JP2013161527A - 導光板、バックライト装置および液晶表示装置 - Google Patents

導光板、バックライト装置および液晶表示装置 Download PDF

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健 鈴木
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Abstract

【課題】導光板を備えたエッジライト型のバックライト装置を備える液晶表示装置において、バックライトユニットをより簡素に構成できるとともに高強度化を実現可能な導光板を提供し、この導光板を備えて製造コストを低減し、薄型化と狭額縁化を図ることが可能なバックライト装置および液晶表示装置を提供する。
【解決手段】導光板4(4A、4B)自体が導光機能に加えてフレーム機能と反射機能を有する構成として、従来構成の導光板41とフレーム40と反射シート42とが一体に構成された機能を発揮する構成とした。また、この導光板4(4A、4B)を用いたバックライト装置BL(BL1、BL2)および液晶表示装置とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶パネルの後方から光を照射するバックライト装置およびこのバックライト装置を備える液晶表示装置に関し、特に、エッジライト型のバックライト装置における導光板、バックライト装置および液晶表示装置に関する。
近年、発光効率の向上や発光量の増加と共に、寿命が長く消費電力が小さくて、環境にやさしいとされるLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を用いた照明装置が実用化されつつある。また、青色LEDチップが開発されて以来、この青色LEDチップと、このLEDチップからの光に励起されて所定波長の励起光を発光する蛍光体と、を組み合わせて白色発光する白色LED光源や、青色LEDチップと緑色LEDチップと赤色LEDチップとの三原色のLEDチップを用いて白色光を合成する白色LED光源が開発されている。
そのために、液晶表示装置などのバックライトとして、この白色LED光源を配設したLEDバックライト装置が用いられている。また、液晶表示装置などのバックライトとしては、表示画面の後面に光源を配置する直下型のバックライト装置と、表示画面の側部に光源を配置し表示画面の後面に導光板を設置して、表示画面の側部から導光板に光を入射して、導光板内を反射させながら導光板の発光面から面状に発光させるエッジライト型のバックライト装置が知られている。
直下型のバックライト装置は、表示画面の後面に光源を設置して直に照明しているので、高輝度照明が容易であり、発光輝度のエリア毎の制御も容易となる。また、エッジライト型のバックライト装置は、表示画面の側部に光源部を設け、表示画面の後方に板状の導光板を設置する構成なので、薄型化が容易であり、液晶表示装置などの薄型化にとって好ましい。
また、それぞれのLED光源は、サブマウント基板にLEDチップを搭載してその上を透明樹脂、あるいは所定の蛍光体を配合した透明樹脂で封止してパッケージ化されたLEDパッケージからなり、このLEDパッケージを、LED実装基板に複数一体に設置してモジュール化された所定形状の発光部材(LEDモジュール)を形成している。
また、直下型でもエッジライト型でもLEDバックライト装置においては、LED光源から射出される光を拡散して均一にするために、拡散板やレンズシートなどの光学部材が配設されている。このようなLEDバックライト装置を備える液晶表示装置の一例について図9を用いて説明する。
図9に示す液晶表示装置69は、液晶パネル59と、この液晶パネル59に対して光を供給するLEDバックライト装置49とを含む。
液晶パネル59は、TFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング素子を含むアクティブマトリックス基板51と、このアクティブマトリックス基板51に対向する対向基板52とをシール材(不図示)で貼り合わせる。そして、両基板51・52の隙間に液晶(不図示)が注入される。
