JP2014048590A - ワイドコンバータレンズ - Google Patents

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【課題】小型で高性能な大口径・広角な主レンズに装着できる、小型で高性能なワイドコンバータレンズの実現を課題とする。
【解決手段】ワイドコンバータレンズは、主レンズの物体側に着脱可能に装着されるワイドコンバータレンズであって、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第1レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第2レンズと、物体側に凸面を向けた正の第3レンズを配してなり、物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径:Ri、第1レンズの像側面と第2レンズの物体側面との間の光軸上の距離:d2、第1レンズの物体側面と第3レンズの像側面との間の光軸上の距離:Dが、条件:
(1) -3.5 < (R2+R1) / (R2-R1) < -2.5
(2) 0.40 < d2 / D < 0.55
を満足することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、撮影レンズの物体側に装着されて、より短い焦点距離を実現するワイドコンバータレンズに関する。
広く普及しつつあるデジタルカメラに対し、さらなる高画質化、高変倍比、小型化、省電力化が求められている。
デジタルカメラの開発も、このような要望を踏まえてなされる必要がある。
高変倍比達成手段の1つとして、主レンズにワイドコンバータレンズを装着して「主レンズの焦点距離よりも短い焦点距離」を実現することがある。
特に、主レンズの物体側に「アフォーカル系のワイドコンバータレンズ」を装着するフロント式ワイドコンバータは、従来から、数多く提案されている。
デジタルカメラが、高画質化、高変倍比、小型化、省電力化を追及して開発が進められる中、ワイドコンバータレンズにも、同様の機能の実現が求められている。
「フロント式ワイドコンバータ」としては、「物体側から像側へ向かって負・負・正の3枚のレンズを配してなるもの」が広く知られている(例えば、特許文献1〜4)。
これら特許文献記載のもので、装着の対象となる主レンズの具体例を開示しているものでは、何れもFナンバが大きく、画角が小さい。
近来、実用化を意図されているデジタルカメラでは、画角が90度より大きく、Fナンバも2以下というような明るく広角なレンズを搭載されたものが多い。
このような大口径・広画角の主レンズに、従来から知られたワイドコンバータレンズを装着しようとすると、ワイドコンバータレンズを大型化する必要がある。
また、大型化したワイドコンバータレンズを装着すると、結像性能が低下する恐れがある。
この発明は、近来主流となりつつある「小型で高性能な大口径・広角な主レンズ」に装着できる、小型で高性能なワイドコンバータレンズの実現を課題とする。
この発明のワイドコンバータレンズは、主レンズの物体側に着脱可能に装着されるワイドコンバータレンズであって、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第1レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第2レンズと、物体側に凸面を向けた正の第3レンズを配してなり、物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径:Ri、第1レンズの像側面と第2レンズの物体側面との間の光軸上の距離:d2、第1レンズの物体側面と第3レンズの像側面との間の光軸上の距離:Dが、条件:
(1) -3.5 < (R2+R1) / (R2-R1) < -2.5
(2) 0.40 < d2 / D < 0.55
を満足することを特徴とする。
この発明のワイドコンバータレンズは、上記の如き構成により、小型化と高性能を実現できる。
後述する実施例に示すように、Fナンバが2以下で、画角が90度以上の「大口径・広画角の主レンズ」に装着することができ、主レンズをさらに広画角化できる。
