JP2014050243A - バッテリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡便に使用でき、消費電力を低減できるバッテリ装置を提供する。
【解決手段】 コントローラ41は、DC/DCコンバータ37を起動して、電力供給経路43に電圧を印加する。そして電流監視回路39から入力された電力供給経路43を流れる電流量の情報に基づいて、即ち外部負荷51との接続を検出する。外部負荷51の接続が検出されていなければ、インバータ35は起動しておらず、インバータ35による電力消費はない。外部負荷51の接続が検出されていれば、コントローラ41はDC/DCコンバータ37を停止して、インバータ35を起動させ、インバータ35にバッテリ33の直流電力を供給する。インバータ35は外部負荷51に電力を供給するために、供給された電力を交流(AC100V)に変換する。このようにして、外部負荷51はバッテリ33の蓄電電力を供給される。
【選択図】図3

Description

本発明は、発電装置からの電力供給を受けて蓄電を行い、外部負荷を駆動させるための電力を当該外部負荷に供給するバッテリ装置に関する。
停電時などの緊急時の電力使用や、商用電力の消費低減のために、発電装置にて発電した電力をバッテリに蓄電しておき、その蓄電した電力を外部負荷に供給できるバッテリ装置が従来から開発されている。
そのようなバッテリ装置として、太陽電池とバッテリと電源供給用のコンセントをトランク型のケースに一体に備える装置が提案されている(特許文献1参照)。
特許第4162696号公報
上記特許文献1に記載の装置は、AC100Vを外部負荷に供給するために、バッテリの直流出力を交流に変換するインバータが設けられている。インバータを動作させると外部負荷への電力供給を行っていない場合でも電力を消費してしまう。特許文献1の装置では使用者によるスイッチ操作によってインバータの起動および停止を制御できるが、電力消費を抑制するためには外部負荷の接続および接続の解除を行うごとにスイッチを操作する必要があり、非常に不便であった。
本発明の目的は、簡便に使用でき、消費電力を低減できるバッテリ装置を提供することである。
上述した問題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、外部負荷を駆動させるための電力を当該外部負荷に供給するバッテリ装置であって、バッテリと、上記外部負荷と接続可能な接続部と、上記バッテリの電力を消費して動作する電力供給部と、電気的に上記外部負荷と上記接続部との接続を検出する負荷検出部と、を備えるものである。
このバッテリ装置の電力供給部は、上記接続部に接続された上記外部負荷に対して上記バッテリの電力を供給する第1の動作モードと、上記第1の動作モードよりも消費電力が小さく、上記電力の供給を行わない第2のモードと、のいずれかのモードにて動作するものであって、上記負荷検出部により上記接続が検出されていないときは上記第2の動作モードで動作し、上記負荷検出部により上記接続が検出されたときに、上記第1の動作モードに切り替えることを特徴とする。
このように構成されたバッテリ装置では、外部負荷が接続部に接続されたことを自動的に検出して電力供給部を第1の動作モードとし、外部負荷への電力供給を行わせることができる。そのため、使用者は電力供給部を第1の動作モードとするための操作を行う必要がなく簡便に使用することができる。また電力供給部を必要なタイミングで第1の動作モードに切り替えることができるため、バッテリの電力消費を低減できる。
なお、上述した第2の動作モードとは、外部負荷に電力の供給を行わない動作モードであるが、外部負荷を駆動させるための電力供給以外の動作を行う構成であってもよいし、電力供給部を完全に停止して消費電力が0またはほぼ0となるように構成してもよい。
上記負荷検出部は、例えば、請求項2に記載されているように、上記外部負荷への電力供給経路に電圧を印加して、上記外部負荷と上記接続部との接続を検出するように構成することが考えられる。また、電力供給経路に印加する電圧は、バッテリの電力を使用するように構成してもよい。
ところで、バッテリ装置は、請求項3に記載に記載されているように、太陽光を受けて発電し、当該発電した電力を上記バッテリおよび/または上記外部負荷に供給する太陽電池を備えるように構成してもよい。このように構成されたバッテリ装置では、太陽電池を有しているため、太陽光を受光できる場所であれば発電を行うことができる。
また上記のように太陽電池を備える場合には、請求項4に記載のバッテリ装置のように、上記電力供給部が、上記第1の動作モードにて動作している場合に、上記太陽電池により発電された電力を上記バッテリの電力よりも優先的に上記外部負荷に供給するように構成してもよい。