なお、アクティブマトリックス基板51の受光面側、対向基板52の出射側には、偏光フィルム53が取り付けられる。そして、以上のような液晶表示パネル59は、液晶分子の傾きに起因する透過率の変化を利用して、画像を表示する。
液晶表示パネル59の直下に位置するLEDバックライト装置49は、LEDモジュールMJ、バックライトシャーシ41、反射シート42、拡散シート43、プリズムシート44、および、レンズシート45、およびハウジング47を含む。LEDモジュールMJは、光を発するモジュールであり、LED実装基板11と、実装基板11の電極に実装されることで電流の供給を受けて光を発するLED12と、を含む。
LED実装基板11は、LED12に電流を導く配線を含む回路基板であって、例えば、ポリイミド樹脂等で形成される可撓性を有するFPC基板が用いられる。なお、LEDモジュールMJは光量確保のために、複数のLED12が配設されている。
導光板41は、側面41Sと天面41Uと底面41Bとを有する板状部材である。そして、側面41Sの一面を受光面としてLED12からの光を受光する。受光面から入射した光は、導光板41の内部でミキシングされ、面状光として天面41Uから出射する。
導光板41の底面41B側には反射シート2が設けられており、導光板内部を伝搬する光を漏洩させることなく天面41Uに向かわせるように反射している。
拡散シート43、プリズムシート44、および、レンズシート45は、導光板41からの面状光を拡散させ、液晶表示装置59全域に光を行き渡らせる光学シート群46である。ハウジング47は、LEDモジュールMJ、反射シート42、導光板41、光学シート群46を一体に収容する。
以上のようなLEDバックライト装置49は、LED12からの光は導光板41によって面状光になって出射し、その面状光は光学シート群46を通過することで、発光輝度を高めたバックライト光として出射する。そして、このバックライト光が液晶表示パネル59に到達し、このバックライト光によって、液晶表示パネル59は画像を表示させる。
上記したように、従来構成のLEDバックライト装置においては、ハウジング47内に、LEDモジュールMJ、反射シート42、導光板41、光学シート群46を一体に収容している。すなわち、フレームと反射シートと導光板と光学シートなどの複数の部材を組み付ける構成とされており、複数の部材を精度よく製造して正しく組み合わせる製造工程により製造されている。
上記したように、従来のバックライト装置は、フレームや反射シートや導光板や光学シートなどの複数の部材をそれぞれ射出成形などの工程を通じて製作し、これらをそれぞれ組み合わせて製造しており、製作コストや製造コストが増加し、作業内容も複雑となっている。
そのために、バックライト装置を構成する部材点数を削減して、組付作業の簡素化を図ることが模索されており、例えば、導光板をフレキシブルな導光フィルムで実現することにより薄膜化を図るとしたバックライトユニット(例えば、特許文献1参照)が既に出願されている。
特開2010−182664号公報
バックライト装置の製造コストを削減し、組付作業の簡素化を図るためには、バックライト装置を構成する部材点数を削減することが望ましい。また、特許文献1に記載されたバックライトユニットのように、導光板をフレキシブルな導光フィルムで実現し、その上に反射層や光学層をコーティング工程を通じて形成することで、バックライト装置を構成する部材点数を削減することは可能である。しかし、このような構成であっても、バックライトユニットを収容するためのキャビネット部材やフレーム部材が必要となるので、薄型化に加えて狭額縁化を図り、よりコンパクトな構成のバックライト装置を得るためには、さらなる工夫が求められる。
バックライトユニットを収容するためのキャビネット部材やフレーム部材を樹脂成形品で構成する場合には、液晶表示装置の薄型化と狭額縁化に伴い樹脂フレーム部材を、より薄くよりコンパクトな成形品で作製する必要が生じる。しかし、このような構成では、樹脂フレームの成型工程の困難さが増加すると共に、フレーム強度が低下してしまい問題となる。
