JP2014052292A - 充電施設管理装置及び管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】停電エリア内で、充電可能な充電施設を特定することができる充電施設管理装置及び管理方法を提供する。
【解決手段】バッテリ15を充電する充電施設4を管理する充電施設管理装置において、停電エリアを特定する停電エリア特定手段と、充電施設4の使用履歴を含む充電施設4の充電情報を取得する充電情報取得手段と、停電エリアと、充電情報に基づいて、発電機能又は蓄電機能を有した自給自足型充電施設を特定する充電施設特定手段とを備え、充電施設特定手段は、停電中にバッテリ15を充電した充電施設4を、停電エリア内で特定した場合には、停電中にバッテリを充電した充電施設4を、自給自足型充電施設として特定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、充電施設管理装置及び管理方法に関するものである。
バッテリの充電を行う際において、目標充電エネルギや目標時刻から基本充電スケジュールを生成し、その一方で充電施設やネットワークや学習値から停電情報等を取得し、取得した停電情報等に基づいて充電を行う充電施設において停電となる停電予測時間帯を予測し、予測された停電予測時間帯に基づいて停電による電力供給の中断を考慮した停電用充電スケジュールを生成し、ユーザにより選択された基本充電スケジュール又は停電用充電スケジュールにより充電を実施する車載バッテリ充電支援装置が知られている(特許文献1)。
特開2011−196826号公報
しかしながら、上記の従来技術では、充電施設を含むエリアで停電が発生した場合には、当該充電施設を使用することができず、他の充電施設も含めて、充電可能な充電施設を特定することができない、という問題があった。
本発明は、停電エリア内で、充電可能な充電施設を特定することができる充電施設管理装置及び管理方法を提供する。
本発明は、停電エリアと、充電施設の充電情報に基づいて、発電機能又は蓄電機能を有した自給自足型充電施設を特定する充電施設特定手段を備え、停電中にバッテリを充電した充電施設が停電エリア内で特定した場合には、前記停電中にバッテリを充電した充電施設を、自給自足型充電施設として特定することによって上記課題を解決する。
本発明は、所定のエリア内で充電が発生した場合に、エリア内の充電施設の充電情報を取得するため、当該エリア内で停電中にバッテリに対して電力を供給している充電施設を把握することができ、その結果として、停電エリア内で、充電可能な充電施設を特定することができる。
本発明の実施形態に係る充電施設管理システムのブロック図である。 図1のシステムにおいて、地図上で特定される充電施設を説明するための概念図である。 図1の車両制御コントローラの制御手順を示すフローチャートである。 図1のサーバコントローラの制御手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る充電施設管理システムのうち、車両制御コントローラの制御手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る充電施設管理システムのうち、センタコントローラの制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
図1は、本発明の実施形態に係る充電施設管理システムのブロック図である。本例の充電施設管理装置は、車両及び電力会社から送信される情報に基づいて、停電エリア内の充電施設を管理する装置である。そして、本例の充電施設特定装置のシステムは、電気自動車又はプラグインハイブリッド自動車などの車両1と、車両を管理するセンタ2と、需要者に対する電力供給を管理する電力会社3との間で実行されるシステムである。
図1に示すように、本例の充電施設特定システムは、車両1と、センタ2と、電力会社3と、外部充電施設4とを有している。
車両1は、外部充電施設4により充電可能なバッテリを動力源とする車両であり、例えば、電気自動車、ハイブリッド車両、プラグインハイブリッド車両などである。車両1は、GPS受信器11と、送受信器12と、ディスプレイ13と、メモリ14と、バッテリ15と、充電器16と、充電用コネクタ17と、車両制御コントローラ100と、バッテリ制御コントローラ110と、充電制御コントローラ120とを備えている。なお、図1に示す車両1の構成は、車両1の複数の構成のうち一部の構成を示しており、車両1は、上記構成以外にモータ等を備えている。
GPS受信器11は、ナビゲーションシステムにおいて、車両1の位置を測位するための受信器であり、GPS衛星からの信号を受信するアンテナを有している。送受信器12は、センタ2との間で信号を送受信する通信器である。送受信器12は、例えば携帯電話用の電話回線を用いている。
ディスプレイ13は、車室内に設けられ、地図情報や充電施設の情報等を表示することで、乗員に対して情報を提示するためのディスプレイである。また、ディスプレイ13は、停電エリアの情報なども表示することができる。
メモリ14は、ディスプレイ13に表示するための地図データ、送受信器12で受信したデータ、車両1の走行履歴や、バッテリ15の使用履歴などを記録する記録媒体である。
バッテリ15は、リチウムイオン電池等の二次電池を複数接続することで構成される電池であって、車両1の動力源である。バッテリ15は、インバータ(図示しない)を介して、モータ(図示しない)に接続されている。バッテリ15は、当該モータの回生により充電され、また車両外の充電装置により充電される。
