JP2014049417A - 光出射装置、バックライト装置及び表示装置 - Google Patents

光出射装置、バックライト装置及び表示装置 Download PDF

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Koji Ono
浩司 小野
Takeshi Washimi
武志 鷲見
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Abstract

【課題】薄型の導光板等へ光を出射するのに好適であり、光出射面の位置ずれを抑制し、出射する光の輝度の変動を抑制することができる光出射装置、バックライト装置及び表示装置を提供する。
【解決手段】光出射装置3は、保持板31の板面に接着等によってLED33及び導光体32が固定される構成となっており、光を出射する導光体32の光出射面32dの位置ずれが抑制され、出射する光の輝度の変動を抑制することができる。また、導光板6は保持板31の板面に背面が接触するように配置してある。導光板6は、プリズムシート72等によって保持板31側へ押圧されているので、保持板31に接した状態から厚み方向への位置ずれが生じにくい。
【選択図】図2

Description

本発明はエッジライト方式の導光板端面等に入射させる光を出射する光出射装置、バックライト装置及び表示装置に関する。
液晶等による表示パネルを用いた表示装置は、LED(Light Emitting Diode)等を光源としたバックライト装置を使用し、表示パネルの背面側から光を入射させて画面上に文字、画像、映像等を表示する。例えば、携帯電話、携帯端末等に用いる中小型の液晶表示用のバックライト装置は、薄型化を実現するために、導光板の端面に光を入射させることにより導光板の主面から光を出射するエッジライト方式を用いることが多い。
特許文献1には、エッジライト方式によるバックライト装置を用いた表示装置が開示されている。この表示装置は、誘導灯の図柄が印刷された表示素子(表示パネルに相当)と、該表示素子の裏面に光を照射する導光板と、該導光板に入射する光を発する光源と、該光源を保持する光源ホルダとを備える。導光板は薄い矩形状をなし、主面に略直交する側面に光入射面が形成されている。導光板は、光入射面側の所定範囲で光入射面側に厚みが増加するテーパ状の光案内部を有する。
光源にはトップビュー型の複数のLEDが用いられており、該複数のLEDを短冊状のLED実装基板の面上に配置している。LED実装基板は光源ホルダに保持されており、基板面は導光板の光入射面に対向している。LED実装基板の面上に配置されたトップビュー型のLEDは、LED実装基板の面法線方向を主方向として光を発し、導光板の光入射面から光が入射する。光入射面から入射した光は、テーパ状の光案内部の傾斜面で反射しながら、導光板の中央側へ導かれ、導光板の主面から出射される。このように特許文献1の表示装置は、導光板がテーパ状の光案内部を有することによって、より多くの光を光入射面から入射させることができるため、導光板の薄型化、更には表示装置の薄型化を図ることができるというものである。
一般に、特許文献1に開示されるような導光板は、射出成型によって製作されており、携帯電話及び携帯端末に用いられる中小型サイズの導光板について、可能な限り薄型化することが求められている。
また、特許文献2には、液晶表示パネルの背面に配置される導光板と、該導光板の端面に光を入射させる導光体とを備える表示装置が開示されている。導光体は、矩形状をなし、一端面から入射した光を他端面から出射し、一端面側が他端面側よりも厚いテーパ状としてある。導光板及び導光体は液晶表示パネル及びフレーム等で挟み込むようにして、表示装置内に収容されており、光源が発した光を効率良く導光体で導き、厚みが薄い導光板に入射させることができるというものである。
特開2009−199871号公報 特開平04−186226号公報
しかしながら、特許文献1に記載の表示装置では、導光板の厚みを1mm以下、例えば0.3〜0.8mm程度に薄型化しようとすると、テーパ状の光案内部を設けた導光板を射出成型により製作することは困難となる。図8は従来の導光板の射出成型限界を示す模式図である。実線から右側の領域は射出成型が可能であるが、点線で示す射出限界があり、導光板のサイズを中型サイズ(例えば5〜10インチ)以上に大きくしようとすると、導光板の厚みを厚くしなければならず、薄型化することができないという問題点があった。また組立時等におけるハンドリングの際に、テーパ状の光案内部の基部に応力が集中して屈曲し、クラックが生じてしまうという問題点があった。
