JP2014050346A - 緑化資材と緑化駐車場 - Google Patents

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Abstract

【課題】植物生育性に優れた緑化資材と、この緑化資材によって形成された緑化駐車場を提供する。
【解決手段】荷重を直接支持する上端面1aを備えた中空のブロック体1が複数あり、所定の間隔Gを置いて配設されたそれぞれのブロック体1,1同士をブロック体1と一体に成形された板状のスペーサー2が繋いでおり、スペーサー2には上方へ突出して排水孔2cが設けてある複数の凸部2aと凸部2a,2a間に形成された凹部2bがあり、スペーサー2の上方に植栽ユニット30が配設されるようになっている緑化資材10である。
【選択図】図1

Description

本発明は緑化資材と、複数の緑化資材および植栽ユニットから形成される緑化駐車場に関するものである。
都市部のたとえば夏期の日中におけるヒートアイランド現象を緩和する方策の一つとして、マンションやビル等の屋上緑化、アスファルト舗装路やコンクリート路盤表面の緑化、さらには、成形地盤等の法面緑化などが実用化されている。
昨今、都市部においては特に屋外駐車場が急増しており、これがアスファルト舗装路やコンクリート路盤の面積増大の一因となっていることから、屋外駐車場を緑化することはヒートアイランド現象の緩和に極めて有効である。
しかしながら、駐車場緑化には、駐車場という本来の機能を発揮しながらその緑化を図る必要があることから、屋上緑化と異なる駐車場緑化技術特有の以下のような性能を充足することが要求される。すなわち、その一つは車両重量を支持する耐荷重性であり、他の一つは人がその上を歩いてもつまずく等して転倒しない歩行安全性であり、さらに他の一つは、これら耐荷重性と歩行安全性を担保しながら植栽を長期に亘り、永続的に生育できる植物生育性である。なお、耐荷重性に関してより詳細に言及するに、緑化駐車場を構成する構成部材の耐久性も含めてこの耐荷重性が議論される必要があり、車両重量を支持しながら構成部材の長期耐久性が保証されてはじめて耐荷重性を有すると評価することができる。
上記する3つの要求性能を全て充足する駐車場緑化技術を本出願人等は特許文献1に開示している。
ここで開示される技術は、相互に隙間を置いて並び、車両重量をその上端面で受ける複数のブロックと、隙間に配設される植栽ユニットと、上端面よりも下方位置に配設されるようにしてブロックと係合する係合部、および係合部から側方に張り出して植栽ユニットの上方まで延びるフランジからなる植栽ユニット保護材とから構成される緑化駐車場構成材ユニット(緑化資材)と、この緑化駐車場構成材ユニットと植栽ユニットから構成される緑化駐車場である。
緑化駐車場が上記構成の緑化駐車場構成材ユニットから構成されることで、耐荷重性、歩行安全性、および植物生育性の全ての要求性能を充足することが可能となる。
この公開技術に対して本発明者等は改良を加え、上記3つの要求性能を充足することは勿論のこと、緑化資材がさらに適量の水分を溜めることのできる機能を有し、このことによって過剰な水分を排水して過湿を抑制することができ、より一層優れた植物生育性を有した緑化資材と、この緑化資材から構成される緑化駐車場の発案に至っている。
特開2012−077467号公報
本発明は上記する問題に鑑みてなされたものであり、植物生育性に優れた緑化資材と、この緑化資材によって形成された緑化駐車場を提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本発明による緑化資材は、荷重を直接支持する上端面を備えた中空のブロック体が複数あり、所定の間隔を置いて配設されたそれぞれのブロック体同士を該ブロック体と一体に成形された板状のスペーサーが繋いでおり、前記スペーサーには上方へ突出して排水孔が設けてある複数の凸部と凸部間に形成された凹部があり、前記スペーサーの上方に植栽ユニットが配設されるようになっているものである。
車両重量等を上端面で直接支持するブロック体は、たとえば、その平面形状が四角形、それ以外の多角形、円形、楕円形等の角柱を成し、その内部構造は、車両重量等の分担荷重を支持し得る剛性を備えた任意の内部構造を有するものであり、軽量化の観点から内部は中空構造となっている。なお、ブロック体の下方領域には外側に広がるテーパー部があってもよい。