実施例1のレンズ構成図である。 実施例2のレンズ構成図である。 実施例3のレンズ構成図である。 実施例4のレンズ構成図である。 実施例1の短焦点端における収差図である。 実施例1の中間焦点距離における収差図である。 実施例1の長焦点端おける収差図である。 実施例2の短焦点端における収差図である。 実施例2の中間焦点距離における収差図である。 実施例2の長焦点端おける収差図である。 実施例3の短焦点端における収差図である。 実施例3の中間焦点距離における収差図である。 実施例3の長焦点端おける収差図である。 実施例4の短焦点端における収差図である。 実施例4の中間焦点距離における収差図である。 実施例4の長焦点端おける収差図である。
以下、実施の形態を説明する。
図1〜図4に、実施の形態を4例示す。
これら図1〜図4に示す実施の形態は、この順序で、後述の実施例1〜4に相当する。
図1〜図4に示す実施の形態は、撮影レンズであるズームレンズを主レンズとし、主レンズの物体側にワイドコンバータレンズを着脱可能に装着する例である。
繁雑を避けるため、これらの図において符号を共通化する。
図1〜4において、符号WCNは「ワイドコンバータレンズ」、符号MLNは「ズームレンズ」を示している。
主レンズであるズームレンズMLNは4群構成であり、物体側(図の左方)から、第1群G1、第2群G2、第3群G3、第4群G4を配してなる。
符号Sは「開口絞り」を示し、第2群G2と第3群G3との間に配置されている。
図1〜図4において、最上段の図は「短焦点端」のレンズ配置、中段の図は「中間焦点距離」のレンズ配置、下段の図は「長焦点遠端」のレンズ配置を示す。
また、上段と中段の図の間、中段と下段の図の間に描かれた矢印は、短焦点端から長焦点端への変倍に際しての第1群〜第4群G4と開口絞りSの変移の向きを示す。
上記各図において、図の右側に描かれた符号Fは「透明平行平板」を示す。
デジタルカメラ等「CCDやCMOSのような撮像素子を用いるカメラ装置」では、撮像素子の受光面に近接してローパスフィルタや赤外カットガラス等が設けられる。
また、固体撮像素子の受光面は「カバーガラス」で保護されている。
上記「透明平行平板」は、ローパスフィルタ等の各種フィルタや、カバーガラスを「これらに光学的に等価な透明平行平板」により仮想的に置き換えたものである。
実施例中においては「フィルタ等」と表記している。
フロント式ワイドコンバータは、主レンズの物体側に装着するため、最も物体側のレンズ位置が主レンズの入射瞳から遠くなり、光学系が大型化し易い。
ワイドコンバータレンズを「負・正の2枚のレンズ」で構成すると、光学系の大型化を防ぐために「負・正のレンズの主点間隔」を小さくする必要がある。
このため、負・正それぞれのレンズの屈折力を強める必要があるが、屈折力を強めると収差が多く発生し、良好な収差補正を得ることが困難となる。
また、大口径で広角な主レンズに装着すると、良好な収差補正がより困難となり、結像性能が低下し易い。
収差の良好な補正を実現するためには、ワイドコンバータレンズを4枚以上のレンズで構成することが考えられるが、小型化やコストの面から好ましくない。
特に「主レンズが大口径・広角である」と、レンズ径が大きくなるため顕著になる。
そこで、この発明においては、ワイドコンバータレンズを全3枚のレンズで構成した。
図1〜図4のように、ワイドコンバータレンズWCNは、物体側から像側(図の右方)に向かって順に、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3を配してなる。
第1レンズL1は、物体側に凸面を向けたメニスカス状の負レンズ、第2レンズL2は、物体側に凸面を向けたメニスカス状の負レンズである。
第3レンズL3は、物体側に凸面を向けた正レンズである。
ワイドコンバータレンズWCNは、前述の条件:
(1) -3.5 < (R2+R1) / (R2-R1) < -2.5
(2) 0.40 < d2 / D < 0.55
を満足する。
条件(1)は、第1レンズL1の形状を規定するものである。
条件(1)の上限値を超えると、第1面の曲率が弱くなり、広い画角を得ようとすると入射角が大きくなり、良好な軸外収差補正を得ることが困難となる。
また、第1レンズの大型化にも繋がる。
条件(1)の下限値を超えると、第1面と第2面の曲率が近くなり、第1レンズL1のパワーが弱くなり、第2レンズに負のパワーが偏ることになる。
このため、ワイドコンバータレンズの収差を補正する上で不利となる。
条件(2)は「ワイドコンバータ全系に対する第1レンズの大きさ」を規定する。
条件(2)の上限値を超えると、ワイドコンバータの全長が短くなるため、第2レンズL2及び第3レンズL3の「形状に対する自由度」が制限される。