また、特許文献2に記載の表示装置では、液晶表示パネル及びフレームにより導光板及び導光体を挟み込んで表示装置内に収容しているので、導光板と導光体との相対位置がずれてしまう可能性がある。特に導光板を薄型化した場合に、導光板及び導光体の向き合う端面同士が厚み方向にずれてしまうと、液晶表示パネルに入射する光量が極端に低下する虞がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、薄型の導光板等へ光を出射するのに好適であり、光出射面の位置ずれを抑制し、出射する光の輝度の変動を抑制することができる光出射装置、バックライト装置及び表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光出射装置は、発光体と、矩形板状をなし、短手方向の一端面を前記発光体に臨ませて配してあり、該一端面に入射した光を他端面から出射し、前記一端面側より前記他端面側の厚みが薄い導光体と、前記発光体を一面に保持し、該一面に前記導光体の一面を対面させて固定してある保持板とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、導光体は矩形板状をなし、短手方向の一端面を発光体に臨ませて配してあり、該一端面に入射した光を他端面から出射し、一端面側より他端面側の厚みが薄い。保持板の一面に発光体を保持し、該一面に導光体の一面を対面させて固定してあるので、導光体の光を出射する他端面の位置ずれが抑制され、出射する光の輝度の変動が抑制される。
本発明に係る光出射装置は、前記発光体が光を出射する光出射面を有し、該光出射面と前記一端面とを透光性の接着剤で接着してあることを特徴とする。
本発明にあっては、発光体の光出射面と導光体の光入射面とが透光性の接着剤で接着されているので、導光体への光入射効率が高められる。
本発明に係る光出射装置は、前記接着剤が蛍光剤を含むことを特徴とする。
本発明にあっては、接着剤が蛍光剤を含むことによって、発光体からの光を波長変換して導光体へ入射させることができる。
本発明に係る光出射装置は、前記保持板は、前記導光体に対面する前記一面に反射層が形成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、導光体に対面する保持板の一面に反射層が形成してあるので、導光体から出射した光を反射層により反射して再び導光体内に入射させることができる。
本発明に係る光出射装置は、前記導光体が、前記一端面側より前記他端面側の厚みが薄いテーパ状をなし、前記一端面より入射した光が前記導光体の前記一面及び他面で全反射するようになしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、導光体が一端面側より前記他端面側の厚みが薄いテーパ状をなし、一端面より入射した光が導光体の一面及び他面で全反射するので、導光体の外部へ出射することなく光を導いて他端面から出射することができる。
本発明に係る光出射装置は、前記導光体の前記一面及び/又は他面に反射層を形成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、導光体の一面及び/又は他面に反射層が形成してあるので、導光体から出射した光を反射層により反射して再び導光体内に入射させることができる。
本発明に係る光出射装置は、前記発光体が、前記一端面に沿って並設されている複数のLEDよりなることを特徴とする。
本発明にあっては、複数のLEDを導光体の一端面に沿って並設しているので、導光体の長手方向に光源を分散的に配置して輝度の均一化を図ることができる
本発明に係る光出射装置は、前記発光体は、複数のLEDチップを基板上に並設してなることを特徴とする。
本発明にあっては、基板上に複数のLEDチップを並設した発光体を用いることにより、基板がヒートシンクとして機能し、LEDチップで発生する熱の放熱性がよい。
本発明に係る光出射装置は、前記保持板が、前記発光体の前記導光体に対する反対側で、該発光体側へ屈曲していることを特徴とする。
本発明にあっては、保持板が、発光体の前記導光体に対する反対側で、発光体側へ屈曲しているので、保持板の反りが防止される。
本発明に係るバックライト装置は、上述の光出射装置と、矩形状をなし、一端面が前記導光体の前記他端面に対向し、該一端面から入射した光を一主面から出射する導光板とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、導光板は、矩形状をなし、一端面から入射した光を一主面から出射する。導光板の前記一端面は上述の光出射装置の他端面に対向しており、該他端面から出射した光が導光板の一端面から入射し、導光板の一主面から光が出射される。
