JP3172598U - 移動式太陽光発電装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のキャスタを備え、本体を構成するケーシング内に第1,第2の蓄電池16,17と制御装置とが配置され、ケーシングの上方にはソーラーパネル18と、このソーラーパネルの迎角を設定できるソーラーパネルの支持機構とが配置され、ケーシングには、ソーラーパネル18の直流電力接続部18aと、補助電源としての商用電源25に接続するための交流電力接続部27と、補助電源としての車のバッテリ26に接続するための直流電力接続部28と、第1,第2の交流負荷用コンセント29,29’とが配置されている。制御装置は、インバータ12,12’と、充電コントローラ13と、充電整流コントローラ14と、DC,ACコントローラ15とからなる。
【選択図】図6
Description
また、太陽光を効率よく受光するためのソーラーパネル(太陽電池)の向きを設定できるソーラーパネル(太陽電池)の支持機構、すなわち、ソーラーパネル(太陽電池)の迎角を設定できるソーラーパネル(太陽電池)の支持機構を備えていないため、ソーラーパネル(太陽電池)による効率的な発電が難しいという問題がある。
本体を構成するケーシング内に蓄電池と制御装置とが配置され、前記ケーシングの上方には、前記ソーラーパネルと、前記ソーラーパネルの迎角を設定できる前記ソーラーパネルの支持機構とが配置され、前記ケーシングには、前記ソーラーパネルの直流電力接続部と、前記蓄電池を充電するための補助電源としての商用電源に接続するための交流電力接続部と、前記蓄電池を充電するための補助電源としての車のバッテリに接続するための直流電力接続部と、交流負荷用コンセントとが配置されている移動式太陽光発電装置に存する。
また、災害時あるいは野外で商用電源が利用できない場合でも、ソーラーパネルまたは車のバッテリの利用により、蓄電池を充電することができる。
また、ソーラーパネルの迎角を設定できるソーラーパネルの支持機構を備えているので、ソーラーパネルによる効率的な発電が可能である。
また、ソーラーパネルが一対、すなわち2つ備わることにより装置としての発電量が高まる。
また、複数のキャスタを備えているので、商用電源の利用できない場所までも、容易に移動させることができる。
本考案に係る第1の実施形態の移動式太陽光発電装置10は、図1〜図6に示すように、矩形状のソーラーパネル18以外に第1の蓄電池16と第2の蓄電池17を充電する補助電源が使用でき、複数のキャスタ41を備える移動式太陽光発電装置10であって、
本体を構成するケーシング11内に第1の蓄電池16と第2の蓄電池17と制御装置とが配置されている。
そしてケーシング11の上方には、矩形状のソーラーパネル18と、このソーラーパネル18の迎角を設定できるソーラーパネル18の支持機構19とが配置されている。
またケーシング11には、ソーラーパネル18の直流電力接続部18aと、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17を充電するための補助電源としての商用電源25に接続するための交流電力接続部27と、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17を充電するための補助電源としての車のバッテリ26に接続するための直流電力接続部28と、第1,第2の交流負荷用コンセント29,29’とが配置されている。
なお、板材11aと仕切り板11bの材質としては金属板またはプラスチック板が採用される。
そして、ケーシング11の上方の空間内には制御装置が配置され、下方の空間内には第1の蓄電池16と第2の蓄電池17が配置されている。
そして、車のバッテリ26用のジャック(直流電力接続部)28は、DC用+極28aとDC用−極28bとから構成されている。
また、プラグ付きコード(交流電力接続部)27と、車のバッテリ26用のジャック(直流電力接続部)28との下方には、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17の出し入れ用扉11cが設けられている。
したがって、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17の出し入れ用扉11cを開閉することで、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17を出し入れすることができる。
