JP2014053477A - 固体金属ガス供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原料を直接に気化させてそれを開閉できるガス供給装置がにより、低コストで、成長速度の高速化を実現する。
【解決手段】固体原料201とU字型反応ガス管204より導入されるガスを反応させ固体を気化させ反応ガス224を生成する。それを高温に維持したまま、高温の面接触式の開閉器217で開閉するとともに、高温に加熱したキャリアーガスで輸送する。開閉器が閉のときは発生するガスをパージする機構で面接触式の漏れ成分をなくする。この構造により、固体原料の気化と輸送の開閉を可能にする。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体をガス化して供給する装置に関するものである。
固体である金属をガスに変換して当該金属を析出または当該金属を含む膜を基板の上に成長させるとき、一般には有機金属ガスを用いたMOCVD(有機金属化学気相成長)が用いられる。用いられる有機金属は液体であり,バブリング法で供給する。
バブリングとガス流量の制御が室温に近い温度で可能であるので、産業として用いられている。
しかし、有機金属は高価であり、また有機物が成長膜に混入するのを防止するために、大量のキャリアーガス,例えば水素や窒素を用いる。これは成長速度の低下を招く。室温でガスを制御することが産業化するのに早道であったので今日MOCVDという方法がLEDの結晶成長に用いられている。
MOCVDに対比される方法としてHVPE(Hydride Vapor Phase Epitaxy)がある。金属を高温において例えば塩化水素と反応させて、高温のまま基板まで金属塩化物として輸送して基板の上に他のガスと反応させて金属または金属化合物の薄膜を成長させる。HVPEは高速で大量の原料金属を膜成長反応装置に輸送できるので高速の成長を可能にさせる。
例えば、石英反応管の中にGaの金属を置き、塩化水素を通じてGaの塩化物GaClを発生させ、それを下流の高温部まで輸送させる。同時に同石英管にアンモニアNH3を同時に通じると、下流の高温部に置いた基板の上にGaNの結晶が成長する(技術文献1、および特許文献1を参照)。インジュームInやアルミニュームAlの塩化物も同様の方法で反応させることが可能でInNやAlNの結晶膜(技術文献2を参照)を形成することができる。
また合成されたGaの塩化物GaClを78℃以上の温度で溶融させ、これをバブリングさせて130℃程度の温度を維持したまま前記膜成長装置に輸送するという方法もある(特許文献2参照)。
このとき、膜の均一性を制御するためと大量に輸送するためにキャリアーガスを用いる。キャリアーガスとしては水素還元反応を推進させるアンモニアや水素、または不活性ガスまたは窒素を用いてもよい。
のHVPE反応系では反応ガスの中に有機物が無いので、高純度の成膜が広い温度条件で可能である。希釈効果のある大量のキャリアーガスを用いる必要がなく、有機金属を原料に用いる場合に比べて10倍以上の高速成長が可能となる。
成長速度が速いのでこの反応系の生産性は高い。しかし、GaNの結晶成長技術としては、室温領域でガスを輸送できるMOCVD(有機金属化学気相成長)が実用化されていて、HVPEは産業用の量産技術としては市場を支配していない。
その理由はa)固体金属やそれを含む化合物のガスを発生させて、b)それを高温に維持したままで輸送し、c)発生させたガス供給を開始したり停止させる高温動作の機構を備えた部品が無いためである。
固体原料の化合物はガスとして供給できる。それが毒性の強いガスや爆発性・発火性のあるガスであるとき貯蔵したくない。また貯蔵して使用するためには安全に使用する設備と許可が必要である。
これらのガスを固体を気化してガスとして発生させる装置があり、装置のなかで発生して消費できると、安全にこれらの固体をCVDの方法で基板の上に成膜できる。
固体原料から薄膜を成長させる装置が可能になると、LEDの結晶成長、太陽電池の積層薄膜成長、フラットパネルのTFTのための半導体膜成長が安価に高速で可能になる。
