JP2014052950A - 情報端末 - Google Patents

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JP2014052950A
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Abstract

【課題】タッチパネルの接触入力領域を有効活用し、誤入力が発生するおそれのある握り方をした場合、誤入力が発生しないようにすることを課題とする。
【解決手段】筐体と、表示部および入力部が重ね合わせられたタッチパネルと、前記筐体の端部と、前記端部の近傍の前記タッチパネルに接触されていることを検出する端部接触検出部と、前記端部接触検出部によって検出された検出状態が、誤入力が発生するおそれのある端部接触状態であるか否かを判定する判定部と、前記判定の結果、前記端部接触状態であると判定された場合、前記接触が検出された端部の近傍の表示部の表示画面に、接触入力を無効とする不感領域を設定する不感領域設定部と、前記不感領域が設定されている場合、前記表示部に表示すべき表示データを、前記不感領域を除いた表示部の表示画面に表示するように、前記表示データを変更する表示変更部とを備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、情報端末に関し、特に、情報端末の端部の接触検出状態に基づいて、表示画面の表示状態を変更することが可能な情報端末に関する。
今日、携帯電話やスマートフォン等の小型軽量の携帯性を有する情報端末が広く利用されている。
このような情報端末では、表示部と入力部とを一体化したタッチパネルが用いられ、表示部としては、液晶ディスプレイ(LCD)や有機ELディスプレイが利用されている。
LCD等の技術開発に伴って、情報端末の端部、すなわち表示部の周囲の端部領域の狭小化(狭額縁化とも呼ぶ)が進んでいる。
しかし、情報端末の端部領域が狭小化されることによって、ユーザが情報端末を片手で握り込んだ場合、手の指などの一部分が、表示画面に接触してしまうことがある。
接触した部分が、たとえば、アプリケーションプログラムの機能選択のための入力領域であったとすると、ユーザが意図しない機能が実行されてしまうことがあった。
そこで、情報端末の端部を手でつかんだ場合に生じうるユーザ操作の誤検出を防止する技術が提案されている。
たとえば、情報端末を握ったときに接触する可能性のある情報端末の端部に近い表示画面の内周縁部の近傍には、機能選択のためのアイコン(タッチ要素)を表示しないようにすれば、誤操作を防止することができる。
また、特許文献1には、表示パネルと、表示パネルを完全に覆い表示パネルよりも広い面積を有する操作パネルとを備えたタッチパネルを持つ携帯型電子機器であって、表示パネルと操作パネルの重畳部分の表示領域と、両パネルが重ならない外縁部分の非表示領域とに、ユーザの手が同時に接触している場合には、入力された操作に基づく処理は実行しないようにした機器が提案されている。
特開2011−237945号公報
しかし、表示画面の内周縁部の近傍に、アイコンを表示しないようにした場合、視認性をよくするために、表示画面を大きくしたのにもかかわらず、機能等の選択入力が可能な表示領域は小さくなる。したがって、タッチパネルの接触可能な領域を十分に有効活用することができないという問題がある。
また、特許文献1の場合も、操作パネルに接触することによって操作可能な領域は、表示領域よりも広いが、同様に機能等の選択入力が可能な表示領域は小さくなるので、同様に、接触可能領域を有効活用することができない。
また、誤操作防止のために表示領域を小さくするためには、表示画面データを生成しているプログラムやアプリケーションプログラムが、表示する画面ごとに表示領域を変更する必要があり、その変更処理は容易ではなかった。
さらに、従来の情報端末において、誤接触がある状態であっても、ユーザはその誤接触を認識することができない場合があった。
また、誤接触が認識されていない状態で、ユーザが何らかのタッチ操作をした場合、意図しないマルチタッチ操作(たとえばピンチ操作)が行われたと判断され、誤操作が行われる場合もあった。
そこで、この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであり、ユーザが情報端末の端部を握った場合に、誤入力が発生しないように、表示画面を変更することが可能な情報端末を提供することを課題とする。
この発明によれば、筐体と、表示部および入力部が重ね合わせられたタッチパネルと、前記筐体の端部と、前記端部の近傍の前記タッチパネルに接触されていることを検出する端部接触検出部と、前記端部接触検出部によって検出された検出状態が、誤入力が発生するおそれのある端部接触状態であるか否かを判定する判定部と、前記判定の結果、前記端部接触状態であると判定された場合、前記接触が検出された端部の近傍の表示部の表示画面に、接触入力を無効とする不感領域を設定する不感領域設定部と、前記不感領域が設定されている場合、前記表示部に表示すべき表示データを、前記不感領域を除いた表示部の表示画面に表示するように、前記表示データを変更する表示変更部とを備えたことを特徴とする情報端末を提供するものである。
これによれば、誤入力が発生するおそれのある端部接触状態である場合、表示部に不感領域を設定し、不感領域を除いた表示部の表示画面に表示データを表示するようにしているので、ユーザが、情報端末の表示画面に接触するような握り方をした場合でも、そのような握り方が原因となる誤入力を防止できる。
また、不感領域が設定された場合、誤入力が防止できるように表示すべき表示データが変更されるので、表示部に表示すべき表示データを、当初から誤入力を防止することを意図して作成する必要がなく、表示部の表示画面全体を接触入力領域として有効活用することができる。
また、前記判定部は、前記検出された前記端部近傍のタッチパネルへの接触領域が、その接触位置、接触面積および接触時間に対する所定の基準条件を満たす場合は、前記端部接触状態であると判定することを特徴とする。
さらに、前記判定部は、前記タッチパネルへの接触領域の接触面積が、所定の面積値以上であり、かつ前記接触領域に継続的に接触している時間が、所定の時間以上である場合、前記端部接触状態であると判定することを特徴とする。
また、前記タッチパネルの入力部に接触入力された場合に、その接触された入力位置に関する情報を、上位プログラムに与えるタッチ通知管理部をさらに備え、前記接触入力が、前記不感領域が設定されかつ前記表示変更部によって変更された後の表示データが表示された表示部の表示画面に対して行われた場合、前記タッチ通知管理部は、前記接触された入力位置を示す実タッチ位置情報を、前記不感領域が設定されていない表示部の表示画面に変更される前の表示データを表示した場合の入力位置に関する情報に補正して、上位プログラムに与えることを特徴とする。
また、上位プログラムから表示データを含む表示要求を取得した場合に、その表示データを前記表示部に表示させる表示管理部をさらに備え、前記不感領域設定部によって前記不感領域が設定されている場合、前記表示管理部は、前記取得した表示データを前記不感領域を除いた表示部の表示画面に表示するように、前記表示変更部によって前記表示データを変更させ、変更後の表示データを前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、前記表示変更部は、前記不感領域を除いた表示部の表示画面に、前記表示部に表示すべき表示データがすべて表示されるように、前記表示データを変形または縮小することを特徴とする。
