JP2007220663A - 面状光源装置およびこれを用いた画像表示装置 - Google Patents

面状光源装置およびこれを用いた画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 樹脂フレームと下ケースを有する面状光源装置において、部品点数を増やすことなく、高温時においても樹脂フレームに歪みを減少させ、機械的な信頼性を向上させた面状光源装置およびこれを用いた画像表示装置を提供する
【解決手段】 LED3と面状光源装置の反出射面側に配置される下ケース10と、この下ケース10の内側に配置された樹脂フレーム8を備えた面状光源装置21であって、この面状光源装置21の前記樹脂フレーム8の反出射面側にL字爪A(13)を形成し、前記下ケース10に前記L字爪A(13)を貫通するための孔14を有し、下ケース10と樹脂フレーム8を組み付けた後に、樹脂フレーム8のL字爪A(13)と下ケース10の反出射面側との隙間に回路基板11の端部を挿入した構成。
【選択図】 図1

Description

本発明は、面状光源装置及びこれを用いた画像表示装置に係る発明であって、特に、部品点数を増やすことなく、広範囲の温度範囲においても信頼性が高い樹脂フレームと下ケースとの機械的締結方法を備えた面状表示装置およびこれを用いた画像表示装置に関する。
液晶表示装置や看板、誘導灯などは画像表示部そのものが発光する自発光型表示装置ではない。これら非自発光型表示装置では、画像表示部の反出射側(裏面)にバックライトなどの面状光源装置を取り付ける必要がある。以下、画像表示装置の代表例として、液晶パネルの背面に設置する面状光源装置について述べる。
面状光源装置には、光源の配置位置によりサイドライト方式のものや直下型のものがある。サイドライト方式(エッジライト方式ともいう)の面状光源装置は、光源を筐体の側面に配置し、直下型の面状光源装置は、光源を液晶パネルに対向させて筐体の反出射側に配置している。さらに、サイドライト方式の面状光源装置には、光源からの光を筐体の開口部に導光するために導光板を用いるものがある。導光板を用いる面状光源装置は、冷陰極管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)などの線光源または発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode、以下LEDと称す)などの点光源からなるサイドライト部から入射された光を導光板内において反射させ、導光板内に設けられる拡散パターンで拡散させることによって、開口部から面状に光を取り出している。
従来の面状光源装置では上ケース(上フレームとも言う)の周縁の複数部に固定爪がプレス加工等で形成され、この固定爪を下ケース(下フレームとも言う)の周辺の爪受け部に屈曲カシメを施すことで上ケースと下ケースを固定していた(特許文献1、図21)。
近年、液晶表示装置の表示画面の拡大に伴い、ケースの額縁がますます狭くなる傾向にあり、機械的強度を保持することが困難になってきた。
そこで、特許文献1では液晶表示装置の上ケースの周縁に、下ケースの周縁面上に折り曲げてカシメを施すことにより、上下ケースを固定するための固定爪を複数個有し、固定爪が下ケースの周縁面上に折り曲げてカシメた状態では面状光源装置の導光板を取り付けた後に、下ケースを介して保持する位置まで延在する長さを有することで、機械的強度を保持していた。(特許文献1、図1、図3)
特開平11−143383
しかし、面状光源装置の構成部材として導光板の保持、光学シートの保持、導光板側面から出射された光を再び導光板に反射する機能、面状光源装置と外部の筐体を連結するネジ・マウント等の機能を有する樹脂フレームを上ケースと下ケース間に保持する場合は、特許文献1による機械的な締結方法では充分な強度と信頼性を得られない。即ち、光源としてLEDなど比較的大量に熱を発する光源を採用し、広温度範囲における使用を達成するためには、その放熱のため下ケースを大型化して、筐体の反出射側の全面を覆う必要が有り、この場合、特に高温時に光源から発生した熱が下ケースに発散され、更に樹脂フレームにも及ぶため、樹脂フレームが比較的高温になる。ここで、金属ケースやプリント基板など、樹脂フレームの材質と熱膨脹係数が大きく異なる部材を樹脂フレームに強固に固着すると夫々の熱膨脹係数の差から樹脂フレームに歪みが生じ、この歪が大きくなると反射シートや導光板に機械的な影響を及ぼし、輝度むらの原因となる。
そこで、本発明は、温度に起因する樹脂フレームの歪みを減少させ、機械的な信頼性を向上させた面状表示装置、およびこれを用いた表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る面状光源装置は、光源と、この光源からの光を出射する開口部を有する上ケースと、前記上ケースと嵌合し孔を有する下ケースと、前記上ケースと前記下ケースの内側に配置された導光板と、この導光板を保持する第一の面と、この第一の面と反対側の第二の面とを有し、前記ケースの孔を貫通する第一の制限部材を有し、この第一の制限部材は前記第二の面から略垂直に延在する第一の部分と、この第一の部分の一部に接し、前記第二の面に対抗する第三の面を有する第二の部分とを有する樹脂フレームと、前記第二の面と、前記第一の部分と、前記第三の面とで定義される間隙に一部が挿入された第一の部材とを備える。
また、本発明に係る画像表示装置は上記面状光源装置を用いた表示装置である。
本発明の面状光源装置は、温度変化による部材の膨脹、収縮に影響を受け難い表示装置が実現できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。なお、説明が重複して冗長になるのを避けるため、各図における同一または相当する機能を有する要素には同一の符号を付してある。
実施の形態1.