充電器16は、外部の充電装置4から入力される電力をバッテリ15の充電に適した電力に変換して、バッテリ15に出力する充電回路である。充電器16は、インバータ、DC/DCコンバータ等を有し、バッテリ15に電気的に接続されている。
充電コネクタ17は、車両の充電ポート(図示しない)に設けられ、充電用プラグ42と接続するためのコネクタである。充電コネクタ17は充電器16と配線で接続されている。
車両制御コントローラ100は、車両全体を制御するためのコントローラであって、GPS受信器11、送受信器12、ディスプレイ13及びメモリ14を制御する。また車両制御コントローラ100は、バッテリ制御コントローラ110を介してバッテリ15を制御し、充電制御コントローラ120を介して充電器16を制御する。
バッテリ制御コントローラ110は、バッテリ15に接続されている電圧または電流センサの検出値により、バッテリ15のSOCを測定することで、バッテリ15に充電されている充電容量、バッテリ15の残量容量等のバッテリ15の状態を管理する制御部である。またバッテリ制御コントローラ110は、バッテリ15のSOCやバッテリ15の残容量などのバッテリ15の状態を示す計測値を、車両制御コントローラ100に送信する。
充電制御コントローラ120は、充電器16を制御するコントローラ120である。充電施設4によりバッテリ15を充電する際には、充電コントローラ120は、充電コネクタ17と充電プラグ42との接続を確認すると、バッテリ制御コントローラ110を介してバッテリ15の空容量を確認する。そして、充電制御コントローラ120は、バッテリ15を充電するために必要な電力を、充電装置41に送信すると共に、充電可能な旨を示す指令信号を送信する。充電装置41は、当該指令信号に基づき、充電用プラグ42から電力を出力する。
充電制御コントローラ120は、充電器16を制御して、充電施設4から供給される電力を、現在のバッテリ15の状態に基づき充電に適した充電電力に変換して、バッテリ15に供給する。バッテリ制御コントローラ110はバッテリ15の充電中、バッテリ15のSOCを管理しつつ、バッテリ15の状態を、車両制御コントローラ100を介して充電制御コントローラ120に随時送信している。
バッテリ15の充電容量が満充電容量または設定された目標充電容量に近づくと、充電制御コントローラ120は、充電器16を制御してバッテリ15への充電電力を下げ、充電容量が満充電容量または設定された目標充電容量に達すると、充電装置41に充電を終了する旨の信号を送信する。これにより、充電制御コントローラ120は、充電器16を制御しつつ、外部充電施設4によりバッテリ15を充電する。
センタ2は、車両1を含め複数の車両を管理するためのセンタであって、センタコントローラ20とデータベース29と備えている。またセンタ2は、電力会社3と通信可能な状態で接続されており、電力会社3から送信されるデータを管理している。また、センタ2は、車両1からの情報に基づき、外部充電施設4を管理している。
センタコントローラ20は、車両1との通信制御及び電力会社3との通信制御を行い、またデータベース29へのデータの記録、データの更新及びデータ削除等によりデータベース29のデータを管理している。センタコントローラ20は、通信部21と、充電情報取得部22と、停電エリア特定部23と、充電施設特定部24とを有している。
通信部21は、車両1との間、電力会社3との間で、それぞれ通信を行う。充電情報取得部22は、車両1から送信され、通信部21で受信された信号に含まれる情報から、充電施設4の充電情報を取得する。充電情報取得部22で取得される充電情報は、充電施設4の使用履歴、充電施設4の位置等を含む。停電エリア特定部23は、電力会社3から送信され、通信部21で受信された信号の情報から、停電エリアを特定する。
充電施設特定部24は、充電情報取得部22で取得された充電情報と、停電エリア特定部23で特定された停電エリアに下付いて、自給自足型充電施設を特定する。自給自足型充電施設は、発電機能又は蓄電機能の少なくとも何れか一方の機能を有した充電施設である。言い換えると、自給自足型充電施設は、外部から送電線を介して電力が供給されない状態でも、バッテリを充電することができる充電施設である。すなわち、自給自足型充電施設は、停電時にバッテリの充電をすることができる充電施設である。
データベース29は、リンク、ノード、充電施設の情報等を含む地図データ、及び、車両1、電力会社3から送信されるデータを記録するための記録媒体である。データベース29は、充電施設の情報として、充電施設の場所等を記録している。また充電施設が、通常の充電施設であるか、自給自足型充電施設であるかを区別した上で、データベース29に記録されている。また、新規に充電施設が設置された場合には、充電施設の情報が更新される。
電力会社3は、家庭、工場、商用施設などの需要者に対する電力供給を管理しており、データベース30を有している。また地震等の災害や、送電線の不通などにより停電が発生した場合には、電力会社3は、地図上における停電エリア、停電時間をデータベースに記録しつつ、センタ2に送信する。また、電力会社3は、停電等により電力の不足しているエリアも管理しており、電力不足のエリア及び時間も停電情報として、センタ2に送信してもよい。
電力会社3は、停電が発生した場合に、停電した場所及び時間帯をデータベース30に記録することで、過去の停電情報を記録している。また、電力会社3は、送電線も管理しているため、例えば、ある地域で停電が発生した場合に、送電線の関係で他の地域で発生する停電も把握することができる。
充電施設4は、商業施設、公共施設等に設けられている充電施設であって、車両1の外部からバッテリ15を充電するための施設である。充電施設4は、自給自足型の充電施設であり、充電装置41、充電用プラグ42、発電装置43及び蓄電装置44を備えている。