また、前記表示変更部は、前記表示部に表示すべき表示データを所定の方向に平行移動させ、前記不感領域を除いた表示部の表示画面に、前記表示データの一部分が表示されない状態で表示させるように、前記表示データの表示位置を変更することを特徴とする。
この発明によれば、誤入力が発生するおそれのある端部接触状態であると判断された場合に、不感領域を除いた表示部の表示画面に、表示データを表示するようにしているので、ユーザが情報端末を手で持つ場合に、表示画面に接触するような握り方をした場合でも、そのような握り方が原因となる誤入力を防止できる。
この発明の情報端末の一実施例の構成ブロック図である。 この発明の情報端末の各機能ブロックの関係説明図である。 不感領域と変形表示状態の一実施例の説明図である。 不感領域と右方向移動表示状態の一実施例の説明図である。 変形表示状態に行われる補正処理の説明図である。 右方向移動表示状態に行われる補正処理の説明図である。 不感領域と正感領域の一実施例の説明図である。 この発明のユーザ入力操作に基づく表示処理の一実施例の概略フローチャートである。 この発明のタッチ通知管理部によって行われる処理の一実施例のフローチャートである。 この発明の表示管理部によって行われる処理の一実施例のフローチャートである。 この発明の握り検出管理部によって行われる処理の一実施例のフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。なお、これによって、この発明が限定されるものではない。
<情報端末の構成>
図1に、この発明の情報端末の一実施例の構成ブロック図を示す。
図1において、この発明の情報端末は、主として、制御部11、表示管理部12、握り検出管理部13、タッチ通知管理部14、アプリケーションプログラム15、フレームワーク部16、表示部17、入力部18、端部接触検出部19、タッチパネル20、接触センサ21、記憶部31を備える。
この情報端末1は、小型軽量で携帯性を有する情報処理装置であり、その筐体の大きさは、ユーザが手に持つことが可能な程度の大きさであり、表示部17および入力部18が重ね合わせられて形成されたタッチパネル20に対して、ユーザが指やペンを用いて、情報の入力、アプリケーションプログラムの起動入力、その他の機能選択入力等ができるものである。
以下、情報端末1を、単に端末あるいはTEと呼ぶ。
図3(a)に、この発明の情報端末の外観説明図を示す。
情報端末1の筐体の表面は、たとえば図3に示すように長方形状であり、筐体の一方の表面に、タッチパネル20が配置されている。タッチパネル20が配置された表面を囲む4つの側面が、筐体の端部に相当する。
図3(a)には、表示部17と入力部18を示しており、表示部17の表示画面全体と重なるように、接触入力が可能な入力部18がタッチパネル20が形成されているものとする。
また、図3(a)の表示部17の表示画面には、アプリケーション起動選択画面が表示されており、アプリケーションごとに、異なる図形が示されたアプリ表示アイコン22(A1〜A12)が表示されている状態を示している。
これらの12個のアプリ表示アイコン22のうち、所望のアイコンに、ユーザが指等で接触することにより、その接触した位置に表示されていたアイコンに対応するアプリケーションプログラム15が起動される。
図1において、制御部11は、この発明の各機能ブロックの動作を制御する部分であり、主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータによって実現される。
また、CPUが、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて、各ハードウェアを動作させることにより、この発明の表示機能や、アプリケーションプログラムによる機能を実行させる。
アプリケーションプログラム15は、文字、図形、画像等の情報の作成、表示、加工、送信、受信、その他特別な機能を実行するためのプログラムである。
アプリケーションプログラム15は、予め当初から記憶部31に格納された状態で提供されるものもあるが、ユーザがネットワークを介してダウンロードしたり、記憶媒体から取得することにより、記憶部31に記憶される。
フレームワーク部16は、主として、アプリケーションプログラム15と、表示管理部12およびタッチ通知管理部14との間で送受信されるデータや要求情報をコントロールし、また、その通知情報や要求情報に従って画面描画のコントロールをする部分である。
このフレームワーク部16の動作は、たとえば、情報端末の基本動作を実行するためのプログラム、仮想マシン上で動作するJava(登録商標)プログラムなどによって実現される。
また、このフレームワーク部16と、アプリケーションプログラム15は、上位プログラムに相当する。
たとえば、あるアプリケーションプログラム15が動作中に、そのアプリケーションプログラム15が管理している表示情報が表示部17に表示されている場合において、ユーザがタッチパネル20の所定の表示位置を指でタッチ入力した場合、そのタッチ入力された位置の情報(位置情報)がフレームワーク部16からアプリケーションプログラム15に与えられ、アプリケーションプログラム15が、与えられた位置情報を解析し、その位置情報に予め対応づけられた情報を表示させる場合に、表示部17に表示する表示データを送信するために描画要求をフレームワーク部16に送る。
表示部17は、情報を表示する部分であり、LCDや、有機ELディスプレイが利用される。
入力部18は、情報や機能選択などを入力する部分であり、たとえば、マウス、キーボード、タッチパネル等が用いられる。
この発明では、特に、表示部17に重ねて、表示部17の位置を指示入力するためのタッチパネル20が配置される。なお、表示部17と入力部18とを一体成型したタッチパネル20を用いてもよい。また、図3に示すように、入力部18として、入力キーを設けてもよい。
端部接触検出部19は、情報端末TE1の筐体の端部と、端部の近傍のタッチパネルに接触されているか否かを検出する部分である。この接触を検出するために、接触センサ21を用いる。
また、検出の有無と、検出された端部の位置を示す情報が、握り検出管理部13に与えられる。
端末TE1が四辺からなる長方形状の筐体からなる場合、ユーザがTE1を手で持つとき、ユーザの手の指が、端部である四辺のいずれかに接触する。また、握り方によっては指が表示画面に接触する場合もある。
したがって、検出する部分としては、筐体の端部だけでなく、端部近傍の表示画面も検出対象とする。接触センサ21としては、たとえば、長方形状の筐体を構成する6つの端面に、それぞれ圧力センサや静電センサを設ける。静電センサはLCD上のタッチパネルを流用してもよい。
圧力センサや静電センサ等から出力される電気信号を検出することにより、筐体のどの端部のどの位置(領域)が接触されているかを判断することができる。