なお、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17の出し入れ用扉11cも金属板またはプラスチック板で構成されている。
また、ケーシング11の両側面には、指掛け部52が設けられている。
この支持脚42は、その高さが調節可能であり、通常はキャスタ41の接地面から浮いた状態である。
そして、移動した場所においては、移動式太陽光発電装置10をその場所に位置決めするために、支持脚42の高さを高くして全部のキャスタ41が接地面から浮いた状態にして支持脚42で移動式太陽光発電装置10を支える。
また、ケーシング11の背面側には、移動式太陽光発電装置10を移動する時に使用する伸縮可能な移動用ハンドル51が設けられている。
この移動用ハンドル51は、高さを複数の段階に仮固定できるものである。
そして、ケーシング11の上部に取り付けた支軸20に上部が、水平部22bの中心部の孔を貫通し、支軸20のおねじ部20aが突出している。
この突出したおねじ部20aにナット21(または、蝶ナット)が螺合している。
また、立ち上がり部22aの側面には角度計72が取り付けられている。
この角度計72は、ソーラーパネル18の迎角を示す角度計である。
この突出したおねじ部23aにナット24(または、蝶ナット)が螺合している。
また、ソーラーパネル18の前側側面には磁石(方向用)71が取り付けられている。
この磁石(方向用)71は、ソーラーパネル18の方位角を示す、方向指示用磁石である。
なお、移動式太陽光発電装置10は複数のキャスタ41を備えるので、移動式太陽光発電装置10全体を回転させることで、ソーラーパネル18の方位角の設定することもできる。
また、第1の蓄電池16は第1のインバータ12を介して、第1の交流負荷用コンセント29に接続されるとともにDC,ACコントローラ15にも接続されている。
また、第2の蓄電池17は第2のインバータ12’を介して、第2の交流負荷用コンセント29’に接続されるとともにDC,ACコントローラ15にも接続されている。
そこで、第1の交流負荷用コンセント29または第2の交流負荷用コンセント29’に交流負荷(例えばTV、ラジオ、照明器具等)を接続すると、交流負荷(例えばTV、ラジオ、照明器具等)を利用することができる。
すなわち、車のバッテリ26のプラグ(不図示)を車のバッテリ26用のジャック(直流電力接続部)28に接続すると、車のバッテリ26の電力が第1の蓄電池16と第2の蓄電池17に充電される。
そして、交流負荷(例えばTV、ラジオ、照明器具等)の使用により、第1の蓄電池16または第2の蓄電池17が過放電になると、DC,ACコントローラ15の作動により、第1の発光ダイオード61または第2の発光ダイオード62が点灯し、第1の蓄電池16または第2の蓄電池17が過放電であることを報知する。
また、第1の蓄電池16または第2の蓄電池17が充電されて過放電状態が解消すると、点灯していた第1の発光ダイオード61または第2の発光ダイオード62が消灯する。
また、災害時あるいは野外で商用電源25が利用できない場合でも、ソーラーパネル18または車のバッテリ26の利用により、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17を充電することができる。
また、ソーラーパネルの迎角を設定できるソーラーパネルの支持機構19を備えているので、ソーラーパネル18による効率的な発電が可能である。
また、複数のキャスタ41を備えているので、商用電源25の利用できない場所までも、容易に移動させることができる。
本考案に係る第2の実施形態の移動式太陽光発電装置10’は、前記第1の実施形態の移動式太陽光発電装置10と比較してソーラーパネルの支持機構19’が相違するのみで、その他の構成は同一である。
したがって、以下に、ソーラーパネルの支持機構19’について説明する。
そして、一対のリンク81,81が連結されたリンク機構は、外力を加えると連結点で回転し、外力を取り除くと、その位置を保持できるように変形するものである。
したがって、手動でソーラーパネル18を動かすことで、ソーラーパネル18の迎角を設定することができる。
第2の実施形態の移動式太陽光発電装置10’の変形例は、図9に示すように、ソーラーパネルは、一対のソーラーパネル18,18’から構成され、ソーラーパネル18,18’の各受光面が対向するように折り畳み可能にヒンジ18’hで連結されている。
したがって、一対のソーラーパネル18,18’を展開して太陽光発電を行うときは、受光面が2倍になり、発電量を大きくすることができる。
