JP2014052086A - ヘッダプレートレス熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヘッダプレートレス熱交換器において、各偏平チューブ外面側の流体の淀みを無くし、熱交換性能を向上させること。
【解決手段】 偏平チューブ2を構成する一対のプレート1の溝底側外面に一対の膨出部3を形成し、その中間において、それらに平行に第1仕切条8をその一端から他端に達する手前までその外面側に、膨出部3と同一高さで突出させる。それにより、両膨出部3,3間で、第1流体を第1仕切条8の周りにU字状に流通させる。
【選択図】 図2

Description

本発明はヘッダプレートを不要とする熱交換器において、その各偏平チューブ外面側の各部に第1の流体を均一に流通させるものに関する。
ヘッダプレートレス熱交換器は、下記特許文献1に記載されているように、複数の偏平チューブの積層体によりコアを構成し、そのコア外周にケーシングを筒状に被嵌したものである。各偏平チューブは、一対の溝形に形成されたプレートが互いにその溝底を対向させ、その両側壁を互いに嵌着したものである。その各プレートの両端部は、溝底方向外側へ膨出部が形成されている。そして、複数の偏平チューブはその膨出部で互いに接するように積層されてコアを構成する。そのため、ヘッダプレートを不要とする。
そして、ケーシング内に第1流体が導かれ、それが各偏平チューブ外面側に流通する。そして、偏平チューブ内には第2流体が流通し、両流体間に熱交換が行なわれるものである。
特開2007−225190号公報
従来のヘッダプレートレス熱交換器は、EGRクーラ等に用いられ、一例として、各偏平チューブの外面側に冷却水が流通するとともに、各チューブ内に高温の排ガスが導かれるものである。
ところが、冷却水はケーシングの入口パイプから出口パイプに導かれるとき、両口を結ぶ最短ルートを通りがちであり、そのルートから外れた部分に冷却水の淀みが生じ、部分的な過熱が起こる。それを防止するには、適宜なガイドを介装することが考えられる。
しかしながら、その場合には部品点数が多くなり、組立てが面倒で、さらにろう付けの信頼性に欠ける欠点もある。
特に、熱交換器の各偏平チューブの長さが短くなればなるほど、冷却水の入口と出口の距離が短くなり、冷却水は最短距離をより多く流通する欠点がある。
そこで、本発明はヘッダプレートレス熱交換器に特有なチューブの外形に着目し、それを利用して、チューブ外面側の冷却水の滞留を効果的に防止する熱交換器を提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、一対の溝形に形成されたプレート(1)が互いにその溝底(1a)を対向し、その両側壁(1b)が互いに嵌着して、偏平チューブ(2) を形成し、各偏平チューブ(2) はその両開口端部に、溝底方向の外側へ膨出部(3)が形成され、
複数の偏平チューブ(2) がその膨出部(3)で互いに接するように積層されてコア(4)を構成し、
そのコア(4)の外周にケーシング(5)が筒状に被嵌され、
ケーシング(5)の外周に第1流体の入口(6)および出口(7)が設けられ、各部品間がろう付けにより、一体的に接合されて、
その入口(6)から導かれた第1流体が各偏平チューブ(2) の外面側に流通すると共に、各偏平チューブ(2) 内には第2流体が流通するヘッダプレートレス熱交換器において、
各偏平チューブ(2) の両プレート(1)の各溝底(1a)側の外面に、前記入口(6)と出口(7)との間を部分的に仕切る第1仕切条(8)が、その幅方向の一端から他端の手前まで、前記膨出部(3)に平行に且つ、その高さの分だけ突出され、各偏平チューブ(2) の第1仕切条(8)が互いに接触し、
その第1仕切条(8)に整合した第2仕切条(9)が、前記ケーシング(5)の内面側に突設され、その第2仕切条(9)が積層方向の最外側の偏平チューブ(2) の第1仕切条(8)に接触し、各部品の前記接触部が互いにろう付け接合され、