また、指が表示画面に接触する場合もあるので、タッチパネル20も、接触センサ21として利用することが好ましい。
この端部への接触は、一つの点ではなく、通常一定以上の面積を有する領域が一定時間以上接触されると考えられるので、接触センサ21から取得した電気信号を利用して、接触位置(領域)と、接触面積と、接触時間を測定して、その測定結果に基づいて端部が接触状態にあるか否かの判定をすることが好ましい。
表示管理部12は、表示要求された表示データを表示部17に表示させる部分である。
たとえば、アプリケーションプログラムなどの上位プログラムから表示データを含む表示要求を取得した場合に、その表示データを表示部に表示させる。また、表示管理部12は、上記した表示変更部の機能も有する。
表示変更部は、後述するように、不感領域が設定されている場合、表示部に表示すべき表示データを、不感領域を除いた表示部の表示画面に表示するように、その表示データを変更するものである。
表示管理部12は、不感領域が設定されている場合は、表示変更部によって変更された変更後の表示データを表示部17に表示させる。ただし、不感領域が設定されていない通常表示状態の場合は、取得した表示データを、そのまま表示部17に表示させる。
一般的には、フレームワーク部16を介して、アプリケーションプログラム15等から取得した表示データを、そのまま表示部17に表示させる。ただし、この発明では、特に、TE1の端部検出に伴って握り検出管理部13によって、表示画面内に不感領域が設定された場合は、アプリケーションプログラム15から取得した表示データを加工して、表示部17に与える。
ここで、表示画面全体のうち、不感領域を除いた部分の領域(正感領域と呼ぶ)に、取得した表示データを表示させるように加工する。
表示データの加工としては、後述するように、たとえば平行移動処理や、変形処理、縮小処理、3次元的変形処理などがある。
変形または縮小処理をする場合は、不感領域を除いた表示部の表示画面に、表示部に表示すべき表示データがすべて表示されるように、表示データを変形または縮小することが好ましい。
また、平行移動処理をする場合は、表示部に表示すべき表示データを所定の方向(たとえば右方向)に、平行移動させるが、不感領域を除いた表示部の表示画面に、表示データの一部分が表示されない状態で表示させるように、表示データの表示位置を変更してもよい。
表示管理部12は、たとえば、フレームワーク部16から表示データを含めた表示要求を受信した場合、その表示データ(変形前表示データと呼ぶ)を取得し、さらに握り検出管理部13が設定した不感領域が存在する場合は、不感領域データ38を取得して、所定の変形設定情報39に基づいて、不感領域を除く正感領域に表示させる表示データ(変形後表示データと呼ぶ)を生成して、その変形後表示データ41を表示部17に表示させる。
握り検出管理部13は、端部接触検出部19から得られる情報(接触検出情報)に基づいて、端部が接触状態にあるか否かを判定し、不感領域を設定する部分である。
すなわち、握り検出管理部13は、上記した判定部と、不感領域設定部に相当する。
握り検出管理部の一機能である判定部は、端部接触検出部19によって検出された検出状態が、誤入力が発生するおそれのある端部接触状態であるか否かを判定する部分である。
また、不感領域設定部は、上記判定の結果、端部接触状態であると判定された場合、接触が検出された端部の近傍の表示画面に、接触入力を無効とする不感領域を設定する部分である。
何らかの接触があることが検出された場合、接触状態の判定のために、端部接触検出部19から取得した情報を利用して、接触位置(領域)と、接触面積と、接触時間とを測定する。
そして、検出された端部近傍のタッチパネルへの接触領域が、測定された接触位置、接触面積および接触時間に対する所定の基準条件を満たす場合は、判定部が、現在の状態は、上記のような誤入力が発生するおそれのある端部接触状態であると判定する。
また、たとえば、タッチパネルへの接触領域の接触面積が、所定の面積値以上であり、かつ接触領域に継続的に接触している時間が、所定の時間以上である場合、その端部接触が原因となって、ユーザの入力操作が誤検出されるおそれがあるので、端部接触状態にあると判定する。
端部接触状態にあると判定された場合、その接触を検出した端部の近傍にある表示部の表示画面の一定の領域を、接触入力を無効とする不感領域として設定し、不感領域データ38を記憶する。この不感領域データ38は、表示管理部12と、タッチ通知管理部14とに与えられる。
タッチ通知管理部14は、タッチパネル20の入力部18に接触入力された場合に、入力部18から、その接触された入力位置に関する情報(実タッチ位置情報36)を取得して、その入力位置に関する情報をアプリケーションプログラム等の上位プログラムに与える部分である。
入力位置に関する情報は、フレームワーク部16を介して、アプリケーションプログラム15に与えられる。
一般的には、不感領域が設定されていない場合は、ユーザが実際に入力した表示位置を示す実タッチ位置情報36が、そのままフレームワーク部16に送られる。
ただし、この発明では、不感領域が設定されている場合は、表示部17に表示される表示データは変形されて表示されている。したがって、接触入力が、不感領域が設定されかつ表示変更部によって変更された後の表示データが表示された表示部の表示画面に対して行われた場合、変更した量に相当する補正処理をして、変形される前の通常の表示位置がタッチ入力された場合の補正位置情報37を生成する。
すなわち、接触された入力位置を示す実タッチ位置情報36を、不感領域が設定されていない表示部の表示画面に変更される前の表示データを表示した場合の入力位置に関する情報(補正位置情報37)に補正する。
そして、この補正位置情報37を、入力位置に関する情報として、上位プログラムであるフレームワーク部16に送信する。
このように、補正位置情報37は、表示データを変形しないで表示した場合に、タッチ入力された位置の情報を示しているので、アプリケーションプログラム15とフレームワーク部16は、表示データが変形されているか否かを確認する必要はなく、従来から用いられているアプリケーションプログラム15やフレームワーク部16のプログラムを、新たに作成し直す必要はない。
すなわち、従来のアプリケーションプログラム15やフレームワーク部16を、変形表示に対応させて変更する必要はなく、新たにアプリケーションプログラムを作成する場合は、変形表示を考慮する必要がない。
また、アプリケーションプログラムにおいて、表示部に表示すべき表示データを作成するとき、当初から誤入力を防止することを意図して作成する必要がなく、表示部の表示画面全体を接触入力領域として有効活用することができるように、表示データを作成すればよい。
記憶部31は、この発明の各種機能を実行するときに利用される情報、設定情報、プログラム等を記憶しておく部分であり、ROM、RAM、フラッシュメモリなどの半導体記憶素子、HDD、SSDなどの記憶装置、その他の記憶媒体が用いられる。
この記憶部31には、主として、接触検出データ32、実タッチ位置情報36、補正位置情報37、不感領域データ38、変形設定情報39、変形前表示データ40、変形後表示データ41などが記憶される。
