JP2012244656A - 太陽電池パネル及び燃料発電機を備えたハイブリッド式移動電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大型化したり移動がし難くなったりすることなく太陽電池パネルによる発電量を増やすことができ、かつ、低日射の日が続いた場合でも十分な発電量を確保することができる移動式電源装置を提供する。
【解決手段】内部に、バッテリー、制御装置及びインバーターが設けられ、下部に移動用の車輪が設けられた直方体の箱体から成るハウジングを備え、前記ハウジングの内部に、可撓性の帯状ソーラーパネルを巻取りローラに巻き取って成るソーラーパネルユニットと、燃料発電機とを設け、前記制御装置を介して前記ソーラーパネルユニット及び前記燃料発電機を前記バッテリーに接続して、ソーラーパネルユニット及び前記燃料発電機によってバッテリーの充電を行うことができるように構成され、前記制御装置が、バッテリーの電圧及びソーラーパネルユニットの発電量が所定の値より低い時に、燃料発電機によるバッテリーの補助充電を行うように構成した。
【選択図】図9
【解決手段】内部に、バッテリー、制御装置及びインバーターが設けられ、下部に移動用の車輪が設けられた直方体の箱体から成るハウジングを備え、前記ハウジングの内部に、可撓性の帯状ソーラーパネルを巻取りローラに巻き取って成るソーラーパネルユニットと、燃料発電機とを設け、前記制御装置を介して前記ソーラーパネルユニット及び前記燃料発電機を前記バッテリーに接続して、ソーラーパネルユニット及び前記燃料発電機によってバッテリーの充電を行うことができるように構成され、前記制御装置が、バッテリーの電圧及びソーラーパネルユニットの発電量が所定の値より低い時に、燃料発電機によるバッテリーの補助充電を行うように構成した。
【選択図】図9
Description
本発明は太陽電池パネル及び燃料発電機を備えたハイブリッド式の移動電源装置に関する。
従来から、建物の屋根の上に太陽電池パネルを設けて該太陽電池パネルで発電した電力を建物の中で使用したり、街路灯に太陽電池パネルを設けて発電した電力を街路灯の照明に使用したりしている。
近年では、地球温暖化防止のための自然エネルギ促進の一環として太陽電池パネルを普及拡大するために、国や地方自治体が太陽光パネルの設置費用を補助する補助金制度もあり、屋根に太陽電池パネルを設置している建物も多くなってきている。
しかし、建物の屋根や街路灯に設置した太陽電池パネルでは、発電した電力の使用場所が限られてしまう。
このような問題を解消するために、内部にバッテリーを備えた移動可能なハウジングに太陽電池パネルを設けて、任意の場所で太陽電池パネルで発電した電力を使用することを可能にした移動式ソーラーシステムが開発されている(特許文献1)。
近年では、地球温暖化防止のための自然エネルギ促進の一環として太陽電池パネルを普及拡大するために、国や地方自治体が太陽光パネルの設置費用を補助する補助金制度もあり、屋根に太陽電池パネルを設置している建物も多くなってきている。
しかし、建物の屋根や街路灯に設置した太陽電池パネルでは、発電した電力の使用場所が限られてしまう。
このような問題を解消するために、内部にバッテリーを備えた移動可能なハウジングに太陽電池パネルを設けて、任意の場所で太陽電池パネルで発電した電力を使用することを可能にした移動式ソーラーシステムが開発されている(特許文献1)。
図11は、特許文献1に開示された従来の移動式ソーラーシステムの概略斜視図である。
図面に示すように、この移動式ソーラーシステムは、移動可能な台車30の上に、内部にバッテリーを収容したハウジング31を設け、該ハウジング31の上面に太陽電池パネル32を設けて成る。
前記台車30には、支柱33及び照明具34が設けられており、前記照明具34には、太陽電池パネル32によって充電されたバッテリーの電力が供給されるように構成されている。
また、ハウジング31の背面にはバッテリーの電力を出力するためのコンセント35が設けられている。
