JP2014055883A - レーダ装置、探知方法及び探知プログラム - Google Patents
レーダ装置、探知方法及び探知プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014055883A JP2014055883A JP2012201470A JP2012201470A JP2014055883A JP 2014055883 A JP2014055883 A JP 2014055883A JP 2012201470 A JP2012201470 A JP 2012201470A JP 2012201470 A JP2012201470 A JP 2012201470A JP 2014055883 A JP2014055883 A JP 2014055883A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- target
- detection
- unit
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】第1アンテナ20及び第2アンテナ30は、所定平面を含む所定空間に対して、それぞれ異なる配置位置で電磁波を送受信する。第1送受信部40及び第1信号処理部60は、第1アンテナ20を基準として、第1アンテナ20で受信される電磁波から群れを形成する物標の各位置におけるドップラー速度を検出する。第2送受信部50及び第2信号処理部70は、第2アンテナ30を基準として、第2アンテナ30で受信される電磁波から群れを形成する物標の各位置におけるドップラー速度を検出する。合成部80は第1信号処理部60及び第2信号処理部70の検出結果を合成して所定平面の各位置における群れを形成する物標の速度ベクトルを生成する。
【選択図】図1
Description
〔レーダ装置の構成〕
以下、本発明の第1実施形態に係るレーダ装置について図面を用いて説明する。図1は、このレーダ装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示すレーダ装置10は、第1アンテナ20、第2アンテナ30、第1送受信部40、第2送受信部50、第1信号処理部60、第2信号処理部70、合成部80および表示装置90を備えている。以下、レーダ装置10によって滑走路周辺の鳥の群れ(例えばムクドリの群れなど)を監視する場合を例に挙げて、レーダ装置10を構成する各要素について詳細に説明する。
このレーダ装置10は、第1アンテナ20及び第2アンテナ30を備えている。第1アンテナ20及び第2アンテナ30は、図2に示されているように、飛行機101が離着陸する滑走路100の周辺に配置される。図2においては、滑走路100の長手方向に沿ってx軸を取り、滑走路100を横断する方向に沿ってy軸を取り、滑走路100に垂直な方向にz軸を取っている。
第1送受信部40及び第2送受信部50は、それぞれ、レーダ送信信号を生成して第1アンテナ20及び第2アンテナ30へ送出する。また、第1送受信部40及び第2送受信部50は、アンテナ1からレーダ受信信号を取り込み、レーダ受信信号を周波数変換する。そのために、第1送受信部40及び第2送受信部50は、信号生成器41,51、周波数変換器42,52、局部発振器43,53、送受切換器44,54および周波数変換器45,55を備える。図1から分かるように、第1送受信部40と第2送受信部50は同じ構成であるので、以下の説明は第1送受信部40について行い、第2送受信部50については説明を省略する。なお、レーダ装置10においては、レーダ干渉が生じないように第1送受信部40と第2送受信部50で周波数や送信間隔などが適切に設定される。
第1信号処理部60及び第2信号処理部70は、それぞれ、レーダ受信信号をデジタル信号に変換して信号処理を行う。そのために、第1信号処理部60及び第2信号処理部70は、A/D(Analog to Digital)変換器61,71、直交検波器62,72、干渉除去器63,73、マッチドフィルタ64,74及び絶対値検波器65,75を備える。図1から分かるように、第1信号処理部60と第2信号処理部70は同じ構成であるので、以下の説明は第1信号処理部60について行い、第2信号処理部70については説明を省略する。なお、第1信号処理部60及び第2信号処理部70は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のデジタル回路で実現することが可能である。
合成部80は、xy平面の各位置のうち、形状の大小に関する閾値を超える振幅値を持っていて物標が存在すると考えられる位置について、第1信号処理部60から得られる位相変化量と第2信号処理部70から得られる位相変化量から速度ベクトルを生成する。各物標の移動速度にはz方向の成分が含まれるが、ここではアンテナ1で観測される物標の移動速度に含まれるz成分及びアンテナ2で観測される物標の移動速度に含まれるz成分は小さいため、移動速度のz成分による誤差を無視して移動速度のアンテナ1から電磁波が放射される方向成分(y成分)とアンテナ2から電磁波が放射される方向成分(x成分)を算出している。速度ベクトルを生成する際に、合成部80は、2次元平均化処理部81において、ガウシアンフィルタなどによって各位置の速度をその周囲に広げて平均化する。