また、発電しないときは、図9において2点鎖線で示すように、ソーラーパネル18の上にソーラーパネル18’を折り畳むと、各受光面に埃などが付着するのを防止でき、また、各受光面を保護することができる。
本考案に係る第3の実施形態の移動式太陽光発電装置10”は、前記第2の実施形態の移動式太陽光発電装置10’と比較してソーラーパネル18の支持機構19”が相違するのみで、その他の構成は同一である。
したがって、以下に、ソーラーパネルの支持機構19”について説明する。
そして、一対のリンク82,82が連結されたリンク機構は、外力を加えると連結点て回転し、外力を取り除くと、その位置を保持できるように変形するものである。
したがって、手動でソーラーパネル18を動かすことで、ソーラーパネル18の迎角を設定することができる。
また、手動でソーラーパネル18を動かすことで、ケーシング11からのソーラーパネル18全体の高さも簡単に設定することができる。
第3の実施形態の移動式太陽光発電装置10”の変形例は、図10に示すように、ソーラーパネルは、一対のソーラーパネル18,18’から構成され、ソーラーパネル18,18’の各受光面が対向するように折り畳み可能にヒンジ18’hで連結されている。
したがって、図9に示す第2の実施形態の移動式太陽光発電装置10’の変形例と同様に、一対のソーラーパネル18,18’を展開して太陽光発電を行うときは、受光面が2倍になり、発電量を大きくすることができる。
また、図9に示す変形例と同様に、発電しないときは、図10において2点鎖線で示すように、ソーラーパネル18の上にソーラーパネル18’を折り畳むと、各受光面に埃などが付着するのを防止でき、また、各受光面を保護することができる。
更にソーラーパネル18とソーラーパネル18’の冷却効果もある。
なお、第2,第3の実施形態は、前述した第1の実施形態による効果も同様に有するものである。
11…ケーシング
11a…板材
11b…仕切り板
11c…蓄電池の出し入れ用扉
12…(第1の)インバータ
12’ …(第2の)インバータ
13…充電コントローラ
14…充電整流コントローラ
15…DC,ACコントローラ
16…第1の蓄電池
17…第2の蓄電池
18,18’…ソーラーパネル
18a…ソーラーパネルのコード接続用ジャック(直流電力接続部)
18h,18’h…ヒンジ
19,19’,19”…支持機構
20…支軸
20a…おねじ部
21…ナット
22…正面視略コ字状の支持枠
22a…立ち上がり部
22b…水平部
23…突出軸
23a…おねじ部
24…ナット
25…商用電源
26…車のバッテリ
27…プラグ付きコード(交流電力接続部)
28…車のバッテリ用のジャック(直流電力接続部)
28a…DC用+極
28b…DC用−極
29…(第1の)交流負荷用コンセント
29’ …(第2の)交流負荷用コンセント
30…第1の蓄電池用電圧計
31…第2の蓄電池用電圧計
41…キャスタ
42…支持脚
51…移動用ハンドル
52…指掛け部
61…第1の発光ダイオード
62…第2の発光ダイオード
71…磁石(方向用)
72…角度計
81,82…リンク
また、太陽光を効率よく受光するためのソーラーパネル(太陽電池)の向きを設定できるソーラーパネル(太陽電池)の支持機構、すなわち、ソーラーパネル(太陽電池)の迎角を設定できるソーラーパネル(太陽電池)の支持機構を備えていないため、ソーラーパネル(太陽電池)による効率的な発電が難しいという問題がある。
本体を構成するケーシング内に蓄電池と制御装置とが配置され、前記ケーシングの上方には、前記ソーラーパネルと、前記ソーラーパネルの迎角を設定できる前記ソーラーパネルの支持機構とが配置され、前記ケーシングには、前記ソーラーパネルの直流電力接続部と、前記蓄電池を充電するための補助電源としての商用電源に接続するための交流電力接続部と、前記蓄電池を充電するための補助電源としての車のバッテリに接続するための直流電力接続部と、交流負荷用コンセントとが配置され、前記制御装置は、インバータと充電コントローラと充電整流コントローラとDC,ACコントローラとから構成されている移動式太陽光発電装置に存する。
また、災害時あるいは野外で商用電源が利用できない場合でも、ソーラーパネルまたは車のバッテリの利用により、蓄電池を充電することができる。
また、ソーラーパネルの迎角を設定できるソーラーパネルの支持機構を備えているので、ソーラーパネルによる効率的な発電が可能である。
また、ソーラーパネルが一対、すなわち2つ備わることにより装置としての発電量が高まる。
また、複数のキャスタを備えているので、商用電源の利用できない場所までも、容易に移動させることができる。