上記したように構成された従来の移動式ソーラーシステムによれば、太陽電池パネルで充電した電力を任意の場所で使用することができるという効果を奏する。しかし、上記した従来の移動式ソーラーシステムは、発電のため太陽電池パネルがハウジングの上面に一枚設けられているだけであるため発電量が少なく、使用できる電力量も少ないという問題がある。
しかし、発電量を増やすために太陽電池パネルを増やしたり、大きくしたりすると、システム全体が大型化してしまい移動がし難くなるという問題が生じる。
出願人は、上記した問題を解決し、大型化したり移動がし難くなったりすることなく発電量を増やすことができる太陽電池パネルを備えた移動式電源装置を提案した(特許文献2)。
出願人が提案した前記移動式電源装置によれば、複数の太陽電池パネルをコンパクトに折り畳めるように構成しているため、大型化したり移動がし難くなったりすくことなく発電量を増やすことができる。
しかしながら、太陽電池パネルのみでの発電では移動式電源装置として限界があり、曇りの日や雨の日が続く等すると太陽電池パネルだけでは十分な発電ができず、このような低日射の状態で電源として電力を使用し続けるとバッテリーの電圧が低下してしまう。
本発明は、上記した問題点を解決し、大型化したり移動がし難くなったりすくことなく太陽電池パネルによる発電量を増やすことができ、かつ、低日射の日が続いた場合でも十分な発電量を確保することができ、より安心して使用することができる移動式電源装置を提供することを目的としている。
図面に示すように、この移動式ソーラーシステムは、移動可能な台車30の上に、内部にバッテリーを収容したハウジング31を設け、該ハウジング31の上面に太陽電池パネル32を設けて成る。
前記台車30には、支柱33及び照明具34が設けられており、前記照明具34には、太陽電池パネル32によって充電されたバッテリーの電力が供給されるように構成されている。
また、ハウジング31の背面にはバッテリーの電力を出力するためのコンセント35が設けられている。
上記したように構成された従来の移動式ソーラーシステムによれば、太陽電池パネルで充電した電力を任意の場所で使用することができるという効果を奏する。しかし、上記した従来の移動式ソーラーシステムは、発電のため太陽電池パネルがハウジングの上面に一枚設けられているだけであるため発電量が少なく、使用できる電力量も少ないという問題がある。
しかし、発電量を増やすために太陽電池パネルを増やしたり、大きくしたりすると、システム全体が大型化してしまい移動がし難くなるという問題が生じる。
出願人は、上記した問題を解決し、大型化したり移動がし難くなったりすることなく発電量を増やすことができる太陽電池パネルを備えた移動式電源装置を提案した(特許文献2)。
出願人が提案した前記移動式電源装置によれば、複数の太陽電池パネルをコンパクトに折り畳めるように構成しているため、大型化したり移動がし難くなったりすくことなく発電量を増やすことができる。
しかしながら、太陽電池パネルのみでの発電では移動式電源装置として限界があり、曇りの日や雨の日が続く等すると太陽電池パネルだけでは十分な発電ができず、このような低日射の状態で電源として電力を使用し続けるとバッテリーの電圧が低下してしまう。
本発明は、上記した問題点を解決し、大型化したり移動がし難くなったりすくことなく太陽電池パネルによる発電量を増やすことができ、かつ、低日射の日が続いた場合でも十分な発電量を確保することができ、より安心して使用することができる移動式電源装置を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本発明に係る太陽電池パネル及び燃料発電機を備えたハイブリッド式移動電源装置は、内部に、バッテリー、制御装置及びインバーターが設けられ、下部に移動用の車輪が設けられた直方体の箱体から成るハウジングを備え、前記ハウジングの内部に、可撓性の帯状ソーラーパネルを巻取りローラに巻き取って成るソーラーパネルユニットと、燃料発電機とを設け、前記制御装置を介して前記ソーラーパネルユニット及び前記燃料発電機を前記バッテリーに接続して、ソーラーパネルユニット及び前記燃料発電機によってバッテリーの充電を行うことができるように構成され、前記制御装置が、バッテリーの電圧及びソーラーパネルユニットの発電量を監視し、バッテリーの電圧及びソーラーパネルユニットの発電量が所定の値より低い時に、燃料発電機を作動させ、燃料発電機によるバッテリーの補助充電を行うように構成したことを特徴とする。