充電装置41は、交流電源(図示しない)等の電力源から出力される交流電力を変換する電力変換回路、整流回路及び力率改善回路等により形成される充電回路及び当該充電回路を制御する制御回路等を有し、車両に対して電力を供給するための装置である。また、充電施設4に発電装置43が設けられている場合には、充電装置41は、発電装置43で発電された電力を充電電力に変換して、車両1に供給する。さらに、充電施設4に蓄電装置44が設けられている場合には、充電装置41は、蓄電装置44に蓄電された電力を充電電力に変換して、車両1に供給する。また、充電装置41は、発電装置43で発電された電力を充電電力に変換して、蓄電装置44を充電することもできる。
充電プラグ42は、配線を介して充電装置41に接続され、充電用コネクタ17に接続されることで充電装置41と車両1との間の電気的な導通を図る接続部品である。
発電装置43は、太陽電池や燃料電池など発電可能な施設である。蓄電装置44は、大容量のバッテリにより構成され、発電装置43又は交流電源からの電力を蓄電する装置である。発電装置43及び蓄電装置44は、充電装置41に接続されている。なお、通常の充電施設は、発電装置43及び蓄電装置44を備えておらず、送電線から供給される電力を充電装置41で変換して充電するのみである。
次に、本例の充電施設特定システムの制御について説明する。まず車両1及び電力会社3の制御について説明する。
車両1側の制御について、車両制御コントローラ100は、充電施設4を用いてバッテリ15の充電を行った後に、充電に用いた充電施設4の充電情報を送信する。送信する充電情報は、充電施設4の位置の情報と、充電施設4を使用してバッテリ15を充電したことを示す、充電施設4の使用履歴の情報を含んでいる。なお、充電施設4の位置の情報は、充電を行った地点の車両1の位置情報であってもよい。また、充電施設4の使用履歴は、充電を行った時間の情報(日時の情報)を履歴としてもよい。
充電施設4が停電エリア内に含まれおり、当該充電施設4が通常の充電施設である場合には、ユーザは、通常の充電施設を使用して、バッテリ15を充電することができない。この場合には、車両制御コントローラ100は、充電不可であった充電施設4の充電情報を送信しない。
一方、充電施設4が停電エリア内に含まれおり、当該充電施設4が自給自足型充電施設である場合には、停電中であっても、ユーザは、自給自足型充電施設を利用して、バッテリ15を充電することができる。そのため、この場合には、車両制御コントローラ100は、充電可能であった充電施設4の充電情報を、センタ2に送信する。
車両制御コントローラ100は、メモリ14に自給自足型充電装置の情報をメモリ14に記録している。そして、ユーザにより、自給自足型充電施設を探索する旨の操作がなされた場合には、車両制御コントローラ100は、メモリ14から、記録されている自給自足型充電装置の情報を抽出して、ディスプレイ13に表示させる。また、車両制御コントローラ100は、センタ2から、新たな自給自足型充電施設の情報を取得した場合には、メモリ14の内容を更新する。
電力会社3は、ある地域で停電が発生すると、停電が発生している場所の位置情報及び当該場所での電力の供給状況を示すデータをセンタ2に送信する。
次に、センタ2の制御について説明する。
センタコントローラ20は、電力会社3から停電情報を受信すると、停電エリア特定部23により、当該停電情報から、停電している地域(停電エリア)を特定する。停電エリアは、例えば、地図データ上のメッシュ単位で管理されている。停電エリア特定部23は、停電継続中の停電時間を管理している。また、停電が計画的なものである場合には、停電エリア特定部23は、停電予定の地域及び停電時間を特定する。
充電情報取得部22は、車両1側から送信される信号から、充電施設4の充電情報を取得する。上記のとおり、車両1側から送信される充電情報には、充電施設4の場所及び充電施設4の使用履歴の情報も含まれているため、充電情報取得部22は、充電施設4の場所及び使用履歴の情報を取得する。
充電施設特定部24は、充電情報取得部22で取得された、充電施設4の場所及び使用履歴の情報を用いて、充電可能であった充電施設4を地図データ上で特定する。そして、充電施設特定部24は、停電エリア特定部23で特定された停電エリアの情報を用いて、特定された充電可能な充電施設が停電エリア内に含まれるか否かを判定する。
上記の判定は、充電施設4の位置と停電エリアの位置とを照合しつつ、充電施設4の使用履歴である充電時間(充電が行われた期間)と、停電していた期間とを照合することで行う。そして、充電施設4の位置が停電エリア内に含まれ、充電施設4の充電時間と停電期間とが重なる場合には、特定された充電可能な充電施設4が停電エリア内に含まれることになる。
特定された充電可能な充電施設4が停電エリア内である場合には、特定された充電施設4は停電中にもかからず、バッテリ15に対して電力を供給できた充電施設となるため、当該充電施設4は、発電機能又は蓄電機能のいずれか一方の機能を有していることになる。すなわち、充電施設特定部24は、充電施設4の使用履歴から、当該充電施設4が充電可能な施設であるか否かを判定し、当該充電施設4の位置と停電エリアの範囲から、充電施設4の位置が停電エリア内にあるか否かを判定する。そして、充電施設特定部24は、これらの判定から、停電エリア内で、停電中にもかかわらず、バッテリ15の充電を可能とする充電施設を特定する。
