JP2014048674A - タッチパネル - Google Patents

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Hiroyuki Hoshino
浩之 星野
Hiroto Inoue
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Abstract

【課題】各種入力装置に用いられる静電容量方式のタッチパネルに関し、メニュー表示の操作に適するものを提供することを目的とする。
【解決手段】第一の電極31及び第二の電極41と絶縁され、第一の電極31及び第二の電極41と異なる層に上面視で第一の電極31及び第二の電極41と重ならない位置に配置されたスイッチ電極51A、51Bを備えてタッチパネル100を構成する。これにより、静電容量方式のタッチパネル100を用いたメニュー表示の操作に適する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に各種入力装置の操作に用いられる静電容量方式のタッチパネルに関するものである。
近年、携帯電話やカーナビ等の各種入力装置では、液晶ディスプレイ等の表示装置の表示面に光透過性のタッチパネルを装着して、多様な表示を行うものが増えている。
このような入力装置では、表示装置にメニュー表示が表示され、タッチパネルでメニュー表示上を操作することにより所定の制御を行うものが求められてきている。
従来の入力装置について、図10及び図11を用いて説明する。
なお、構成を判り易くするために、図面は厚さ方向の寸法を拡大して表している。
図10は従来の入力装置10の上面図、図11は同断面図である。ここで、入力装置10は、抵抗膜式のタッチパネル1と表示装置2を備える。タッチパネル1は表示装置2の上面に配置されるが、タッチパネル1は表示装置2と重ならないタッチパネル単独領域1Aを備える。
また、表示装置2には、メニュー表示3、4が表示される。ここで、メニュー表示4は、タッチパネル1の操作部5を押圧することで操作できる。この操作部5は、メニュー表示4の上面とタッチパネル単独領域1A内の検知領域6を含む。
この入力装置10は、タッチパネル単独領域1A内の検知領域6を操作部5として使用することで、メニュー表示4の表示が小さくとも、比較的広い操作部5を確保することが可能となっていた。
従来の入力装置10は、メニュー表示4を表示するもので、メニュー表示4の大きさに対しても柔軟に対応可能なものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2002−157086号公報
しかしながら、近年タッチパネルとして、抵抗膜式のタッチパネルから静電容量方式のタッチパネルへの置き換えが進んでいる。この流れの中、静電容量方式のタッチパネルでメニュー表示の操作に適したものが求められている。
本発明は、このような要望に対応するものであり、静電容量方式のタッチパネルを用いメニュー表示の操作に適したタッチパネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、第一の電極及び第二の電極と絶縁され、第一の電極及び第二の電極と異なる層に上面視で第一の電極及び第二の電極と重ならない位置に配置されたスイッチ電極を備えてタッチパネルを構成する。
以上のように本発明によれば、第一の電極及び第二の電極と絶縁され、第一の電極及び第二の電極と異なる層に上面視で第一の電極及び第二の電極と重ならない位置に配置されたスイッチ電極を備えてタッチパネルを構成する。これにより、スイッチ電極によりメニュー表示に対応すると共に、スイッチ電極を第一の電極及び第二の電極とは異なる層に配置することでスイッチ電極からの配線の引き回しの制約を緩和できる。このため静電容量方式のタッチパネルを用いたメニュー表示の操作に適する。
本発明の実施の形態1によるタッチパネルの分解斜視図 同タッチパネルの断面図 同タッチパネルの電極の配置を示す上面図 同タッチパネルを用いた入力装置の断面図 本発明の実施の形態2によるタッチパネルの分解斜視図 同タッチパネルの断面図 同タッチパネルの電極の配置を示す上面図 同タッチパネルを用いた入力装置の断面図 本発明の実施の形態2による他のタッチパネルの上面図 従来の入力装置の上面図 従来の入力装置の断面図