このように構成されたバッテリ装置では、外部負荷が接続されている場合には太陽電池で発電した電力が優先的に外部負荷に供給されるため、その発電された電力の一部がバッテリを介することで損失してしまうことを抑制できる。
請求項5に記載のバッテリ装置は、上記太陽電池の端部を取り囲む枠部と、当該枠部と連接して上記太陽電池の受光面とは反対の裏面を覆う裏蓋部と、を有するケースであって、上記バッテリ、上記電力供給部、および上記負荷検出部を収容するケースを備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のバッテリ装置である。
このように構成されたバッテリ装置では、バッテリ装置がケースに収容されて一体となっているため、容易に持ち運びができる。
なお、上述した太陽電池の端部とは、パネル形状である太陽電池の外縁部分のことを指す。また、上述した枠部とは、ケースにおける太陽電池の周囲を取り囲む部分を指し、裏蓋部とは、枠部と連接して太陽電池の裏側に他の部品を収容する空間を形成するものを指す。即ち、枠部および裏蓋部は、それらを構成する個別の部品が存在している必要はなく、ケース全体として枠部および裏蓋部に存在する部分を有していればよい。
また、上記ケースを備えるバッテリ装置は、請求項6に記載されているように、上記バッテリが、上記太陽電池を正面から見た場合における上記ケースの中心から偏心した位置に上記バッテリの重心が位置するように配置されるように構成してもよい。
このように構成されたバッテリ装置では、バッテリによってバッテリ装置全体の重心の位置が中心から偏っているため、その重心の偏った側を下にして設置することで、設置面にバッテリ装置を設置したときにバッテリ装置を安定させることができる。
なお、上述したケースの中心とは、例えば、バッテリ装置を正面から見た場合の図心(正面視の平面形状の重心であって、面積モーメントの総和が0となる点)とすることが考えられる。
また、バッテリがケースに複数個取り付けられる場合には、それら複数のバッテリ全体の重心の位置がケースの中心から偏心した位置となるように構成すればよい。
また、上記ケースを備えるバッテリ装置は、請求項7に記載されているように、上記枠部には取っ手が設けられており、上記ケースにおける上記取っ手が設けられた側を上方向とした場合の相対的な位置関係で、当該バッテリが取り付けられた状態における上記バッテリ装置の重心の位置が、当該バッテリが取り付けられていない状態における上記バッテリ装置の重心の位置よりも下方向に位置するように、上記バッテリが上記ケースに配置されるように構成してもよい。
このように構成されたバッテリ装置では、取っ手によってバッテリ装置を容易に持ち運びできる上、バッテリによって全体の重心が低くなるため、設置面に設置したときにバッテリ装置を安定させることができる。
また、上記ケースを備えるバッテリ装置は、請求項8に記載されているように、上記裏蓋部が、上記バッテリ装置を設置する設置面と接触して上記太陽電池を所定の角度に保持する接触部と、上記接触部よりも上記太陽電池側に配置される非接触部と、を有し、上記接続部が、上記非接触部に配置されるように構成してもよい。
このように構成されたバッテリ装置は、接触部を設置面に接触させて太陽電池の角度を所定の角度に保持した状態であっても、接続部が設置面から離れた位置にあるため、接続部が設置面に隠されることがなく、外部負荷の接続プラグ等を接続部に接続させることができる。
なお上記設置面とはバッテリ装置を設置可能な領域を広く意味するものであって、完全な平面に限ったものではなく、また具体的な設置場所を限定するものでもない。
請求項9に記載のバッテリ装置は、上記負荷検出部が、上記バッテリの供給電圧よりも低い電圧で上記接続の検出を行うことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のバッテリ装置である。
このように構成されたバッテリ装置は、負荷検出部による接続検出を低い電圧で行うため、電力の消費量を抑制することができる。なおバッテリの供給電圧を予め低く設計すると、外部負荷へ供給するために高電圧に変圧する際の損失が大きくなってしまうが、上記構成のバッテリ装置ではバッテリの供給電圧を低くすることなくバッテリ装置の高効率化を図ることができる。
実施例1のバッテリ装置の外観図であって、(A)が正面図であり、(B)が背面図である。 実施例1のバッテリ装置の底面図である。 実施例1のバッテリ装置の構成を示すブロック図である。 実施例1のコントローラの処理を説明するフローチャートである。 実施例2のバッテリ装置の構成を示すブロック図である。 実施例2のコントローラの処理を説明するフローチャートである。
