JP2014056297A - データ管理システム、データ管理方法、及びデータ管理処理プログラム - Google Patents
データ管理システム、データ管理方法、及びデータ管理処理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】データ検索作業を簡素化し、大幅な作業時間削減を実現することが可能なデータ管理システム、データ管理方法、及びデータ管理処理プログラムを提供する。
【解決手段】本発明のデータ管理システムでは、メタ情報が記録された組版データに基づきメタ情報が保持された状態のラスタ画像データを生成して、該組版データ及びそのラスタ画像データをデータ管理サーバに保管し、組版データに記録されたメタ情報と、そのラスタ画像データに記録されたメタ情報とを照合して、照合結果に基づき保管状態を示す情報やメタ情報をユーザに提示するように構成した。
【選択図】図2
【解決手段】本発明のデータ管理システムでは、メタ情報が記録された組版データに基づきメタ情報が保持された状態のラスタ画像データを生成して、該組版データ及びそのラスタ画像データをデータ管理サーバに保管し、組版データに記録されたメタ情報と、そのラスタ画像データに記録されたメタ情報とを照合して、照合結果に基づき保管状態を示す情報やメタ情報をユーザに提示するように構成した。
【選択図】図2
Description
本発明は、データベース上のデータに基づき、DTP(Desk Top Publishing)データを制作するシステム等の技術分野に関する。
従来から、カタログ、チラシ、雑誌等に掲載する商品情報をデータベースから読み込み、当該商品情報に基づきDTPデータを制作する組版装置が知られている。組版装置により制作が完了したDTPデータは、DTPデータの印刷用データと一対で保管されるようになっている。DTPデータの印刷用データは、DTPデータにラスタライズイメージプロセッサ(以下、「RIP」という)処理を施すことで生成されるラスタ画像データである。このように印刷用データを保管することで、例えば印刷された印刷物(配布物)の部数が足りない場合でも、印刷用データに基づきそのまま印刷すればよいので足りない分の印刷物を迅速に確保することができる。一方で、DTPデータに基づき印刷した場合、既に印刷された印刷物と色合い等が異なることがあり、調整等に時間を要する場合がある。また、DTPデータを保管することで、例えば急な変更(例えば、価格の変更、印刷物の色の変更)があった場合でも、DTPデータに基づき再版、替版、刷り替え等に迅速に対応することができる。
ところで、制作が完了したDTPデータとその印刷用データが多数保管されると、ユーザが保管状態を把握しきれず、使用の度に必要とするデータを検索する作業が必要となるため、作業負荷が大きく、後工程(印刷・製本)への作業遅延が生じるという問題があった。このような問題を解決するため、特許文献1に開示された文書処理システムを適用することが考えられる。特許文献1に開示された文書処理システムは、画像処理装置に入力された画像データからメタデータを生成し、そのメタデータを元に、サーバシステム上にある文書データのメタデータの中から関連する文書データを特定する。そして、文書処理システムは、画像データと文書データの関連情報をサーバシステムのデータベースへ格納し、画像データと文書データを関連付けて管理するようになっている。
しかしながら、特許文献1の技術では、画像データは画像処理装置で読み取った画像から生成されており、そのメタデータは画像データを画像解析(入力画像からOCR処理を施し、コード化する)することにより生成される。一方、文書データのメタデータは、コード化された文書データをラスタ画像データに変換した後に生成される。従って、画像データのメタデータから文書データのメタデータを特定する上では、画像処理装置の読み取り機能への依存が大きく、類似度により特定を行っており、完全一致による特定が困難であり、データ検索作業を簡素化することが難しい。