一方、特定された充電可能な充電施設4が停電エリア外である場合には、充電施設4は、通常の充電施設である可能性が高いため、充電施設特定部24は、当該充電施設4を、停電中に充電可能な充電施設4として特定しない。
充電施設特定部24は、停電エリア内で停電中に充電可能な充電施設4を特定した場合には、当該充電施設4の位置を対応させつつ、充電回数をカウントする。例えば、ある自給自足型充電施設の充電施設4(ここでは、充電施設4a、と称す。)において、車両Aのユーザが、停電中に、充電施設4aを利用してバッテリ15を充電させた場合に、車両Aの車両制御コントローラ100は、充電施設4aの充電情報をセンタ2に送信する。センタコントローラ20は、充電施設特定部24により、当該充電施設4aを、停電中に充電可能な充電施設として特定する。そして、充電施設特定部24は、充電施設4aの位置における充電回数を1回目としてカウントする。
次に、車両Bのユーザが、同じ充電施設4aを利用して停電中にバッテリ15を充電させた場合に、車両Bの車両制御コントローラ100は、充電施設4aの充電情報をセンタ2に送信する。充電施設特定部24は、同様に、当該充電施設4aを、停電中に充電可能な充電施設として特定する。この際、充電施設特定部24は、充電施設4aの位置の情報から、同じ充電施設4aで、停電中に充電が行われたことを認識することができるため、充電施設4aの位置における充電回数を2回目として、カウントする。
充電施設特定部24には、自給自足型充電施設を判定するための判定閾値が予め設定されている。当該閾値は、自給自足充電施設を特定する精度を高めるために設定されている閾値である。電力会社3からの停電情報に基づき停電エリアを特定した場合でも、送電線の関係によって、停電エリアの一部の領域において、電力が一時的に供給され、通常の充電施設4が充電可能になる、ことも考えられる。そのため、本例では、以下のように、停電エリア内における、充電可能な充電施設4の充電回数をカウントして、判定閾値と比較した上で、自給自足型充電施設を特定する。
充電施設特定部24は、カウントした充電回数と、判定閾値とを比較する。そして、カウントした充電回数が判定閾値より大きい場合には、充電施設特定部24は、当該充電回数に対応する充電施設4を、自給自足型充電施設として特定する。言い換えると、充電施設4による充電が、停電エリア内の同じ位置で、停電中に複数回(判定閾値より多い回数)行われた場合に、充電施設特定部24は、自給自足型充電施設として特定する。一方、カウントした充電回数が判定閾値以下である場合には、充電施設特定部24は、当該充電回数に対応する充電施設4を、自給自足型充電施設として特定しない。
充電施設特定部24は、自給自足型充電施設を特定した場合には、特定した自給自足型充電施設の情報をデータベース29に記録しつつ、車両1に特定した自給自足型充電施設の情報を送信する。
次に、図2を参照しつつ、具体例を用いて、センタコントローラ20の制御を説明する。図2は、地図上で特定される充電施設を説明するための概念図である。
図2の地図上において、エリアAは停電エリアを示しており、エリアBは停電していない通常のエリアである。そして、丸印で示したa11、b11は、自給自足型充電施設を示しており、バツ印で示したa12、a13、b12は、自給自足型充電施設ではない、通常の充電施設を示す。
ある車両が、エリアBを走行中に、充電施設b11又はb12に立ち寄って、バッテリの15の充電が行われた場合に、センタ2側には、充電施設b11又はb12の充電情報が送信される。センタコントローラ20は、エリアBを停電エリアとして特定していないため、充電施設b11又はb12が自給自足型充電施設であるか否か判定しない。
ある車両がエリアAを走行中に、通常の充電施設a12又はa13に立ち寄って、バッテリの15の充電を行おうとした場合に、当該充電施設a12又はa13は、停電エリア内に属するため、バッテリ15を充電することができない。かかる場合には、車両1側からは、充電施設a12又はa13の充電情報は、センタ2に送信されない。
ある車両がエリアAを走行中に、充電施設a11に立ち寄って、バッテリの15の充電を行おうとした場合に、当該充電施設a11は自給自足型充電施設であるため、停電中でも、バッテリ15の充電を行うことができる。車両制御コントローラ100は、充電施設a11の充電情報として、充電施設a11の位置情報、及び、充電施設a11が充電可能であったことを示す使用履歴の情報を、センタ2に送信する。
センタコントローラ20は、エリアAを停電エリアとして特定しているため、充電施設a11を、停電中に、充電可能な充電施設として特定し、充電施設a11の位置と対応させつつ、充電施設a11の充電回数をカウントする。
エリアAは停電中であるため、エリアAを走行している他の車両も、充電施設a12又はa13ではなく、充電施設a11を使用して、バッテリ15の充電を行おうとする。そのため、充電施設特定部24で管理されている、充電施設a11の充電回数は増加する。そして、充電施設a11の充電回数が判定閾値を超えた時点で、充電施設特定部24は、充電施設a11を自給自足型充電施設として特定し、データベース29として記録しつつ、他の車両1に自給自足型充電施設を送信する。
これにより、センタ2のデータベース29に記録されている地図データで、自給自足型充電施設を記録していない場合には、上記の本例の制御によって、新たに自給自足型充電施設を特定し、データベース29で管理することできる。
また、例えば、停電エリアAを走行予定の車両が、充電施設a11を自給自足型充電施設として認識していない場合には、停電エリアAを走行した際、充電可能な充電施設a11を探すことができない。一方、本例では、停電エリアAを走行予定の車両は、充電施設a11が自給自足型充電施設であることを示す情報を取得することがえきるため、停電エリアA内で充電可能な充電施設を容易に見つけることができる。