以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。なお本発明は、以下に記載する実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
[実施例1]
(1)バッテリ装置の構成
本実施例のバッテリ装置1は、外部負荷を駆動させるための電力を当該外部負荷に供給する装置であって、太陽電池にて発電が可能であり、また電力をバッテリに蓄電可能に構成されている。
バッテリ装置1は、図1(A),(B)および図2に示すように、略矩形の板状の太陽電池3を有しており、その太陽電池3はケース5に保持されている。太陽電池3は、太陽光を受けて電力を発生させる発電機であって、公知の構成である。
ケース5は、太陽電池3の端部を取り囲む枠部7と、枠部7と連接して太陽電池3の受光面3a(図1(A)にて示されている面)とは反対の裏面を覆う裏蓋部9と、を有する。なお、枠部7と裏蓋部9は図示しないネジにより固定されており、ネジを外すことで裏蓋部9を取り外して、ケース5を開けることができる。
枠部7の上端には持ち運び用の取っ手13が設けられており、その部分を把持してバッテリ装置1を持ち運ぶことができる。枠部7における取っ手13の下側には、バッテリ装置1の作動を制御する主電源スイッチ15が配置されている。
裏蓋部9の左右方向の中央には、周囲よりも太陽電池3の裏面方向に突出した突出面17が形成されている。太陽電池3が上方となるようにしてバッテリ装置1を倒すと、この突出面17が設置面と接触して、太陽電池3の受光面3aが上方を向いた所定の角度に保持された状態(以降この状態を、寝かせた状態、とも記載する)で安定して設置することができる。
裏蓋部9における突出面17の周囲は突出面17よりも太陽電池3側に位置する非突出面19であって、バッテリ装置1を寝かせた状態であっても設置面と接触しない。
裏蓋部9の下方には、外部負荷の接続プラグ31が挿入されるコンセント21が左右に1つずつ設けられている。このコンセント21は、裏蓋部9の非突出面19に形成された凹部23に形成されている。またコンセント21は、ケース5の左右方向の端部側ほど太陽電池側に接近するように傾斜した面に設けられている。
コンセント21が上述した形態となっているため、図2に示すように、突出面17が設置面Aに接触した状態において、外部負荷の接続プラグ31がケース5の外部からコンセント21に接続可能となる空間を有することとなり、上述したようにバッテリ装置1を寝かせた状態でも、コンセント21に接続プラグ31を問題なく挿入することができる。
また、太陽電池3にて発電した電力を蓄電するバッテリ33は、バッテリ装置1の下方に2つ並べて配置されている。そのため、バッテリ33が取り付けられた状態におけるバッテリ装置1全体の重心の位置は、バッテリ33が取り付けられていない状態におけるバッテリ装置1の重心の位置よりも下方向に位置することとなる。
なお、上述したバッテリ装置1の上下方向とは、ケース5における取っ手が設けられた側を上方向とした場合の相対的な位置関係である。したがって、バッテリ装置1の設置形態などを特に限定するものではない。
また上記バッテリ33の設置位置は、換言すると、図1(A)に示すように太陽電池3を正面から見た場合におけるケース5の中心(図心B)から偏心した位置にバッテリ33の重心が位置する位置ともいえる。
バッテリ装置1の構成を示すブロック図を図3に示す。
バッテリ装置1は、太陽電池3と、バッテリ33と、インバータ35と、DC/DCコンバータ37と、電流監視回路39と、コントローラ41と、コンセント21と、を備えている。これらの構成要素は、ケース5に一体に保持されている。
バッテリ33は、太陽電池3にて発電してコントローラ41を介して供給された電力を蓄えると共に、コントローラ41およびインバータ35を介して外部負荷51に電力を供給する。なお、図3において矢印は電力供給の関係を示している。
インバータ35は、コントローラ41から供給された直流電力を交流(AC100V)に変換して、コンセント21に出力し、コンセント21から外部負荷51に供給する。
DC/DCコンバータ37は、コントローラ41から供給されたバッテリ33の供給電圧6.4Vの直流電圧を5Vの直流電圧に変圧して、外部負荷51への電力供給経路43に電圧を印加する。
電流監視回路39は、DC/DCコンバータ37から出力されて電力供給経路43を流れる電流量を監視し、その電流量を示す信号をコントローラ41に出力する。