図1に、本実施の形態に係る液晶表示装置1の分解斜視図を、図2に、平面図(概念図)をそれぞれ示す。図1に示す液晶表示装置1は、液晶表示部2と面状光源装置21とで構成され、この面状光源装置21内に複数のLED3が1列に配列され、光源基板4に接続されている。また、LED3は、導光板5の一方の側面(以下、光源からの光が入光する側面を入光面Aという)の近傍に配置され、入光面Aから入光したLED3の光は、導光板5の出射面Bから出射される。(ここで、出射面とは導光板5の液晶表示部2に対向する平面のことを言う。以下、「出射面」を導光板5、反射シート7、下ケース10等の表裏を指定する場合に記述する。)
導光板5の出射面B側には光学シート類6が設けられ、反出射面C側には反射シート7が設けられている。(ここで、反出射面とは導光板5の液晶表示部2に対向する面とは反対の面のことを言う、以下、「反出射面」を導光板5や反射シート7、下ケース10等の表裏を指定する場合に記述する。)なお、反射シート7は入光面A側にも延在して設けられており、LED3に対応する部分は取り除かれている。そして、図1に示す面状光源装置21では、LED3および光源基板4、導光板5、光学シート類6、反射シート7、樹脂フレーム8を上ケース9と下ケース10とで挟持している。
なお、上ケース9には開口部が設けられており、当該開口部は導光板5の出射面Bと対応している。そのため、面状光源装置21は、前記開口部からの面状の光が出射される。図2に示す平面図からわかるように、前記開口部は導光板5よりも内側になるように設計されている。(図2は概念図であり図面上で上下方向に約1/2に圧縮して記載している。)
次に、図1に示すようにLED3は所定の間隔で光源基板4に実装されている。LED3が実装された光源基板4は、導光板5の入光面Aに対峙するように粘着材19(図示せず)で下ケース10に固着される。なお、図1では導光板5の1つの側面にのみLED3及び光源基板4を設けているが、本発明はこれに限らず導光板の2つの側面以上にLED及び光源基板を設けても良い。
ここで光源基板4は、LED3を列状に保持するとともに、LED3を駆動するための回路パターン(図示しない)が形成されている。さらに、光源基板4にメタルコア(Metal Core)基板を用いることで、実装されるLED3から発せられる熱を効率よく周囲に逃がすことができる。また、光源基板4に厚さの薄いFPC(Flexible Printing Circuit)を用いてLED3を実装することで、LED3からの熱をさらに効率よく周囲に発散することが出来る。FPCを光源基板4に用いる場合はさらに、面状光源装置21の外形サイズを小さくすることができる別の効果を有する。
本実施の形態では導光板5を透明なアクリル樹脂で構成したが、導光板5は例えばポリカーボネート樹脂、ガラスなどで構成することもできる。また、導光板5の反出射面Cには、光の伝播方向を乱して出射面Bに光を導くための図示しない光散乱部が形成されている。この光散乱部は、光を導光板5の内部に向かって反射する手段として機能する。さらに具体的に例示すれば、前記反射する手段として、導光板5の反出射面Cにドットパターンを印刷する方法や、反出射面Cを粗面にする方法、微小な球面やプリズムなどの光の伝播方向を変化させる凹凸を反出射面Cに形成する方法等がある。
また、導光板5の反出射面Cに光散乱部を設けずに、出射面Bに梨地処理を施し表面に凹凸をつける場合も同様の効果が得られる。すなわち、導光板5の出射面Bに凹凸を設けた場合、当該出射面Bから出射される光は、出射面Bに設けられた凹凸によって光の伝播方向が散乱される。その結果、出射面Bから出射される光の内、いくらかの光が導光板5の内部に向かって反射され、残りの光が出射面Bから導光板5の外部に出射される。
従って、仮に導光板5の出射面Bのみに梨地処理を施せば、その他の面に反射手段を設けなくても良い。出射面Bに施した梨地処理は、例えば反出射面Cに施したドットパターン印刷等と同様の作用効果を奏し、反射手段として機能する。
また、導光板5上には、複数の光学シートからなる光学シート類6が配置される。光学シート類6は、例えばレンズシートを拡散シートで挟み込む構成が採られる。また、面状光源装置21の輝度を向上させる場合は、前記レンズシートの表面に形成されるプリズム方向を考慮して、複数枚のレンズシートを組み合わせても良い。また、前記拡散シートは拡散性を向上させるために、2枚以上を組み合わせて用いることも可能である。
さらに、前記レンズシートの配光特性によっては、光学シート類6の構成例としてレンズシートを1枚とする構成でも良いし、また使用しない構成でも良い。また、光学シート類6は、保護シート、レンズシート又は偏光反射シートを組み合わせても良い。なお、光学シート類6の使用については、求める輝度や配光特性等を鑑みて最適化することが好ましい。
