JP2014050047A - 積層型lc複合フィルタ - Google Patents
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Abstract
【課題】所望の周波数帯域のノイズを選択的に除去出来る共に、不要なノイズ輻射および信号波形の乱れを誘発することのない積層型LC複合フィルタを提供する。
【解決手段】第1のインダクタL1および第1のコンデンサC1は、信号入力用外部電極2aと信号出力用外部電極2bとの間に並列に接続されて形成されている。第2のインダクタL2、第2のコンデンサC2および抵抗Rは、信号入力用外部電極2aとグラウンド接続用外部電極3a,3bとの間に直列に接続されて形成されている。第1のインダクタL1および第1のコンデンサC1は並列共振回路、第2のインダクタL2および第2のコンデンサC2は直列共振回路を構成している。並列共振回路の共振周波数fc1と直列共振回路の共振周波数fc2とは等しく、また、抵抗Rは、信号入力用外部電極2aに接続される回路の特性インピーダンスと整合する抵抗値に設定されている。
【選択図】図1
【解決手段】第1のインダクタL1および第1のコンデンサC1は、信号入力用外部電極2aと信号出力用外部電極2bとの間に並列に接続されて形成されている。第2のインダクタL2、第2のコンデンサC2および抵抗Rは、信号入力用外部電極2aとグラウンド接続用外部電極3a,3bとの間に直列に接続されて形成されている。第1のインダクタL1および第1のコンデンサC1は並列共振回路、第2のインダクタL2および第2のコンデンサC2は直列共振回路を構成している。並列共振回路の共振周波数fc1と直列共振回路の共振周波数fc2とは等しく、また、抵抗Rは、信号入力用外部電極2aに接続される回路の特性インピーダンスと整合する抵抗値に設定されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、導体層と誘電体層とが交互に積層されることでインダクタおよびコンデンサが積み上げられて構成される積層型LC複合フィルタに関するものである。
従来、この種の積層型LC複合フィルタとしては、特許文献1に開示された帯域阻止フィルタがある。この帯域阻止フィルタは、導体層と誘電体層とが交互に積層されたセラミック積層体基板で構成される。セラミック積層体基板の導体層の一つには、直列に接続された3つのインダクタLA,LB,LCが形成され、他の導体層には、2つの分布定数線路SR1,SR2を使用した共振器RA,RBが形成されている。2つの共振器RA,RBのそれぞれは、コンデンサC1,C2を介してインダクタLA,LBの接続点PBと、インダクタLB,LCの接続点PCとに接続されている。また、別の隣接する導体層上に対向する電極を有するマルチパス・コンデンサMPが形成されて、帯域阻止フィルタの入出力端子間にマルチパス・コンデンサMPが並列に接続されている。
この帯域阻止フィルタは、その入力端から出力端に高周波信号を伝える順方向アドミッタンスYa 21と、マルチパス・コンデンサMPによる順方向伝達アドミッタンスYb 21との和が、減衰極を有するトラップ周波数fxにて零になるように設定されている。これによって、帯域阻止フィルタの入力端から出力端に高周波信号を伝達する順方向伝達系数S21がその阻止帯域にて最小になる。従って、阻止帯域のトラップ周波数fxにて減衰極を形成してその減衰量を最大限にして、高周波ノイズに対する阻止性能を向上することができる。
しかしながら、上記従来の積層型LC複合フィルタは、除去したい周波数帯域のノイズのみを選択的に除去することが出来るが、その際、入射するノイズは信号入力端にて反射する。このため、上記従来の積層型LC複合フィルタは、かえって不要なノイズ輻射を増加させ、また、信号波形の乱れを誘発して信号波形品位に影響を与える可能性がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
導体層と誘電体層とが交互に積層されることでインダクタおよびコンデンサが積み上げられて構成され、信号入力用外部電極および信号出力用外部電極並びに基準電位接続用外部電極が外周部に形成された積層型LC複合フィルタにおいて、