前記前記ソーラーパネルユニットは、2枚の可撓性の帯状ソーラーパネルを巻取りローラに巻き取るように構成され得、この場合、前記2枚の可撓性の帯状ソーラーパネルが、前記巻取りローラから完全に引き出された時に、帯状ソーラーパネルの巻取りローラへの取付部が90度回転して2枚の帯状ソーラーパネルを左右に開くことができるように構成され得る。
前記前記ソーラーパネルユニットは、2枚の可撓性の帯状ソーラーパネルを巻取りローラに巻き取るように構成され得、この場合、前記2枚の可撓性の帯状ソーラーパネルが、前記巻取りローラから完全に引き出された時に、帯状ソーラーパネルの巻取りローラへの取付部が90度回転して2枚の帯状ソーラーパネルを左右に開くことができるように構成され得る。
本発明に係る太陽電池パネル及び燃料発電機を備えたハイブリッド式移動電源装置は、内部に、バッテリー、制御装置及びインバーターが設けられ、下部に移動用の車輪が設けられた直方体の箱体から成るハウジングを備え、前記ハウジングの内部に、可撓性の帯状ソーラーパネルを巻取りローラに巻き取って成るソーラーパネルユニットと、燃料発電機とを設け、前記制御装置を介して前記ソーラーパネルユニット及び前記燃料発電機を前記バッテリーに接続して、ソーラーパネルユニット及び前記燃料発電機によってバッテリーの充電を行うことができるように構成され、前記制御装置が、バッテリーの電圧及びソーラーパネルユニットの発電量を監視し、バッテリーの電圧及びソーラーパネルユニットの発電量が所定の値より低い時に、燃料発電機を作動させ、燃料発電機によるバッテリーの補助充電を行うように構成されているので、通常時はソーラーパネルユニットによる発電が行われるが、電力使用量が多い場合や雨天や曇りの日等のようにソーラーパネルユニットによる発電量が少ない場合には、燃料発電機による補助充電を行うことができる。また、ソーラーパネルユニットを可撓性の帯状ソーラーパネルを巻取りローラに巻き取るように構成しているので、大型化したり移動がし難くなったりすくことなくソーラーパネルによる発電量を増やすことが可能になる。これにより、大型化したり移動がし難くなったりすくことなく、低日射の日が続いた場合でも十分な発電量を確保することができ、より安心して使用することができる移動式電源装置を提供することが可能になる。
また、前記ソーラーパネルユニットを、2枚の可撓性の帯状ソーラーパネルを巻取りローラに巻き取るように構成すると共に、前記2枚の可撓性の帯状ソーラーパネルを、前記巻取りローラから完全に引き出された時に、帯状ソーラーパネルの巻取りローラへの取付部が90度回転して2枚の帯状ソーラーパネルを左右に開くことができるように構成することにより、大面積のソーラーパネルを、コンパクトにハウジングに収容することが可能になり、大型化したり移動がし難くなったりすくことなくソーラーパネルによる発電量を増やすことが可能になる。
また、前記ソーラーパネルユニットを、2枚の可撓性の帯状ソーラーパネルを巻取りローラに巻き取るように構成すると共に、前記2枚の可撓性の帯状ソーラーパネルを、前記巻取りローラから完全に引き出された時に、帯状ソーラーパネルの巻取りローラへの取付部が90度回転して2枚の帯状ソーラーパネルを左右に開くことができるように構成することにより、大面積のソーラーパネルを、コンパクトにハウジングに収容することが可能になり、大型化したり移動がし難くなったりすくことなくソーラーパネルによる発電量を増やすことが可能になる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る太陽電池パネル及び燃料発電機を備えたハイブリッド式移動電源装置(以下、単に移動電源装置と称する。)の実施の形態について説明していく。