以下、本発明の実施の形態について、図1から図9を用いて説明する。
なお、これらの図面は構成を判り易くするために、部分的に寸法を拡大して表している。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1によるタッチパネル100の分解斜視図、図2は同断面図である。
同図において、タッチパネル100は、カバー層21と、第一の基板層22と、第二の基板層23と、スイッチ基板層24を備える。
ここで、カバー層21は、略方形で例えば樹脂材料のフィルムの上面にハードコート層を設けて構成される。また、ガラスを材料として構成しても良い。
第一の基板層22は、第一の方向D1に平行に配置された複数の第一の電極31と、第一の電極31に一端が接続された複数の配線32と、第一の電極31と配線32が配置される基板33を備える。
ここで、基板33は略方形で例えば透光性の絶縁樹脂等のフィルムで構成される。或いは、ガラスを材料として構成しても良い。
また、第一の電極31は所定の間隔を空けて並べて配置され、帯状でいずれの第一の電極31も同等の幅で構成される。なお、第一の電極31の材料は酸化インジウム錫や酸化錫等が適している。
配線32は第一の電極31に一端が接続され、それぞれの第一の電極31から一本ずつ延出している。この配線32は銀や銅などの導電性の金属を材料とするのが適している。
第二の基板層23は、第二の方向D2に平行に配置された複数の第二の電極41と、第二の電極41に一端が接続された複数の配線42と、第二の電極41と配線42が配置される基板43を備える。なお、第一の方向D1と第二の方向D2の間は平行ではなく所定の角度を備える。この所定の角度は垂直であることが望ましい。
ここで、基板43は略方形で例えば透光性の絶縁樹脂等のフィルムで構成される。或いは、ガラスを材料として構成しても良い。
また、第二の電極41は所定の間隔を空けて並べて配置され、帯状でいずれの第二の電極41も同等の幅で構成される。なお、第二の電極41の材料は酸化インジウム錫や酸化錫等が適している。
配線42は第二の電極41に一端が接続され、それぞれの第二の電極41から一本ずつ延出している。この配線42は銀や銅などの導電性の金属を材料とするのが適している。
スイッチ基板層24は、スイッチ電極51A、51Bと配線52A、52Bと基板53を備える。
ここで、基板53は略方形で例えば透光性の絶縁樹脂等のフィルムで構成される。或いは、ガラスを材料として構成しても良い。
そして、配線52A、52Bはそれぞれスイッチ電極51A、51Bに一端が接続され、スイッチ電極51A、51Bから一本ずつ延出している。なお、配線52A、52Bはタッチパネル操作領域60の外側に配置される。
スイッチ電極51A、51Bは、基板53の表面にスパッタ法などで形成可能で、酸化インジウム錫や酸化錫等の透光性で導電性の材料を用いるのが好ましい。スイッチ電極51A、51Bを透光性とすることにより、スイッチ電極51A、51Bの下方から照光したり、下方にアイコンを配置したりするなどして、スイッチ電極51A、51Bの表示に変化を持たせることが可能となるからである。
また、配線52A、52Bは銀や銅などの導電性の金属を材料とするのが適している。なお、スイッチ電極51A、51Bの形状は円形や方形等いかなる形状でも形成可能である。
このスイッチ基板層24は第二の基板層23の上面に固定され、スイッチ基板層24の上面に第一の基板層22が例えばアクリル系接着剤等で固定される。また、第一の基板層22の上面にカバー層21が例えばアクリル系接着剤等で固定される。
図3はタッチパネル100の上面図である。
第一の電極31と第二の電極41が配置された領域がタッチパネル操作領域60となる。ここで、第二の電極41が送信電極で第一の電極31が受信電極となる。タッチパネル100が動作する際には、複数の第二の電極41のうち送信する第二の電極41を例えば上端から下端へ一本ずつ切り替えながら送信する。それぞれの第二の電極41が送信している際に、受信する第一の電極31も例えば左端から右端へ一本ずつ切り替えられる。そして、第一の電極31で検出される静電容量からいずれの第一の電極31で静電容量が変化したか検出し、第二の方向D2での指等の対象物の検出位置を判定する。また、このときいずれの第二の電極41が送信しているかを判定することで第一の方向D1での指等の対象物の検出位置を判定する。