本考案に係る第1の実施形態の移動式太陽光発電装置10は、図1〜図6に示すように、矩形状のソーラーパネル18以外に第1の蓄電池16と第2の蓄電池17を充電する補助電源が使用でき、複数のキャスタ41を備える移動式太陽光発電装置10であって、
本体を構成するケーシング11内に第1の蓄電池16と第2の蓄電池17と制御装置とが配置されている。
そしてケーシング11の上方には、矩形状のソーラーパネル18と、このソーラーパネル18の迎角を設定できるソーラーパネル18の支持機構19とが配置されている。
またケーシング11には、ソーラーパネル18の直流電力接続部18aと、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17を充電するための補助電源としての商用電源25に接続するための交流電力接続部27と、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17を充電するための補助電源としての車のバッテリ26に接続するための直流電力接続部28と、第1,第2の交流負荷用コンセント29,29’とが配置されている。
なお、板材11aと仕切り板11bの材質としては金属板またはプラスチック板が採用される。
そして、ケーシング11の上方の空間内には制御装置が配置され、この制御装置はインバータ12,12’と充電コントローラ13と充電整流コントローラ14とDC,ACコントローラ15とから構成されており、下方の空間内には第1の蓄電池16と第2の蓄電池17が配置されている。
そして、車のバッテリ26用のジャック(直流電力接続部)28は、DC用+極28aとDC用−極28bとから構成されている。
また、プラグ付きコード(交流電力接続部)27と、車のバッテリ26用のジャック(直流電力接続部)28との下方には、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17の出し入れ用扉11cが設けられている。
したがって、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17の出し入れ用扉11cを開閉することで、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17を出し入れすることができる。
なお、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17の出し入れ用扉11cも金属板またはプラスチック板で構成されている。
また、ケーシング11の両側面には、指掛け部52が設けられている。
この支持脚42は、その高さが調節可能であり、通常はキャスタ41の接地面から浮いた状態である。
そして、移動した場所においては、移動式太陽光発電装置10をその場所に位置決めするために、支持脚42の高さを高くして全部のキャスタ41が接地面から浮いた状態にして支持脚42で移動式太陽光発電装置10を支える。
また、ケーシング11の背面側には、移動式太陽光発電装置10を移動する時に使用する伸縮可能な移動用ハンドル51が設けられている。
この移動用ハンドル51は、高さを複数の段階に仮固定できるものである。
そして、ケーシング11の上部に取り付けた支軸20に上部が、水平部22bの中心部の孔を貫通し、支軸20のおねじ部20aが突出している。
この突出したおねじ部20aにナット21(または、蝶ナット)が螺合している。
また、立ち上がり部22aの側面には角度計72が取り付けられている。
この角度計72は、ソーラーパネル18の迎角を示す角度計である。
この突出したおねじ部23aにナット24(または、蝶ナット)が螺合している。
また、ソーラーパネル18の前側側面には磁石(方向用)71が取り付けられている。
この磁石(方向用)71は、ソーラーパネル18の方位角を示す、方向指示用磁石である。
なお、移動式太陽光発電装置10は複数のキャスタ41を備えるので、移動式太陽光発電装置10全体を回転させることで、ソーラーパネル18の方位角の設定することもできる。
また、第1の蓄電池16は第1のインバータ12を介して、第1の交流負荷用コンセント29に接続されるとともにDC,ACコントローラ15にも接続されている。
また、第2の蓄電池17は第2のインバータ12’を介して、第2の交流負荷用コンセント29’に接続されるとともにDC,ACコントローラ15にも接続されている。