図1は、本発明に係るハイブリッド式移動電源装置の一実施例の斜視図、図2は図1に示したハイブリッド式移動電源装置の右側面図、図3は図1に示したハイブリッド式移動電源装置の正面図、図4は図1に示したハイブリッド式移動電源装置の背面図、図5は図1に示したハイブリッド式移動電源装置のソーラーパネルを引き出した状態を示す図、図6(a)は図1に示したハイブリッド式移動電源装置のソーラーパネルを引き出した状態を示す右側面図、図6(b)は帯状ソーラーパネルの取付部の拡大図、図7は帯状ソーラーパネルを引き出した後、取付部を90度回転させた状態を示す右側面図、図8は帯状ソーラーパネルの取付部を90度回転させて左右に開いて固定した状態を示す斜視図、そして、図9はハイブリッド式移動電源装置の内部構成を示す概略図を各々示している。
図中、符号1はハウジングを示している。このハウジング1は、直方体の箱体から成り、その底面に移動用の車輪2を備えている。
ハウジング1は、内部に巻取り式ソーラーパネルユニット3を備えている。この巻取り式ソーラーパネルユニット3は、巻取りローラ4と、該巻取りローラ4に巻き取られる2枚の可撓性の帯状ソーラーパネル5から成る。巻取りローラ4は、ハウジング1の内部に回動可能に設けられており、ハウジング1の側面に設けられた巻取りノブ4aを用いて手動で回転するように構成されている。ハウジング1の前面にはソーラーパネル取り出し口1aが形成されている。帯状ソーラーパネル5の前端にはストッパー5aが設けられており、帯状ソーラーパネル5をローラ4で最後まで巻き取った時に、ストッパー5aが取り出し口1aに係止するように構成されている(図1参照)。
また、図6(a)及び(b)に示すように、2枚の帯状ソーラーパネル5は、その後端が取付具6を介して巻取りローラ4に取り付けられている。前記取付具6は、2枚の帯状ソーラーパネル5の後端を把持する第一部分6aと、巻取りローラ4に直接接続される帯状接続部分6bに固定された第二部分6cと、前記第一部分6aを、前記第二部分6cに回転可能に連結する連結部6dとから成り、2枚の帯状ソーラーパネル5をハウジング1から引き出した後(図5及び図6(a)参照)、第一部分6aと共に2枚の帯状ソーラーパネル5を、第二部分6cに対して90度回転させることができるように構成されている(図7参照)。
上記したように構成されたソーラーパネルユニット3は、必要に応じて、ストッパー5aを持って2枚の帯状ソーラーパネル5をハウジング1から引き出した後(図5及び図6(b)参照)、帯状ソーラーパネル5の取付部5bを90度回転させ(図7参照)、さらに、帯状ソーラーパネル5を左右に開いて固定される(図8参照)。この時、巻取りローラ4に直接接続される帯状接続部分6bも可撓性であるため、図8に示すように帯状ソーラーパネル5は左右に開くと共に上方に向けて固定することが可能になる。
図中、符号1はハウジングを示している。このハウジング1は、直方体の箱体から成り、その底面に移動用の車輪2を備えている。
ハウジング1は、内部に巻取り式ソーラーパネルユニット3を備えている。この巻取り式ソーラーパネルユニット3は、巻取りローラ4と、該巻取りローラ4に巻き取られる2枚の可撓性の帯状ソーラーパネル5から成る。巻取りローラ4は、ハウジング1の内部に回動可能に設けられており、ハウジング1の側面に設けられた巻取りノブ4aを用いて手動で回転するように構成されている。ハウジング1の前面にはソーラーパネル取り出し口1aが形成されている。帯状ソーラーパネル5の前端にはストッパー5aが設けられており、帯状ソーラーパネル5をローラ4で最後まで巻き取った時に、ストッパー5aが取り出し口1aに係止するように構成されている(図1参照)。
また、図6(a)及び(b)に示すように、2枚の帯状ソーラーパネル5は、その後端が取付具6を介して巻取りローラ4に取り付けられている。前記取付具6は、2枚の帯状ソーラーパネル5の後端を把持する第一部分6aと、巻取りローラ4に直接接続される帯状接続部分6bに固定された第二部分6cと、前記第一部分6aを、前記第二部分6cに回転可能に連結する連結部6dとから成り、2枚の帯状ソーラーパネル5をハウジング1から引き出した後(図5及び図6(a)参照)、第一部分6aと共に2枚の帯状ソーラーパネル5を、第二部分6cに対して90度回転させることができるように構成されている(図7参照)。