接触検出データ32は、握り検出管理部13によって測定されるデータである。このデータ32は、端部接触検出部19から出力されるTE2の端部に関する接触検出位置を示す情報(接触検出情報)を利用して測定される。
接触検出データ32は、たとえば、接触位置33、接触面積34、接触時間35から構成される。
接触位置33は、1点だけでなく、多数の点が含まれる領域を示すデータ(たとえば、XY座標値)の集合であり、接触されている端部の領域が特定される。
また、TE1の筐体の端部だけでなく、タッチパネル20から得られた表示画面上の接触領域のデータも含まれる。
接触面積34は、接触位置によって求められる2次元的な領域の面積を示すものである。
たとえば、この接触面積34が所定の面積値以上となった場合に、原則として、誤入力が発生するおそれのある端部領域が接触されている状態(端部接触状態)となっていると判定する。この端部領域は、筐体の端部と、その端部の近傍のタッチパネルの部分を含む。
接触時間35は、端部接触状態が継続している時間を測定したものである。
たとえば、接触時間35が、所定の設定時間(たとえば、10秒間)以上となっている場合に、端部接触状態が発生したと判定する。接触時間が、たとえば設定時間よりも短い1秒間程度の短い時間だけ端部に接触していたとしても、誤入力が発生するおそれがあるために表示データを変形する必要があるような端部接触状態であるとは判定しない。
これらの接触検出データ32は、不感領域データ38を生成するときに用いられる。
実タッチ位置情報36は、ユーザがタッチパネル20の所望の位置に接触した場合に、その接触した位置に対応した表示部17の表示画面上の位置座標を示したものである。
この情報36は、表示画面に表示される表示データの内容とは無関係に決定される。
実タッチ位置情報36は、タッチパネル20の入力部18から出力され、タッチ通知管理部14に与えられる。
補正位置情報37は、不感領域が設定され変形表示がされていた場合に、実タッチ位置情報36を、変形表示がされていなかったときの本来の表示位置を示す情報に補正した後の位置座標を示したものである。
言いかえれば、補正位置情報37は、変形表示がされていない表示データが表示画面に表示されているとした場合に、接触入力された表示画面上の位置座標を示している。
不感領域が設定されず、アプリケーションプログラム15等から与えられた表示データがそのまま表示されている場合は、接触入力された実タッチ位置情報36が、タッチ通知管理部14からフレームワーク部16に与えられる。
一方、不感領域が設定されて、アプリケーションプログラム15等から与えられた表示データが変形表示されている場合は、実タッチ位置情報36を補正した補正位置情報37が、タッチ通知管理部14からフレームワーク部16に与えられる。
不感領域データ38は、不感領域の位置を示すデータである。不感領域は後述するように、握り検出管理部13によって生成される。
図3に、不感領域と変形表示状態の一実施例の説明図を示す。
図3(a)は、変形表示をしない通常表示状態の表示画面例を示している。ここでは、表示部17に、12個のアプリ表示アイコン22を表示した画面を示している。
この表示状態において、たとえば、「A1」のアイコン22の表示領域に接触すると、その「A1」のアイコンに予め対応付けられているアプリケーションプログラム15が起動される。
図3(b)は、ユーザがTE1を手でつかんだ場合に、TE1の左側端部とこの左側端部近傍の表示部17に、手の一部分が接触している接触状態となった場合の変形表示状態の表示画面例を示している。
この場合、図3(b)に示すように、表示部17の左側端部近傍の長方形領域が、不感領域23として設定されている。
この不感領域23に、ユーザがもう一方の指で接触する入力操作をしても無効とされる。
また、この不感領域を除く表示部17の表示画面の残りの領域(正感領域)に、図3(a)に表示していたのと同じ12個のアプリ表示アイコン22を表示している。
このとき、表示面積の小さい正感領域に12個のアイコン22を表示するために、各アイコンを、左右方向の長さを小さくして上下方向に細長い形状に変形して表示する。
図3(b)においても、変形後の「A1」の表示アイコンの表示領域に接触すると、その「A1」のアイコンに予め対応づけられているアプリケーションプログラム15が起動される。
ただし、図3(a)と図3(b)では、同じ「A1」のアイコンの表示領域に接触したとしても、実際に接触入力された表示位置は異なるので、タッチパネルから出力される実タッチ位置情報36は異なる。
図3(b)の変形表示状態の場合、その実タッチ位置情報36は、そのままフレームワーク部16に送られることはなく、所定の補正を行った補正位置情報37を生成した後、その補正位置情報37が、フレームワーク部16に送信される。
この補正位置情報37は、図3(a)の通常表示状態のときに接触された表示位置に相当するものである。
図4に、不感領域と、右方向移動表示状態の一実施例の説明図を示す。
図4(a)は、図3(a)と同一の通常表示状態の表示画面である。
図4(b)は、図3(b)と同様に不感領域を設定した表示画面を示している。ただし、図3(b)と異なり、12個のアイコン22を、変形することなく、同一のサイズのまま、右方向へ移動した表示画面を示している。
この場合、12個のアイコン22のうち、右側の4つのアイコン(A3,A6,A9,A12)の右端の一部分が表示部17からはみ出た状態で表示されている。
このようにはみ出た状態の4つのアイコンも、接触入力が可能な程度の表示領域が残っている場合は、接触入力することにより、そのアプリケーションを起動させることができる。
また、図4(b)の場合、各アイコンは、図4(a)に比べて、全体的に右方向へ一定距離だけ移動しているので、同じ「A1」のアイコンに接触入力しても、図4(a)と図4(b)とでは、実際に接触入力される表示位置は異なる。
したがって、両表示状態において、タッチパネルから出力される実タッチ位置情報36は異なる。
図4(b)の場合は、実タッチ位置情報36から、右方向へ移動したのと同一の長さ分だけ、左方向に補正した補正位置情報37を生成する。この補正位置情報37は、図4(a)の表示状態で接触入力された場合の実タッチ位置情報に相当する。
図4(b)の場合も、図3(b)と同様に、補正位置情報37が、フレームワーク部16に送信される。
図3と図4に、2つの不感領域と変形等の表示状態の例を示したが、設定される不感領域の大きさ、位置、形状はこれらに限るものではなく、また、変形方法も、これらに限るものではない。
ユーザが端部に接触する面積や位置、あるいはユーザの握り方等によって、不感領域が設定される位置、大きさ、形状を異ならせてもよい。
さらに、アイコンを変形する場合は、図3(b)のように一方向の長さを変形するのではなく、アイコン全体のサイズを縮小してもよく、3次元的なデザインに変形したり、アイコンの形状や表示位置を変更してもよい。
また、図4(b)の場合は左端部の近傍に不感領域を設定したので、アイコンを右方向へ移動させたが、不感領域を設定する位置に対応させて、上下左右のいずれかに、アイコンを移動させればよい。
図1において、変形設定情報39は、変形表示をする場合に利用する情報を予め記憶したものである。
たとえば、図3(b)のように、アプリ表示アイコン22を変形させるために、変形する割合(たとえば、X方向変形率)が記憶されている。この変形率は、不感領域のX方向の幅などによって変化する。