信号入力用外部電極および信号出力用外部電極間に並列に接続されて形成された第1のインダクタおよび第1のコンデンサと、
信号入力用外部電極および基準電位接続用外部電極間に直列に接続されて形成された第2のインダクタ、第2のコンデンサおよび抵抗とを備え、
第1のインダクタおよび第1のコンデンサ並びに第2のインダクタおよび第2のコンデンサは、第1のインダクタおよび第1のコンデンサによって構成される並列共振回路と第2のインダクタおよび第2のコンデンサによって構成される直列共振回路との各共振周波数が等しくなるように素子定数が設定され、
抵抗は、信号入力用外部電極に接続される回路の特性インピーダンスと整合する抵抗値に設定されている
ことを特徴とする。
導体層と誘電体層とが交互に積層されることでインダクタおよびコンデンサが積み上げられて構成され、信号入力用外部電極および信号出力用外部電極並びに基準電位接続用外部電極が外周部に形成された積層型LC複合フィルタにおいて、
信号入力用外部電極および信号出力用外部電極間に並列に接続されて形成された第1のインダクタおよび第1のコンデンサと、
信号入力用外部電極および基準電位接続用外部電極間に直列に接続されて形成された第2のインダクタ、第2のコンデンサおよび抵抗とを備え、
第1のインダクタおよび第1のコンデンサ並びに第2のインダクタおよび第2のコンデンサは、第1のインダクタおよび第1のコンデンサによって構成される並列共振回路と第2のインダクタおよび第2のコンデンサによって構成される直列共振回路との各共振周波数が等しくなるように素子定数が設定され、
抵抗は、信号入力用外部電極に接続される回路の特性インピーダンスと整合する抵抗値に設定されている
ことを特徴とする。
本構成によれば、第1のインダクタおよび第1のコンデンサによって構成される並列共振回路と第2のインダクタおよび第2のコンデンサによって構成される直列共振回路との等しく設定された共振周波数付近以外の周波数帯域では、信号入力用外部電極から信号出力用外部電極に至る経路のインピーダンスが低く、かつ、信号入力用外部電極から基準電位接続用外部電極に至る経路のインピーダンスが高い。このため、この周波数帯域で信号入力用外部電極に入力される信号は信号出力用外部電極へ透過する。一方、上記並列共振回路と直列共振回路との等しく設定された共振周波数付近の周波数帯域では、信号入力用外部電極から信号出力用外部電極に至る経路のインピーダンスが高く、かつ、信号入力用外部電極から基準電位接続用外部電極に至る経路のインピーダンスが、信号入力用外部電極に接続される回路の特性インピーダンスと抵抗によって整合されている。このため、この周波数帯域で信号入力用外部電極に入力される信号は信号入力端で反射することなく、信号出力用外部電極への透過が阻止されて除去される。この結果、除去したい周波数帯域のノイズのみを選択的に除去することが出来る共に、不要なノイズ輻射および信号波形の乱れを誘発することのない積層型LC複合フィルタが提供される。
また、本発明は、抵抗が、第2のインダクタを形成する導体層の有する抵抗分によって形成されていることを特徴とする。
本構成によれば、信号入力用外部電極に接続される回路の特性インピーダンスと整合をとるための抵抗は、第2のインダクタを形成する導体層によって第2のインダクタと共に形成される。このため、抵抗を形成するための専用の導体層が不要になり、不要になるこの分、積層型LC複合フィルタを小型化することが可能になる。
本発明によれば、除去したい周波数帯域のノイズのみを選択的に除去することが出来る共に、不要なノイズ輻射および信号波形の乱れを誘発することのない積層型LC複合フィルタが提供される。
次に、本発明による積層型LC複合フィルタの一実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態による積層型LC複合フィルタ1を示し、同図(a)はその外観斜視図、同図(b)はその内部構造を示す斜視図である。