そこで、本発明は、上記点等に鑑みてなされたものであり、データ検索作業を簡素化し、大幅な作業時間削減を実現することが可能なデータ管理システム、データ管理方法、及びデータ管理処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、所定の情報が組版されて制作された組版データの制作情報を所定のデータベースから取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記制作情報をメタ情報として前記組版データに記録する記録手段と、前記記録手段により前記メタ情報が記録された前記組版データを、ユーザからの指示にしたがって格納する第1格納手段と、前記記録手段により前記メタ情報が記録された前記組版データに基づき当該メタ情報が記録されたラスタ画像データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記ラスタ画像データを、ユーザからの指示にしたがって格納する第2格納手段と、前記格納された前記組版データに記録された前記メタ情報と、前記格納された前記ラスタ画像データに記録された前記メタ情報とを照合する照合手段と、前記照合手段により照合された結果に基づき前記組版データと前記ラスタ画像データの保管状態を示す情報をユーザに提示する提示手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデータ管理システムにおいて、前記第1格納手段は、前記組版データに記録された前記メタ情報をデータベースへ格納し、前記第2格納手段は、前記ラスタ画像データに記録された前記メタ情報を前記データベースへ格納し、前記照合手段は、前記データベースを参照して、前記組版データに記録された前記メタ情報と、前記ラスタ画像データに記録された前記メタ情報とを照合することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、コンピュータにより実行されるデータ管理方法であって、所定の情報が組版されて制作された組版データの制作情報を所定のデータベースから取得するステップと、前記取得された前記制作情報をメタ情報として前記組版データに記録するステップと、前記メタ情報が記録された前記組版データを、ユーザからの指示にしたがって格納するステップと、前記メタ情報が記録された前記組版データに基づき当該メタ情報が記録されたラスタ画像データを生成するステップと、前記生成された前記ラスタ画像データを、ユーザからの指示にしたがって格納するステップと、前記格納された前記組版データに記録された前記メタ情報と、前記格納された前記ラスタ画像データに記録された前記メタ情報とを照合するステップと、前記照合された結果に基づき前記組版データと前記ラスタ画像データの保管状態を示す情報をユーザに提示するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、コンピュータに、所定の情報が組版されて制作された組版データの制作情報を所定のデータベースから取得するステップと、前記取得された前記制作情報をメタ情報として前記組版データに記録するステップと、前記メタ情報が記録された前記組版データを、ユーザからの指示にしたがってデータ管理サーバへ格納するステップと、前記メタ情報が記録された前記組版データに基づき当該メタ情報が記録されたラスタ画像データを生成するステップと、前記生成された前記ラスタ画像データを、ユーザからの指示にしたがって前記データ管理サーバへ格納するステップと、前記データ管理サーバに格納された前記組版データに記録された前記メタ情報と、前記データ管理サーバに格納された前記ラスタ画像データに記録された前記メタ情報とを照合するステップと、前記照合された結果に基づき前記組版データと前記ラスタ画像データの保管状態を示す情報をユーザに提示するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、データ管理システムでは、メタ情報が記録された組版データに基づきメタ情報が保持された状態のラスタ画像データを生成して、該組版データ及びそのラスタ画像データをデータ管理サーバに保管し、組版データに記録されたメタ情報と、そのラスタ画像データに記録されたメタ情報とを照合して、照合結果に基づき保管状態を示す情報やメタ情報をユーザに提示するように構成したので、データ検索作業を簡素化でき、大幅な作業時間削減を実現することできる。
以下、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、データ管理システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
先ず、図1を参照して、本実施形態に係るデータ管理システムの構成及び機能について説明する。図1は、本実施形態に係るデータ管理システムの概要構成例を示す図である。図1に示すように、データ管理システムSは、商品情報サーバ1と、製品(製造)情報サーバ2と、データ管理サーバ3と、ユーザ端末4(端末装置の一例)と、を備えて構成されており、これらの構成要素は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等からなるネットワーク5を介して接続される。