前記第1流体が、その各第1仕切条(8)および第2仕切条(9)をUターンして前記入口(5)から出口(6)に流通するヘッダプレートレス熱交換器である。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のヘッダプレートレス熱交換器において、
前記偏平チューブ(2) の前記第1仕切条(8)は偏平チューブ(2) の前記溝底(1a)側の平面のみに形成され、前記ケーシング(5)の第2仕切条(9)は、前記偏平チューブ(2) の溝底(1a)側の第1仕切条(8)に接する平面条(9a)と、その一端に連続して、それに直交する方向に延在する垂直条(9b)とを有し、その垂直条(9b)が偏平チューブ(2) の前記側壁(1b)に接するヘッダプレートレス熱交換器である。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のヘッダプレートレス熱交換器において、
前記ケーシング(5)の前記入口(6)および出口(7)を含むそれらの近傍に、一対の入口タンク部(11)と出口タンク(12)とが、そのケーシング(5)の外面側に突出し、そのケーシング(5)の前記Uターン部に中間タンク部(13)が外面側に突出されたヘッダプレートレス熱交換器である。
請求項4に記載の本発明は、請求項1〜請求項3に記載のヘッダプレートレス熱交換器において、
前記ケーシング(5)は、断面コ字状のケーシング本体(5a)と、その開口を閉塞する閉塞板(5b)とにより筒状に形成され、そのケーシング本体(5a)および閉塞板(5b)に前記第2仕切条(9)が形成されたヘッダプレートレス熱交換器である。
請求項5に記載の本発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のヘッダプレートレス熱交換器において、
前記偏平チューブ(2) の各溝底(1a)側の外面およびケーシング(5)の内面に多数のディンプル(10)が分散して、前記膨出部(3)の高さ分だけ突出配置され、
隣接する各偏平チューブ(2) の各ディンプル(10)どうし、および積層方向の最外側の偏平チューブ(2) のディンプル(10)とケーシング(5)内面のディンプル(10)どうしが互いに接するように形成されたヘッダプレートレス熱交換器である。
請求項1に記載の本発明のヘッダプレートレス熱交換器は、各偏平チューブ(2) の一対のプレート(1)の各溝底(1a)側の外面に、前記入口(6)と出口(7)との間を部分的に仕切る第1仕切条(8)が、その幅方向の一端から他端の手前まで、前記膨出部(3)に平行に且つ、その高さの分だけ突出され、各偏平チューブ(2) の第1仕切条(8)が互いに接触し、
ケーシング(5)の第2仕切条(9)が、最外側の偏平チューブ(2) の第1仕切条(8)に接触する。そして、第1流体が、その各第1仕切条(8)および第2仕切条(9)をUターンして前記入口(6)から出口(7)に流通するように構成したものである。
そのため、両端に膨出部(3)を有する一対のプレート(1)の嵌着体からなる偏平チューブの外面側で、その両膨出部(3)(3)を利用して、入口(6)から出口(7)に向かい、第1流体の流路を、膨出部(3)に平行で且つ、その両膨出部(3)(3)で挟まれた間に、細長いU字状に形成して、熱交換を促進できる。それと共に、偏平チューブの外面側で生じがちな、第1流体の淀みを解消できる。即ち、偏平チューブの外面側では、第1流体がその入口(6)から出口(7)に最短距離の流路をとり、それから外れた部分に淀みが生じ勝ちである。それを本発明では、各仕切条(8)(9)を膨出部に平行に位置することにより、流体を入口(5)から出口(6)の間に蛇行状に導き、各部の流体の淀み、滞留を防止する。
請求項2に記載の発明は、偏平チューブ(2) の第1仕切条(8)がその溝底(1a)側の平面のみに形成され、その側壁(1b)は平坦に形成されている。そして、ケーシング(5)の第2仕切条(9)は、偏平チューブ(2) の溝底(1a)側の第1仕切条(8)に接する平面条(9a)と、その一端に連続して、それに直交する方向に延在する垂直条(9b)とを有し、その垂直条(9b)が偏平チューブ(2) の前記側壁(1b)に接するものである。