また、複数のスイッチ電極51Aがタッチパネル操作領域60の外側で、タッチパネル操作領域60の右側に配置される。また、複数のスイッチ電極51Bがタッチパネル操作領域60の外側で、タッチパネル操作領域60の左側に配置される。複数のスイッチ電極51A、51Bはそれぞれ独立した送受信兼用の電極として動作しており、スイッチ電極51A、51Bを介して検出した静電容量の変化からタッチパネル100は指等の対象物の接近或いは接触を判定する。
ここで、図1、図2で示すように第一の電極31と第二の電極41の配置関係は、第二の電極41が下側にあり、第一の電極31が上側にある。このような電極配置では、第一の電極31と第二の電極41は距離を空けるほうが、第二の電極41と第一の電極31の間で生じる電界が第一の電極31の上方に発散されやすくなり、指等の検出感度が向上する。ここで、第二の電極41と第一の電極31の間には基板33と基板53が存在するため、第一の電極31と第二の電極41との間隔を確保しやすくなり、検出感度を高くすることができる。
また、基板53に複数のスイッチ電極51A、51Bを配置しているので、第二の電極41と第一の電極31の間のスペーサとしての役割を備える基板53と、静電容量方式のスイッチの役割を備える複数のスイッチ電極51A、51Bをスイッチ基板層24として一体化することで低コストにタッチパネル100を製造することが可能となる。
また、スイッチ電極51A、51Bを第一の電極31及び第二の電極41とは異なる層に配置することで、スイッチ電極51A、51Bからの配線52A、52Bを配線32、42と上面視で重ねることも可能となるため、配線52A、52Bの引き回しの制約を緩和できる。
図4は入力装置110の断面図である。同図において、入力装置110は、タッチパネル100と筐体101と表示装置102を備える。
筐体101はタッチパネル操作領域60の位置に角孔101Aが設けられ、スイッチ電極51Aの位置に角孔101Bが設けられ、スイッチ電極51Bの位置に角孔101Cが設けられる。
そして、表示装置102は液晶ディスプレイや有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等の画像を上面に表示可能な装置で、タッチパネル100の下面に配置されている。
そして、タッチパネル100の複数の第一の電極31、第二の電極41、スイッチ電極51A、51Bや、表示装置102がコネクタやリード線(図示せず)等を介して、入力装置110の電子回路(図示せず)に接続される。
そして、第一の電極31と第二の電極41の間の静電容量の変化或いはスイッチ電極51A、51Bの静電容量の変化を電子回路が検出して、指等の対象物のタッチパネル100への接近或いは接触を判定する。そして対象物の接触位置に応じた入力装置110の様々な機能の切換えが行なわれる。
例えば、入力装置110がカーナビゲーションシステムとして使用されるものであれば、表示装置102にはタッチパネル操作領域60に対応する位置に地図表示が表示され、スイッチ電極51A、51Bに対応する位置に「広域/詳細」表示の選択メニュー、或いは「オーディオ」表示への切り替えメニュー、「音量の+−」表示メニュー等のメニュー表示が表示されている。
この状態で、操作者が指によりタッチパネル操作領域60に二本の指を接触しピンチ操作を行うと接触位置の地図表示を広域表示或いは詳細表示を行う。またフリック操作を行うと地図表示を所定の方向へ素早く移動表示させる。なお、ピンチ操作とは二本の指の間隔をタッチパネル100の上面に接触したまま近づける或いは離す操作のことで、フリック操作とはタッチパネル100の上面に接触したまま素早くスライドさせる操作である。
さらに、操作者が「オーディオ」表示がされたスイッチ電極51A或いはスイッチ電極51Bの位置でタッチパネル100の上面に接触すると、オーディオ表示のメニューに表示装置102の表示が切り替わる。
このように本実施の形態によれば、第一の電極31及び第二の電極41と絶縁され、第一の電極31及び第二の電極41と異なる層に上面視で第一の電極31及び第二の電極41と重ならない位置に配置されたスイッチ電極51A、51Bを備えてタッチパネル100を構成する。これにより、スイッチ電極51A、51Bによりメニュー表示に対応すると共に、スイッチ電極51A、51Bを第一の電極31及び第二の電極41とは異なる層に配置することで、スイッチ電極51A、51Bからの配線52A、52Bを配線32、42と上面視で重ねることも可能となるため、配線52A、52Bの引き回しの制約を緩和できる。
