JP2014052140A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】減酸素室100の酸素を減少させる高分子電解質膜を含む減酸素装置102に関して、アノード層118に水を供給する給水体128を形成する合成樹脂のガラス転移温度を、減酸素装置102の稼働時の温度以上にする。
【選択図】 図2
Description
冷蔵庫10の構造について図1に基づいて説明する。図1は、冷蔵庫10の全体の縦断面図である。
次に、冷蔵室14と野菜室16の構造について説明する。
次に、減酸素室100の構造について図1、図8〜図10に基づいて説明する。
次に、減酸素装置102の構造について図2〜図7に基づいて説明する。
まず、減酸素ユニット115について、図2及び図3に基づいて説明する。図2は、減酸素装置102の縦断面図であり、図3は減酸素ユニット115の分解斜視図である。なお、図2及び図3において、各部材の厚みは薄いものであるが、説明を判り易くするために、その厚みを拡大して記載している。
上記で説明した減酸素ユニット115が、箱型のケース114内部に収納されている。このケース114について図4〜図7に基づいて説明する。
次に、冷凍サイクルの構造について、図11に基づいて説明する。
次に、冷蔵庫10の電気的構成について、図12のブロック図に基づいて説明する。
減酸素装置102の動作状態について図2〜図10に基づいて説明する。
アノード層・・・2H2O→O2+H++4e−
カソード層・・・O2+H++4e−→2H2O
この反応式を説明すると、給水体128から撥水層126を通過した水蒸気をアノード層118で電気分解して水素イオンを作り、その水素イオンが電解質膜116内を移動してカソード層120に到達し、減酸素室100内部の酸素と反応して水を生成し、酸素を消費する。これにより、減酸素容器106内部において減酸素が行われ、食品58をCA貯蔵できる。
本実施形態によれば、給水体128を構成する合成樹脂繊維のガラス転移温度が、減酸素装置102の稼働時の温度以上であるため、減酸素装置102を稼働しても、その熱によって給水体128が熱劣化を起こすことがなく耐久性を有する。
上記実施形態における給水体128を形成する合成樹脂繊維(ポリプロピレン)は、水をやや吸い上げ難いため、その表面に親水処理を施し、親水性を向上させることにより給水体128による吸水性能を上げてもよい。
上記実施形態では、アノード層118と給水体128との間に撥水層126を設け、アノード層118に直接水を供給するのでなく、水蒸気を供給していた。
上記実施形態1では、減酸素装置102のケース114を断熱性にしたが、これに加えてこの減酸素装置102をさらに断熱箱体に収納してもよい。これによって、より減酸素装置102に冷気が当たり、減酸素効率が落ちるのを防止できる。
また、給水体128の耐久性を得るために、減酸素装置102の稼働時の温度を下げた場合には、ガラス転移温度が低い合成樹脂繊維を用いることもできる。例えば、減酸素装置102の稼働時の温度が50℃〜60℃まで下げた場合には、ガラス転移温度が50℃のポリエステルを使用できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (8)
- 減酸素室と、前記減酸素室の酸素を減少させる減酸素装置とを有する冷蔵庫において、
前記減酸素装置は、
高分子電解質膜と、
前記高分子電解質膜の一方の側に設けられたアノード層と、
前記高分子電解質膜の他方の側に設けられ、前記減酸素室へ通じるカソード層と、
前記アノード層に通電するプラス側の集電体と、
前記カソード層に通電するマイナス側の集電体と、
前記アノード層側に設けられた給水体と、
を有し、
前記給水体は、前記減酸素装置の稼働時の温度では熱劣化しない合成樹脂から形成されている、
冷蔵庫。 - 前記減酸素装置の稼働時の温度が、前記高分子電解質膜のガラス転移温度以下である、
請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記アノード層と前記給水体とが離間し、前記給水体から前記アノード層へ水蒸気によって給水を行う、
請求項1又は2に記載の冷蔵庫。 - 前記給水体の前記合成樹脂は合成樹脂繊維であり、前記合成樹脂繊維には親水処理が施されている、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。 - 前記給水体には、前記冷蔵庫の蒸発器から除霜された除霜水を前記給水体へ供給する水搬送路が設けられ、
前記水搬送路中にイオン交換樹脂が設けられている、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。 - 前記減酸素装置は、前記冷蔵庫内の冷気の流路以外に設けられている、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。 - 前記減酸素装置が、ケースに収納されている、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。 - 前記ケースは、断熱性を有する、
請求項7に記載の冷蔵庫。
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Citations (3)
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JPH09287869A (ja) * | 1996-04-18 | 1997-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 酸素濃度調整機能付き冷蔵庫 |
JP2001149738A (ja) * | 1999-11-26 | 2001-06-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 酸素除去装置、およびそれを用いたジャー炊飯器と冷蔵庫 |
JP2005048977A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
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JP2005048977A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
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