次に、反射シート7には、PP(ポリプロピレン:polypropylene)又はPET(ポリエチレンテレフタレート:polyethylene terephthalate)に硫酸バリウムもしくは酸化チタンを混ぜ合わせた材料を用いる。また、反射シート7には、樹脂に微細な気泡を形成した材料や、金属板に銀を蒸着した材料、金属板に酸化チタン等を含む塗料を塗布した材料等を用いても良い。なお、反射シート7としては、反射率が90%以上であることが望ましい。そのため、反射シート7を複数枚重ねることで反射率を上げても良い。反射シート7の反射率を上げることで、開口部での輝度が上昇する。
また、反射シート7の出射面側又は反出射面側に、ドットパターン印刷を施すことで導光板5の出射面Bでの輝度均一性を改善する事ができる。さらに、反射シート7に有色の印刷を施すことで、導光板5の光の吸収、又は反射シート7の光の吸収により生じる出射面Bでの色変化を相殺することができる。即ち、反射シート7の反出射面側に印刷を施すことで出射面Bへの影響を鈍化させることができるため、出射面Bでの微妙な輝度ムラや色ムラを補正することができるのである。
本実施の形態では、図1に示すように反射シート7は、導光板5の反出射面C側に配置されるとともに、LED3側に導光板5の側面(入光面A)まで延在されている。そして、反射シート7は、光源基板4と平行に配置されている。但し、反射シート7は、LED3の部分を避けて配置されている。また、反射シート7を導光板5の側面に配置することで、導光板5の側面から出射された光を再び導光板5に入光させることができる。そのため、この場合、光を効率よく利用することができ、出射面Bでの輝度を向上させることができる。また、図1では示していないが、入光面A以外の側面においても反射シート7を配置することで、側面から出射される光を導光板5に戻すことができ、出射面Bでの輝度を向上させることができる。
次に、上ケース9は開口部を有し、当該開口部から光を出射させるが、それ以外の部分からは出来る限り外部に光が漏れないように構成されている。本実施の形態では、上ケース9としてアルミニウムを用いたが、ステンレス、鉄等の金属材料や、PC(ポリカーボネート:polycarbonate)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン:acrylonitrile-butadiene-styrene)等の樹脂材料を用いることができる。
次に、下ケース10はLED3から放出される熱を伝導させ周囲に放出する機能を有している。このため、下ケース10は強度が強く、熱伝導性が高い金属を使用する。特に熱伝導性が高いアルミニウム筐体を下ケース10に用いることで、効率よくLED3からの熱を筐体に拡散でき、LED3の温度を下げることが出来る。また、下ケース10に広がった熱を効率よく大気に発散させるためには、下ケース10を面状光源装置21の最外周に設ける事が特に好ましい。
樹脂フレーム8は導光板5、反射シート7、光学シート類6を所望の位置に保持し、また、導光板5の側面から出射された光を反射して再び導光板5の側面に入光させるリフレクタとしての機能も有している。導光板5の側面に設けられた凸部は樹脂フレーム8の凹部と嵌合し、導光板5の長辺方向のずれを防止する。また、液晶表示装置1と筐体を取り付ける際のマウンティング用ネジ穴15や位置決め用ピン等を形成する事ができる。そのため、樹脂フレーム8はPCやABSに酸化チタンを混ぜた白色樹脂材料が好ましい。
図1に示す液晶表示装置1では、面状光源装置21の開口部上に液晶表示部2が配置されている。つまり、液晶表示部2は、面状光源装置21の導光板5の出射面B上に光学シート類6を介して配置されている。面状光源装置21の上部に配置される液晶表示部2は、液晶の複屈折性を応用した画像表示部である。前述したように、面状光源装置21上に配置される画像表示部には、文字や絵などの画像を透明板に印刷した看板等でも良い。
液晶表示部2は、基板上に着色層(カラーフィルタ)、遮光層(ブラックマトリクス)、対向電極等が形成された対向基板と、基板上にスイッチング素子となる薄膜トランジスタ(以後TFT:Thin Film Transistorと称す)、画素電極等が形成されたTFTアレイ基板とを備えている(図示せず)。そして、液晶表示部2は、対向基板とTFTアレイ基板との間隔を保持するためのスペーサを、対向基板とTFTアレイ基板とを張り合わせるためのシール材と、対向基板とTFTアレイ基板との間に狭持させる液晶と、液晶を注入する注入口の封止材と、液晶を配光させる配向膜と、偏光板とにより構成されている(図示せず)。なお、本発明では、既存の液晶表示部を用いるため、詳細な説明は省略する。
さらに液晶表示装置1には、液晶表示部2やLED3を駆動するための回路基板11(第一の部材)を備えている。回路基板11はガラスエポキシ(Glass epoxy)等に銅箔パターンが形成されており、複数の電子部品がはんだ(solder)実装されている。回路基板11は面状光源装置21の裏面側に主に配置され、ネジ18にて面状光源装置21と機械的に締結されている。