積層型LC複合フィルタ1は、同図(a)に示すように、直方体状のセラミック積層体基板1aから成る。このセラミック積層体基板1aの外周部には、信号入力用外部電極2aおよび信号出力用外部電極2b、並びにグラウンド接続用外部電極3a,3bがそれぞれ対になって形成されている。本実施の形態では、外部電極3a,3bが接続される基準電位はグラウンドに設定されている。信号入力用外部電極2aおよび信号出力用外部電極2bはセラミック積層体基板1aの対向する両端部に形成され、グラウンド接続用外部電極3a,3bはこの両端部間の両側面に形成されている。
積層型LC複合フィルタ1は、同図(b)に示すように、導体層1b1〜1b6と誘電体層1cとが交互に積層されることで、第1,第2のインダクタL1,L2および第1,第2のコンデンサC1,C2並びに抵抗Rが積み上げられて、構成されている。導体層1b1〜1b6には例えばAg,Au,Cu等の材料が用いられ、誘電体層1cには例えばセラミックグリーンシートが用いられる。セラミック積層体基板1aは、これら各層が積層されて焼結されることで、形成されている。
第1のインダクタL1を構成する最上層の導体層1b1はミアンダコイル状にパターニングされている。この導体層1b1は、両端部1b1aおよび1b1bがそれぞれ信号入力用外部電極2aおよび信号出力用外部電極2bに接続される。その下層の導体層1b2は、信号出力用外部電極2b側に寄って長方形状にパターニングされており、第1のコンデンサC1の一方の電極を構成する。この導体層1b2は、端部1b2bが信号出力用外部電極2bに接続される。誘電体層1cを挟んださらにその下層の導体層1b3は、信号入力用外部電極2a側に寄って導体層1b2に対向して長方形状にパターニングされており、第1のコンデンサC1の他方の電極を構成する。この導体層1b3は、端部1b3aが信号入力用外部電極2aに接続される。
第2のインダクタL2を構成する第1のコンデンサC1の下層の導体層1b4は、第1のインダクタL1を構成する最上層の導体層1b1と同様に、ミアンダコイル状にパターニングされている。この導体層1b4は、その材質に抵抗材料が含ませられており、抵抗Rとしても機能する。導体層1b4の一方の端部1b4aは信号入力用外部電極2aに接続され、他方の端部1b4bはビア4を介して下層の導体層1b5に接続される。下層の導体層1b5は、長方形状にパターニングされており、第2のコンデンサC2の一方の電極を構成する。誘電体層1cを挟んださらにその下層の導体層1b6も、導体層1b5に対向して略長方形状にパターニングされており、第2のコンデンサC2の他方の電極を構成する。この導体層1b6は、両側部1b6c,1b6dがグラウンド接続用外部電極3a,3bに接続される。
図2は、上記の構造をした積層型LC複合フィルタ1の等価回路図を表す。
積層型LC複合フィルタ1はバンドトラップフィルタを構成し、第1のインダクタL1および第1のコンデンサC1は、入力端に相当する信号入力用外部電極2aと出力端に相当する信号出力用外部電極2bとの間に、並列に接続されて形成されている。第2のインダクタL2、第2のコンデンサC2および抵抗Rは、信号入力用外部電極2aと接地されるグラウンド接続用外部電極3a,3bとの間に、直列に接続されて形成されている。
第1のインダクタL1および第1のコンデンサC1は並列共振回路21を構成し、第2のインダクタL2および第2のコンデンサC2は直列共振回路22を構成している。第1のインダクタL1および第1のコンデンサC1並びに第2のインダクタL2および第2のコンデンサC2は、並列共振回路21の共振周波数fc1(=1/{2π(L1・C1)1/2})と直列共振回路22の共振周波数fc2(=1/{2π(L2・C2)1/2})とが等しく、下記の式(1)が成立するように、素子定数が設定されている。
1/{2π(L1・C1)1/2}=1/{2π(L2・C2)1/2} =fc …(1)
1/{2π(L1・C1)1/2}=1/{2π(L2・C2)1/2} =fc …(1)
本実施の形態では、L1=5[nH]、C1=30[pF]、L2=30[nH]、C2=5[pF]に設定されている。
また、抵抗Rは、入力端の信号入力用外部電極2aに接続される回路の特性インピーダンスと整合する抵抗値に設定されている。本実施の形態では、50Ωの回路特性インピーダンスと整合するよう、抵抗Rは50Ωの抵抗値に設定されている。