そのために、バックライトユニットを収容するためのフレーム部材を含めたバックライト装置全体のコンパクト化と簡素化を図り高強度化を実現できるバックライト装置が求められる。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、導光板を備えたエッジライト型のバックライト装置を備える液晶表示装置において、バックライトユニットをより簡素に構成できるとともに高強度化を実現可能な導光板を提供し、この導光板を用いることにより製造コストを低減し、薄型化と狭額縁化を図ることが可能なバックライト装置および液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、液晶パネルに光学シート群を介して面状光を供給するバックライト装置に用いる導光板であって、前記液晶パネルに対向し発光面となる第一主面と該第一主面と対向する第二主面と、これらの第一主面と第二主面に挟まれた側面の一部に設ける入射面とを有し、前記発光面から前記液晶パネルに面状光を供給する導光機能に加えて、前記光学シート群を収容し前記液晶パネルを支持するフレーム機能と、前記発光面に向けて光を反射する反射機能を有することを特徴としている。
この構成によると、導光板自体が導光機能に加えてフレーム機能と反射機能を有するので、従来用いていた、フレームと反射シートを用いずに、構成部品点数を削減したバックライト装置を構築することができる。すなわち、バックライトユニットをより簡素に構成できるとともに高強度化を実現可能な導光板を得ることができる。
また本発明は上記構成の導光板において、前記フレーム機能は、前記第一主面側に前記光学シート群を収容し前記液晶パネルを載置する凹部を設ける厚みと段構成から発揮され、この凹部の凹底面が前記光学シート群を載置する第一載置面となり、前記凹部の上面が前記液晶パネルを載置する第二載置面となることを特徴としている。この構成によると、導光板に光学シート群を収容する凹部を設けて段構成を形成しているので、この段構成がフレーム強度を発揮して、簡素な構成で高強度のバックライトユニットを実現できる。
また本発明は上記構成の導光板において、前記反射機能は、前記発光面と前記入射面以外の面に高反射層を設けて発揮されることを特徴としている。この構成によると、導光板の発光面と入射面以外の面がすべて反射面となるので、別途反射板を設けることなく、導光板に入射した光を漏洩させずに発光面から射出できる。
また本発明は上記構成の導光板において、前記光学シート群に位置固定用の係合突出部を設け、前記凹部に当該係合突出部が嵌り込む係合凹部を設けたことを特徴としている。この構成によると、フレーム機能を有する導光板に光学シート群を容易に位置合わせして装着できる。
また本発明は上記構成の導光板において、前記第二主面側の第二外枠寸法を前記第一主面側の第一外枠寸法よりも小さい寸法とし、この第二外枠部にベゼルを装着する装着部を設けたことを特徴としている。この構成によると、導光板の外枠寸法を大きくすることなくベゼルを装着することができ、さらにフレーム強度を高くすることができる。
また本発明は上記構成の導光板において、前記装着部に嵌合凹部または嵌合爪部を設け、前記ベゼルに嵌合爪部または嵌合凹部を設け、当該装着部に前記ベゼルを嵌合固定可能としたことを特徴としている。この構成によると、さらに高いフレーム強度を発揮するために、ベゼルを装着する場合であっても、ベゼルの装着操作を容易に行うことができる。
また本発明は上記構成の導光板において、前記第二載置面の外縁に壁部を立設して前記液晶パネルの周囲を囲むガイドリブを形成したことを特徴としている。この構成によると、導光板に液晶パネルを囲むガイドリブを一体構成できるので、狭額縁化が可能で装置全体のコンパクト化と簡素化を図り高強度化を実現できるバックライト装置を構築可能な導光板を得ることができる。
また本発明は上記構成の導光板において、前記第一外枠の平面サイズを前記液晶パネルの平面大きさ程度とし、前記第二載置面の外周を形成することを特徴としている。この構成によると、液晶パネルの外側に余分なフレームなどがなく、アクティブエリアから外側の距離を短くできるので、さらなるコンパクト化と狭額縁化を図ることができる。