また、図1の面状光源装置21の最下部には、回路基板11を外部からの機械的圧力や静電気から保護するために保護ケース12(第二の部材)が取り付けられている。保護ケース12はアルミニウム材を使用したが、ステンレス、亜鉛めっき鋼板等を用いもよい。また、保護ケース12の回路基板11側には回路基板11や回路基板11上の電子部品との電気的接触を避けるためにPET等の非導電性樹脂性シートが貼り付けられている。
保護ケース12は面状光源装置21の裏面にネジ(図示しない)で機械的に締結されているが、カシメ等の他の固定手段で面状光源装置21と機械的に締結してもよい。また、保護ケース12には保護ケース12を取り付け後に回路基板11上の可変抵抗を変化できるように可変抵抗の近傍に孔(図示しない)を有している。
保護ケース12は外部からの機械的圧力等が比較的大きくない場合は、PETシートで代用することもできる。この場合、回路基板11との間に絶縁用のシートを張り付ける必要がないため、部品点数を減らす事ができ、コストを抑える事ができる。
次に、LED3から発せられた光が、導光板5の出射面より出射されるまでの光路について説明する。まず、LED3から発せられた光は直接又は、上ケース9または反射シート7で反射して導光板5の入光面Aに入光する。
入光面Aより導光板5に入光した光は、導光板5と空気層との境界で全反射を繰り返しながら導光板5内部を伝播する。導光板5の内部を伝播する光は、導光板5の反出射面Cに施された図示しないドットパターン印刷で拡散反射される。導光板5の反射面Cで光の伝播方向が変えられることで、導光板5と空気層との境界に対して臨界角を満たさない入光角を有する光を導光板5の出射面から出射させることができる。導光板5の出射面Bから出射された光は、光学シート類6を介して開口部から液晶表示部2へと入光する。
なお、一部の光は、導光板5の出射面B以外の面から出射されることになるが、導光板5の反出射面C及び入光面Aに配設された反射シート7で反射される。導光板5の側面から出射された光は白色の樹脂フレーム8で反射される。そのため、前記光は、導光板5に再び入光し、導光板5の出射面B以外から出射されることはない。
本実施の形態では、図1に示すように導光板5の形状は平板状である。しかし、本発明はこれに限定されるわけではなく、導光板5の形状を、例えばLED3から離れるにつれて導光板5の厚みが薄くなる楔形にすることで、入光した光を効率よく伝播することができ、前記光を出射面Bに効率よく導くことができる。また、導光板5を楔形にすることで、反出射面Cにおてい反射シート7で反射される光の量を減らすことができるため、反射シート7での反射ロスを減らし、出射面Bから出射される光の量を増加させることができる。
次に、本実施の形態に係る液晶表示装置1において、樹脂フレーム8と下ケース10の組立及び機械的締結方法について説明する。液晶表示装置1の平面図である図2に記載のIII−III面における断面図を図3に示す。
まず、下ケース10の出射面側に樹脂フレーム8を配設する。樹脂フレーム8は、導光板5を保持する出射面側の面(第一の面)と、反出射面側の面(第二の面)とを有する。樹脂フレーム8の反出射面側の面(第二の面)には回路基板11の制限部材(第一の制限部材)としてL字形状のL字爪A13が一体形成されている。L字爪A13は、樹脂フレーム8の反出射面側から略垂直に延在する第一の部分と、この第一の部分から前記反出射面側の面(第二の面)に略平行に屈曲して突き出した第二の部分とを有する。従って、該第二の部分は前記反出射面側の面(第二の面)に対抗する面(第三の面)を有する。また、下ケース10にはL字爪A13に対応する部分にL字爪A用孔14が形成されている。樹脂フレーム8上のL字爪A13は下ケース10の反出射面から突き出す形で取り付けられ、樹脂フレーム8の反出射面と下ケース10の出射面が密着する構成になる。L字爪A13以外に、樹脂フレーム8上に形成されたマウンティング用ネジ穴15や位置決めピン(図示せず)等の面状光源装置21の最外周に必要な形状についても、これら各箇所に対応する下ケース10側に穴20が形成されている。また、金属製の下ケース10と樹脂フレーム8では熱線膨脹係数が大きく異なる。特に高温時には樹脂フレーム8が膨脹するため、下ケース10の内側寸法と樹脂フレーム8の最外寸法が同等な場合、樹脂フレーム8が変形し表示品位等に不具合を生じる。このため、高温時でも不具合が生じないようにするため、樹脂フレーム8の最外寸法は下ケース10の内側寸法より若干小さく製作することが好ましい。更に前記L字爪A13の箇所に貫通穴(図示せず)を形成することで、金型成型する際に、スライド金型が不要になり、金型構造が簡略されるため、好ましい。
次に、樹脂フレーム8上に反射シート7、導光板5、光学シート類6の順に設置する。導光板5の側面側には凸形状が左右に形成されており、樹脂フレーム8において前記凸形状に対応する箇所に凹形状が形成され、樹脂フレーム8の凹形状に導光板5の凸形状が嵌め合うことで導光板5の位置が支持される。本形状により、面状光源装置21に外部からの振動や衝撃が作用した場合にも、導光板5が動いてLED3等の他部材が破損することを防いでいる。
