JP2013230002A - パワーコンディショナ - Google Patents
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Abstract
【課題】メンテナンス作業者のさらなる安全性の確保とメンテナンス作業の簡素化とが図れるパワーコンディショナを得ること。
【解決手段】母線コンデンサ8に並列に母線放電回路9が設けられ、当該パワーコンディショナ5の筐体1における充電部カバー3が開けられたことを検知する充電部露出検知手段12が設けられる。制御部13は、充電部露出検知手段12から検知信号が入力されると、電圧調整回路7とインバータ部10とをそれぞれ動作停止に制御し、DC開閉器6と電磁開閉器11とをそれぞれ断状態に制御し、母線放電回路9に母線コンデンサ8の蓄積電荷を全て放電させる制御を行う。
【選択図】図2
【解決手段】母線コンデンサ8に並列に母線放電回路9が設けられ、当該パワーコンディショナ5の筐体1における充電部カバー3が開けられたことを検知する充電部露出検知手段12が設けられる。制御部13は、充電部露出検知手段12から検知信号が入力されると、電圧調整回路7とインバータ部10とをそれぞれ動作停止に制御し、DC開閉器6と電磁開閉器11とをそれぞれ断状態に制御し、母線放電回路9に母線コンデンサ8の蓄積電荷を全て放電させる制御を行う。
【選択図】図2
Description
本発明は、太陽光発電システムを商用の配電系統へ連系させるのに用いるパワーコンディショナに関するものである。
パワーコンディショナは、太陽光発電システムを導入する住宅等の屋内分電盤に設置されるが、太陽電池が発電した直流電圧を所定電圧へ調整する電圧調整回路と、電圧調整回路が調整した電圧により充電され所定の母線電圧を生成するコンデンサと、コンデンサが蓄電生成する直流電力を交流電力へ変換し商用の配電系統へ送出するインバータ部と、それらを制御する制御部とを備えている。
ところで、このパワーコンディショナでは、運転を停止しても、しばらくはコンデンサに充電電荷が残留する構成であると、メンテナンス時に、コンデンサに残留する充電電荷により感電する危険性がある。
この問題に対し、例えば特許文献1では、メンテナンス時の感電を防止するため、コンデンサに並列に、抵抗器とスイッチとで構成される放電回路を設け、運転を停止してメンテナンスを開始するときに、制御部が放電回路のスイッチを閉路させて抵抗器をコンデンサの両端間に接続し、充電電荷を抵抗器に消費させ放電させる仕組みが提案されている。
しかし、特許文献1に提案される感電防止策は、パワーコンディショナと太陽電池との間を断接するDC開閉器、およびパワーコンディショナと配電系統との間を断接するACブレーカを、メンテナンス作業者が手動で断にすることを前提としているので、次のような問題がある。
すなわち、ACブレーカは、パワーコンディショナの配置場所とは異なる箇所にあり、パワーコンディショナの配置場所からACブレーカの断状態を確認できるとは限らず、ACブレーカを切り忘れる場合が起こりうるので、意図せぬ活線作業となる危険性がある。
また、DC開閉器は、パワーコンディショナの筐体内に配置されているが、DC開閉器を断にする作業も必要であり、作業手順が煩雑である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、メンテナンス作業者のさらなる安全性の確保とメンテナンス作業の簡素化とが図れるパワーコンディショナを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、DC開閉器と、太陽電池から前記DC開閉器を介して入力される直流電圧を所定電圧に調整する電圧調整回路と、前記電圧調整回路が調整した所定電圧により充電され所定の母線電圧を生成する母線コンデンサと、電磁開閉器と、前記母線コンデンサが蓄電生成する直流電力を交流電力へ変換し前記電磁開閉器を介して商用の配電系統へ送出するインバータ部と、前記DC開閉器と前記電圧調整回路と前記電磁開閉器と前記インバータ部とをそれぞれ制御する制御部とを備えるパワーコンディショナにおいて、前記母線コンデンサに並列に母線放電回路が設けられるとともに、当該パワーコンディショナの筐体における充電部カバーが開かれたことを検知する充電部露出検知手段が設けられ、前記制御部は、前記充電部露出検知手段から検知信号が入力されると、前記電圧調整回路と前記インバータ部とをそれぞれ動作停止に制御し、前記DC開閉器と前記電磁開閉器とをそれぞれ断状態に制御し、前記母線放電回路に前記母線コンデンサの蓄積電荷を全て放電させる制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、メンテナンスを開始するために、当該パワーコンディショナの筐体における母線コンデンサの配置位置周囲の充電部を塞ぐ充電部カバーを開けると、直ちに、当該パワーコンディショナは動作を停止し、母線コンデンサの蓄積電荷を完全に無くすることができる。このとき、ACブレーカを断にするのを忘れても、電磁開閉器が断状態に制御されるので、活線状態になることはない。また、DC開閉器も自動的に断状態になるので、DC開閉器を断にする作業をしなくてよい。