JPH01299909A - 消雪井戸 - Google Patents
消雪井戸Info
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- JPH01299909A JPH01299909A JP12888088A JP12888088A JPH01299909A JP H01299909 A JPH01299909 A JP H01299909A JP 12888088 A JP12888088 A JP 12888088A JP 12888088 A JP12888088 A JP 12888088A JP H01299909 A JPH01299909 A JP H01299909A
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- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims abstract description 14
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
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Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は地下水熱を最も効率良く利用し得る地下水と循
環水とを併用する消雪井戸に関するものである。
環水とを併用する消雪井戸に関するものである。
地熱を利用するシステムとしては、地下水の持つ熱エネ
ルギーだけを利用し、熱交換後地下水そのものは再び地
下水層に還元するシステムがある。
ルギーだけを利用し、熱交換後地下水そのものは再び地
下水層に還元するシステムがある。
このシステムの特徴は、地下水の持つ熱エネルギーを地
上に設置された熱交換器に通し、別の経路で送られてき
た温度の低い水と熱交換をし、温められた水を融雪その
他に使い、地下水は熱交換後再び地下に還元する。
上に設置された熱交換器に通し、別の経路で送られてき
た温度の低い水と熱交換をし、温められた水を融雪その
他に使い、地下水は熱交換後再び地下に還元する。
このシステムは、地下水層の地下水の絶対量を変えない
で融雪を行うとするものである。
で融雪を行うとするものである。
このシステムには井戸を2本掘り、揚水と還元を区分す
る2本井戸方式と、揚水と還元を1本井戸により行う!
本井戸方式とがある。
る2本井戸方式と、揚水と還元を1本井戸により行う!
本井戸方式とがある。
2本井戸方式の特徴は、揚水と還元に利用する地下水層
が同一であることを基本とした場合には、地下水層別の
収支バランスを保ちながら熱利用ができることにある。
が同一であることを基本とした場合には、地下水層別の
収支バランスを保ちながら熱利用ができることにある。
しかし半面、施設が大規模となるため、イニシャルコス
トやランニングコストが割高となる。
トやランニングコストが割高となる。
1本井戸方式の特徴は、揚水と還元に利用する地下水層
を異にしているが、全体の地下水の使用1バランスは保
たれることになり、且つ施設場所は特にスペースを大き
くとることらなく、1本邦戸で良いから2本件戸方式に
比べて極めて安価にできる。
を異にしているが、全体の地下水の使用1バランスは保
たれることになり、且つ施設場所は特にスペースを大き
くとることらなく、1本邦戸で良いから2本件戸方式に
比べて極めて安価にできる。
しかし半面、井戸の施工技術には高度なものが要求され
、地下水層別のストレーナ−洗浄が悪いと注入がうまく
行かないことになる。
、地下水層別のストレーナ−洗浄が悪いと注入がうまく
行かないことになる。
即ち、揚水−熱交換−還元という地下水熱利用法は、全
体としてはイニシャルコストが高くなるし、施設が複雑
になるという欠点がある。
体としてはイニシャルコストが高くなるし、施設が複雑
になるという欠点がある。
そこで、最近検討が始められている熱交換システムの1
つとして、井戸そのものを熱交換器として利用する、い
わゆる地中熱交換方式が研究されはじめている。
つとして、井戸そのものを熱交換器として利用する、い
わゆる地中熱交換方式が研究されはじめている。
その基本原理を示すと、第1図のような利用法になる。
このシステムの場合の熱供給は、■地中の熱伝導、■地
下水流による熱の輸送の2つの条件に左右されやすい。
下水流による熱の輸送の2つの条件に左右されやすい。
この2つの条件は、自然条件によって決まる要素が大き
いため、汲み上げ熱量の人為的コントロールが難しい面
がある。
いため、汲み上げ熱量の人為的コントロールが難しい面
がある。
そこで、設計に際しては、消雪必要熱量と熱供給可能量
のバランスを考慮する必要がある。
のバランスを考慮する必要がある。
バランスをとるということは、地下水の供給熱量とそれ
に見合った融雪面積が常に一致するかどうかである。
に見合った融雪面積が常に一致するかどうかである。
この場合特に、井戸内の地下水の流動は自然状態(地下
水は自然の動水勾配で移動)のままであると、1日当た
り微動でしかないから、井戸内の地下水温は低下してく