図3(a)に示されているように、同じ物標であっても、第1アンテナ20で捉えられた位置と第2アンテナで捉えられた位置がずれることがある。例えば図3(a)の速度ベクトルVe1が第1アンテナ20で捉えた位置と速度を示しており、速度ベクトルVe2が第2アンテナ30で捉えた位置と速度を示している。このような場合でも、xy平面を小さなメッシュSMEに分割して、2次元平均化処理部81においてガウシアンフィルタを掛けることによって2次元でぼかしを行うと、図3(b)に示されているように速度ベクトルが相互に隣接して1つの塊のようになる。さらに、大きなメッシュLME(例えば、画素に対応しているもの)の中の隣接するメッシュSMEのうちの大きな速度を持つメッシュSMEを残すようにすれば、図3(c)のように合成された速度ベクトルVe3を得ることができる。
映像表示装置90は、図示しないCPU、メモリおよび入力装置などのデバイスを備える。この映像表示装置90では、各スイープで得られた受信データを画像表示用のメモリに記憶するとともに、記憶したデータを所定の順序でこのメモリから読み出し、映像としてLCD(Liquid Crystal Display)などに表示する。通常のレーダ装置とは異なり、レーダ装置10は、物標の速度の表示を行う。物標の速度は、矢印の向きが速度の向きと一致するとともに長さが速度の大きさに対応するベクトルで表示されてもよく、あるいは色が速度の向きに応じて変わるとともに輝度が速度の大きさに応じて変わる色彩で表示されるなどしてもよい。カラー表示は、例えば、北向きが青色、南向きが赤色、東向きが緑色、西向きが黄色などのように表示し、速度が大きいほど輝度を大きくして表示するなどのように設定される。速度の表示は、図3(a)に示されているような第1アンテナ20で捉えられた速度と第2アンテナで捉えられた速度を個別に行うものであってもよい。また、図3(b)に示されているような2次元平均化処理部81において平均化された速度であってもよい。また、図3(c)に示されているように、2次元平均化処理部81において合成された後の速度であってもよい。さらには、図5に示されている群れ検出部82によって特定された合成鳥エコー領域EB1,EB2の平均ドップラー速度ベクトルDV1,DV2などを表示してもよい。この場合、例えば、合成鳥エコー領域EB1,EB2を一枚の平板とみなして、その平板の重心を平均ドップラー速度ベクトルDV1,DV2の原点とみなして表示するなどすればよい。
上述した群れに関する探知方法の処理手順について図7を用いて簡単に説明する。まず、図3(a)に示されているように、アンテナ1で受信されるエコー信号(物標からの反射波)からxy平面の各位置における物標のアンテナ1のから放射される電磁波の方向と平行な方向(y方向)のドップラー速度(y方向の速度成分vy)を計算し、アンテナ2で受信されるエコー信号からxy平面の各位置における物標のアンテナ1のから放射される電磁波の方向と平行な方向(x方向)のドップラー速度(x方向の速度成分vx)を計算する(ステップS1)。
次に、図4に示されているように、2値化処理によって物標の連続体を顕在化させる(ステップS3)。そして、図4を用いて説明したように、所定の間隔よりも小さな間隔で隣接する検出対象の物標を関連付けることによって連続体を特定し、それにより群れを特定する(ステップS4)。
(1)第1アンテナ20及び第2アンテナ30は、xy平面に属する滑走路100(所定平面)を含む空間SP1(所定空間)に対して、それぞれ異なる配置位置で電磁波を送受信する。それにより、空間SP1の内部に入った鳥の群れに対して2つの方向から電磁波を照射することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るレーダ装置について図8、図9及び図10を用いて説明する。図8に示されている第2実施形態のレーダ装置10Aの構成は、図1に示されているレーダ装置10と比較して、第3アンテナ110、第3送受信部120、第2信号処理部130、合成部140及び映像表示装置150が異なる。
第3アンテナ110も第1アンテナ20及び第2アンテナ30と同様に構成され、ロータリージョイント111によって水平面内で回転しながら送信と受信を繰り返す。
第2実施形態の第1送受信部40、第2送受信部50、第1信号処理部60及び第2信号処理部70は、図1に示されている第1実施形態の第1送受信部40、第2送受信部50、第1信号処理部60及び第2信号処理部70と同様である。
第2実施形態の合成部140は、第1実施形態の合成部80が第1アンテナ20と第2アンテナ30で受信される2次元の速度を合成しているのに対し、第1アンテナ20と第2アンテナ30と第3アンテナ110で受信される3次元の速度を合成する。そのため、合成部140では、空間SP2の各位置のうち、形状の大小に関する閾値を超える振幅値を持っていて物標が存在すると考えられる位置について、第1信号処理部60から得られる位相変化量と第2信号処理部70から得られる位相変化量と第3信号処理部130から得られる位相変化量から速度ベクトルを生成する。例えば、第1アンテナ20と第2アンテナ30で受信される2次元の速度に加えて、上述したように第1アンテナ20に対する速度から第3アンテナ110に対する速度を差し引いてz軸方向の速度成分vzを算出する。そして、第1アンテナ20と第2アンテナ30で得られるxy平面に平行な速度に、z軸方向の速度成分vzを加えて3つの次元の速度を得る。このようにして得られる3つの次元の速度について、速度ベクトルを生成する際に、合成部140は、3次元平均化処理部141において、2次元平均化処理部81と同様にガウシアンフィルタなどによって各位置の速度をその周囲に広げて平均化する。つまり、2次元平均化処理部81で行った図3(b)及び図3(c)を用いて説明した処理を、合成部140の3次元平均化処理部141でも3次元に拡大して行う。