このため、収差の良好な補正が困難となる。
条件(2)の下限値を超えると、ワイドコンバータレンズの全長が長くなり、第1レンズL1が大型化する上、各レンズ面の端を通る軸外光線の良好な収差補正が困難となる。
この発明のワイドコンバータレンズは、前記条件(1)、(2)と共に、以下の条件(3)〜(12)の1以上を満足することにより、より良好な性能を実現できる。
(3) 1.60 < na <1.75
(4) 50 < ν < 60
(5) 10 < ν12 - ν3 < 15
(6) -0.75 < f12 / f3 < -0.65
(7) 0.7 < (R6+R5) / (R6-R5) < 1.2
(8) 1.0 < f1 / f2 < 1.7
(9) 0.7 < R2 / R5 < 1.2
(10) -2.0 < (R4+R3) / (R4-R3) < -1.0
(11) 0.8 < R4 / R5 < 1.5
(12) 0.20 < d5 / D < 0.50 。
条件(3)〜(12)において、パラメータの各記号は以下の如く定義される。
「na」は、d線(波長λ=587.6 nm)に対する「第1または第2レンズの一方の材質の屈折率、「ν」は、第1または第2レンズの一方の材質のアッベ数である。
「ν12」は、第1レンズと第2レンズの材質のアッベ数の平均値、「ν3」は、第3レンズのアッベ数である。
「f12」は、第1および第2レンズの合成焦点距離、「f3」は、第3レンズの焦点距離である。
「Ri」は、物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径である。「f1」は、第1レンズの焦点距離、「f2」は、第2レンズの焦点距離である。
「d5」は、第3レンズの中心肉厚、「D」は、第1レンズの物体側面と第3レンズの像側面との間の光軸上の距離である。
条件(3)、(4)は、負レンズである第1または第2レンズの一方の材質の光学材料を規定するものである。
条件(3)を満足することにより、負レンズによる負のパワーを過不足なく得ることができ、正レンズ(第3レンズ)1枚でも良好な収差補正が十分に可能である。
条件(4)を満足することにより、負・負・正の3枚構成で「倍率色収差の補正」を容易にしている。
条件(3)、(4)は、負レンズである第1または第2レンズの一方が満足すれば良いが、より好ましくは、第1、第2レンズが共に、これらの条件(3),(4)を満足するのがよい。
条件(5)は、正レンズの光学材料を規定するものである。
条件(5)を満足する光学材料で第3レンズを構成することにより、ワイドコンバータレンズ装着時に、過不足なく色収差の良好な補正を得られる。
条件(6)は「第1レンズと第2レンズの合成焦点距離と第3レンズの焦点距離の比率」を規定するものである。
条件(6)の上限を超えると、ワイドコンバータレンズの倍率は小さくなるが、諸収差が大きくなり補正が困難となりやすい。
条件(6)の下限を超えると、ワイドコンバータレンズの倍率が大きくなりやすく、ワイドコンバータレンズの焦点距離縮小効果が小さくなり易い。
条件(7)は、正の第3レンズの形状を規定するものである。
条件(7)の上限値を超えると、第3レンズの「物体側レンズ面の曲率が強く」なり、球面収差がアンダーに発生しやすくなる。
条件(7)の下限値を超えると、第3レンズの「物体側レンズ面の曲率が弱く」なり、負レンズによって発生した収差の良好な補正が困難となりやすい。
条件(8)は、負レンズのパワー配分を規定するものである。
条件(8)の範囲を超えると、第1、第2レンズのどちらかに負のパワーが偏り、収差補正が困難となりやすい。
条件(9)は、第1レンズの「像側レンズ面の曲率」と第3レンズの「物体側レンズ面の曲率」の比率を規定するものである。
条件(9)の範囲を超えると、第1レンズの像側レンズ面と第3レンズの物体側レンズ面でやりとりしている収差をバランスよく補正することが困難になりやすい。
条件(10)は、第2レンズの形状を規定するものである。
条式(10)を満足することでバランスの良い収差補正が容易になる。
条件(11)は、第2レンズの「像側レンズ面の曲率」と第3レンズの「物体側レンズ面の曲率」の比率を規定するものである。
条件(11)の範囲を超えると「第2レンズの像側レンズ面と第3レンズの物体側レンズ面でやりとりしている収差」のバランスよい補正が困難となりやすい。
