JP2014050493A - 搾汁機 - Google Patents

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洋香 濱田
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Abstract

【課題】野菜や果物などの食材に大きな剪断や摩擦が作用することを防止でき、ビタミン類などの栄養素を維持したまま好適に搾汁することが可能な搾汁機を提供する。
【解決手段】搾汁機1は食材Fを内包して保持する、一部が可撓性部材である複数のワイヤロープ22からなる食材保持部20と、食材保持部20に連結され、食材Fを搾るように食材保持部20を変形させる形状可変駆動部30と、食材Fから流出する搾汁Lを受ける搾汁受け部4と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、野菜や果物などの食材の搾汁を行う搾汁機に関する。
近年、健康的な生活を送るために、野菜や果物から搾りたての生ジュースを飲む人が多くなってきた。このため、家庭で簡単に野菜や果物等などの食材からジュースを搾ることができる装置の開発が要望されている。
従来の搾汁機は特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の搾汁機は食材をすり下ろしてペースト状とするすり下ろし部と、すり下ろされたペーストから汁を分離する分離部とを備える。すり下ろし部はその本体表面に多数の引っ掻き爪が突設された回転する円筒状ドラムからなる。食材は多数の引っ掻き爪が突設された円筒状ドラム本体表面に配置され、ドラムを回転して引っ掻き爪で引っ掻くことによりすり下ろされる。
特開平10−276897号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の搾汁機は食材が引っ掻き爪ですり下ろされるときに高速の剪断作用を受ける。これにより、その剪断で発生する摩擦熱で食材に含まれるビタミン類などの栄養素を破壊してしまうという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、野菜や果物などの食材に大きな剪断や摩擦が作用することを防止することができ、ビタミン類などの栄養素を維持したまま好適に搾汁することが可能な搾汁機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の搾汁機は、食材を内包して保持する、少なくとも一部が可撓性部材からなる食材保持部と、前記食材保持部に連結され、前記食材を搾るように前記食材保持部を変形させる形状可変駆動部と、前記食材から流出する搾汁を受ける搾汁受け部と、を備えることを特徴としている。
この構成によれば、食材を内包して保持する食材保持部が食材を搾るように変形する。したがって、食材保持部は食材の周囲から中心部に向かって圧力をかけるように食材を搾る。その結果、搾汁機は食材に比較的大きな剪断や摩擦を作用させることなく、食材を搾汁する。さらに、例えば内部に種を擁する核果類などの食材に対して搾汁を行う場合、事前に種の除去が必要であるが、この構成によれば、事前に種を除去することなく種の周囲の果肉部の搾汁が容易である。
また、上記構成の搾汁機において、前記形状可変駆動部は前記食材保持部を捻るように変形させることを特徴としている。
この構成によれば、食材に圧力をかけて搾るため比較的大きな剪断や摩擦が発生しない。したがって、食材のビタミン類などの栄養素の破壊が抑制される。また、搾汁機の構成部材と食材との衝突音が発生しないので、静音性に優れている。さらに、食材の周囲から均等に力が加わるので、均一に搾汁される。
また、上記構成の搾汁機において、前記食材保持部を支持する筐体と、前記筐体の内部に設けられた、前記食材保持部の変形とともに前記食材保持部の支持部がスライド移動するガイド部と、を備えることを特徴としている。
この構成によれば、食材の外形に沿って食材保持部が密着し易くなる。したがって、搾汁機の搾汁性能が向上する。また、食材保持部の全体としての形状を、食材を収容し易い形状に維持し易くなる。
また、上記構成の搾汁機において、前記ガイド部がレール状をなすことを特徴としている。
この構成によれば、筐体に対する食材保持部の支持部のスライド移動がスムーズになる。したがって、搾汁機の搾汁性能が一層向上する。さらに、例えば食材保持部を筐体に対して着脱する場合、その着脱が容易になる。
また、上記構成の搾汁機において、前記可撓性部材が非金属材料の部材からなる、または非金属材料で被覆された部材からなることを特徴としている。
例えば、野菜や果物などの食材に含まれるアスコルビン酸(ビタミンC)は金属が触媒となり酸化反応が生じることが分かっている。この構成によれば、食材に含まれる栄養素の、金属との接触による酸化が抑制される。したがって、食材に含まれる栄養素を維持する作用が向上する。