光学シート類6は、樹脂フレーム8上に形成された凹形状や、ピン等に図示しない光学シートの凸形状や孔がはまり込むことで位置が支持される。これにより、面状光源装置21に外部からの振動、衝撃が作用した場合でも、光学シート類6が移動し、光学シート類6同士が擦れて傷等が発生することを防いでいる。
次に、開口部を有する上ケース9を配設する。上ケース9は樹脂フレーム8、導光板5、光学シート類6が出射面方向の位置を支持する機能を有している。上ケース9には図示しない液晶表示部2の位置を支持するストッパー形状が形成されている。さらに、上ケース9と下ケース10の側面には図示しない引掛け爪等が形成されている。これにより上ケース9と下ケース10は機械的に締結されている。また引掛け爪の位置、数は面状光源装置21のサイズ、下ケース10と上ケース9間にある部材の重量により任意に決定される。
面状光源装置21の出射面上には上ケース9上の図示しない位置決めストッパー形状にあわせて液晶表示部2が配設される。液晶表示部2には回路基板11と接続するための図示しないFPC等が接続されている。
次に、回路基板11を下ケース10の反出射面側に取り付ける。下ケース10の回路基板11が配設される部分にはあらかじめ回路基板11と金属製下ケース10との電気的絶縁を確保するために図示しない樹脂シートを下ケース10側に貼り付ける。樹脂シート材料にはPET等の絶縁部材を用いて、出射面側には下ケース10との接着のために図示しない粘着材を塗布している。また前記樹脂シートは回路基板11の外形サイズより大きくすることが望ましい。
次に、回路基板11の取り付け方法について説明する。前述した樹脂フレーム8の反出射面側に形成されたL字爪A13に設けられた前記第三の面と下ケース10の反出射面側との間に形成された間隙に回路基板11の端部をスライドして挿入する。このため、L字爪A13と下ケース10間の間隙は回路基板11の基板厚とほぼ同等以上が望ましい。ここで、前記間隙は、L字爪A13が樹脂フレーム8の反出射面側に形成され、下ケース10に空いた孔を貫通しているので、回路基板11の端部に対しては前記第三の面と前記第一の部分と樹脂フレーム8の反出射面側の面(第二の面)とで定義される。また、電子部品は回路基板11上にL字爪A13が引っかかる部分を避けて実装する。回路基板11においてL字爪A13の反対側端部は、ネジ18で下ケース10と機械的に締結する。最後に回路基板11を保護する保護ケース12を図示しないネジ等で締結する。
ここで、樹脂フレーム8にL字爪A13がない場合、樹脂フレーム8に形成されたマウント部22に出射面と反出射面を結ぶ方向(以下、図1中に示したZ方向という)の力が作用したとき、反射シート7、導光板5に圧力が作用して、導光板5のドットがつぶれて面状光源装置21の表示に不具合を生じる。
一方、本実施の形態では、樹脂フレーム8にL字爪A13を形成して、回路基板11を下ケース10に組み付けることにより、下ケース10と樹脂フレーム8のZ方向が拘束され、これにより、樹脂フレーム8に形成されたマウント部22にZ方向に作用した力は、回路基板11を介して強度が強い金属製の下ケース10で支えられるために、反射シート7や導光板5への機械的圧力が緩和される。このため、本実施の形態で採用したL字爪A13を樹脂フレーム8に設けて回路基板11を組み付ける構成は、上記不具合が生じることを防ぐ効果もある。
また、L字爪A13による締結ではZ方向に作用する力のみを拘束し、X方向、Y方向の力は拘束されない。これにより、特にLED光源等、発熱が大きい光源を採用する面状光源装置21において、前記光源から発生した熱が光源基板4および粘着材19を通して下ケース10に発散され、更に樹脂フレーム8にも及ぶため、周囲温度が高温時は樹脂フレーム8が比較的高温になる。その結果、樹脂フレーム8は金属製の下ケース10やガラスエポキシ製の回路基板11と比較してX方向、Y方向への膨脹度合いが大きい。この場合でも樹脂フレーム8と回路基板11、下ケース10がネジ18等によって両端がX方向およびY方向に拘束されることがないため、樹脂フレーム8がX方向、Y方向に自由に収縮できるため、高温時においても、機械的歪みが少なく信頼性が高い面状光源装置21を採用した画像表示装置を得る事ができる。
ところで本実施の形態ではL字爪A13は2箇所配置しているが、2箇所に限られるものではなく、1箇所以上で同様の効果を得る事ができることは明白である。また、本実施の形態1ではL字爪A13の断面は“L”の字型を採用したが、樹脂フレーム8の反出射面側の面と略平行な前記第三の面を持つことができれば、他の形状でもよく、例えば“T”字形状などでもよい。
また、本実施の形態での下ケース10と樹脂フレーム8の機械的な締結は、従来の面状光源装置で用いられてきた側面での爪と引掛けによる締結方法より側面の厚みを低減することができ、面状光源装置を狭額縁化することが出来るので好ましい。
実施の形態2.
