止でき、作業者の安全確保をより確実に図ることができる。
(b)上記実施形態では、未返信端末以外の作業者用端末2、及び、管理者用端末4に対して、未返信確認情報、及び、未返信端末特定情報が送信されているが、未返信端末以外の作業者用端末2、及び、管理者用端末4のうちの一方に対して、未返信確認情報等を送信するように構成してもよい。また、ホストコンピュータ3から未返信確認情報等を管理者用端末4等に送信することなく、ホストコンピュータ3に表示部を設け、当該表示部において、返信確認部33による確認結果を表示するように構成してもよい。
(c)上記実施形態では、管理者用端末4に対して、未返信確認情報とともに未返信端末特定情報が送信されているが、例えば、作業者用端末2が1台のみの場合などには、管理者用端末4に対して、未返信確認情報のみが送信されるように構成してもよい。
(d)上記実施形態において、安否確認システム1は、点火プラグの生産設備において用いられているが、その他の生産設備において用いてもよい。従って、例えば、通電により発熱するヒータ部材を有するグロープラグの製造装置や、内燃機関から排出される排気ガス内の窒素酸化物(NOx)などを検知するための内燃機関用排ガスセンサの製造装置などにおいて、安否確認システム1を用いてもよい。
1…安否確認システム、2…作業者用端末、3…ホストコンピュータ(コンピュータ)、4…管理者用端末、21…確認返信情報送信部、22…一時停止要求情報送信部、23…入力部、31…確認要求情報送信部、32…確認返信情報受信部、33…返信確認部、34…未返信端末特定部、35…未返信確認情報送信部、36…未返信端末特定情報送信部。

Claims (12)

  1. 生産設備において作業者の安否確認を行うための安否確認システムであって、
    所定の入力部を有する作業者用端末と、
    前記作業者用端末と通信可能なコンピュータとを備え、
    前記作業者用端末は、
    前記入力部に対する入力により確認返信情報を送信する確認返信情報送信部を有し、
    前記コンピュータは、
    前記作業者用端末に対して、予め設定された所定の実行時間ごとに確認要求情報を送信する確認要求情報送信部と、
    前記作業者用端末から送信された前記確認返信情報を受信する確認返信情報受信部と、
    前記確認要求情報の送信時から予め設定された所定の確認時間が経過するまでの間における前記確認返信情報受信部に対する前記確認返信情報の受信の有無を確認する返信確認部とを有することを特徴とする安否確認システム。
  2. 前記コンピュータと通信可能な管理者用端末を備え、
    前記コンピュータは、前記返信確認部において前記確認返信情報受信部に対する前記確認返信情報の受信が確認されなかった場合、前記管理者用端末に対して、未返信確認情報を送信する未返信確認情報送信部を有することを特徴とする請求項1に記載の安否確認システム。
  3. 前記作業者用端末は、複数設けられ、
    前記コンピュータは、
    前記返信確認部において前記確認返信情報受信部に対する前記確認返信情報の受信が確認されなかった前記作業者用端末である未返信端末を特定する未返信端末特定部と、
    前記作業者用端末のうち前記未返信端末以外の端末に対して、未返信確認情報を送信する未返信確認情報送信部とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の安否確認システム。
  4. 前記コンピュータは、前記確認要求情報の送信時から前記確認時間が経過するまでの間を除く期間において、前記返信確認部において前記確認返信情報受信部に対する前記確認返信情報の受信が確認された場合、前記確認返信情報を送信した前記作業者用端末に対する前記確認要求情報の送信を一時停止し、一時停止から予め設定された所定の待機時間が経過した後、前記確認返信情報を送信した前記作業者用端末に対する前記確認要求情報の送信を再開することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の安否確認システム。
  5. 前記コンピュータと通信可能な管理者用端末を備えるとともに、
    前記作業者用端末は、複数設けられ、
    前記コンピュータは、
    前記返信確認部において前記確認返信情報受信部に対する前記確認返信情報の受信が確認されなかった前記作業者用端末である未返信端末を特定する未返信端末特定部と、
    前記管理者用端末に対して、前記未返信端末を特定可能な情報である未返信端末特定情報を送信する未返信端末特定情報送信部とを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の安否確認システム。
  6. 前記コンピュータは、前記作業者用端末のうち前記未返信端末以外の端末に対して、前記未返信端末を特定可能な情報である未返信端末特定情報を送信する未返信端末特定情報送信部を有することを特徴とする請求項5に記載の安否確認システム。
  7. 前記作業者用端末は、前記コンピュータに対して、一時停止要求情報を送信する一時停止要求情報送信部を有し、
    前記コンピュータは、前記一時停止要求情報を受信した場合、前記一時停止要求情報を送信した前記作業者用端末に対する前記確認要求情報の送信を一時停止することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の安否確認システム。
  8. 前記入力部は、音声により、入力可能であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の安否確認システム。
  9. 前記入力部は、前記作業者用端末に振動を加えることにより、入力可能であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の安否確認システム。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の安否確認システムを用いて点火プラグの製造を行うことを特徴とする点火プラグの製造方法。
  11. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の安否確認システムを用いてグロープラグの製造を行うことを特徴とするグロープラグの製造方法。
  12. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の安否確認システムを用いて内燃機関用排ガスセンサの製造を行うことを特徴とする内燃機関用排ガスセンサの製造方法。
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