そのため、各偏平チューブ(2) の側面の長手方向への第1流体の流通を、第2仕切条(9)の垂直条(9b)により阻止することができる。
そして、一対の溝形プレートで構成された偏平チューブ(2) の側面の接続部を単純な形状にして、その偏平チューブの接合部の液密性を確保できる。即ち、仮に一対の溝形プレートの嵌着部に仕切部を付けるとすると、その嵌着部は複雑な形状となり、そこに隙間が生じて、嵌着部のろう付けの信頼性が低下する。請求項2の発明はそれを避けるものである。
請求項3に記載の発明は、ケーシング(5)の入口(6)および出口(7)を含むそれらの近傍に、一対の入口タンク部(11)と出口タンク(12)とが、そのケーシング(5)の外面側に突出し、そのケーシング(5)の前記Uターン部に中間タンク部(13)が外面側に突出されたものである。
このようにすることにより、第1流体を各偏平チューブ外周の各部に均等に流通させることができる。
請求項4に記載の発明は、ケーシング(5)が、断面コ字状のケーシング本体(5a)と、その開口を閉塞する閉塞板(5b)とにより筒状に形成され、そのケーシング本体(5a)および閉塞板(5b)に第2仕切条(9)が形成されたものである。
このように構成することにより、ケーシング(5)に仕切条の連続性を保ちかつ、製造容易で気密性、液密性の高い熱交換器を提供できる。
請求項5に記載の発明は、偏平チューブ(2) の各溝底(1a)側の外面およびケーシング(5)の内面に多数のディンプル(10)が分散して、それらが膨出部(3)の高さ分だけ突出配置され、
隣接する各偏平チューブ(2) の各ディンプル(10)どうし、および積層方向の最外側の偏平チューブ(2) のディンプル(10)とケーシング(5)内面のディンプル(10)どうしが互いに接するように形成されたものである。
このように形成することにより、耐圧性の高い熱交換器を提供できる。
本発明の熱交換器の分解斜視図。 同熱交換器の斜視図。 図2において、偏平チューブの平面方向に切断した断面図。 図3のIV−IV矢視断面図。 図3のV-V矢視断面図。 図3のVI-VI矢視断面図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図1は、本発明のヘッダプレートレス熱交換器18の分解斜視図である。このヘッダプレートレス熱交換器18は、複数の偏平チューブ2の積層体からなるコア4と、その外周を筒状に被嵌するケーシング5とを有する。偏平チューブ2を構成する一対のプレート1はそれぞれ溝形に形成され、その溝底1aを対向し、その両側壁1bを互いに嵌着するものである。
図1において、下側のプレート1の側壁1bに内側に段付き部1cを形成し、そこに上側のプレート1の側壁1bが着座する。
各プレート1は、その両端縁が厚み方向に膨出し、そこに膨出部3が形成されている。それとともに、一対の膨出部3の中央位置に、膨出部3に平行に第1仕切条8がプレート1の幅方向一端から他端の手前まで膨出部3の高さ分だけ突出されている。さらに、その溝底外面に多数のディンプル10が等間隔に、その高さを膨出部3と同一にして配置されている。ディンプル10の横断面は台形状に形成され、その頂部が膨出部3の高さと一致する。そして、各偏平チューブ2は、それぞれの膨出部3が積層方向に互いに接触する。それとともに、それぞれの第1仕切条8が互いに接触し、且つディンプル10どうしも接触する。
次に、ケーシング5は、ケーシング本体5aと閉塞板5bとからなる。そのケーシング本体5aは、偏平チューブ2の積層体からなるコア4の高さ分だけの側壁部を有する溝形に形成されている。そして、ケーシング本体5aの側壁の端部が閉塞板5bの立ち上がり部に嵌着する。ケーシング本体5aと閉塞板5bには、それぞれ第2仕切条9が偏平チューブ2の第1仕切条8に整合した位置に配置されている。その各第2仕切条9は、偏平チューブ2の平面に平行な平面条9aと、それに直行する垂直条9bとからなり、両者は連続する。そして、この例では、垂直条9bの両側に一対の入口タンク部11、出口タンク部12が外面側に膨出し、且つそれに対向する位置に中間タンク部13が外面側に膨出されている。そして、入口タンク部11、出口タンク部12に入口6、出口7が穿設され、そこにそれぞれパイプ15の端部が嵌着される。