図4に、本実施の形態に係る液晶表示装置の断面図を示す。本実施の形態に係る液晶表示装置は、回路基板11(第一の部材)の保護ケース12(第二の部材)の下ケース10への取り付け方法に特徴があるため、組立方法および構造に関して、回路基板11の取り付けまでは基本的に前述の実施の形態1と同様であり、ここでは重複して冗長になるのを避けるため、詳細な説明は省略する。
本実施の形態では樹脂フレーム8には基板固定のL字爪A13以外に保護ケース12の固定爪としてL字爪B16(固定部材)が形成されている。また、保護ケース12の側面には樹脂フレーム8のL字爪B16が挿入できるL字爪B用孔17が形成されている。
回路基板をL字爪A13に挿入した後、保護ケース12を取り付ける際に、樹脂フレーム8のL字爪B16に保護ケース12に設けられたL字爪B用孔17に挿入する。L字爪B16は保護ケース12を取り付ける際に変形できるように、保護ケース12と最初に接触する部分にテーパーを形成し、取り付け中にはL字爪B16が変形して、保護ケース12が定位置に配設されるとL字爪B16が保護ケース12のL字爪B用孔17に挿入される。その後、ネジ18等により保護ケース12の他端を下ケース10及び樹脂フレーム8に機械的に締結する。これにより、保護ケース12は面状光源装置21と機械的に締結されると同時に、前述の実施の形態1同様に樹脂フレーム8と下ケース10のZ方向が締結される。保護ケース12がネジ等の別部材を多用することなく簡単に組立てできる特徴以外の効果は実施の形態1と同様のために説明を省略する。
また、L字爪B16による締結ではZ方向に作用する力のみを拘束し、X方向、Y方向の力は拘束されない。これにより、特にLED光源等、発熱が大きい光源を採用する面状光源装置21において、前記光源から発生した熱が光源基板4および粘着材19を通して下ケース10に発散され、更に樹脂フレーム8にも及ぶため、周囲温度が高温時は樹脂フレーム8が比較的高温になる。その結果、樹脂フレーム8は金属製の下ケース10や保護ケース12と比較してX方向、Y方向により膨脹する。この場合でも樹脂フレーム8と下ケース10、保護ケース12がネジ18等によって両端が拘束されることがないため、樹脂フレーム8がX方向、Y方向に自由に収縮できるため、高温時においても、機械的歪みが少なく信頼性が高い面状光源装置21を採用した画像表示装置を得る事ができる。
本実施の形態ではL字爪A13、L字爪B16を併用しているが、L字爪B16のみでも前述した効果を得る事ができる。また、それぞれのL字爪の位置、数、形状は全体の構造を鑑みて任意に決定する事ができる。
実施の形態3.
図5に、本実施の形態に係る液晶表示装置の断面図を示す。本実施の形態に係る液晶表示装置は、前述の実施の形態1および2におけるL字爪A13、L字爪B16のL字形の爪状部材の代わりに、樹脂フレーム8の反出射面側から略垂直に延在した凸状部30(第一の制限部材)の側面に溝を設けている。この溝に回路基板11や保護ケース12を挿入することにより、回路基板11や保護ケース12を樹脂フレーム8に締結している。その他の部材の組立方法および構造に関しては前述の実施の形態1と同様であり、ここでは重複して冗長になるのを避けるため、詳細な説明は省略する。
図5において、樹脂フレーム8の反出射面側から略垂直に延在した凸状部30(第一の部分)の側面には、回路基板11が嵌合し、回路基板11の板厚や長さに対応して所定の幅と深さを持った溝(第二の部分)が形成されている。さらに詳しくは、前記溝は、回路基板11を樹脂フレーム8に保持するため、樹脂フレーム8の反出射面側から略垂直の延在する凸状部30の側面(第一の部分)に設けられており、樹脂フレーム8の反出射面側の面(第二の面)と対抗する面31(第三の面)を有している。この面31と下ケース10の反出射面側との間に形成された間隙に回路基板11の端部を嵌合する。このため、前記溝の幅および面31と下ケース10間の間隙は回路基板11の基板厚とほぼ同等以上が望ましい。ここで、前記間隙は、凸状部30が樹脂フレーム8の反出射面側に形成され、下ケース10に空いた孔を貫通しているので、回路基板11の端部に対しては前記第三の面と凸状部30と樹脂フレーム8の反出射面側の面(第二の面)とで定義される。
また、樹脂フレーム8の反出射面側から略垂直に延在した凸状部32(固定部材)の側面には、保護ケース12が嵌合するための溝が形成されている。保護ケース12の端部33は、前記溝に対応して内側に折り曲げられたL字形状をしている。前記溝は、前記端部33がこの溝に嵌合するように所定の幅と深さを有している。
尚、凸状部30および32の位置や前記溝の幅と深さは、面状光源装置21の周囲温度変化による樹脂フレーム8と回路基板11の熱膨脹係数の違いや寸法バラつきを考慮して所定の値に設定される。
また、凸状部30や凸状部32に設けられた溝による嵌合では、凸状部の位置や上記溝の幅や深さを適切に設定することにより、回路基板11や保護ケース12に対するZ方向に作用する力のみを拘束し、X方向、Y方向の力が拘束されないようにすることができる。
実施の形態4.