また、図4(b)のように、表示データ全体を移動させるために、移動させる長さ(たとえば、X方向移動量)が記憶されている。この移動長さも、不感領域のX方向の幅によって変化する。
さらに、これ以外の変形表示の方法が採用される場合は、その変形方法に対応した基準設定情報などが記憶される。
変形前表示データ40は、表示画面を変形する前の表示データを意味し、アプリケーションプログラム15などから与えられる表示データそのものに相当する。変形表示を行わない場合は、このデータ40が、そのまま表示部17に表示される。
変形後表示データ41は、変形表示を行う場合に、表示管理部12によって生成される表示データであり、不感領域を除いた正感領域に、アプリケーションプログラム15などから与えられた表示データが表示できるように、所定の変形を加えたデータである。
図2に、図1に示した機能ブロックの関係説明図を示す。
上記したように、アプリケーションプログラム15は、フレームワーク部16に対して情報の送受信を行う。たとえば、アプリケーションプログラム15は、フレームワーク部16から与えられる入力位置を解析して、その入力位置に対応した機能を実行し、その機能に基づいた情報(たとえば描画要求)をフレームワーク部16に送信する。
また、フレームワーク部16は、アプリケーションプログラム15の他に、タッチ通知管理部14および表示管理部12と、情報の通信を行う。
したがって、アプリケーションプログラム15から、直接、表示管理部12、握り検出管理部13、タッチ通知管理部14に対しては、情報の送受信は行われず、フレーム管理部16を介して情報の送受信が行われる。
また、ユーザがタッチパネル20に接触した場合、入力部18からその入力位置の情報(実タッチ位置情報36)がタッチ通知管理部14に送られ、その入力位置の情報がフレームワーク部16に送られる。
ただし、不感領域が設定されず変形表示が行われない場合は、実タッチ位置情報36がフレームワーク部16に送信されるが、不感領域が設定されたために変形表示が行われた場合は、補正位置情報37が入力位置の情報として、フレームワーク部16に送信される。
アプリケーションプログラム15から描画要求などの表示に関する情報がフレームワーク部16に送られた場合、フレームワーク部16は、表示データを表示部17に表示させるための表示要求を、表示管理部12に送る。
表示管理部12は、この表示要求を受信すると、表示要求に含まれる表示データを、表示部17に表示させる。
ただし、不感領域が設定されている場合は、表示データをそのまま表示させるのではなく、表示データに所定の変形処理を行った後、不感領域を除いた正感領域に表示させる。
ユーザがTE1の端部に接触すると、接触センサ21から、接触したことを示す位置信号が端部接触検出部19に送られる。
端部接触検出部19は、この位置信号に基づいて、上記したような接触検出情報を生成して、握り検出管理部13に送信する。
握り検出管理部13は、接触検出情報を受信すると、上記したような接触検出データ32を測定して、現在端部接触状態になっているか否かを判定する。
端部接触状態となっていると判定された場合は、不感領域を設定して、不感領域の位置や形状を示す不感領域データを生成して、表示管理部12とタッチ通知管理部14に与える。
表示管理部12は、上記したように、不感領域を考慮して表示データの表示を行い、タッチ通知管理部14は、不感領域が設定されている場合は、実タッチ位置情報を補正した補正位置情報を生成する。
<不感領域と正感領域の説明>
図7に、不感領域と正感領域の一実施例の説明図を示す。
図7(a)は、図3(a)に示した通常表示状態と同じ表示状態の一部分を示している。ここで、表示部17の左上位置を表示位置を決める基準点(原点P0)とする。
表示部17の左右方向をX軸とし、上下方向をY軸とし、原点P0のXY座標を(X,Y)=(0,0)とする。
このとき、アイコン「A1」の表示領域内の点P1に接触されたとすると、このP1の位置を示す位置座標P1(X1,Y1)が実タッチ位置情報36として、タッチパネル20から出力される。
図7(b)は、不感領域23と、正感領域24の一実施例を示している。
表示部17の原点P0とXY座標は、図7(a)と同一である。ここで、ユーザが、表示部17の表示画面の左側端部の一部分に、接触したとする。図7(b)に示す端部接触領域25が、ユーザが接触した領域であったとする。
このとき、表示部17の左端(X=0)から右方向に、距離mだけ離れた位置(X=m)までの範囲に、端部接触領域25が形成されていたと検出される。
したがって、検出された端部接触領域25そのものを、不感領域と設定してもよい。
ただし、端部接触領域25は、小さな面積の場合や、移動する場合もあるので、この領域25のみを不感領域とするのではなく、図7(b)に示すように、表示部17の左端から、mだけ離れた部分の長方形領域を、不感領域23に設定してもよい。
このように、端部接触領域25を拡大して、図7(b)の長方形領域を不感領域に設定した方が、その側から誤接触が発生していることと、そこを接触しても何もおこらないことをユーザーに想起させられる点で好ましい。
また、検出された端部接触領域25から、不感領域を設定する方法としては、図7(b)のように、長方形領域へ拡大設定するものに限定されるものではない。
その他の不感領域を設定する方法としては、たとえば、次のようなものがある。
たとえば、誤接触を検出するセンサーからの検出電位の大きさから不感化すべき面積・大きさを求め、それを不感領域として設定する。
また、端末の傾きから端末の持ち方・持ち手を類推し、そこから不感化すべき面積を不感領域として設定してもよい。
図7(b)の場合、不感領域23が設定されると、表示部17の残りの表示領域が正感領域24となる。
図7(a)に示した点P1が不感領域に属しているとすると、図7(b)において、不感領域が設定された後は、この点P1に接触したとしても、その接触入力は無効となり、受け付けられない。
一方、正感領域24に属する点P2に接触した場合は、その接触入力は有効となり、その入力位置に対応した機能があれば、その機能が実行される。
また、図7(b)のように、不感領域が設定されたとすると、図3(b)や図4(b)に示したように、表示データが変更されて表示される。
<補正位置情報の説明>
図5に、図3と同様に変形表示された場合に行われる補正処理の説明図を示す。
図5(a)は、図3(a)と同様に、表示アイコン22が通常表示された状態を示している。このとき、点P1が接触された場合、実タッチ位置情報36は、P1(X1,Y1)となる。
図5では、表示部17の左右方向の幅をWとする。
図5(b)は、左右方向の幅がmの不感領域23を設定した変形表示状態を示している。
このとき、表示部17の残りの左右方向の幅が(W−m)の正感領域に、表示アイコン22が変形表示される。
図5(b)の変形表示状態において、アイコンが表示される表示領域(正感領域)の左右方向の幅は、WからW−mに変更されている。
この比率と同じ縮小率で、各アイコンの左右方向の幅を変形したとすると、X軸方向の変形率は、(W−m)/Wである。ただし、Y軸方向の変形はしないものとする。
図5(b)の表示アイコン「A1」に注目し、図5(a)の表示状態で表示されていた点P1(X1,Y1)の位置に対応する点が、図5(b)の点P2(X2,Y2)であったとする。