コントローラ41は、CPU,ROM,RAMなどからなる周知のマイクロコンピュータであって、ROMに記憶されているプログラムに基づいてバッテリ装置1全体を制御する装置である。
コントローラ41は、バッテリ33,インバータ35,DC/DCコンバータ37,電流監視回路39と信号線(図3における点線)で接続されており、電流監視回路39からの信号を入力して、インバータ35およびDC/DCコンバータ37の動作を制御する。また、太陽電池3からのバッテリ33への入力電力量やバッテリ33から外部負荷への供給電力量、およびバッテリ33の蓄電量を監視して、適切な充放電を制御する。
またコントローラ41は、太陽電池3にて発電された電力の供給を受けて、バッテリ33またはインバータ35に電力を供給する。またバッテリ33から電力を供給された場合には、インバータ35またはDC/DCコンバータ37に電力を供給する。
インバータ35、DC/DCコンバータ37、およびコントローラ41は、バッテリ33の電力を消費して動作する。
(2)バッテリ装置の動作
主電源スイッチ15はコントローラ41に接続されている。主電源スイッチ15がオフの場合は、バッテリ33の充電制御を行う。具体的には、太陽電池3が太陽光を受けて発電していれば太陽電池3の発電電力をバッテリ33に供給する。
主電源スイッチ15がオンの場合におけるコントローラ41の動作を、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
コントローラ41は、主電源スイッチ15がオンとなるとDC/DCコンバータ37を起動して、電力供給経路43に電圧を印加する(S1)。そして電流監視回路39から入力された電力供給経路43を流れる電流量の情報に基づいて、接続プラグ31とコンセント21との接続、即ち外部負荷51との接続を検出する(S2)。
接続プラグ31がコンセント21に挿入されていない場合には、電力供給経路43に流れる電流量は0であるが、接続プラグ31がコンセント21に挿入されると電流が流れるため、所定値以上の電流量が流れるか否かを判定することで、外部負荷51の接続を検出できる。
外部負荷51の接続が検出されていなければ(S2:NO)、S2に戻り再度接続の検出を行う。即ち、接続が検出されるまで待機する。なお、このときコントローラ41は上記主電源スイッチ15がオフの場合と同様にバッテリ33の充電制御を行う。この状態において、インバータ35は起動しておらず、インバータ35による電力消費はない。
外部負荷51の接続が検出されていれば(S2:YES)、コントローラ41はDC/DCコンバータ37を停止して(S3)、インバータ35を起動させ(S4)、インバータ35にバッテリ33の直流電力を供給する(S5)。インバータ35は外部負荷51に電力を供給するために、供給された電力を交流(AC100V)に変換する。このようにして、外部負荷51はバッテリ33の蓄電電力を供給される。
なお、コントローラ41は、太陽電池3により発電された電力の供給先を制御する。具体的には、外部負荷51の接続が検出されていれば、太陽電池3により発電された電力を優先的に外部負荷51に供給する。
(3)効果
本実施例のバッテリ装置1では、外部負荷51がコンセント21に接続されたことを自動的に検出してインバータ35を起動させ、外部負荷51への電力供給を行わせることができる。そのため、使用者はインバータ35を起動させるための操作を行う必要がなく都合がよい。またバッテリ33の電力を消費して動作するインバータ35を、必要なときに起動できるため、電力消費を低減できる。
また、バッテリ装置1は、DC/DCコンバータ37によりバッテリ供給電圧を降圧して外部負荷51の接続検出を行っているため、バッテリ33の電力の消費量を抑制することができる。
またバッテリ装置1は、太陽電池3を有しているため、太陽光を受光できる場所であれば発電を行うことができ、またバッテリ装置1がケースに収容されて一体となっているため、容易に持ち運びができる。さらに、バッテリ33によってバッテリ装置1全体の重心が低くなっているため、バッテリ装置1の下方を下にして設置面に設置したときにバッテリ装置1を安定させることができる。
また、バッテリ装置1は、外部負荷51が接続されている場合には太陽電池3で発電した電力が優先的に外部負荷51に供給されるため、一度バッテリ33に供給されてから外部負荷51に供給される場合と比較して電力の損失を低減できる。
またバッテリ装置1は、突出面17を設置面に接触させて太陽電池3の角度を所定の角度に維持した状態であっても、コンセント21が設置面から離れた位置にあるため、コンセント21が隠れることがなく、外部負荷51の接続プラグ31をコンセント21に接続させることができる。