また本発明は、上記導光板と光源と光学シート群とを備え、光源からの光を液晶パネルに面状光として供給するバックライト装置であることを特徴としている。この構成によると、製造コストを低減し、薄型化と狭額縁化を図ることが可能なバックライト装置を得ることができる。
また本発明は、液晶パネルと上記バックライト装置を備えた液晶表示装置としたことを特徴としている。この構成によると、製造コストを低減し、薄型化と狭額縁化を図ることが可能な液晶表示装置を得ることができる。
本発明によれば、導光板自体が導光機能に加えてフレーム機能と反射機能を有するので、バックライトユニットをより簡素に構成できるとともに高強度化を実現可能な導光板を得ることができる。そのために、この導光板を用いることで、製造コストを低減し、薄型化と狭額縁化を図ることが可能なバックライト装置および液晶表示装置を得ることができる。
本発明に係る導光板の構成を説明する概略断面図である。 本発明に係る導光板の外観斜視図である。 図2に示す導光板の要部拡大図である。 本発明に係る第一実施形態のバックライト装置と従来のバックライト装置の構成の相違を説明する分解斜視図である。 本発明に係る第二実施形態のバックライト装置と従来のバックライト装置の構成の相違を説明する分解斜視図である。 液晶パネルの周囲を囲むガイドリブを一体に形成した導光板の一例を示す部分断面図である。 導光板にベゼルを装着する第一例を示す要部断面図である。 導光板にベゼルを装着する第二例を示す要部断面図である。 導光板にベゼルを装着する第三例を示す要部断面図である。 ガイドリブを設けない導光板の一例を示す要部断面図である。 液晶表示装置の分解斜視図である。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。また、同一構成部材については同一の符号を用い、詳細な説明は適宜省略する。
本発明に係る導光板は、液晶表示装置のバックライト装置に用いる光学部材であって、液晶パネルの背面に設置され、液晶パネルに対向し発光面となる第一主面と該第一主面と対向する第二主面と、これらの第一主面と第二主面に挟まれた側面の一部に設ける入射面とを有する。
また、液晶表示装置の薄型化と狭額縁化を図り、簡素な構成のバックライト装置を得るために、構成部品点数を削減して組み立てが容易となる導光板構成としたものである。そのために、本実施形態に係る導光板は、図1に示すように導光板自体が導光機能に加えて光学シート群46を収容し液晶パネル5を支持するフレーム機能と、入射面から入射した光を発光面に向けて反射する反射機能を有する構成の導光板4としたものである。
図1は図の左側に従来のバックライト装置構成を示し、図の右側に本実施形態のバックライト装置BLを示している。また、このバックライト装置BLが備える導光板4は、従来構成の導光板41とフレーム40と反射シート42とを一体構成としたものである。すなわち、本実施形態の導光板4は、従来構成の導光板41が発揮する導光機能を有することに加えて、フレーム40が発揮するフレーム機能と、反射シート42が発揮する反射機能と、を有する。
詳説すれば、従来構成の導光板41が、フレーム40を介して光学シート群46と一体に積層支持され反射シート42を備えた構成とされることに対して、本実施形態の導光板4は、光学シート群46を収容する凹部4aをその第一主面側に設け、凹底面4u(従来の導光板41の天面41Uに相当)に光学シート群46を載置すると共に、フレーム機能を発揮する。また、第二主面となる底面4bに高反射層を設けて反射機能を発揮する構成としている。
上記のように、本実施形態に係る導光板4は、導光板自体が導光機能に加えてフレーム機能と反射機能を有するので、従来用いていた、フレーム40と反射シート42を用いずに、構成部品点数を削減したバックライト装置を構築することができる。すなわち、バックライトユニットをより簡素に構成できるとともに高強度化を実現可能な導光板を得ることができる。
導光板4の第一主面側に設ける凹部4aに光学シート群46を収容し、この上に液晶パネル5を載置する。すなわち、本実施形態の導光板4が有するフレーム機能は、第一主面側に光学シート群46を収容し液晶パネル5を載置する凹部4aを設ける厚みと段構成から発揮され、この凹部4aの凹底面4uが光学シート群を載置する第一載置面となり、凹部4aの上面4t(図8参照)が液晶パネル5を載置する第二載置面となる。この構成であれば、単体の導光板4であっても、光学シート群46を収容する凹部4aにより形成される段構成がフレーム強度を発揮して、簡素な構成で高強度のバックライトユニットを実現できる。