このような本実施の形態の積層型LC複合フィルタ1によれば、並列共振回路21および直列共振回路22の等しく設定された共振周波数fc付近以外の周波数帯域では、信号入力用外部電極2aから信号出力用外部電極2bに至る経路のインピーダンスが低く、かつ、信号入力用外部電極2aからグラウンド接続用外部電極3a,3bに至る経路のインピーダンスが高い。このため、この周波数帯域で信号入力用外部電極2aに入力される信号は信号出力用外部電極2bへ透過する。一方、並列共振回路21および直列共振回路22の等しく設定された共振周波数fc付近の周波数帯域では、信号入力用外部電極2aから信号出力用外部電極2bに至る経路のインピーダンスが高く、かつ、信号入力用外部電極2aからグラウンド接続用外部電極3a,3bに至る経路のインピーダンスが、信号入力用外部電極2aに接続される回路の特性インピーダンスと抵抗Rによって整合されている。このため、この周波数帯域で信号入力用外部電極2aに入力される信号、つまりノイズは、信号入力端で反射することなく、信号出力用外部電極2bへの透過が阻止され、接地されて除去される。この結果、除去したい周波数帯域のノイズのみを選択的に除去することが出来る共に、不要なノイズ輻射および信号波形の乱れを誘発することのない積層型LC複合フィルタ1が提供される。
本効果を確認するため、本実施形態の上記の積層型LC複合フィルタ1の他に、図3に等価回路図を示す2種類の積層型LC複合フィルタ31,41を作製した。そして、バンドトラップフィルタを構成する合計3種類の積層型LC複合フィルタ31,41,1についての各特性を、ネットワークアナライザを用いたSパラメータとして測定した。なお、同図において図2と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明は省略する。また、各素子定数の値は図2と同一の値に設定されており、積層型LC複合フィルタ31,41,1がそれぞれ400[MHz]付近のノイズを除去するバンドトラップフィルタとして働くように、設定されている。
同図(a)は、並列共振回路21に相当する1つのトラップ回路を有する積層型LC複合フィルタ31の等価回路図である。同図(b)は、並列共振回路21および直列共振回路22に相当する2つのトラップ回路を有するが、抵抗Rを備えない積層型LC複合フィルタ41の等価回路図である。
図4(a)は、入力端の信号入力用外部電極2aから出力端の信号出力用外部電極2bへの信号の透過特性を表す順方向伝達係数S21についての測定結果を示すグラフである。同グラフの横軸は周波数[MHz]、縦軸は伝達係数S21の値[dB]を表す。また、同図(b)は、入力端の信号入力用外部電極2aでの反射特性を表す入力反射係数S11についての測定結果を示すグラフである。同グラフの横軸は周波数[MHz]、縦軸は反射係数S11の値[dB]を表す。これら各グラフにおいて、破線で示す特性Aは図3(a)に示す積層型LC複合フィルタ31、一点鎖線で示す特性Bは図3(b)に示す積層型LC複合フィルタ41、実線で示す特性Cは図2に示す本実施形態の積層型LC複合フィルタ1の特性を表す。
図4(a)に示す伝達係数S21については、いずれの積層型LC複合フィルタ31,41,1の特性A,B,Cも400[MHz]を中心に低くなっている。この測定結果には、400[MHz]付近のノイズ除去効果がいずれの積層型LC複合フィルタ31,41,1にもあることが示されている。なお、特性Cで表される本実施形態の積層型LC複合フィルタ1のノイズ除去効果は、特性A,Bで表される積層型LC複合フィルタ31,41のノイズ除去効果の中間程度になっている。また、同図(b)に示す反射係数S11については、特性A,Bで表される積層型LC複合フィルタ31,41のいずれも400[MHz]付近でほぼ0[dB]で、ほぼ全反射状態になっている。これに対し、特性Cで表される本実施形態の積層型LC複合フィルタ1は−15[dB]以下で、反射が抑えられている。
上記の測定結果から、本実施形態の積層型LC複合フィルタ1によれば、所望の周波数帯域のノイズのみを選択的に除去しつつ、入力端の信号入力用外部電極2aでの反射も抑制することが出来る上述した効果が奏されることが、確認された。