次に、図3を用いて、車両制御コントローラ100の制御手順を説明する。図3は、車両制御コントローラ100の制御のうち、充電施設4の使用後の制御の手順を示すフローチャートである。
車両制御コントローラ100は、充電コネクタ17を充電用プラグ42から外して、充電施設4の使用を終えると、バッテリ4の容量の変化から、充電施設4が充電可能な施設であるか否かを判定する(ステップS1)。充電施設4が、充電不可能な施設である場合には、制御を終了する。
一方、充電施設4が、充電可能な施設である場合には、ステップS2にて、車両制御コントローラ100は、使用した充電施設4の充電情報を、センタ2に送信し、制御を終了する。
次に、センタ2側の制御について説明する。図4は、センタコントローラ20の制御の手順を示すフローチャートである。
ステップS11にて、センタコントローラ20は、通信部21を制御して電力会社3と通信を行い、電力会社3から停電情報を取得する。ステップS12にて、通信部21は車両1からの信号を受信し、充電情報取得部22は、当該信号に基づいて、充電施設4の充電情報を取得する。
停電エリア特定部23は、ステップS11で取得した停電情報に基づき停電エリアを特定し、充電施設特定部24は、ステップS12で取得した充電情報を用いて、当該充電情報に対応する充電施設4が停電エリア内にあるか否かを判定する(ステップS13)。充電施設4が停電エリア内にない場合には、本例の制御を終了する。
ステップS14にて、充電情報が停電エリア内にある場合には、充電施設特定部24は、充電回数をカウントアップする。なお、充電回数は、充電施設4の位置と対応させつつ、データベース29で管理されればよい。
ステップS15にて、充電施設特定部24は、管理している充電回数と判定閾値とを比較する。充電回数が判定閾値以下である場合には、本例の制御を終了する。
一方、充電回数が判定閾値より大きい場合には、充電施設特定部24は、充電施設4を自給自足型充電施設として特定する(ステップS16)。そして、ステップS17にて、センタコントローラ20は、ステップS16で特定した自給自足型充電施設の情報を、車両1に送信する。
上記のように、本例は、停電中にバッテリ15を充電した充電施設4を、停電エリア内で特定した場合には、当該停電中にバッテリ15を充電した充電施設4を、自給自足型充電施設として特定する。これにより、停電エリア内で、バッテリ15を充電できる充電施設4を特定することができる。
また、本例は、充電施設4による充電が、停電中に、停電エリア内の同地点で、複数回行われた場合に、当該同地点の充電施設を、自給自足型充電施設として特定する。これにより、自給自足型充電施設を特定する際の精度を高めることできる。
また、本例は、充電回数をカウントし、判定閾値との比較により、自給自足型充電施設を特定したが、充電回数のカウント及び判定閾値との比較に係る制御を省略してもよい。
なお、本例は、停電エリア内で、充電可能な充電施設4を特定する際に、充電施設4の充電時間と停電時間とを照合したが、時間の情報を用いることなく、停電エリア内の充電可能な充電施設4(自給自足型充電施設)を特定してもよい。例えば、センタコントローラ20は、停電エリアで停電中に、車両から送信される充電施設4の充電情報を管理しており、停電中に、停電エリア内で、充電可能な充電施設4で充電を終えた車両から、充電施設4の充電情報が送信され、センタ2側で、当該充電情報を取得した場合には、充電時間と停電時間は必然的に重複している。そのため、本例は、充電施設4の充電履歴の情報として、充電時間を省略してもよい。
上記の充電情報取得部22が本発明の「充電情報取得手段」に相当し、停電エリア特定部23が本発明の「停電エリア特定手段」に相当し、充電施設特定部24が本発明の「充電施設特定手段」に相当する。
《第2実施形態》
本発明の他の実施形態に係る充電施設特定装置のシステムを説明する。本例では上述した第1実施形態に対して、電力会社から停電情報を取得していない点、及び、センタコントローラ20の制御の一部が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載を適宜、援用する。
まず、車両1側の制御について説明する。車両制御コントローラ100は、充電施設4の充電情報を送信する際に、当該充電施設4が充電可能であるか否かの情報を送信する。また、メモリ14に記録された自給自足型充電施設を使用した場合には、車両制御コントローラ100は、当該自給型充電施設が充電可能であるか否かの情報を、充電施設4の充電情報に含めて送信する。
自給型充電施設が充電不可能である場合は、例えば、太陽電池による発電機能を有した充電施設4の利用時間が夜間時間である場合、蓄電機能を有した充電施設4が蓄電していた電力を充電することで使い切った場合などである。
車両制御コントローラ100は、充電施設4の使用を終えた後に、メモリ14の記録データを参照して、使用した充電施設4が自給自足型充電施設として、既に認識しているか否かを判定する。この判定は、メモリ14に記録されている自給自足型充電施設の位置情報と、使用を終えた充電施設4の位置情報とを照合することで、行われる。すなわち、メモリ14に記録されている自給自足型充電施設の位置と、使用を終えた充電施設4の位置とが一致した場合には、車両制御コントローラ100は、使用後の充電施設4を、自給自足型充電施設として認識済みであると、判定する。