本実施形態の導光板4が有する反射機能は、発光面と入射面以外の面全てが発揮することが好ましいので、本実施形態では、発光面と入射面以外の、図中に示す太線の二点鎖線で示す部分に高反射層RAを形成している。この高反射層RAは、例えば、白塗りの高反射塗装や、高反射なアルミ蒸着を行うことで実現できる。
上記の構成であれば、導光板4の発光面と入射面以外の面がすべて反射面となるので、別途反射板を設けることなく、導光板4に入射した光を漏洩させずに発光面(凹底面4uに相当)から射出できる。
また、図3の要部拡大図や図4の分解斜視図に示すように、導光板4の一側面に光源12(例えば、LED)を備える基板11(例えば、フレキシブル基板)を設け、導光板4の側部(入射面4s)から光を入射して、導光板内を反射させながら光を拡散して、導光板4の発光面から面状に発光し、拡散シート、プリズムシート、レンズシートなどから成る光学シート群46を介して均一に発光させる。
次に、図2、図3を用いて導光板4の外観形状について説明する。
図2の外観斜視図に示すように、本実施形態に係る導光板4は全体が矩形状とされ、凹部を形成する箱型状であり、この凹部の底面であり光学シート群を載置する第一載置面であり発光面となる凹底面4uを備え、側面の一方に光源設置部4cを設けて光源からの光が入射する入射面4s(図3参照)を形成している。
また、本実施形態では光源12としてLEDを用いているので、以下光源12をLED12として説明する。光源設置部4cは、点状光源であるLED12を個別に複数収容するように、複数の光源収容部を有する。また、図3の要部拡大図に示すように複数のLED12を基板11に一体に実装して、この基板11を導光板に貼付している。すなわち、LED12を導光板4に嵌め込むようにして基板11(フレキシブル基板)を導光板4に装着する。
凹底面4uに光学シート群を載置しているが、この位置合わせを容易に行うために、光学シート群に位置固定用の係合突出部46d(図4参照)を設け、凹部4aにすなわち導光板4側に当該係合突出部が嵌り込む係合凹部4dを設けている。従って、フレーム機能を有する導光板4に光学シート群を容易に位置合わせして装着できる。
すなわち、本実施形態に係る導光板4は、フレーム機能に加えて、光学シート群位置合わせ機能も有する構成である。
次に図4を用いて、第一実施形態のバックライト装置BL1について説明する。この図4は、第一実施形態のバックライト装置BL1と従来のバックライト装置の構成の相違を説明する分解斜視図である。
従来構成のバックライト装置は、フレーム40、反射シート42、反射シート固定テープ、導光板41、光学シート群46、パネル固定用リムR1等を備えて構成されるが、本実施形態のバックライト装置BL1は、導光板4、光学シート群46、パネル固定用リムR1を備えて構成される。
すなわち、第一実施形態のバックライト装置BL1は、従来構成のフレーム40と反射シート42と反射シート固定テープと導光板41と、を一体化した導光板4を用いることにより、構成部品の点数を低減している。また、複数の構成部品を一体成形品化することにより構成部品の低減を図ることに加えて、組立時の異物混入を抑制し、輸送時の振動や取扱い等による装置内部への異物侵入を抑制して、装置品質を維持可能となる。
従って、本実施形態のバックライト装置BL1は、組立工数の削減および部品コスト低減を図ることができ、コンパクト化とトータル的なコスト低減が可能となる。
次に、ベゼルを追加して強度アップを図った第二実施形態のバックライト装置BL2について、図5を用いて説明する。
この図5に示すバックライト装置BL2は、図4に示すバックライト装置BL1に加えてベゼルBZ(ハウジング47と同様なケース体である)を設けた構成である。すなわち、本実施形態のバックライト装置BL2は、従来構成のバックライト装置が備えるフレーム40、反射シート42、反射シート固定テープ、導光板41を一体化した導光板4と、光学シート群46、パネル固定用リムR1、ベゼルBZを備えて構成される。