また、上記構成の搾汁機において、前記食材保持部と前記形状可変駆動部との連結を着脱可能にするカップリングを備えることを特徴としている。
この構成によれば、食材保持部を形状可変駆動部から取り外すことができる。したがって、食材保持部を容易に洗浄することができ、食材保持部の清潔性が維持される。
また、上記構成の搾汁機において、前記食材保持部は前記可撓性部材が複数の可撓性線材で構成されることを特徴としている。
この構成によれば、食材は複数の可撓性線材によって内包され保持される。したがって、可撓性線材は食材に密着し、食材の周囲から均等に力を加える。その結果、均一に搾汁される。そして、搾汁は複数の可撓性線材の間から滞ることなく流出する。
また、上記構成の搾汁機において、前記食材保持部は前記複数の可撓性線材の一端が収束して固定される線材収束台座を有し、前記線材収束台座が前記形状可変駆動部に連結することを特徴としている。
この構成によれば、食材保持部を変形させる力が線材収束台座に加わり、複数の可撓性線材から食材に均等に力が加わる。したがって、搾汁機の搾汁性能が向上する。
また、上記構成の搾汁機において、前記食材保持部は前記複数の可撓性線材が上下方向に延びるよう構成されて前記線材収束台座が前記複数の可撓性線材の下端に設けられ、前記線材収束台座の上面が上方に向かって凸をなすことを特徴としている。
この構成によれば、線材収束台座の上面を伝って、搾汁が下方に流出し易くなる。したがって、搾汁の回収率が向上する。
また、上記構成の搾汁機において、前記食材保持部の内部に可撓性のネット状をなす袋を備えることを特徴としている。
また、上記構成の搾汁機において、前記食材保持部は前記可撓性部材が可撓性ネットで構成されることを特徴としている。
これらの構成によれば、搾汁後の食材の残渣がネットの内側に溜まり易くなる。したがって、食材の残渣の廃棄が容易になるとともに、搾汁機の清潔性が向上する。
本発明の構成によれば、野菜や果物などの食材に大きな剪断や摩擦が作用することを防止することができ、ビタミン類などの栄養素を維持したまま好適に搾汁することが可能な搾汁機を提供することができる。
本発明の第1実施形態の搾汁機の概略正面断面図である。 本発明の第1実施形態の搾汁機の蓋を外した概略上面図である。 本発明の第1実施形態の搾汁機の食品保持部の概略正面図である。 本発明の第1実施形態の搾汁機の概略正面断面図にして、搾汁動作中の状態を示すものである。 本発明の第2実施形態の搾汁機の概略正面断面図である。 本発明の第2実施形態の搾汁機の食品保持部のネット状の袋の概略上面図である。 本発明の第2実施形態の搾汁機の食品保持部のネット状の袋の概略正面図である。 本発明の第3実施形態の搾汁機の概略正面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図8に基づき説明する。
<第1実施形態>
最初に、本発明の第1実施形態の搾汁機について、図1〜図3を用いてその構造の概略を説明する。図1は搾汁機の概略正面断面図、図2は搾汁機の蓋を外した概略上面図である。
搾汁機1は、図1及び図2に示すように断面円形の有底筒状に形成された本体筐体2と、同様に断面円形の有底筒状に形成された収容部3とを備える。
本体筐体2は上面に開口2aを有し、この開口2aを開放、閉鎖する断面円形の蓋10を備える。本体筐体2はその上部であって開口2aのすぐ下方に収容部3を備える。
収容部3は上面が開口2aに連通し、内部に食材保持部20を備える。食材保持部20は食材Fを内包して保持する。食材保持部20及びその周辺については後に詳述する。
収容部3はその下部であって本体筐体2の上下方向略中央部に搾汁受け部4を備える。搾汁受け部4は略カップ形状をなし、食材Fから流出する搾汁を受ける。搾汁受け部4の底部の周面には本体筐体2の周面を貫通して外部まで突出するように延びる導液路5を備える。導液路5の端部には搾汁排出口5aが設けられる。
本体筐体2の下部には食材保持部20を変形させる形状可変駆動部30が設けられる。形状可変駆動部30はモータ31と、減速機32とを備える。なお、減速機32は形状可変駆動部30の必須の構成要素ではなく、省略しても良い。モータ31からの動力が得られる回転軸33は減速機32を介して略垂直に上方に向かって延び、その上端にカップリング6を備える。
カップリング6は回転軸33と食材保持部20の軸部21との連結を着脱可能にする。これにより、食材保持部20を形状可変駆動部30から取り外して、本体筐体2の外部に取り出すことができる。
搾汁受け部4の底部の径方向略中央部にはカップリング6との間にシール部材7が設けられる。シール部材7は例えばシリコンパッキンなどからなり、カップリング6、すなわち回転軸33の保持と搾汁の漏洩防止とを実現する。