なお、配線52A、52Bの引き回しの制約を緩和することは、タッチパネル100の配線32、42、配線52A、52Bが配置される範囲を狭くする狭額縁にする点でも有利であり、入力装置110の小型化に適する。
また、第一の電極31は帯状で第一の方向D1に平行に配置され、第二の電極41は帯状で第一の方向D1と所定の角度を備えた第二の方向D2に平行に配置され、第一の電極31と第二の電極41の間に、スイッチ電極51A、51Bとスイッチ電極51A、51Bが配置される基板53を備えたスイッチ基板層を配置している。第一の電極31と第二の電極41の間に配置された基板53により第一の電極31と第二の電極41の距離を空けることが可能となりタッチパネル100の検出感度を高くすると共に基板53にスイッチ電極51A、51Bを配置することで、スイッチ電極51A、51Bを簡便に配置することができる。
さらに、第一の電極31と第二の電極41は上面視でタッチパネル操作領域60を構成し、複数のスイッチ電極51A、51Bはタッチパネル操作領域60を挟む位置に配置されるため、スイッチ電極51A、51Bを操作者に使いやすく配置することができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2によるタッチパネル200の分解斜視図、図6は同断面図である。
タッチパネル200はタッチパネル100と比較すると、第一の電極131と第二の電極141の形状が異なる。また、スイッチ基板層124が第二の基板層123の下面に配置され、スイッチ基板層124にタッチパネル操作領域160内に配置されたシールド電極154を備える点が異なる。
同図において、タッチパネル200は、カバー層121と、第一の基板層122と、第二の基板層123と、スイッチ基板層124を備える。
スイッチ基板層124の上面に第二の基板層123が固定され、第二の基板層123の上面に第一の基板層122が例えばアクリル系接着剤等で固定される。また、第一の基板層122の上面にカバー層21が例えばアクリル系接着剤等で固定される。
カバー層121は、実施の形態1のカバー層21と同様の構成である。
第一の基板層122は、第一の方向D1に平行に配置された複数の第一の電極131と、第一の電極131に一端が接続された複数の配線132と、第一の電極131と配線132が配置される基板133を備える。この第一の基板層122は、実施の形態1の第一の基板層22に対応し、複数の第一の電極131が第一の電極31と形状が異なる点を除き同様の構成である。
また、第二の基板層123は、第二の方向D2に平行に配置された複数の第二の電極141と、第二の電極141に一端が接続された複数の配線142と、第二の電極141と配線142が配置される基板143を備える。第二の基板層123は、実施の形態1の第二の基板層23に対応し、複数の第二の電極141が第二の電極41と形状が異なる点、第一の基板層122に接して配置されている点を除き同様の構成である。
図7は、タッチパネル200の第一の電極131、第二の電極141、スイッチ電極151A、151Bの配置を示す上面図である。
同図(a)において第一の電極131は、第一の方向D1に並んで配置された複数の方形の第一の電極部131Aと複数の第一のブリッジ部131Bから構成される。
ここで、第一の電極部131Aは第一の方向D1に頂点が配置されるよう並んでおり、隣に配置された第一の電極部131Aとの間を第一のブリッジ部131Bで繋いで構成される。
また、第二の電極141は、第二の方向D2に並んで配置された複数の方形の第二の電極部141Aと複数の第二のブリッジ部141Bから構成される。
また、第二の電極部141Aは第二の方向D2に頂点が配置されるよう並んでおり、隣に配置された第二の電極部141Aとの間を第二のブリッジ部141Bで繋いで構成される。
また、同図(b)に示すように上面視において第一の電極131と第二の電極141は交差している。ここで、上面視で第一の電極部131Aと第二の電極部141Aは重ならず、第一のブリッジ部131Bと第二のブリッジ部141Bが重なるよう配置される。