このベゼルBZは、箱状もしくは枠状の板金フレームであって、導光板4に対して、両面テープによる貼付け、爪嵌合などによって固定できる。また、このベゼルBZを用いることで、光源と導光板と光学シート群とを一体化したバックライト装置BL2の強度をアップすることができる。
従って、このようなバックライト装置BL2であれば、従来構成のフレーム40と反射シート42と反射シート固定テープと導光板41と、を一体化した導光板4を用いることにより、構成部品の点数を低減しコンパクト化を図ると共に、組立時や搬送時における異物混入を抑制し、さらに、強度アップして、装置品質を良好に保つことができる。
次に、導光板4が有するフレーム機能について図6を用いて再度説明する。
図6は、液晶パネル5の周囲を囲むガイドリブ4eを一体に形成した導光板4Aの一例を示す部分断面図である。すなわち、この導光板4Aは、光学シート群46を収容する凹部4aにより形成される段構成に加えて、ガイドリブ4eにより形成される段構成を備えて、さらに高いフレーム強度を発揮可能な構成である。
また、液晶パネル5を載置する第二載置面の外縁に壁部を立設して液晶パネル5の周囲を囲むガイドリブ4eを形成しているので、導光板4Aに液晶パネル5を囲むガイドリブ4eを一体構成できることになって、コンパクト化を図りながら狭額縁化が可能なバックライト装置を構築可能となる。
すなわち、第一主面側に光学シート群46を収容し液晶パネル5を載置する凹部4aを備えた導光板4であれば、単体の導光板4であっても、光学シート群46を収容する凹部4aにより形成される段構成がフレーム強度を発揮して、簡素な構成で高強度のバックライトユニットを実現できる。さらに、凹部4aにより形成される段構成に加えて、ガイドリブ4eにより形成される段構成を二重に備えた導光板4Aであれば、さらに高いフレーム強度を発揮し、狭額縁化が可能なバックライト装置を実現できる。
上記したように、導光板に光学シート群を収容する凹部4aを設けて段構成を形成し、また、液晶パネル5の周囲を囲むガイドリブ4eを設けて段構成を二重に形成することにより、さらに大きなフレーム強度を発揮する導光板4、4Aを得ることができる。
次に、図7A、図7B、図7Cを用いて、導光板の外枠寸法を大きくすることなくベゼルを装着する構成とした実施形態について説明する。
前述したように、ベゼルBZは、箱状もしくは枠状の板金フレームであり、導光板4に対して、両面テープによる貼付け、爪嵌合などの嵌合固定部によって固定できるので、第二主面となる底面4b部、もしくは、ガイドリブ4eの側面外側に両面テープを用いて固定できる。また、ガイドリブ4eの側面外側に嵌合固定部を設けて固定することも可能である。
図7Aに示す第一例の導光板4AAは、両面テープを用いて固定した例であって、底面4bに両面テープTP1を貼付してベゼルBZを固定している。また、第二主面側の第二外枠寸法を第一主面側の第一外枠寸法よりも小さい寸法としている。すなわち、ガイドリブ4eの側面外側の下部を上部よりも小さくしており、この小さくされた第二外枠部にベゼルを装着する装着部を設けている。この構成であれば、導光板の第一外枠寸法以内の外形寸法でベゼルを装着できる。
すなわち、底面4b側に凹部4Aaを設けて第二主面側の第二外枠寸法を第一主面側の第一外枠寸法よりも小さい寸法とし、ベゼルBZの枠部BZaを嵌め込む構成とする導光板4AAを用いることで、ベゼルBZを追加する構成であっても、ベゼルBZの外形寸法を導光板の外形寸法より大きくならないようにでき、ベゼルBZ追加前と同じサイズにすることができる。
図7Bに示す第二例は、一方に嵌合凹部を設け他方に変形容易な爪部を設け、これらを嵌合させて固定する嵌合固定部を用いた例である。また、ガイドリブ4eの側面外側に嵌爪部を設け、ベゼルBZ側に嵌合凹部を設けている。すなわち、図7Bに示す導光板4ABは、ガイドリブ4e側面の底面4b側に、すなわち導光板4ABの装着部に嵌合爪部4Abを設け、ベゼルBZの枠部に嵌合凹部BZbを設けて嵌合固定部を形成した例である。この構成でも、第二主面側の第二外枠寸法を第一主面側の第一外枠寸法よりも小さい寸法としていることは同じである。