また、本実施の形態の積層型LC複合フィルタ1では、信号入力用外部電極2aに接続される回路の特性インピーダンスと整合をとるための抵抗Rが、第2のインダクタL2を形成する導体層1b4の有する抵抗分によって形成され、第2のインダクタL2と共に形成されている。このため、抵抗Rを形成するための専用の導体層が不要になり、不要になるこの分、積層型LC複合フィルタ1を小型化することが可能になる。
なお、本実施の形態では、上記のように、抵抗Rを第2のインダクタL2と共に形成した場合について、説明した。しかし、積層型LC複合フィルタ1の小型化は図れないが、第2のインダクタL2を形成する導体層1b4とは別の専用の導体層によって抵抗Rを形成するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、導体層1b1および1b4をそれぞれミアンダコイル状にパターニングして、第1のインダクタL1および第2のインダクタL2をそれぞれ形成した場合について、説明した。しかし、導体層1b1および1b4をそれぞれ渦巻き状にパターニングしたり、複数の導体層をビアによってらせん巻き状に接続して、これらインダクタL1およびL2を形成するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、グラウンド接続用外部電極3a,3bをセラミック積層体基板1aの外周部両側面に設けた場合について、説明した。しかし、セラミック積層体基板1aの一方の側面にのみ、グラウンド接続用外部電極を設けるように構成してもよい。
これらの各構成によっても、上記の実施形態と同様な作用効果が奏される。
1…積層型LC複合フィルタ
1a…セラミック積層体基板
1b1〜1b6…導体層
1c…誘電体層
2a…信号入力用外部電極(入力端)
2b…信号出力用外部電極(出力端)
3a,3b…グラウンド接続用外部電極
21…並列共振回路
22…直列共振回路
L1…第1のインダクタ
C1…第1のコンデンサ
L2…第2のインダクタ
C2…第2のコンデンサ
R…抵抗
1a…セラミック積層体基板
1b1〜1b6…導体層
1c…誘電体層
2a…信号入力用外部電極(入力端)
2b…信号出力用外部電極(出力端)
3a,3b…グラウンド接続用外部電極
21…並列共振回路
22…直列共振回路
L1…第1のインダクタ
C1…第1のコンデンサ
L2…第2のインダクタ
C2…第2のコンデンサ
R…抵抗
Claims (2)
- 導体層と誘電体層とが交互に積層されることでインダクタおよびコンデンサが積み上げられて構成され、信号入力用外部電極および信号出力用外部電極並びに基準電位接続用外部電極が外周部に形成された積層型LC複合フィルタにおいて、
前記信号入力用外部電極および前記信号出力用外部電極間に並列に接続されて形成された第1のインダクタおよび第1のコンデンサと、
前記信号入力用外部電極および前記基準電位接続用外部電極間に直列に接続されて形成された第2のインダクタ、第2のコンデンサおよび抵抗とを備え、
前記第1のインダクタおよび前記第1のコンデンサ並びに前記第2のインダクタおよび前記第2のコンデンサは、前記第1のインダクタおよび前記第1のコンデンサによって構成される並列共振回路と前記第2のインダクタおよび前記第2のコンデンサによって構成される直列共振回路との各共振周波数が等しくなるように素子定数が設定され、
前記抵抗は、前記信号入力用外部電極に接続される回路の特性インピーダンスと整合する抵抗値に設定されている
ことを特徴とする積層型LC複合フィルタ。 - 前記抵抗は、前記第2のインダクタを形成する前記導体層の有する抵抗分によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の積層型LC複合フィルタ。
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JP2012193488A JP2014050047A (ja) | 2012-09-03 | 2012-09-03 | 積層型lc複合フィルタ |
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