日立電線 No.26(2007-1)P31「ボイド形成剥離法によるGaN基板」Freestanding GaN wafersproduced by void-assisted separation "新技術紹介 東京農工大とトクヤマが単結晶窒化アルミニウム自立基板を開発"、[online]、SciencePortal、[平成23年1月29日検索]、インターネット<URL:http://scienceportal.jp/pinup/0705/070514.html>
特開2009-173463号公報 特開2008-60536号公報
固体を蒸発気化させたガス、または固体とガスを反応させて発生させたガスを定量して使用したい。そのために、低くても200℃以上の高温で固体を蒸発させたガス(発生ガス)、または反応可能なガス(反応ガス)を反応生成室に導入し反応せしめて発生させたガス(発生ガス)を高い温度のまま開閉を行う必要がある。ゴムのOリングをシール材に用いる開閉機構の方法では耐熱温度に制限がある。260℃程度の温度に耐えるOリングが市販であるが、不純物が混入する。
金属をシール材に用いると、それと反応するガスを通す場合、金属汚染が発生するので、反応ガスの種類が制限される。
使用するとき生成したガスを瞬時に導入し、使用を止めるとき瞬時に停止させる開閉構造と、汚染を防止する構造材料が必要である。
当該固体としての金属、例えばシリコンSiや亜鉛Zn,ニッケルNi,ガリュームGa、アルミニュームAl,インジュームInを気体にする方法として例えば塩酸ガスHClと反応させて塩化金属を作る方法がある。
当該塩化金属は室温では固体であるので、室温程度の開閉構造と配管に付着析出する。これは開閉構造の繰り返し使用の妨げである。また、付着により当該塩化金属は消費されて、成膜のための反応室に輸送できない。
当該開閉構造に付着析出させないために当該構造を高温に維持する必要がある。また当該開閉構造を通過したあとは低温の管に付着析出しないように、生成したガスを高温に維持したまま輸送する輸送構造が必要である。
本発明は、請求項1に記載のように、固体を蒸発気化させてガスを生成する生成室、または導入した反応ガスと固体原料とを反応させて当該固体を成分として含む反応ガスを生成する生成室を備え、当該生成室からの当該生成ガスの出口流路を開閉する開閉機構を備え、当該生成室と当該開閉機構を個別に加熱する加熱機構を備え、当該生成室と当該開閉機構の間に当該生成ガスをパージ排気する減圧排気管を備え、当該反応ガスと混合して当該反応ガスを輸送するためのキャリアーガスを加熱する機構を備えたことを特徴とする反応ガス供給装置である。
図1は固体の元素を含むガスを発生させ供給する前記装置の原理模式図である。固体原料101を収納したガス生成室102が加熱ヒーター1(103)で温度T11に加熱される。
加熱するだけで昇華して利用十分な蒸気圧が得られるときは、生成室からのガスは生成である。
固体によって、加熱で十分な蒸気圧は得られない。そのときは、固体と反応ガスを反応させて、十分な蒸気圧が得られるガスを発生させる。
ガス104は固体原料と化学反応を起こし、原料を含む原料ガス106ガスを発生させる。開閉機構107は発生させた原料ガスを開閉する機構である。
開閉機構107が閉のとき、原料ガス減圧排気ライン108と通じて、排気される。この時、温度を安定させ原料ガスの発生速度を定常にする。開閉機構107を開にする原料ガスは開閉機構を通過して押し出される。
原料ガスを供給する条件に応じて原料ガスパージガス109を流すことにより希釈し、また輸送残りを出さず、また淀みを発生させないようにする。
加熱ヒーター2(105)は開閉機構107と減圧排気ライン108、原料ガスパージガス109、原料ガス出口管110、加熱キャリアーガスライン111、加熱キャリアーガス112を加熱し、所望の温度T12に加熱キャリアーガスが到達するように制御する。
この制御により原料ガス出口管110からの原料ガスは温度T12またはこれに近い温度に制御される。原料ガスを同軸の加熱キャリアーガス112で囲むことにより、この温度制御は容易になる。以上は本発明の基本的な原理である。
請求項2に係る発明は前記生成室と前記開閉機構がカーボン、石英やアルミナを含むセラミクス、またはステンレス鋼を含む金属の材料で構成されていることを特徴とする請求項1記載のガス供給装置である。