第2実施形態の映像表示装置150も基本的には第1実施形態の映像表示装置90の構成と同様であり、物標の速度の表示を行う。物標の速度は、矢印の向きが速度の向きと一致するとともに長さが速度の大きさに対応するベクトルで表示されてもよく、あるいは色が速度の向きに応じて変わるとともに輝度が速度の大きさに応じて変わる色彩で表示されるなどしてもよい。表示画面は、通常平面であるので、3次元の速度を表示するには適当ではない。そのため、映像表示装置150は、例えばxy平面の速度成分を映像表示装置90と同じように表示するとともに、その表示と並べて、あるいは切り換えてz軸方向の速度vzを表示するようにしてもよい。
(1)第1アンテナ20、第2アンテナ30及び第3アンテナ110は、xy平面に属する滑走路100(所定平面)を含む空間SP2(所定空間)に対して、3つのアンテナが同時に同じ平面には属さない配置位置から電磁波を送受信する。それにより、空間SP2の内部に入った鳥の群れに対して立体的な3つの方向から電磁波を照射することができる。
上記第1実施形態や第2実施形態のレーダ装置10,10Aでは、合成部80,140の出力を映像表示装置90,150に表示する場合について説明したが、合成部の出力を例えば音の発生器に直接接続して、例えば平均ドップラー速度ベクトルDV1,DV2の位置と方位と大きさが所定の範囲に入る場合に滑走路100の周囲に配置されている音の発生器から大きな音を発生させるようにしてもよい。このように、合成部80,140の出力は、映像表示装置90,150の表示に利用される場合だけに限られるものではない。
上記各実施形態では、ドップラー速度を第1送受信部40及び第1信号処理部60と第2送受信部50及び第2信号処理部70の2組の検出部で検出し、あるいは第3送受信部120及び第3信号処理部130を含めた3組の検出部で検出しているが、これら複数の検出部は、一部若しくは全部を共通化してもよい。例えば、時間で分割して第1アンテナ20の受信データと第2アンテナ30など複数のアンテナで受信される受信データを処理することで第1検出部と第2検出部、あるいは第3検出部も含めて共通化することができる。
上記各実施形態では、ロータリージョイント21,31,111を用いて第1アンテナ20、第2アンテナ30及び第3アンテナ110の送信ビーム及び受信ビームを移動する場合について説明したが、他のアクチュエータを用いて移動させてもよく、アレイアンテナにおいて位相差を変えて送信ビーム及び受信ビームを移動してもよい。また、照射する領域を空間SP1に固定する必要はなく、空間の形状や場所を状況や時間などに応じて変更できるように構成してもよい。
上記各実施形態では、鳥の種類を区別していないが、例えば、カモメなどの大型の鳥とムクドリなどの小型の鳥をエコーの振幅によって区別するようにしてもよい。例えば、振幅が所定の閾値m1以上のものを大型の物標として分類し、振幅が所定の閾値m1未満m2以上のものを小型の物標として分類し、閾値m2未満のものを物標以外のものとして分類するなどである。
上記各実施形態では、第1信号処理部60や第2信号処理部70や第3信号処理部130や合成部80,140の機能ブロックが、記憶装置(ROM、RAM、ハードディスク等)に格納された上述した処理手順を実行可能なプログラムデータが、CPUによって解釈実行されることで実現される場合について説明した。このプログラムデータは、記録媒体を介して記憶装置内に導入されてもよいし、記録媒体上から直接実行されてもよい。なお、記録媒体は、ROMやRAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリ、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクメモリ、CD−ROMやDVDやBD等の光ディスクメモリ、及びメモリカード等をいう。また、記録媒体は、電話回線や搬送路等の通信媒体も含む概念である。
30 第2アンテナ
40 第1送受信部
50 第2送受信部
60 第1信号処理部
70 第2信号処理部
80,140 合成部
90 映像表示装置
110 第3アンテナ
120 第3送受信部
130 第3信号処理部
Claims (14)
- 所定平面を含む所定空間に対して互いに異なる配置位置で電磁波を送受信する第1アンテナ及び第2アンテナと、
前記第1アンテナを基準として、前記第1アンテナで受信される電磁波から群れを形成する物標の各位置におけるドップラー速度を検出する第1検出部と、
前記第2アンテナを基準として、前記第2アンテナで受信される電磁波から群れを形成する物標の各位置におけるドップラー速度を検出する第2検出部と、
前記第1検出部及び前記第2検出部の検出結果を合成して前記所定平面の各位置における群れを形成する物標の速度ベクトルを生成する合成部と、
を備える、レーダ装置。 - 前記合成部で生成される前記所定平面の各位置における速度ベクトルに基づいて群れを形成する物標を表示画面に表示する表示部をさらに備え、