商品情報サーバ1は、例えばサーバコンピュータにより構成されており、記憶部(例えばハードディスクドライブ等からなる)を備える。商品情報サーバ1の記憶部には、カタログ、チラシ、又は雑誌等のDTPデータ(組版データの一例)の基になる商品(カタログ等の版上に掲載される商品)のレコードを商品ごとに登録するデータベースが設けられている。各レコードには、商品情報が、商品コード、商品名、商品の価格、商品の仕様(例えば、カラー、サイズ、素材等)、及び商品の画像ファイル名等の項目(フィールド)に区分されて含まれる。
製品情報サーバ2は、例えばサーバコンピュータにより構成されており、記憶部を備える。製品情報サーバ2の記憶部には、製品として制作されるDTPデータの製品情報(制作情報の一例)を製品ごと(例えばDTPデータごと)に登録するデータベースが設けられている。各DTPデータには、DTPデータのデータ名称が付与されている。DTPデータのデータ名称は、例えば、受注No、内容CD、又は品名から構成される。多量のDTPデータが扱われる中で、受注No、及び内容CDが過去のDTPデータと同じ数字を使用することは度々あるので、DTPデータのデータ名称は、DTPデータごとに一意ではなく、複数のDTPデータ間で重複する場合もある。
製品情報には、例えば、受注No、内容CD、品名、頁、製版所、製版所CD、製版所名、製版作業者、得意先名、営業担当者等の情報が含まれる。製品情報は、DTPデータごとの情報である。ここで、内容CDとは、印刷する際に複数のページデータを一つのデータにまとめた「折り」(単位)を示すID番号である(つまり、「折り」ごとに付与されるID番号)。製版所CDは、ページデータを制作する製版所(つまり、「製作所」ごとに付与されるID番号)を示すID番号である。複数のDTPデータそれぞれの製品情報中に、同一の情報が含まれる場合もあるが、製品情報全体としては、複数のDTPデータ間で異なる場合が多い。そのため、製品情報は、後述するように、DTPデータのメタ情報として用いられる。ただし、製品情報全体としても、複数のDTPデータ間で同一となる場合がありうる。そのため、製品情報に加えて、DTPデータのデータ情報(制作情報の一例)をメタ情報として用いることが望ましい。このデータ情報には、例えば、DTPデータの制作日時、DTPデータの更新日時、DTPデータのファイルフォーマット(DTPデータのファイル形式)、アプリケーションバージョン(組版アプリケーションプログラムのバージョン)、DTPデータの版面寸法、DTPデータの仕上がり寸法色数,線数、DTPデータの保管場所等の情報が含まれる。データ情報は、ユーザ端末4で実行される組版アプリケーションプログラム(以下、「組版ソフト」という)で管理される情報であるため、後述するデータ管理処理プログラムにより組版ソフトのデータ管理領域から取得することができる。製品情報とデータ情報をDTPデータのメタ情報とすることで、多数のDTPデータから一つのDTPデータを、より確実に特定することができる。
データ管理サーバ3は、例えばサーバコンピュータにより構成されており、記憶部を備える。データ管理サーバ3の記憶部には、制作されたDTPデータとそのラスタ画像データを保管するためのストレージ、及びメタ情報を登録するデータベースが設けられている。DTPデータとそのラスタ画像データは、原則として、ストレージにおいて製品ごとに設けられたフォルダに格納され一対で管理される。
ユーザ端末4は、CPU,RAM,データ及びプログラムを記憶するROM等を備える処理部41、ハードディスクドライブ等を備える記憶部42、ディスプレイを備える表示部43、マウス及びキーボード等を備える操作部44、及び通信部45を備えて構成される。記憶部42には、組版ソフト、及び本発明のデータ管理処理プログラムが記憶されている。通信部45は、ネットワーク5を介して商品情報サーバ1、製品情報サーバ2、及びデータ管理サーバ3と通信を行うためのものである。
そして、処理部41は、コンピュータとしてのCPUが組版ソフトを記憶部42から読み出し実行することにより、ユーザからの指示(操作部44を介した指示)に従って、商品情報サーバ1のデータベースから商品情報が組版されたDTPデータを制作する。なお、DTPデータの制作方法は公知であるため、説明を省略する。更に、処理部41は、コンピュータとしてのCPUがデータ管理処理プログラムを記憶部42から読み出し実行することにより、本発明における取得手段、記録手段、第1格納手段、生成手段、第2格納手段、照合手段、及び提示手段等として機能し、ユーザからの指示に従って、後述するデータ管理処理をデータ管理サーバ3と連動して行うようになっている。なお、データ管理処理プログラムは組版ソフトと別に設けられてもよいし、データ管理処理プログラムは組版ソフトに組み込まれる(例えば、組版ソフトにおける機能追加によりデータ管理処理プログラムの機能が追加される)ように構成してもよい。