したがって、メンテナンス作業者のさらなる安全性の確保とメンテナンス作業の簡素化とが図れるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかるパワーコンディショナの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の一実施の形態によるパワーコンディショナを収納するパワーコンディショナ筐体の外観構成を示す斜視図である。図2は、図1に示すパワーコンディショナ筐体に収納されるパワーコンディショナの構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の一実施の形態によるパワーコンディショナを収納するパワーコンディショナ筐体の外観構成を示す斜視図である。図2は、図1に示すパワーコンディショナ筐体に収納されるパワーコンディショナの構成を示すブロック図である。
図1において、パワーコンディショナ筐体1の前面には、片開きのフロントパネル2が設けられ、フロントパネル2を開けた開口端は、その開口端部に四隅がネジ止めされた充電部カバー3で塞がれている。充電部カバー3を外した内奥に図2に示す構成のパワーコンディショナ5が配置されている。
図2において、パワーコンディショナ5は、DC開閉器6と、電圧調整回路7と、母線コンデンサ8と、母線放電回路9と、インバータ部10と、電磁開閉器11と、充電部露出検知手段12と、制御部13とを備えている。
パワーコンディショナ5は、通常の運転時においては、太陽電池15が発電した直流電力を交流電力へ変換しACブレーカ16を介して配電系統17へ送出する動作を行う。
すなわち、DC開閉器6は、図1に示すように充電部カバー3に空けた穴内に外部から操作可能に配置され、フロントパネル2を開けてオン操作すると、太陽電池15が発電した直流電力は、DC開閉器6を介して電圧調整回路7に入力される。
電圧調整回路7は、昇圧または降圧のチョッパー回路で構成され、制御部13からの制御指示に従って、太陽電池15からDC開閉器6を介して入力される直流電圧を所定電圧に調整する。母線コンデンサ8は、電圧調整回路7が調整した所定電圧により充電され、インバータ部10の直流電源である所定の母線電圧を生成する。
母線コンデンサ8に並列に接続される母線放電回路9は、例えば、抵抗器とスイッチの直列回路で構成されていて、通常の運転時においては、スイッチが制御部13から開路制御され、放電回路を形成していない。
インバータ部10は、母線コンデンサ8が蓄電生成する直流電力を、制御部13からの制御指示に従って、交流電力へ変換し電磁開閉器11へ出力する。電磁開閉器11は、通常の運転時においては、太陽電池15の発電電力量が配電系統17と連系可能なレベルにあるとき、スイッチが制御部13から閉路制御されている。したがって、インバータ部10にて変換生成された交流電力は、電磁開閉器11から当該パワーコンディショナ5の外に配置されているACブレーカ16を介して配電系統17へ送出される。
ここで、充電部露出検知手段12は、図1に示す充電部カバー3が所定位置から外された場合に検知信号を制御部13に出力する構成になっている。具体的には、充電部露出検知手段12は、例えばリミットスイッチや光検知センサで構成することができる。リミットスイッチであれば、充電部カバー3が所定位置に在る間はオフしているが、充電部カバー3が所定位置から外されるとオンすることで、制御部13に充電部カバー3が所定位置から外されたことを通知するように構成される。また、光検出センサであれば、発光素子と受光素子との間の光路が、充電部カバー3が所定位置に在る間は遮断されているが、充電部カバー3が所定位置から外されると光路が形成され受光素子から検出電流が出力されることで、制御部13に充電部カバー3が所定位置から外されたことを通知するように構成される。
すなわち、メンテナンス時に図1に示す充電部カバー3が所定位置から外されて充電部(電圧調整回路7,母線コンデンサ8およびインバータ部10)が露出した場合に、制御部13は、充電部露出検知手段12から検知信号が入力されると、電圧調整回路7とインバータ部10とをそれぞれ動作停止に制御し、DC開閉器6と電磁開閉器11とをそれぞれ断状態に制御し、母線放電回路9のスイッチを閉路させて母線コンデンサの蓄積電荷を全て抵抗器に消費させて放電させる制御を行う。
以上のように、この実施の形態によれば、メンテナンスを開始するために、当該パワーコンディショナの筐体における母線コンデンサの配置位置周囲の充電部を塞ぐ充電部カバーを開けると、直ちに、当該パワーコンディショナは動作を停止し、母線コンデンサの蓄積電荷を完全に無くすることができる。
このとき、ACブレーカを断にするのを忘れても、電磁開閉器が断状態に制御されるので、活線状態になることはない。また、DC開閉器も自動的に断状態になるので、DC開閉器を断にする作業をしなくてよい。したがって、メンテナンス作業者のさらなる安全性の確保とメンテナンス作業の簡素化とが図れる。
以上のように、本発明にかかるパワーコンディショナは、メンテナンス作業者のさらなる安全性の確保とメンテナンス作業の簡素化とが図れるパワーコンディショナとして有用である。
