JP2006112058A - 融雪設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低いランニングコストにて良好に融雪を行う。
【解決手段】 貯水漕23の水をポンプ31によって揚水して高架橋1上に積もった雪へ散水して溶かす散水手段を設ける。散水した水及び雪解け水を高架橋1から落水させ、その落水のエネルギーによって発電する水力発電装置11を設ける。散水する貯水漕23の水を加熱するヒータ25を設け、水力発電装置11にて発電された電力をヒータ25に供給して発熱させる。水力発電装置11にて発電された電力をポンプ31へ供給して駆動させる。高架橋1上の雪を溶かす融雪ヒータ35を設け、水力発電装置11にて発電された電力を融雪ヒータ35へ供給して発熱させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、鉄道車両が走行する高架橋に設置される融雪設備に関する。
降雪地域においては、鉄道の高架橋に降り積もった雪を除雪して安全に車両を走行させる必要がある。このため、以前より、軌道には、降り積もった雪を溶かして排水する融雪設備が設置されている。
この種の融雪設備としては、例えば、レールに沿って敷設された温水マットへ、ボイラによって加熱した温水を供給して循環させることにより、レールに付着した雪を溶かすものなどが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−176302号公報
ところで、上記のような融雪設備では、常に水をボイラで加熱して温水を作りださなければならず、燃料費が嵩み、ランニングコストが高いという問題があった。このため、熱源にかかる燃料費などが極力抑えられたランニングコストの低い融雪設備が要望されているのが現状である。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、低いランニングコストにて良好に融雪を行うことができる経済的な融雪設備を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の融雪設備は、高架橋上に積もった雪へ水を散水して溶かす散水手段と、該散水手段にて散水された水及び前記散水手段によって溶かされた雪解け水を前記高架橋から落水させ、その落水のエネルギーによって発電する水力発電手段とを備えたことを特徴とする。
このように、高架橋上からの落水のエネルギーによって発電するので、この発電した電力を融雪のために有効に用いることにより、低いランニングコストにて良好に融雪を行うことができ、極めて経済的である。
また、本発明は、前記散水手段が、散水する水を加熱するヒータを備え、該ヒータは、前記水力発電手段にて発電された電力が供給されて発熱することを特徴とする。
このように、発電した電力によってヒータを発熱させることにより、散水する水を加熱して良好に融雪を行うことができる。
さらに、本発明は、前記散水手段が、散水する水を前記高架橋上へ揚水するポンプを備え、該ポンプは、前記水力発電手段にて発電された電力が供給されて駆動することを特徴とする。
このように、発電した電力によってポンプを駆動させることにより、高架橋上に散水する水を揚水して良好に融雪を行うことができる。
また、本発明は、前記高架橋に、雪を溶かす融雪ヒータが設けられ、該融雪ヒータは、前記水力発電手段にて発電された電力が供給されて発熱することを特徴とする。
このように、発電した電力によって融雪ヒータを発熱させることにより、高架橋上の雪をさらに良好に溶かすことができる。
本発明の融雪設備によれば、高架橋上からの落水のエネルギーによって発電するので、この発電した電力を融雪のために有効に用いることにより、低いランニングコストにて良好に融雪を行うことができ、極めて経済的である。
以下、本発明の融雪設備の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る融雪設備の構成を説明する概略構成図である。
図に示すように、本実施形態の融雪設備が設置された高架橋1は、床版2を橋脚3によって高位置に支持したもので、床版2には、レール4が敷設されている。そして、このレール4上を鉄道車両5が走行するようになっている。
上記高架橋1に設置された融雪設備は、水力発電装置11を備えている。この水力発電装置11は、水車12と、この水車12に回転軸13が連結された発電機14とを有している。
この水力発電装置11の水車12には、水圧管15が接続されている。この水圧管15は、高架橋1の床版2に接続されて鉛直に配置されており、床版2に形成された排水孔16と連通されている。床版2の上面は、排水孔16へ向かって下方へ傾斜する傾斜面とされており、床版2の上面に溜まった水が排水孔16へ導かれる。