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態に係るデータ管理処理(データ管理方法)について説明する。図2は、本実施形態に係るデータ管理処理の流れの一例を示す概念図である。図3は、本実施形態に係るデータ管理処理の一例を示すフローチャートである。なお、図3に示す処理は、例えばユーザ端末4の処理部41により実行されるが、その一部の処理は、データ管理サーバ3により行われるものであってもよい。
図3(A)に示す処理は、例えばDTPデータの制作が完了した際に、例えば、ユーザ端末4のブラウザを介したユーザ(作業者)からの指示に応じて開始される。図3(A)に示す処理が開始されると、処理部41は、DTPデータのデータ名称に基づき、所定の商品情報が組版されて制作されたDTPデータの製品情報を、製品情報サーバ2内のデータベースから取得(抽出)すると共に、組版ソフトで管理される当該DTPデータのデータ情報を取得する(ステップS1)。
次いで、処理部41は、取得した製品情報及びデータ情報をDTPデータのメタ情報としてDTPデータに記録する(ステップS2)。例えば、製品情報及びデータ情報は、DTPデータのメタ情報書込み領域(例えば公知のXMP(Extensible Metadata Platform)領域)に書き込まれることで記録される。
次いで、処理部41は、メタ情報が記録されたDTPデータを、ユーザからの指示にしたがって、データ管理サーバ3のストレージに格納する(ステップS3)。つまり、処理部41は、メタ情報が記録されたDTPデータを、ネットワーク5を介してデータ管理サーバ3へ送信する(アップロードする)ことによりデータ管理サーバ3に当該DTPデータを保管させる。例えば、DTPデータは、図2に示すようにストレージに設けられたフォルダであって、ユーザにより操作部44を介して指定されたフォルダ(例えば、品目Aのフォルダ)に所定のファイル形式で格納される。
次いで、処理部41は、上記DTPデータに記録されたメタ情報をデータ管理サーバ3のデータベース(DB)へ登録(格納)する(ステップS4)。このとき、当該DTPデータのストレージにおける格納場所を示す情報が当該メタ情報に対応付けられて1レコードとしてデータベースに登録される。
こうして、図3(A)に示す処理が終了すると、図3(B)に示す処理が開始される。図3(B)に示す処理が開始されると、処理部41は、ステップS2でメタ情報が記録されたDTPデータに基づき当該メタ情報が記録されたラスタ画像データを生成する(ステップS11)。例えば、メタ情報が記録されたDTPデータにRIP処理が施されることによりラスタ画像データがDTPデータの印刷用データとして生成される。このようにRIP処理されたラスタ画像データは、DTPデータに記録されたメタ情報と完全に一致したメタ情報を持っている状態となる。
次いで、処理部41は、ステップS11で生成されたラスタ画像データを、ユーザからの指示にしたがって、データ管理サーバ3のストレージに格納する(ステップS12)。つまり、処理部41は、メタ情報が記録されたラスタ画像データを、ネットワーク5を介してデータ管理サーバ3へ送信する(アップロードする)ことによりデータ管理サーバ3に当該ラスタ画像データを保管させる。例えば、ラスタ画像データは、図2に示すようにストレージに設けられたフォルダであって、ユーザにより操作部44を介して指定されたフォルダ(例えば、品目Aのフォルダ)に所定のファイル形式で格納される。ユーザが格納先として誤ったフォルダを指定しなければ、DTPデータとそのラスタ画像データは一対で保管されることになる。
次いで、処理部41は、上記ラスタ画像データに記録されたメタ情報をデータ管理サーバ3のデータベースへ登録(格納)する(ステップS13)。このとき、当該ラスタ画像データのストレージにおけるデータ格納場所を示す情報(例えば、フォルダ名)が当該メタ情報に対応付けられて1レコードとしてデータベースに登録される。