図5(b)の表示状態で、点P2の位置が接触されたとすると、このときの実タッチ位置情報36は、(X2,Y2)となる。
X方向の変形率を考慮すると、P1(X1,Y1)とP2(X2,Y2)との座標の関係は、次式(F1)のようになる。
X2=X1*(W−m)/W+m …… (式F1)
Y2=Y1
したがって、図7(b)の実タッチ位置情報であるP2の座標(X2,Y2)を、図7(a)の実タッチ位置情報のP1の座標(X1,Y1)に戻すためには、上記式(F1)から求めた次のような次式(F2)による補正を行えばよい。
X1=(X2−m)*W/(W−m) …… (式F2)
Y1=Y2
すなわち、図7(b)で検出された実タッチ位置情報36であるP2(X2,Y2)の座標値を上記式(F2)に代入することにより、P1(X1,Y1)に戻すことができる。
上記式(F2)により求めた座標(X1,Y1)が、補正位置情報37に相当する。
図6に、図4と同様に右方向移動を行った場合の補正処理の説明図を示す。
図6(a)は、図5(a)と同一の通常表示状態を示している。
図6(b)は、表示部17の左端に不感領域を設定し、すべての表示アイコンを右方向に平行移動した表示状態を示している。ここで、不感領域の左右方向の幅をmとし、表示アイコンの右方向移動量もmとする。上下方向の移動はないものとする。
図6(b)において、表示アイコン「A1」の接触位置をP2(X2,Y2)とすると、この場合の実タッチ位置情報36は、P2(X2,Y2)となる。
図6(b)では、各アイコンは、図6(a)の表示状態から距離mだけ右方向に移動しているので、P2(X2,Y2)が、図6(a)のP1(X1,Y1)と対応する点であったとすると、次式(F3)の関係が成り立つ。
X2=X1+m …… (式F3)
Y2=Y1
したがって、図6(b)の実タッチ位置情報P2(X2,Y2)を、図6(a)の通常表示状態での実タッチ位置情報P1(X1,Y1)に戻すためには、上式(F3)から求めた次式(F4)による補正を行えばよい。
X1=X2−m …… (式F4)
Y1=Y2
すなわち、図6(b)の表示状態で検出された実タッチ位置情報36であるP2(X2、Y2)の座標値を、上記式(F4)に代入することにより、通常表示状態に対応する実タッチ位置情報のP1(X1,Y1)に戻すことができる。
図6(b)の場合、上式(F4)で求めた座標(X1,Y1)が、補正位置情報37に相当する。
また、表示管理部12が通常表示状態に対応した表示データ(変形前表示データ)を受信して、変形表示状態の表示画面に、その表示データを表示させる場合は、上記式(F1)あるいは式(F3)のような座標変換を行って、変形前表示データから変形後表示データを生成し、この変形後表示データを表示部17に表示させる。
<ユーザ入力操作に基づく表示処理>
図8に、この発明のユーザ入力操作に基づく表示処理の一実施例の概略フローチャートを示す。
ここでは、図3(b)や図4(b)のように、ユーザがTE1を手でつかんだとき、手の一部分が端部に接触したため、不感領域が設定され、変形表示状態となった表示画面に対して、ユーザが、所望の入力操作を行った場合に、その入力操作に対応した表示処理を実行するまでの一連の概略処理について説明する。
この一連の処理は、図2で説明した各機能ブロック間で行われるデータの送受信に関係する。
まず、図3(b)の変形表示状態において、ユーザが表示画面に表示されている表示アイコン22のうち、所望のアイコンが表示されている表示領域に接触(タッチ入力)したとする。すなわち、ユーザは、その所望のアイコンに対応づけられたアプリケーションプログラムを起動させるための入力操作をしたとする。このとき、以下の処理が実行される。
図8のステップS1において、タッチ通知管理部14は、タッチパネル20の入力部18からの入力位置情報を受信することにより、ユーザの入力操作を検出する。
受信した入力位置情報は、ユーザが実際に接触した位置を示す実タッチ位置情報36として取得される。
ただし、表示画面は変形表示状態なので、取得された実タッチ位置情報36は、図3(b)の変形表示画面に対する情報であって、図3(a)の通常表示状態の表示画面に対して接触入力された位置を示す実タッチ位置情報とは異なる。
そこで、ステップS2において、タッチ通知管理部14は、握り検出管理部13から、現在設定されている不感領域データ38を取得し、変形設定情報39を用いて、ユーザが接触した入力位置の情報(実タッチ位置情報36)を補正する。
ここでは、図5に示したような変形表示状態に対する補正が行われ、実タッチ位置情報36から補正位置情報37を生成する。
上記したように、この補正位置情報37が、図3(a)の通常表示状態に対する実タッチ位置情報である。
ステップS3において、タッチ通知管理部14は、フレームワーク部16に、補正位置情報37を送信する。
フレームワーク部16は、現在の表示状態が、変形表示状態にあるか否かについては認識していないので、受信した補正位置情報37は、図3(a)の通常表示状態に対する入力位置の情報として処理される。
ステップS4において、フレームワーク部16は、アプリケーションプログラム15に対して、受信した補正位置情報37を、ユーザの入力位置を示す情報として送信する。
アプリケーションプログラム15も、現在変形表示状態にあるか否かについては認識しておらず、フレームワーク部16から送信された入力位置情報は、図3(a)の通常表示状態に対するものとして処理される。
ステップS5において、アプリケーションプログラム15は、受信したユーザの入力位置情報を解析し、その入力位置が、通常表示状態で表示されているどの位置のアプリ表示アイコン22に対応しているかを判断する。
そして、入力位置に対するアプリ表示アイコン22が特定されると、そのアイコン22に対応するアプリケーションプログラムを起動させ、その起動に伴って表示部17に表示すべき表示データがある場合は、その表示データの表示要求を行う。
すなわち、ステップS5において、アプリケーションプログラム15は、フレームワーク部16に、表示データを含む描画要求を送信する。
ステップS6において、フレームワーク部16は、受信した描画要求を解析し、表示部17に表示すべき表示データを取得して、表示管理部12に、取得した表示データを含む表示要求を送信する。
この表示要求に含まれる表示データは、通常表示状態に対応する表示データであり、変形前表示データ40に相当する。すなわち、表示管理部12は、受信した表示要求に含まれる表示データを変形前表示データ40として一時記憶する。
ステップS7において、表示管理部12は、表示要求された表示データを表示部17に表示させる。ここで、もし通常表示状態である場合には、変形前表示データ40として記憶されている表示データを、そのまま表示する。
しかし、現在変形表示状態であるので、握り検出管理部13から取得した不感領域データ38を利用して、受信した表示データを、変形表示状態の表示画面に対応したものに変換する。
すなわち、変形後表示データ41を生成し、この変形後表示データ41を、表示部17に表示させる。これにより、表示要求された表示データが、不感領域が設定された変形表示状態の表示画面に、所定の変形を行った状態で表示される。