請求項3に係る発明は、前記材料の表面が当該材料と異なる材料の膜で被覆されていることを特徴とする請求項1、2記載のガス供給装置である。
請求項4に係る発明は前記開閉機構が前記材料の面同士の非接触と接触で開閉する機構であること特徴とする請求項1〜3記載のガス供給装置である。
請求項5に係る発明は、前記開閉機構を加熱する機構を備えてあることを特徴とする請求項1〜4記載のガス供給装置である。
請求項6に係る発明は、前記生成室が金属、または石英やランタンボライドを含むセラミクス、またはカーボン、またはこれらの組み合わせで構成されていることを特徴とする請求項1〜5記載のガス供給装置である。
請求項7に係る発明は、前記生成室が加熱機構で制御された異なる温度の領域を備え、当該領域に異なる種類・組成の固体材料を分離収納することを特徴とする請求項1〜6記載のガス供給装置である。
請求項8に係る発明は、前記固体原料が前記生成室に積層されて配置され前記反応ガスと接触させる機会を増加させたことを特徴とする請求項1〜7記載のガス供給装置である。
請求項9に係る発明は、前記生成室の場所を移動させる移動機構を備えたこと特徴とする請求項1〜8記載のガス供給装置である。
請求項10に係る発明は、前記生成室の前記移動機構を前記開閉機構の駆動と連結させたこと特徴とする請求項1〜9記載のガス供給装置である。
請求項11に係る発明は、前記生成室で発生させた前記反応ガスを前記開閉機構が閉のときに排気すること特徴とする請求項1〜10記載のガス供給装置である。
請求項12に係る発明は、前記反応ガスが塩素、要素、フッ素、臭素のハロゲン、または水素化ハロゲンガス、または酸素・窒素・水素・炭素を含むガス、またはこれらの混合ガスである特徴とする請求項1〜11記載のガス供給装置である。
請求項13に係る発明は、前記固体原料がガリュームGa,インジュームIn,マグネシュームMg,アルミニュームAl,亜鉛Zn,ニッケルNi,銅Cu,ジルコニュームZr,シリコンSi,ゲルマニュームGeの金属、またはテルルTe,硫黄Sを含むカルコゲンであることを特徴とする請求項1〜12記載のガス供給装置である。
請求項1から3に係る発明によれば、固体原料と反応ガスを反応させて反応生成ガスを発生させることができる。反応ガスと反応しない材料で構成するので安定に発生ガスを利用できる。
発生させたガスを使用しないときは開閉機構を閉にセットし、減圧排気して発生ガスを排気する。利用するときは開閉機構を開にして加熱キャリアーガスで速やかに輸送する。
請求項4と5に係る発明によれば、開閉機構は加熱制御されて高温になるので、発生させた反応ガスが吸着して開閉のための接触面に膜成長するのを防止する。温度は発生反応ガスに応じて適宜に制御されて、常に接触面は清浄に保たれる。
請求項6に係る発明によれば、生成室で起こす固体原料の気化反応に応じて、固体原料を収納する生成室と反応ガスが高温においても反応しない材料を選ぶ。
請求項7と8に係る発明によれば、固体原料を収納する生成室には異なる固体材料を異なる温度で収納し反応ガスと反応させて、同時に異なる種類の反応生成ガスを発生させるが可能である。
請求項9に係る発明によれば、加熱のための電源を切断しないで、固体原料の温度を急速に低下させることができる。これは、熱容量の大きい加熱原のとき、温度制御をやり直さないで安定に継続運転することを可能にする。
請求項10と11に係る発明によれば、前記開閉機構を開にするとき、生成室と当該開閉機構を接触連結させ閉じたガスの密閉通路を形成することが可能となる。
また開閉機構を閉にするとき、前記連結を解除して前記密閉通路が解除され、同時に生成室の減圧排気を行うことにより、固体原料の温度を下げずに発生ガスを瞬時に閉にできる。
請求項12と13に係る発明によれば、記載された固体原料と反応ガスの組み合わせで、所望の固体の反応生成ガスを発生させることができる。
その例は、例えばGa,In,Al,Zn,Cuの塩化物,Ni(CO)4,シリコンの塩化物や水素化物(SiHCl3,SiH2Cl2,SiH4),カルコゲンの水素化物(H2S,H2Se,H2Te)などである。これらのガスは水素やアンモニアと反応させると金属膜の成長、または金属ナイトライドの膜成長が可能である。また、酸素と反応させると、金属酸化物の膜成長が可能である。