前記合成部は、前記第1検出部及び前記第2検出部で検出される各位置の速度を、当該位置の周囲の位置の速度を使って平均化処理する2次元平均化処理部を含み、
前記表示部は、前記2次元平均化処理部で平均化処理された後の前記所定平面の各位置の速度ベクトルに基づいて群れを形成する物標を表示画面に表示する、
請求項1に記載のレーダ装置。 - 前記合成部は、前記第1検出部及び前記第2検出部で検出される各位置の速度から前記所定平面を、群れを形成する物標が連続して存在する物標群エコー領域と群れを形成する物標が存在しない領域に二値化して物標群エコー領域を特定し、物標群エコー領域毎に平均速度を算出する群れ検出部を含む、請求項1又は請求項2に記載のレーダ装置。
- 前記所定空間に対して、前記第1アンテナ及び前記第2アンテナとは異なる配置位置で電磁波を送受信する第3アンテナと、
前記第3アンテナを基準として、前記第3アンテナで受信される電磁波から群れを形成する物標の各位置における速度を検出する第3検出部と、
をさらに備え、
前記合成部は、前記第1検出部、第2検出部及び前記第3検出部の検出結果を合成して前記所定空間の各位置における速度ベクトルを生成する、
請求項1に記載のレーダ装置。 - 前記合成部で生成される前記所定空間の各位置における速度ベクトルに基づいて群れを形成する物標を表示画面に表示する表示部をさらに備え、
前記合成部は、前記第1検出部、前記第2検出部及び前記第3検出部で検出される各位置の速度を、当該位置の周囲の位置の速度を使って平均化処理する3次元平均化処理部を含み、
前記表示部は、前記3次元平均化処理部で平均化処理された後の前記所定空間の各位置の速度ベクトルに基づいて群れを形成する物標を表示画面に表示する、
請求項4に記載のレーダ装置。 - 前記合成部は、前記第1検出部、前記第2検出部及び前記第3検出部で検出される各位置の速度から前記所定空間を、群れを形成する物標が存在する物標群エコー領域と群れを形成する物標が存在しない領域に二値化して物標群エコー領域を特定し、物標群エコー領域ごとに平均速度を算出する空間領域特定部を含む、請求項4又は請求項5に記載のレーダ装置。
- 所定平面を含む所定空間に対して互いに異なる位置に配置されている第1アンテナ及び第2アンテナを用いて群れを形成する物標を探知する探知方法であって、
前記第1アンテナを基準として、前記第1アンテナで受信されるエコー信号から群れを形成する物標の各位置におけるドップラー速度を検出するための第1検出ステップと、
前記第2アンテナを基準として、前記第2アンテナで受信されるエコー信号から群れを形成する物標の各位置におけるドップラー速度を検出するための第2検出ステップと、
前記第1検出部及び前記第2検出部の検出結果を合成して前記所定平面における群れの移動速度を求める速度算出ステップと、
を備える、探知方法。 - 前記所定平面における移動速度が予め設定されている閾値に達している物標を抽出する抽出ステップをさらに備える、
請求項7に記載の探知方法。 - 前記抽出ステップで抽出された物標を検出対象とするとともに、任意の検出対象に対して所定の間隔よりも小さな間隔で隣接する検出対象の連続体として関連付けて同一の群れを特定する群れ特定ステップをさらに備える、
請求項8に記載の探知方法。 - 同一の群れに関連付けされた検出対象の各速度ベクトルを平均することにより群れの移動速度として群れの平均速度ベクトルを求める平均化ステップをさらに備える、
請求項9に記載の探知方法。 - 群れの移動速度を群れごとに識別可能に表示する表示ステップをさらに備える、
請求項7から10のいずれか一項に記載の探知方法。 - 前記第1検出ステップで受信されるエコー信号は、前記第1アンテナから送信された電磁波に係るエコー信号であり、
前記第2検出ステップで受信されるエコー信号は、前記第2アンテナから送信された電磁波に係るエコー信号である、
請求項7から11のいずれか一項に記載の探知方法。 - 前記所定平面は、水平平面であり、
前記移動速度は、検出対象の鉛直方向の高さによって補正された前記水平平面内の速度成分である、
請求項7から12のいずれか一項に記載の探知方法。 - 所定平面を含む所定空間に対して互いに異なる位置に配置されている第1アンテナ及び第2アンテナで受信されるエコー信号から群れに関する探知を行なうための探知プログラムであって、
前記第1アンテナを基準として、前記第1アンテナで受信されるエコー信号から群れを形成する物標の各位置におけるドップラー速度を検出するための第1検出機能と、
前記第2アンテナを基準として、前記第2アンテナで受信されるエコー信号から群れを形成する物標の各位置におけるドップラー速度を検出するための第2検出機能と、
前記第1検出部及び前記第2検出部の検出結果を合成して前記所定平面における群れの移動速度を求める速度算出機能と
をコンピュータに実現させるための探知プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012201470A JP6255153B2 (ja) | 2012-09-13 | 2012-09-13 | レーダ装置、探知方法及び探知プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012201470A JP6255153B2 (ja) | 2012-09-13 | 2012-09-13 | レーダ装置、探知方法及び探知プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014055883A true JP2014055883A (ja) | 2014-03-27 |