その後、ステップS1へ戻り、同様にユーザ入力操作があり、新たな表示要求があれば、ステップS1からS7の処理が繰り返し実行されて、変形表示状態に対応した表示が行われる。
<タッチ通知管理部の処理>
図9に、タッチ通知管理部によって行われる処理の一実施例のフローチャートを示す。これは、主として、図8に示したステップS1、S2およびS3に対応するものである。
ステップS21において、タッチ通知管理部14は、ユーザによるタッチパネル20を利用したタッチ入力があったか否かを確認する。すなわち、タッチパネルの入力部18から入力位置情報が受信されたか否かをチェックする。
ステップS22において、確認の結果、タッチ入力があれば、ステップS23へ進み、タッチ入力がなければステップS21へ戻る。
ステップS23において、タッチパネルから送信されてきた入力位置情報を、実タッチ位置情報36として取得し、記憶する。
ステップS24において、握り検出管理部13が不感領域を設定している場合には、握り検出管理部13から不感領域データ38を取得する。
ステップS25において、不感領域データが取得されたか否かをチェックし、不感領域データがあればステップS26へ進み、なければステップS30へ進む。
不感領域データがない場合は、現在通常表示状態にあると判断されるので、ステップS30において、フレームワーク部16に、取得した実タッチ位置情報36を、そのまま送信し、ステップS21へ戻る。
ステップS26において、不感領域データがある場合は、現在不感領域が設定された変形表示状態の表示画面が表示されているので、取得された実タッチ位置情報36が示す位置が、設定された不感領域内にあるか否かをチェックする。
ステップS27において、ユーザがタッチ入力した位置(実タッチ位置情報36)が、不感領域内である場合は、そのタッチ入力は無効と判断され、タッチ入力はなかったものとして、ステップS21へ戻る。
一方、ステップS27において、タッチ入力した位置が不感領域内でないと判断された場合は、ステップS28へ進む。
ステップS28において、現在変形表示状態にあるので、実タッチ位置情報36の座標を補正し、補正位置情報37を生成する。これにより、変形表示状態に対してタッチ入力された位置の情報(実タッチ位置情報36)が、通常表示状態に対してタッチ入力された位置の情報(補正位置情報37)に変更される。
ステップS29において、フレームワーク部16に、生成された補正位置情報37を送信し、ステップS21へ戻る。
これにより、ユーザがタッチパネルにおいてタッチ入力した位置に関する情報が、フレームワーク部16に送信される。
このとき、表示画面が通常表示状態か変形表示状態であるかに依存せずに、常に、通常表示状態の表示画面が表示されているときに、タッチ入力された位置に関する情報が、フレームワーク部16に送信される。
<表示管理部の処理>
図10に、表示管理部によって行われる処理の一実施例のフローチャートを示す。
これは、主として、図8に示したステップS7の詳細内容に対応するものである。
ステップS41において、表示管理部12は、フレームワーク部16から、表示要求を受信したか否かを確認する。
ステップS42において、表示要求を受信した場合は、ステップS43へ進み、受信していない場合は、ステップS41へ戻る。
ステップS43において、表示要求に含まれる表示データを、変形前表示データ40として取得し、一時記憶する。
ステップS44において、握り検出管理部13が不感領域を設定している場合は、握り検出管理部13から、不感領域データを取得する。
ステップS45において、不感領域データが取得された場合はステップS46へ進み、取得されなかった場合はステップS48へ進む。
ステップS48において、不感領域データが取得されなかった場合は、不感領域が設定されていない通常表示状態の表示画面を表示すべきなので、一時記憶された変形前表示データ40を、そのまま表示部17に表示させ、ステップS41へ戻る。
一方、ステップS46において、不感領域データが取得された場合は、現在ユーザがTE1を持っている状態が、不感領域を設定すべき状態であるので、設定された不感領域を除いた正感領域に、表示要求された表示データを表示するために、変形前表示データを所定の変形設定情報39に基づいて変更して、変形後表示データ41を生成する。
ステップS47において、生成された変形後表示データ41を、表示部17に表示させ、ステップS41へ戻る。
これにより、表示要求された表示データを、現在の表示状態(通常表示状態、または変形表示状態)に対応させて、表示部17に表示させることができる。
<握り検出管理部の処理>
図11に、握り検出管理部によって行われる処理の一実施例のフローチャートを示す。ここでは、端部接触検出部19から取得される情報に基づいて端部接触状態にあるか否かを判断し、端部接触状態にあると判断された場合は、不感領域を設定する不感領域データを生成し、記憶する。
ステップS61において、TE1の端部が接触されていることを検出しているか否かを確認する。ここでは、たとえば、端部接触検出部19から接触があることを意味する接触検出情報が送られてくるか否かをチェックする。
ステップS62において、接触検出情報が受信された場合は端部接触があると判断し、ステップS63へ進み、受信されていない場合は、ステップS61へ戻る。
ただし、ユーザのTE1の握り方は変化する場合があると考えられるので、1回の判断で、端部検出の有無を判断するのではなく、一定時間以上継続して情報が受信されるか否かをチェックした方がよい。
ステップS63において、端部接触検出部19から送られてくる情報を取得する。
取得される情報は、接触されている端部と、接触されている表示画面の位置に関する情報であり、接触されている部分が、一定面積を有する領域である場合は、その領域に含まれるすべての位置情報が取得される。
また、この情報の取得は、一時的な状態だけでなく、一定時間以上継続して行うものとする。
たとえば、図7(b)に示すように、一定時間以上継続して端部接触領域25の部分が接触されている場合、その領域に含まれるすべての位置情報が取得される。
ステップS64において、ステップS63で取得された情報を利用して、接触位置(X,Y)33と、接触面積34と、接触時間35を測定し、接触検出データ32として、記憶部31に記憶する。
ステップS65において、測定された接触検出データ32を解析して、不感領域を設定する必要のある端部接触状態にあるか否かを判定する。
この判定処理は、測定された3つの測定データ(接触位置33、接触面積34、接触時間35)が、予め設定された基準条件を満たすか否かによって行えばよく、その基準条件を満たす場合は、誤入力が発生するおそれのある端部接触状態にあると判断する。
たとえば、接触位置33については、特定辺・位置の画面端付近を接触している、のような基準条件を満たすか否かを判断する。
また、接触面積34については、たとえば、測定された接触面積・圧力・検出電圧が一般的な指による操作時の面積・圧力・静電電圧よりも相応に大きい、等の基準条件を満たすか否かを判断する。
さらに、接触時間35については、たとえば、一般的な操作よりも相応に長く静止し続けている(操作のために接触させているのではなく、端末保持のために接触してしまっている)、等のような基準条件を満たすか否かを判断する。