図1は、固体の元素を含むガスを発生供給する装置の原理模式図 図2は、固体の元素を含むガスを発生供給する装置の構造の模式図 図3は、固体の元素を含むガスを発生供給する装置の構造の模式図 図4は、固体の元素を含むガスを発生供給する装置を配置した膜形成装置の模式図
以下、実施形態を図面を用いて説明する。
実施例の1を図2に示す。図2は固体の元素を含むガスを発生供給する装置の構造の模式図である。固体原料201はシリコンSiのウエハである。当該原料シリコンは石英でできた原料容器202に載置される。当該原料容器はシリコンウエハの場合、かご状でよい。Gaのような溶ける原料の場合は漏れない構造にする。反応ガスとよく接触させるために、当該容器は積層されてさせている。積層の数は適宜選ぶ。
当該容器はカーボン製の原料ガス生成室203に収納されてある。当該カーボンの表面は炭化シリコンの異なる材料の膜で被覆されていてもよい。また当該生成室と容器はアルミナや窒化アルミニューム、他の材料であってもよい。
U字型反応ガス管204には反応ガス導入管205より屈曲できる管を経由して塩酸HClガスが導入される。U字に曲げてあるので、液体のシリコン塩化物が溜まったときそれをHClでバブリングして原料輸送を助ける。
原料ガス生成室203は石英管206に囲まれ外部から遮断され密閉される。原料ガス生成室203は生成室上下機構207に連結されて、上下に移動できる。
その上下移動のために図示したベローズを用いるので、その内部が空気と触れて腐食する機会が生じるのを防ぐために、保護ガス導入管208から窒素を導入する。この窒素は水素や不活性ガスでもよい。原料ガス生成室203に収納する固体原料を交換または補充するために、原料ガス生成室203は当該装置の外にまで移動できる原料交換上下移動機構209を備えている。塩酸導入の管は連結したままで、本移動が可能である。
熱電対TC1は測原料ガス生成室203の温度T21を測定する。
水冷機構フランジ210により、シールの為の図に示したOリングは冷却されている。パージガス導入管211より石英管205内部のガスをパージするガスを導入する。当該ガスは窒素である。当該ガスは水素、不活性ガスであってもよい。
反応生成ガスは生成室203を加熱して発生させる。ランプヒーター1(202)は生成室203を温度T21に加熱する。当該ランプヒーターは石英管の外の電熱ヒーターであってもよい。また電磁誘導加熱を用いてもよい。
加熱された固体原料201のシリコンは導入した反応ガスの塩酸ガスと反応して塩化シリコンを発生する。例えばT21の温度が1000℃のときは主としてSiHClのガスが発生する。塩酸と水素の混合ガスを反応ガスとして用いるとSiHClやSiHも発生する。
SiHClは水素と反応してSiHを発生させながらシリコンSiを生成室内部に析出させるので、これがまた固体原料として再度消費される。
ガスに成分は原料ガス生成室蓋214の孔215から抜ける。
抜けた当該ガスは減圧排気ライン216より前記パージガスでパージされて排気できる。この時、ガスシャッター217とガスシャッターレセプタ218は面接触して閉じた状態である。このときに、原料ガスの発生と温度を安定にさせる。当該接触面は磨かれているミラー面である。
ランプヒーター2(203)はガスシャッター217とガスシャッターレセプタ218を温度T22に加熱する。本加熱は反応生成ガスが分解して析出付着するのを防止する。
次にこの安定状態から原料ガスを原料ガス出口219に導く。
生成室203を押し上げてガスシャッター217を押し上げる。ガスシャッター217とガスシャッターレセプタ218は面接触の閉状態を開き隙間を作る。当該隙間がガス通路となり、開閉機構は開の状態になる。
ガス生成室蓋214の孔215はガスシャッター217と面接触で連結されて原料オリフィス220と閉じた通路を作る。この連結でガス生成室203内部と原料ガス出口219が閉通路でつながる。
加熱キャリアーガス導入管221から窒素を通じる。当該ガスは予め加熱してもよい。当該ガスは水素であってもよい。導入されたキャリアーガスはキャリアーガス加熱ガイド222と熱交換溝223で器壁と繰り返し接触する。