上記したように構成されたソーラーパネルユニット3は、必要に応じて、ストッパー5aを持って2枚の帯状ソーラーパネル5をハウジング1から引き出した後(図5及び図6(b)参照)、帯状ソーラーパネル5の取付部5bを90度回転させ(図7参照)、さらに、帯状ソーラーパネル5を左右に開いて固定される(図8参照)。この時、巻取りローラ4に直接接続される帯状接続部分6bも可撓性であるため、図8に示すように帯状ソーラーパネル5は左右に開くと共に上方に向けて固定することが可能になる。
前記ハウジング1の内部には、図9に示すように、ソーラーパネルユニット3の他に、制御装置10、バッテリー11、インバーター12及び燃料発電機13が設けられている。
前記ソーラーパネルユニット3のソーラーパネル5及び前記燃料発電機13は、制御装置10を介してバッテリー11に接続されている。
制御装置10は、バッテリー11の電圧及びソーラーパネルユニット3の発電量を監視し、バッテリー11の電圧及びソーラーパネルユニット3の発電量が所定の値より低い時に、燃料発電機13を作動させ、燃料発電機13によるバッテリーの充電を行う。
インバーター12は、バッテリー11に充電された電力を直流及び交流に変換して、プラグソケット14を介して外部に出力する。
図4に示すように、ハウジング1の裏面には、前記したプラグソケット14の他、プラグソケット14からの電力の出力のスイッチ15が設けられる。
前記ソーラーパネルユニット3のソーラーパネル5及び前記燃料発電機13は、制御装置10を介してバッテリー11に接続されている。
制御装置10は、バッテリー11の電圧及びソーラーパネルユニット3の発電量を監視し、バッテリー11の電圧及びソーラーパネルユニット3の発電量が所定の値より低い時に、燃料発電機13を作動させ、燃料発電機13によるバッテリーの充電を行う。
インバーター12は、バッテリー11に充電された電力を直流及び交流に変換して、プラグソケット14を介して外部に出力する。
図4に示すように、ハウジング1の裏面には、前記したプラグソケット14の他、プラグソケット14からの電力の出力のスイッチ15が設けられる。
図10は制御装置10の充電制御のフローチャートを示している。以下、図10を参照して制御装置20の充電制御について説明していく。
前記したように制御装置10はバッテリー11の電圧及びソーラーパネルユニット3の発電量を監視している。制御装置10はバッテリー電圧Vが、予め設定して記憶した所定の最低電圧Vminより低いか否かを判断する(ステップ1)。
ステップ1において、バッテリー電圧Vが最低電圧Vminより低い場合、制御装置10は、燃料発電機13を作動させ燃料発電機13によるバッテリー11の充電を開始させる(ステップ2)。
ステップ1において、バッテリー電圧Vが最低電圧Vminより高い場合、ソーラーパネルユニット3による発電量Pが、予め設定して記憶した所定の最低発電量Pminより低いか否かを判断する(ステップ3)。
ステップ3において、ソーラーパネルユニット3による発電量Pが、所定の最低発電量Pminより高いと判断した場合には、ステップ1の判断処理に戻り、バッテリー電圧V及びソーラーパネルユニット発電量Pの監視を続ける。
ステップ3において、ソーラーパネルユニット3による発電量Pが、最低発電量Pminより低いと判断した場合、次に、バッテリー電圧Vが燃料発電機13による補助発電が必要な補助発電電圧Vsubより低いか否かを判断する(ステップ4)。この補助発電電圧Vsubも予め設定して制御装置10に記憶された値である。
ステップ4において、バッテリー電圧Vが補助発電電圧Vsubより高い場合には、ステップ1の判断処理に戻り、バッテリー電圧V及びソーラーパネル発電量Pの監視を続ける。
ステップ4において、バッテリー電圧Vが補助発電電圧Vsubより低い場合には、制御装置10は燃料発電機13を作動させ燃料発電機13によるバッテリー11の充電を開始させる(ステップ5)。