また、搾汁機1はその動作制御のために本体筐体2の下部に制御部8を備える。制御部8は図示しない演算部や記憶部、その他の電子部品で構成され、記憶部等に記憶、入力されたプログラム、データに基づきモータ31及び減速機32を制御して一連の搾汁動作を実現する。
続いて、搾汁機1の詳細な構成について、図1及び図2に加えて図3を用いて説明する。図3は食品保持部20の概略正面図である。
食品保持部20は、図1〜図3に示すように複数の可撓性線材であるワイヤロープ22を備える。ワイヤロープ22は例えばシリコンや炭素繊維などの非金属材料の部材からなる、または非金属材料で被覆された部材からなる。複数のワイヤロープ22は上下方向に延びて本体筐体2の周方向に沿って等間隔に並べて配列され、それらの径方向内側に食材Fの収容空間を形成している。なお、複数のワイヤロープ22は互いが交差するように配列させても良い。ワイヤロープ22は上端がワイヤ支持リング23に固定され、下端が線材収束台座であるワイヤ収束台座24に固定されている。
ワイヤ支持リング23は径方向内側に食物投入口23aとしての開口を有し、周方向に並んだ複数のワイヤロープ22の上端を支持する。ワイヤ支持リング23は径方向外側に向かって突出する2箇所の支持部であるガイドピン23bを備える。
ガイドピン23bに対応する本体筐体2の内周面には2箇所のガイド部9が設けられる。ガイド部9は上下方向に延び、ガイドピン23bが係合するレール状をなす。ガイドピン23b、すなわちワイヤ支持リング23はガイド部9に沿って上下方向にスライド移動することができるが、周方向に回転移動することができない。なお、ワイヤ支持リング23を引き上げると、ガイドピン23bのガイド部9との係合を解除できる。
ワイヤ収束台座24には複数のワイヤロープ22の下端が径方向内側に向かって収束するような形態となって固定される。ワイヤ収束台座24はその上面24aが上方に向かって凸をなしている。ワイヤ収束台座24の下面には軸部21が固定される。軸部21はカップリング6によりモータ31からの動力が得られる回転軸33と連結するとともに、その回転軸33との連結が着脱可能である。
続いて、搾汁機1を用いた野菜や果物などの食材Fの搾汁方法について、図1〜図3に加えて図4を用いて説明する。図4は搾汁機1の概略正面断面図にして、搾汁動作中の状態を示すものである。
食材Fは図1に示す蓋10を開放して開口2aから本体筐体2の内部、さらに食材保持部20の内部に投入される。このとき、食材Fはワイヤ支持リング23の食物投入口23aを通って、複数のワイヤロープ22に内包される。
次に、モータ31を駆動すると、回転軸33、カップリング6及び軸部21介して食材保持部20の下部のワイヤ収束台座24が水平面内で回転する。食材保持部20の上部のワイヤ支持リング23が周方向に回転移動することができないので、複数のワイヤロープ22が図4に示すように周方向に捻るように変形される。
なお、ワイヤ収束台座24の回転方向は図2における時計方向或いは反時計方向いずれであっても良いし、これらを交互に切り替えても良い。ワイヤ収束台座24の回転方向を切り替えることによりワイヤロープ22と食材Fとの接触部位が変化し、食材Fの周囲から均等に力を加えることができる。
複数のワイヤロープ22が周方向に捻られると、ワイヤ支持リング23はガイド部9に沿って下方に向かってスライド移動する。これにより、食材保持部20の内部の容積が小さくなり、食材保持部20は食材Fを搾るように変形する。したがって、食材保持部20は食材Fの周囲から中心部に向かって圧力をかけるように食材Fを搾る。その結果、食材Fから搾汁Lが流出する。
食材Fから流出した搾汁Lは複数のワイヤロープ22や搾汁受け部4の内壁を伝って搾汁受け部4の下方に流れ落ちる。ワイヤ収束台座24はその上面24aが上方に向かって凸をなすので、その上面24aを伝って、搾汁Lが下方に流出し易い。搾汁受け部4の底部に溜まった搾汁Lは導液路5を通って搾汁排出口5aから排出され、外部に置かれた容器100に回収される。
一方、食材Fの残渣は食材保持部20の内部に留まる。食材Fの残渣は本体筐体2から食材保持部20を取り出すことにより容易に廃棄できる。
このようにして、搾汁機1は食材Fを内包して保持する、一部が可撓性部材である複数のワイヤロープ22からなる食材保持部20と、食材保持部20に連結され、食材Fを搾るように食材保持部20を変形させる形状可変駆動部30と、食材Fから流出する搾汁Lを受ける搾汁受け部4と、を備える。これにより、食材Fを内包して保持する複数のワイヤロープ22が食材Fを搾るように変形する。したがって、食材保持部20は食材Fの周囲から中心部に向かって圧力をかけるように食材Fを搾る。その結果、搾汁機1は食材Fに比較的大きな剪断や摩擦を作用させることなく、食材Fを搾汁することができる。さらに、例えば内部に種を擁する核果類などの食材Fに対して搾汁を行う場合、事前に種の除去が必要であるが、搾汁機1は種を除去することなく種の周囲の果肉部の搾汁が容易である。