本発明に係るバックライト装置は、前記導光板の他主面が前記保持板の前記一面に接して配されていることを特徴とする。
本発明にあっては、導光板の他主面が保持板の一面に接して配されているので、保持板に固定された導光体の他端面と、導光板の他主面との位置を導光板の厚み方向に精度良く合わせることができる。
本発明に係る表示装置は、上述のバックライト装置と、画像を表示する表示パネルとを備え、該表示パネルの画像を表示する面の反対面に前記導光板の前記一主面を対向させて配してあることを特徴とする。
本発明にあっては、表示パネルにおける画像を表示する面の反対面に、バックライト装置の導光板の一主面を対向させて配してあり、導光板の一主面から出射された光を表示パネルに入射させる。
本発明に係る表示装置は、前記表示パネル及び前記導光板を収容する筐体を備え、前記光出射装置は、前記筐体に着脱可能に取り付けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、筐体に表示パネル及び導光板が収容されており、光出射装置は筐体に着脱可能に取り付けられている。これにより、発光体の経年劣化や故障が生じた場合に光出射装置を交換することができる。
本発明によれば、導光体は矩形状をなし、短手方向の一端面を発光体に臨ませて配してあり、該一端面に入射した光を他端面から出射し、一端面側より他端面側の厚みが薄い。保持板の一面に発光体を保持し、該一面に導光体の一面を対面させて固定してある。このため、導光体の光を出射する他端面の位置ずれが抑制され、出射する光の輝度の変動が抑制される。
実施の形態に係る表示装置の表面側の斜視図である。 表示装置の縦断側面図である。 図2に示す光出射装置の斜視図である。 一変形例に係る表示装置の縦断側面図である。 一変形例に係る光出射装置の斜視図である。 一変形例に係る表示装置の背面側の斜視図である。 一変形例に係る表示装置の縦断側面図である。 従来の導光板の射出成型限界を示す模式図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。なお、本実施の形態では表示装置が液晶表示装置である例について説明するが、本発明の技術は、表示面に画像等を表示する機能を有する装置、更にはタッチパネルを備えて入力操作ができる装置等に適用できるものである。
(実施の形態)
図1は実施の形態に係る表示装置1の表面側の斜視図であり、図2は表示装置1の縦断側面図であり、図3は図2に示す光出射装置3の斜視図である。表示装置1は、画像を表示する表示面20aを有する液晶表示パネル20と、液晶表示パネル20の背面に配してあるバックライト装置21と、液晶表示パネル20の表示面20aの周縁部及び側面を覆う枠体11と、バックライト装置21の背面側及び側面を覆う筐体12とを備える。バックライト装置21は、導光板6と、液晶表示パネル20と導光板6との間に配されているプリズムシート72及び拡散シート73と、導光板6の側方に配してある光出射装置3とを備える。
液晶表示パネル20は略直方体をなし、該液晶表示パネル20の液晶素子に表示信号を与える液晶表示回路(図示略)に接続されている。導光板6は透光性の部材を用いて略均一な厚みで矩形状に形成された薄い板又はシートである。導光板6の厚みは1mm以下であり、表示装置1の薄型化のためには0.3〜0.8mm程度とするのが好ましい。導光板6は、例えばポリカーボネートや、PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)などのアクリル樹脂等の材料を用いて押出成型により製作することができるが、材質及び製造工程はこれらに限定するものではない。導光板6は、一端面が後述する光出射装置3の光出射面32dに対向して配置してあり、該一端面から入射し、中央へと導かれた光が一主面から出射し、該一主面が液晶表示パネル20の背面に対向して配置されている。導光板6の前記一主面と反対側の他主面には、熱転写等の成形加工により多数の凹凸パターンを設け、導光板6内を進行する光が前記一主面側へ反射するようにしてある。導光板6の液晶表示パネル20と反対側には、導光板6へ光を反射する反射シート71が配してある。