また、車両制御コントローラ100は、バッテリ15の容量の変化から、使用後の充電施設4が、充電可能か否かを判定する。そして、これらの判定を組み合わせることで、車両制御コントローラ100は、充電可能な自給自足型充電施設、充電不可能な自給自足型充電施設、充電可能な充電施設、及び、充電不可能な充電施設を、それぞれ区別して認識する。なお、メモリ14に記録されていない自給自足型充電施設が使用された場合には、車両制御コントローラ100は、当該自給自足型充電施設を、自給自足型充電施設として認識することはできないため、充電可能な充電施設、又は、充電不可能な充電施設として認識することになる。
車両制御コントローラ100は、それぞれ区別して認識した充電施設4の充電情報を、センタ2に送信する。
次に、センタ2側の制御について説明する。通信部21は、車両1からの信号を受信し、充電情報取得部22は、通信部21の受信信号から、充電施設4の充電情報を取得する。
停電エリア特定部23は、当該充電情報から、充電不可能な充電施設4の情報を抽出し、予め設定されているメッシュ毎で、充電不可能な充電施設4の数を数える。停電エリア特定部23には、停電エリアを判定するための停電エリア判定閾値が予め設定されている。充電施設の数はメッシュ毎で異なるため、停電エリア判定閾値は、メッシュ毎に設定されている。すなわち、メッシュ内の充電施設の数が多いほど、当該メッシュに対応する停電エリア判定閾値の数が大きくなるよう設定されている。
そして、停電エリア特定部23は、メッシュ毎で、充電不可能な充電施設の数と、停電エリア判定閾値とを比較する。充電不可能な充電施設の数が、停電エリア判定閾値より大きい場合には、停電エリア特定部23は、メッシュ内を、停電エリアとして特定する。一方、充電不可能な充電施設の数が、停電エリア判定閾値以下である場合には、停電エリア特定部23は、メッシュ内を、停電エリアとして特定しない。
停電が発生した場合には、自給自足型充電施設以外の充電施設4は充電不可能になる。そのため、本例では、メッシュ毎に、充電不可能な充電施設4の数を把握することで、電力会社3からの停電情報を用いることなく、停電エリアを特定することができる。
充電施設特定部24は、停電エリアにおいて、データベース29に記録されていない、自給自足型の充電施設4を特定する。また、充電施設特定部24は、データベース29に記録されている自給自足型の充電施設4について、自給自足型の充電施設4が使用可能であるか否かを判定する。
まず、自給自足型充電施設を特定するための制御について説明する。充電施設特定部24は、充電情報に基づき停電エリア内で、充電施設4を抽出する。充電施設特定部24は、データベース29を参照して、停電エリア内で、データベース29に記録されている、自給自足型の充電施設4を抽出する。
充電施設特定部24は、充電情報に基づいて抽出した充電施設4と、データベース29に記録されている充電施設4とを比較する。充電情報に基づいて抽出した充電施設4が、データベース29に自給自足型充電施設として登録されていない場合には、充電施設特定部24は、抽出した充電施設4について、充電可能な充電施設か否かを判定する。抽出した充電施設4が充電可能な充電施設4である場合には、当該充電施設4は、停電エリア内で充電可能な充電施設であって、かつ、データベース29に記録されていない充電施設4となる。
そして、充電施設特定部24は、上記判定により、停電エリア内で充電可能な充電施設であって、かつ、データベース29に記録されていない充電施設4を抽出すると、抽出した充電施設4を、使用可能な自給自足型充電施設として特定し、データベース29に記録する。これにより、本例は、停電エリアにおいて、データベース29に記録されていない、自給自足型の充電施設4を特定することができる。
次に、自給自足型充電施設が使用可能であるか否かの判定制御について説明する。停電エリア内で、データベース29に記録されている、自給自足型の充電施設4を抽出した後、充電施設特定部24は、抽出した自給自足型充電施設が充電可能な充電施設であるか否かを判定する。
データベース29に記録されている、自給自足型充電施設の情報は、各車両1に送信されており、車両1側も、自給自足型充電施設を認識している。そして、車両制御コントローラ100は、充電施設4の充電情報を送信する際に、自給自足型充電施設の充電の可否の情報も送信している。そのため、充電施設特定部24は、充電施設4の充電情報に基づいて、データベース29に記録されている自給自足型の充電施設4の充電可能な否かを判定することができる。
データベース29に記録されている自給自足型の充電施設4が充電可能な充電施設4である場合には、充電施設特定部24は、当該自給自足型の充電施設4を、使用可の自給自足型充電施設として特定し、データベース29の自給自足型の充電施設4を使用可として更新する。
一方、自給自足型充電施設として特定し、データベース29に記録した自給自足型の充電施設4が充電不可能な充電施設4である場合には、充電施設特定部24は、当該自給自足型の充電施設4を、使用不可の自給自足型充電施設として特定し、データベース29の自給自足型の充電施設4を使用不可として更新する。これにより、停電エリア内で、充電可能な自給自足型充電施設として特定した後に、当該自給自足型充電施設が、蓄電装置44の電力不足等により、充電不可能な状態になった場合に、充電施設特定部24は、データベース29に記録されている自給自足型の充電施設4の使用可否の状態を更新することができる。
次に、図5を用いて、車両制御コントローラ100の制御手順を説明する。図5は、車両制御コントローラ100の制御のうち、充電施設4の使用後の制御の手順を示すフローチャートである。