ブロック体の形成素材は、やはり車両重量を支持し得る素材からなるが、その運搬性、作業性等の観点から可及的に軽量であるのが好ましく、ポリプロピレンやポリエチレンなどのプラスチック、鋼やアルミなどの金属、軽量コンクリートなどから形成される。
複数のブロック体は一定の間隔を置いて配設されており、それぞれのブロック体同士は板状のスペーサーにて繋がっており、このことによって一つの緑化資材が複数のブロック体を備えた構成となる。なお、複数のブロック体の配設形態としては、これら複数のブロック体が格子の交点に配設される形態を挙げることができ、この配設形態においては、左右、上下、および対角線それぞれの位置関係にある隣接ブロックの間のスペーサー上のすべての領域や一部の領域に植栽ユニットが配設されることになる。
そして、緑化資材の製作性の観点から、ブロック体とスペーサーは全て一体に成形されており、たとえば樹脂からなる緑化資材は、成形型内で射出成形や押出成形等によって一つの緑化資材が製作できる。
このスペーサーには、上方へ突出して排水孔が設けてある複数の凸部と凸部間に形成された凹部が存在している。
スペーサーの上方には植栽ユニットが載置されることになるが、スペーサーの有する凹部に水を溜めることができ、この溜まった水をその上方に載置された植栽ユニットに提供することができる。
ところで、凸部の上方を越える位置まで過剰な水がスペーサー上方に滞留して植栽ユニットとスペーサーの間が過湿状態となり、植物が根腐れしてしまうといった問題が想定される。
このことに対し、本発明の緑化資材を構成するスペーサーの凸部には排水孔が設けてあることから、たとえば凸部の上方まで水が溜まり、さらに多量の水が溜まろうとした際に、それ以上の水は排水孔を介してスペーサーの裏側(下方)に排水することが可能となる。この緑化資材はたとえば整地された地面の上や、排水勾配を備えたコンクリート表面などに設置されることが想定されており、したがって、スペーサーの裏側に排水された水は地面に浸透したり、排水勾配に沿って排水されることになる。
ここで、スペーサー上に載置されることになる「植栽ユニット」は、植物の根がはる土壌基盤や保水性を有する人工基盤(人工植栽マット)、もしくは土壌基盤と人工基盤の組み合わせなどから選定される基盤と、これらの基盤に植栽された植物からなるユニットを意味している。また、その形態は任意であり、たとえば、鉢(トレイ)に人工基盤が収容され、この人工基盤に植栽されて植栽ユニットを成し、これがブロック体の間のスペーサー上に配設される形態や、複数のブロック体の間のスペーサー上に人工基盤が連続的に敷き詰められ、その上に植物が植栽されるように面的に連続した広がりをもった形態などを挙げることができる。
いずれの形態であっても、複数のブロック体が間隔を置いて配設され、この間隔に植栽ユニットが配設される構成となっており、複数のブロックを繋いで植栽ユニットが載置されるスペーサーは連続するものとなることから、植物生育性に優れたものとなる。
また、本発明による緑化資材の好ましい実施の形態として、前記上端面には複数の突起が隙間を置いて設けてあり、突起の平面形状が円形の場合は、その直径dに対して突起間の隙間が1d〜5dの長さを有しており、突起の平面形状が四角形の場合は、そのいずれかの端辺:tに対して突起間の隙間が1t〜5tの長さを有している形態を挙げることができる。
ここで、「突起の平面形状が円形の場合」とは、平面形状が完全に真円の形態のほかに、真円に近い楕円状なども含む意味である、また、「突起の平面形状が四角形の場合」とは、平面形状が正方形、長方形、平行四辺形、菱形のいずれかの場合を意味している。
ブロック体の上端面に形成される突起と、突起間の隙間の寸法関係がこのように規定されていることで、高い滑り止め効果が期待できることが本発明者等によって特定されている。そして、たとえば、突起の平面形状が円形の場合には、φ2mm〜15mmの範囲の突起が好ましい。
なお、この上端面は平坦な面であるのが好ましく、この平坦面に上記する複数の突起が形成されているのがよい。平坦面であることによって上端面の上に水が溜まるのを抑制でき、滑り止め効果を一層高めることができる。