図7Bに示す第二例であれば、導光板4ABの装着部に設けた嵌合爪部4Abに嵌合凹部BZbを備えたベゼルBZを嵌め込む操作により、または、嵌合凹部BZbを備えたベゼルBZに導光板4ABの嵌合爪部4Ab側を嵌め込む操作により、導光板4ABとベゼルBZとを容易に嵌め合わせて結合することができる。
図7Cに示す第三例も、爪嵌合により固定した例であるが、ガイドリブ4e側に嵌合凹部を設け、ベゼルBZ側に嵌合爪部を設けている。すなわち、図7Cに示す導光板4ACは、ガイドリブ4e側面の底面4b側に、すなわち導光板4ACの装着部に嵌合凹部4Acを設け、ベゼルBZの枠部に嵌合爪部BZcを設けて嵌合固定部を形成した例である。この構成であっても、第二主面側の第二外枠寸法を第一主面側の第一外枠寸法よりも小さい寸法としていることは同じである
図7Cに示す第三例であっても、導光板4ACとベゼルBZとを互いに嵌め合わせる操作により、導光板4ACとベゼルBZとを容易に結合することができる。
すなわち、いずれの場合であっても爪嵌合により固定する際には、導光板の装着部に嵌合凹部または嵌合爪部を設け、ベゼルBZに嵌合爪部または嵌合凹部を設け、当該装着部に前記ベゼルを嵌合固定可能としている。このような構成であれば、さらに高いフレーム強度を発揮するために、ベゼルBZを装着する場合であっても、ベゼルBZの装着操作を容易に行うことができる。
これらの、嵌合爪部および嵌合凹部は、一方側に設ける固定側の嵌合凹部に他方側に設ける嵌合爪部が嵌め込まれる構成であればよく、特にその形状は限定されるものではない。いずれにしても、導光板4AB、4ACにベゼルBZを嵌合固定する装着部を設けることは同じである。導光板4AAもベゼルBZを装着する装着部を設けていることは変わらない。すなわち、導光板4A(4AA〜4AC)は、ベゼルBZを装着する装着部を備えている。
また、高いフレーム強度を得るためにベゼルBZを装着する場合であっても、第二主面側の第二外枠寸法を第一主面側の第一外枠寸法よりも小さい寸法とし、この第二外枠部にベゼルBZを装着する装着部を設ける構成であれば、導光板4(4AA〜4AC)の外枠寸法を大きくすることなくベゼルBZを装着することができ、コンパクト化を図りながらさらにフレーム強度を高くすることができる。
上記のように第二載置面の外縁に壁部を立設して液晶パネル5の周囲を囲むガイドリブ4eを形成し、導光板4として、液晶パネル5を囲むガイドリブ4eを一体構成した導光板4A(4AA〜4AC)を用いることにより、コンパクト化と狭額縁化が可能なバックライト装置BL2を構築可能となる。
また、このガイドリブ4eを形成しない導光板であればさらに狭額縁化が可能なバックライト装置を構築可能となるので、この構成について図8を用いて説明する。
図8には、ガイドリブを備えた導光板4Aを二点鎖線で示し、ガイドリブを備えていない導光板4Bを実線で示している。また、アクティブエリアから外枠までの距離を表す寸法線を記載している。
寸法線Aはガイドリブを備えた導光板4Aのアクティブエリアから外枠までの距離を示し、寸法線Bはガイドリブを備えていない導光板4Bのアクティブエリアから外枠までの距離を示している。また、寸法線Cは(A−B)に相当する寸法線であって、ガイドリブを形成しない導光板4Bを用いることにより可能になる狭額縁化のサイズを表す。
導光板4Aでも導光板4Bでも、光学シート群を収容する凹部4aを備え、この凹部4aの凹底面4uが光学シート群を載置する第一載置面となり、凹部4aの上面4tが液晶パネル5を載置する第二載置面となることは同じである。そのために、導光板4Bのように、第一主面側の平面サイズを液晶パネル5の平面大きさ程度にすることで、よりコンパクト化と狭額縁化を図ることが可能になる。
言い換えれば、第一外枠の平面サイズを液晶パネル5の平面大きさ程度とし、第二載置面の外周を形成することにより、設置する液晶パネル5の外側に余分なフレームなどがなく、アクティブエリアから外側の距離を短くできるので、さらなる狭額縁化を図ることができる。