条件(12)は「ワイドコンバータレンズ全系に対する第3レンズの大きさ」を規定するものである。
条件(12)の上限値を超えると、第3レンズの厚さが厚くなり、ワイドコンバータレンズが巨大化し易い。
または、第2レンズ、第3レンズの形状の自由度が減り、良好な収差補正が困難となりやすい。
条件(12)の下限値を超えると、物体側の負レンズで発生する諸収差を第3レンズで補正する効果が減じ、収差補正の上で不利となりやすい。
以下、具体的な実施例を4例挙げる。
実施例における記号の意味は以下の通りである。
f:全系の焦点距離
F :Fナンバ
ω:半画角
R :曲率半径
D :面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
φ:最大有効光線径
K :非球面の円錐定数
A4:4次の非球面係数
A6:6次の非球面係数
A8:8次の非球面係数
A10:10次の非球面係数 。
「非球面」は、近軸曲率半径の逆数(近軸曲率):C、光軸からの高さ:H、円錐乗数:K、非球面係数:A4,A6・・を用いて、周知の次式で表される。
X = CH2/[1+√(1-(1+K)C2H2)]+A4・H4 + A6・H6 + A8・H8 + A10・H10
なお、実施例1〜4において、主レンズとして用いるズームレンズMLNは、同一である。先ず、このズームレンズMLNのデータを表1に挙げる。
Figure 2014048590
「可変量」
ズームレンズMLNにおける可変量のデータを表2に挙げる。
Figure 2014048590
「非球面データ」
ズームレンズMLNの非球面(表1において「*」印を付した面)のデータを表3に挙げる。
Figure 2014048590
以下、ワイドコンバータレンズの実施例を挙げる。
「実施例1」
実施例1のデータを表4に挙げる。
Figure 2014048590
「可変量」
可変量のデータを表5に挙げる。
Figure 2014048590
表5において、「D0」は、ワイドコンバータレンズWCNの最も像側のレンズ面と、ズームレンズMLNの最も物体側のレンズ面の光軸上の間隔である。
また、「ω」は半画角である。以下の実施例2〜4においても同様である。
各条件のパラメータの値を表6に挙げる。
Figure 2014048590
図5〜図7に順次、前記主レンズに実施例1のワイドコンバータを装着した時の、短焦点端・中間焦点距離・長焦点端における収差曲線図を示す。
「球面収差」の図中の破線は正弦条件を表す。また、「非点収差」の図中の実線はサジタル、破線はメリディオナルを表す。以下の他の実施例の収差図においても同様である。
また「g」はg線、「d」はd線に関するものであることを示す。他の実施例の収差図においても同様である。
「実施例2」
実施例2のデータを表7に挙げる。
Figure 2014048590
「可変量」
可変量のデータを表8に挙げる。
Figure 2014048590
各条件のパラメータの値を表9に挙げる。
Figure 2014048590
図8〜図10に順次、前記主レンズに実施例2のワイドコンバータを装着した時の、短焦点端・中間焦点距離・長焦点端における収差曲線図を示す。
「実施例3」
実施例3のデータを表10に挙げる。
Figure 2014048590
「可変量」
可変量のデータを表11に挙げる。
Figure 2014048590
各条件のパラメータの値を表12に挙げる。
Figure 2014048590
図11〜図13に順次、前記主レンズに実施例3のワイドコンバータを装着した時の、短焦点端・中間焦点距離・長焦点端における収差曲線図を示す。
「実施例4」
実施例4のデータを表13に挙げる。
Figure 2014048590
「可変量」
可変量のデータを表14に挙げる。
Figure 2014048590
各条件のパラメータの値を表15に挙げる。
Figure 2014048590
図14〜図16に順次、前記主レンズに実施例4のワイドコンバータを装着した時の、短焦点端・中間焦点距離・長焦点端における収差曲線図を示す。
上記の如く、各実施例の収差は十分に補正され、大口径・広角な主レンズに取り付けることが可能となっている。
この発明のようにワイドコンバータを構成することで、非常に良好な像性能を確保しえる。
WCN ワイドコンバータレンズ
MLN 主レンズ(ズームレンズ)
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