また、上端面に水が溜まるのを抑制する方策として、上端面において、複数の突起以外の箇所において、ブロック体の中空に連通する一つもしくは複数の連通孔が開設されていてもよい。なお、上端面に貫通孔が開設されていることによって、排水効果のほかにも、たとえば夏期においてブロック体の中空に熱が篭らない放熱効果を期待することができる。ブロック体が金属、樹脂のいずれから形成されている場合でも、夏期の熱篭りによって中空温度は非常に高温となり、この熱でブロック体が熱変形を生じる可能性があるため、このような熱変形を効果的に抑制することができる。
また、本発明による緑化資材の好ましい実施の形態として、前記ブロック体の平面形状は四角形であり、該ブロック体の前記中空には一つもしくは二つの対角線方向に延びる補強リブが設けてある形態を挙げることができる。
このようにブロック体の中空に一つもしくは二つの対角線方向に延びる補強リブが設けてあることで、中空を有してしかも軽量なブロック体に対してその剛性を高めることができ、車両重量等に対する耐荷重性の高い、しかも軽量な緑化資材を形成することができる。
また、本発明による緑化資材のより具体的な形態として、前記緑化資材はさらに、前記ブロック体の前記上端面よりも下方位置に配設されるようにして該ブロック体と係合する係合部、および該係合部から側方に張り出して植栽ユニットの上方まで延びるフランジからなる植栽ユニット保護材を備えており、前記ブロック体の側面外周には係合リブが設けてあり、該係合リブに前記植栽ユニット保護材が支持される形態を挙げることができる。
ここで、植栽ユニット保護材のフランジが「植栽ユニットの上方まで延びる」とは、たとえば、一つの隙間の周囲に4つのブロックが存在する形態において、これら複数のフランジにて歩行者の足が隙間に入り込んで植栽ユニットを踏み付けることなどを抑止するべく、各ブロックに係合された保護材のフランジがこの隙間に配設された植栽ユニット上方の所定位置(植栽ユニットの中央位置や中央近傍位置など)まで延びることを意味している。さらに、「植栽ユニットの上方」とは、少なくとも植栽ユニットを構成して植物が根付く土壌地盤の上方にフランジが配設されていることを意味するものであり、成長した植物がフランジの上方まで延びている状態をも含むものである。
植栽ユニット保護材は、車両重量を支持するものでないものの、そのフランジが歩行者や自転車などによって踏み付けられることから、この踏み付け等に耐え得る形成素材と剛性を有する必要があり、この形成素材も上記するブロックと同様に鋼やアルミなどの金属、プラスチックなどを適用することができる。
より具体的な植栽ユニット保護材の形態として、平面的に見て正方形の枠材の4つの隅角部から対角線の延長方向にフランジが張り出し、かつ、4つの辺から2つもしくは3つのフランジが各辺に直交する方向に張り出した形態や、平面視で円形の枠材からその径方向に複数のフランジが張り出した形態などを挙げることができる。なお、この具体的な形態で示すように、「放射状」とは円形の枠材においてはその径方向を意味し、多角形の枠材においてはこれを構成する各辺に対して直交する方向やその隅角部では対角線の延長方向などを意味するものである。
なお、この形態の植栽ユニット保護材ではさらに、一つのブロックに一つの植栽ユニット保護材が取り付けられる形態であってもよいし、複数のブロックのそれぞれに対応する複数の植栽ユニット保護材が一体に形成され、一度に複数のブロックに複数の植栽ユニット保護材を取り付け可能な形態であってもよい。
また、本発明は緑化駐車場にも及ぶものであり、この緑化駐車場は、植栽ユニット保護材を備えた複数の前記緑化資材が併設し、それぞれの該緑化資材の前記スペーサーの上方に前記植栽ユニットが配設されてなるものである。
上記する本発明の緑化駐車場によれば、植栽ユニット保護材の耐久性を高めることができ、しかも、この植栽ユニット保護材にて歩行者の踏み付けから植栽ユニットを効果的に保護することができる。さらに、ブロック体間のスペーサー上の植栽ユニットの上方に各ブロック体に係合された植栽ユニット保護材のフランジが延びていることから、ブロック体間の隙間面積を複数のフランジにて小面積に区画し、このことによって歩行者の足が隙間内に入り込んでつまずくといった危険を解消することができる。また、車両を支持するものが相互に間隔を備えて並べられた複数のブロック体であることから、各間隔は連続するものとなり、規定寸法の植栽スペース内で植物の生育が妨げられることもない。したがって、車両重量を支持する耐荷重性、人がその上を歩いてもつまずく等して転倒しない歩行安全性、およびこれら耐荷重性と歩行安全性を担保しながら植栽を長期に亘り、永続的に生育できる植物生育性の全てを保証することができる。