液晶表示パネル20と導光板6との間には、プリズムシート72及び拡散シート73が導光板6の前記一主面(発光面)を覆うように配置されている。プリズムシート72は導光板6の発光面から出射された光の液晶表示パネル20方向への集光性を高める。拡散シート73はプリズムシート72から出射された光の輝度むらを低減すべく入射光を拡散させて液晶表示パネル20の背面へ出射する。
光出射装置3は、保持板31、導光体32、LED(発光体)33,33・・・等を備える。保持板31は矩形状をなし、一辺から略直角に屈曲して立設された側板31bを備える。側板31bを設けることにより保持板31の反りが防止される。保持板31の材質は、強度・剛性に優れたステンレス鋼等の金属材料を用いると良く、板厚は0.2〜0.5mm程度とするのが薄型化のためには好ましい。また、保持板31に金属材料を用いることで、LED33,33・・・が発する熱を放熱する放熱板としても機能する。
導光体32は透光性の部材により矩形板状に形成されており、短手方向の一端側の厚みが他端側の厚みより厚いテーパ状をなす。導光体32の前記一端側の端面は光が入射する光入射面32cとしており、他端側の端面は光が出射する光出射面32dとしている。導光体32は、一面32aが保持板31の板面31aに対面し、面同士を接着することによって保持板31に固定されている。保持板31は、導光体32の短手方向に導光体32より寸法が大きく、光出射面32dから導光板6側へ張り出している。導光体32は、一面32aに対し他面32bが傾斜している。光入射面32cはLED33,33・・・に臨んでおり、LED33,33・・・が発した光は、光入射面32cから入射し、一面32aと他面32bとで反射しながら光出射面32dへと進行する。尚、導光体32は、一面32aを保持板31の板面31aに対面させた状態で固定金具によって保持板31に固定するようにしてもよい。
LED33,33・・・は、LEDチップを絶縁材でパッケージ化した電子部品であり、導光体32の光入射面32cに沿って略等間隔で配置され、保持板31の板面31aに熱伝導性が良好な接着剤を用いて接着し、固定されている。LED33,33・・・は、光出射面が導光体32の光入射面32cに対向しており、光入射面32c方向を主方向として光を発する。LED33,33・・・の光出射面は、透光性の接着剤34,34・・・により導光体32の光入射面32cに接着されている。接着剤34,34・・・は夫々蛍光剤を含有するものであってもよい。尚、LED33,33・・・は表示装置1を薄型化するためにはサイドビュー型のものとするのが好ましいが、必要な光の輝度及び放熱性を考慮してトップビュー型のものを選択してもよい。
LED33,33・・・から出射され、光入射面32cに入射した光は、導光体32の一面32a及び他面32bで全反射させることにより、導光体32内を光出射面32dへと進行させている。導光体32内から一面32a及び他面32bに入射する光の入射角が臨界角以上であれば、導光体32の外部(空気層)へ出射することなく光は全反射する。例えば、導光体32の材質をアクリルとすれば、外部空気層へ光が出射しない臨界角は約48度である。
LED33,33・・・から光入射面32cを通して導光体32へ入射する光は、平行光であることが望ましいが、実際には広がりを持った光である。また導光体32内を進行する光は、一面32aと他面32bとで数回反射して光出射面32dに到達する。従って、実際に使用するLED33,33・・・及び接着剤34,34・・・によって光入射面32cに入射する光線の広がりを条件にして、導光体32内を進行する光線を追跡計算し、一面32aと他面32bとで臨界角を満たすように導光体32のテーパ角を定めるとよい。
また、導光体32の一面32aに対面する保持板31の板面31aに光を反射する反射層を形成してもよい。反射層は例えば白レジスト印刷等による反射膜とすればよい。導光体32の一面32a側では臨界角の条件を満たさずとも、導光体32内から一面32aを通して出射する光は、反射層で反射し、導光体32内に再入射して導光体32内を進行する。また、保持板31の板面31aに反射層を形成する代わりに、導光体32の一面32aに反射層を形成するようにしても同様である。
また、導光体32の他面32bに、導光体32内部に向かって光を反射する反射層を設けてもよい。尚、導光体32の一面32a及び他面32bに設ける反射層は、銀等により各面をコーティングして形成すればよい。また、導光体32の他面32bは、コーティングをする代わりに、反射シートで覆う構成としてもよい。