JP6255153B2 JP6255153B2 (ja) | 2017-12-27 |
Family
ID=50613323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012201470A Expired - Fee Related JP6255153B2 (ja) | 2012-09-13 | 2012-09-13 | レーダ装置、探知方法及び探知プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6255153B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015200518A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | アジア航測株式会社 | 監視装置、監視方法および監視プログラム |
US10101446B2 (en) | 2015-03-25 | 2018-10-16 | Panasonic Corporation | Object detection device and object detection method |
CN109239702A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-01-18 | 北京航空航天大学 | 一种基于目标状态集的机场低空飞鸟数量统计方法 |
US20210055399A1 (en) * | 2019-08-21 | 2021-02-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Radar device |
CN112840226A (zh) * | 2018-10-11 | 2021-05-25 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于确定雷达测量值的有效性以确定停车位的占用状态的方法 |
GB2605227A (en) * | 2020-10-30 | 2022-09-28 | FLIR Belgium BVBA | Doppler radar flock detection systems and methods |
JP7464436B2 (ja) | 2020-04-22 | 2024-04-09 | 日本無線株式会社 | 物標識別装置及び物標識別プログラム |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6036978A (ja) * | 1983-08-08 | 1985-02-26 | Mitsubishi Electric Corp | 移動目標追尾方法 |
JPS63503404A (ja) * | 1986-05-16 | 1988-12-08 | ホロダイン リミティド, 1986 | 高分解能イメージング式のドップラー式インタフェロメータ |
JPH08166445A (ja) * | 1994-12-12 | 1996-06-25 | Japan Radio Co Ltd | レーダ装置 |
JPH104858A (ja) * | 1996-06-21 | 1998-01-13 | Takenaka Komuten Co Ltd | 鳥類飛来防止装置 |
JP2001091645A (ja) * | 1999-09-22 | 2001-04-06 | Toshiba Corp | ドップラーレーダ装置 |
JP2002372583A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-12-26 | Furuno Electric Co Ltd | 船舶表示装置および港湾監視装置 |
JP2003194926A (ja) * | 2001-12-21 | 2003-07-09 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ信号処理装置及びレーダ信号処理方法 |
US20030222778A1 (en) * | 2002-05-29 | 2003-12-04 | Piesinger Gregory Hubert | Intrusion detection, tracking, and identification method and apparatus |
JP2005114416A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Mitsubishi Electric Corp | 擾乱検出装置 |
JP2008286582A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Fujitsu Ten Ltd | レーダ信号処理装置及びレーダ信号処理方法 |
WO2012114816A1 (ja) * | 2011-02-25 | 2012-08-30 | 古野電気株式会社 | 信号識別装置、信号識別方法、およびレーダ装置 |