そこで、第1の交流負荷用コンセント29または第2の交流負荷用コンセント29’に交流負荷(例えばTV、ラジオ、照明器具等)を接続すると、交流負荷(例えばTV、ラジオ、照明器具等)を利用することができる。
すなわち、車のバッテリ26のプラグ(不図示)を車のバッテリ26用のジャック(直流電力接続部)28に接続すると、車のバッテリ26の電力が第1の蓄電池16と第2の蓄電池17に充電される。
そして、交流負荷(例えばTV、ラジオ、照明器具等)の使用により、第1の蓄電池16または第2の蓄電池17が過放電になると、DC,ACコントローラ15の作動により、第1の発光ダイオード61または第2の発光ダイオード62が点灯し、第1の蓄電池16または第2の蓄電池17が過放電であることを報知する。
また、第1の蓄電池16または第2の蓄電池17が充電されて過放電状態が解消すると、点灯していた第1の発光ダイオード61または第2の発光ダイオード62が消灯する。
また、災害時あるいは野外で商用電源25が利用できない場合でも、ソーラーパネル18または車のバッテリ26の利用により、第1の蓄電池16と第2の蓄電池17を充電することができる。
また、ソーラーパネルの迎角を設定できるソーラーパネルの支持機構19を備えているので、ソーラーパネル18による効率的な発電が可能である。
また、複数のキャスタ41を備えているので、商用電源25の利用できない場所までも、容易に移動させることができる。
本考案に係る第2の実施形態の移動式太陽光発電装置10’は、前記第1の実施形態の移動式太陽光発電装置10と比較してソーラーパネルの支持機構19’が相違するのみで、その他の構成は同一である。
したがって、以下に、ソーラーパネルの支持機構19’について説明する。
そして、一対のリンク81,81が連結されたリンク機構は、外力を加えると連結点で回転し、外力を取り除くと、その位置を保持できるように変形するものである。
したがって、手動でソーラーパネル18を動かすことで、ソーラーパネル18の迎角を設定することができる。
第2の実施形態の移動式太陽光発電装置10’の変形例は、図9に示すように、ソーラーパネルは、一対のソーラーパネル18,18’から構成され、ソーラーパネル18,18’の各受光面が対向するように折り畳み可能にヒンジ18’hで連結されている。
したがって、一対のソーラーパネル18,18’を展開して太陽光発電を行うときは、受光面が2倍になり、発電量を大きくすることができる。
また、発電しないときは、図9において2点鎖線で示すように、ソーラーパネル18の上にソーラーパネル18’を折り畳むと、各受光面に埃などが付着するのを防止でき、また、各受光面を保護することができる。
本考案に係る第3の実施形態の移動式太陽光発電装置10”は、前記第2の実施形態の移動式太陽光発電装置10’と比較してソーラーパネル18の支持機構19”が相違するのみで、その他の構成は同一である。
したがって、以下に、ソーラーパネルの支持機構19”について説明する。
そして、一対のリンク82,82が連結されたリンク機構は、外力を加えると連結点て回転し、外力を取り除くと、その位置を保持できるように変形するものである。
したがって、手動でソーラーパネル18を動かすことで、ソーラーパネル18の迎角を設定することができる。
また、手動でソーラーパネル18を動かすことで、ケーシング11からのソーラーパネル18全体の高さも簡単に設定することができる。
第3の実施形態の移動式太陽光発電装置10”の変形例は、図10に示すように、ソーラーパネルは、一対のソーラーパネル18,18’から構成され、ソーラーパネル18,18’の各受光面が対向するように折り畳み可能にヒンジ18’hで連結されている。
したがって、図9に示す第2の実施形態の移動式太陽光発電装置10’の変形例と同様に、一対のソーラーパネル18,18’を展開して太陽光発電を行うときは、受光面が2倍になり、発電量を大きくすることができる。
また、図9に示す変形例と同様に、発電しないときは、図10において2点鎖線で示すように、ソーラーパネル18の上にソーラーパネル18’を折り畳むと、各受光面に埃などが付着するのを防止でき、また、各受光面を保護することができる。
更にソーラーパネル18とソーラーパネル18’の冷却効果もある。
なお、第2,第3の実施形態は、前述した第1の実施形態による効果も同様に有するものである。
11…ケーシング
11a…板材
11b…仕切り板
11c…蓄電池の出し入れ用扉
12…(第1の)インバータ
12’ …(第2の)インバータ
13…充電コントローラ
14…充電整流コントローラ
15…DC,ACコントローラ
16…第1の蓄電池
17…第2の蓄電池
18,18’…ソーラーパネル