特に、この植物生育性に関して言えば、植栽ユニットが載置される緑化資材の具備するスペーサーに排水孔を有する複数の凸部が設けてあることによって、スペーサーと植栽ユニットの間の過湿を効果的に抑制することができ、このことによってより一層優れた植物生育性を有する緑化駐車場となる。
以上の説明から理解できるように、本発明の緑化資材とこれによって構成される緑化駐車場によれば、特に植物生育性に優れた緑化駐車場を提供することができる。
本発明の緑化資材の実施の形態1の斜視図である。 図1のII矢視図であって、緑化資材を裏面から見た図である。 突起の径と突起間の隙間の関係を説明した平面図である。 植栽ユニット保護材の斜視図である。 緑化資材の実施の形態1に植栽ユニット保護材を付加して形成される緑化資材の実施の形態2の正面図である。 緑化資材の実施の形態1に植栽ユニットを配設した状態の平面図である。 図6のVII−VII矢視図であって、図6の正面図である。 図7の状態に植栽ユニット保護材を取り付けてなる、緑化資材の実施の形態2と植栽ユニットからなる緑化駐車場構成要素の正面図である。
以下、図面を参照して本発明の緑化資材の実施の形態を説明する。なお、図示例は、平面形状が正方形のスペーサー内に4つの平面形状が正方形のブロック体が配設された緑化資材であるが、スペーサーの平面形状は長方形であってもよく、ブロック体の平面形状は長方形のほか、円形、楕円形などであってもよいことは勿論のことである。また、図示例は、ブロック体の上端面に平面形状が円形の突起を9個設けたものであるが、突起の形状は四角形でもよく、その個数も図示例に限定されるものではない。
(緑化資材の実施の形態1)
図1は本発明の緑化資材の実施の形態1の斜視図であり、図2は図1のII矢視図であって、緑化資材を裏面から見た図である。また、図3は突起の径と突起間の隙間の関係を説明した平面図である。
図示する緑化資材10は、荷重を直接支持する上端面1a、中空1cを備えるとともに下方にテーパー部1bを備えたブロック体1と、間隔Gを置いて配設された4つのブロック体1のテーパー部1b同士を繋ぐ板状のスペーサー2と、から大略構成されている。
上端面1aには、複数の突起3(図示例は9個の突起)と、中空1cに連通する複数の貫通孔4(図示例は4つの貫通孔)が設けてある。この突起3は、滑り止め防止機能を有し、貫通孔4は、排水機能と、たとえば夏期においてブロック体1の中空1cに熱が篭らないようにする放熱機能を有している。
ブロック体1とスペーサー2は一体に成形されており、車両重量を支持し得るとともに、その運搬性や作業性等の観点から可及的に軽量となるような素材から成形されており、樹脂や、鋼、アルミなどの金属、軽量コンクリートなどから形成される。なお、樹脂素材としては、塩化ビニル樹脂,ポリエチレン、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂、セルロースアセテート、セルロースニトレート、セルロースアセテートプチレートなどのセルロース系半合成高分子樹脂、ナイロン、ビニロン、アクリル繊維などの合成繊維などのうちのいずれか一種を適用することができる。
ブロック体1の平面形状は正方形であり、テーパー部1bには、中空のブロック体1の剛性を高める機能、および後述する植栽ユニット保護材を係合する機能を備えた係合リブ5がブロック体1の側面外周に設けてある。
また、図2で示すように、ブロック体1の中空1cには、中空のブロック体1の剛性を高めるべく、対角線方向に延びる十字状の補強リブ6が設けてある。なお、補強リブの形態は、図示例のほかにも、図示する十字状の補強リブの各90度の間にさらに補強リブが設けられた(したがって、45度間隔で補強リブが形成されている)形態や、対角線方向に延びる一つの補強リブなどもある。
一方、板状のスペーサー2は、その表面が波板状に加工されて多数の凸部2aと、凸部2a,2a間に形成された多数の凹部2bを備えており、この凸部2aの先端には排水孔2cが開設されている。
後述するように、スペーサー2の上方には植栽ユニットが載置されることになる。スペーサー2が多数の凹部2bを具備することで、この凹部2bに水を溜めることができ、この溜まった水をその上方に載置された植栽ユニットに提供することができる。