そして、各測定データについて、それぞれの基準条件を満たす場合は、誤入力が発生するおそれがあると考え、不感領域を設定すべき端部接触状態にあると判定する。
たとえば、一つの例として、画面左端の下側に、直径3cm程度の接触面積が、5秒連続的に検出された、場合は、左手で左側から端末を握りこむような形で親指付け根のようなものが端部接触状態にあると判定する。
ステップS66において、端部接触状態と判定された場合は、ステップS67へ進み、そうでない場合はステップS61へ戻る。
端部接触状態にないと判定されてステップS61に戻る場合、もし不感領域データ38が生成されていた場合は、その不感領域データ38を消去する。
ステップS67において、測定された接触位置(X,Y)と、接触面積34や圧力・静電電圧等を用いて誤接触中及び以降誤接触が発生しうる領域・面積を求め、不感領域を設定し、ステップS61へ戻る。
たとえば、図7(b)に示すように、端部接触領域25が測定された場合は、その領域25を含むような長方形領域が不感領域23として設定される。
この設定された不感領域を特定する不感領域データ38が生成され、記憶部31に記憶される。
この記憶された不感領域データ38は、上記したように、表示管理部12とタッチ通知管理部14が、それぞれ表示データの表示処理と入力位置の補正処理を行うときに利用される。
以上のようにして、誤入力が発生するおそれのある端部接触状態であるか否かが判定され、不感領域が設定される。
不感領域が設定された場合は、図3(b)や図4(b)に示すように、表示画面が変更されるので、端部への接触が誤入力とならないようにして、その後のタッチパネルを利用した接触入力を継続することができる。
また、表示画面を変形表示させることにより、誤接触によるユーザが意図しない入力操作が行われる可能性があることを、ユーザは視覚的に認識することができる。
さらに、アプリケーションプログラムでは、誤入力が発生するおそれのある端部接触を考慮した表示データを作成する必要はなく、表示画面全体を有効利用した表示データを作成すればよい。
たとえば、表示部17の端部近傍に、接触入力可能なアイコンを表示するような表示データを作成していたとしても、実際に端部接触が生じて誤入力が起こるような端部接触状態では、不感領域が設定されて、端部近傍にアイコンが表示されないような変形表示等が行われるので、誤入力を防止できる。
また、不感領域が設定されている表示状態では、不感領域に接触入力しても、その接触は無効とされるので、ユーザが意図しないマルチタッチ操作が実行されるのを防止できる。
なお、図8から図11のフローチャート等では、不感領域が設定されたとき、主として、アイコンを変形する変形表示状態の表示画面を表示する場合について説明したが、これに限るものではなく、右方向移動表示状態やその他の変形処理を行った表示状態についても、同様に、端部接触が検出された場合の誤入力を防止できる。
1 情報端末
11 制御部
12 表示管理部
13 握り検出管理部
14 タッチ通知管理部
15 アプリケーションプログラム
16 フレームワーク部
17 表示部
18 入力部
19 端部接触検出部
20 タッチパネル
21 接触センサ
22 アプリ表示アイコン
23 不感領域
24 正感領域
25 端部接触領域
31 記憶部
32 接触検出データ
33 接触位置
34 接触面積
35 接触時間
36 実タッチ位置情報
37 補正位置情報
38 不感領域データ
39 変形設定情報
40 変形前表示データ
41 変形後表示データ

Claims (8)

  1. 筐体と、表示部および入力部が重ね合わせられたタッチパネルと、
    前記筐体の端部と、前記端部の近傍の前記タッチパネルに接触されていることを検出する端部接触検出部と、
    前記端部接触検出部によって検出された検出状態が、誤入力が発生するおそれのある端部接触状態であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定の結果、前記端部接触状態であると判定された場合、前記接触が検出された端部の近傍の表示部の表示画面に、接触入力を無効とする不感領域を設定する不感領域設定部と、
    前記不感領域が設定されている場合、前記表示部に表示すべき表示データを、前記不感領域を除いた表示部の表示画面に表示するように、前記表示データを変更する表示変更部とを備えたことを特徴とする情報端末。
  2. 前記判定部は、
    前記検出された前記端部近傍のタッチパネルへの接触領域が、その接触位置、接触面積および接触時間に対する所定の基準条件を満たす場合は、前記端部接触状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記判定部は、
    前記タッチパネルへの接触領域の接触面積が、所定の面積値以上であり、かつ前記接触領域に継続的に接触している時間が、所定の時間以上である場合、前記端部接触状態であると判定することを特徴とする請求項2に記載の情報端末。
  4. 前記タッチパネルの入力部に接触入力された場合に、その接触された入力位置に関する情報を、上位プログラムに与えるタッチ通知管理部をさらに備え、
    前記接触入力が、前記不感領域が設定されかつ前記表示変更部によって変更された後の表示データが表示された表示部の表示画面に対して行われた場合、
    前記タッチ通知管理部は、
    前記接触された入力位置を示す実タッチ位置情報を、
    前記不感領域が設定されていない表示部の表示画面に変更される前の表示データを表示した場合の入力位置に関する情報に補正して、上位プログラムに与えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の情報端末。
  5. 上位プログラムから表示データを含む表示要求を取得した場合に、その表示データを前記表示部に表示させる表示管理部をさらに備え、
    前記不感領域設定部によって前記不感領域が設定されている場合、
    前記表示管理部は、前記取得した表示データを前記不感領域を除いた表示部の表示画面に表示するように、前記表示変更部によって前記表示データを変更させ、変更後の表示データを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の情報端末。
  6. 前記表示変更部は、
    前記不感領域を除いた表示部の表示画面に、前記表示部に表示すべき表示データがすべて表示されるように、前記表示データを変形または縮小することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の情報端末。
  7. 前記表示変更部は、
    前記表示部に表示すべき表示データを所定の方向に平行移動させ、前記不感領域を除いた表示部の表示画面に、前記表示データの一部分が表示されない状態で表示させるように、前記表示データの表示位置を変更することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の情報端末。
  8. 前記上位プログラムは、アプリケーションプログラムあるいはフレームワーク部であることを特徴とする請求項4または5に記載の情報端末。
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