(4)対応関係
上記実施例においては、コンセント21が本発明における接続部の一例であり、コントローラ41およびインバータ35が本発明における電力供給部の一例であり、コントローラ41,DC/DCコンバータ37および電流監視回路39が本発明における負荷検出部の一例であり、突出面17が本発明における接触部の一例であり、非突出面19が本発明における非接触部の一例である。
また、インバータ35が動作している状態が本発明における第1の動作モードの一例であり、インバータ35が停止している状態が本発明における第2の動作モードの一例である。
[実施例2]
実施例2のバッテリ装置61は、実施例1のバッテリ装置1と同様に、外部負荷51を駆動させるための電力を外部負荷51に供給する装置である。ここでは実施例1のバッテリ装置1との相違点を中心に説明し、バッテリ装置1と同様の構成については同一の符号を付けて説明を割愛する。
(1)バッテリ装置の構成
本実施例のバッテリ装置61は、外部負荷51の接続検出を交流電圧を印加することにより実行する。具体的には、図5に示すように、DC/DCコンバータの代わりにインバータ63を用いている。なお、外観形状は実施例1のバッテリ装置1と同様である。
(2)バッテリ装置の動作
主電源スイッチ15がオンの場合におけるコントローラ65の動作を、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
コントローラ65は、主電源スイッチ15がオンとなるとインバータ63を起動して、電力供給経路43に電圧を印加する(S11)。このとき、インバータ63は6.4Vの交流電力を出力する。コントローラ65は、交流電流を監視する電流監視回路67からの信号を受信して外部負荷51の接続を検出する(S12)。
外部負荷51の接続が検出されていなければ(S12:NO)、S12に戻り、接続が検出されるまで待機する。外部負荷51の接続が検出されていれば(S12:YES)、コントローラ65はインバータ63が出力する電圧をAC100Vに変更し(S13)、インバータ35にバッテリ33の直流電力を供給する(S14)。ここで変換された交流電力が外部負荷51に供給される。インバータ63の消費電力は、AC100Vを出力する場合においてAC6.4Vを出力する場合よりも大きくなる。
外部負荷51への電力供給開始後は、コントローラ65は、電流監視回路67によりインバータ63の出力電力を監視して、外部負荷51の接続を検出する(S15)。コントローラ65は、電流量が低下すれば、即ち、外部負荷51の接続が解除されれば(S15:NO)、インバータ63の出力電圧を6.4Vに変更し(S16)、S12に戻り、再度外部負荷51との接続検出を開始する。外部負荷51の接続されていれば(S15:YES)、S15に戻り、接続が解除されるまで待機する。
(3)効果
本実施例のバッテリ装置61は、外部負荷51がコンセント21に接続された際に、インバータ63の動作をAC100V出力に自動的に切り替えるため、実施例1のバッテリ装置1と同様に、電力消費の低減と使用者の操作の簡便化という効果を奏することができる。また、DC/DCコンバータを必要とせず、装置全体の小型化を実現できる。
(4)対応関係
上記実施例においては、コントローラ65,インバータ63および電流監視回路67が本発明における負荷検出部の一例である。
また、インバータ63がAC100Vを出力している状態が本発明における第1の動作モードの一例であり、インバータ63がAC6.4Vを出力している状態が本発明における第2の動作モードの一例である。
[変形例]
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施例1においては、DC/DCコンバータ37によりバッテリ33の出力電圧を降圧して出力する構成を例示したが、DC/DCコンバータ37を介さずにバッテリ33の出力電圧のままで電力供給回路に出力する構成であってもよい。その場合には、バッテリ33に蓄電された電力の消費量は大きくなるが、バッテリ装置1の小型化を実現できる。
また、コンセント21は外部に露出するように設けられる構成を例示したが、コンセント21の外側に蓋などが設けられていてもよい。
また、ケース5の裏蓋部9に設けられる突出面17は、設置面に接触させた場合に太陽電池3が設置面と反対の方向を向いていれば、どのような角度となるように構成されていてもよい。例えば、太陽電池3が設置面に対して傾斜した状態となるように構成されていてもよい。
また、太陽電池3の設置面に対する角度を変更可能にバッテリ装置1を固定する支持機構を備える構成であってもよい。