ところで、凸部2aの上方を越える位置まで過剰な水がスペーサー2の上方に滞留してしまうと、植栽ユニットとスペーサー2の間が過湿状態となり、植物が根腐れしてしまうといった問題が生じ得る。このことに対し、スペーサー2の凸部2aに排水孔2cが設けてあることから、たとえば凸部2aの上方まで水が溜まり、さらに多量の水が溜まろうとした際に、それ以上の水は排水孔2cを介してスペーサーの裏側(下方)に排水することができ、植物の根腐れを効果的に防止して、植物生育性に優れた緑化資材となり得る。なお、車両重量等を支持するものが相互に間隔Gを備えて並べられた複数のブロック体1であることから、各間隔Gは連続するものとなり、規定寸法の植栽スペース内で植物の生育が妨げられないことによっても、植物生育性に優れた緑化資材となり得る。
また、図3で示すように、ブロック体1の上端面1aに形成された突起3は、平面形状が円形であり、その直径dに対し、隣接する突起3,3間の横方向の隙間長さs2や縦方向の隙間長さs1はともに、1d〜5dの範囲となるように設定されている。
突起3の直径dと突起3,3間の隙間長さs1、s2の寸法関係がこのように規定されていることで、高い滑り止め効果を期待することができ、歩行安全性を保証することができる。
(緑化資材の実施の形態2)
次に、図4,5を参照して、本発明の緑化資材の実施の形態2を説明する。ここで、図4は植栽ユニット保護材の斜視図であり、図5は緑化資材の実施の形態1に植栽ユニット保護材を付加して形成される緑化資材の実施の形態2の正面図である。
図示する植栽ユニット保護材20は、ブロック体1の上端面1aから挿入されてブロック体1の側面で係合される枠材21(係合部)と、この係合部21の4つの隅角部および4つの側面からそれぞれ側方に張り出すフランジ22とから構成されており、ブロック体1と同様に軽量金属やプラスチックなどから形成できる。なお、図示例では、フランジ22の根元部のせん断剛性や曲げ剛性を高めるべく、フランジ22の根元箇所のフランジ高さ(厚み)が高くなっている。
図5で示すように、植栽ユニット保護材20の枠材21がブロック体1の上端面1aから嵌り込んだ際には、植栽ユニット保護材20の下端22aがブロック体1の側面外周にある係合リブ5の上端5aで支持され、植栽ユニット保護材20の上端がブロック体1の上端面1aよりもδだけ下方位置で係合するようになっている。そして、このようにブロック体1の係合リブ5に植栽ユニット保護材20が支持されることによって緑化資材10Aが構成される。
植栽ユニット保護材20がブロック体1の上端面1aよりも下方位置で該ブロック体1に係合することで、植栽ユニット保護材20に車両重量が直接載荷されることがなくなり、ブロック体1に比して低剛性の植栽ユニット保護材20の車両重量による破損や耐久低下が解消される。ここで、ブロック体1の上端面1aと植栽ユニット保護材20の上端までの長さδに関し、ブロック体1同士の間隔G(隙間G)に嵌り込んだ不図示のタイヤの一部が下方の植栽ユニット保護材20に接触してもその重量が載荷されないことを保証するべく、長さδが少なくとも3mm以上に設定されるのがよい。
次に、図6〜8を参照して、緑化資材10Aに植栽ユニットが配設されてなる緑化駐車場構成要素について説明する。ここで、図6は緑化資材10に植栽ユニット30を配設した状態の平面図であり、図7は図6のVII−VII矢視図であって図6の正面図であり、図8は図7の状態に植栽ユニット保護材20を取り付けてなる、緑化資材10Aと植栽ユニット30からなる緑化駐車場構成要素の正面図である。
まず、図6,7で示すように、緑化資材10における隣接するブロック体1,1間の隙間Gでかつスペーサー2の上方に植栽ユニット30を配設する。
ここで、植栽ユニット30は、トレイ31と、これに詰められた人工地盤32と、ここに植栽される植物33とから構成されており、植栽される植物は任意であるが、たとえば芝、タマリュウ、タイム、ヒメイワダレソウなどを挙げることができる。
各隙間Gに植栽ユニット30が配設されたら、図8で示すように、植栽ユニット保護材20をブロック体1に取り付けて緑化資材10Aを形成する。
図8で示す緑化資材10Aと植栽ユニット30から構成される緑化駐車場構成要素が屋外の平地等に所定数敷き詰められることによって、所望の広がりをもった不図示の緑化駐車場が形成される。