筐体12は、矩形状の底板と、該底板の四辺から液晶表示パネル20側へ立ち上がる側板とを備え、液晶表示パネル20側が開口した箱状をなす。枠体11は、液晶表示パネル20の表示面20a側の周縁部を覆う矩形額縁状のフレームと、該フレームの外周をなす四辺から液晶表示パネル20側へ立ち上がる側板とを備える。筐体12内に、反射シート71、光出射装置3を配置し、導光板6の背面を保持板31の板面31aに接触させ、導光板6の表側にプリズムシート72及び拡散シート73を重ねる。さらに液晶表示パネル20を拡散シート73上に重ね、枠体11を液晶表示パネル20の表示面20a側に被せて、枠体11の側板の端部を筐体12の側板の端部に嵌め込んで固定することにより、表示装置1が組み立てられる。光出射装置3及び導光板6は、導光板6の光入射端面6dと光出射装置3の光出射面32dとが対向配置されており、枠体11及び筐体12に収容された状態で、エッジライト方式のバックライト装置を構成する。なお、光出射装置3と表示パネル20との間など、内部に収容する各部品が動かないように適宜スペーサ13を用いる。
次に表示装置1の動作について説明する。光出射装置3のLED33,33・・・に通電することにより発せられる光は、透光性の接着剤34,34・・・を通過して導光体32の光入射面32cへ入射する。光入射面32cに入射した光は、導光体32の一面32a及び他面32bで反射しながら光出射面32dへと進行し、光出射面32dから出射する。
光出射面32dから出射した光は、導光板6の光入射端面6dに入射し、導光板6の中央へと導かれ、液晶表示パネル20の背面に対向する導光板6の一主面から出射される。導光板6の前記一主面と反対側の面(筐体12底板側の面)から出射する光は、反射パネル71によって反射されて、前記一主面から出射される。
導光板6の前記一主面から出射された光は、プリズムシート72により液晶表示パネル20方向への集光性が高められ、さらに拡散シート73によって光の輝度むらを低減されて、液晶表示パネル20の背面へ入射される。液晶表示パネル20は液晶表示回路から与えられる表示信号により液晶素子が制御され、液晶表示パネル20の背面に入射した光を液晶素子により偏向するなどして画像を形成し表示面20aに表示する。
導光板6の厚みが薄くなると、導光板6の光入射端面6dと光出射装置3の光出射面32dとの間の厚み方向の位置ずれによって、液晶表示パネル20へ入射する光の輝度が著しく低下する。このため、導光板6の光入射端面6d及び光出射装置3の光出射面32dは、精度良く厚み方向に位置合わせしてあることが必要になる。
本実施形態によれば、光出射装置3は、保持板31の板面31aに接着等によってLED33,33・・・及び導光体32が固定される構成となっており、光を出射する導光体32の光出射面32dの位置ずれが抑制され、出射する光の輝度の変動を抑制することができる。また、導光板6は保持板31の板面31aに背面が接触するように配置してある。導光板6は、プリズムシート72等によって保持板31側へ押圧されているので、保持板31に接した状態から厚み方向への位置ずれが生じにくい。従って、導光板6の光入射端面6d及び光出射装置3の光出射面32dは、厚み方向の位置を精度良くに合わせることができ、相対的な位置ずれが生じ難いので、液晶表示パネル20へ入射する光を十分確保し、輝度を安定させることができる。
また、本実施形態によれば、LED33,33・・・の光出射面と導光体32の光入射面32cとを透光性の接着剤34,34・・・により接着してある。これにより、LED33,33・・・から導光体32への光入射効率を高めることができる。また、接着剤34,34・・・が蛍光剤を含有することにより、LED33,33・・・からの光を所望の色の光、例えば白色光に波長変換して導光体32の光入射面32cへ入射させる。
また、本実施形態によれば、導光体32の一面32aと他面32bで光が全反射するように導光体32のテーパ角を定めることにより、導光体32の光入射面32cから入射した光を光出射面32dから出射させることができる。
また、本実施形態によれば、保持板31の板面31a又は導光体32の一面32aに反射層を設けることにより、導光体32の一面32a側で光を反射させて導光体32内を進行させることができる。また、導光体32の他面32bに反射層を設けることにより、導光体32の他面32b側で光を反射させて導光体32内を進行させることができる。
また、本実施形態によれば、光を発する発光体として複数のLED33,33・・・を用い、導光体32の光入射面32cに沿って並設している。これにより、導光体32の長手方向に光源を分散的に配置して輝度の均一化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、保持板31はLED33,33・・・側へ屈曲する側板31bを備えているので、保持板31の反りを防止するとともに、保持板31の強度が高められる。