次いで、処理部41は、データ管理サーバ3のデータベースを参照して、DTPデータに記録されたメタ情報と、ラスタ画像データに記録されたメタ情報とを照合する(ステップS14)。例えば、ステップS13で登録されたレコード中のメタ情報と一致するメタ情報のレコードをデータベースから検索する。一致するメタ情報のレコードが発見できた場合に、双方のレコードに含まれるデータ格納場所を示す情報(例えば、フォルダ名)を比較して一致すれば、保管状態が良好である(DTPデータとラスタ画像データが一対で保管されている)として照合結果が認識される。一方、一致するメタ情報のレコードが発見できた場合において、双方のレコードに含まれるデータ格納場所を示す情報を比較して一致しなければ、保管状態が良好でない(DTPデータとラスタ画像データが一対で保管されていない)として照合結果が認識される。また、一致するメタ情報のレコードが発見できない場合も、保管状態が良好でないとして照合結果が認識される。
なお、ステップS14の照合は、データ管理サーバ3が行うように構成してもよい。この場合、データ管理サーバ3は、データベースに登録されたメタ情報を比較して照合するのではなく、ストレージに格納されたDTPデータ及びラスタ画像データそれぞれからメタ情報を抽出して照合を行うように構成しても構わない。
次いで、処理部41は、ステップS14の照合結果に基づきDTPデータとラスタ画像データの保管状態(DTPデータとラスタ画像データが一対で保管されているか)を示す情報を表示部43に表示することでユーザに提示する(ステップS15)。このとき、保管状態を示す情報と共に、DTPデータのメタ情報が表示部43に表示されるように構成してもよい。
なお、ステップS14の照合がデータ管理サーバ3により行われた場合、データ管理サーバ3は、その照合結果に基づき上記保管状態を示す情報(または、上記保管状態を示す情報、及びDTPデータのメタ情報)をネットワーク5を介してユーザ端末4へ送信して表示させることでユーザに提示する。また、データ管理サーバ3は、上記保管状態を示す情報(または、上記保管状態を示す情報、及びDTPデータのメタ情報)をネットワーク5を介して、ユーザ端末4以外の別端末へ送信して表示させるように構成すれば、複数のユーザ端末から保管状態を参照できるので、より効果的である。
また、図3の例では、メタ情報が記録されたDTPデータがデータ管理サーバ3に格納された後に、DTPデータに基づきラスタ画像データが生成され、これがデータ管理サーバ3に格納されるように構成したが、DTPデータに基づきラスタ画像データが生成された後に、DTPデータ及びラスタ画像データがデータ管理サーバ3に格納されるように構成してもよい。
以上説明したように、上記実施形態によれば、データ管理システムSでは、例えばDTPデータの制作が完了した時に取得された製品情報及びデータ情報をDTPデータの例えばXMP領域を利用してメタ情報として書き込み記録する。そして、データ管理システムSでは、メタ情報が記録されたDTPデータに基づき印刷用データとしてメタ情報が保持された状態のラスタ画像データを生成して、該DTPデータ及びそのラスタ画像データをデータ管理サーバ3に保管して常時監視できるようにし、DTPデータに記録されたメタ情報と、そのラスタ画像データに記録されたメタ情報とを照合して、照合結果に基づき保管状態を示す情報やメタ情報をユーザに提示するように構成した。そのため、DTPデータとラスタ画像データをユーザが手動で探すという手間を省けるのでデータ検索作業を簡素化でき、再版、替版・刷り替え時の場合等の後工程(印刷、製本)への作業時間遅延も生じることなく、大幅な作業時間削減を実現することできる。また、DTPデータ及びラスタ画像データの有無次第で、余分なデータを再作成してしまうということを防止することができる。さらに、メタ情報の照合をデータベースを参照することで行う構成によれば、照合の処理を行うCPUの負荷を軽減でき、より迅速に照合結果を得ることができる。
1 商品情報サーバ
2 製品情報サーバ
3 データ管理サーバ
4 ユーザ端末
5 ネットワーク
41 処理部
42 記憶部
43 表示部
44 操作部
45 通信部
S データ管理システム
2 製品情報サーバ
3 データ管理サーバ
4 ユーザ端末
5 ネットワーク
41 処理部
42 記憶部
43 表示部
44 操作部
45 通信部
S データ管理システム
Claims (4)
- 所定の情報が組版されて制作された組版データの制作情報を所定のデータベースから取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記制作情報をメタ情報として前記組版データに記録する記録手段と、
前記記録手段により前記メタ情報が記録された前記組版データを、ユーザからの指示にしたがって格納する第1格納手段と、
前記記録手段により前記メタ情報が記録された前記組版データに基づき当該メタ情報が記録されたラスタ画像データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記ラスタ画像データを、ユーザからの指示にしたがって格納する第2格納手段と、