ステップS21にて、車両制御コントローラ100は、メモリ14の記録データを参照して、使用した充電施設4が自給自足型充電施設として認識済みか否かを判定する。使用した充電施設4が自給自足型充電施設として認識済みである場合には、ステップS22にて、車両制御コントローラ100は、バッテリ15の電池容量の変化から、使用した充電施設4が充電可能な状態であったか否かを判定する。使用した充電施設4が充電可能な状態であった場合には、ステップS23にて、車両制御コントローラ100は、使用した充電施設4を、充電可能な自給自足型充電施設として認識する。
ステップS24にて、車両制御コントローラ100は、認識した充電施設4の充電情報をセンタ2に送信する。この際、充電情報には、充電可能な自給自足型充電施設であることが、使用履歴の情報として含まれている。そして、本例の制御を終了する。
ステップS22に戻り、使用した充電施設4が充電不可能な状態であった場合には、ステップS25にて、車両制御コントローラ100は、使用した充電施設4を、充電不可能な自給自足型充電施設として認識する。そして、ステップS24にて、車両制御コントローラ100は、認識した充電施設4の充電施設4の充電情報をセンタ2に送信し、本例の制御を終了する。この際、充電情報には、充電不可能な自給自足型充電施設であることが、使用履歴の情報として含まれている。
ステップS21に戻り、使用した充電施設4が自給自足型充電施設として認識されていない場合には、ステップS26にて、車両制御コントローラ100は、バッテリ15の電池容量の変化から、使用した充電施設4が充電可能な状態であったか否かを判定する。使用した充電施設4が充電可能な状態であった場合には、ステップS27にて、車両制御コントローラ100は、使用した充電施設4を、充電可能な充電施設4として認識する。
そして、ステップS24にて、車両制御コントローラ100は、認識した充電施設4の充電情報をセンタ2に送信し、本例の制御を終了する。この際、充電情報には、充電可能な充電施設4であることが、使用履歴の情報として含まれている。
ステップS26に戻り、使用した充電施設4が充電不可能な状態であった場合には、ステップS28にて、車両制御コントローラ100は、使用した充電施設4を、充電不可能な充電施設4として認識する。そして、ステップS24にて、車両制御コントローラ100は、認識した充電施設4の充電施設4の充電情報をセンタ2に送信し、本例の制御を終了する。この際、充電情報には、充電不可能な充電施設4であることが、使用履歴の情報として含まれている。
次に、センタ2側の制御について説明する。図6は、センタコントローラ20の制御の手順を示すフローチャートである。
ステップS31にて、通信部21は車両1からの信号を受信し、充電情報取得部22は、当該信号に基づいて、充電施設4の充電情報を取得する。ステップS32にて、停電エリア特定部23は、メッシュで示される所定のエリア内で、充電不可能な充電施設4の数をカウントする。
ステップS33にて、停電エリア特定部23は、カウントした充電不可能な充電施設4の数と、停電エリア判定閾値とを比較する。充電施設4の数が停電エリア判定閾値より大きい場合には、ステップS34にて、停電エリア特定部23は、所定のエリアを停電エリアとして特定する。
一方、充電施設4の数が停電エリア判定閾値以下である場合には、本例の制御を終了する。
ステップS35にて、充電施設特定部24は、データベース29の記録データを参照して、停電エリア内の自給自足型充電施設を抽出する。ステップS36にて、充電施設特定部24は、ステップS31で取得した充電情報の充電施設4の位置情報と、ステップS35で抽出された自給自足型充電施設の位置情報(データベース29に記録されている位置情報)とを比較することで、ステップS31の充電施設4が自給自足型充電施設として、データベース29に記録されているか否かを判定する。
充電施設4が自給自足型充電施設としてデータベース29に記録されている場合には、充電施設特定部24は、当該充電施設4の充電情報に基づいて、当該充電施設4が充電可能な自給自足型充電施設であるか否かを判定する(ステップ37)。
充電可能な自給自足型充電施設である場合には、ステップS38にて、充電施設特定部24は、ステップS31の充電施設4と対応し、データベース29で記録されている充電施設4を、使用可の自給自足型充電施設として、データベース29を更新する。ステップS39にて、センタコントローラ20は、自給自足型充電施設の情報を車両1に送信し、本例の制御を終了する。
ステップS37に戻り、充電不可能な自給自足型充電施設である場合には、ステップS40にて、充電施設特定部24は、ステップS31の充電施設4と対応し、データベース29で記録されている充電施設4を、使用不可の自給自足型充電施設として、データベース29を更新する。これにより、これまで、使用できた自給自足型充電施設が、使用不可能な状態になった場合に、データベース29の自給自足型充電施設の情報を更新することができる。そして、ステップS40の制御処理の後、ステップS39に遷る。
ステップS36に戻り、充電施設4が自給自足型充電施設としてデータベース29に記録されていない場合には、ステップS41にて、充電施設特定部24は、当該充電施設4の充電情報に基づいて、当該充電施設4が充電可能な充電施設4であるか否かを判定する。ステップS31の充電施設4が充電可能な充電施設4である場合には、当該充電施設4は、停電エリア内で、充電可能な充電施設であり、かつ、センタ2側で認識されていない充電施設4である。そのため、充電施設特定部24は、当該充電施設4を、使用可の自給自足型充電施設として特定し、データベース29に新たに記録する(ステップS42)。これにより、停電エリア内で新たに設置された自給自足型充電施設を、センタ2側で特定することができる。そして、ステップS42の制御処理の後、ステップS39に遷る。