(変形例)
以下に種々の変形例について説明する。
図4は一変形例に係る表示装置1の縦断側面図である。上述の実施の形態では、光出射装置3は、液晶表示パネル20の背面に配置していたが、変形例ではLED33,33・・・を液晶表示パネル20の側方へ配置している。
LED33,33・・・は矩形状の基板35に接着して固定し、基板35は保持板31の板面31a及び側板31bの壁面に接着して固定する。LED33,33・・・及び基板35の接着には熱伝導性のよい接着剤を用いる。導光体32は、図示のように光入射面32cと光出射面32dとの間でテーパ角が2段又は多段に変化する形状であってもよいし、図2に示すようなテーパ角が一定の形状であってもよい。基板35は熱伝導性が良好なアルミニウム又はアルミニウム合金等を用いて形成し、厚みは2〜3mm程度とするのが好ましい。
この変形例によれば、LED33,33・・・が液晶表示パネル20の側方に配置されるため、表示装置1の厚みはLED33,33・・・に拠らず、液晶表示パネル20、導光板6及びプリズムシート72等の厚みで決まるので、表示装置1を薄型化することができる。LED33,33・・・は表示装置1の厚み方向に寸法をやや大きくとれるので、トップビュー型のものを選択して高輝度化を図ることができる。また、LED33,33・・・は、光源部分の薄型化を図るためにサイドビュー型のものを用いてもよい。LED33,33・・・を高輝度化すると発熱量も大きくなる。LED33,33・・・が基板35に接着固定されていることにより、LED33,33・・・で発生した熱は、基板35に熱伝導し、さらに保持板31へと熱伝導していくので放熱性が良好な構成となっており、LED33,33・・・を高輝度化することができる。
図5は一変形例に係る光出射装置3の斜視図である。上述の実施の形態では、発光体としてパッケージ化された電子部品であるLED33,33・・・を用いたが、基板36に複数のLEDチップ4,4・・・を固定したものとしてもよい。基板36は、熱伝導性が良好なアルミニウム又はアルミニウム合金等を用いて矩形状に形成されており、厚みは2〜5mm程度とするのが好ましい。基板36は、軽量化のため薄い板状であることが好ましいが、後述のようにLEDチップ4,4・・・からの熱を放熱するためのヒートシンクとして機能させるために、直方体形状であってもよい。
基板36の一側面には凹部36aが設けられ、凹部36aの底に長手方向に沿ってLEDチップ4,4・・・を並設してある。また、LEDチップ4,4・・・を並設した短冊状のフィルム基板を凹部36aの底に貼り付けるようにしてもよい。凹部36aにはLEDチップ4,4・・・を保護するために透明な樹脂(図示略)が充填されている。
基板36は、凹部36aを設けてある一側面が導光体32の光入射面32cに対向するように保持板31の板面31a及び側板31bの壁面に接着して固定する。基板36の接着には熱伝導性が良好な接着剤を用いる。また、基板36と導光体32の光入射面32cとの間は、透光性の接着剤34で接着してある。接着剤34は蛍光剤を含有するものであってもよい。また、接着剤34として、反硬化状態の蛍光体含有シートを使用し、導光体32の光入射面32cと基板36との間に挿入して硬化させることによって両者を接着固定してもよい。蛍光体含有シートは、LEDチップ4,4・・・が発する光を例えば白色光に波長変換して導光体32の光入射面32cに入射させる。
この変形例によれば、LEDチップ4,4・・・が基板36に取り付けられているので基板36がヒートシンクとして機能し、放熱性がよく、高輝度化を図ることができる。また、LEDチップ4,4・・・を用いることによって、パッケージ化されたLED33,33・・・を用いるよりも小型化することができる。
図6は一変形例に係る表示装置1の背面側の斜視図であり、図7は一変形例に係る表示装置1の縦断側面図である。この変形例では、光出射装置3は表示装置1の背面側の一縁部分に着脱可能に取り付けられている。光出射装置3の保持板31は、導光板6側の一端側で板厚を薄くしてある挿入部31cを有し、側板31bの縁に沿って離間した2箇所に係止凸部31dを有している。筐体12は、底板12a及び側板12bの一縁部分が矩形状に開口している。光出射装置3は、底板12aにおける開口の一縁の筐体内部側に保持板31の挿入部31cを挿入した状態で、側板12bの筐体内部側に保持板31の側板31bを挿入し、係止凸部31dを側板12bに設けてある凹部に係止させて取り付けられる。