ステップ2又はステップ5において、燃料発電機13を作動させ燃料発電機13によるバッテリー11の充電を開始した後は、バッテリー電圧Vが所定の最高電圧Vmaxに達したか否かの監視を行い(ステップ6)、バッテリー電圧Vが所定の最高電圧Vmaxに達したら、燃料発電機13を停止し(ステップ7)、再び、ステップ1の判断処理に戻り、バッテリー電圧V及びソーラーパネル発電量Pの監視を続ける。
上記した充電制御により、通常時はソーラーパネルユニット3による発電が行われるが、電力使用量が多い場合や雨天や曇りの日等のようにソーラーパネルユニット3による発電量が少ない場合には、燃料発電機13による補助充電が行われるので、最低限の燃料で、常に安定した電力を得ることが可能になる。
前記したように制御装置10はバッテリー11の電圧及びソーラーパネルユニット3の発電量を監視している。制御装置10はバッテリー電圧Vが、予め設定して記憶した所定の最低電圧Vminより低いか否かを判断する(ステップ1)。
ステップ1において、バッテリー電圧Vが最低電圧Vminより低い場合、制御装置10は、燃料発電機13を作動させ燃料発電機13によるバッテリー11の充電を開始させる(ステップ2)。
ステップ1において、バッテリー電圧Vが最低電圧Vminより高い場合、ソーラーパネルユニット3による発電量Pが、予め設定して記憶した所定の最低発電量Pminより低いか否かを判断する(ステップ3)。
ステップ3において、ソーラーパネルユニット3による発電量Pが、所定の最低発電量Pminより高いと判断した場合には、ステップ1の判断処理に戻り、バッテリー電圧V及びソーラーパネルユニット発電量Pの監視を続ける。
ステップ3において、ソーラーパネルユニット3による発電量Pが、最低発電量Pminより低いと判断した場合、次に、バッテリー電圧Vが燃料発電機13による補助発電が必要な補助発電電圧Vsubより低いか否かを判断する(ステップ4)。この補助発電電圧Vsubも予め設定して制御装置10に記憶された値である。
ステップ4において、バッテリー電圧Vが補助発電電圧Vsubより高い場合には、ステップ1の判断処理に戻り、バッテリー電圧V及びソーラーパネル発電量Pの監視を続ける。
ステップ4において、バッテリー電圧Vが補助発電電圧Vsubより低い場合には、制御装置10は燃料発電機13を作動させ燃料発電機13によるバッテリー11の充電を開始させる(ステップ5)。
ステップ2又はステップ5において、燃料発電機13を作動させ燃料発電機13によるバッテリー11の充電を開始した後は、バッテリー電圧Vが所定の最高電圧Vmaxに達したか否かの監視を行い(ステップ6)、バッテリー電圧Vが所定の最高電圧Vmaxに達したら、燃料発電機13を停止し(ステップ7)、再び、ステップ1の判断処理に戻り、バッテリー電圧V及びソーラーパネル発電量Pの監視を続ける。
上記した充電制御により、通常時はソーラーパネルユニット3による発電が行われるが、電力使用量が多い場合や雨天や曇りの日等のようにソーラーパネルユニット3による発電量が少ない場合には、燃料発電機13による補助充電が行われるので、最低限の燃料で、常に安定した電力を得ることが可能になる。
以上説明した実施例では、ソーラーパネルユニット3は、帯状ソーラーパネル5を巻取りローラ4に巻き取るように構成されているが、ソーラーパネルユニット3の構成は本実施例に限定されることなく、ソーラーパネルがハウジング1に収容されるように構成されていれば任意の構成でよい。
さらにまた、本実施例で説明した充電制御は、権利範囲を制限するものではなく、充電制御は、バッテリー電圧及びソーラーパネルユニット発電量が所定の値より低くなった時に、燃料発電機による補助充電を行うように制御されていれば任意の制御方法でよい。
上記した実施例では、バッテリー11の充電が燃料発電機13及びソーラーパネルユニット3のみで行われる構成を例に挙げて説明しているが、本発明に係るハイブリッド式移動電源装置は、必要に応じて、図9に仮想線で示すように、風力発電、水力発電、一般家庭用電源等の外部の電源からバッテリーの充電を行うことができるように構成され得る。このように構成することで、外部電源から充電を行うことができる環境下では外部電源によってバッテリーを充電し、外部電源から充電を行うことができない環境下では、燃料発電機13及びソーラーパネルユニット3でバッテリーの充電を行うことができるようになる。