当該繰り返し接触は器壁とガスの熱交換を効率よく行わせるのでランプヒーター2(213)で加熱した部品218、222に近い温度T22にキャリアーガス温度を制御できる。原料ガス224の温度T23は原料ガス出口219の温度を測定する熱電対TC2で間接モニタする。
図中の点線はガスの流れ方向を示す。以上、装置の構造と動作を説明した。
原料ガス生成室の温度T21を1000℃、反応ガスHCl流量を500sccm、加熱キャリアーガス水素流量を10SLMに設定し、TC2の温度を600℃に設定した。このガスを700℃に設定したガラス基板の上に吹き付けるとシリコンの黄色い膜が成長した。
固体原料としてシリコンウエハを用いたが、シリコンの塊やナゲットでもよい。また、p型やn型の不純物を添加した原料でもよい。固体原料としてガリュームGa,インジュームIn,マグネシュームMg,アルミニュームAl,亜鉛Zn,ニッケルNi,銅Cu,ジルコニュームZr,ゲルマニュームGeの金属、またはテルルTe,硫黄Sを含むカルコゲンを用いることが可能である。反応ガスとして原料との組み合わせに応じて、塩酸HClや水素を用いることが可能である。
図3は本ガス供給装置構造の2番目の実施例を示す模式図である。固体原料301はガリュームGaである。当該原料は石英でできた原料容器302に入れられる。当該原料容器は溶けない材料、例えばシリコンウエハの場合、かご状でよい。当該容器はカーボン製の原料ガス生成室303に収納されてある。
反応ガス管304は複数本あり、反応ガス導入管305より導入される塩酸HClガスを原料表面近くまで導く。当該ガスは原料表面に垂直に吹き付けて、原料表面に淀み層を作ることなく接触させて、反応を促進させる。
原料ガス生成室303は石英管306に囲まれ外部から遮断され密閉される。原料ガス生成室303は生成室上下機構307に連結されて、上下に移動できる。
その上下移動のためにベローズを用いるので、その内部が空気と触れて腐食する機会が生じるのを防ぐために、保護ガス導入管308から窒素を導入する。この窒素は水素や不活性ガスでもよい。原料ガス生成室303に収納する固体原料を交換または補充するために、原料ガス生成室303は当該装置の外にまで移動できる原料交換上下移動機構309を備えている。塩酸導入の伸縮管310は連結したままで、本移動が可能である。
熱電対TC1は原料ガス生成室303の温度T31を測定する。
水冷機構フランジ311により、図に示したOリングは冷却されている。パージガス導入管312より石英管306内部のガスをパージするガスを導入する。当該ガスは窒素である。当該ガスは水素や不活性ガスであってもよい。
反応生成ガスは生成室303を加熱して発生させる。ランプヒーター1(313)、ランプヒーター1(314)は生成室303と開閉機構のガスシャッターレセプタ315を温度T31、T32に加熱する。
反応生成ガスはガスシャッター316の孔通路317を経由して原料ガス生成室303の孔318から抜ける。
本図では、生成室上下機構307が上位にあり、開閉機構の部品であるガスシャッター(316)とガスシャッターレセプタ(315)の面が離れて開の状態を示しているが、面接触して閉じた状態であるとき抜けた当該生成ガスは減圧排気ライン319より前記パージガスでパージされて排気できる。この閉期間に、原料ガスの発生と温度を安定させる。これを調整安定状態と呼ぶことにする。
次にこの調整安定状態から原料ガスを原料ガス出口319に導く。
生成室303を押し上げてガスシャッター316を引き上げる。本図はこの状態を示している。開閉機構の部品であるガスシャッター316とガスシャッターレセプタ315は面接触の閉状態を開き隙間を作り開の状態になる。当該隙間がガス通路となり、原料オリフィス220に通じる通路を作る。
この状態でガス生成室303内部と原料ガス出口319が通路でつながる。
加熱キャリアーガス導入管320から窒素を通じる。当該ガスは予め加熱してもよい。当該ガスは水素であってもよい。導入されたキャリアーガスはキャリアーガス加熱ガイド321と熱交換溝322器壁と繰り返し接触する。