取り外しの際には、保持板31の側板31bを板面に垂直に押し込んで、係止凸部31dの係止を外し、表示装置1の背面方向に光出射装置3を引き出しつつ、さらに挿入部31cを抜脱するように表示装置1の側方へ光出射装置3を引き出し、筐体12から光出射装置3を取り外す。
この変形例によれば、光出射装置3は着脱可能に表示装置1に取り付けることができるので、LED33,33・・・の経年劣化や故障によって輝度が低下した場合等に、光出射装置3を交換することができる。
以上説明した実施の形態は本発明の例示であり、本発明は特許請求の範囲に記載された事項及び特許請求の範囲の記載に基づいて定められる範囲内において種々変更した形態で実施することができる。
1 表示装置
20 液晶表示パネル(表示パネル)
3 光出射装置
31 保持板
31a 板面(保持板の一面)
32 導光体
32a 一面(導光体の一面)
32b 他面(導光体の他面)
32c 光入射面(導光体の一端面)
32d 光出射面(導光体の他端面)
33 LED(発光体)
34 接着剤
35,36 基板
4 LEDチップ
6 導光板
6d 光入射端面(導光板の一端面)

Claims (13)

  1. 光を出射する光出射装置において、
    発光体と、
    矩形板状をなし、短手方向の一端面を前記発光体に臨ませて配してあり、該一端面に入射した光を他端面から出射し、前記一端面側より前記他端面側の厚みが薄い導光体と、
    前記発光体を一面に保持し、該一面に前記導光体の一面を対面させて固定してある保持板と
    を備えることを特徴とする光出射装置。
  2. 前記発光体は光を出射する光出射面を有し、
    該光出射面と前記一端面とを透光性の接着剤で接着してあることを特徴とする請求項1に記載の光出射装置。
  3. 前記接着剤は蛍光剤を含むことを特徴とする請求項2に記載の光出射装置。
  4. 前記保持板は、前記導光体に対面する前記一面に反射層が形成してあることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の光出射装置。
  5. 前記導光体は、前記一端面側より前記他端面側の厚みが薄いテーパ状をなし、前記一端面より入射した光が前記導光体の前記一面及び他面で全反射するようになしてあることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の光出射装置。
  6. 前記導光体の前記一面及び/又は他面に反射層を形成してあることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の光出射装置。
  7. 前記発光体は、前記一端面に沿って並設されている複数のLEDよりなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の光出射装置。
  8. 前記発光体は、複数のLEDチップを基板上に並設してなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の光出射装置。
  9. 前記保持板は、前記発光体の前記導光体に対する反対側で、該発光体側へ屈曲していることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の光出射装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の光出射装置と、
    矩形状をなし、一端面が前記導光体の前記他端面に対向し、該一端面から入射した光を一主面から出射する導光板と
    を備えることを特徴とするバックライト装置。
  11. 前記導光板の他主面が前記保持板の前記一面に接して配されていることを特徴とする請求項10に記載のバックライト装置。
  12. 請求項10又は請求項11に記載のバックライト装置と、
    画像を表示する表示パネルと
    を備え、
    該表示パネルの画像を表示する面の反対面に前記導光板の前記一主面を対向させて配してあることを特徴とする表示装置。
  13. 前記表示パネル及び前記導光板を収容する筐体を備え、
    前記光出射装置は、前記筐体に着脱可能に取り付けてあることを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
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