上記したように、本発明に係る導光板によれば、導光板自体が導光機能に加えてフレーム機能と反射機能を有するので、バックライトユニットをより簡素に構成できるとともに高強度化を実現可能になる。そのために、この導光板と光源と光学シート群とを備え、光源からの光を液晶パネルに面状光として供給するバックライト装置、および、このバックライト装置と液晶パネルを備えた液晶表示装置であれば、薄型化と狭額縁化を図ることが可能になる。
また、導光機能とフレーム機能と反射機能を有する導光板を一体成形することができるので、バックライト装置を構成する部材点数を削減し、組付作業の簡素化を図ることができて、バックライト装置の製造コストの低減を図ることができる。また、装置のコンパクト化や小型化にも容易に対応可能になる。すなわち、本発明に係る導光板を備えたバックライト装置および液晶表示装置であれば、装置のコンパクト化と製造コストの低減を図ることができる。
そのために、本発明に係る導光板、バックライト装置および液晶表示装置は、製造コストの低減が求められ、よりコンパクト化が求められる液晶表示装置のLEDバックライト装置に好適に利用可能となる。
4、4A、4B 導光板(本発明の)
4a 凹部(第一主面側)
4b 底面(第二主面)
4c 光源設置部
4d 係合凹部
4e ガイドリブ
4u 凹底面(発光面)
5 液晶パネル
11 基板
12 光源(LED光源)
41 導光板(従来の)
46 光学シート群
49 LEDバックライト装置(従来の)
59 液晶パネル
69 液晶表示装置
BL、BL1、BL2 バックライト装置(本発明の)
RA 高反射層

Claims (10)

  1. 液晶パネルに光学シート群を介して面状光を供給するバックライト装置に用いる導光板であって、
    前記液晶パネルに対向し発光面となる第一主面と該第一主面と対向する第二主面と、これらの第一主面と第二主面に挟まれた側面の一部に設ける入射面とを有し、前記発光面から前記液晶パネルに面状光を供給する導光機能に加えて、前記光学シート群を収容し前記液晶パネルを支持するフレーム機能と、前記発光面に向けて光を反射する反射機能を有することを特徴とする導光板。
  2. 前記フレーム機能は、前記第一主面側に前記光学シート群を収容し前記液晶パネルを載置する凹部を設ける厚みと段構成から発揮され、この凹部の凹底面が前記光学シート群を載置する第一載置面となり、前記凹部の上面が前記液晶パネルを載置する第二載置面となることを特徴とする請求項1に記載の導光板。
  3. 前記反射機能は、前記発光面と前記入射面以外の面に高反射層を設けて発揮されることを特徴とする請求項1または2に記載の導光板。
  4. 前記光学シート群に位置固定用の係合突出部を設け、前記凹部に当該係合突出部が嵌り込む係合凹部を設けたことを特徴とする請求項2または3に記載の導光板。
  5. 前記第二主面側の第二外枠寸法を前記第一主面側の第一外枠寸法よりも小さい寸法とし、この第二外枠部にベゼルを装着する装着部を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の導光板。
  6. 前記装着部に嵌合凹部または嵌合爪部を設け、前記ベゼルに嵌合爪部または嵌合凹部を設け、当該装着部に前記ベゼルを嵌合固定可能としたことを特徴とする請求項5に記載の導光板。
  7. 前記第二載置面の外縁に壁部を立設して前記液晶パネルの周囲を囲むガイドリブを形成したことを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の導光板。
  8. 前記第一外枠の平面サイズを前記液晶パネルの平面大きさ程度とし、前記第二載置面の外周を形成することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の導光板。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の導光板と光源と光学シート群とを備え、光源からの光を液晶パネルに面状光として供給することを特徴とするバックライト装置。
  10. 液晶パネルと請求項9に記載されたバックライト装置を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
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