前記格納された前記組版データに記録された前記メタ情報と、前記格納された前記ラスタ画像データに記録された前記メタ情報とを照合する照合手段と、
前記照合手段により照合された結果に基づき前記組版データと前記ラスタ画像データの保管状態を示す情報をユーザに提示する提示手段と、
を備えることを特徴とするデータ管理システム。 - 請求項1に記載のデータ管理システムにおいて、
前記第1格納手段は、前記組版データに記録された前記メタ情報をデータベースへ格納し、
前記第2格納手段は、前記ラスタ画像データに記録された前記メタ情報をデータベースへ格納し、
前記照合手段は、前記データベースを参照して、前記組版データに記録された前記メタ情報と、前記ラスタ画像データに記録された前記メタ情報とを照合することを特徴とするデータ管理システム。 - コンピュータにより実行されるデータ管理方法であって、
所定の情報が組版されて制作された組版データの制作情報を所定のデータベースから取得するステップと、
前記取得された前記制作情報をメタ情報として前記組版データに記録するステップと、
前記メタ情報が記録された前記組版データを、ユーザからの指示にしたがって格納するステップと、
前記メタ情報が記録された前記組版データに基づき当該メタ情報が記録されたラスタ画像データを生成するステップと、
前記生成された前記ラスタ画像データを、ユーザからの指示にしたがって格納するステップと、
前記格納された前記組版データに記録された前記メタ情報と、前記格納された前記ラスタ画像データに記録された前記メタ情報とを照合するステップと、
前記照合された結果に基づき前記組版データと前記ラスタ画像データの保管状態を示す情報をユーザに提示するステップと、
を含むことを特徴とするデータ管理方法。 - コンピュータに、
所定の情報が組版されて制作された組版データの制作情報を所定のデータベースから取得するステップと、
前記取得された前記制作情報をメタ情報として前記組版データに記録するステップと、
前記メタ情報が記録された前記組版データを、ユーザからの指示にしたがってデータ管理サーバへ格納するステップと、
前記メタ情報が記録された前記組版データに基づき当該メタ情報が記録されたラスタ画像データを生成するステップと、
前記生成された前記ラスタ画像データを、ユーザからの指示にしたがって前記データ管理サーバへ格納するステップと、
前記データ管理サーバに格納された前記組版データに記録された前記メタ情報と、前記データ管理サーバに格納された前記ラスタ画像データに記録された前記メタ情報とを照合するステップと、
前記照合された結果に基づき前記組版データと前記ラスタ画像データの保管状態を示す情報をユーザに提示するステップと、
を実行させることを特徴とするデータ管理処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012199253A JP2014056297A (ja) | 2012-09-11 | 2012-09-11 | データ管理システム、データ管理方法、及びデータ管理処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012199253A JP2014056297A (ja) | 2012-09-11 | 2012-09-11 | データ管理システム、データ管理方法、及びデータ管理処理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014056297A true JP2014056297A (ja) | 2014-03-27 |
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ID=50613583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP2014056297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20190024201A (ko) * | 2017-08-31 | 2019-03-08 | 주식회사 엘지유플러스 | 클라우드 서버의 이미지 데이터 제공 방법 |
-
2012
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KR101990689B1 (ko) * | 2017-08-31 | 2019-10-01 | 주식회사 엘지유플러스 | 클라우드 서버의 이미지 데이터 제공 방법 |
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