-
2012
- 2012-09-13 JP JP2012201470A patent/JP6255153B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6036978A (ja) * | 1983-08-08 | 1985-02-26 | Mitsubishi Electric Corp | 移動目標追尾方法 |
JPS63503404A (ja) * | 1986-05-16 | 1988-12-08 | ホロダイン リミティド, 1986 | 高分解能イメージング式のドップラー式インタフェロメータ |
JPH08166445A (ja) * | 1994-12-12 | 1996-06-25 | Japan Radio Co Ltd | レーダ装置 |
JPH104858A (ja) * | 1996-06-21 | 1998-01-13 | Takenaka Komuten Co Ltd | 鳥類飛来防止装置 |
JP2001091645A (ja) * | 1999-09-22 | 2001-04-06 | Toshiba Corp | ドップラーレーダ装置 |
JP2002372583A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-12-26 | Furuno Electric Co Ltd | 船舶表示装置および港湾監視装置 |
JP2003194926A (ja) * | 2001-12-21 | 2003-07-09 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ信号処理装置及びレーダ信号処理方法 |
US20030222778A1 (en) * | 2002-05-29 | 2003-12-04 | Piesinger Gregory Hubert | Intrusion detection, tracking, and identification method and apparatus |
JP2005114416A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Mitsubishi Electric Corp | 擾乱検出装置 |
JP2008286582A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Fujitsu Ten Ltd | レーダ信号処理装置及びレーダ信号処理方法 |
WO2012114816A1 (ja) * | 2011-02-25 | 2012-08-30 | 古野電気株式会社 | 信号識別装置、信号識別方法、およびレーダ装置 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015200518A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | アジア航測株式会社 | 監視装置、監視方法および監視プログラム |
US10101446B2 (en) | 2015-03-25 | 2018-10-16 | Panasonic Corporation | Object detection device and object detection method |
CN112840226A (zh) * | 2018-10-11 | 2021-05-25 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于确定雷达测量值的有效性以确定停车位的占用状态的方法 |
CN109239702A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-01-18 | 北京航空航天大学 | 一种基于目标状态集的机场低空飞鸟数量统计方法 |
CN109239702B (zh) * | 2018-10-17 | 2022-07-19 | 北京航空航天大学 | 一种基于目标状态集的机场低空飞鸟数量统计方法 |
US20210055399A1 (en) * | 2019-08-21 | 2021-02-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Radar device |
US11536822B2 (en) * | 2019-08-21 | 2022-12-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Radar device |
JP7464436B2 (ja) | 2020-04-22 | 2024-04-09 | 日本無線株式会社 | 物標識別装置及び物標識別プログラム |
GB2605227A (en) * | 2020-10-30 | 2022-09-28 | FLIR Belgium BVBA | Doppler radar flock detection systems and methods |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6255153B2 (ja) | 2017-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6255153B2 (ja) | レーダ装置、探知方法及び探知プログラム | |
