JP2014052617A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 間隔をあけて配置された複数の第１電極、前記第１電極に対向して設けられた第２電極、ならびに前記第１電極と前記第２電極の間に配置された有機化合物層、を含んで構成された複数の有機ＥＬ素子と、前記複数の有機ＥＬ素子を駆動する駆動回路とを有し、前記有機化合物層は、少なくとも一部が、前記複数の第１電極にまたがって連続して形成された発光装置であって、
   前記駆動回路が、前記複数の有機ＥＬ素子に、各々の発光輝度に応じた電流と発光閾値以下の電圧とを周期的に切り替えて供給することを特徴とする発光装置。
2. 前記駆動回路が前記電流を供給する期間の長さは、前記駆動回路が、前記有機ＥＬ素子の１つを発光させ、かつ前記有機ＥＬ素子に隣接する有機ＥＬ素子を消灯させる電流の供給を開始してから、前記隣接する有機ＥＬ素子の前記第１電極と前記第２電極の間の電圧が前記有機ＥＬ素子の発光閾値を越えるまでの時間より短いことを特徴とする請求項１に記載の発光装置。
3. 前記有機化合物層によって生じる隣り合う前記第１電極間の抵抗が前記第１電極と前記第２電極の間の抵抗より小さいことを特徴とする請求項１または２に記載の発光装置。
4. 前記第１電極が行列をなして複数配置されており、前記駆動回路が、前記第１電極の行に沿って設けられた複数の走査線と、前記第１電極の列に沿って設けられた複数のデータ線と、前記第１電極に接続された複数の画素回路と、前記第２電極に接続された共通電源とを含み、前記走査線に行ごとに順次選択信号が与えられて、前記データ線の電圧が選択された行の前記画素回路にデータ信号として書き込まれ、前記電流を供給する期間に、前記有機ＥＬ素子に前記データ信号に応じた電流が供給されることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載の発光装置。
5. 前記画素回路が、電源と前記第１電極の間にソースとドレインが直列に配置された駆動トランジスタと、前記駆動トランジスタのゲートに接続された保持容量と、前記保持容量と前記データ線の間に接続され、前記走査線の信号によって制御されるスイッチとを含むことを特徴とする請求項４に記載の発光装置。
6. 前記電圧が供給される期間に、前記第１電極の電位が、前記第２電極の電位に近づく方に変化することを特徴とする請求項１ないし５のいずれか１項に記載の発光装置。
7. 前記電圧が供給される期間に、前記第２電極の電位が、前記第１電極の電位に近づく方に変化することを特徴とする請求項１ないし５のいずれか１項に記載の発光装置。
8. 前記駆動回路は、前記有機ＥＬ素子に駆動電流として、三角波、正弦波、矩形波のいずれかを供給することを特徴とする請求項１ないし７のいずれか１項に記載の発光装置。
9. 前記複数の第１電極にまたがって連続して形成された前記有機化合物層が、発光層であることを特徴とする請求項１ないし８のいずれか１項に記載の発光装置。
10. 前記複数の第１電極にまたがって連続して形成された前記有機化合物層が、発光層と前記第１電極の間にある電荷輸送層であることを特徴とする請求項１ないし８のいずれか１項に記載の発光装置。
11. 請求項１ないし１０のいずれか１項に記載の発光装置と、前記発光装置を制御する制御回路とを有する表示装置。
12. 請求項１ないし１０のいずれか１項に記載の発光装置と、前記発光装置の発する光が照射される感光体とを有する電子写真プリンタ。
13. 間隔をあけて配置された複数の第１電極、前記第１電極に対向して設けられた第２電極、ならびに前記第１電極と前記第２電極の間に配置された有機化合物層、を含んで構成された複数の有機ＥＬ素子と、前記複数の有機ＥＬ素子を駆動する駆動回路とを有し、前記有機化合物層は、少なくとも一部が、前記複数の第１電極にまたがって連続して形成されている発光装置の駆動方法であって、
    前記駆動回路から前記複数の有機ＥＬ素子の各々に発光輝度に応じた電流を供給する期間と、前記駆動回路から前記複数の有機ＥＬ素子に発光閾値以下の電圧を供給する期間とを一定の周期で切り替えることを特徴とする発光装置の駆動方法。
14. 前記電流を供給する期間の開始後、前記有機ＥＬ素子に隣接し、前記駆動回路から電流の供給を受けない有機ＥＬ素子の前記第１電極と前記第２電極の間の電圧が前記有機ＥＬ素子の発光閾値電圧に達する時間より前に、前記電流を供給する期間を終了し、前記電圧を供給する期間を開始することを特徴とする請求項１３に記載の発光装置の駆動方法。
15. 前記第１電極が行列をなして複数配置されており、前記駆動回路が、前記第１電極の行に沿って設けられた複数の走査線と、前記第１電極の列に沿って設けられた複数のデータ線と、前記第１電極に接続された複数の画素回路と、前記第２電極に接続された共通電源とを含んでおり、
    前記走査線に行ごとに順次選択信号を与えて、選択した行の前記画素回路に、前記データ線の電圧をデータ信号として書き込み、前記電流を供給する期間に、前記有機ＥＬ素子に前記データ信号に応じた電流を供給することを特徴とする請求項１３または１４に記載の発光装置の駆動方法。
16. 前記電流を供給する期間と前記電圧を供給する期間を、前記選択信号に同期して切り替えることを特徴とする請求項１５に記載の発光装置の駆動方法。
17. 前記選択信号が全ての行の前記走査線に与えられる期間内に、各々の前記有機ＥＬ素子に対して前記電流を供給する期間と前記電圧を供給する期間を、それぞれ少なくとも１回、設けることを特徴とする請求項１５または１６に記載の発光装置の駆動方法。
18. 前記電流を供給する期間と前記電圧を供給する期間とを切り替える周期を、前記走査線に選択信号を与える期間の２以上の整数倍とすることを特徴とする請求項１５ないし１７のいずれか１項に記載の発光装置の駆動方法。
19. 前記電流を供給する期間が前記走査線の１つに前記選択信号を与える期間であり、前記電圧を供給する期間が、前記走査線とは異なる走査線に前記選択信号を与える期間であることを特徴とする請求項１５ないし１８のいずれか１項に記載の発光装置の駆動方法。
20. 前記走査線の１つに前記選択信号が与えられる期間内に、前記電流を供給する期間と前記電圧を供給する期間を設けることを特徴とする請求項１５に記載の発光装置の駆動方法。