そして、互いに接する各部品の少なくとも一方側には、ろう材が被覆または塗布されて組立てられる。この時、ケーシング5の第2仕切条9の平面条9aが積層方向の上端および下端に位置する偏平チューブ2の第1仕切条8に接触する。それとともに、図3に示すごとく、第2仕切条9の垂直条9bが各偏平チューブ2の一側面に当接する。なお、各偏平チューブ2内には図示しないインナーフィンが挿入される。なお、それを省略することもできる。
また、図4および図5に示すごとく、第2仕切条9の平面条9aとコア4の最上段および最下段に位置する偏平チューブ2の第1仕切条8とが当接する。さらに、それぞれのディンプル10どうしが接触する。また、ケーシング5の両端には、予め出入口ヘッダ14が接続されることがある。そして、図のように組立てられたヘッダプレートレス熱交換器18は、高温の炉内に挿入され、各部品間が一体的にろう付け固定される。即ち、各部品の接触部間が互いにろう付けされる。
そして、図2に示すごとく、ケーシング5の一端開口から第2流体17が導かれ、コア4の各偏平チューブ2内を流通する。そして、ケーシング5の入口タンク部11に設けられたパイプ15から第1流体16が導かれ、図3のごとく、各偏平チューブ2の外面をU字状に流通する。即ち、図3において、第1流体16が第1仕切条8と左の膨出部3との間を図において上昇し、第1仕切条8の先端でUターンし、その第1仕切条8と右側の膨出部3との間を下降し、他方のパイプ15から流出する。そして、第1流体16と第2流体17との間で熱交換が行なわれる。
このように、第1流体16は各偏平チューブ2外面側を一対の膨出部3と第1仕切条8との間に形成された細長いU字状の流路を流通する。そのため、偏平チューブ2の外面側で第1流体16に淀みが生じることがない。特に、偏平チューブ2の第2流体17の流通方向の長さが短い場合に、最適である。なお、この例では一本の第1仕切条8のみを配置したが、その第1仕切条8を複数本千鳥状に配置してもよい。それにより、第1流体16の多パス構造が形成される。
また、第1仕切条8はこの例では各プレート1の一端から他端に達する手前で終わっているが、それに代えて、他端まで延長してもよい。他端にまで達しても、中間タンク部13の存在により、各プレート平面をU字状に流通することが可能となる。
次に、本発明の耐圧性につき述べる。
各偏平チューブ2の第2流体17の流通方向の両端開口は、互いに接続されてコアを構成する。それとともに、そのコアの外周はケーシング5により被嵌され、コアの両端部外周が環状にケーシング5にろう付けされている。それとともに、各偏平チューブ2の中間位置では、各第1仕切条8どうし、およびその第1仕切条8と第2仕切条9の平面条9aも互いに整合して直線的に接合されている。さらには、第2仕切条9の垂直条9bと各偏平チューブ2の側面との間も一体的にろう付けされている。そのため、耐圧性の高いろう付け構造となる。さらには、各偏平チューブ2のディンプル10どうしおよび、それとケーシング5のディンプル10との間もろう付けされ、さらに強度を増している。
また、一対のプレート1は図において下側の側壁1bの段付き部1cに上側のプレート1の側壁1bが着座し、それらの間がろう付けされている。それとともに、各偏平チューブ2の両側面は平坦に形成され、そこにケーシング5の垂直条9bが接触してろう付けされるため、単純な構造で且つ、ろう付けの信頼性が高い。
1 プレート
1a 溝底
1b 側壁
1c 段付き部
2 偏平チューブ
3 膨出部
4 コア
5 ケーシング
5a ケーシング本体
5b 閉塞板
6 入口
7 出口