また、形状可変駆動部30は食材保持部20を捻るように変形させるので、食材Fに圧力をかけて搾り、比較的大きな剪断や摩擦が発生しない。したがって、食材Fのビタミン類などの栄養素の破壊を抑制することができる。また、搾汁機1の構成部材と食材Fとの衝突音が発生しないので、静音性に優れている。さらに、食材Fの周囲から均等に力が加わるので、均一に搾汁することが可能である。
また、搾汁機1は食材保持部20と形状可変駆動部30との連結を着脱可能にするカップリング6を備えるので、食材保持部20を形状可変駆動部30から取り外すことができる。したがって、食材保持部20を容易に洗浄することができ、食材保持部20の清潔性を維持することが可能である。
そして、搾汁機1は食材保持部20を内包して支持する本体筐体2と、本体筐体2の内面に設けられた、食材保持部20の変形とともにワイヤ支持リング23のガイドピン23bがスライド移動するガイド部9と、を備えるので、食材Fの外形に沿って食材保持部20が密着し易くなる。したがって、搾汁機1の搾汁性能を向上させることができる。また、食材保持部20の全体としての形状を、食材Fを収容し易い形状に維持し易くすることが可能である。
また、ガイド部9がレール状をなすので、本体筐体2に対するワイヤ支持リング23のガイドピン23bのスライド移動がスムーズになる。したがって、搾汁機1の搾汁性能を一層向上させることができる。さらに、食材保持部20を本体筐体2に対して着脱する場合、その着脱を容易に行うことが可能である。
また、食材保持部20は可撓性部材が複数のワイヤロープ22で構成されるので、食材Fを複数のワイヤロープ22によって内包して保持する。したがって、複数のワイヤロープ22は食材Fに密着し、食材Fの周囲から均等に力を加えることができる。その結果、均一に搾汁することが可能である。そして、搾汁Lは複数のワイヤロープ22の間から滞ることなく流出する。
また、食材保持部20は複数のワイヤロープ22の一端が収束して固定される線材収束台座24を有し、線材収束台座24が形状可変駆動部30に連結する。これにより、食材保持部20を変形させる力が線材収束台座24に加わり、複数のワイヤロープ22から食材Fに均等に力を加えることができる。したがって、搾汁機1の搾汁性能を向上させることが可能である。
また、食材保持部20は複数のワイヤロープ22が上下方向に延びるよう構成されて線材収束台座24が複数のワイヤロープ22の下端に設けられ、線材収束台座24の上面24aが上方に向かって凸をなしている。これにより、線材収束台座24の上面24aを伝って、搾汁Lが下方に流出し易くなる。したがって、搾汁Lの回収率を向上させることができる。
さらに、搾汁機1はワイヤロープ22が非金属材料の部材からなる、または非金属材料で被覆された部材からなる。これにより、食材Fに含まれる栄養素の、金属との接触による酸化を抑制することができる。したがって、食材Fに含まれる栄養素を維持する作用を向上させることが可能である。
そして、本発明の上記実施形態の構成によれば、野菜や果物などの食材Fに大きな剪断や摩擦が作用することを防止することができ、ビタミン類などの栄養素を維持したまま好適に搾汁することが可能な搾汁機1を提供することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態の搾汁機について、図5〜図7を用いて説明する。図5は搾汁機の概略正面断面図、図6は搾汁機の食品保持部のネット状の袋の概略上面図、図7は搾汁機の食品保持部のネット状の袋の概略正面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は図1〜図4を用いて説明した前記第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。
第2実施形態の搾汁機1において食材保持部20は、図5に示すように複数のワイヤロープ22の内部に可撓性のネット状をなす袋25を備える。ネット状の袋25は例えば形状可変駆動部30による複数のワイヤロープ22の変形に耐え得る機械的強度を有する繊維で構成されている。
ネット状の袋25は、図5〜図7に示すように上下方向に延び、上端の開口部が袋支持リング26に固定されている。袋支持リング26はワイヤ支持リング23と略同径のリングで構成され、径方向内側に食物投入口26aとしての開口を有する。袋支持リング26はワイヤ支持リング23の上面に載置される。
野菜や果物などの食材Fの搾汁するとき、食材Fは袋支持リング26の食物投入口26aを通って、ネット状の袋25に内包される。搾汁が済むと、食材Fの残渣はネット状の袋25の内部に留まる。食材Fの残渣は本体筐体2から袋25のみを取り出すことにより容易に廃棄できる。