当該繰り返し接触は器壁とガスの熱交換を効率よく行わせるのでランプヒーター2(314)で加熱した部品315,316に近い温度にキャリアーガス温度を制御できる。原料ガス323の温度T33は原料ガス出口324の温度を測定する熱電対TC2で間接モニタする。
図中の点線は原料ガスの流れ方向を示す。以上、実施例2の装置の構造と動作を説明した。
原料ガス生成室の温度T31が800℃で原料であるGaは完全に溶融している。反応ガスHClを300sccm、加熱キャリアーガス窒素を10SLMで流し、TC2の温度を500℃に設定した。
この塩化物ガスを1000℃に設定したシリコン基板の上にアンモニアNH3とともに吹き付けるとガリュムナイトライドGaNの膜が成長した。連続して1時間の成長を行うと膜厚30um以上の厚みが得られた。この速度は通常のMOCVDで得られる成長速度の10倍以上の速さである。
図4に実施例3を示す。図4は固体気化ガス供給装置を配置した膜形成装置400の模式図である。
固体気化ガス供給器401の原料固体材料はシリコンである。固体気化ガス供給器401にはパージガス導入管402、保護ガス導入管403、加熱キャリアーガス導入管404、原料反応ガス導入管405、減圧排気ライン406が接続されてある。
パージガスは窒素、加熱キャリアーガスと保護ガスは水素である。当該ガス供給器401はガス分散室407に接続されてある。分散室407に導入された原料ガスは反応ガス均一分散器408で分散される。
当該分散器408からのガスはガラス基板409に垂直に下から衝突する。当該ガラス基板409は基板加熱機構410によって加熱されている。基板温度は700℃である。
当該分散器408とガス分散室407はガス加熱機構411により850℃に追加加熱される。この加熱はガス固体気化ガス供給器401からのモノシラン・塩化シランガスと水素のガスを加熱する。
加熱されたシラン・水素はガラス基板409の上にシリコン膜を成長させる。反応に寄与しなかったシランはガス排気管412、413から水素とともに排気される。
加熱大気遮断器414、415、416、417は反応ガス均一分散器408の近傍空間を大気から遮断する。
構造を当該大気遮断器414で説明する。当該遮断器は当該均一分散器を環状に囲むように例えば5つの溝を有する。一つ置きに当該溝はガス供給管418と排気装置419に接続されている。ガス供給管418からのガスは例えば窒素である。排気装置は微減圧を発生させるベルヌイ減圧ポンプでもよい。ガス供給と減圧排気のペア構造を配置すると、外の外気は、当該構造を横切って侵入する割合が減少する。ここではペア数を3個にしたが適宜設計して用いる。
ガラス基板は幅15cmであるものを用いた。回転基板送り機421がガラス基板409を移動させた。
淡い黄色いシリコン膜がガラス基板の上に均一に成長した。粉状の成長表面は起きなかった。このことは、大気の遮断が十分に行われ、また固体のシリコンが気化されて、再びガラス基板の上に成長したことを示す。原料として貯蓄されたシランガスを用いないで、シリコンの成長が可能になった。
固体原料としてシリコンSiとガリュームGaの例を示した。固体原料としてはそのほか、インジュームIn,マグネシュームMg,アルミニュームAl,亜鉛Zn,ニッケルNi,銅Cu,ジルコニュームZr,ゲルマニュームGeの金属、またはテルルTe,硫黄Sを含むカルコゲンが可能である。
本発明は、太陽電池やフラットパネル表示装置(FPD)をガラス基板などの大型基板の上に安価に製造する技術に好適である。Ga,In,Alの窒化物結晶を高速成長できるので、LEDの為のGaN、AlN、InNの結晶成長製造装置のガス供給に利用できる。
101 固体原料
102 ガス生成室
103 加熱ヒーター1
104 原料反応ガス
106 原料ガス
107 開閉機構
108 原料ガス減圧排気ライン
109 原料ガスパージガス
110 原料ガス出口管
111 加熱キャリアーガスライン
112 加熱キャリアーガス
201 固体原料
202 原料容器
203 ガス生成室
204 U字型反応ガス管
205 反応ガス導入管
206 石英管
207 生成室上下機構
208 保護ガス導入管
209 原料交換上下機構
210 水冷機構フランジ
211 パージガス導入管
212 ランプヒーター1
213 ランプヒーター2