US10663571B2 (en) | Radar system and associated apparatus and methods | |
EP3021136B1 (en) | Weather information processing device, weather radar system, and weather information processing method | |
US11385380B2 (en) | System and method for debugging millimeter wave security inspection instrument | |
Tan et al. | Awireless passive radar system for real-time through-wall movement detection | |
WO2020205999A1 (en) | Imaging systems and related methods including radar imaging with moving arrays or moving targets | |
CN109983362A (zh) | 数据处理装置、激光雷达装置以及风测定系统 | |
JP6167644B2 (ja) | 気象観測装置、気象観測プログラム及び気象観測方法 | |
US20200150265A1 (en) | Close-range microwave imaging method and system | |
Bączyk et al. | Passive ISAR imaging of air targets using DVB-T signals | |
CA2787425C (en) | Super-resolution imaging radar | |
JP2007248293A (ja) | 海洋レーダ装置 | |
Park et al. | Construction of ISAR training database for automatic target recognition | |
CN109154653A (zh) | 信号处理装置以及雷达装置 | |
JP6762726B2 (ja) | レーダ装置及び物標追尾方法 | |
JP2012008021A (ja) | 監視装置、方法及びプログラム並びに監視システム | |
Staglianò et al. | 3D InISAR-based target reconstruction algorithm by using a multi-channel ground-based radar demonstrator | |
JP6228099B2 (ja) | 鳥類の観測方法 | |
Ziegler et al. | Helicopter near-field obstacle warning system based on low-cost millimeter-wave radar technology | |
CN106680810A (zh) | 三维穿墙目标成像雷达系统 | |
Esposito et al. | The UAV radar imaging prototype developed in the frame of the VESTA project | |
CN112105951A (zh) | 雷达系统、可移动平台及雷达系统的控制方法 | |
JPH03269284A (ja) | 三次元的表示レーダ | |
Malamou et al. | Application of a fully automatic autofocusing algorithm for post-processing of synthetic aperture radar images based on image entropy minimization | |
JP4200877B2 (ja) | 移動目標検出レーダ試験装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150805 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160719 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160915 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20160915 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170228 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170926 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171128 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6255153 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |