JP2014051794A - 融雪装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な量の雪を融かすことができ、効率的な融雪を行うことができる装置を提供する。
【解決手段】除雪車3から道路上に積もった雪をバケット18の上方から投入する。バケット18内に投入された雪は、高周波誘導加熱により加熱された熱媒体が流れる融雪パイプ群20と接触して融かされる。加えて、バケット18内に投入された雪は、散水パイプ21から散水された温水がかけられることによっても融かされる。集水タンク22に集水された雪が融けた水は散水に利用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、高周波誘導加熱を利用した融雪装置に関する。
積雪地帯などにおいて、積もった雪を融かすために融雪装置が用いられることがある。このような融雪装置として、例えば特許文献1に示すように、積もった雪が投入可能な収納部が4つ以上に区分けされ、これらの収納部は間欠的に回動する回転体からなり、一部の収納部に収納された雪のみにマイクロ波を照射して融雪するものがある。
また、この融雪装置では、収納部の底部にIH(Induction Heating)コイルを設けて、誘導加熱で発生する熱によって、IHコイルにより底部の雪を直接融雪するようにしていた。
特許第4520518号公報
しかしながら、上述した融雪装置では、間欠的に回動する回転体の区分けされた一部の収納部に収納された雪にのみマイクロ波を照射して融雪し、収納部の底部の雪のみをIHコイルにより誘導加熱で発生する熱によって融雪するので、十分な量の雪を融かすことができず、効率的な融雪を行うことができないとう問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、十分な量の雪を融かすことができ、効率的な融雪を行うことができる融雪装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の融雪装置は、
雪が投入されるバケットを備えた融雪装置であって、
熱媒体を収容する熱媒体槽と、前記熱媒体を配管を介して循環させる循環ポンプと、前記熱媒体を高周波誘導加熱により加熱する誘導加熱部と、前記バケット内に設けられ、前記誘導加熱部で加熱された熱媒体が流れる融雪パイプ群とを備えたことを特徴とする。
また、前記バケットの底部に設けられ、雪が融けた水を集水する集水タンクと、該集水タンクにより集水された水を汲み上げる汲み上げポンプと、該汲み上げポンプにより汲み上げられた水を前記熱媒体との間で熱交換させて温水にする熱交換器と、前記バケット内に設けられ、前記温水を散水する散水パイプとを備えるようにしてもよい。
また、前記融雪パイプ群は、前記バケットの中央で山型を構成するように配置されるようにしてもよい。
また、前記バケットは、雪が投入される側に配置された前面と、該前面に対向する後面と、2つの側面と、底面とを有し、
前記融雪パイプ群は、前記バケットの後面に沿って配置された第1の融雪パイプ群と、前記前面に沿って配置された第2の融雪パイプ群と、前記2つの側面にそれぞれ沿って配置された第3の融雪パイプ群、第4の融雪パイプ群と、前記第3の融雪パイプ群とともに前記バケットの前後方向にV字型を構成するように配置された第5の融雪パイプ群と、前記第4の融雪パイプ群とともに前記バケットの前後方向にV字型を構成するように配置された第6の融雪パイプ群とにより構成され、
前記第5の融雪パイプ群と第6の融雪パイプ群とは、前記バケットの横方向の中央で山型を構成するように配置されるようにしてもよい。
また、前記第1乃至第6の融雪パイプ群は、上パイプと、下パイプと、前記上パイプと前記下パイプとを連結する複数の連結パイプとをそれぞれ備え、
前記熱媒体は、前記下パイプから流入し、前記連結パイプを上昇しながら流れ、前記上パイプから流出するようにしてもよい。
また、本発明の融雪装置は、車両に搭載され、移動可能であるようにしてもよい。
本発明によれば、十分な量の雪を融かすことができ、効率的な融雪を行うことができる融雪装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る融雪装置、融雪装置を搭載する車両及び除雪車の概略構成を表わす構成図である。 本発明の実施形態に係る融雪装置が有する第1の誘導加熱部,第2の誘導加熱部の動作を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る融雪装置が有する熱交換器の動作を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る融雪装置が有するバケットの構成を表す平面図である。 本発明の実施形態に係る融雪装置が有する融雪パイプ群の構成を表す斜視図である。 図5に示した融雪パイプ群を構成する第3〜第6の融雪パイプ群の構成を表す正面図である。 本発明の実施形態に係る融雪装置が有する融雪パイプ群と第3の熱媒体配管及び第5の熱媒体配管との接続関係、及び、散水パイプと散水用配管との接続関係を説明するための概略説明図である。
本発明の実施の形態に係る融雪装置について、以下図面を参照して説明する。
本実施の形態に係る融雪装置は、積雪地帯などにおいて、道路上に積もった雪を交通の障害にならないように高周波誘導加熱を利用して融雪を行う装置である。
融雪装置1は、車両2に搭載されており、道路上を移動可能である。融雪装置1は、図1に示すように、熱媒体槽11と、第1の誘導加熱部12と、第2の誘導加熱部13と、発電機14と、高周波発振器15(図2に示す。)と、制御盤16と、散水用の水を温水にする熱交換器17と、雪が投入されるバケット18と、バケット18内に設けられ、雪を融かすための融雪パイプ群20と、バケット18内の上方に設けられ、バケット18へ散水用の温水を散水するための散水パイプ21と、バケット18の底部に設けられ、雪が融けた水を貯める集水タンク22とを有している。
熱媒体槽11内には、不凍性の熱媒体が収容されており、熱媒体としては例えば工業用の熱媒油が用いられる。熱媒体槽11内の熱媒体は加熱され、融雪パイプ群20へと流されてバケット18内の雪を融かすことに用いられ、また、熱交換器17へと流されて散水用の水を加熱して温水にすることに用いられる。
熱媒体槽11は、架台31上に横置きに設置された略円筒型の基部11aと、基部11aの中央付近から上方に延設された円筒状の延設部11bとから構成される。基部11aが横置きに配置されることにより、車両2が移動する際に安定性が保たれる。
熱媒体槽11は、図示しないフレキシブルホースを介して、第1の循環ポンプ23及び第2の循環ポンプ24と接続されている。第1の循環ポンプ23は、フレキシブルホース及び第1の熱媒体配管25を介して、熱媒体を熱媒体槽11から流出させ、第1の誘導加熱部12を通過させ、熱媒体槽11へと循環させる。また、第1の循環ポンプ23は、フレキシブルホース及び第2の熱媒体配管26を介して、熱媒体を熱媒体槽11から流出させ、後述する冷却装置33を通過させ、熱媒体槽11へと循環させる。
第2の循環ポンプ24は、フレキシブルホース及び第3の熱媒体配管27を介して、熱媒体を熱媒体槽11から流出させ、第2の誘導加熱部13を通過させ、融雪パイプ群20へと流し、第5の熱媒体配管48を介して熱媒体槽11へと循環させる。また、第2の循環ポンプ24は、フレキシブルホース及び第4の熱媒体配管28を介して、熱媒体を熱媒体槽11から流出させ、熱交換器17を通過させ、熱媒体槽11へと循環させる。
なお、第1の熱媒体配管25における第1の誘導加熱部12の熱媒体流入側には電動弁からなる操作切換弁50aが、第2の熱媒体配管26における冷却装置33の熱媒体流入側には電動弁からなる操作切換弁50bが、第3の熱媒体配管27における第2の誘導加熱部13の熱媒体流入側には電動弁からなる操作切換弁50cが、第4の熱媒体配管28における熱交換器17の熱媒体流入側には電動弁からなる操作切換弁50dが設けられている。
また、熱媒体槽11は、槽内の余剰空気を排出する空気抜き弁32と、液面検知装置34とを有している。液面検知装置34は、図示しない液面検知センサを備えており、熱媒体槽11内の熱媒体が所定の量を超えてしまった際、または、所定の量より減ってしまった際に警報表示するためなどに用いられる。冷却装置33は、通過した熱媒体を冷却するための装置であり、例えば融雪作業が終了した後、熱媒体を冷ますことなどに用いられる。冷却装置33としては、例えば空冷ファンを有する空冷式の冷却装置が用いられ、空冷ファンを駆動することにより通過した熱媒体を冷ますことができる。
熱媒体槽11の下方には、熱媒体が車両2の外部へ漏れるのを防ぐためのドレンパン35が設けられている。熱媒体槽11は、車両2の床面に設けられた安定装置36上に架台31を介して設置される。安定装置36には、例えば油圧ジャッキが用いられ、熱媒体槽11は安定装置36により水平状態が保持される。安定装置36は図示しない蓄電池を電源とする。
第1の誘導加熱部12は、高周波誘導加熱により、熱媒体槽11内の熱媒体を加熱する。第2の誘導加熱部13は、高周波誘導加熱により、熱媒体槽11から流出した熱媒体を加熱するもので、補助的に用いられる。
第1の誘導加熱部12,第2の誘導加熱部13は、それぞれ複数の誘導加熱器12a,13aから構成される。誘導加熱器12aは、図2に示すように、筒体121aと、筒体121a内に配置された図示しない磁性体と、筒体121aの外周に巻かれた誘導コイル122aとを備えている。誘導加熱器13aも同様に、筒体131aと、磁性体と、誘導コイル132aとを備えている。筒体121a,131a内には熱媒体が流される。
発電機14には、例えば出力が250KW程度のディーゼル発電機が用いられる。発電機14は、前述した安定装置36と同様な構成の安定装置37上に設置され、底部にはドレンパン46が敷かれている。高周発振器15は、発電機14から供給された交流電力を高周波に変換して、誘導コイル122a,132aに供給する。高周発振器15の出力と誘導コイル122a,132aとの間にはマッチングトランス38が接続されており、インピーダンスの整合に用いられる。
第1の誘導加熱部12の誘導コイル122a,第2の誘導加熱部13の誘導コイル132aに、高周波発振機15から高周波誘導電流が供給されると、高周波誘導加熱により筒体121a,131a内の磁性体が発熱する。筒体121a,131a内を流れる熱媒体は、発熱した磁性体と接触することにより、加熱される。なお、複数の誘導加熱器12a,13aの誘導コイル122a,132aへの高周波誘導電流の供給は、図示しない遅延リレーを用いることにより、順次行われるようにする。
第1の熱媒体配管25における第1の誘導加熱部12の熱媒体流出側、および、第3の熱媒体配管27における第2の誘導加熱部13の熱媒体流出側には、図2に示すように、温度調節器40が設けられている。温度調節器40は、図示しない温度センサを有している。温度調節器40は、温度センサにより熱媒体が所定の温度以上であることを検出すると、後述する制御部16aを介して、高周波発振器15に第1の誘導加熱部12の誘導コイル122a,第2の誘導加熱部13の誘導コイル132aへの高周波誘導電流の供給を停止する制御信号を送信する。
また、第1の熱媒体配管25におけるそれぞれの誘導加熱器12aと温度調節器40との間、および、第3の熱媒体配管27におけるそれぞれの誘導加熱器13aと温度調節器40との間には、電動弁からなる定流量弁41が設けられている。定流量弁41により、誘導加熱器12a,13aから流出する熱媒体の流量を制限することにより、熱媒体に温度ムラが生じることを防止する。
制御盤16は制御部16aを有し、制御部16aは融雪装置1全体を制御する。制御部16aは、発電機14、高周発振器15、マッチングトランス38、温度調節器40、定流量弁41、第1の循環ポンプ23及び第2の循環ポンプ24、操作切換弁50a〜50d、冷却装置33、液面検知装置34、後述する汲み上げポンプ44、加圧ポンプ45、温度調節器47などの制御や演算処理を行う図示しないCPU(Central Processing Unit)や、これらを制御するためのプログラムや制御情報が格納されている図示しないメモリなどを備えている。なお、高周波発振器15及びマッチングトランス38は制御盤16内に設置されている。制御盤16は、前述した安定装置36,37と同様な構成の安定装置39上に設置される。
散水用の水は温水とされ、散水パイプ21からバケット18内に散水されることにより、バケット18に投入された雪を補助的に融かすとともに、バケット18内でのブリッジ現象を防止する。散水用の水としては、バケット18の底部に設けられた集水タンク22に貯められた雪が融けた水が主に用いられる。なお、集水タンク22に雪が融けた水がまだ十分に貯められていない除雪作業の開始段階においては、散水用の水として、散水用タンク42に予め貯められた水が用いられる。
集水タンク22、散水用タンク42、熱交換器17及び散水パイプ21は、散水用配管43を介して接続されている。また、散水用配管43には、集水タンク22から散水用タンク42側へと散水用の水を汲み上げるための汲み上げポンプ44と、散水用タンク42側へと汲み上げた散水用の水を熱交換器17側へと流し、水圧を高めるための加圧ポンプ45とが設けられている。
熱交換器17は、散水用の水と熱媒体との間で熱交換を行わせて、散水用の水を温水にする。熱交換器17には、例えば多管円筒式熱交換器が用いられる。熱交換器17は、図3に示すように、円筒状の胴体17aと、胴体17a内に配列された複数の伝熱管17bとを有している。伝熱管17b内に散水用の水が流入され、胴体17a内に熱媒体が流入されることにより、散水用の水と熱媒体との間で熱交換が行われる。これにより、熱交換器17を通過した散水用の水は加熱され温水となり、熱交換器17から温水として流出される。熱交換器17の散水用の水の流出口付近には、温度調節器47が設けられている。温度調節器47は、図示しない温度センサを有している。温度調節器47は、温度センサにより散水用の水が所定の温度以上であることを検出すると、制御部16aを介して、操作切換弁50dに熱交換器17への熱媒体の流入を停止する制御信号を送信する。
バケット18は、車両2において前側に設置される。バケット18には、車両2の前方を走行する除雪車3により、路上に積もった雪が投入される。除雪車3としては、例えばロータリ除雪車が用いられる。除雪車3は、雪を排出するホース3aの排出口付近に監視カメラ3bを有している。監視カメラ3bにより、ホース3からの雪投方向やバケット18までの距離などを監視し、調整する。
バケット18は、図1,図4及び図5に示すように、上方が開口しており、上方から雪が投入される。なお、図4において、理解しやすくするために、融雪パイプ群20の記載は省略している。バケット18は、雪を投入する側である除雪車3側に配置された前面18bと、前面18bと対向する後面18aと、2つの側面18c,18dと、底面18eとを有している。前面18b,後面18a及び側面18c,18dは、底面18eに向かって内側に傾斜している。前面18bは、後面18aよりも低く形成されており、雪がバケット18内に投入されやすくなっている。散水パイプ21は、前面18bの内側の上縁に沿って設けられている。散水パイプ21には、複数のノズル21aが並設されている。
バケット18の底面18eにおける前後の中間には、図4に示すように、最底部181eが設けられている。底面18eは、最底部181eに向かって内側に傾斜した2つの傾斜面182e,183を有している。最底部181eには、中央付近に雪が融けた水を貯める集水タンク22が設けられ、集水タンク22を挟んで、雪が融けた水を排出する2つの排出孔181fが設けられている。バケット18内で雪が融けた水は、集水タンク22に集水され、集水タンク22に集水されない水は排出孔181fから排出される。
融雪パイプ群20はバケット18内に設けられ、融雪パイプ群20には熱媒体が流される。融雪パイプ群20に除雪車3から投入された雪が接触すると、接触した雪は融けて水となる。融雪パイプ群20は、図5に示すように、第1〜第6の融雪パイプ群20a〜20fにより構成される。第1〜第6の融雪パイプ群20a〜20fは、バケット18内に設けられた図示しないブラケットに吊支されて配置される。なお、図5において、理解しやすくするために散水パイプ21の記載は省略している。
第1の融雪パイプ群20aは、バケット18の後面18aに沿って設けられる。第1の融雪パイプ群20aは、除雪車3から投入された雪を直接正面に受けて融かすことができる。第2の融雪パイプ群20bは、バケット18の前面18bに沿って散水パイプ21の下側に設けられる。第2の融雪パイプ群20bは、除雪車3から投入されて、垂れ落ちた雪などを融かすことができる。
第3及び第4の融雪パイプ群20c,20dは、バケット18の側面18c,18dに沿って設けられる。第5の融雪パイプ群20eは、図6に示すように、第3の融雪パイプ群20cとともに、バケット18内で前後方向にV字型を構成するように配置される。第6の融雪パイプ群20fは、第4の融雪パイプ群20dとともに、バケット18内で前後方向にV字型を構成するように配置される。また、第5の融雪パイプ群20eと第6の融雪パイプ群20fは、バケット18内で前後方向に山型(逆V字型)に配置される。すなわち、バケット18内の横方向の中央付近に、第5の融雪パイプ群20eと第6の融雪パイプ群20fにより構成される山型の頂部が配置される。第3〜第6の融雪パイプ群20c〜20f全体は、バケット18内で前後方向にW字型に配置される。第3〜第6の融雪パイプ群20c〜20fは、除雪車3から投入された大量の雪を融かすことができる。
第1の融雪パイプ群20aは、上パイプ201a,下パイプ202a、および、上パイプ201aと下パイプ202aとを連結する複数の連結パイプ203aにより構成される。連結パイプ203aは2列に所定の間隔で並設されている。2列に並設された連結パイプ203aは、一方の列の連結パイプ203aの間に他方の列の連結パイプ203aが位置するように配設されている。バケット18の後面18aの形状に合わせて、上パイプ201aは下パイプ202aよりも長く形成されている。また、第2の融雪パイプ群20bも、第1の融雪パイプ群20aとほぼ同様な構成であり、上パイプ201b,下パイプ202b及び連結パイプ203bにより構成される。なお、第2の融雪パイプ群20bの連結パイプ203bは、第1の融雪パイプ群20aの連結パイプ203aよりも短く形成されている。
下パイプ202a,202bの一端から熱媒体が流入し、他端は閉じられている。また、上パイプ201a,201bの一端から熱媒体が流出し、他端は閉じられている。よって、熱媒体は、下パイプ202a,202bの一端から流入し、連結パイプ203a,203b内を上昇して、上パイプ201a,201bの一端から流出する。
第3〜第6の融雪パイプ群20c〜20fは、同様な構成であり、上パイプ201c〜201f,下パイプ202c〜202f、及び、上パイプ201c〜201fと下パイプ202c〜202fとを連結する複数の連結パイプ203c〜203fにより構成される。連結パイプ203c〜203fは2列に所定の間隔で並設されている。2列に並設された連結パイプ203c〜203fは、一方の列の連結パイプ203c〜203fの間に他方の列の連結パイプ203c〜203fが位置するように配設されている。バケット18の側面18c,18dの形状に合わせて、上パイプ201c〜201fは、下パイプ202c〜202fよりも長く形成されている。下パイプ202c〜202fの一端から熱媒体が流入し、他端は閉じられている。また、上パイプ201c〜201fの一端から熱媒体が流出し、他端は閉じられている。よって、熱媒体は、下パイプ202c〜202fの一端から流入し、連結パイプ203c〜203f内を上昇して、上パイプ201c〜201fの一端から流出する。熱媒体が流出する上パイプ201c〜201fの一端は、バケット18内で1本の流出パイプ201gに接続されている。
第3の熱媒体配管27及び第5の熱媒体配管48と融雪パイプ群20との接続、および、散水用配管43と散水パイプ21との接続を図7に示す。図7においては、理解しやすくするために、バケット18は省略され、融雪パイプ群20、散水パイプ21等は簡略化されている。熱媒体を融雪パイプ群20へと流入させる第3の熱媒体配管27は、バケット18の手前で6つに分岐され、融雪パイプ群20の下パイプ202a〜202fの一端とそれぞれ接続されている。熱媒体が融雪パイプ群20から流出する第5の熱媒体配管48は、融雪パイプ群20a,20bの上パイプ201a,201bの一端と接続された流出パイプ204a,204b及び融雪パイプ群20c〜20fの流出パイプ201gと接続されている。
ここで、融雪装置1により道路上に積もった雪を融雪する方法について説明する。安定装置36,37,39により、熱媒体槽11,発電機14及び制御盤16が水平状態であることを確認した後、発電機14を駆動して電力を確保する。次に、操作切換弁50a,50c,50dを開き、第1の循環ポンプ23及び第2の循環ポンプ24を駆動する。
これにより、熱媒体槽11内の熱媒体は、第1の熱媒体配管25等を介して流出し、第1の誘導加熱部12を通過し、熱媒体槽11へと循環する。また、熱媒体槽11内の熱媒体は、第3の熱媒体配管27等を介して流出し、第2の誘導加熱部13を通過し、融雪パイプ群20へと流れ、第5の熱媒体配管48を介して熱媒体槽11へと循環する。また、熱媒体槽11内の熱媒体は、第4の熱媒体配管28等を介して流出し、熱交換器17の胴体17a内を通過し、熱媒体槽11へと循環する。
次に、発電機14から高周波発振器15に交流電力を供給する。交流電力を高周波発振器15により高周波に変換して、第1の誘導加熱部12の誘導コイル122a及び第2の誘導加熱部13の誘導コイル132aに供給する。第1の誘導加熱部12の筒体121a及び第2の誘導加熱部13の筒体131a内を流れる熱媒体は、高周波誘導加熱により発熱した磁性体と接触して、加熱される。
第1の誘導加熱部12の筒体131aを通過し、加熱された熱媒体は、熱媒体槽11へと循環され、熱媒体槽11内の熱媒体は所望の温度に保たれる。第2の誘導加熱部13の筒体131aを通過し、加熱された熱媒体は、融雪パイプ群20へと流され、融雪パイプ群20を流れる熱媒体は所望の温度に保たれる。なお、第2の誘導加熱部13は第1の誘導加熱部12を補助するためのものであるために、温度調節器40により熱媒体が所望の温度以上であることを検出した場合には作動しない。融雪パイプ群20を流れる熱媒体の温度は、100℃〜200℃程度であり、150℃程度が好ましい。
次に、加圧ポンプ45を駆動して、散水用タンク42内に貯められた散水用の水を散水用配管43を介して熱交換器17の伝熱管17b内を通過させる。熱交換器17の伝熱管17b内を通過する水と、胴体17a内を通過する加熱された熱媒体との間で熱交換が行われる。これにより、散水用の水は温水となり、散水用配管43を介して散水パイプ21のノズル21aからバケット18内に散水される。
次に、除雪車3と同じ走行速度で、除雪車3の後方の位置を維持して車両2を走行させる。そして、除雪車3からバケット18内への道路上に積もっていた雪の投入を開始する。バケット18内に投入された雪は、加熱された熱媒体が流れる融雪パイプ群20と接触して融かされる。加えて、バケット18内に投入された雪は、散水パイプ21のノズル21aから散水された温水がかけられることによっても融かされる。
第1〜第6の融雪パイプ群20a〜20fには、熱媒体が下パイプ202a〜202fから上パイプ201a〜201fへと連結パイプ203a〜203fを介して緩やかに上昇しながら流れる。連結パイプ203a〜203fに熱媒体を緩やかに上昇させながら流すことにより、融雪の効率は向上する。この熱媒体の流速は、0.8m/s〜1.2m/s程度である。第1〜第6の融雪パイプ群20a〜20f内を流れる熱媒体の流速は、第2の循環ポンプ24の図示しないインバータ及び定流量弁41を制御部16aで制御することにより調整する。
次に、汲み上げポンプ44を駆動し、バケット18の集水タンク22から雪が融けた水を散水用タンク42側へと汲み上げる。汲み上げられた水は、散水用配管43を介して、熱交換器17の伝熱管17b内を通過して、温水となり、散水パイプ21のノズル21aから散水される。すなわち、バケット18内で雪が融けた水は、散水パイプ21による散水に利用される。散水される温水の水温は40℃〜45℃程度である。なお、バケット18内で集水タンク22に集められなかった雪が融けた水は排出孔181fから排出される。
なお、融雪作業を終了する際には、危険防止のために冷却装置33により熱媒体槽11内の熱媒体の冷却が行われる。
このように本実施の形態の融雪装置では、高速の高温加熱が得られる高周波誘導加熱を用いて加熱した熱媒体を融雪パイプ群20へと流して、バケット18に投入された雪を融雪パイプ群20に接触させて融かすようにしたので、十分な量の雪を効率的に融かすことができる。
また、本実施の形態では、融雪パイプ群20を第1〜第6の融雪パイプ群20a〜20fにより構成し、それぞれの役割を果たすようにバケット18内に配置するようにしたので、より効率的な融雪を行うことができる。
具体的には、第1の融雪パイプ群20aは、バケット18の後面18aに沿って設けられることにより、除雪車3から投入された雪を直接正面に受けて融かすことができる。また、第2の融雪パイプ群20bは、バケット18の前面18bに沿って設けられることにより、除雪車3から投入されて、垂れ落ちた雪などを融かすことができる。また、第3〜第6の融雪パイプ群20c〜20fは、バケット18内で前後方向にW字型に配置されることにより、除雪車3から投入された大量の雪を融かすことができる。バケット18内でも多くの雪が投入される中央付近に、第5の融雪パイプ群20eと第6の融雪パイプ群20fにより構成される山型の頂部が配置されるようにしたので、効率的に大量の雪を融かすことができるとともに、バケット18の中央付近に雪が溜まってしまうことを防ぐことができる。
また、本実施の形態の融雪装置では、高周波誘導加熱を用いて加熱した熱媒体との間で熱交換して生じた温水を、散水パイプ21からバケット18内に投入された雪にかけるようにしたので、融雪の効果をさらに高めることができ、バケット18内でのブリッジ現象を防止することができる。
また、本実施の形態の融雪装置では、バケット18の集水タンク22に集水された雪が融けた水を利用して、この水を温水にして散水パイプ21から散水するようにしたので、道路上に排出される雪が融けた水を減らすことができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、融雪装置1を車両2に搭載する例について説明したが、融雪装置1を単独で所定の場所に固定して用いることも可能である。また、上記実施の形態では、除雪車3によりバケット18に積もった雪を投入する例について説明したが、除雪車3を必ずしも用いる必要はなく、例えばトラックに積んだ雪をバケット18に投入するようにしてもよいし、ホイールローダ、雪かき具等を用いるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、散水パイプ21から温水をバケット18内に投入された雪にかける例について説明したが、融雪パイプ群20のみで所望の雪の量を融かすことができる場合には、散水パイプ21からの散水は必ずしも必要ない。
また、上記実施の形態では、第1〜第6の融雪パイプ群20a〜20fをバケット18内に配置する例について説明したが、融雪パイプ群の構造や配置や数はこれに限られず、積雪量などの状況に応じて、適宜変更してもよい。例えば、上記実施の形態では、第5の融雪パイプ群20eと第6の融雪パイプ群20fとにより山型を構成するようにしたが、その代わりに、バケット18の底面18eに沿って融雪パイプ群を設けるようにしてもよいし、複数の山型を構成するように融雪パイプ群を設けるようにしてもよい。また、上記実施の形態では、第5の融雪パイプ群20eと第6の融雪パイプ群20fにより構成される山型がバケット18内の横方向の中央付近に配置されるようにしたが、バケット18内の前後方向の中央付近に山型の頂部が配置されるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、融雪装置1は開口が矩形であるバケット18を備えた例について説明したが、バケット18の形状はこれに限られず、例えば開口が円形であるバケットを用いるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、融雪装置1が補助的な役割の第2の誘導加熱部13を備えた例について説明したが、第1の誘導加熱部12により熱媒体を所望の温度に保つことができる場合には、必ずしも第2の誘導加熱部13を備える必要はない。
また、本発明では、誘導加熱器12a,13aが有する磁性体の形状、材料等は限定されない。例えば、磁性体として螺旋状に巻かれた複数の発熱コイルを用いて、筒体121a,131a内の軸方向に挿入するようにしてもよいし、複数の孔が形成された板状の磁性体を筒体121a,131a内の軸方向に所定の間隔で配置するようにしてもよい。
1 融雪装置
11 熱媒体槽
12 第1の誘導加熱部
13 第2の誘導加熱部
12a,13a 誘導加熱器
121a,131a 筒体
122a,132a 誘導コイル
14 発電機
15 高周波発振器
16 制御盤
16a 制御部
17 熱交換器
18 バケット
20(20a〜20f) 融雪パイプ群
201a〜201f 上パイプ
202a〜202f 下パイプ
203a〜203f 連結パイプ
21 散水パイプ
21a ノズル
22 集水タンク
23 第1の循環ポンプ
24 第2の循環ポンプ
25 第1の熱媒体配管
26 第2の熱媒体配管
27 第3の熱媒体配管
28 第4の熱媒体配管
48 第5の熱媒体配管
43 散水用配管
44 汲み上げポンプ
45 加圧ポンプ
40,47 温度調節器
41 定流量弁
2 車両
3 除雪車

Claims (6)

  1. 雪が投入されるバケットを備えた融雪装置であって、
    熱媒体を収容する熱媒体槽と、前記熱媒体を配管を介して循環させる循環ポンプと、前記熱媒体を高周波誘導加熱により加熱する誘導加熱部と、前記バケット内に設けられ、前記誘導加熱部で加熱された熱媒体が流れる融雪パイプ群とを備えたことを特徴とする融雪装置。
  2. 前記バケットの底部に設けられ、雪が融けた水を集水する集水タンクと、該集水タンクにより集水された水を汲み上げる汲み上げポンプと、該汲み上げポンプにより汲み上げられた水を前記熱媒体との間で熱交換させて温水にする熱交換器と、前記バケット内に設けられ、前記温水を散水する散水パイプとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の融雪装置。
  3. 前記融雪パイプ群は、前記バケットの中央で山型を構成するように配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の融雪装置。
  4. 前記バケットは、雪が投入される側に配置された前面と、該前面に対向する後面と、2つの側面と、底面とを有し、
    前記融雪パイプ群は、前記バケットの後面に沿って配置された第1の融雪パイプ群と、前記前面に沿って配置された第2の融雪パイプ群と、前記2つの側面にそれぞれ沿って配置された第3の融雪パイプ群、第4の融雪パイプ群と、前記第3の融雪パイプ群とともに前記バケットの前後方向にV字型を構成するように配置された第5の融雪パイプ群と、前記第4の融雪パイプ群とともに前記バケットの前後方向にV字型を構成するように配置された第6の融雪パイプ群とにより構成され、
    前記第5の融雪パイプ群と第6の融雪パイプ群とは、前記バケットの横方向の中央で山型を構成するように配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の融雪装置。
  5. 前記第1乃至第6の融雪パイプ群は、上パイプと、下パイプと、前記上パイプと前記下パイプとを連結する複数の連結パイプとをそれぞれ備え、
    前記熱媒体は、前記下パイプから流入し、前記連結パイプを上昇しながら流れ、前記上パイプから流出することを特徴とする請求項4に記載の融雪装置。
  6. 車両に搭載され、移動可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の融雪装置。
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