ステップS41に戻り、ステップS31の充電施設4が充電不可能な充電施設4である場合には、本例の制御を終了する。またステップS33に戻り、充電施設4の数が停電エリア判定閾値以下である場合には、本例の制御を終了する。
上記のように本例は、自給自足型充電施設を特定した後に、特定した自給自足充電施設が充電不可能になった場合には、当該自給自足型充電施設を使用不可の充電施設として更新する。これにより、停電エリア内に設けられた自給自足型充電施設の使用状態を更新することができる。その結果として、車両1は、停電エリア内で、使用可能な充電施設4を把握することができるため、ユーザの利便性を高めることができる。
また本例は、停電エリア内に含まれる複数の充電施設4が停電により使用できない場合に、停電エリア内で自給自足型充電施設を特定する。これにより、停電時に、充電可能な充電施設4を特定することができる。
また本例は、所定のエリア内に、使用できない充電施設を複数特定した場合に、当該所定のエリアを停電エリアとして特定する。これにより、電力会社の停電情報を用いることなく、停電エリアを特定することができる。
なお、本例は、メッシュ単位で停電エリアを特定したが、特定するエリアの範囲はメッシュ以外の範囲であってもよい。例えば、メッシュ内に道路があり、当該道路を隔てて、充電可能な充電施設4と、充電不可能な充電施設4が、それぞれ多く存在する場合には、停電エリア特定部22は、当該道路を境界線として引いて、停電エリアを特定してもよい。
また、停電は、送電線の配置の関係で、ある特定の地域で停電が発生した場合に、当該停電に関連するよう他の地域でも停電が発生する場合がある。そして、センタ2は、過去の停電の発生エリアを停電の傾向としてデータベース29に記録する。そして、停電エリア特定部22は、所定エリアで停電が発生したことを特定した場合には、過去の停電で当該所定のエリアに関連して発生した停電地域を、停電エリアとして特定してもよい。
1…車両
11…GPS受信器
12…送受信器
13…ディスプレイ
14…メモリ
15…バッテリ
16…充電器
17…充電用コネクタ
100…車両制御コントローラ
110…バッテリ制御コントローラ
120…充電制御コントローラ
2…センタ
20…センタコントローラ
21…通信部
22…充電情報取得部
23…停電エリア特定部
24…充電施設特定部
29…データベース
3…電力会社
30…データベース
4…外部充電施設
41…充電装置
42…充電用プラグ
43…発電装置
44…蓄電装置

Claims (7)

  1. バッテリを充電する充電施設を管理する充電施設管理装置において、
    停電エリアを特定する停電エリア特定手段と、
    前記充電施設の使用履歴を含む前記充電施設の充電情報を取得する充電情報取得手段と、
    前記停電エリアと、前記充電情報に基づいて、発電機能又は蓄電機能を有した自給自足型充電施設を特定する充電施設特定手段とを備え、
    前記充電施設特定手段は、
    停電中に前記バッテリを充電した充電施設を、前記停電エリア内で特定した場合には、前記停電中にバッテリを充電した充電施設を、前記自給自足型充電施設として特定することを特徴とする充電施設管理装置。
  2. 前記充電施設特定手段は、
    前記充電施設による充電が、前記停電中に、前記停電エリア内の同地点で複数回、行われた場合は、前記同地点の前記充電施設を、前記自給自足型充電施設として特定することを特徴とする請求項1記載の充電施設管理装置。
  3. 前記充電施設特定手段は、
    前記自給自足型充電施設を特定した後に、特定した前記自給自足充電施設が充電不可能になった場合には、前記充電不可能になった前記自給自足型充電施設を使用不可の充電施設として更新する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の充電施設管理装置。
  4. 前記充電施設特定手段は、
    前記停電エリア内に含まれる複数の前記充電施設が停電により充電できない場合に、前記停電エリア内で前記自給自足型充電施設を特定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の充電施設管理装置。
  5. 前記停電エリア特定手段は、
    所定のエリア内に、使用できない充電施設を複数特定した場合に、当該所定のエリアを停電エリアとして特定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. バッテリを充電する充電施設を管理する充電施設の管理方法において、
    停電エリアを特定するステップと、
    前記充電施設の使用履歴を含む前記充電施設の充電情報を取得するステップと、
    前記停電エリアと、前記充電情報に基づいて、発電機能又は蓄電機能を有した自給自足型充電施設を特定する充電施設特定ステップとを含み、
    前記充電施設特定ステップは、
    停電中に前記バッテリを充電した充電施設を、前記停電エリア内で特定した場合には、前記停電中にバッテリを充電した充電施設を、前記自給自足型充電施設として特定する
    ことを特徴とする充電施設の管理方法。
  7. 前記充電施設特定ステップは、
    前記自給自足型充電施設を特定した後に、特定した前記自給自足充電施設が充電不可能になった場合には、前記充電不可能になった前記自給自足型充電施設を使用不可の充電施設として更新する
    ことを特徴とする請求項6記載の充電施設の管理方法。
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