特開平4−116511号公報 特許第2997026号公報 特許第4557355号公報 特開2006−84736号公報

Claims (10)

  1. 主レンズの物体側に着脱可能に装着されるワイドコンバータレンズであって、
    物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第1レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第2レンズと、物体側に凸面を向けた正の第3レンズを配してなり、
    物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径:Ri、第1レンズの像側面と第2レンズの物体側面との間の光軸上の距離:d2、第1レンズの物体側面と第3レンズの像側面との間の光軸上の距離:Dが、条件:
    (1) -3.5 < (R2+R1) / (R2-R1) < -2.5
    (2) 0.40 < d2 / D < 0.55
    を満足することを特徴とするワイドコンバータレンズ。
  2. 請求項1記載のワイドコンバータレンズにおいて、
    第1または第2レンズの一方の材質のd線(波長λ=587.6nm)に対する屈折率:na、第1または第2レンズの一方の材質のアッベ数:νが、条件:
    (3) 1.60 < na <1.75
    (4) 50 < ν < 60
    を満足することを特徴とするワイドコンバータレンズ。
  3. 請求項1または2記載のワイドコンバータレンズにおいて、
    第1レンズと第2レンズの材質のアッベ数の平均値:ν12、第3レンズの材質のアッベ数:ν3が、条件:
    (5) 10 < ν12 - ν3 < 15
    を満足することを特徴とするワイドコンバータレンズ。
  4. 請求項1〜3の任意の1に記載のワイドコンバータレンズにおいて、
    第1レンズと第2レンズの合成焦点距離:f12、第3レンズの焦点距離:f3が、条件:
    (6) -0.75 < f12 / f3 < -0.65
    を満足することを特徴とするワイドコンバータレンズ。
  5. 請求項1〜4の任意の1に記載のワイドコンバータレンズにおいて、
    物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径:Riが、条件:
    (7) 0.7 < (R6+R5) / (R6-R5) < 1.2
    を満足することを特徴とするワイドコンバータレンズ。
  6. 請求項1〜5の任意の1に記載のワイドコンバータレンズにおいて、
    第1レンズの焦点距離:f1、第2レンズの焦点距離:f2が、条件:
    (8) 1.0 < f1 / f2 < 1.7
    を満足することを特徴とするワイドコンバータレンズ。
  7. 請求項1〜6の任意の1に記載のワイドコンバータレンズにおいて、
    物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径:Riが、条件:
    (9) 0.7 < R2 / R5 < 1.2
    を満足することを特徴とするワイドコンバータレンズ。
  8. 請求項1〜7の任意の1に記載のワイドコンバータレンズにおいて、
    物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径:Riが、条件:
    (10) -2.0 < (R4+R3) / (R4-R3) < -1.0
    を満足することを特徴とするワイドコンバータレンズ。
  9. 請求項1〜8の任意の1に記載のワイドコンバータレンズにおいて、
    物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径:Riが、条件:
    (11) 0.8 < R4 / R5 < 1.5
    を満足することを特徴とするワイドコンバータレンズ。
  10. 請求項1〜9の任意の1に記載のワイドコンバータレンズにおいて、
    第3レンズの中心肉厚:d5、第1レンズの物体側面と第3レンズの像側面との間の光軸上の距離:Dが、条件:
    (12) 0.20 < d5 / D < 0.50
    を満足することを特徴とするワイドコンバータレンズ。
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