1 ハウジング
1a ソーラーパネル取り出し口
2 車輪
3 巻取り式ソーラーパネルユニット
4 巻取りローラ
4a 巻取りノブ
5 帯状ソーラーパネル
5a ストッパー
6 取付部
6a 第一部分
6b 帯状接続部分
6c 第二部分
6d 連結部分
10 制御装置
11 バッテリー
12 インバーター
13 燃料発電機
14 プラグソケット
15 スイッチ
V バッテリー電圧
Vmin 最低電圧
Vsub 補助発電電圧
Vmax 最高電圧
P 発電量
Pmin 最低発電量
1a ソーラーパネル取り出し口
2 車輪
3 巻取り式ソーラーパネルユニット
4 巻取りローラ
4a 巻取りノブ
5 帯状ソーラーパネル
5a ストッパー
6 取付部
6a 第一部分
6b 帯状接続部分
6c 第二部分
6d 連結部分
10 制御装置
11 バッテリー
12 インバーター
13 燃料発電機
14 プラグソケット
15 スイッチ
V バッテリー電圧
Vmin 最低電圧
Vsub 補助発電電圧
Vmax 最高電圧
P 発電量
Pmin 最低発電量
Claims (2)
- 内部に、バッテリー、制御装置及びインバーターが設けられ、下部に移動用の車輪が設けられた直方体の箱体から成るハウジングを備え、
前記ハウジングの内部に、可撓性の帯状ソーラーパネルを巻取りローラに巻き取って成るソーラーパネルユニットと、燃料発電機とを設け、
前記制御装置を介して前記ソーラーパネルユニット及び前記燃料発電機を前記バッテリーに接続して、ソーラーパネルユニット及び前記燃料発電機によってバッテリーの充電を行うことができるように構成され、
前記制御装置が、バッテリーの電圧及びソーラーパネルユニットの発電量を監視し、バッテリーの電圧及びソーラーパネルユニットの発電量が所定の値より低い時に、燃料発電機を作動させ、燃料発電機によるバッテリーの補助充電を行うように構成した
ことを特徴とする太陽電池パネル及び燃料発電機を備えたハイブリッド式移動電源装置。 - 前記ソーラーパネルユニットが、2枚の可撓性の帯状ソーラーパネルを巻取りローラに巻き取って成り、
前記2枚の可撓性の帯状ソーラーパネルが、前記巻取りローラから完全に引き出された時に、帯状ソーラーパネルの巻取りローラへの取付部が90度回転して2枚の帯状ソーラーパネルを左右に開くことができるように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル及び燃料発電機を備えたハイブリッド式移動電源装置。
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JP2011109311A JP2012244656A (ja) | 2011-05-16 | 2011-05-16 | 太陽電池パネル及び燃料発電機を備えたハイブリッド式移動電源装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105790334A (zh) * | 2014-12-24 | 2016-07-20 | 广东太阳库新能源科技有限公司 | 太阳能多功能移动电源控制系统 |
US11568476B2 (en) | 2018-03-20 | 2023-01-31 | Honda Motor Co., Ltd. | Information providing apparatus, information providing system, and information providing method |
-
2011
- 2011-05-16 JP JP2011109311A patent/JP2012244656A/ja not_active Withdrawn
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