また、水力発電装置11の水車12は、その中心における下部に、吸出管17が接続されている。この吸出管17は、その途中で供給管21と排水管22とに分岐されており、供給管21が貯水槽23に導かれ、排水管22が、図示しない排水用の側溝に導かれている。
貯水漕23は、ボイラ24を備えており、このボイラ24は、貯水槽23内に貯留されている水を加熱する。また、貯水漕23には、ヒータ25が設けられており、このヒータ25によっても内部の水が加熱される。
また、貯水漕23には、ポンプ31に接続された吸込管32が配設されており、貯水漕23内の水がポンプ31によって吸い上げられるようになっている。ポンプ31には、吐出管33が接続され、吸い上げられた貯水漕23の水が吐出管33に送り込まれる。
この吐出管33は、高架橋1の床版2上にて、レール4に沿って配設された散水管34に接続されており、吐出管33に送り込まれた水が散水管34に供給される。
散水管34には、長手方向に間隔をあけて複数の散水口34aが設けられており、これら散水口34aからレール4へ向かって水が散水される。
また、高架橋1の床版2上には、レール4及びその周辺を加熱する融雪ヒータ35が配設されており、この融雪ヒータ35には、水力発電装置11の発電機14にて発電された電力が供給されるようになっている。
また、水力発電装置11の発電機14にて発電された電力は、ポンプ31及びヒータ25にも供給されるようになっている。
次に、上記融雪設備を備えた高架橋1において、降り積もった雪を融雪する場合について説明する。
高架橋1に積もった雪を溶かすには、まず、ボイラ24によって予め加熱した貯水槽23内の温水を、図示しない電源にてポンプ31を駆動させることにより散水管34へ送り込む。
このようにすると、散水管34の各散水口34aから温水が散水され、レール4の周辺の雪が溶かされる。
そして、この散水管34の散水口34aから散水された水は、雪解け水とともに床版2の上面を流れて排水孔16へ導かれ、水圧管15を通って水力発電装置11の水車12へ導かれる。これにより、水車12は、水圧管15から送り込まれる水によって回転し、発電機14の回転軸13を回転させ、発電させる。
そして、発電機14にて発電された電力は、融雪ヒータ35へ供給される。これにより、融雪ヒータ35が加熱し、レール4及びその周辺が暖められ、雪が溶かされる。
また、発電機14にて発電された電力は、ポンプ31にも供給され、ポンプ31の駆動電力として用いられる。さらに、発電機14にて発電された電力は、ヒータ25にも供給され、ヒータ25によって貯水漕23内の水が加熱される。
このように、上記実施形態の融雪設備によれば、高架橋1上からの落水のエネルギーによって発電する水力発電装置11を設けたので、この発電した電力を融雪のために有効に用いることにより、低いランニングコストにて良好に融雪を行うことができ、極めて経済的である。
つまり、発電した電力によってヒータ25を発熱させて散水する水を加熱することにより、ボイラ24における燃料費を大幅に削減することができる。また、発電した電力をポンプ31へ供給して駆動させることにより、高架橋1上に散水する水を揚水して良好に融雪を行うこともできる。
さらには、発電した電力によって融雪ヒータ35を発熱させることにより、高架橋1上の雪をさらに良好に溶かすことができる。
本発明の本実施形態に係る融雪設備の構成を説明する概略構成図である。
符号の説明
1 高架橋
11 水力発電装置(水力発電手段)
25 ヒータ
31 ポンプ
34 散水管(散水手段)
35 融雪ヒータ

Claims (4)

  1. 高架橋上に積もった雪へ水を散水して溶かす散水手段と、該散水手段にて散水された水及び前記散水手段によって溶かされた雪解け水を前記高架橋から下方へ流す流路と、該流路中を流れる水の運動エネルギーによって発電する水力発電手段とを備えたことを特徴とする融雪設備。
  2. 前記散水手段は、散水する水を加熱するヒータを備え、該ヒータは、前記水力発電手段にて発電された電力が供給されて発熱することを特徴とする請求項1に記載の融雪設備。
  3. 前記散水手段は、散水する水を前記高架橋上へ揚水するポンプを備え、該ポンプは、前記水力発電手段にて発電された電力が供給されて駆動することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の融雪設備。
  4. 前記高架橋には、雪を溶かす融雪ヒータが設けられ、該融雪ヒータは、前記水力発電手段にて発電された電力が供給されて発熱することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の融雪設備。

JP2004297982A 2004-10-12 2004-10-12 融雪設備 Withdrawn JP2006112058A (ja)

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