214 ガス生成室蓋
215 孔
216 減圧排気ライン
217 ガスシャッター
218 ガスシャッターレセプタ
219 原料ガス出口
220 原料オリフィス
221 加熱キャリアーガス導入管
222 キャリアーガス加熱ガイド
223 熱交換溝
224 原料ガス
301 固体原料
302 原料容器
303 原料ガス生成室
304 反応ガス管
305 反応ガス導入管
306 石英管
307 生成室上下機構
308 保護ガス導入管
309 原料交換上下機構
310 伸縮管
311 水冷機構フランジ
312 パージガス導入管
313 ランプヒーター1
314 ランプヒーター2
315 ガスシャッターレセプタ
316 ガスシャッター
317 孔通路
318 孔
319 減圧排気ライン
320 加熱キャリアーガス導入管
321 キャリアーガス加熱ガイド
322 熱交換溝
323 原料ガス
324 原料ガス出口
400 膜形成装置
401 固体気化ガス供給器
402 パージガス導入管
403 保護ガス導入管
404 加熱キャリアーガス導入管
405 原料反応ガス導入管
406 減圧排気ライン
407 ガス分散室
408 反応ガス均一分配器
409 ガラス基板
410 基板加熱機構
411 ガス加熱機構
412,413 ガス排気管
414,415,416,417 加熱大気遮断器
418 ガス供給管
419 排気装置
420 溝
421 回転基板送り機

Claims (13)

  1. 固体を蒸発気化させてガスを生成する生成室、または導入した反応ガスと固体原料とを反応させて当該固体を成分として含む反応ガスを生成する生成室を備え、当該生成室からの当該生成ガスの出口流路を開閉する開閉機構を備え、当該生成室と当該開閉機構を個別に加熱する加熱機構を備え、当該生成室と当該開閉機構の間に当該生成ガスをパージ排気する減圧排気管を備え、当該反応ガスと混合して当該反応ガスを輸送するためのキャリアーガスを加熱する機構を備えたガス供給装置。
  2. 前記生成室と前記開閉機構がカーボン、石英やアルミナを含むセラミクス、またはステンレス鋼を含む金属の材料で構成されていることを特徴とする請求項1記載のガス供給装置。
  3. 前記材料の表面が当該材料と異なる材料の膜で被覆されていることを特徴とする請求項1、2記載のガス供給装置。
  4. 前記開閉機構が前記材料の面同士の非接触と接触で開閉する機構であること特徴とする請求項1〜3記載のガス供給装置。
  5. 前記開閉機構を加熱する機構を備えてあることを特徴とする請求項1〜4記載のガス供給装置。
  6. 前記生成室が金属、または石英やランタンボライドを含むセラミクス、またはカーボン、またはこれらの組み合わせで構成されていることを特徴とする請求項1〜5記載のガス供給装置。
  7. 前記生成室が加熱機構で制御された異なる温度の領域を備え、当該領域に異なる種類・組成の固体材料を分離収納することを特徴とする請求項1〜6記載のガス供給装置。
  8. 前記固体原料が前記生成室に積層されて配置され前記反応ガスと接触させる機会を増加させたことを特徴とする請求項1〜7記載のガス供給装置。
  9. 前記生成室の場所を移動させる移動機構を備えたことを特徴とする請求項1〜8記載のガス供給装置。
  10. 前記生成室の前記移動機構を前記開閉機構の駆動と連結させたことを特徴とする請求項1〜9記載のガス供給装置。
  11. 前記生成室で発生させた前記反応ガスを前記開閉機構が閉のときに排気することを特徴とする請求項1〜10記載のガス供給装置。
  12. 前記反応ガスが塩素、要素、フッ素、臭素のハロゲン、または水素化ハロゲンガス、または酸素・窒素・水素・炭素を含むガス、またはこれらの混合ガスである特徴とする請求項1〜11記載のガス供給装置。
  13. 前記固体原料がガリュームGa,インジュームIn,マグネシュームMg,アルミニュームAl,亜鉛Zn,ニッケルNi,銅Cu,ジルコニュームZr,シリコンSi,ゲルマニュームGeの金属、またはテルルTe,硫黄Sを含むカルコゲンであることを特徴とする請求項1〜12記載のガス供給装置。
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