18a…ソーラーパネルのコード接続用ジャック(直流電力接続部)
18h,18’h…ヒンジ
19,19’,19”…支持機構
20…支軸
20a…おねじ部
21…ナット
22…正面視略コ字状の支持枠
22a…立ち上がり部
22b…水平部
23…突出軸
23a…おねじ部
24…ナット
25…商用電源
26…車のバッテリ
27…プラグ付きコード(交流電力接続部)
28…車のバッテリ用のジャック(直流電力接続部)
28a…DC用+極
28b…DC用−極
29…(第1の)交流負荷用コンセント
29’ …(第2の)交流負荷用コンセント
30…第1の蓄電池用電圧計
31…第2の蓄電池用電圧計
41…キャスタ
42…支持脚
51…移動用ハンドル
52…指掛け部
61…第1の発光ダイオード
62…第2の発光ダイオード
71…磁石(方向用)
72…角度計
81,82…リンク
Claims (7)
- ソーラーパネル以外に蓄電池を充電する補助電源が使用でき、複数のキャスタを備える移動式太陽光発電装置であって、
本体を構成するケーシング内に蓄電池と制御装置とが配置され、前記ケーシングの上方には、前記ソーラーパネルと、前記ソーラーパネルの迎角を設定できる前記ソーラーパネルの支持機構とが配置され、前記ケーシングには、前記ソーラーパネルの直流電力接続部と、前記蓄電池を充電するための補助電源としての商用電源に接続するための交流電力接続部と、前記蓄電池を充電するための補助電源としての車のバッテリに接続するための直流電力接続部と、交流負荷用コンセントとが配置されていることを特徴とする移動式太陽光発電装置。 - 前記制御装置は、インバータと充電コントローラと充電整流コントローラとDC,ACコントローラとから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の移動式太陽光発電装置。
- 前記ソーラーパネルの支持機構は、前記ケーシングの上部に取り付けられた支軸と、該支軸を中心に回転可能に取り付けられている正面視略コ字状の支持枠と、前記ソーラーパネルの両側面に取り付けられた突出軸とから構成され、前記支持枠は前記支軸に対して手動で調整可能に取り付けられ、前記突出軸の両端部はそれぞれ前記支持枠の立ち上がり部に手動で調整可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の移動式太陽光発電装置。
- 前記ソーラーパネルの支持機構は、前記ソーラーパネルの側面の略々中央部と前記ケーシングを連結するリンク機構で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の移動式太陽光発電装置。
- 前記ソーラーパネルの支持機構は、前記ソーラーパネルの側面の前方部と前記ケーシングを連結するリンク機構と、前記ソーラーパネルの後方端を前記ケーシングに連結するヒンジと、で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の移動式太陽光発電装置。
- 前記ソーラーパネルは、一対のソーラーパネルから構成され、各ソーラーパネルの各受光面が対向するように折り畳み可能にヒンジで連結されている請求項3乃至5のいずれか一項に記載の移動式太陽光発電装置。
- 前記蓄電池は、並列に接続された第1の蓄電池と第2の蓄電池から構成されている請求項1乃至6のいずれか一項に記載の移動式太陽光発電装置。
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JP2014152499A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Gantan Beauty Ind Co Ltd | 太陽電池パネルの設置架台 |
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JP2020068617A (ja) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 榮 池田 | 水と電気の供給方法及び水と電気の供給装置 |
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2011
- 2011-08-31 JP JP2011005120U patent/JP3172598U/ja not_active Expired - Fee Related
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