この構成によれば、搾汁後の食材Fの残渣がネット状の袋25の内側に溜まり易くなる。したがって、食材Fの残渣の廃棄が容易になるとともに、搾汁機1の清潔性を向上させることが可能である。その結果、搾汁機1を連続して使用することも容易になる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態の搾汁機について、図8を用いて説明する。図8は搾汁機の概略正面断面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は図1〜図4を用いて説明した前記第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。
第3実施形態の搾汁機1において食材保持部20は第1実施形態の複数のワイヤロープ22に替えて、図8に示すように可撓性のネット27を備える。ネット27は上下方向に延びて本体筐体2の周方向に沿って略円筒形状をなすように構成され、その径方向内側に食材Fの収容空間を形成している。ネット27は上端がワイヤ支持リング23に固定され、下端がワイヤ収束台座24に固定されている。
この構成によれば、搾汁後の食材Fの残渣がネット27の内側に溜まり易くなる。したがって、食材Fの残渣の廃棄が容易になるとともに、搾汁機1の清潔性を向上させることが可能である。その結果、搾汁機1を連続して使用することも容易になる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、上記実施形態では食品保持部20の上部に上下方向にスライド移動するワイヤ支持リング23を配置し、下部に回転するワイヤ収束台座24を配置したが、上側を回転させて、下側をスライド移動させるようにしても良い。さらに、上側、下側双方とも回転させる構造でも良い。
また、上記実施形態では食品保持部20を上下方向に延びるように構成し、食材Fを上方から食品保持部20の内部に投入することにしたが、食品保持部20を横方向に延びるように構成し、食材Fを側方から食品保持部20の内部に投入することにしても良い。
本発明は、野菜や果物などの食材の搾汁を行う搾汁機において利用することができる。
1 搾汁機
2 本体筐体
3 収容部
4 搾汁受け部
6 カップリング
7 シール部材
9 ガイド部
20 食材保持部
22 ワイヤロープ(可撓性部材、可撓性線材)
23 ワイヤ支持リング
23b ガイドピン(支持部)
24 ワイヤ収束台座(線材収束台座)
25 袋(可撓性部材)
27 ネット(可撓性部材)
30 形状可変駆動部
31 モータ
F 食材
L 搾汁

Claims (11)

  1. 食材を内包して保持する、少なくとも一部が可撓性部材からなる食材保持部と、
    前記食材保持部に連結され、前記食材を搾るように前記食材保持部を変形させる形状可変駆動部と、
    前記食材から流出する搾汁を受ける搾汁受け部と、
    を備えることを特徴とする搾汁機。
  2. 前記形状可変駆動部は前記食材保持部を捻るように変形させることを特徴とする請求項1に記載の搾汁機。
  3. 前記食材保持部を支持する筐体と、
    前記筐体の内部に設けられた、前記食材保持部の変形とともに前記食材保持部の支持部がスライド移動するガイド部と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の搾汁機。
  4. 前記ガイド部がレール状をなすことを特徴とする請求項3に記載の搾汁機。
  5. 前記可撓性部材が非金属材料の部材からなる、または非金属材料で被覆された部材からなることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の搾汁機。
  6. 前記食材保持部と前記形状可変駆動部との連結を着脱可能にするカップリングを備えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の搾汁機。
  7. 前記食材保持部は前記可撓性部材が複数の可撓性線材で構成されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の搾汁機。
  8. 前記食材保持部は前記複数の可撓性線材の一端が収束して固定される線材収束台座を有し、前記線材収束台座が前記形状可変駆動部に連結することを特徴とする請求項7に記載の搾汁機。
  9. 前記食材保持部は前記複数の可撓性線材が上下方向に延びるよう構成されて前記線材収束台座が前記複数の可撓性線材の下端に設けられ、前記線材収束台座の上面が上方に向かって凸をなすことを特徴とする請求項8に記載の搾汁機。
  10. 前記食材保持部の内部に可撓性のネット状をなす袋を備えることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の搾汁機。
  11. 前記食材保持部は前記可撓性部材が可撓性ネットで構成されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の搾汁機。
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