図6に、本実施の形態に係る液晶表示装置の断面図を示す。本実施の形態に係る液晶表示装置では、回路基板11が前述の実施の形態1乃至3におけるネジ18の代わりに、樹脂フレーム8の反出射面側から突き出たL字爪C34(第二の制限部材)によって、樹脂フレーム8に保持される。その他の部材の組立方法および構造に関しては前述の実施の形態1と同様であり、ここでは重複して冗長になるのを避けるため、詳細な説明は省略する。
図6において、樹脂フレーム8の反出射面側から突き出たL字爪C34は、樹脂フレーム8の反出射面側から略垂直に延在する第三の部分35と、この第三の部分から前記反出射面側の面(第二の面)に略平行に屈曲して突き出した第四の部分36とを有する。従って、該第四の部分は前記反出射面側の面(第二の面)に対抗する面37(第四の面)を有する。
次に、回路基板11の取り付け方法について説明する。先ず、前述した実施の形態1と同様に樹脂フレーム8の反出射面側に形成されたL字爪A13に設けられた前記第三の面と下ケース10の反出射面側との間に形成された間隙に回路基板11の一端をスライドして挿入する。このため、L字爪A13と下ケース10間の間隙は回路基板11の基板厚とほぼ同等以上が望ましい。また、電子部品は回路基板11上にL字爪A13が引っかかる部分を避けて実装する。
次に、例えば組立作業者の手作業によってL字爪C34の前記第三の部分35を一旦、少し外側に撓ませて、回路基板11の他端(L字爪C側端部)とL字爪C34との干渉を避け、前記他端を下ケース10の反出射面側の面(第二の面)と前記面37との間に形成された間隙に挿入する。その後、作業者がL字爪C34から手を離すと回路基板11の他端と下ケース10とが機械的に締結する。このため、L字爪C34と下ケース10間の間隙は回路基板11の基板厚とほぼ同等以上が望ましい。ここで、前記間隙は、L字爪C34が樹脂フレーム8の反出射面側に形成され、下ケース10に空いた孔を貫通しているので、回路基板11の他端部に対しては前記第四の面と第三の部分35と樹脂フレーム8の反出射面側の面(第二の面)とで定義される。
最後に回路基板11を保護する保護ケース12を図示しないネジ等で締結する。
また、L字爪C34による締結では前記第三の部分の位置や前記第四の部分の寸法などを適切に設定することにより、回路基板11や保護ケース12に対するZ方向に作用する力のみを拘束し、X方向、Y方向の力が拘束されないようにすることができる。これにより、高温時においても、機械的歪みが少なく信頼性が高い面状光源装置21を採用した画像表示装置を得る事ができる。
ところで本実施の形態ではL字爪C34の個数は特に説明していないが、1箇所以上で同様の効果を得る事ができることは明白である。また、本実施の形態4ではL字爪C34の断面は“L”の字型を採用したが、樹脂フレーム8の反出射面側の面と略平行な面37(第四の面)を持つことができれば、他の形状でもよく、例えば“T”字形状などでもよい。
ところで、本実施の形態1乃至4に用いられている点光源は、LEDに限定されるものではない。さらに、RED(赤)、GREEN(緑)、BLUE(青)を混ぜて白色光を生成する光源を各実施の形態に適用できることは言うまでもない。また点光源でなく冷陰極管(Cold Cathode Fluorescent Lamp)などの線状光源を使用する事もできる。これまでの実施の形態では導光板を使用した面状光源装置21について述べているが、導光板がない方式の、光源が出射面の直下に配置される直下型面状光源等でも同様の効果を奏することは言うまでもない。
また、前述の実施の形態1乃至4において、面状光源装置21上に液晶表示部2を設けた液晶表示装置の例を示したが、本発明はこれに限らず、液晶表示部2に替えて面状光源装置21の光を利用して画像を表示する画像表示部(例えば、看板や誘導灯等)を用いても良い。
さらに、前述のように実施の形態1乃至4では光源としてLEDを用いたが、LED以外にレーザーダイオード(Laser Diode)などの点光源を用いても良い。
さらに、LEDには、青色等の単色を発光する半導体発光素子や、半導体発光素子から発せられる青色光の一部を吸収し黄色の光を発する蛍光体からなる擬似白色LED等を用いる場合がある。また、前述のようにLEDには、RED(赤)、GREEN(緑)、BLUE(青)の素子を備えて、3つの単色光に合成光で白色光を発するLEDを用いる場合がある。なお、本実施の形態では擬似白色LEDをLEDとして使用した。
また、実施の形態1乃至4においては、樹脂フレーム8の高温時の歪みを減少させる例について述べたが、逆に低温時における歪みに対しても実施の形態1および2に記載の方法で同様の効果を奏することは言うまでも無い。