8 第1仕切条
9 第2仕切条
9a 平面条
9b 垂直条
10 ディンプル
11 入口タンク部
12 出口タンク部
13 中間タンク部
14 出入口ヘッダ
15 パイプ
16 第1流体
17 第2流体
18 ヘッダプレートレス熱交換器

Claims (5)

  1. 一対の溝形に形成されたプレート(1)が互いにその溝底(1a)を対向し、その両側壁(1b)が互いに嵌着して、偏平チューブ(2) を形成し、各偏平チューブ(2) はその両開口端部に、溝底方向の外側へ膨出部(3)が形成され、
    複数の偏平チューブ(2) がその膨出部(3)で互いに接するように積層されてコア(4)を構成し、
    そのコア(4)の外周にケーシング(5)が筒状に被嵌され、
    ケーシング(5)の外周に第1流体の入口(6)および出口(7)が設けられ、各部品間がろう付けにより、一体的に接合されて、
    その入口(6)から導かれた第1流体が各偏平チューブ(2) の外面側に流通すると共に、各偏平チューブ(2) 内には第2流体が流通するヘッダプレートレス熱交換器において、
    各偏平チューブ(2) の両プレート(1)の各溝底(1a)側の外面に、前記入口(5)と出口(6)との間を部分的に仕切る第1仕切条(8)が、その幅方向の一端から他端の手前まで、前記膨出部(3)に平行に且つ、その高さの分だけ突出され、各偏平チューブ(2) の第1仕切条(8)が互いに接触し、
    その第1仕切条(8)に整合した第2仕切条(9)が、前記ケーシング(5)の内面側に突設され、その第2仕切条(9)が積層方向の最外側の偏平チューブ(2) の第1仕切条(8)に接触し、各部品の前記接触部が互いにろう付け接合され、
    前記第1流体が、その各第1仕切条(8)および第2仕切条(9)をUターンして前記入口(5)から出口(6)に流通するヘッダプレートレス熱交換器。
  2. 請求項1に記載のヘッダプレートレス熱交換器において、
    前記偏平チューブ(2) の前記第1仕切条(8)は偏平チューブ(2) の前記溝底(1a)側の平面のみに形成され、前記ケーシング(5)の第2仕切条(9)は、前記偏平チューブ(2) の溝底(1a)側の第1仕切条(8)に接する平面条(9a)と、その一端に連続して、それに直交する方向に延在する垂直条(9b)とを有し、その垂直条(9b)が偏平チューブ(2) の前記側壁(1b)に接するヘッダプレートレス熱交換器。
  3. 請求項1または請求項2に記載のヘッダプレートレス熱交換器において、
    前記ケーシング(5)の前記入口(6)および出口(7)を含むそれらの近傍に、一対の入口タンク部(11)と出口タンク(12)とが、そのケーシング(5)の外面側に突出し、そのケーシング(5)の前記Uターン部に中間タンク部(13)が外面側に突出されたヘッダプレートレス熱交換器。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のヘッダプレートレス熱交換器において、
    前記ケーシング(5)は、断面コ字状のケーシング本体(5a)と、その開口を閉塞する閉塞板(5b)とにより筒状に形成され、そのケーシング本体(5a)および閉塞板(5b)に前記第2仕切条(9)が形成されたヘッダプレートレス熱交換器。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のヘッダプレートレス熱交換器において、
    前記偏平チューブ(2) の各溝底(1a)側の外面およびケーシング(5)の内面に多数のディンプル(10)が分散して、前記膨出部(3)の高さ分だけ突出配置され、
    隣接する各偏平チューブ(2) の各ディンプル(10)どうし、および積層方向の最外側の偏平チューブ(2) のディンプル(10)とケーシング(5)内面のディンプル(10)どうしが互いに接するように形成されたヘッダプレートレス熱交換器。
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