ここで、第一の電極131と第二の電極141が配置された領域がタッチパネル操作領域160となる。ここで、第一の電極部131Aと第二の電極部141Aがタッチパネル操作領域160内で互い違いに配置されている。
ここで、第一の電極131と第二の電極141は、図5及び図6で示すように間に基板133を配置して絶縁される。
次に、スイッチ基板層124は、スイッチ電極151A、151Bとスイッチ電極151A、151Bに一端が接続された配線152A、152Bと、スイッチ電極151Aとスイッチ電極151Bの間に配置されたシールド電極154と、スイッチ電極151A、151B及びシールド電極154が配置された基板153とを備える。
このスイッチ基板層124は、実施の形態1のスイッチ基板層24に対し、シールド電極154が配置されている点、第二の基板層123の下方に配置されている点を除き同様の構成である。
ここで、シールド電極154は、タッチパネル操作領域160内に配置されている。第二の電極141を送信電極としたとき、第一の電極部131Aと第二の電極部141Aの間で生じる電界は実施の形態1と比較し、水平方向の成分が大きい。このとき、タッチパネル200は第一の電極部131Aと第二の電極部141Aの間の静電容量で対象物の接触位置或いは接近位置を判定するが、タッチパネル200の下方には表示装置102が配置されているため表示装置102が放射する電磁ノイズの影響を受けやすい。
実施の形態1で説明したタッチパネル100では、第二の電極41を第一の電極31より太くし、かつ第二の電極41を順次駆動する中で、駆動していない第二の電極41をグランド電位にすること等により電磁ノイズの影響を抑制していた。
それに対し、タッチパネル200では第一の電極部131Aと第二の電極部141Aが上面視で重ならない構成であるため、第一の電極部131Aと第二の電極部141Aのいずれかで表示装置102が発生する電磁ノイズを抑制することは難しい。そこで第二の電極141の下方にシールド電極154を配置することで、表示装置102が放射する電磁ノイズの影響を抑制する。なお、タッチパネル200の使用時にシールド電極154をグランド電位にすると電磁ノイズの影響の抑制効果が高まる。
図8は入力装置210の断面図である。同図において、入力装置210は、タッチパネル200と筐体101と表示装置102を備える。
角孔101Aからタッチパネル操作領域160が露出し、スイッチ電極151Aの位置に角孔101Bが設けられ、スイッチ電極151Bの位置に角孔101Cが設けられる。表示装置102は、タッチパネル200の下面に配置されている。
また、タッチパネル200の複数の第一の電極131、第二の電極141、スイッチ電極151A、151B、シールド電極154や、表示装置102がコネクタやリード線(図示せず)等を介して、入力装置210の電子回路(図示せず)に接続される。
そして、第一の電極131と第二の電極141の間の静電容量の変化或いはスイッチ電極151A、151Bの静電容量の変化を電子回路が検出して、指等の対象物のタッチパネル200への接近或いは接触を判定する。そして対象物の接触位置に応じた入力装置210の様々な機能の切換えが行なわれる。
なお、第一の電極131と第二の電極141は、第一の電極部131Aと第二の電極部141Aは上面視で重ならないので、少なくとも第一のブリッジ部131Bと第二のブリッジ部141Bが絶縁されていれば、第一の電極131と第二の電極141を絶縁しうる。例えば、第一のブリッジ部131Bと第二のブリッジ部141Bとの間に絶縁性シート等の絶縁体を挟んで絶縁し、同一基板上に第一の電極131と第二の電極141を構成するようにしても本発明は実施しうる。
同一基板上に第一の電極231と第二の電極241を配置した例として、図9の上面図に実施の形態2による他のタッチパネルを示す。
第一の電極231は第二の方向D2に平行に配置された複数の第一の電極部231Aが第一のブリッジ部231Bを介して櫛状に接続される。
第二の電極241は第二の方向D2に平行に配置された複数の第二の電極部241Aが第二のブリッジ部241Bを介して櫛状に接続される。
ここで、第一の方向D1において、第一の電極部231Aと第二の電極部241Aは交互に配置され、第一の電極部231Aと第二の電極部241Aとの間での静電結合が強まるように配置されている。つまり、上面視で第一のブリッジ部231Bと第二のブリッジ部241Bが重ならない第一の電極231と第二の電極241の配置でも本発明は実施可能である。