また、実施の形態1乃至4においては、ネジやL字爪で回路基板11を下ケースに固定したが、カシメなど、以外の他の固定手段で面状光源装置21と機械的に締結してもよい。
さらに、上記実施の形態1乃至4の変形例を挙げる。実施の形態1乃至3においては、前述の様に下ケース10と回路基板11との間に図示しない樹脂シートを設置して電気的絶縁を確保した。しかし、下ケース10の機械的強度が確保できれば、ネジ18が貫通するネジ孔部を除く回路基板11の略全体に対応するように下ケース10の一部を切除して前記樹脂シート無しで絶縁を確保することも可能である。この場合、L字爪A用孔14は不要となる(切除部に含まれる)。実施の形態4の変形例では、ネジの代わりにL字爪Cで回路基板11を樹脂フレーム8に締結するので、上記切除部は、回路基板11全体に対応する部分となる。
この発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の平面図である。 この発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の断面図である。 この発明の実施の形態2に係る液晶表示装置の断面図である。 この発明の実施の形態3に係る液晶表示装置の断面図である。 この発明の実施の形態4に係る液晶表示装置の断面図である。
符号の説明
1 液晶表示装置、2 液晶表示部、3 LED、4 光源基板、5 導光板、8 樹脂フレーム、9 上ケース、10 下ケース、11 回路基板、12 保護ケース、13 L字爪A、14 L字爪A用孔、16 L字爪B、17 L字爪B用孔、19 粘着材、21 面状光源装置、30、32 凸状部、31 面、34 L字爪C、37 平行な面

Claims (9)

  1. 光源と、
    該光源からの光を出射する開口部を有する上ケースと、
    前記上ケースと嵌合し、孔を有する下ケースと、
    前記上ケースと前記下ケースの内側に配置された導光板と、
    該導光板を保持する第一の面と、当該第一の面と反対側の第二の面とを有し、前記ケースの孔を貫通する第一の制限部材を有し、該第一の制限部材は前記第二の面から略垂直に延在する第一の部分と、前記第一の部分の一部に接し、前記第二の面に対抗する第三の面を有する第二の部分と、を有する樹脂フレームと、
    前記第二の面と、前記第一の部分と、前記第三の面とで定義される間隙に一部が挿入された第一の部材と、
    を備える面状光源装置。
  2. 前記第一の部材は前記樹脂フレームの組成物と異なる熱線膨脹係数を有していることを特徴とする請求項1記載の面状光源装置。
  3. 前記第一の部材は、液晶表示部または前記光源を駆動する回路基板であることを特徴とする請求項1または2に記載の面状光源装置。
  4. 前記第一の部材を保護し、孔を有する第二の部材を更に備え、
    前記樹脂フレームは、前記第二の面から延在し、前記第二の部材の孔に係合する固定部材を有することを特徴とする請求項1または2に記載の面状光源装置。
  5. 点光源と、該点光源を実装し、この点光源を駆動するための配線パターンが設けられた光源基板を有し、前記光源基板を下ケースの側面に密着保持したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の面状光源装置。
  6. 前記光源基板を下ケースに粘着材を用いて保持したことを特徴する請求項5記載の面状光源装置。
  7. 請求項5または6に記載の面状光源装置であって、前記点光源は発光ダイオードであることを特徴とする面状光源装置。
  8. 前記樹脂フレームは、前記第二の面から略垂直に延在する第三の部分と、前記第三の部分の一部に接し、前記第二の面に対抗する第四の面を有する第四の部分とを備え、前記下ケースを貫通する第二の制限部材を有し、
    前記第二の面と、前記第一の部分と、前記第三の面とで定義される間隙に、その一端が挿入され、前記第二の面と、前記第三の部分と、前記第四の面とで定義される間隙に、他端が保持された第一の部材と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の面状光源装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一つに記載の面状光源装置と、
    前記面状光源装置上に、面状光源から出射される光により画像を表示する画像表示部と、を備える画像表示装置。
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