るので井戸内における熱交換も低下し、その結果として
融雪能力の低下につながることになる。
水は自然の動水勾配で移動)のままであると、1日当た
り微動でしかないから、井戸内の地下水温は低下してく
るので井戸内における熱交換も低下し、その結果として
融雪能力の低下につながることになる。
そこで、今回のように地下水を人為的に井戸内から汲み
揚げることにより、常に安定した地下水の熱量が井戸内
に供給されることになる。
揚げることにより、常に安定した地下水の熱量が井戸内
に供給されることになる。
そのことにより、井戸内における水温の低下もなく、融
雪も安定した形でできることになる。
雪も安定した形でできることになる。
そのため揚水を行わない地中熱交換方式にくらべると融
雪面積も大きくできる特徴もあり、井戸内の地下水が入
り込むパイプの開孔部(ストレーナ−)の目詰まり防止
にも役立つ実用的な融雪工法となる。
雪面積も大きくできる特徴もあり、井戸内の地下水が入
り込むパイプの開孔部(ストレーナ−)の目詰まり防止
にも役立つ実用的な融雪工法となる。
添付図面を参照に詳述すると次の通りになる。
地下水層1まで届く井戸2を穿設し、この井戸2に送り
パイプ3と戻しパイプ4とを有する循環パイプ5を地下
水と熱交換できるように井戸底まで挿入し、この循環バ
イブ5の井戸導出部分6に上り消雪を行うようにした消
雪井戸a内に水中ポンプ8を設置し、この水中ポンプ8
に連設した汲上管9を消雪装置、熱交換器、放水管、還
水管などの各種の使用目的体に連設したことを特徴とす
る地下水と循環水とを併用する消雪井戸。
パイプ3と戻しパイプ4とを有する循環パイプ5を地下
水と熱交換できるように井戸底まで挿入し、この循環バ
イブ5の井戸導出部分6に上り消雪を行うようにした消
雪井戸a内に水中ポンプ8を設置し、この水中ポンプ8
に連設した汲上管9を消雪装置、熱交換器、放水管、還
水管などの各種の使用目的体に連設したことを特徴とす
る地下水と循環水とを併用する消雪井戸。
実施の一例を示す第2図、第3図において、循環水は循
環用ポンプ10により戻しパイプ4から井戸2内に導入
され、熱交換プレート12により良好に地下水と熱交換
をし、送りパイプ3により循環水は井戸2外に送り出さ
れ、この循環バイブ5の井戸導出部分6において例えば
地表近くに埋設して地表を暖めて消雪を行ったり、熱交
換器と熱交換して河川水を暖め、この暖められた河川水
で消雪を行うても良い。
環用ポンプ10により戻しパイプ4から井戸2内に導入
され、熱交換プレート12により良好に地下水と熱交換
をし、送りパイプ3により循環水は井戸2外に送り出さ
れ、この循環バイブ5の井戸導出部分6において例えば
地表近くに埋設して地表を暖めて消雪を行ったり、熱交
換器と熱交換して河川水を暖め、この暖められた河川水
で消雪を行うても良い。
第4.5図はファン14か、地下水層1の地下水を下方
から上方へ移動させて熱交換を良好にする。
から上方へ移動させて熱交換を良好にする。
この際、ファン14は動力回動方式、水流(水圧)によ
る無動力回動力式のいずれを採用しても良い。
る無動力回動力式のいずれを採用しても良い。
本発明は、このような消雪井戸aの井戸2内に水中ポン
プ8を設置し、汲上管9により井戸2内の地下水を汲み
上げることにより井戸2の外周の地下水をも吸引し、地
下水の流動を良好にしてそれだけ暖かい地下水で前記の
循環バイブ5の熱交換を良好にする。
プ8を設置し、汲上管9により井戸2内の地下水を汲み
上げることにより井戸2の外周の地下水をも吸引し、地
下水の流動を良好にしてそれだけ暖かい地下水で前記の
循環バイブ5の熱交換を良好にする。
すなわち、井戸2内に、地下水を汲み上げる装置を併設
し、時々地下水を直接汲み上げることにより暖かい地下
水で熱交換をできるようにし、−方その為に汲み上げた
地下水は直接路面散水やその他の消雪に併用するように
すれば一層効果的に消雪を行うことができる。
し、時々地下水を直接汲み上げることにより暖かい地下
水で熱交換をできるようにし、−方その為に汲み上げた
地下水は直接路面散水やその他の消雪に併用するように
すれば一層効果的に消雪を行うことができる。
また、循環パイプ5による無散水式の消雪装置は、大気
に触れることなく、循環水の熱即ち地中熱のみを利用す
ることになるから、循環水は汚れたりすることがなく、
井戸2内の自然状態のままで利用すると同じことになり
、井戸2内の洗浄などが全く不要な非常に便利な消雪井
戸が得られることになる。
に触れることなく、循環水の熱即ち地中熱のみを利用す
ることになるから、循環水は汚れたりすることがなく、
井戸2内の自然状態のままで利用すると同じことになり
、井戸2内の洗浄などが全く不要な非常に便利な消雪井
戸が得られることになる。
尚、図中7は散水ノズル、11は道路側溝、15は消雪
敷板を図示している。
敷板を図示している。
本発明は上述のように構成したから、地下水熱を無駄に
しない循環水利用の消雪システムである上循環水は新し
い地下水で熱交換される熱交換効率の非常に良好な消雪
井戸が得られることになる。
しない循環水利用の消雪システムである上循環水は新し
い地下水で熱交換される熱交換効率の非常に良好な消雪