このように本実施の形態によれば、スイッチ電極151A、151Bとシールド電極154が配置される基板153を備えたスイッチ基板層124を、第一の電極部131Aと第二の電極部141Aの下方に配置する。これにより、タッチパネル200が下方の表示装置102から受ける電磁ノイズの影響をシールド電極で抑制すると共に、シールド電極154とスイッチ電極151A、151Bを配置する基板153を共用することで低コストにタッチパネル200を製造することが可能となる。
本発明によるタッチパネルは、メニュー表示の操作に適するという有利な効果を有し、主に各種入力装置用として有用である。
21、121 カバー層
22、122 第一の基板層
23、123 第二の基板層
24、124 スイッチ基板層
31、131、231 第一の電極
32、42、132、142 配線
33、43、53、133、143、153 基板
41、141、241 第二の電極
51A、51B、151A、151B スイッチ電極
52A、52B、152A、152B 配線
60、160 タッチパネル操作領域
100、200 タッチパネル
101 筐体
101A、101B、101C 角孔
102 表示装置
110、210 入力装置
131A、231A 第一の電極部
131B、231B 第一のブリッジ部
141A、241A 第二の電極部
141B、241B 第二のブリッジ部
154 シールド電極

Claims (5)

  1. 平行に並べて配置された複数の第一の電極と、前記第一の電極に絶縁され平行に並べて配置された複数の第二の電極とを備え、前記第一の電極と前記第二の電極との間の静電容量により対象物の接近或いは接触位置を検出するものであって、前記第一の電極及び前記第二の電極と絶縁され、前記第一の電極及び前記第二の電極と異なる層に上面視で前記第一の電極及び前記第二の電極と重ならない位置に配置されたスイッチ電極を備えたタッチパネル。
  2. 前記第一の電極は帯状で第一の方向に平行に配置され、前記第二の電極は帯状で前記第一の方向と所定の角度を備えた第二の方向に平行に配置され、前記第一の電極と前記第二の電極の間に、前記スイッチ電極と前記スイッチ電極が配置される基板を備えたスイッチ基板層を配置した請求項1記載のタッチパネル。
  3. 前記第一の電極と前記第二の電極は上面視でタッチパネル操作領域を構成し、前記スイッチ電極は複数で前記タッチパネル操作領域を挟む位置に配置される請求項2記載のタッチパネル。
  4. 前記第一の電極は複数の第一の電極部と前記第一の電極部を接続する第一のブリッジ部を備え、前記第二の電極は複数の第二の電極部と前記第二の電極部を接続する第二のブリッジ部を備え、前記第一の電極部と前記第二の電極部は上面視で重ならないように配置されると共に、前記スイッチ電極と前記スイッチ電極と同じ層に配置されたシールド電極と前記スイッチ電極と前記シールド電極が配置される基板を備えたスイッチ基板層を、前記第一の電極部と前記第二の電極部の下方に配置した請求項1記載のタッチパネル。
  5. 前記第一の電極と前記第二の電極は上面視でタッチパネル操作領域を構成し、前記スイッチ電極は複数で前記タッチパネル操作領域を挟む位置に配置される請求項4記載のタッチパネル。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016025403A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 カシオ計算機株式会社 静電スイッチパッドの曲面実装構造、及び電子機器
JP2019040407A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 ホシデン株式会社 樹脂積層体およびこれを備えたタッチ入力装置
JP2020013598A (ja) * 2015-07-10 2020-01-23 シャープ株式会社 画像表示装置
CN111240536A (zh) * 2015-07-10 2020-06-05 夏普株式会社 图像显示装置

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