また、上記各実施例では、電気的に外部負荷51とコンセント21との接続を検出する方法として、電圧を印加して電流量を測定する方法を例示したが、それ以外の公知の手法を用いて検出を行ってもよい。
また、上記各実施例では、コンセント21と接続プラグ31とを接続することでバッテリ装置1,61と外部負荷51とを接続する構成を例示したが、コンセントとプラグ以外のコネクタ等を用いてもよい。
また、上記各実施例では、AC100Vの出力を行う構成を例示したが、例えば120Vや240Vなど、100V以外の電圧で出力する構成であってもよい。また外部負荷の接続を検出するために電力供給回路に印加する電圧も、実施例の値に限定されず、様々な値とすることができる。
1…バッテリ装置、3…太陽電池、3a…受光面、5…ケース、7…枠部、9…裏蓋部、13…取っ手、15…主電源スイッチ、17…突出面、19…非突出面、21…コンセント、23…凹部、31…接続プラグ、33…バッテリ、35…インバータ、37…DC/DCコンバータ、39…電流監視回路、41…コントローラ、43…電力供給経路、51…外部負荷、61…バッテリ装置、63…インバータ、65…コントローラ、67…電流監視回路

Claims (9)

  1. 外部負荷を駆動させるための電力を当該外部負荷に供給するバッテリ装置であって、
    バッテリと、
    前記外部負荷と接続可能な接続部と、
    前記バッテリの電力を消費して動作する電力供給部であって、前記接続部に接続された前記外部負荷に対して前記バッテリの電力を供給する第1の動作モードと、前記第1の動作モードよりも消費電力が小さく、前記電力の供給を行わない第2のモードと、のいずれかのモードにて動作する電力供給部と、
    電気的に前記外部負荷と前記接続部との接続を検出する負荷検出部と、を備え、
    前記電力供給部は、前記負荷検出部により前記接続が検出されていないときは前記第2の動作モードで動作し、前記負荷検出部により前記接続が検出されたときに、前記第1の動作モードに切り替える
    ことを特徴とするバッテリ装置。
  2. 前記負荷検出部は、前記外部負荷への電力供給経路に電圧を印加して、前記外部負荷と前記接続部との接続を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ装置。
  3. 太陽光を受けて発電し、当該発電した電力を前記バッテリおよび/または前記外部負荷に供給する太陽電池を備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバッテリ装置。
  4. 前記電力供給部は、前記第1の動作モードにて動作している場合に、前記太陽電池により発電された電力を前記バッテリの電力よりも優先的に前記外部負荷に供給する
    ことを特徴とする請求項3に記載のバッテリ装置。
  5. 前記太陽電池の端部を取り囲む枠部と、当該枠部と連接して前記太陽電池の受光面とは反対の裏面を覆う裏蓋部と、を有するケースであって、前記バッテリ、前記電力供給部、および前記負荷検出部を収容するケースを備える
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のバッテリ装置。
  6. 前記バッテリは、前記太陽電池を正面から見た場合における前記ケースの中心から偏心した位置に前記バッテリの重心が位置するように配置される
    ことを特徴とする請求項5に記載のバッテリ装置。
  7. 前記枠部には取っ手が設けられており、
    前記ケースにおける前記取っ手が設けられた側を上方向とした場合の相対的な位置関係で、当該バッテリが取り付けられた状態における前記バッテリ装置の重心の位置が、当該バッテリが取り付けられていない状態における前記バッテリ装置の重心の位置よりも下方向に位置するように、前記バッテリは前記ケースに配置される
    ことを特徴とする請求項5に記載のバッテリ装置。
  8. 前記裏蓋部は、前記バッテリ装置を設置する設置面と接触して前記太陽電池を所定の角度に保持する接触部と、前記接触部よりも前記太陽電池側に配置される非接触部と、を有し、
    前記接続部は、前記非接触部に配置される
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のバッテリ装置。
  9. 前記負荷検出部は、前記バッテリの供給電圧よりも低い電圧で前記接続の検出を行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のバッテリ装置。
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