1 パワーコンディショナ筐体
2 フロントパネル
3 充電部カバー
5 パワーコンディショナ
6 DC開閉器
7 電圧調整回路
8 母線コンデンサ
9 母線放電回路
10 インバータ部
11 電磁開閉器
12 充電部露出検知手段
13 制御部
15 太陽電池
16 ACブレーカ
17 配電系統
2 フロントパネル
3 充電部カバー
5 パワーコンディショナ
6 DC開閉器
7 電圧調整回路
8 母線コンデンサ
9 母線放電回路
10 インバータ部
11 電磁開閉器
12 充電部露出検知手段
13 制御部
15 太陽電池
16 ACブレーカ
17 配電系統
Claims (1)
- DC開閉器と、太陽電池から前記DC開閉器を介して入力される直流電圧を所定電圧に調整する電圧調整回路と、前記電圧調整回路が調整した所定電圧により充電され所定の母線電圧を生成する母線コンデンサと、電磁開閉器と、前記母線コンデンサが蓄電生成する直流電力を交流電力へ変換し前記電磁開閉器を介して商用の配電系統へ送出するインバータ部と、前記DC開閉器と前記電圧調整回路と前記電磁開閉器と前記インバータ部とをそれぞれ制御する制御部とを備えるパワーコンディショナにおいて、
前記母線コンデンサに並列に母線放電回路が設けられるとともに、
当該パワーコンディショナの筐体における充電部カバーが開かれたことを検知する充電部露出検知手段が設けられ、
前記制御部は、前記充電部露出検知手段から検知信号が入力されると、前記電圧調整回路と前記インバータ部とをそれぞれ動作停止に制御し、前記DC開閉器と前記電磁開閉器とをそれぞれ断状態に制御し、前記母線放電回路に前記母線コンデンサの蓄積電荷を全て放電させる制御を行う
ことを特徴とするパワーコンディショナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012100301A JP2013230002A (ja) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | パワーコンディショナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012100301A JP2013230002A (ja) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | パワーコンディショナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013230002A true JP2013230002A (ja) | 2013-11-07 |
Family
ID=49677133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012100301A Pending JP2013230002A (ja) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | パワーコンディショナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013230002A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016032366A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | 株式会社安川電機 | 電力変換装置及び電力変換システム |
WO2016035481A1 (ja) * | 2014-09-03 | 2016-03-10 | 株式会社日立産機システム | パワーコンディショナ |
CN114256826A (zh) * | 2021-12-21 | 2022-03-29 | 深圳市汇川技术股份有限公司 | 母线放电控制方法、电路、驱动器及存储介质 |
-
2012
- 2012-04-25 JP JP2012100301A patent/JP2013230002A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016032366A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | 株式会社安川電機 | 電力変換装置及び電力変換システム |
US10110009B2 (en) | 2014-07-29 | 2018-10-23 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Switch cover for power converter and power conversion system |
WO2016035481A1 (ja) * | 2014-09-03 | 2016-03-10 | 株式会社日立産機システム | パワーコンディショナ |
CN114256826A (zh) * | 2021-12-21 | 2022-03-29 | 深圳市汇川技术股份有限公司 | 母线放电控制方法、电路、驱动器及存储介质 |
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