井戸が得られることになる。
また、熱交換を良好にする為に汲上げられた地下水もそ
のまま直接消雪に使用される地下水と循環水の併用シス
テムであるから一度消雪が効果的に行なわれる実用性秀
れた効果を発揮する消雪井戸となる。
のまま直接消雪に使用される地下水と循環水の併用シス
テムであるから一度消雪が効果的に行なわれる実用性秀
れた効果を発揮する消雪井戸となる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
の概略説明図、第2図は第1の発明の一実施例を示す説
明断面図、第3図は第2の発明の一実施例を示す説明断
面図、第4図は第3の発明の一実施例を示す説明断面図
、第5図は第3の別例を示す説明断面図、第6.7図は
消雪装置の実施例である。 a・・・〆n雪井戸、l・・・地下水層、2・・・井戸
、3・・・送りパイプ、4・・・戻しパイプ、5・・・
循環パイプ、6・・・井戸導出部分、8・・・水中ポン
プ、9・・・汲土管。 昭和63年5月26日
の概略説明図、第2図は第1の発明の一実施例を示す説
明断面図、第3図は第2の発明の一実施例を示す説明断
面図、第4図は第3の発明の一実施例を示す説明断面図
、第5図は第3の別例を示す説明断面図、第6.7図は
消雪装置の実施例である。 a・・・〆n雪井戸、l・・・地下水層、2・・・井戸
、3・・・送りパイプ、4・・・戻しパイプ、5・・・
循環パイプ、6・・・井戸導出部分、8・・・水中ポン
プ、9・・・汲土管。 昭和63年5月26日
Claims (1)
- 地下水層まで届く井戸を穿設し、この井戸に送りパイプ
と戻しパイプとを有する循環パイプを地下水と熱交換で
きるように井戸底まで挿入し、この循環パイプの井戸導
出部分により消雪を行うようにした消雪井戸内に水中ポ
ンプを設置し、この水中ポンプに連設した汲上管を消雪
装置、熱交換器、放水管、還水管などの各種の使用目的
体に連設したことを特徴とする地下水と循環水とを併用
する消雪井戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12888088A JPH01299909A (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 消雪井戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12888088A JPH01299909A (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 消雪井戸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01299909A true JPH01299909A (ja) | 1989-12-04 |
JPH0565645B2 JPH0565645B2 (ja) | 1993-09-20 |
Family
ID=14995638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12888088A Granted JPH01299909A (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 消雪井戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01299909A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05247908A (ja) * | 1992-03-03 | 1993-09-24 | Kowa:Kk | 太陽熱を蓄熱した地下滞水層を利用する消雪装置 |
JP2012052394A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Kowa:Kk | 融雪装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07157092A (ja) * | 1993-12-13 | 1995-06-20 | Toyo Umpanki Co Ltd | コンテナキャリアの駆動装置 |
-
1988
- 1988-05-26 JP JP12888088A patent/JPH01299909A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05247908A (ja) * | 1992-03-03 | 1993-09-24 | Kowa:Kk | 太陽熱を蓄熱した地下滞水層を利用する消雪装置 |
JP2012052394A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Kowa:Kk | 融雪装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0565645B2 (ja) | 1993-09-20 |
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