図8から明らかなように、各ブロック体1に植栽ユニット保護材20が取り付けられた状態において、各隙間Gに配設された植栽ユニット30は、その上方に延びている複数のフランジ22によって隙間Gの平面積が複数の相対的に小さな面積に区分され、このことによって隙間Gに歩行者の足の一部もしくは全部が入り込んでつまずいたり、自転車の車輪が入り込むといったことが解消され、歩行者安全性が保証された緑化駐車場となる。また、剛性の高い複数のブロック体1,…の上端面1aのみで車両重量を支持するため、相対的に低剛性の植栽ユニット保護材20が車両重量で破損することはなく、構成部材の耐久性を含めた耐荷重性に優れた緑化駐車場となる。
図示するように車両重量を支持するのが複数の柱状のブロック体1であることから、隣接するブロック体1,1間で形成される隙間Gは連続した隙間空間を形成することになる。そのため、植栽ユニット保護材20がブロック体1に取り付けられた緑化資材10Aの構成においても、隣接する隙間Gは相互に分断されることなく連続しており、各隙間Gに植栽された植物は各植栽ユニットエリア内にその生育空間を規定されることなく、したがって長期に亘る生育が可能となる。さらに、植栽ユニット30の下方にあるスペーサー2の凸部2aに排水孔2cが設けてあることで、凸部2aの高さまでは凹部2bに水が溜まるものの、それ以上の水がスペーサー2上に滞留することはなく、このことによって好適な湿度環境を形成することができる。
さらに、植栽ユニット保護材20を構成するフランジ22が隙間Gの平面積を歩行者の足が入り込まない程度に小面積に区分することから、隙間Gに配設された植物の植物生育性に優れた緑化駐車場となる。さらに、植栽ユニット30の上方には複数の細長のフランジ21が配設されているに過ぎず、グレーチング等で植栽が視認し難いといったこともなく、外観意匠性に優れた緑化駐車場である。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1…ブロック体、1a…上端面、1b…テーパー部、1c…中空、2…スペーサー、2a…凸部、2b…凹部、2c…排水孔、3…突起、4…貫通孔、5…係合リブ、6…補強リブ、10,10A…緑化資材、20…植栽ユニット保護材、21…枠材(係合部)、22…フランジ、30…植栽ユニット、31…鉢(トレイ)、32…人工基盤、33…植物、G…間隔(ブロック体間の間隔、隙間)

Claims (5)

  1. 荷重を直接支持する上端面を備えた中空のブロック体が複数あり、
    所定の間隔を置いて配設されたそれぞれのブロック体同士を該ブロック体と一体に成形された板状のスペーサーが繋いでおり、
    前記スペーサーには上方へ突出して排水孔が設けてある複数の凸部と凸部間に形成された凹部があり、
    前記スペーサーの上方に植栽ユニットが配設されるようになっている緑化資材。
  2. 前記上端面には複数の突起が隙間を置いて設けてあり、
    突起の平面形状が円形の場合は、その直径dに対して突起間の隙間が1d〜5dの長さを有しており、
    突起の平面形状が四角形の場合は、そのいずれかの端辺:tに対して突起間の隙間が1t〜5tの長さを有している請求項1に記載の緑化資材。
  3. 前記ブロック体の平面形状は四角形であり、該ブロック体の前記中空には一つもしくは二つの対角線方向に延びる補強リブが設けてある請求項1または2に記載の緑化資材。
  4. 前記緑化資材はさらに、前記ブロック体の前記上端面よりも下方位置に配設されるようにして該ブロック体と係合する係合部、および該係合部から側方に張り出して植栽ユニットの上方まで延びるフランジからなる植栽ユニット保護材を備えており、
    前記ブロック体の側面外周には係合リブが設けてあり、該係合リブに前記植栽ユニット保護材が支持される請求項1〜3のいずれかに記載の緑化資材。
  5. 複数の請求項4に記載の緑化資材が併設し、それぞれの該緑化資材の前記スペーサーの上方に前記植栽ユニットが配設されてなる緑化駐車場。
JP2012196578A 2012-09-06 2012-09-06 緑化資材と緑化駐車場 Active JP5811067B2 (ja)

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